JP2001263375A - 動力断続装置 - Google Patents

動力断続装置

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JP2001263375A
JP2001263375A JP2000078307A JP2000078307A JP2001263375A JP 2001263375 A JP2001263375 A JP 2001263375A JP 2000078307 A JP2000078307 A JP 2000078307A JP 2000078307 A JP2000078307 A JP 2000078307A JP 2001263375 A JP2001263375 A JP 2001263375A
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Takahide Saito
隆英 齋藤
Tatsuo Kawase
達夫 川瀬
Takashi Nozaki
孝志 野▲崎▼
Makoto Yasui
誠 安井
Shiro Goto
司郎 後藤
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチ機構の結合時に生じる衝撃を緩和
し、出力部材に対する動力の伝達が円滑に行える動力断
続装置を提供する。 【解決手段】 動力軸と接続された入力部材12と、こ
の入力部材12と同軸心状に配置された出力部材14
と、上記両部材12、14間に設けられた2方向クラッ
チ15とからなる動力断続装置において、出力部材14
の途中に、ショックを和らげる抵抗手段16を設け、2
方向クラッチ15の結合時に生じる衝撃を抵抗手段16
で緩和し、出力部材14に対して動力の伝達を円滑に行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動力の伝達経路
上において、動力の伝達と遮断の切り換えに用いられる
動力断続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種機器や車両において、動力源の回転
を選択的に取り出して駆動する場合、動力の伝達経路上
に動力断続装置を組み込み使用する必要がある。
【0003】このような動力断続装置においては、動力
源に連なる入力部材の回転を出力部材に伝達したり遮断
する機能を得るために、入力部材と出力部材の間に結合
と切り離しを行うクラッチ機構の採用が必要になる。
【0004】従来、上記のような動力断続装置は、入力
部材と出力部材の間にクラッチ機構を組み込み、クラッ
チ機構の結合により入力部材と出力部材を直結する構造
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の動力断続装置は、回転の伝達時にクラッチ機構
が機械的に結合するため、この結合時に衝撃が発生し、
出力部材に衝撃トルクが加わるという問題がある。
【0006】そこで、この発明の課題は、クラッチ機構
の結合時に生じる衝撃を緩和し、出力部材に対する回転
の伝達が円滑に行える動力断続装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、請求項1の発明は、動力源からの動力を断続
させる装置であって、動力軸と接続された入力部材とそ
れに嵌合して同軸心状に配置された出力部材の対向面に
係合する係合子を組み込んで2方向クラッチを形成し、
この2方向クラッチのロックとフリーを各々の保持器を
制御手段で制御することによって行うようにした動力断
続装置において、前記出力部材の途中に、2方向クラッ
チの係合時に生じるショックを和らげる抵抗手段を設け
た構成を採用したものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記出力部材が、2方向クラッチに連なる外側出力
部材と、この外側出力部材内に回転可能となるよう嵌め
合わせた内側出力部材に分断して形成され、上記外側出
力部材と内側出力部材の嵌合面間に抵抗手段を設けた構
成を採用したものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記出力部材が、2方向クラッチに連なる外輪に軸
を一体に回転するよう結合して形成され、この軸に対し
て嵌め合わせた固定部材と軸の嵌合面間に抵抗手段を設
けた構成を採用したものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、前記抵抗手段が、多板クラッチである構成を
採用したものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項1乃至4の発明
において、前記入力部材が、係合子がロックするクラッ
チ面を備えた別体の部材を有する構成を採用したもので
ある。
【0012】請求項6の発明は、請求項1乃至5の発明
において、前記係合子が、ローラである構成を採用した
ものである。
【0013】請求項7の発明は、請求項1乃至5の発明
において、前記係合子が、スプラグである構成を採用し
たものである。
【0014】請求項8の発明は、請求項1乃至7の発明
において、前記制御手段が、電磁石からなる構成を採用
したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0016】図1乃至図6に示す第1の実施の形態にお
いて、動力断続装置11は、動力軸と接続されて回転可
能に配置された軸体である入力部材12と、この入力部
材12に外嵌して軸受13で回転可能に支持され、該入
力部材12と同軸心状に配置された円筒状の出力部材1
4と、上記入力部材12と出力部材14との間に設けら
れた2方向クラッチ15とからなり、上記出力部材14
の途中に、2方向クラッチ15の結合時のショックを和
らげる抵抗手段16が設けられ、動力の断続が2方向ク
ラッチ15を制御手段である電磁クラッチ17で制御す
ることによって行う構成になっている。
【0017】上記2方向クラッチ15は、図1と図3の
ように、出力部材14の内径面に円筒面21が形成さ
れ、これに対応するよう入力部材12にスプライン22
を介して別体のカム部材23が一体に回転するよう固定
され、このカム部材23の外径面に所定の間隔をおいて
複数の平坦なカム面(クラッチ面)24が形成され、各
カム面24は、出力部材14の円筒面21との間で円周
方向の両側が狭幅になる楔状空間を形成している。
【0018】前記入力部材12に固定したカム部材23
の外径面と出力部材14の円筒面21の間に保持器25
が外嵌挿入され、保持器25の一端はプレート26を介
してカム部材23に回転自在に支持され、この保持器2
5には、図3のように、周方向にカム面24と同じ数の
ポケット25aが形成され、その各ポケット25aに係
合子としてのローラ27が組み込まれている。ローラ2
7は、カム部材23の各カム面24に対してそれぞれ1
個ずつ組み込まれており、保持器25によって周方向の
何れかに所定量移動すると、カム面24と円筒面21の
間に係合し、入力部材12と出力部材14を一体化す
る。
【0019】図4で示すように、保持器25とカム部材
23の両者には、周方向の一部に切り欠き部28、28
aが設けられ、そこに弾性部材であるスイッチばね29
を撓ませてその両端部29aをセットする。
【0020】ここで、両者の切り欠き部28、28a
は、後述するアーマチュアに隣接する側面に設けられて
いる。
【0021】保持器25とカム部材23は、互いの切り
欠き部28、28aが合致しているときは、カム部材2
3のカム面24と保持器25のポケット25a及びロー
ラ27の位置関係は、図3で示した如くローラ27が中
立位置になるよう設定されており、ローラ27と円筒面
21の間に隙間aが存在する。従って、スイッチばね2
9がセットされていると、入力部材12と出力部材14
は係合されず、空転が可能な状態となる。
【0022】図1で示すように、出力部材14の一方端
部は一段大径になり、この大径部分の内側と入力部材1
2の間に電磁クラッチ17が組み込まれている。
【0023】この電磁クラッチ17は、出力部材14の
端部より外側に位置する固定部材30に電磁コイル31
を収納するフィールドコア32が嵌合固定され、このフ
ィールドコア32に回転可能となるよう外嵌するロータ
33が、入力部材12に嵌挿したロータガイド34と出
力部材14の内部に嵌挿したロータガイド35との間に
組み込まれ、ロータ33とロータガイド35はピン36
によって出力部材14と結合され、このロータ33と保
持器25の間に、電磁コイル31の磁力によって移動吸
着されるアーマチュア37がロータ33と対面するよう
配置されている。
【0024】上記アーマチュア37は、カム部材23に
嵌挿した保持部材38で、軸方向に移動可能で一体に回
転するよう支持され、この保持部材38は保持器25の
切り欠き部28と係合し、該アーマチュア37と保持器
25は、保持部材38を介して回転方向に一体化されて
いる。
【0025】このアーマチュア37は、スプリング39
でロータ33に対して常時離反する方向の弾性が軽く付
勢され、電磁コイル31への通電による磁力によって移
動してロータ33に吸着固定化され、また、電磁コイル
31に通電がないときは、アーマチュア37とロータ3
3の対向面間に隙間を形成し、ロータ33とアーマチュ
ア37の相対回転時における対向面の摩耗発生を防いで
いる。
【0026】従って、フィールドコア32は固定部材で
あり、また、出力部材14、ロータガイド35、ロータ
33はピン36の結合でいかなるときも相対回転しない
と共に、ロータ33が出力部材14に固定された摩擦部
材となる。
【0027】すなわち、ロータ33は出力部材14とつ
ながっており、アーマチュア37は、保持器25、スイ
ッチばね29、カム部材23を介して入力部材12とつ
ながっているため、出力部材14と入力部材12の相対
回転が可能である。
【0028】図5と図6は、2方向クラッチ15におい
て、ローラ27を常に一方の係合位置に保持するように
した例を示している。この例では、保持部材38、保持
器25とカム部材23に設けた切り欠き部28、28a
に対し、スイッチばね29の一端29aをカム部材23
の切り欠き部28aに係合させ、スイッチばね29の他
端29aを保持器25の切り欠き部28に係合させるこ
とにより、カム部材23に対して第1の保持器25に一
方周方向への回転弾性を付勢し、ローラ27を一方の係
合位置に保持している。
【0029】このように、2方向クラッチ15を常時一
方に係合状態とすれば、電磁クラッチ17による一方へ
の係合のための制御が省けるという利点がある。
【0030】図1に示す出力部材とこれに組み込む抵抗
手段16の第1の構造は、出力部材14を、2方向クラ
ッチ15の外輪部分14aに連なる筒状の外側出力部材
14bと、この外側出力部材14b内に軸受40を介し
て回転可能となるよう嵌め合わせた軸状の内側出力軸1
4cに分断して形成し、この外側出力部材14bと内側
出力部材14cの嵌合面間に抵抗手段16を設けたもの
である。
【0031】上記抵抗手段16は、多板クラッチを採用
し、内側出力軸14cに対して回転不能で軸方向に可動
となる複数枚のインナープレート41と、外側出力部材
14bに対して回転不能で軸方向に可動となる複数枚の
アウタープレート42を交互に重ね合わせ、各インナー
プレート41とアウタープレート42間に粘性流体を介
在させた状態で、これらを板ばね43で軸方向に圧接さ
せた構造になっている。
【0032】図2に示す出力部材14とこれに組み込む
抵抗手段16の第2の構造は、出力部材14を、2方向
クラッチ15の外輪部分14aと、入力部材12と同軸
心状の配置となり、外輪部分14aとスプライン44を
介して一体に回転するよう結合した出力軸14cとで形
成し、この出力軸14cに回転不能となる固定ハウジン
グ45を軸受46を介して嵌め合わせ、出力軸14cと
固定ハウジング45の嵌合面間に、図1と同様の多板ク
ラッチからなる抵抗手段16を設けたものであり、イン
ナープレート41が出力軸14cに、アウタープレート
42が固定ハウジング45にそれぞれ回転不能で軸方向
に可動となり、粘性流体を介在させた状態でこれらを板
ばね43で軸方向に圧接させている。
【0033】上記のように、出力部材14の途中に、シ
ョックを和らげる抵抗手段16を設けることにより、2
方向クラッチ15が係合した回転連結時に、出力部材1
4に生じる衝撃を、抵抗手段16のスリップや抵抗によ
り吸収して緩和することができ、衝撃のない円滑な回転
伝達の切り換えが行える。
【0034】この発明の動力断続装置11は上記のよう
な構成であり、電磁コイル31への電流が流れていない
とき、2方向クラッチ15は、スイッチばね29の作用
により、上述のようにローラ27はカム面24に係合し
ない中立位置へ保持され、2方向クラッチ15は入力部
材12と出力部材14の係合を解き入力部材12の回転
が出力部材14に伝達されない。
【0035】入力部材12が回転する状態で、電磁クラ
ッチ17の電磁コイル31に電流が流れると、該電磁コ
イル31の磁力により、アーマチュア37とロータ33
が圧接され、この状態で入力部材12と出力部材14が
相対空転しようとすると、アーマチュア37とロータ3
3間に発生した摩擦力によって、保持器25と出力部材
14を一体化させるため、ローラ27はカム面24の中
立位置から楔空間の係合位置へ移動し、2方向クラッチ
15は入力部材12と出力部材14を結合し、入力部材
12の回転が出力部材14に伝達される。
【0036】入力部材12の回転が出力部材14に伝達
されるとき、図1において、分断した出力部材14の間
に直列に組み込んだ抵抗手段16が、2方向クラッチ1
5の係合時に生じる機械的な衝撃を摩擦力で吸収して緩
和し、図2においては、出力軸14cに対して回転しな
い固定ハウジング45と出力軸14cの間に組み込んだ
抵抗手段16が出力軸14cに対して抵抗を与えること
で上記と同様に衝撃を吸収して緩和し、何れにおいて
も、出力軸14cに取り出される回転に衝撃トルクが入
らないようにする。
【0037】したがって、電磁クラッチ17の電磁コイ
ル31をONすると、入力部材12と出力部材14をロ
ックできるのである。このとき、ローラ27が係合位置
に移動するが、図4に示すように、スイッチばね29が
保持器25に作用する一方向の力は、アーマチュア37
から作用するモーメントに対して軸方向に隣接してお
り、保持器25には中心軸に垂直な軸まわりのモーメン
トは働かない。このため、保持器25は入力部材12に
対してスムーズに回ることができ、特に軸受等を用いる
必要がない。
【0038】また、上記のように、スイッチばね29を
係止する保持器25の切り欠き部28とアーマチュア3
7の保持部材38が係合する切り欠きを共通で用いるこ
とにより、加工工数を減らし、コストダウンを図ること
ができる。
【0039】このように、入力部材12が回転する状態
で、電磁クラッチ17をON、OFF制御することによ
り、入力部材12の回転を出力部材14に対して伝達と
切り離しが行え、動力断続装置11を駆動力の伝達と遮
断を切り換える用途に広く使用できる。
【0040】図7と図8は、動力断続装置11の第2の
実施の形態を示している。この第2の実施の形態では、
2方向クラッチ15の係合子にスプラグを用いている。
【0041】同図において、入力部材12の外径面と出
力部材14の対向する内径面に円筒形の係合面61と6
2を設け、両係合面61と62間に径の異なる制御用保
持器63と固定保持器64が組み込まれ、両保持器63
と64にはそれぞれ複数のポケット65、66が周方向
に等間隔に形成され、その対向するポケット65、66
内に係合子としてのスプラグ67が挿入され、このスプ
ラグ67の両端は、周方向のどちらか一方に倒れたと
き、係合面61と62に係合して、入力部材12と出力
部材14を結合する円弧面68、68になっている。
【0042】上記制御用保持器63には、スプラグ67
を両側から保持するためのスプリング69が設けられ、
この制御用保持器63は電磁クラッチ17におけるアー
マチュア37と、回転方向に一体で軸方向に移動可能と
なるよう結合され、固定保持器64は入力部材12に固
定され、制御用保持器63と固定保持器64に設けた切
り欠け部にスイッチばね70の両端が係合し、制御用保
持器63を介してスプラグ67を中立の位置に保持する
ようになっている。
【0043】この2方向クラッチ15においては、電磁
クラッチ17の通電をONしたとき、アーマチュア37
がロータ33に吸着することにより、制御用保持器63
と固定保持器64に周方向への位相のずれが生じ、スプ
ラグ67が傾斜することにより入力部材12の回転が、
図1と図2のように、抵抗手段16を介して出力軸14
cに伝達されることになる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、動力
軸と接続された入力部材と、この入力部材と同軸心状に
配置された出力部材と、上記両部材間に設けられた2方
向クラッチとからなり、2方向クラッチを制御手段で制
御することによって回転の断続を行うようにした動力断
続装置において、出力部材の途中に、2方向クラッチの
係合時に生じるショックを和らげる抵抗手段を設けたの
で、2方向クラッチの係合による入力部材から出力部材
への回転伝達時に生じる2方向クラッチの機械的な衝撃
を、上記抵抗手段によって吸収緩和することができ、出
力部材に対してショックのない円滑な回転を伝達するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】動力断続装置の第1の実施の形態を示す縦断面
【図2】同上における出力部材とこれに組み込む抵抗手
段の第2の構造を示す縦断面図
【図3】2方向クラッチの要部を拡大した断面図
【図4】保持器とスイッチばねの関係構造を示す断面図
【図5】2方向クラッチの他の例を示す断面図
【図6】2方向クラッチの他の例とスイッチばねの関係
構造を示す断面図断面図
【図7】動力断続装置の第2の実施の形態を示し、
(A)はスプラグを用いた2方向クラッチの縦断正面
図、(B)は同縦断側面図縦断面図
【図8】(A)と(B)は同上のスプラグの作動を示す
拡大断面図
【符号の説明】
11 動力断続装置 12 入力部材 14 出力部材 15 2方向クラッチ 16 抵抗手段 17 電磁クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野▲崎▼ 孝志 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 (72)発明者 安井 誠 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 (72)発明者 後藤 司郎 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力源からの動力を断続させる装置であ
    って、動力軸と接続された入力部材とそれに嵌合して同
    軸心状に配置された出力部材の対向面に係合する係合子
    を組み込んで2方向クラッチを形成し、この2方向クラ
    ッチのロックとフリーを各々の保持器を制御手段で制御
    することによって行うようにした動力断続装置におい
    て、前記出力部材の途中に、2方向クラッチの係合時に
    生じるショックを和らげる抵抗手段を設けたことを特徴
    とする動力断続装置。
  2. 【請求項2】 前記出力部材が、2方向クラッチの外輪
    の延長となる外側出力部材と、この外側出力部材内に回
    転可能となるよう嵌め合わせた内側出力部材に分断して
    形成され、上記外側出力部材と内側出力部材の嵌合面間
    に抵抗手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    動力断続装置。
  3. 【請求項3】 前記出力部材が、2方向クラッチに連な
    る外輪に軸を一体に回転するよう結合して形成され、こ
    の軸に対して嵌め合わせた固定部材と軸の嵌合面間に抵
    抗手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の動力
    断続装置。
  4. 【請求項4】 前記抵抗手段が、多板クラッチであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の動力断
    続装置。
  5. 【請求項5】 前記入力部材が、係合子がロックするク
    ラッチ面を備えた別体の部材を有することを特徴とする
    請求項1乃至4の何れかに記載の動力断続装置。
  6. 【請求項6】 前記係合子が、ローラであることを特徴
    とする請求項1乃至5の何れかに記載の動力断続装置。
  7. 【請求項7】 前記係合子が、スプラグであることを特
    徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の動力断続装
    置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段が、電磁石からなることを
    特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の動力断続装
    置。
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