JP2001263605A - 設備機器管理システム - Google Patents

設備機器管理システム

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JP2001263605A
JP2001263605A JP2000075963A JP2000075963A JP2001263605A JP 2001263605 A JP2001263605 A JP 2001263605A JP 2000075963 A JP2000075963 A JP 2000075963A JP 2000075963 A JP2000075963 A JP 2000075963A JP 2001263605 A JP2001263605 A JP 2001263605A
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JP
Japan
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equipment
maintenance
water treatment
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JP2000075963A
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English (en)
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Tsutomu Kurokawa
努 黒川
Shinichi Inoue
真一 井上
Yoshimasa Nakano
吉雅 中野
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Kurita Water Industries Ltd
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Kurita Water Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F27/00Control arrangements or safety devices specially adapted for heat-exchange or heat-transfer apparatus

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却水系またはボイラ系の水処理設備等の稼
働状態を管理センタにて集中管理しながら、上記設備に
生じた不具合に迅速に、しかも効率的に対処することの
できる設備機器管理システムを提供する。 【解決手段】 管理センタ2において設備1から収集し
た稼働状態を示す情報に従って該設備の稼働状態を認識
し、認識した稼働状態から該設備の不具合を検出して
そのメンテナンスを要請する。そして設備のメンテナ
ンスが行われた後の当該設備の稼働状態を示す情報を
収集し、この情報に従って認識される該設備の稼働状
態を、作業者からの要請に従って作業者が携帯する通信
端末5に向けて通知する。そしてメンテナンス現場に
おいて、メンテナンスの結果を確認できるようにする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水処理設備等の稼
働状態を管理センタにて集中管理しながら、上記設備に
生じた不具合に迅速に対処することのできる設備機器管
理システムに関する。
【0002】
【関連する背景技術】例えば冷却水系またはボイラ系の
水処理設備においては、水に含まれる各種の不純物によ
って、その配管内にスライムやスケールが発生したり、
処理水の塩イオン濃度が上昇することがある。そこで従
来より水処理設備の稼働状況に応じて、適宜、その水処
理対象水系にスケール除去剤等の水処理薬剤を注入(薬
注)することが行われている。また水処理設備に組み込
んだ各種センサにより求められる水質等の情報に従っ
て、その薬注を自動制御することも行われている。
【0003】またこのような水処理設備の稼働状態をモ
ニタするべく、上述した如く求められた水質の情報や設
備機器の動作(制御)状態を示す情報を、その水処理設
備の操作部(制御盤)に設けられた表示装置にて表示す
ることも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の水処
理設備の稼働状態を把握するために、その都度、当該水
処理設備が設けられた現場に赴くことは、多大な労力と
時間を必要とする。このような不具合を解消するべく、
例えば水処理設備が設けられた現場と、その水処理設備
を管理する管理センタとの間を所定の通信回線を介して
結び、管理センタにて水処理設備の稼働状態を示す情報
を定期的に収集する等して、その稼働状態を管理するこ
とが試みられている。
【0005】しかしながら上述した如くして水処理設備
の稼働状態を管理する管理センタにおいて、水処理設備
の異常や不具合の発生が認められたとき、如何にして当
該水処理設備の異常等に対処するかと言う点で幾つかの
問題が残されている。例えば管理センタからの依頼を受
けた作業者が現場に赴き、その水処理設備に対して所定
のメンテナンスを施しても、これによって水処理設備が
正常状態に復旧したか否を当該作業者によって確認する
ことが甚だ困難である。
【0006】即ち、この種の水処理設備は、その設備仕
様に応じて構築された様々な形態の設備構造を有し、ま
た配管やバルブ等の設備機器の仕様も水処理設備毎に異
なっていることが多い。この為、その水処理設備の仕様
に応じたメンテナンスを施すことが必要である。しかも
そのメンテナンスの結果については、管理センタにおい
てその良否が判定されることになるので、例えば当該水
処理設備に対して、メンテナンスに出掛け直すことが必
要となる等の不具合がある。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、水処理設備等の稼働状態を管理
センタにて集中管理しながら、上記設備に生じた不具合
に迅速に、しかも効率的に対処することのできる設備機
器管理システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る設備機器管理システムは、冷却水系ま
たはボイラ系の水処理設備等からなる所定の制御処理を
実行する設備と、この設備の稼働状態を示す情報を該設
備から収集して当該設備の稼働状態を管理する管理セン
タとからなり、特に前記管理センタは、前記設備から収
集した稼働状態を示す情報に従って該設備の稼働状態を
認識する機能、認識した稼働状態から該設備の不具合を
検出してそのメンテナンスを要請する機能、および上記
メンテナンスの要請を受けた作業者により該設備がメン
テナンスされた後に当該設備から収集した情報、または
この情報に従って認識される該設備の稼働状態を、当該
設備が備える通信端末または前記作業者が携帯する通信
端末に向けて提示する機能を備えることを特徴としてい
る。
【0009】好ましくは請求項2に記載するように前記
メンテナンスを要請する機能は、不具合が検出された設
備を管理するサービスセンタまたはその作業者に向け
て、当該設備を特定する情報と共にメンテナンス内容を
示す情報を通知する如く構成される。また前記メンテナ
ンス後の設備の稼働状態を提示する機能は、作業者から
の要請(アクセス)を受けて前記稼働状態を示す情報を
前記通信端末に対して出力するように構成される。
【0010】即ち、本発明に係る設備機器管理システム
においては、 設備の稼働状態を示す情報を該設備から収集して当
該設備の稼働状態を管理する管理センタにおいて、上記
設備の不具合が検出されたとき、 その設備を管理するサービスセンタまたはその作業
者に向けて当該設備を特定する情報と共にメンテナンス
内容を示す情報を通知することでそのメンテナンスを要
請し、 この要請を受けた作業者が当該設備をメンテナンス
したときには、 上記メンテナンス後に当該設備から収集された情報
から求められる稼働状態を示す情報を、 当該作業者からの要請により、当該作業者が携帯す
る通信端末、例えば携帯電話機のインターネットアクセ
ス機能を利用して該携帯電話機に通知して表示すること
で、 そのメンテナンスの良否を当該設備が設けられた作
業現場にて簡易に確認し得るようにしたことを特徴とし
ている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る設備機器管理システムについて、冷却水
系またはボイラ系の水処理設備の稼働状態を、当該水処
理設備が設けられた現場から離れた位置(場所)に設け
られる管理センタにて管理するシステムを例に説明す
る。
【0012】図1は、この実施形態に係る設備機器管理
システムの概略を示す全体的なシステム構成図で、1は
冷却水系またはボイラ系の水処理設備を示している。ま
た2は上記水処理設備1の稼働状態を管理する管理セン
タである。この管理センタ2が管理する水処理設備1
は、ここでは1つだけを示しているが、一般的には互い
に異なる場所にそれぞれ設置された複数の水処理設備1
からなり、管理センタ2はこれらの水処理設備1をそれ
ぞれ集中管理する機能を担う。
【0013】ちなみに水処理設備1は、基本的には図2
に示すように制御盤11の制御の下で駆動されるポンプ
12により、給水タンク13から供給される処理水をボ
イラ/冷却塔14に供給して所定の水処理(熱交換)を
行う如く構成される。そしてボイラ/冷却塔14やその
配管系に組み込まれた各種センサ15(15a,〜15
d)により検出される水質情報やスライム・スケール情
報等に従い、その制御処理部16からその処理対象水系
にスライム除去剤等の薬液を注入(薬注)するように構
成される。
【0014】尚、制御処理部16は、薬液タンク21に
準備された薬液を処理対象水系に注入するポンプ22
や、各種センサ15(15a,〜15f)を介して処理
対象水の水質等を検出するセンシング部23、このセン
シング部23にて検出された情法に従って前記ポンプ2
2の作動、即ち、薬注を制御するCPU24等を備えて
いる。そしてCPU24は、キーボード等の操作部25
から入力される処理動作の指示や、メモリ26に登録さ
れた薬注制御条件を示す設定値等に従って薬注動作を制
御する。またCPU24は通信端末27を作動させるこ
とで、上述した如く検出したセンシング情報や該制御処
理部16の動作状態等の情報を、所定の通信回線を介し
て管理センタ2に通知する機能を備えている。
【0015】さて基本的には上述したように構成される
水処理設備1の稼働状態を管理する管理装置2は、後述
するように水処理設備1の稼働状態を示す情報を通信回
線を介して収集する機能、収集した情報に従って該水処
理設備1の稼働状態を認識してその稼働状態を管理する
機能、また認識した稼働状態を、例えばWEB情報の形
態でインターネットを介して当該水処理設備1等に提示
する機能、更には認識した稼働状態に従って当該水処理
設備1の異常状態を検出したり、不具合の発生を予知
し、その水処理設備1を管理するサービスセンタまたは
その作業者に向けてそのメンテナンスを要請する機能等
を備える。
【0016】上記稼働状態の認識やその異常状態等の検
出は、管理センタ2が備えたデータベース3を参照し
て、当該水処理設備1の仕様(設備構造)を求めると共
に、配管やバルブ等の設備機器の施工内容を求め、これ
らの仕様情報に従って水処理設備1から収集したデータ
(情報)を解析することによってなされる。この際、デ
ータベース3に蓄積されている各種の異常や不具合に対
しての適切な対処法や、他の設備機器に生じた不具合と
その解決法等の事例を参照することで、当該水処理設備
1に対して必要とするメンテナンスの内容が求められ
る。また上記メンテナンスの要請は、水処理設備1の不
具合(異常)が検出されたときに発せられるものであっ
て、当該水処理設備1を特定する情報(管理番号IDと
設備現場の所在地を示す情報)と共に、メンテナンス内
容を示す情報を通知することによって行われる。
【0017】しかしてこのようなメンテナンスの要請が
あると、その作業者4は上記水処理設備1を特定する情
報(管理番号IDと設備現場の所在地を示す情報)に従
って当該水処理設備1が設けられた現場に赴き、指示さ
れたメンテナンス内容に従って当該水処理設備1に対し
て所定のメンテナンスを施すことになる。この場合、一
般的には水処理設備1の作動を一時的に停止させて、そ
のメンテナンス作業が実施される。
【0018】そしてメンテナンスが終了し、水処理設備
1を再起動すると、これによって水処理設備1はその制
御処理部16の作動によって当該水処理設備1の稼働状
態を示す情報を収集し、これを管理センタ2に対して通
知するので、管理センタ2においては当該水処理設備1
の管理を再開する。このとき作業者4が、当該作業者が
携帯する通信端末、例えば携帯電話機5のインターネッ
ト・アクセス機能を用いて管理センタ2をアクセスすれ
ば、ID照合等のチェック処理を経て当該携帯電話機5
に前記管理センタ2が収集した当該水処理設備1の稼働
状態を示す情報が通知される。この結果、作業者4は、
携帯電話機5に通知された情報に基づいて、そのメンテ
ナンスが効を奏したか否か、つまり水処理設備1の不具
合や異常が解消されたか否かのメンテナンス結果を、そ
の現場において知ることが可能となる。つまり水処理設
備1が設置された現場において、そのメンテナンス結果
を容易に確認することが可能となる。
【0019】このような一連のメンテナンス処理につい
て、図3を参照して更に詳しく説明すると、水処理設備
1においては、前述した制御管理部16において各種セ
ンサ15を介してその稼働状態を常時検出しており[ス
テップS1]、異常が生じたか否かを判定している[ス
テップS2]。そして異常が認められたときには、その
通信端末27を介して速やかにアラーム通知を発し、そ
の旨を管理センタ2に通知する[ステップS3]。尚、
異常が認められない場合には、管理センタ2との間で定
められた所定の周期で定時通信を実行し、前述した如く
検出された設備の稼働状態を示す情報を管理センタ2に
通知する[ステップS4]。
【0020】一方、管理センタ2においては、上述した
如く水処理設備1から定時通信により通知される当該設
備の稼働状態を示す情報や、アラーム通知を逐次収集し
ており[ステップS11]、収集した情報に基づいて当
該設備の稼働状態を分析(認識)してその稼働状態を管
理している[ステップS12]。この際、前述したよう
にデータベース3を参照して当該設備の今後の稼働状態
の変化を予知する等して、メンテナンスの必要性を判断
している。そして認識した稼働状態や、その稼働状態に
従って求められる当該水処理設備1を効率的に稼働させ
るに有用なアシスト情報等を当該水処理設備1に提示す
るためるモニタ出力情報を作成している[ステップS1
3]。このようにして作成されるモニタ出力情報は、後
述するようにインターネットを介して当該水処理設備1
側から提示要求があったとき、所定のID照合の後、そ
の水処理設備1に向けて配信サービスされる。
【0021】しかして管理センタ2においては、上述し
た如くして管理している水処理設備1の稼働状態に異常
が認められるか否か、更には不具合の発生が予知される
か否かを、前述した如く認識した稼働状態から判定して
いる[ステップS14]。そして異常の発生が認められ
ない場合には、上述したデータ収集と設備の稼働状態の
監視等の一連の設備機器管理処理を繰り返し実行する
《第1のメンテナンス手順》。
【0022】これに対して水処理設備1からアラーム通
知が与えられた場合や、その異常が検知された場合には
[ステップS14]、管理センタ2は当該水処理設備1
を特定する情報を取得すると共に、異常(不具合)の状
況や、これを解消するべく処置法を示すメンテナンス情
報を前記データベース3から求め、その水処理設備1を
管理するサービスステーションや、メンテナンス作業員
に対してメンテナンスの要請を発する[ステップS1
5]。このメンテナンスの要請《第2のメンテナンス手
順》は、サービスステーションに設けられた通信端末
や、作業員が携帯する携帯電話機等の携帯端末5に対し
て、上記水処理設備1を特定する情報(水処理設備1が
設けられた現場の所在地等)、異常(不具合)の状況、
およびこれに対するメンテナンス情報を提示することに
よって行われる。
【0023】しかしてこのメンテナンスの要請を受けた
作業員は、上述した如く通知された情報に従って所定の
メンテナンス準備を整えて、当該水処理設備1の現場に
赴くことになる。そして当該水処理設備1に対して所定
のメンテナンスを施して[ステップS21]、該設備1
の正常な稼働状態への復旧を図ることになる《第3のメ
ンテナンス処理手順》。
【0024】しかしてメンテナンスの途中において、或
いはメンテナンスが終了した時点において水処理設備1
の運転を再開すると、その制御管理部16においては当
該設備の稼働状態を示す情報を再び検知することになり
[ステップS22]、その検知情報(稼働状態を示す情
報)がメンテナンス後の確認情報として管理センタ2に
通知される[ステップS23]。そして管理センタ2に
おいては、水処理設備1から通知された稼働状態を示す
情報に従って、前述した設備管理時と同様にして当該水
処理設備1の稼働状態を認識し、その管理を行うことに
なる《第4のメンテナンス処理手順》。
【0025】このような状態において上述したメンテナ
ンスを実行した作業員が、携帯電話機(通信端末)5を
介して通信センタ2をアクセスし、メンテナンスを施し
た水処理設備1のID情報を入力すると[ステップS2
4]、管理センタ2においては当該水処理設備1の稼働
状態を示す情報を上記携帯電話機5に提供することにな
る《第5のメンテナンス処理手順》。この結果、作業員
は携帯電話機5を介して水処理設備1の稼働状態、ひい
ては管理センタ2にて管理(モニタ)されている当該設
備1の状態を知ることができ、そのメンテナンスが確実
に施されたか否かを確認することが可能となる《第6の
メンテナンス処理手順》。
【0026】尚、メンテナンスを施したにも拘わらず、
水処理設備1が正常に機能しない場合には、つまりその
稼働状態が正規の状態に復旧しないことが認められた場
合には[ステップS25]、その判断結果に従ってその
メンテナンスが引き続き継続される。この場合、管理セ
ンタ2における稼働状態の認識結果に基づいて新たなメ
ンテナンス内容を受けるようにしても良い。また正常な
稼働状態への復旧が確認された場合には、この時点でメ
ンテナンスが終了することになる。
【0027】かくして上述した如くして水処理設備1の
稼働状態の情報を管理センタ2に収集してその稼働状態
を監視しながら、当該水処理設備1の異常や不具合の発
生が認められたとき、或いは予知されたとき、作業員に
対してそのメンテナンスを要請し、この要請に基づいて
作業員が現場に赴いて当該水処理設備1をメンテナンス
した後、作業員からの要請に従って管理センタ2側から
当該作業員が携帯する通信端末5に対して、管理センタ
2において管理している当該水処理設備1の稼働状態を
示す情報を通知するので、作業員は水処理設備1が設け
られた現場にいながらそのメンテナンス結果を容易に確
認することができる。しかも管理センタ2における稼働
状態の分析結果に従ってそのメンテナンス内容が適切に
指示されるので、現場におけるメンテナンス作業自体が
容易であり、適切なメンテナンスを講じることができる
等の効果が奏せられる。しかも作業員が当該水処理設備
1の設備仕様の全てを詳細に把握していないような場合
であっても、管理センタ2側からそのメンテナンスを適
切にアシストすることも可能となる等の効果が奏せら
れ。
【0028】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。ここでは冷却水系やボイラ水系の水処
理設備1の管理を例に説明したが、その他の設備、例え
ば食器自動洗浄設備や衣服類のクリーニング設備の管
理、更には工場排水等の浄化設備、海水や湖沼水に対す
る淡水化設備等の管理にも同様に適用可能である。また
これらの設備が設置される場所・地域についても特に限
定されず、例えば縦横に張り巡らされたインターネット
回線を通じて各設備からの情報収集と、その管理情報の
提供を行うようにシステムを構築することも可能であ
る。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定の制御処理を実行する設備を管理する管理センタにお
いては、各設備から収集した稼働状態を示す情報に従っ
て該設備の稼働状態を認識し、当該設備の不具合が検出
されたときにそのメンテナンスを要請すると、このメン
テナンスの要請を受けた作業者により該設備がメンテナ
ンスされる。そしてその作業者からの要請に従って、メ
ンテナンス後に当該設備から収集される稼働状態を示す
情報や、この情報に従って認識される該設備の稼働状態
が、当該設備が備える通信端末や作業者が携帯する通信
端末に向けて出力されるので、作業者は当該設備が設け
られた現場にいながらメンテナンスの結果を容易に確認
することができる。しかも管理センタから、適切なメン
テナンス内容の指示を受けながら、簡易に、しかも効果
的に適切なメンテナンスを施すことが可能となる等の実
用上多大なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る設備機器管理システ
ムの概略的なシステム構成図。
【図2】管理センタによりその稼働状態が管理される水
処理設備の一例を示す概略構成図。
【図3】本発明に係る設備機器管理システムにおけるメ
ンテナンス処理手順の概略的な流れを示す図。
【符号の説明】
1 水処理設備 2 管理センタ 3 データベース 4 作業員 5 通信端末(携帯電話機)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月28日(2000.3.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る設備機器管理システムは、水処理設備
等の所定の制御処理を実行する設備と、この設備の稼働
状態を示す情報を該設備から収集して当該設備の稼働状
態を管理する管理センタとからなり、特に前記管理セン
タは、前記設備から収集した稼働状態を示す情報に従っ
て該設備の稼働状態を認識する機能、認識した稼働状態
から該設備の不具合を検出してそのメンテナンスを要請
する機能、および上記メンテナンスの要請を受けた作業
者により該設備がメンテナンスされた後に当該設備から
収集した情報、またはこの情報に従って認識される該設
備の稼働状態を、当該設備が備える通信端末または前記
作業者が携帯する通信端末に向けて提示する機能を備え
ることを特徴としている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B // F28F 25/00 F28F 25/00 (72)発明者 中野 吉雅 東京都新宿区西新宿三丁目4番7号 栗田 工業株式会社内 Fターム(参考) 3L044 DD05 KA05 5B049 BB00 CC21 CC34 DD01 DD05 FF09 GG06 GG07 GG09 5K048 AA04 BA21 CA01 DA02 DC01 DC03 EA11 EB08 EB12 FB04 FB05 FC01 GB01 GB05 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA21 5K101 KK13 LL01 LL03 LL05 LL12 MM04 MM07 NN03 NN18 TT06 UU16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の制御処理を実行する設備と、この
    設備の稼働状態を示す情報を該設備から収集して当該設
    備の稼働状態を管理する管理センタとからなり、 前記管理センタは、 前記設備から収集した稼働状態を示す情報に従って該設
    備の稼働状態を認識する機能と、 認識した稼働状態から該設備の不具合を検出してそのメ
    ンテナンスを要請する機能と、 上記メンテナンスの要請を受けた作業者により該設備が
    メンテナンスされた後に当該設備から収集される稼働状
    態を示す情報、またはこの情報に従って認識される該設
    備の稼働状態を、当該設備が備える通信端末または前記
    作業者が携帯する通信端末に向けて提示する機能とを具
    備したことを特徴とする設備機器管理システム。
  2. 【請求項2】 前記メンテナンスを要請する機能は、不
    具合が検出された設備を管理するサービスセンタまたは
    その作業者に向けて、当該設備を特定する情報と共にメ
    ンテナンス内容を示す情報を通知するものであって、 前記メンテナンス後の設備の稼働状態を提示する機能
    は、作業者からの要請を受けて前記稼働状態を示す情報
    を前記通信端末に対して出力することを特徴とする請求
    項1に記載の設備機器管理システム。
  3. 【請求項3】 前記設備は、水処理設備からなる請求項
    1に記載の設備機器管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014203651A1 (ja) * 2013-06-19 2014-12-24 栗田工業株式会社 設備管理システム
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