JP2001263871A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JP2001263871A
JP2001263871A JP2000074865A JP2000074865A JP2001263871A JP 2001263871 A JP2001263871 A JP 2001263871A JP 2000074865 A JP2000074865 A JP 2000074865A JP 2000074865 A JP2000074865 A JP 2000074865A JP 2001263871 A JP2001263871 A JP 2001263871A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管に残留する異物を液バック運転により洗
浄・除去することができ、冷媒変更時等における既設配
管の利用を容易にできる冷凍装置の提供。 【解決手段】 凝縮器2で液化した冷媒が液状態のまま
蒸発器5の下流側に流れるようにするバイパス回路9を
備え、気液分離器6は、液状態で流入する冷媒のほぼ全
量を収容可能な容積を有するとともに、この気液分離器
6内の上部に開口する出口配管6bと、底部に開口する
返油配管12とを備えており、さらに、返油配管12を
開閉する操作弁13と、気液分離器6内に滞留した異物
を抜き出す異物抜出し配管14とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍装置におけ
る既設配管の利用及び信頼性向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば社団法人日本冷凍協会出
版、初級標準テキスト冷凍空調技術の第95ページ図1
3.1に示された従来の冷凍装置の冷媒回路図を簡略化
して示したものである。同図において、1は圧縮機、2
は凝縮器、3は液溜、4は膨張機構、5は蒸発器、18
は気液分離器であり、これらを環状に配管接続して冷媒
回路が構成されている。
【0003】前記のような従来の冷凍装置では、圧縮機
1から吐出されたガス冷媒は凝縮器2によって凝縮され
液冷媒となり、膨張機構4によって絞られた後、蒸発器
5で蒸発し、また圧縮機1によって圧縮され吐出される
というサイクルが繰り返される。冷媒としてはハイドロ
クロロフルオロカーボン系冷媒(以下HCFC系冷媒と
記載する)が一般的に使用されてきたが、オゾン層保護
や地球温暖化などの環境問題の観点から、ハイドロフル
オロカーボン系冷媒(以下HFC系冷媒と記載する)や
自然冷媒への転換が必要となってきている。
【0004】なお、液溜3は凝縮器2で液化した液冷媒
を一時的に貯留するもので、冷凍装置の運転中に蒸発器
5内の冷媒量が変化したようなとき、液溜3の液面の上
下でこれを吸収し、円滑な運転を図っている。また、長
期運転休止や冷媒配管系統の修理の場合にポンプダウン
(冷凍装置内の冷媒を液溜3に回収する操作)をするの
で、液溜3は封入冷媒量の大半を溜めるだけの容積を有
している。
【0005】また、図5は社団法人日本冷凍協会出版、
初級標準テキスト冷凍空調技術の第66ページ図10.
10に示された一般的な気液分離器の構造図を簡略化し
て示したものである。同図において、18aは冷媒の入
口配管、18bは冷媒の出口配管、18cは冷媒を収容
する円筒状の密閉容器である。気液分離器18は、運転
負荷の急激な変動などで生じる一時的な液バック(冷媒
が液状のまま蒸発器5から下流側に流出すること)から
圧縮機1を保護するものであって、蒸発器5と圧縮機1
とを結ぶ吸入側配管の途中に取り付けられており、構造
的には、密閉容器18c内に液冷媒を蓄積し、蒸気とな
った冷媒(ガス冷媒)のみを圧縮機1に戻すようになっ
ている。
【0006】気液分離器18の出口配管18bはU字形
をしていて、その底部には油戻し孔18dが形成されて
おり、冷媒と一緒に入口配管18aから流入してきた冷
凍機油を、この油戻し孔18dを通じて圧縮機1に戻す
構造となっている。なお、油戻し孔18dがなければ、
熱源側ユニットから冷媒と一緒に吐出された冷凍機油が
圧縮機1に戻らず、気液分離器18内に溜まるので、圧
縮機1では冷凍機油が枯渇し、圧縮機故障にいたる。
【0007】ところで、前記のような冷凍装置を設置し
ているスーパーマーケットやコンビニエンスストアなど
の一般的な店舗では、改装の時に図4における液留3の
出口から膨張機構4の入口までの冷媒配管と、蒸発器5
の出口から気液分離器18の入口までの冷媒配管は店舗
の壁等の中に埋め込まれていることが多いため、冷凍装
置を変更(更新)する際にも、前記冷媒配管(以下「既
設配管」と称する)はそのまま使用される場合が多い。
なお、再使用される既設配管の長さは、長い場合100
m以上となることもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷凍装
置を、HCFC系冷媒を用いる冷媒サイクルからHFC
系冷媒を用いる冷媒サイクルに変更する場合、HCFC
系冷媒サイクルで用いていた冷凍機油及びその化合物や
冷媒が前記既設配管内に残留していて、そうした残留物
(以下「異物」と称する)がHFC系冷媒サイクルの冷
凍機油に混入すると、圧縮機等の故障や細部の詰まりの
原因となる。したがって、この場合は既設配管を洗浄な
しには使用することができない。また、前記既設配管の
場合と同様に、HCFC系冷媒サイクルで用いていた既
設の蒸発器5を冷媒変更後のHFC系冷媒サイクルでも
使用する場合は、この蒸発器5内の配管も洗浄なしには
使用することができない。
【0009】以上のような事情から、従来、冷媒変更後
も既設配管を使用する場合は、専用の洗浄機を使用して
配管内を洗浄したり、所定の運転を行った後、冷媒及び
冷凍機油を入れ替えることを数回繰り返して行ったりし
ており、また、新品の配管や蒸発器を新しく設置する場
合もあったが、いずれの場合も費用や手間の嵩むことが
問題であった。
【0010】因みに、冷媒変更後、故意に液バック運転
をさせることにより既設配管内を洗浄することも考えら
れるが、従来の冷凍装置では、次のような理由から、液
バック運転による配管洗浄は不可能だった。
【0011】すなわち、従来の冷凍装置が備えている一
般的な気液分離器は図5に示したような構造を有してお
り、通常運転において一時的な液バックが生じた場合で
も、液冷媒が油戻し孔18dから吸い込まれて圧縮機ま
で戻ってしまうため、液バックから完全に圧縮機を保護
することはできなかった。また、気液分離器18(密閉
容器18c)の容積が小さいため、連続的な液バックが
生じた場合は、気液分離器18から液冷媒が溢れてしま
い、この溢れた液冷媒が圧縮機に吸い込まれるため、液
バックから圧縮機を保護することはできなかった。
【0012】このような気液分離器18が設けられてい
るため、従来の冷凍装置で液バック運転による配管洗浄
を行うと、当然ながら気液分離器18から溢れた液冷媒
が圧縮機に吸い込まれて故障を招いてしまうことになっ
た。したがって、故意の液バック運転により既設配管を
洗浄することはできず、前記のような手間と費用のかか
る方法を採用せざるを得なかった。
【0013】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたものであって、配管に残留する異物を
液バック運転により洗浄・除去することができ、冷媒変
更時等における既設配管の利用を容易にできる冷凍装置
の提供を目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の発明は、圧縮機、凝縮器、膨張機構、蒸発
器、及び気液分離器を順次配管接続してなる冷媒回路を
有する冷凍装置において、凝縮器で液化した冷媒の蒸発
を防止して液状態のまま蒸発器の下流側に流れるように
する蒸発防止手段を備え、気液分離器は、蒸発防止手段
により蒸発を防止されて液状態で流入する冷媒のほぼ全
量を収容可能な容積を有するとともに、この気液分離器
内の上部に開口する出口配管と、底部に開口する返油配
管とを備えており、さらに、返油配管を開閉する操作弁
と、気液分離器内に滞留した異物を抜き出す異物抜出し
手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0015】また、第2の発明は、圧縮機、凝縮器、膨
張機構、蒸発器、及び気液分離器を順次配管接続してな
る冷媒回路を有する冷凍装置において、凝縮器で液化し
た冷媒の蒸発を防止して液状態のまま蒸発器の下流側に
流れるようにする蒸発防止手段と、気液分離器と並列に
冷媒回路に接続される補助気液分離器と、気液分離器と
補助気液分離器とを冷媒回路に選択的に連通させる切換
手段とを備え、補助気液分離器は、蒸発防止手段により
蒸発を防止されて液状態で流入する冷媒のほぼ全量を収
容可能な容積を有するとともに、この補助気液分離器内
の上部に開口する出口配管を備えており、さらに、補助
気液分離器内に滞留した異物を抜き出す異物抜出し手段
を備えていることを特徴とするものである。
【0016】また、第3の発明は、圧縮機、凝縮器、膨
張機構、蒸発器、及び気液分離器を順次配管接続してな
る冷媒回路を有する冷凍装置において、凝縮器で液化し
た冷媒の蒸発を防止して液状態のまま蒸発器の下流側に
流れるようにする蒸発防止手段を備え、気液分離器は、
蒸発防止手段により蒸発を防止されて液状態で流入する
冷媒のほぼ全量を収容可能な容積を有するとともに、こ
の気液分離器内の上部に開口する第1出口配管と、この
気液分離器内の上部に開口するU字状をなし底部に油戻
し孔が形成された第2出口配管とを備えており、さら
に、第1出口管と第2出口配管とを選択的に開閉可能な
開閉手段と、気液分離器内に滞留した異物を抜き出す異
物抜出し手段とを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1に係る冷凍装置の冷媒回路を示してい
る。同図において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は液
溜、4は膨張機構(膨張弁)、5は蒸発器、6は気液分離
器であり、これらが順次配管接続されて、環状の冷媒回
路が構成されている。この冷媒回路では、圧縮機1から
吐出されたガス冷媒が凝縮器2において凝縮し、この液
冷媒が膨張機構4によって絞られた後、蒸発器5におい
て蒸発し、このガス冷媒が圧縮機1によって圧縮され再
び吐出されるというサイクルが繰り返される。
【0018】7は液溜3と膨張機構4との間に設けられ
冷媒回路を開閉する操作弁、8は蒸発器5とアキュムレ
ータ6との間に設けられ冷媒回路を開閉する操作弁であ
る。また、9は冷媒回路の操作弁7の上流側と操作弁8
の下流側とを連通して設けられたバイパス回路、10は
バイパス回路9に設けられ当該バイパス回路9を開閉す
る操作弁、11は蒸発器5の送風ファン、12は気液分
離器6から圧縮機1へ冷凍機油を返すための返油配管、
13は返油配管12に設けられ当該返油配管12を開閉
する操作弁、14は一端が気液分離器6の底部に接続さ
れた異物抜出し配管、15は異物抜出し配管14の先端
部に設けられ当該異物抜出し配管14を開閉する操作弁
である。さらに、16は液溜3と膨張機構4との間の既
設配管、17は蒸発器5と気液分離機6との間の既設配
管を示している。なお、この実施の形態では、操作弁
7,8,10及びバイパス回路9により本発明にいう蒸
発防止手段が構成されており、異物抜出し配管14及び
操作弁15により本発明にいう異物抜出し手段が構成さ
れている。
【0019】本装置に使用する気液分離器6は、冷媒回
路に封入された液冷媒の総量から予想される最大量の液
バックが起こっても溢れないだけの容積(たとえば液溜
3と同容積)の密閉容器を備えることを特徴としてい
る。また、気液分離器6は入口配管6a及び出口配管6
bを介して冷媒回路に接続されている。入口配管6aは
従来の一般的な気液分離器のものと同様、気液分離器6
(密閉容器)内の上部に開口している。一方、出口配管
6bは従来のもののようにU字状に湾曲しておらず、気
液分離器6の上部からガス冷媒のみを取り出せるよう
に、気液分離器6(密閉容器)内の上部に開口してい
る。そして、この出口配管6bには油戻し孔が設けられ
ておらず、その代わりに気液分離器6内の底部に開口す
る前記返油配管12が設けられている。返油配管12の
他端側は気液分離器6と圧縮機1との間の冷媒回路(圧
縮機1の吸入側配管)に接続されている。
【0020】ここで、既設配管16及び既設配管17は
HCFC系冷媒回路で使用されていた配管であって、そ
の後、冷媒をHFC系冷媒に変更(交換)するととも
に、冷媒回路の各部をHFC系冷媒に対応した仕様のも
のに変更した際に、これら既設配管16及び既設配管1
7は交換せずに再使用するという場合を想定する。こう
した場合、冷媒変更後の試運転時に既設配管16,17
内の洗浄を目的として液バック運転を行う際には、冷媒
回路の操作弁7及び操作弁8を閉じ、バイパス回路9の
操作弁10を開くことにより、冷媒が膨張機構4及び蒸
発器5を通らずに、バイパス回路9を通るようにする。
返油配管12に設けた操作弁13は閉じておく。この状
態で圧縮機1を運転すると、吐出されたガス冷媒は凝縮
器2で液冷媒となり液溜3を経て既設配管16に流入
し、既設配管16に残留する異物はHFC系液冷媒によ
って洗浄され、液冷媒及び異物はバイパス回路9を通過
し既設配管17に流入する。すると、蒸発器5での熱交
換が行われていないために液冷媒が液状態のまま蒸発器
5の下流側配管に流れる、いわゆる液バック運転となる
ため、既設配管17に残留する異物もHFC系液冷媒に
よって洗浄され、液冷媒及び異物は気液分離器6に流入
する。
【0021】この際、返油配管12の操作弁13が閉じ
られているので、気液分離器6内の液冷媒が返油配管1
2を通じて圧縮機1側に流出することはない。また、気
液分離器6は液バックで戻ってくる液冷媒の全量を収容
可能な容積を有しているため、気液分離器6内の液冷媒
が出口配管6bを通じて圧縮機1側に流出することもな
い。さらに、当然ながら異物も圧縮機1側に流出せず、
気液分離器6内に滞留する。よって、圧縮機1は保護さ
れる。
【0022】以上のような液バック運転を冷凍装置の据
え付け(冷媒変更)後に所定の時間(たとえば9時間程
度)行うだけで、既設配管16及び17に残留する異物
を完全に洗浄・除去することができるので、従来に比べ
て既設配管洗浄のための手間や費用を節減できる。ま
た、洗浄のための液バック運転が終わった後には異物抜
出し配管14の先端に設けた操作弁15を開くことによ
り、気液分離器6に滞留した異物を抜き出すことができ
る。
【0023】そして、異物を抜き出した後は操作弁7と
操作弁8を開き、操作弁10を閉じることによって冷媒
が膨張機構4及び蒸発器5を通るようにするとともに、
操作弁13を開き、操作弁15を閉じて、気液分離器6
内の冷凍機油が返油配管12を通じて圧縮機1に戻るこ
とができるようして、通常運転を行う。
【0024】以上に説明したように、この実施の形態で
は、既設配管を利用してHCFC系冷媒からHFC系冷
媒を用いた冷媒回路に変更する場合、HCFC系冷媒サ
イクルに由来する異物が既設の冷媒配管内に残留しない
ので、HFC系冷媒回路での通常運転時に圧縮機故障や
細部の詰りを防ぐことができる信頼性の高い冷凍装置を
提供することが可能である。
【0025】なお、以上のようにHCFC系冷媒からH
FC系冷媒を用いた冷媒回路に変更する場合に限らず、
同じ冷媒系統の冷媒回路に交換する場合や自然冷媒に変
更する場合でも、この実施の形態の構成を用いれば、同
様の効果が得られる。
【0026】また、既設配管16,17に加えて蒸発器
5も既設のものを利用した場合であって、蒸発器5内の
配管の洗浄も同時に行う場合には、操作弁7,8及びバ
イパス回路9の設置は不要となる。この場合は、蒸発器
5の送風ファン11を任意に停止することが可能な制御
装置(蒸発防止手段)を設け、送風ファン11を起動さ
せないまま圧縮機1を運転する。すると、圧縮機1から
吐出されたガス冷媒は凝縮器2によって熱交換されて液
冷媒となり、膨張機構4を経て蒸発器5に流入するが、
送風ファン11が停止していて蒸発器5での熱交換が行
われないために、液冷媒は蒸発できず液状態のまま蒸発
器5から流出する、いわゆる液バック運転となる。こう
した液バック運転を実行させることにより、既設配管1
6、蒸発器5、既設配管17を洗浄することが可能とな
る。
【0027】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2に係る冷凍装置の冷媒回路を示しており、図1に
示したものと同様の構成要素には同一記号を付し、その
説明を省略する。同図において、18は前記図5に示し
た一般的な構造を有する気液分離器、6Aは前記気液分
離器18と並列に冷媒回路に接続された補助気液分離
器、19は補助気液分離器6Aの入口側の配管を開閉す
る操作弁、20は補助気液分離器6Aの出口側の配管を
開閉する操作弁、21は気液分離器18の入口側の配管
を開閉する操作弁、22は気液分離器18の出口側の配
管を開閉する操作弁である。なお、この実施の形態で
は、前記操作弁19,20,21,及び22により、本
発明にいう切換手段が構成されている。
【0028】気液分離器18の構成は図5に示したとお
りであって、入口配管18a及びU字状の出口配管18
bを介して冷媒回路に接続されている。一方、補助気液
分離器6Aは、冷媒回路に封入された液冷媒の総量から
予想される最大量の液バックが起こっても溢れないだけ
の容積(たとえば液溜3と同容積)の密閉容器を有し、
入口配管6a及び出口配管6bを介して冷媒回路に接続
されている。入口配管6aは気液分離器18の入口配管
18aと同様、補助気液分離器6A(密閉容器)内の上
部に開口している。出口配管6bはU字状に湾曲してお
らず、油戻し孔も設けられておらず、補助気液分離器6
Aの上部からガス冷媒のみを取り出せるように、補助気
液分離器6A(密閉容器)内の上部に開口している。補
助気液分離器6Aの底部には、先端に操作弁15を備え
た異物抜出し配管14(異物抜出し手段)が接続されて
いる。
【0029】ここで、既設配管16及び既設配管17は
HCFC系冷媒回路で使用されていた配管であって、そ
の後、冷媒をHFC系冷媒に変更(交換)するととも
に、冷媒回路の各部をHFC系冷媒に対応した仕様のも
のに変更した際に、これら既設配管16及び既設配管1
7は交換せずに再使用するという場合を想定する。
【0030】こうした場合、冷媒変更後の試運転時に既
設配管16,17内の洗浄を目的として液バック運転を
行う際には、冷媒回路の操作弁7及び操作弁8を閉じ、
バイパス回路9の操作弁10を開くことにより、冷媒が
膨張機構4及び蒸発器5を通らずに、バイパス回路9を
通るようにする。また、操作弁19,20を開き、操作
弁21,22を閉じて、補助気液分離器6Aが冷媒回路
と連通するようにしておく。
【0031】この状態で圧縮機1を運転すると、既設配
管16に残留する異物はHFC系液冷媒によって洗浄さ
れバイパス回路9を通過し既設配管17に流入する。既
設配管17での冷媒は熱交換が行われないため蒸発でき
ず液冷媒のままのいわゆる液バック運転となるため、液
冷媒により既設配管17に残留する異物もHFC系液冷
媒によって洗浄される。そして、液冷媒及び異物は補助
気液分離器6Aに流入する。この際、補助気液分離器6
Aは液バックで戻ってくる液冷媒の全量を収容可能な容
積を有しているため、補助気液分離器6A内の液冷媒が
出口配管6bを通じて圧縮機1側に流出することはない
(ガス冷媒は流出する)。また、異物も圧縮機1側に流
出せず、補助気液分離器6A内に滞留する。
【0032】以上のような液バック運転を冷凍装置の据
え付け(冷媒変更)後に所定の時間(たとえば9時間程
度)行うだけで、既設配管16及び17に残留する異物
を完全に洗浄・除去することができるので、従来に比べ
て既設配管洗浄のための手間や費用を節減できる。ま
た、洗浄のための液バック運転が終わった後には異物抜
出し配管14の先端に設けた操作弁15を開くことによ
り、補助気液分離器6Aに滞留した異物を抜き出すこと
ができる。
【0033】そして、異物を抜き出したあとは操作弁7
及び操作弁8を開き、操作弁10を閉じることによって
冷媒が膨張機構4及び蒸発器5を通るようにする。ま
た、操作弁19及び操作弁20を閉じ、操作弁21及び
操作弁22を開けば、冷媒回路と連通した気液分離器1
8に冷媒が流れるようになる。気液分離器18は出口配
管18bに油戻し孔18dを備えているので、圧縮機1
に冷凍機油を戻すことができるようになり、通常運転が
可能となる。
【0034】このように、既設配管を利用してHCFC
系冷媒からHFC系冷媒を用いた冷媒回路に変更する場
合、HCFC系冷媒サイクルに由来する異物が既設の冷
媒配管内に残留しないので、HFC系冷媒回路での通常
運転時に圧縮機故障や細部の詰りを防ぐことができ、信
頼性の高い冷凍装置を提供することが可能となる。
【0035】なお、以上のようにHCFC系冷媒からH
FC系冷媒を用いた冷媒回路に変更する場合に限らず、
同じ冷媒系統の冷媒回路に交換する場合や自然冷媒に変
更する場合でも、この実施の形態の構成を用いれば、同
様の効果が得られる。
【0036】また、既設配管16,17に加えて蒸発器
5も既設のものを利用した場合であって、蒸発器5内の
配管の洗浄も同時に行う場合には、操作弁7,8及びバ
イパス回路9の設置は不要となる。この場合は、蒸発器
5の送風ファン11を任意に停止することが可能な制御
装置(蒸発防止手段)を設け、送風ファン11を起動さ
せないまま圧縮機1を運転する。すると、凝縮器2で凝
縮し膨張機構4を経て蒸発器5に流入した液冷媒は、送
風ファン11が停止していて蒸発器5での熱交換が行わ
れないために蒸発できず、液状態のまま蒸発器5から流
出する、いわゆる液バック運転となる。こうした液バッ
ク運転を実行させることにより、既設配管16、蒸発器
5、既設配管17を洗浄することが可能となる。
【0037】さらに、通常運転には必要のない補助気液
分離器6Aを、冷媒回路に着脱可能に構成することも考
えられる。このようにすれば、液バック運転後の通常運
転に入る前に補助気液分離器6Aを取り外すことがで
き、また、取り外した補助気液分離器6Aは同様に構成
された別の冷凍装置に取り付けて、洗浄運転に使用する
ことができ、装備の無駄を省ける。
【0038】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3に係る冷凍装置の冷媒回路を示しており、図1に
示したものと同様の構成要素には同一記号を付し、その
説明を省略する。同図において、6Bは気液分離器、6
aは気液分離器6Bの入口配管、25は気液分離器6B
の第1出口配管、23は気液分離器6Bの第2出口配
管、26は第1出口配管25を開閉する操作弁、24は
第2出口配管23を開閉する操作弁である。なお、この
実施の形態では、前記操作弁24及び26により、本発
明にいう開閉手段が構成されている。
【0039】気液分離器6Bは、冷媒回路に封入された
液冷媒の総量から予想される最大量の液バックが起こっ
ても溢れないだけの容積(たとえば液溜3と同容積)の
密閉容器を有し、入口配管6aと第1出口配管25及び
第2出口配管23とを介して冷媒回路に接続されてい
る。第1出口配管25は油戻し孔を有しておらず、気液
分離器6Bの上部からガス冷媒のみを取り出せるよう
に、気液分離器6B内の上部に開口している。一方、第
2出口配管23は、図5に示した一般的な気液分離機1
8における出口配管18bと同様、気液分離器6B内で
U字状に湾曲するとともに、その開口が気液分離器6B
内の上部に位置する構成とされている。また、図3では
図示を省略するが、第2出口配管23の底部(すなわ
ち、気液分離器6B内でU字状に湾曲した部分の下端近
傍部)には、前記気液分離機18における油戻し孔18
dと同様の油戻し孔が形成されている。さらに、気液分
離器6Bの底部には、先端に操作弁15を備えた異物抜
出し配管14(異物抜出し手段)が接続されている。
【0040】ここで、既設配管16及び既設配管17は
HCFC系冷媒回路で使用されていた配管であって、そ
の後、冷媒をHFC系冷媒に変更(交換)するととも
に、冷媒回路の各部をHFC系冷媒に対応した仕様のも
のに変更した際に、これら既設配管16及び既設配管1
7は交換せずに再使用するという場合を想定する。
【0041】こうした場合、冷媒変更後の試運転時に既
設配管16,17内の洗浄を目的として液バック運転を
行う際には、冷媒回路の操作弁7及び操作弁8を閉じ、
バイパス回路9の操作弁10を開くことにより、冷媒が
膨張機構4及び蒸発器5を通らずに、バイパス回路9を
通るようにする。また、第1出口配管25の操作弁26
は開き、第2出口配管23の操作弁24は閉じておく。
【0042】この状態で圧縮機1を運転すると、既設配
管16に残留する異物はHFC系液冷媒によって洗浄さ
れバイパス回路9を通過し既設配管17に流入する。既
設配管17での冷媒は熱交換が行われないため蒸発でき
ず液冷媒のままのいわゆる液バック運転となるため、液
冷媒により既設配管17に残留する異物もHFC系液冷
媒によって洗浄される。
【0043】そして、液冷媒及び異物は気液分離器6B
に流入する。ここで、第2出口配管23は操作弁24に
よって閉じられているので、流入した液冷媒が第2出口
配管23を通じて圧縮機1側に流出することはなく、か
つ、気液分離器6Bは液バックで戻ってくる液冷媒の全
量を収容可能な容積を有しているため、気液分離器6B
から液冷媒が溢れ第1出口配管25を通じて圧縮機1側
に流出するようなこともない(ガス冷媒は流出する)。
また、異物も圧縮機1側に流出せず、気液分離器6B内
に滞留する。
【0044】このような液バック運転を冷凍装置の据付
け後に所定の時間(たとえば9時間程度)行えば、既設
配管16,17に残留する異物を完全に洗浄・除去する
ことができるので、従来に比べて洗浄のための手間と費
用を節減できる。また、洗浄のための液バック運転が終
わった後に、異物抜出し配管14の先端に設けた操作弁
15を開けば、気液分離器6Bに滞留した異物を抜き出
すことができる。
【0045】そして、異物を抜き出したあとは操作弁7
及び操作弁8を開き、操作弁10を閉じることによって
冷媒が膨張機構4及び蒸発器5を通るようにする。ま
た、操作弁24を開き、操作弁26を閉じれば、気液分
離器6Bは油戻し孔を備えた第2出口配管23のみを介
して圧縮機1の吸入側に接続された状態となるので、圧
縮機1に冷凍機油を戻すことができるようになり、通常
運転が可能となる。
【0046】このように、HCFC系冷媒からHFC系
冷媒を用いた冷媒回路に変更する場合、HCFC系冷媒
サイクルに由来の異物が既設の冷媒配管に残留しないの
で、HFC系冷媒回路の通常運転時に既設配管の利用と
圧縮機故障や細部の詰りを防ぐことができ、信頼性の高
い冷凍装置を提供することができる。
【0047】なお、HCFC系冷媒からHFC系冷媒を
用いた冷媒回路に変更する場合に限らず、同じ冷媒系統
の冷媒回路に交換する場合や自然冷媒に変更する場合で
も、この実施の形態と同様に構成すれば、同様の効果を
得ることができる。
【0048】また、既設配管16,17に加えて蒸発器
5も既設のものを利用した場合であって、蒸発器5内の
配管の洗浄も同時に行う場合には、操作弁7,8及びバ
イパス回路9の設置は不要となる。この場合は、蒸発器
5の送風ファン11を任意に停止することが可能な制御
装置(蒸発防止手段)を設け、送風ファン11を起動さ
せないまま圧縮機1を運転する。すると、凝縮器2で凝
縮し膨張機構4を経て蒸発器5に流入した液冷媒は、送
風ファン11が停止していて蒸発器5での熱交換が行わ
れないために蒸発できず、液状態のまま蒸発器5から流
出する、いわゆる液バック運転となる。こうした液バッ
ク運転を実行させることにより、既設配管16、蒸発器
5、既設配管17を洗浄することが可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上に説明したように、第1の発明に係
る冷凍装置にあっては、気液分離器内の底部に開口する
返油配管の操作弁を閉じた状態で、蒸発防止手段により
冷媒の蒸発を防止した液バック運転を行うことにより、
凝縮器から気液分離器までの配管内の異物を洗浄・除去
することができ、かつ、その異物を気液分離器内に滞留
させて圧縮機への流入を防止でき、液バック運転の終了
後に前記異物を抜き出すことができる。したがって、冷
媒変更時等における既設配管の利用が容易にできるよう
になるとともに、配管残留異物に起因する圧縮機の故障
や細部の詰まりを防止できて、信頼性の高い冷凍装置が
得られる。
【0050】また、第2の発明に係る冷凍装置にあって
は、補助気液分離器を冷媒回路に連通させた状態で、蒸
発防止手段によって冷媒の蒸発を防止した液バック運転
を行うことにより、凝縮器から補助気液分離器までの配
管内の異物を洗浄・除去することができ、かつ、その異
物を補助気液分離器内に滞留させて圧縮機への流入を防
止でき、液バック運転の終了後に前記異物を抜き出すこ
とができる。したがって、冷媒変更時等における既設配
管の利用が容易にできるようになるとともに、配管残留
異物に起因する圧縮機の故障や細部の詰まりを防止でき
て、信頼性の高い冷凍装置が得られる。さらに、補助気
液分離器を着脱可能にすれば、他の冷凍装置に取り付け
て使用することも可能となる。
【0051】また、第3の発明に係る冷凍装置にあって
は、気液分離器の油戻し孔を有する第2出口配管を閉じ
た状態で、蒸発防止手段によって冷媒の蒸発を防止した
液バック運転を行うことにより、凝縮器から気液分離器
までの配管内の異物を洗浄・除去することができ、か
つ、その異物を気液分離器内に滞留させて圧縮機への流
入を防止でき、液バック運転の終了後に前記異物を抜き
出すことができる。したがって、冷媒変更時等における
既設配管の利用が容易にできるようになるとともに、配
管残留異物に起因する圧縮機の故障や細部の詰まりを防
止できて、信頼性の高い冷凍装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る冷凍装置の冷
媒回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係る冷凍装置の冷
媒回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態3に係る冷凍装置の冷
媒回路図である。
【図4】 従来の冷凍装置の冷媒回路図である。
【図5】 一般的な気液分離器の構造を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 圧縮機、2 凝縮器、4 膨張機構、5 蒸発器、
6 気液分離器、6A補助気液分離器、6B 気液分離
器、6a 入口配管、 6b 出口配管、7操作弁、8
操作弁、9 バイパス回路、10 操作弁、11 送
風ファン、12 返油配管、13 操作弁、14 異物
抜出し配管、15 操作弁、16既設配管、17 既設
配管、18 気液分離器、18a 入口配管、 18b
出口配管、18d 油戻し孔、19 操作弁、20 操
作弁、21 操作弁、22 操作弁、23 第2出口配
管、24 操作弁、25 第1出口配管、26操作弁。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、膨張機構、蒸発器、及
    び気液分離器を順次配管接続してなる冷媒回路を有する
    冷凍装置において、 前記凝縮器で液化した冷媒の蒸発を防止して液状態のま
    ま前記蒸発器の下流側に流れるようにする蒸発防止手段
    を備え、前記気液分離器は、前記蒸発防止手段により蒸
    発を防止されて液状態で流入する冷媒のほぼ全量を収容
    可能な容積を有するとともに、この気液分離器内の上部
    に開口する出口配管と、底部に開口する返油配管とを備
    えており、さらに、前記返油配管を開閉する操作弁と、
    前記気液分離器内に滞留した異物を抜き出す異物抜出し
    手段とを備えていることを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、凝縮器、膨張機構、蒸発器、及
    び気液分離器を順次配管接続してなる冷媒回路を有する
    冷凍装置において、 前記凝縮器で液化した冷媒の蒸発を防止して液状態のま
    ま前記蒸発器の下流側に流れるようにする蒸発防止手段
    と、前記気液分離器と並列に前記冷媒回路に接続される
    補助気液分離器と、前記気液分離器と前記補助気液分離
    器とを前記冷媒回路に選択的に連通させる切換手段とを
    備え、前記補助気液分離器は、前記蒸発防止手段により
    蒸発を防止されて液状態で流入する冷媒のほぼ全量を収
    容可能な容積を有するとともに、この補助気液分離器内
    の上部に開口する出口配管を備えており、さらに、前記
    補助気液分離器内に滞留した異物を抜き出す異物抜出し
    手段を備えていることを特徴とする冷凍装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、凝縮器、膨張機構、蒸発器、及
    び気液分離器を順次配管接続してなる冷媒回路を有する
    冷凍装置において、 前記凝縮器で液化した冷媒の蒸発を防止して液状態のま
    ま前記蒸発器の下流側に流れるようにする蒸発防止手段
    を備え、前記気液分離器は、前記蒸発防止手段により蒸
    発を防止されて液状態で流入する冷媒のほぼ全量を収容
    可能な容積を有するとともに、この気液分離器内の上部
    に開口する第1出口配管と、この気液分離器内の上部に
    開口するU字状をなし底部に油戻し孔が形成された第2
    出口配管とを備えており、さらに、前記第1出口管と前
    記第2出口配管とを選択的に開閉可能な開閉手段と、前
    記気液分離器内に滞留した異物を抜き出す異物抜出し手
    段とを備えていることを特徴とする冷凍装置。
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