JP2001264563A - 石英系光導波路及びその製造方法 - Google Patents
石英系光導波路及びその製造方法Info
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Abstract
に結晶が発生しないようにし、かつコア導波路の高密度
配列を可能にした偏波依存性に小さい石英系光導波路を
得る。 【解決手段】 石英ガラス等からなる基板1上にコア導
波路2を設け、コア導波路2を設けた基板1上にP2O5
及びB2O3が添加された石英系ガラスからなる上部クラ
ッド部3を形成するに際し、上部クラッド部3の基板1
及びコア導波路2に接する部分に、P2O5の濃度が高く
なった偏析層3aを形成する。偏析層3aのP2O5によ
る上部クラッド部3の偏析層以外の部分3bに対する屈
折率の上昇分の少なくとも一部を、偏析層3aにおいて
添加されたB2O3の添加量を増加させるか又は別の屈折
率低下用ドーパント例えばフッ素の添加することによっ
て屈折率の低下させて相殺する。
Description
される基板上にコア導波路と上部クラッド部を設けた石
英系光導波路及びその製造方法に関する。
面矩形又は正方形のGeO2等の屈折率上昇用ドーパン
トが添加された石英系ガラスからなる屈折率の比較的高
いコア導波路を設け、そのコア導波路を覆うように基板
上にコア導波路よりも屈折率の低い石英系ガラスからな
る上部クラッド部を形成した石英系光導波路は良く知ら
れている。また、この石英系光導波路の上部クラッド部
は、通常火炎堆積法によってコア導波路を設けた基板上
に石英系ガラス微粒子を堆積させて多孔質ガラス層を形
成し、それを焼結して透明化することによって製造して
いる。
ってコア導波路が変形をしないようにするため、上部ク
ラッド部の軟化温度がコア導波路の軟化温度よりも低く
なるように、上部クラッド部では、SiO2にP2O5、
B2O3等のドーパントを軟化温度を低下させるために添
加している。なお、上部クラッド部の屈折率はコア導波
路の屈折率よりも低くして基板の屈折率と同程度の屈折
率にする必要があるので、P2O5の屈折率上昇効果とB
2O3の屈折率低下効果とで打ち消し合うようにしてい
る。
路を取り囲む基板及び上部クラッド部の熱膨張係数の差
によって、コア導波路に異方性の熱歪みが発生し、偏波
依存性が生じる。石英系光導波路で構成された光波長合
分波器においては、その偏波依存性によって合分波特性
が変化するので、出来るだけ偏波依存性の少ない石英系
光導波路が求められている。特開平6−27342号公
報、特開平7−318734号公報には、石英系光導波
路の偏波依存性を少なくする方法が記載されている。
方法は、上部クラッド部のP2O5及びB2O3の総ドープ
量を1〜3%にすることによって偏波依存性を少なくし
ようとするものである。また、特開平7−318734
号公報に記載された方法は、基板及びコア導波路と上部
クラッド部との境界面にコア導波路の屈折率よりも小さ
くかつ基板の屈折率と同じかそれ以上の屈折率を有する
薄膜ガラス層を形成することによって偏波依存性を少な
くしようとするものである。
6−27342号公報に記載されたように上部クラッド
部のP2O5及びB2O3の総ドープ量を低減させると、コ
ア導波路と上部クラッド部との界面に結晶が発生するこ
とがある。この結晶の発生は光導波路としての伝送損失
に大きな悪影響をもたらすので避ける必要がある。ま
た、特開平7−318734号公報に記載された方法で
は、薄膜ガラス層の屈折率が上部クラッド部の屈折率よ
りも大きくなる。従って、薄膜ガラス層の厚さが大きい
と光導波路のおいて複数のコア導波路を平行して狭い間
隔で配置することが出来ず、光導波路の全体の大きさを
小さくすることが困難である。また、薄膜ガラス層の屈
折率を下げようとしてP2O5の濃度を下げるとコア導波
路との界面に結晶が発生することがある。
即ちコア導波路と上部クラッド部の界面に発生する結晶
を無くし、かつコア導波路と上部クラッド部との界面に
屈折率が上部クラッド部の他の部分よりも大きな薄膜層
が出来ないようにしてコア導波路の高密度配列を可能に
した偏波依存性の小さい光導波路及びその製造方法を提
供するものである。
は、基板上にコア導波路が形成され、該コア導波路を覆
うように前記基板上に屈折率低下用ドーパント及び屈折
率上昇用ドーパントが添加された石英系ガラスからなる
上部クラッド部が形成された石英系光導波路であって、
前記上部クラッド部の前記基板及び前記コア導波路に接
する部分に、前記屈折率上昇用ドーパントの濃度が高く
なった偏析層が形成されており、前記屈折率上昇用ドー
パントによる前記上部クラッド部の偏析層以外の部分に
対する該偏析層の屈折率の上昇分の少なくとも一部は、
該偏析層において添加された前記屈折率低下用ドーパン
トの添加量の増加又は/及び別の屈折率低下用ドーパン
トの添加による屈折率の低下によって相殺されているも
のである。
コア導波路に接する部分には屈折率上昇用ドーパントの
濃度が高くなった偏析層が形成されているので、結晶の
発生を抑制することが出来る。また、その偏析層の屈折
率の上昇分の少なくとも一部は、屈折率低下用ドーパン
トの添加量の増加又は/及び別の屈折率低下用ドーパン
トの添加による屈折率の低下によって相殺されているの
で、上部クラッド部のコア導波路に接する部分の屈折率
は上部クラッド部の他の部分とあまり変わらないものと
することが可能で、複数本のコア導波路を平行に狭い間
隔で高密度配列を行なっても互いに伝送光が干渉するこ
とは少なくなる。
して製造することが出来る。まず、基板上にコアガラス
膜を形成した後、該コアガラス膜からフォトリソグラフ
ィ及び反応性イオンエッチング等によって横断面が矩形
又は正方形のコア導波路を形成する。そして、該コア導
波路が形成された基板を500℃〜700℃の温度に維
持しながら該コア導波路を覆うように前記基板上に火炎
堆積法にて屈折率低下用ドーパント及びP2O5を添加し
た石英ガラスからなるガラス微粒子を堆積させることに
よって、基板及びコア導波路と接する部分にP2O5が偏
析して濃度の高くなった偏析層を有する多孔質ガラス層
を形成する。
囲気中で加熱することによってフッ素を添加し前記偏析
層のP2O5の偏析による屈折率の上昇分をフッ素の偏析
による屈折率の低下によって相殺し、続いて該多孔質ガ
ラス層を焼結して透明ガラス化された上部クラッド部と
する。また、偏析層のP2O5の偏析による屈折率の上昇
をフッ素による屈折率低下で相殺する代わりに、その部
分の屈折率低下用ドーパントの原料供給量を調整してそ
のドーパントの添加量を増加させることによって、P2
O5の偏析による屈折率の上昇分を屈折率低下用ドーパ
ントの添加量の増加によって相殺することも出来る。ま
た、フッ素による相殺と屈折率低下用ドーパントの添加
量の増加による相殺の両方を併せることによってP2O5
偏析層の偏析による屈折率の上昇の全部を相殺するよう
にしても良い。
の実施形態を示す横断面図であって、1は基板、2はコ
ア導波路、3は上部クラッド部、3aは偏析層、3bは
上部クラッド部の偏析層以外の部分である。基板1は、
石英ガラス又はシリコンからなる平板又はそれらの平板
の表面にSiO2ガラス膜を形成した平板である。コア
導波路2は、基板1上にGeO2等の屈折率を上昇させ
るドーパントを含んだ石英ガラスからなるコアガラス膜
をプラズマCVD法、火炎堆積法等によって形成し、そ
のコアガラス膜からフォトリソグラフィー及び反応性イ
オンエッチングによって横断面が矩形又は正方形の長手
方向に延びる回路として形成したものである。
を覆うように基板1上に形成した石英ガラスを主成分と
するガラス層であって、その屈折率はコア導波路2の屈
折率よりも低く基板1の屈折率とほぼ同等になってい
る。上部クラッド部3は、コア導波路2を覆うように基
板1上に火炎堆積法にてB2O3等の屈折率低下用ドーパ
ントとP2O5等の屈折率上昇用ドーパントを含んだ石英
ガラスからなるガラス微粒子を堆積させて多孔質ガラス
層を形成し、多孔質ガラス層を焼結して透明ガラス化す
ることによって製造する。また、多孔質ガラス層の形成
は、CVD法、プラズマCVD法によることも可能であ
る。
コア導波路2を設けた基板1を500℃〜700℃に加
熱した状態で上記のガラス微粒子の堆積を行なうことに
よって、基板及びコア導波路に接する部分に屈折率上昇
用ドーパントであるP2O5の濃度が他の部分よりも高く
なった偏析層を有する多孔質ガラス層が形成される。な
おこの時、屈折率上昇用ドーパントであるP2O5は部分
的に濃度が高くなった偏析層が出来るが、屈折率低下用
ドーパントであるB2O3の濃度は一様で偏析を起こさな
い。
び偏析層の厚さは、原料ガスの供給量及び基板の加熱温
度によって調整することが出来る。また、基板1上への
多孔質ガラス層の形成に当たって用いられるターンテー
ブルの全体又はその主要部分をシリコンで形成し、基板
1をシリコンからなるホルダで支持してそれを回転する
ターンテーブルのシリコンで形成された部分の上に載置
して、ターンテーブルの下側に配置したヒータで加熱す
ることとすれば、シリコンの良好な熱伝導性によって、
基板が均一に加熱されるので、P2O5の偏析層の濃度及
び厚さを均一なものとすることが出来る。
基板をSiF4、ヘリウムガスを含むフッ素ガス雰囲気
中で加熱する。そうすると多孔質ガラス層の中にフッ素
が取り込まれる。そうしておいて、SiF4の供給を停
めてヘリウムガスだけにして加熱を続け、多孔質ガラス
層を透明ガラス化して上部クラッド部3とする。これに
よって、上部クラッド部の表面付近に一旦入ったフッ素
は、ヘリウムガス雰囲気での加熱中に上部クラッド部の
表面から出るので、上部クラッド部の表面よりも遠い部
分であるP2O5の偏析層部分のフッ素濃度を高め、その
他の部分のフッ素濃度を低くしてフッ素も偏析させるこ
とが出来る。
1及びコア導波路2に接する部分にP2O5の濃度が高く
なった厚さ1.5μm〜5μm程度の偏析層3aを形成
する。また、フッ素濃度及びフッ素が偏析した部分の厚
さは、フッ素ガス雰囲気のSiF4の濃度及びSiF4存
在下、不存在下での加熱温度、加熱時間の調整によっ
て、それらの調整を行なうことが出来るので、そのよう
にしてその厚さをP2O5の偏析層の厚さに合せる。ま
た、P2O5偏析層のP2O5の濃度は1重量%〜15重量
%とし、そこでのフッ素の濃度は、P2O5による屈折率
の上昇分をB2O3及びそのフッ素による屈折率の低下に
よって打ち消すのに十分な程度とする。
ド部の各ドーパントの濃度の分布と各ドーパントによる
屈折率の変化を説明するグラフである。縦軸は上部クラ
ッド部における基板又はコア導波路からの距離を示し、
横軸は図2(A)の場合はドーパント濃度を、図2
(B)の場合は屈折率変化を示す。上部クラッド部の基
板又はコア導波路に近い部分には偏析層が出来ており、
偏析層では他の部分に比較してP2O5及びフッ素の濃度
は高くなっている。また、B2O3の濃度は他の部分と変
わらない。
分では+側に大きく、それ以外の部分では+側に少し変
化する。フッ素によって屈折率は、偏析層部分では−側
に大きく、それ以外の部分では−側に少し変化する。ま
た、B2O3によって屈折率は、一様に−側に変化する。
P2O5、フッ素、B2O3を合わせた屈折率の変化は、偏
析層部分及びそれ以外の部分でそれぞれほぼ零となるよ
うにそれぞれのドーパント濃度を調整する。
くなった偏析層の屈折率の他の部分の屈折率に対する上
昇分をフッ素の偏析によって相殺し、上部クラッド部全
体のP2O5による屈折率の上昇をB2O3とフッ素の添加
によって相殺する方法を示したが、フッ素を使わずにB
2O3だけで偏析層の屈折率を相殺することも可能であ
る。
積法で多孔質ガラス層を形成するに当たって、B2O3を
生成する原料ガスの供給量を当初は多く途中で減少させ
ることによってB2O3の添加量を変化させ、P2O5の偏
析層でのB2O3の添加量を他の部分でのB2O3の添加量
よりも増量する。これによって、P2O5の偏析層でのP
2O5の濃度が高くなっていることに伴う屈折率の上昇分
をB2O3の添加量の増加に伴う屈折率の低下によって相
殺することが出来る。
上部クラッド部の各ドーパントの濃度の分布と各ドーパ
ントによる屈折率の変化を説明するグラフである。縦軸
は上部クラッド部における基板又はコア導波路からの距
離を示し、横軸は図3(A)の場合はドーパント濃度
を、図3(B)の場合は屈折率変化を示す。上部クラッ
ド部の基板又はコア導波路に近い部分にはP2O5の偏析
層が出来ており、偏析層では他の部分に比較してP2O5
及びB2O3の濃度が高くなっている。
2O5によって屈折率は、偏析層部分では+側に大きく、
それ以外の部分では+側に少し変化する。そして、B2
O3によって屈折率は、偏析層部分では−側に大きく、
それ以外の部分では−側に少し変化させる。P2O5、B
2O3を合わせた屈折率の変化は、偏析層部分及びそれ以
外の部分でそれぞれほぼ零となるようにそれぞれのドー
パント濃度を調整する。
ッ素の添加又はB2O3の増量によってそれぞれ単独で相
殺することも出来るが、フッ素の添加及びB2O3の増量
を併せて行い、フッ素及びB2O3の両方でもってP2O5
の偏析層の屈折率変化を相殺し、偏析層の屈折率を上部
クラッド部の他の部分の屈折率とほぼ同等にすることも
可能である。また、フッ素の添加は熱膨張係数を下げる
方向に作用し、上部クラッド部と基板との熱膨張係数の
差を小さくするので、熱歪み発生に伴う偏波依存性が小
さくなるという更なる効果を奏することが出来る。
上部クラッド部と基板及びコア導波路との界面における
結晶の成長に影響することが分かった。図4は、偏析層
のP 2O5の濃度と結晶の発生個数の関係を示すグラフで
ある。これによれば、P2O5偏析層におけるP2O5の濃
度を1重量%以上にすると結晶の発生個数を零にするこ
とが出来る。なお、結晶の発生を抑えるためのP2O5の
偏析層の厚さは幾らでも良いが、製造の容易性から1.
5μm以上が好ましい。また、図5は、P2O5偏析層の
厚さとTE偏波・TM偏波における透過中心波長のずれ
(PDλ)との関係を示すグラフである。これによると
偏析層の厚さが小さいほど、PDλは小さくなり、偏波
依存性は良くなる。また、偏析層の厚さが5μm以下な
ら、PDλは0.03nm以下であり実用上は支障は生
じない。
は、基板1のそれ以外の部分より、少なくとも偏析層3
aの厚みだけ突出させると好都合である。この様にする
と、コア導波路近くにあって、P2O5濃度の大きな部分
が、さらに減少するので、コア導波路を取り囲む基板及
び上部クラッド部の熱膨張係数の差に基づくコア導波路
に異方性の熱歪みによる偏波依存性をさらに抑制するこ
とが出来る。
製作した。厚さ0.5mm、直径10cmの石英ガラス
からなる基板上に、プラズマCVD法にてGeO2をド
ープしたSiO2からなるコアガラス膜を形成した。コ
アガラス膜の厚さは6μm、石英ガラス基板との比屈折
率差は0.75%であった。そのコアガラス膜からフォ
トリソグラフィー及び反応性イオンエッチングによって
アレイ導波型合分波器(AWG)の回路からなるコア導
波路を作成した。
シリコンからなるホルダにて把持し、それをターンテー
ブルのシリコンで形成された部分の上に載置して、ター
ンテーブルの下側に配置したヒータでターンテーブルを
600℃に加熱し回転させながら、基板上に火炎堆積法
にてP2O5及びB2O3をドープしたSiO2からなる多
孔質ガラス層を形成した。次に、多孔質ガラス層が形成
された基板を焼結炉内に入れてSiF4/ヘリウムガス
の混合ガスを流しながらその雰囲気下で1000℃で1
時間加熱した。その後、SiF4の供給を停止し、ヘリ
ウムガスのみを流しながらその雰囲気下で1300℃で
1時間加熱し、多孔質ガラス層を透明ガラス化した。
厚さ30μmの上部クラッド部が形成されたアレイ導波
型合分波器(AWG)の回路を有する石英系光導波路を
得た。その石英系光導波路の上部クラッド部とコア導波
路との界面に結晶の成長が見られるか調べたが結晶の成
長は無かった。また、石英系光導波路の一部を切断して
上部クラッド部の各ドーパント濃度の測定を行なった。
その結果、上部クラッド部の基板及びコア導波路に接す
る部分には、P2O5の濃度が高くなった偏析層が出来て
おり、その厚さは4μm、P2O5の濃度は1.8重量%
であった。また、同じ箇所にフッ素の偏析層も出来てお
り、その厚さは4μm、フッ素の濃度は0.5重量%で
あった。また、偏析層以外の部分ではP2O5の濃度は
1.2重量%、フッ素の濃度は0.1重量%以下であっ
た。なお、B2O3の濃度は、上部クラッド部全体にわた
って1.5重量%で偏析はしていなかった。
G)の回路を有する石英系光導波路について、光学特性
を評価したところ、挿入損失は3dB〜4dB、クロス
トークは−28dB〜−35dB、TE偏波・TM偏波
における透過中心波長のずれ(PDλとも呼ばれる)は
0.015nmで非常に良好な値であった。
を製作した。厚さ1.0mm、直径10cmのシリコン
からなる平板上にプラズマCVD法にてSiO2からな
るガラス膜を形成したものを基板として使用し、その基
板上に、プラズマCVD法にてGeO2をドープしたS
iO2からなるコアガラス膜を形成した。コアガラス膜
の厚さは6μm、石英ガラス基板との比屈折率差は0.
75%であった。そのコアガラス膜からフォトリソグラ
フィー及び反応性イオンエッチングによってアレイ導波
型合分波器(AWG)の回路からなるコア導波路を作成
した。
シリコンからなるホルダにて把持し、それをターンテー
ブルのシリコンで形成された部分の上に載置して、ター
ンテーブルの下側に配置したヒータでターンテーブルを
500℃に加熱し回転させながら、基板上に火炎堆積法
にてP2O5及びB2O3をドープしたSiO2からなる多
孔質ガラス層を形成した。その際、コア導波路及び基板
付近ではB2O3の添加濃度が高くなるように最初のバー
ナトラバース4回分はB原料投入量をそれ以降のバーナ
トラバース40回分のB原料投入量の8倍に設定した。
次に、多孔質ガラス層が形成された基板を焼結炉内に入
れてヘリウムガス雰囲気下で1100℃で2時間加熱
し、多孔質ガラス層を透明ガラス化し上部クラッド部と
した。
厚さ30μmの上部クラッド部が形成されたアレイ導波
型合分波器(AWG)の回路を有する石英系光導波路を
得た。その石英系光導波路の上部クラッド部とコア導波
路及び基板との界面に結晶の成長が見られるか調べたが
結晶の成長は無かった。また、石英系光導波路の一部を
切断して上部クラッド部の各ドーパント濃度の測定を行
なった。その結果、上部クラッド部の基板及びコア導波
路に接する部分には、P2O5の濃度が高くなった偏析層
が出来ており、その厚さは約5μm、P2O5の濃度は1
0重量%であった。また、コア導波路及び基板に近い側
ではB2O3の濃度も高くなっておりその部分でのB2O3
濃度は15重量%、その部分の厚さは約5μmであっ
た。また、その他の部分でのP2O5濃度は8重量%、B
2O3濃度は12重量%であった。
G)の回路を有する石英系光導波路について、光学特性
を評価したところ、挿入損失は3dB〜4dB、クロス
トークは−25dB〜−32dB、TE偏波・TM偏波
における透過中心波長のずれ(PDλとも呼ばれる)は
0.03nmで実用上良好な値であった。
製造した。基板上への多孔質ガラス層の形成までは、実
施例1と同じとした。多孔質ガラス層を形成した基板を
焼結炉内に入れて、ヘリウムガス雰囲気として1300
℃で1時間加熱し、多孔質ガラス層を透明ガラス化し
た。それによってコア導波路を覆って基板上に厚さ30
μmの上部クラッド部が形成されたアレイ導波型合分波
器(AWG)の回路を有する石英系光導波路を得た。そ
の石英系光導波路の上部クラッド部とコア導波路との界
面に結晶の成長が見られるか調べたが結晶の成長は無か
った。
部クラッド部の各ドーパント濃度の測定を行なった。そ
の結果、上部クラッド部の基板及びコア導波路に接する
部分には、P2O5の濃度が高くなった偏析層が出来てお
り、その厚さは4μm、P2O5の濃度は1.8重量%で
あった。また、偏析層以外の部分ではP2O5の濃度は
1.2重量%、であった。なお、B2O3の濃度は、上部
クラッド部全体にわたって1.5重量%で偏析はしてい
なかった。
G)の回路を有する石英系光導波路について、光学特性
を評価したところ、挿入損失は3dB〜4dB、クロス
トークは−20dB〜−27dB、TE偏波・TM偏波
における透過中心波長のずれ(PDλとも呼ばれる)は
0.04nmで、実施例1及び実施例2に比べるとクロ
ストーク、透過中心波長のずれ共に大きかった。
製造した。基板上へのコア導波路の形成までは実施例1
と同じとした。また、基板上への多孔質ガラス層の形成
に当たっては、ターンテーブルの加熱温度を300℃と
したほかは、実施例1と同じとした。また、多孔質ガラ
ス層を形成した基板を焼結炉内に入れて、ヘリウムガス
雰囲気として1300℃で1時間加熱し、多孔質ガラス
層を透明ガラス化した。それによってコア導波路を覆っ
て基板上に厚さ30μmの上部クラッド部が形成された
アレイ導波型合分波器(AWG)の回路を有する石英系
光導波路を得た。
ア導波路との界面調べたところ、結晶の点在が見られ
た。また、石英系光導波路の一部を切断して上部クラッ
ド部の各ドーパント濃度の測定を行なった。その結果、
上部クラッド部全体にわたってP2O5の濃度は1.3重
量%で偏析はしていなかった。また、B2O3の濃度は、
上部クラッド部全体にわたって1.5重量%で偏析はし
ていなかった。また、そのアレイ導波型合分波器(AW
G)の回路を有する石英系光導波路について、光学特性
を評価したところ、挿入損失は5dB〜8dB、クロス
トークは−15dB〜−20dBで光学特性は実施例1
及び実施例2に比べてかなり劣っていた。また、比較例
1と比較しても良くなかった。
ア導波路を覆うように設けた上部クラッド部の基板及び
コア導波路に接する部分に、屈折率上昇用ドーパントの
濃度が高くなった偏析層を形成し、その偏析層の偏析層
以外の部分に対する屈折率の上昇分の少なくとも一部
を、偏析層において添加された屈折率低下用ドーパント
の添加量の増加又は/及び別の屈折率低下用ドーパント
の添加による屈折率の低下によって相殺したものである
ので、上部クラッド部の偏析層の屈折率をその他の部分
と同じ程度に低下させることが出来る。従って、偏析層
による屈折率の高さは緩和されるので、コア導波路の間
隔が狭くても回路間の干渉が起こり難くなる。
て、コア導波路を取り囲む基板及び上部クラッド部の熱
膨張係数の差に基づくコア導波路に異方性の熱歪みによ
る偏波依存性を抑制することが出来、更に上部クラッド
部とコア導波路の界面での結晶の成長を抑制して伝送損
失の小さい光導波路とすることが出来る。また、P2O5
偏析層の屈折率上昇分をフッ素添加によって相殺するこ
とにすれば、フッ素の添加は熱膨張係数を下げる方向に
作用し、上部クラッド部と基板との熱膨張係数の差を小
さくするので、熱歪み発生に伴う偏波依存性が更に小さ
くすることが出来る。
面図である。
分をフッ素の添加で相殺する場合の、上部クラッド部の
各ドーパントの濃度の分布と各ドーパントによる屈折率
の変化を説明するグラフである。
分をB2O3の増量で相殺する場合の、上部クラッド部の
各ドーパントの濃度の分布と各ドーパントによる屈折率
の変化を説明するグラフである。
を示すグラフである。
ける透過中心波長のずれ(PDλ)との関係を示すグラ
フである。
Claims (8)
- 【請求項1】 基板上にコア導波路が形成され、該コア
導波路を覆うように前記基板上に屈折率低下用ドーパン
ト及び屈折率上昇用ドーパントが添加された石英系ガラ
スからなる上部クラッド部が形成された石英系光導波路
において、前記上部クラッド部の前記基板及び前記コア
導波路に接する部分に、前記屈折率上昇用ドーパントの
濃度が高くなった偏析層が形成されており、前記屈折率
上昇用ドーパントによる前記上部クラッド部の偏析層以
外の部分に対する該偏析層の屈折率の上昇分の少なくと
も一部は、該偏析層において添加された前記屈折率低下
用ドーパントの添加量の増加又は/及び別の屈折率低下
用ドーパントの添加による屈折率の低下によって相殺さ
れていることを特徴とする石英系光導波路。 - 【請求項2】 前記屈折率上昇用ドーパントはP2O5で
あって、前記屈折率低下用ドーパントはB2O3であっ
て、前記別の屈折率低下用ドーパントはフッ素であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の石英系光導波路。 - 【請求項3】 前記偏析層におけるP2O5の添加濃度は
1重量%以上、15重量%以下であって、偏析層の厚さ
は1.5μm以上、5μm以下であることを特徴とする
請求項2に記載の石英系光導波路。 - 【請求項4】 前記基板の前記コア導波路に接する部分
は、前記基板のそれ以外の部分より、少なくとも偏析層
の厚みだけ突出していることを特徴とする請求項1ない
し3のいずれかに記載の石英系光導波路。 - 【請求項5】 横断面が矩形又は正方形のコア導波路が
上に形成された基板を500℃〜700℃の温度に維持
しながら該コア導波路を覆うように前記基板上に火炎堆
積法にて屈折率低下用ドーパント及びP2O5を添加した
石英ガラスからなるガラス微粒子を堆積させることによ
って、基板及びコア導波路と接する部分にP2O5が偏析
して濃度の高くなった偏析層を有する多孔質ガラス層を
形成し、しかる後該多孔質ガラス層をフッ素ガス雰囲気
中で加熱することによって前記偏析層のP2O5の偏析に
よる屈折率の上昇分の少なくとも一部をフッ素の偏析に
よる屈折率の低下によって相殺し、続いて該多孔質ガラ
ス層を焼結して透明ガラス化した上部クラッド部となす
ことを特徴とする石英系導波路の製造方法。 - 【請求項6】 横断面が矩形又は正方形のコア導波路が
上に形成された基板を500℃〜700℃の温度に維持
しながら該コア導波路を覆うように前記基板上に火炎堆
積法にて屈折率低下用ドーパント及びP2O5を添加した
石英ガラスからなるガラス微粒子を堆積させることによ
って、基板及びコア導波路と接する部分にP2O5が偏析
して濃度が高くなった偏析層を有する多孔質ガラス層を
形成し、かつその間において前記屈折率低下用ドーパン
トの原料ガス供給量を調整することによって前記偏析層
での屈折率低下用ドーパントの添加量を他の部分に比べ
て増加させ、しかる後該多孔質ガラス層を焼結して透明
ガラス化して前記P2O5の偏析による偏析層における屈
折率の上昇分の少なくとも一部を屈折率低下用ドーパン
トの添加量の増加による屈折率の低下によって相殺した
偏析層を有する上部クラッド部となすことを特徴とする
石英系導波路の製造方法。 - 【請求項7】 前記屈折率低下用ドーパントは、B2O3
であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の
石英系導波路の製造方法。 - 【請求項8】 前記コア導波路が形成された基板の50
0℃〜700℃の温度での維持は、該基板をシリコンか
らなるホルダにて保持し、該ホルダを回転するターンテ
ーブルのシリコンで形成された部分の上に載置して該タ
ーンテーブルの下に配置したヒータにて加熱することに
よって行なうことを特徴とする請求項5又は請求項6に
記載の石英系導波路の製造方法。
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