JP2001264081A - 地図表示携帯端末 - Google Patents

地図表示携帯端末

Info

Publication number
JP2001264081A
JP2001264081A JP2000078978A JP2000078978A JP2001264081A JP 2001264081 A JP2001264081 A JP 2001264081A JP 2000078978 A JP2000078978 A JP 2000078978A JP 2000078978 A JP2000078978 A JP 2000078978A JP 2001264081 A JP2001264081 A JP 2001264081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
map
time
variable
timer
current position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000078978A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriko Okuya
紀子 奥谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000078978A priority Critical patent/JP2001264081A/ja
Publication of JP2001264081A publication Critical patent/JP2001264081A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予約時に、地図タイプを指定する必要のない
携帯地図表示端末を提供する。 【解決手段】 地図表示携帯端末は、大別して、操作部
20と、現在位置を取得する現在位置取得手段30と、
現在位置取得手段30より取得した現在位置をパラメー
タとして、地図提供サービスにアクセスし、該地図提供
サービスより送信される地図データを受信するための通
信手段40と、該通信手段40より取得した地図データ
を表示する表示手段10とから構成される。操作部20
から現在位置を取得する少なくとも2つの時刻を指示
し、それぞれの時刻となった時点の現在位置を現在位置
取得手段30が取得する。前記2つの時刻に取得した位
置の2点間距離を地図提供サービスアクセスパラメータ
とし、取得する地図タイプを決定し、通信手段40によ
り地図提供サービスにアクセスし、受信した地図データ
を表示手段10に表示せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図を表示する地
図表示システムに関し、特に配信された地図情報を表示
する携帯型端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地図情報(イメージデータ)を配
信するサービスが増加している。これは、これまでは地
図情報を利用する端末の代表的なカーナビゲーションシ
ステム等で、主としてCD−ROM等の記憶媒体より地
図情報を入手していたが、 ・道路マップなどは、逐次更新され、物理媒体による最
新の地図情報の提供が、システム提供者側に非常に負担
となっている ・インターネット等に代表される通信技術/インフラの
向上 などが理由であろうと考えられる。また、これら地図提
供サービスでは、さまざまなタイプ(例えば、周辺の道
路/線路情報程度しか得られない通常のイメージマップ
や、線路マップ等)の地図情報の提供が可能となってお
り、利用者側(端末側)で、取得したい地図タイプを指
定してサービスにアクセスすることで、その指定した地
図タイプの取得が可能となる。
【0003】当然、上記サービスを利用する移動体端末
も商品化されており、該移動体端末は、少なくとも、G
PS等の現在位置を取得する手段を備え、該手段より取
得した現在位置をパラメータとして、上述した地図提供
サービスにアクセスし、得られた地図情報を表示すると
いう機能をもっている。そして、取得すべき地図タイプ
は、一般に、利用者の目的に依存する。図9、図10
は、これら従来の地図表示機能(上述したサービスを利
用する)を備えた移動体端末の一実施例の表示画面を示
す図である。
【0004】また、図11は、その処理手順のフローチ
ャートを示す図である。その地図表示機能(上述したサ
ービスを利用する)移動体端末は、図9及び図10に示
されるとおり、利用者の目的に対応した指示手段(『通
常』ボタンと『路線』ボタン)とが存在し、その指示手
段により指示(ステップS111,S112)された地
図タイプを示すパラメータを、現在位置パラメータ(ス
テップS113,S115)に付加して地図提供サービ
スにアクセス(ステップS114,S116)し、得ら
れた地図情報を表示する(ステップS117)という構
成となっている。なお、図9は、『通常』ボタンが押下
された時の状態を、また、図10は、『路線』ボタンが
押下された時の状態を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
端末設計思想のままで地図取得予約機能を実現すると、
予約時に、地図タイプを指定する必要がある。ところ
が、本件(地図表示端末)に限らず、時間予約機能を有
する機器の予約操作において、時間(タイマ)以外のパ
ラメータを設定することが必要である(この場合、地図
タイプを予め指定するという行為)ということを、意外
と見落としがちである。電子機器の取り扱いに不慣れな
老人や年輩の女性等が、録画予約できない話をよく聞く
が、これは、決して、タイマ予約という概念が分からな
いわけではなく、録画予約したい番組の放送開始時間
(当然、放送終了時間も同様)の設定をする必要がある
ということは、認識(理解)できるようである。しかし
ながら、録画予約において、番組の放送チャンネルも指
定しなくてはいけない点に気付かず、結果として、“録
画予約ができない”という事態が発生するようである。
【0006】なお、このような事態を解決するために、
取得予約において、取得する地図タイプを指定しなかっ
た場合 1)デフォルトの地図タイプで取得する。 2)端末が表示サポートしているサービスが、提供サポ
ートしているすべての地図タイプを取得する。 の2つの手段が考えられるが、1)によれば、 ・目的に合っていない地図タイプが表示されなかった
ら、利用者(特に、録画予約等ができない電子機器に不
慣れな人)は、ますます混乱してしまう可能性があり、
また、一般に、地図提供サービスと端末とは、有料の一
般公衆回線により接続されることから、回線使用料分が
無駄となる。また、2)によれば、 ・前記1)での問題は発生しないが、サポートしている
地図タイプすべての分の記憶域(地図取得域)を必要と
することから、端末そのものの部品単価(端末価格)が
高くなると、いずれの場合も問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、本発明は、現在位置を取得する少なくとも2
つの時刻を指示する手段と、前記2つ時刻のいずれかの
時刻となった時点の現在位置を取得する手段とを具備
し、前記2つの時刻に取得した位置の2点間距離によ
り、自動的に地図提供サービスより取得する地図タイプ
を決定し、地図提供サービスにアクセスするようにした
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、本実施例の地図表示携帯端
末が要求する最低限の地図送信サービスのスペックにつ
いて説明する。地図提供サービスの地図情報送信用通信
インフラは如何なるものでも構わないが、近年であれ
ば、インターネットとするのが、最も一般的なシステム
となるであろう。すなわち、地図送信サービスは、サイ
トアドレス(URL)で識別化され、地図提供サービス
を受けるために指定パラメータ(地図タイプ等)は、サ
イトアドレス文字列に、文字列として付加して指定する
ことが最も簡易な方法である。
【0009】図8は、地図提供サービスを受けるための
指定パラメータとしてサイトアドレス文字列に付加され
る文字列の仕様例について示した図である。一方は、地
図タイプを示すパラメータ(/T:)で、本パラメータ
に続く文字コードが、“0”の場合は、『通常マップ』
を、“1”の場合は、『路線マップ』の送信要求を示
す。もう一方は、現在位置、すなわち、地図を送信する
際の基点用のパラメータ(/P:)であり、本パラメー
タの指定フォーマットは、一般的に、『緯度』『経度』
の2次元座標となる(2次元座標で十分の場合が多い)
が、場合(サービス内容)によっては、『高度』も含め
た3次元座標としても良いであろう。
【0010】また、本発明の地図提供サービスでは、第
2基点(現在位置に至る過去にいた位置を意味する)の
指定も可能としている。これは、サービス側で、配信す
べき地図情報の的確な選択処理を実施するために使用さ
れ、例えば、この第2基点パラメータを付加しないで、
周辺数十キロの範囲に鉄道/駅がない位置(第1基点)
で、路線マップの送信要求があった時、サービス側とし
ては、エラー、もしくは、要求者の希望しない可能性が
高い路線マップを送信するしかないという事態を防ぐた
めのものである。この第2基点パラメータは、必須パラ
メータではなく、それをスペックとするか否かは、サー
ビス内容に依存するもので、また、たとえ、サービス側
で準備されていたとしても、利用するか否かは、端末側
の商品コンセプトにも依存するものであるが、以下に説
明する地図表示端末では、『路線マップ』(現在地点だ
けでなく、過去どこにいたのかも『路線マップ』を決定
付けるのに重要なパラメータである)の取得の際には、
必ず、第2基点パラメータを付与し、逆に、『通常マッ
プ』(過去どこにいたかはあまり重要でない)の取得の
際には、第2基点パラメータを付与せずに、サービスに
アクセスしている。
【0011】次に、地図表示端末側について説明する。
本実施例の地図表示携帯端末は、大きく分けて ・現在地点を基点として『路線マップ』を表示 ・現在地点を基点として『通常マップ(タウンマッ
プ)』を表示 の2つの地図表示機能を持ち、端末操作(利用シーン)
に応じて、地図タイプ(『路線マップ』or『通常マッ
プ』)を自動的に選択、表示制御するものである。な
お、表示すべき『通常マップ(タウンマップ)』の尺度
(縮尺)、表示対象とする『路線マップ』の鉄道会社等
の更なる表示地図の詳細情報(属性)、地図提供サービ
スへの1度のアクセスで、取得できる(送信される)地
図情報等の考慮も必要である。しかしながら、これら
は、地図表示端末、地図提供サービスの両者の仕様(ス
ペック)を、複雑化し、発明のポイント(設計思想)が
不明確となることから詳細な説明は割愛(単純に、『1
のアクセスで、指定された地点の指定された地図タイプ
の1の地図情報が送信される』ものと)している。
【0012】図1は、本発明に係る地図表示携帯端末の
一実施例の構成を示すブロック図である。本発明の地図
表示端末は、大きく分けて、取得した地図情報を表示す
る地図表示部10、利用者の指示を入力する操作部2
0、現在位置を取得する位置検出部30、地図提供サー
ビスにアクセスするためのサービスアクセス部(通信装
置)40と、これらデバイスのI/O制御を行う制御部
80からなる。また、上記以外にも、補助的なデバイス
として、現在の年月日時刻を出力したり、時間を計測す
るための計時装置55、エラーやサービスより地図受信
した旨を利用者に通知するためのBEEP音発生装置5
0、ならびに、I/O制御の際に利用される各種変数値
及び規定値が記憶されている変数/定数域85も備えて
いる。
【0013】図2は、本発明の地図表示携帯端末の外観
を示す図である。図1における操作部20は、図2に示
されるとおり、本地図表示端末のメインボタンに相当す
る、主に取得した地図情報の表示や地図情報の取得開始
を意味する設定/表示ボタン200と、主に位置取得の
時間間隔の指定を意味する位置取得間隔時間指定部21
0(本実施例では、「5分」と「15分」の2つの時間
間隔を指定可能としている)と、主に地図情報の取得開
始時間の指定を意味する位置取得時刻設定部220から
なり、さらに、位置取得時刻設定部220は、タイマ稼
動するモードとするタイマ稼動ボタン221、現端末モ
ードがタイマ稼動モードとなっているか否かを示すタイ
マ稼動LED222、ならびに、タイマ時刻を設定する
ためのタイマ設定部225と、設定されているタイマ値
を表示する設定タイマ時刻表示部226からなってい
る。
【0014】図3は、記憶域として確保されている変数
/定数域に記憶されている変数ならびに定数を示す図で
ある。定数(規定値)は、MVとMV2の2定数が準備
されており、2地点間の距離と該定数値とを比較するこ
とによって、サービスに要求するマップタイプ(『通常
マップ』or『路線マップ』)を決定する。図4は、本
発明の携帯地図表示端末が、地図提供サービスに要求す
るマップタイプを決定するロジック及びその操作手順を
示す図である。その決定付けロジックについては、図に
示されているが、要は、 ・“2点間距離>MV”の時は、『通常マップ』 ・“MV≧2点間距離>MV2”の時は、『路線マッ
プ』 ・“2点間距離≦MV2”の時は、『通常マップ』 を決定する。
【0015】なお、これら定数値は、想定される利用シ
ーンによって若干の相違はあるが、MV値は、およそ数
百m〜数km(500m〜4km程度)、MV2値は、
およそ数10km(30km〜100km程度)の値と
すれば、ほとんどの場合に適応できるであろう。なお、
図4では、一部、MV2値を無視している(例えば第2
行)が、これは、仕様(操作面)から考慮した時、ジェ
ット機にでも乗っていない限り、移動距離がMV2値を
超えるということはあり得ないからである。また、2点
間距離が、MV2値以上となった際には、『路線マッ
プ』とせずに、『通常マップ』とする理由は、あまりに
距離が離れていることから、第1点(過去の位置)の情
報が位置情報として意味をなさないからである。
【0016】なお、なぜ、『第1点(過去の位置)が意
味をなさない』かというと、地上の移動物(列車等)を
想定すると、国内(日本)では、『新幹線に乗車してい
る』という利用者シーンを想定しておけば十分で、さら
に、新幹線に乗車している時、新幹線到着駅のマップ情
報が必要になることはあっても、新幹線の路線マップを
必要とするシーンは皆無であろうと考えられるからであ
る。なお、図3に示されるMV,MV2定数値以外は、
出荷時に初期設定されている変数/定数域85内に領域
確保されている変数であり、その意義等については、以
下の制御フローの説明の中で詳述する。
【0017】図5〜図7は、本発明の地図表示携帯端末
の制御部の処理手順を示すフローチャート図である。図
5は、制御部のメインフローで、地図表示携帯端末の主
電源が投入された時点で、起動される。同図に示されて
いる制御フローは、操作部20よりの出力を制御するフ
ローで、詳しくは、位置取得間隔時間指定部210の操
作、すなわち、図2における「5分ボタン」及び「15
分ボタン」が押下されたか否かのチェック(ステップS
1)、及び位置取得時刻設定部220の操作である、タ
イマ稼動ボタン221が押下されたか否かのチェック
(ステップS2)、タイマ時間の変更操作(タイマ設定
部225を操作してタイマ時間の変更を行ったか否か)
のチェック(ステップS3)、設定/表示ボタン200
の押下があったか否かのチェック(ステップS4)を順
次判断し、もし、操作があった場合には、個々の制御
(後述)を実施する。
【0018】また、いずれの操作もなかった時は、タイ
マ稼動状態か否かを示す変数TimerFをチェックし
(ステップS5)、もし、タイマ稼動状態“1”となっ
ている時は、計時装置55より現在時刻を取得し、現在
時刻と、タイマ稼動時刻が記憶されている変数STTi
meとを比較し(ステップS7)、一致した時(設定時
刻になった時)には、“S2”(次に説明する図6のエ
ントリ)へ移行する。なお、何の入力(操作部20より
の出力)もなく、タイマ稼動状態でなかった場合や、タ
イマ稼動状態であって、現在時刻が設定時刻STTim
eに達していない場合には、エントリ(“S”)に戻
り、操作部20よりの入力有無のチェック、タイマチェ
ックを繰り返す。
【0019】ステップS1において、位置取得間隔時間
指定部210の操作があった場合には、現在設定されて
いる間隔時間が記憶されている変数WTTime値をチ
ェック(ステップS10)し、該変数値が“0”(間隔
指定なし)の場合には、指定された時間(「5分ボタ
ン」なら“5”、「15分ボタン」なら“15”)を、
変数WTTimeに格納し(ステップS11)、該変数
値が“0”でない(すでに、値がセットされている)場
合には、変数WTTimeに“0”を格納(すなわち、
前の設定をキャンセル)し(ステップS12)、エント
リ(“S”)へ戻る。
【0020】また、ステップS2において、タイマ稼動
ボタン221が押下された場合には、タイマ稼動状態か
否かを示す変数TimerFをチェックし(ステップS
20)、“0”(タイマ未稼動)の場合には、変数Ti
merFを“1”(タイマ稼動)にセット、タイマ稼動
LED222を点灯させ(ステップS21)、現在位置
を位置検出部30より取得して、変数P1に格納する
(ステップS22)。また、変数TimerF値が、
“1”(タイマ稼動)の場合には、逆に、変数Time
rFを“0”(タイマ未稼動)にリセット、タイマ稼動
LED222を消灯させる(ステップS23)。なお、
当然、本制御後、エントリ(“S”)へ戻る。
【0021】次に、ステップS3において、タイマ時間
の変更操作(タイマ設定部225よりの出力)があった
場合には、同じくタイマ稼動状態か否かを示す変数Ti
merFをチェックし(ステップS30)、“0”(タ
イマ未稼動)の場合には、タイマ稼動時刻が記憶されて
いる変数STTime値を指定された値に変更し(ステ
ップS32)、新たにセットしたタイマ稼動時刻を設定
タイマ時刻表示部226に出力(表示)する(ステップ
S33)。なお、変数TimerF値が、“1”(タイ
マ稼動)の場合には、タイマ稼動中のタイマ稼動時刻の
変更はできないもの(仕様)として、エラー処理、すな
わち、BEEP音発生装置50にエラーBEEPを出力
する(ステップS31)。なお、本制御においても、上
記制御後は、エントリ(“S”)へ戻る。
【0022】図6は、図5におけるステップS4におい
て、設定/表示ボタンの押下があった場合の処理手順を
示すフローチャート図である。まず、サービスより受信
マップの表示状態を示す変数DspF値をチェックする
(ステップS401)。該変数DspF値が“1”(未
表示)の場合には、変数DspF値をクリア(0値にリ
セット)した後(ステップS415)、受信マップを地
図表示部10に表示処理する(ステップS416)。変
数DspF値の一部の制御については、後述するが、本
実施例では、タイマや時間間隔指定によるマップ取得の
場合、タイマ設定したタイミングと、実際にマップ取得
するタイミングとの時間間隔が長時間となるため、マッ
プを取得したとしても、すぐに表示処理を行わずに、B
EEP音発生装置50で、利用者に通知制御するだけと
しており、これは、利用者は設定後、実際にマップを取
得し表示可能となるまで、ポケット等に本端末を収納す
ることを想定している。利用者は、このBEEP音発生
装置50よりの通知を受けて、最初の操作(設定/表示
ボタン200の押下)で、はじめてマップの表示制御し
ており、変数DspF値は、上記制御用(判断用)のフ
ラグ変数である。
【0023】変数DspF値が、“0”(表示済み)の
場合には、通常の設定/表示ボタン200の制御が行わ
れる。まず、現在位置を位置検出部30より取得して、
変数P1に格納する(ステップS402)。次に、間隔
時間が記憶されている変数WTTime値が“0”か否
かをチェックし(ステップS403)、“0”の場合
(位置取得間隔時間指定が行われていない)には、設定
/表示ボタン200の押下からUPまでのタイミングを
位置取得タイミングとするために、設定/表示ボタン2
00の押下がUPされるまでウエイトした(ステップS
404)後、第2の現在位置取得処理へ移行する(ステ
ップS407)。また、変数WTTime値が“0”以
外(“5”か“15”)の場合には、変数ETime
に、計時装置55より取得した現在時刻に、変数WTT
ime値を加算した値を代入し(ステップS405)、
さらに、計時装置55より取得した現在時刻が、変数E
Time値と等しくなるまで、すなわち、変数WTTi
me値分だけウエイトした(ステップS406)後、第
2の現在位置取得へ移行する(ステップS407)。上
記ウエイト処理後、現在位置を位置検出部30より取得
して、第2の現在位置を、変数P2に格納する(ステッ
プS407)。
【0024】次に、上記処理にて得られた2地点の距離
を、2つの定数値(MV値、MV2値)と比較すること
により、前記した ・“2点間距離>MV”の時は、『通常マップ』 ・“MV≧2点間距離>MV2”の時は、『路線マッ
プ』 ・“2点間距離≦MV2”の時は、『通常マップ』 となるようなサービスアクセスパラメータを生成し、サ
ービスより目的とする地図情報を取得する(ステップS
408〜ステップS411)。さらに、現在の間隔時間
が記憶されている変数WTTime値をチェックし(ス
テップS412)、間隔時間設定によるマップ取得の場
合には、すぐに、マップ表示を行わずに、記憶されてい
る間隔時間値、すなわち、変数WTTimeをクリア
(クリアする理由は、次の単なるボタン押下時間での位
置取得が、間隔時間による位置取得となることを防ぐた
め)と、サービスより受信マップの未表示状態とするた
めに、変数DspF値に“1”を代入し(ステップS4
13)、BEEP音発生装置50を介して利用者にマッ
プ受信した旨を通知する(ステップS414)。また、
ボタン押下時間での位置取得の場合には、受信マップを
地図表示部10に表示処理する(ステップS416)。
【0025】図7は、図5におけるステップS7におい
て、タイマ稼動状態で、タイマ稼動時刻となった時の処
理手順を示すフローチャート図である。最後に、タイマ
稼動状態で、タイマ稼動時刻となった時の動作を同図に
て説明する。まず、現在位置を位置検出部30より取得
して、変数P2へ格納する(ステップS701)。な
お、ここで、変数P1に対してではなく(変数P1へ
は、ステップS23、すなわち、タイマ稼動ボタンが押
下された時にセットされている)、変数P2に対してで
あることに注意が必要である。
【0026】次に、間隔時間が記憶されている変数WT
Time値が、“0”か否かをチェックし(ステップS
702)、もし、“0”の場合(位置取得間隔時間指定
が行われていない)には、以降の位置取得は行われず
に、現状の変数P1,P2値で、距離比較、パラメータ
生成、サービスアクセスの制御に移行する。それとは逆
に、“0”でない場合(位置取得間隔時間指定が行われ
ている)には、現在変数P2に格納されている値を変数
P1に転送(当然、現在の変数P1値は削除される)し
(ステップS703)、変数ETimeに、計時装置5
5より取得した現在時刻に、変数WTTime値を加算
した値を代入し(ステップS704)、さらに、計時装
置55より取得した現在時刻が、変数ETime値と等
しくなるまで、すなわち、変数WTTime値分だけウ
エイトした(ステップS705)後、現在位置を位置検
出部30より取得して、変数P2に格納する(ステップ
S706)。すなわち、変数WTTime値が“0”な
ら、タイマ稼動ボタン221が押下された位置が、変数
P1、タイマ稼働時の位置が、変数P2に格納され、変
数WTTime値が“0”でなければ、タイマ稼動時の
位置が、変数P1、タイマ稼動してから変数WTTim
e値時間後の位置が、変数P2に格納されることにな
る。
【0027】次に、上記処理にて得られた2地点間の距
離を、2つの定数値(MV値、MV2値)と比較するこ
とにより、前記した ・“2点間距離>MV”の時は、『通常マップ』 ・“MV≧2点間距離>MV2”の時は、『路線マッ
プ』 ・“2点間距離≦MV2”の時は、『通常マップ』 となるようなサービスアクセスパラメータを生成し、サ
ービスより目的とする地図情報を取得する(ステップS
707〜ステップS710)。上記処理後、記憶されて
いる間隔時間値、すなわち、変数WTTimeをクリ
ア、ならびに、サービスより受信マップの未表示状態と
するために変数DspF値に“1”を代入し(ステップ
S711)、さらに、タイマ稼動状態か否かを示す変数
TimeFを“0”(タイマ未稼動)にリセット、タイ
マ稼動LED222を消灯制御した後(ステップS71
2)、BEEP音発生装置50を介して、利用者にマッ
プ受信した旨を通知して(ステップS713)、制御の
エントリ(“S”)へ戻る。以上の処理制御により、図
4に示すNo1〜4の4とおりのパターンの地図表示ユ
ーザインタフェースが実現される。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、現在位置を取得する少
なくとも2つの時刻を指示する手段と、前記2つ時刻の
いずれかの時刻となった時点の現在位置を取得する手段
とを具備し、前記2つの時刻に取得した位置の2点間距
離により、自動的に地図提供サービスより取得する地図
タイプを決定し、地図提供サービスにアクセスするよう
にしたことにより、操作者が地図タイプを指定しなくと
も地図表示携帯端末上に必要なタイプの地図が表示され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る地図表示携帯端末の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の地図表示携帯端末の外観を示す図であ
る。
【図3】本発明に係る地図表示端末の記憶域として確保
されている変数/定数域に記憶されている変数ならびに
定数を示す図である。
【図4】本発明の携帯地図表示端末が、地図提供サービ
スに要求するマップタイプを決定するロジック及びその
操作手順を示す図である。
【図5】本発明の地図表示端末の制御部の処理手順を示
すフローチャート図である。
【図6】図5におけるステップS4において、設定/表
示ボタンの押下があった場合の処理手順を示すフローチ
ャート図である。
【図7】図5におけるステップS7において、タイマ稼
動状態で、タイマ稼動時刻となった時の処理手順を示す
フローチャート図である。
【図8】地図提供サービスを受けるための指定パラメー
タとしてサイトアドレス文字列に付加される文字列の仕
様例について示した図である。
【図9】従来の地図表示機能を備えた移動体端末の表示
画面を示す図である。
【図10】従来の地図表示機能を備えた移動体端末の表
示画面を示す図である。
【図11】従来の地図表示機能を備えた移動体端末の処
理手順のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10…地図表示部、20…操作部、30…位置検出部、
40…サービスアクセス部、50…BEEP音発生装
置、55…計時装置、80…制御部、85…変数/定数
域、200…設定/表示ボタン、210…位置取得間隔
時間指定部、220…位置取得時刻設定部、221…タ
イマ稼動ボタン、222…タイマ稼動LED、225…
タイマ設定部、226…設定タイマ時刻表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB22 HB25 HC11 HC31 HD03 HD13 2F029 AA07 AB07 AC02 AC13 AC14 5B075 ND20 NK06 NK10 UU13 5H180 AA21 BB15 FF05 FF13 FF22 FF27 FF33 9A001 DZ11 JJ72 JJ77

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置を取得する現在位置取得手段
    と、該現在位置取得手段より取得した現在位置をパラメ
    ータとして、地図提供サービスにアクセスし、該地図提
    供サービスより送信される地図データを受信するための
    通信手段と、該通信手段より取得した地図データを表示
    する表示手段とを具備した地図表示携帯端末において、
    前記現在位置取得手段を少なくとも2回以上稼動させて
    2箇所以上の位置情報を取得し、該取得した2以上の位
    置情報より演算/生成されるパラメータを、地図提供サ
    ービスアクセスパラメータの1つとして地図データを受
    信し、受信した地図データを表示せしめることを特徴と
    する地図表示携帯端末。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の地図表示携帯端末におい
    て、前記現在位置取得手段にて取得した少なくとも2つ
    の位置情報間の距離に応じて、地図提供サービスに要求
    する地図タイプを決定付けることを特徴とする地図表示
    携帯端末。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の地図表示携帯端末におい
    て、前記現在位置取得手段を少なくとも2回以上稼動さ
    せるタイミングを、前記地図提供サービスへのアクセス
    を実行するボタンの押下時(DOWN時)と離された時
    (UP時)の2つのタイミングとしたことを特徴とする
    地図表示携帯端末。
JP2000078978A 2000-03-21 2000-03-21 地図表示携帯端末 Pending JP2001264081A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000078978A JP2001264081A (ja) 2000-03-21 2000-03-21 地図表示携帯端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000078978A JP2001264081A (ja) 2000-03-21 2000-03-21 地図表示携帯端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001264081A true JP2001264081A (ja) 2001-09-26

Family

ID=18596305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000078978A Pending JP2001264081A (ja) 2000-03-21 2000-03-21 地図表示携帯端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001264081A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1031417A (ja) * 1996-07-15 1998-02-03 Mitsubishi Electric Corp 移動体用ナビゲーション装置
JPH10232992A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Toyota Motor Corp 携帯端末装置
JPH11271086A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Fujitsu Ltd 登山用ナビゲーション装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1031417A (ja) * 1996-07-15 1998-02-03 Mitsubishi Electric Corp 移動体用ナビゲーション装置
JPH10232992A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Toyota Motor Corp 携帯端末装置
JPH11271086A (ja) * 1998-03-20 1999-10-05 Fujitsu Ltd 登山用ナビゲーション装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4533201B2 (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、ナビゲーションプログラム、サーバ装置およびナビゲーション情報配信システム
EP1544574B1 (en) Information distribution system and information distribution method
JP5931108B2 (ja) ナビゲーションサーバ及びプログラム
JP2002041554A (ja) 施設に関する施設情報の通信方法、通信システム、サーバおよび移動端末
CN102187177A (zh) 用于提供启程时间的导航系统及方法
JP2004214875A (ja) 通信端末及び通信端末を利用した電波状況管理装置
JPH0990869A (ja) 地図関連情報配信システム
JP6121025B2 (ja) ナビゲーションサーバ及びプログラム
JP2009210400A (ja) 案内情報送信装置、案内システム、案内情報送信方法、案内情報提供方法、及び、コンピュータプログラム
JP2005061966A (ja) 通信端末、サーバ及びこれらを用いた地図通信会議システム
JP5291116B2 (ja) ナビゲーション装置及びそれを動作させる方法
CN109497628B (zh) 电子烟装置、吸烟区确定系统和吸烟区确定方法
EP1088201A1 (en) Door to doorstep directions
JP2001264081A (ja) 地図表示携帯端末
JP2002108203A (ja) 地図表示制御装置、記憶媒体、地図データサービスシステム、ウェブサーバ、及び地図データ書込装置
JP6313059B2 (ja) 情報処理システム
KR101946202B1 (ko) 사용자 참여형 건축물정보 서비스 플랫폼 서버
JP3695391B2 (ja) 地図サーバ
US20100131194A1 (en) Map data management using road ghosting characteristics
JP2002082858A (ja) 情報配信システム、情報配信方法、この方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、およびこのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2005234918A (ja) 交通手段情報提供システム
JP2002171565A (ja) 位置情報提供システム
JP2003271632A (ja) 情報提供方法及びそのコンピュータ・プログラム
JP2003271634A (ja) 情報提供方法及びそのコンピュータ・プログラム
TW201213770A (en) Navigation device & method

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050125