JP2001262993A - グラウト注入方法 - Google Patents

グラウト注入方法

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JP2001262993A
JP2001262993A JP2000074150A JP2000074150A JP2001262993A JP 2001262993 A JP2001262993 A JP 2001262993A JP 2000074150 A JP2000074150 A JP 2000074150A JP 2000074150 A JP2000074150 A JP 2000074150A JP 2001262993 A JP2001262993 A JP 2001262993A
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grout material
self
drilling
hole
lock bolt
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JP2000074150A
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English (en)
Inventor
Kenichi Nakagawa
健一 中川
Kazuo Kiuchi
和夫 木内
Kazunori Maeda
和徳 前田
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Okabe Co Ltd
Original Assignee
Okabe Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ロックボルトやグラウンドアンカーの定着力が
安定し、しかも挿入手間がかからず、作業性もよく、ま
た地盤に生じる亀裂からの浸水に対する防錆力の減退も
防止すること。 【解決手段】削孔機により自穿孔ロックボルトで地盤を
削孔し、削孔した後に前記削孔機により前記自穿孔ロッ
クボルトを回転しながら中心孔よりグラウト材を注入
し、地盤の孔口より注入したグラウト材が溢れでてきた
らグラウト材の注入を止める。また、削孔した後に前記
削孔機により前記自穿孔ロックボルトを回転しながら前
記削孔機と前記自穿孔ロックボルトの間に設けたスイベ
ルにより前記自穿孔ロックボルトの中心孔へグラウト材
を注入する。また、削孔した後に穿孔ロッドを取り出し
てグラウト材注入ホースとロックボルトを削孔内に挿入
し、前記ロックボルトの基部に振動体を取り付け、この
振動体により前記ロックボルトを振動させながらグラウ
ト材注入ホースよりグラウト材を注入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、グラウト注入方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】自穿孔ロックボルトによる削孔や通常の
ロックボルト及びグラウンドアンカーのための削孔ロッ
ドによって削孔して、ロックボルト又はグラウンドアン
カーを挿入の後に、ロックボルト又はグラウンドアンカ
ーを静的な状態のままでグラウト材の充填をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような施工では、
自穿孔ロックボルトの削孔や削孔ロッドによる削孔時
に、空気や水を用いて削孔するが、くり粉が完全に排出
されなく残ったままになることがある。この状態でグラ
ウト材を注入すると、ロックボルトやグラウンドアンカ
ーがくり粉に接触し、この状態でグラウト材が硬化する
と、地下水等によりロックボルトが腐食したり、ロック
ボルトの引き抜き耐力が所定の耐力を有しない等の問題
があった。
【0004】また、ロックボルトやグラウンドアンカー
を静的な状態で注入すると、ロックボルトやグラウンド
アンカーが孔壁と接触していた場合等は、ロックボルト
やグラウンドアンカーと孔壁との間の空気をグラウト材
中に巻き込みやすいため、もし巻き込んだ場合は地下水
等によりロックボルトやグラウンドアンカーが腐食した
り、ロックボルトやグラウンドアンカーの引き抜き耐力
が所定の耐力を有しない等の問題があった。
【0005】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、ロックボルトやグラウンドアンカーの定着力が安
定し、しかも挿入手間がかからず、作業性もよく、また
地盤に生じる亀裂からの浸水に対する防錆力の減退も防
止することができるグラウト注入方法を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
【0007】請求項1に記載の発明は、『削孔機により
自穿孔ロックボルトで地盤を削孔し、この削孔した後に
前記削孔機により前記自穿孔ロックボルトを回転しなが
ら中心孔よりグラウト材を注入し、地盤の孔口より注入
したグラウト材が溢れでてきたらグラウト材の注入を止
めることを特徴とするグラウト注入方法。』である。
【0008】この請求項1に記載の発明によれば、自穿
孔ロックボルトに回転を与えながらグラウト材の注入を
行うので、自穿孔ロックボルトの回転力によってグラウ
ト材が撹拌され、孔内に残っていた地盤岩石のくり粉と
グラウト材とが混ぜ合わさって一体となって硬化し、孔
内には、くり粉が孔壁とグラウト材との間で単独で残り
難くなりグラウト材が孔内に密実に充填され、グラウト
材と孔壁及び自穿孔ロックボルトとグラウト材が直接接
触し自穿孔ロックボルトの定着力が安定する。
【0009】また、自穿孔ロックボルトの周りにグラウ
ト材が充満して自穿孔ロックボルトを覆うので、自穿孔
ロックボルトが直接くり粉または孔壁に接触しないか
ら、地盤に生じる亀裂から浸水する水に対する防錆力の
減退を防止することができる。
【0010】また、自穿孔ロックボルトに回転を与えた
ので、グラウト材が撹拌され、グラウト材中に空気が巻
き込まれた場合でも空気がグラウト材中から浮いて孔口
より排出されるので、自穿孔ロックボルトの定着耐力の
低下を防止することができる。
【0011】また、自穿孔ロックボルトに回転を与える
のに、削孔する機械をそのまま使用でき、別体の機械な
どを持ちこむ必要も無く、手持ちの機械を有効に使える
ので作業性がよい。
【0012】請求項2に記載の発明は、『削孔機により
自穿孔ロックボルトで地盤を削孔し、この削孔した後に
前記削孔機により前記自穿孔ロックボルトを回転しなが
ら前記削孔機と前記自穿孔ロックボルトの間に設けたス
イベルにより前記自穿孔ロックボルトの中心孔へグラウ
ト材を注入し、地盤の孔口より注入したグラウト材が溢
れでてきたらグラウト材の注入を止めることを特徴とす
るグラウト注入方法。』である。
【0013】この請求項2に記載の発明によれば、自穿
孔ロックボルトに回転を与えながらスイベルにより自穿
孔ロックボルトの中心孔へグラウト材の注入を行うの
で、より円滑にグラウト材の注入することができ、自穿
孔ロックボルトの回転力によってグラウト材が撹拌さ
れ、孔内に残っていた地盤岩石のくり粉とグラウト材と
が混ぜ合わさって一体となって硬化し、孔内には、くり
粉が孔壁とグラウト材との間で単独で残り難くなりグラ
ウト材が孔内に密実に充填され、グラウト材と孔壁及び
自穿孔ロックボルトとグラウト材が直接接触し自穿孔ロ
ックボルトの定着力が安定する。
【0014】請求項3に記載の発明は、『削孔機により
穿孔ロッドで地盤を削孔し、この削孔した後に穿孔ロッ
ドを取り出してグラウト材注入ホースとロックボルトを
削孔内に挿入し、前記ロックボルトの基部に振動体を取
り付け、この振動体により前記ロックボルトを振動させ
ながらグラウト材注入ホースよりグラウト材を注入し、
地盤の孔口より注入したグラウト材が溢れでてきたらグ
ラウト材の注入を止めることを特徴とするグラウト注入
方法。』である。
【0015】この請求項3に記載の発明によれば、ロッ
クボルトに振動を与えながらグラウト材の注入を行うの
で、ロックボルトの振動によってグラウト材が撹拌さ
れ、孔内に残っていた地盤岩石のくり粉とグラウト材と
が混ぜ合わさって一体となって硬化し、孔内には、くり
粉が孔壁とグラウト材との間で単独で残り難くなりグラ
ウト材が孔内に密実に充填され、グラウト材と孔壁及ロ
ックボルトとグラウト材が直接接触しロックボルトの定
着力が安定する。
【0016】また、ロックボルトの定着力が安定するの
で、定着部の長さを必要以上に長くして安全を図る必要
もなくなるので挿入手間がかからず、作業性もよい。
【0017】また、ロックボルトの周りにグラウト材が
充満してロックボルトを覆うので、ロックボルトが直接
くり粉または孔壁に接触しないから、地盤に生じる亀裂
から浸水する水に対する防錆力の減退を防止することが
できる。
【0018】また、ロックボルトに振動を与えたので、
グラウト材が撹拌され、グラウト材中に空気が巻き込ま
れた場合でも空気がグラウト材中から浮いて孔口より排
出されるので、ロックボルトの定着耐力の低下を防止す
ることができる。
【0019】さらに、ロックボルトに振動を与える簡便
な振動機を直接もしくは振動部分をロックボルトに接続
するだけなので、グラウト材の注入作業の邪魔にはなら
ないでグラウト材の注入作業が容易に行える。
【0020】請求項4に記載の発明は、『削孔機により
自穿孔ロックボルトで地盤を削孔し、この削孔した後に
前記削孔機を外して前記自穿孔ロックボルトの基部に振
動体を取り付け、この振動体により前記自穿孔ロックボ
ルトを振動させながら中心孔よりグラウト材を注入し、
地盤の孔口より注入したグラウト材が溢れでてきたらグ
ラウト材の注入を止めることを特徴とするグラウト注入
方法。』である。
【0021】この請求項4に記載の発明によれば、自穿
孔ロックボルトに振動を与えながらグラウト材の注入を
行うので、自穿孔ロックボルトの振動によって、グラウ
ト材が撹拌され、孔内に残っていた地盤岩石のくり粉と
グラウト材とが混ぜ合わさって一体となって硬化し、孔
内には、くり粉が孔壁とグラウト材との間で単独で残り
難くなりグラウト材が孔内に密実に充填され、グラウト
材と孔壁及び自穿孔ロックボルトとグラウト材が直接接
触し自穿孔ロックボルトの定着力が安定する。
【0022】また、自穿孔ロックボルトの周りにグラウ
ト材が充満して自穿孔ロックボルトを覆うので、自穿孔
ロックボルトが直接くり粉または孔壁に接触しないか
ら、地盤に生じる亀裂から浸水する水に対する防錆力の
減退を防止することができる。
【0023】また、自穿孔ロックボルトに振動を与えた
ので、グラウト材が撹拌され、グラウト材中に空気が巻
き込まれた場合でも空気がグラウト材中から浮いて孔口
より排出されるので、自穿孔ロックボルトの定着耐力の
低下を防止することができる。
【0024】さらに、自穿孔ロックボルトに振動を与え
る簡便な振動機を直接もしくは振動部分を自穿孔ロック
ボルトに接続するだけなので、グラウト材の注入作業の
邪魔にはならないでグラウト材の注入作業が容易に行え
る。
【0025】請求項5に記載の発明は、『地盤を削孔
し、この削孔にグラウンドアンカーを挿入し、このグラ
ウンドアンカーに振動体を取り付け、前記振動体により
グラウンドアンカーを振動させながらグラウト材を注入
し、地盤の孔口より注入したグラウト材が溢れでてきた
らグラウト材の注入を止めることを特徴とするグラウト
注入方法。』である。
【0026】この請求項5に記載の発明によれば、グラ
ウンドアンカーに振動を与えながら、グラウト材の注入
を行うので、グラウンドアンカーの振動によってグラウ
ト材が撹拌され、孔内に残っていた地盤岩石のくり粉と
グラウト材とが混ぜ合わさって一体となって硬化し、孔
内には、くり粉が孔壁とグラウト材との間で単独で残り
難くなりグラウト材が孔内に密実に充填され、グラウト
材と孔壁及びグラウンドアンカーとグラウト材が直接接
触しグラウンドアンカーの定着力が安定する。
【0027】また、グラウンドアンカーの定着力が安定
するので、定着部の長さを必要以上に長くして安全を図
る必要もなくなるので挿入手間がかからず、作業性もよ
い。
【0028】また、グラウンドアンカーの周りにグラウ
ト材が充満して、グラウンドアンカーを覆うので、グラ
ウンドアンカーが直接くり粉または孔壁に接触しないか
ら、地盤に生じる亀裂から浸水する水に対する防錆力の
減退を防止することができる。
【0029】また、グラウンドアンカーに振動を与えた
ので、グラウドアンカーが孔壁と接触していたときのグ
ラウドアンカーと孔壁との間で空気を巻き込みがなくな
り、グラウト材の耐力の低下を防止することができる。
【0030】さらに、グラウンドアンカーに振動を与え
る簡便な振動機を直接もしくは振動部分をグラウンドア
ンカーに接続するだけなので、グラウト材の注入作業の
邪魔にはならないでグラウト材の注入作業が容易に行え
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明のグラウト注入方
法の実施の形態を図面に基づいて説明するが、この発明
はこの実施の形態に限定されるものではない。
【0032】図1は自穿孔ロックボルトを用いたグラウ
ト注入方法を説明する図である。この実施の形態では、
図1(a)に示すように、削孔機1のアダプタ10にス
イベル2を取り付け、このスイベル2に自穿孔ロックボ
ルト3を取り付ける。自穿孔ロックボルト3の先端部に
は刃部4が設けられている。スイベル2には、供給配管
5が接続されている。
【0033】施工時には、図1(b)に示すように、ス
イベル2に接続した供給配管5に、コンプレッサ、水送
りポンプまたはグラウトポンプが接続される。削孔機1
により自穿孔ロックボルト3を回転と打撃により地盤6
に所定深さまで削孔するが、削孔した時の孔荒れが少な
い場合には、図1(c)に示すように、供給配管5にコ
ンプレッサまたは水送りポンプを接続して空気または水
を供給して地盤6を削孔する。
【0034】この削孔が終了すると、図1(d)に示す
ように、スイベル2の供給配管5にグラウトポンプに切
り替えて接続し、図1(e)に示すように、グラウト材
の注入開始と同時に、削孔機1により自穿孔ロックボル
ト3に回転を与え、削孔時と同様に削孔機1により自穿
孔ロックボルト3を回転しながらグラウト材を注入して
充填する。
【0035】このグラウト材の充填により、図1(f)
に示すように、地盤6の孔口6aより充填したグラウト
材が溢れでてきたら、グラウト材の注入終了と同時に、
削孔機1による自穿孔ロックボルト3の回転も停止し、
グラウト材の注入を止める。
【0036】削孔機1、スイベル2を自穿孔ロックボル
ト3から取り外し、図1(g)に示すように、グラウト
材が硬化したら、角座金7、ナット8を付け施工が終了
し、自穿孔ロックボルト3を埋設する。
【0037】削孔機1のアダプタ1a、スイベル2及び
自穿孔ロックボルト3は、図2乃至図4に示すように構
成される。
【0038】図2はアダプタ、スイベル及び自穿孔ロッ
クボルトを取り付けた状態の側面図、図3はアダプタ、
スイベル及び自穿孔ロックボルトを取り付けた状態の断
面図、図4はアダプタ、スイベル及び自穿孔ロックボル
トをそれぞれ分解し半分を断面にした分解図である。
【0039】削孔機1のアダプタ10は一端を削孔機1
に挿着して着脱可能に取り付けられ、他端には取付穴1
0aが形成されている。スイベル2のスイベル軸部40
には、スイベル管41が一対の緩衝体42,43により
取り付けられている。緩衝体42,43は緩衝効果のあ
るプラスチック・ゴム等の材質で形成され、削孔すると
きにスイベル管41への打撃による衝撃を大幅に減少さ
せることで、スイベル管41の耐久性を高めることがで
きる。
【0040】スイベル軸部40の一端には、雄螺子40
aが形成され、他端には取付部40bが形成され、この
取付部40bには、取付穴40cが形成されている。ま
た、スイベル軸部40には、中空孔40eが形成され、
この中空孔40eはスイベル軸部40の外側から軸心を
通り取付穴40cに開口している。
【0041】スイベル軸部40の取付穴40cには、自
穿孔ロックボルト3の基部3aが着脱可能に挿着され
る。自穿孔ロックボルト3には、中心孔である中空孔3
cが形成され、この中空孔3cは先端部3bに設けた刃
部4の吐出孔4aに連通している。
【0042】スイベル軸部40の外周には、中空孔40
eの開口に連通する環状凹部40gが形成されている。
スイベル管41の一方側の緩衝体42は、スリップリン
グ44を介して、また他方側の緩衝体43はスリップリ
ング45を介して保持される。スリップリング44はス
イベル軸部40の固定溝40hに係合されたサークリッ
プ47に支持され、スリップリング45は取付部40b
の段部に当接して支持されている。
【0043】スイベル管41には、スイベル軸部40の
中空孔40eの開口に対向する位置に形成した孔41a
に連通パイプ48を圧入して連通孔49が形成され、こ
の連通孔49は、中空孔40eに連通している。連通パ
イプ48は、スイベル管41に固定した接続管50に挿
着され、接続管50には供給配管5の端部が接続されて
いる。
【0044】このようにスイベル軸部40にスイベル管
41を備え、このスイベル管41に供給配管5を接続す
ることで、簡単な構造で外部から空気や水を中空孔40
eに送ることができる。また、スイベル管41には、ス
イベル軸部40の環状凹部40gに対向して環状凹部4
1bが形成され、環状凹部40gと環状凹部41bとで
通路60が形成される。この通路60により連通孔49
と中空孔40eが連通され、スイベル管41が回り周方
向にズレルすることがあってもスイベル管41から空気
や水を連通孔49から中空孔40eに供給することがで
きる。
【0045】中空孔40eの開口の両側の位置に、スイ
ベル軸部40とスイベル管41との間をシールするシー
ル部材52,53が設けられている。シール部材52,
53は、例えばOリングやパッキンが用いられる。この
シール部材52,53によりスイベル軸部40とスイベ
ル管41との間から空気や水が外部に漏れることがな
く、削孔先端のビットまで充分な量の空気や水を送り込
むことができる。
【0046】このように自穿孔ロックボルト3に回転を
与えながらグラウト材の注入を行うので、自穿孔ロック
ボルト3の回転力によって、グラウト材が撹拌された孔
内に残っていた地盤岩石のくり粉とグラウト材とが混ぜ
合わさって一体となって硬化し、孔内には、くり粉が孔
壁とグラウト材との間で単独で残り難くなりグラウト材
が孔内に密実に充填されるので、グラウト材と孔壁及自
穿孔ロックボルト3とグラウト材が直接接触し自穿孔ロ
ックボルト3の定着力が安定する。
【0047】また、自穿孔ロックボルト3の場合では、
自穿孔ロックボルト3が直接くり粉または孔壁に接触し
ないので、防錆力の減退を防止できる。即ち、自穿孔ロ
ックボルト3の周りにグラウト材が充満して、自穿孔ロ
ックボルト3を覆うので、地盤に生じる亀裂から浸水す
る水に対する防錆力の減退を防止することができる。
【0048】また、自穿孔ロックボルト3に回転を与え
たので、グラウト材が撹拌され、グラウト材中に空気が
巻き込まれた場合でも空気がグラウト材中から浮いて孔
口より排出されるので、自穿孔ロックボルト3の定着耐
力の低下を防止することができる。
【0049】また、自穿孔ロックボルト3に回転を与え
るのに、削孔する機械をそのまま使用することができ、
別体の振動機などを持ちこむ必要も無く、手持ちの機械
を有効に使えるので作業性がよい。
【0050】図5は穿孔ロッドにより削孔したグラウト
注入方法を説明する図である。この実施の形態では、図
5(a)に示すように、削孔機101に穿孔ロッド10
2を取り付け、この穿孔ロッド102の先端部には刃部
103が設けられている。削孔機101により穿孔ロッ
ド102を回転と打撃により地盤6に所定深さまで削孔
し、この削孔が終了すると、図5(b)に示すように、
穿孔ロッド102を引き抜いてロックボルト104を挿
入する。
【0051】次に、ロックボルト104の基部に振動体
105を、図5(c)に示すように、例えばばん線等で
縛り付けたり、図示しない専用の治具にて固定して取り
付ける。そして、図5(d)に示すようにグラウト材注
入ホース106を削孔内にロックボルト104と孔壁と
の間に挿入し、振動体105を振動させながらグラウト
材注入ホース106よりグラウト材を注入し、地盤6の
孔口6aより充填したグラウト材が溢れでてきたらグラ
ウト材の注入を止める。
【0052】振動体105、グラウト材注入ホース10
6をロックボルト104から取り外し、図5(e)に示
すように、グラウト材が硬化したら、角座金107、ナ
ット108を付け施工が終了し、ロックボルト104を
埋設する。
【0053】振動体105として、例えば図6に示す手
持ち式のバイブレータ150を用いることができる。こ
のバイブレータ150は、モータ151に長尺な鋼製パ
イプケース152で形成される振動部153を取り付け
た構成で、鋼製パイプケース152にはアンバランスウ
ェイト154が装着されており、鋼製パイプケース15
2が振動する。
【0054】このようにロックボルト104に振動を与
えながらグラウト材の注入を行うので、ロックボルト1
04の振動によって、グラウト材が撹拌された孔内に残
っていた地盤岩石のくり粉とグラウト材とが混ぜ合わさ
って一体となって硬化し、孔内には、くり粉が孔壁とグ
ラウト材との間で単独で残り難くなりグラウト材が孔内
に密実に充填されるので、グラウト材と孔壁及びロック
ボルト104とグラウト材が直接接触しロックボルト1
04の定着力が安定する。
【0055】また、ロックボルト104の定着力が安定
するので、定着部の長さを必要以上に長くして安全を図
る必要もなくなるので挿入手間がかからず、作業性もよ
い。
【0056】また、ロックボルト104の場合では、ロ
ックボルト104が直接くり粉または孔壁に接触しない
ので、防錆力の減退を防止できる。即ち、ロックボルト
104の周りにグラウト材が充満して、ロックボルト1
04を覆うので、地盤に生じる亀裂から浸水する水に対
する防錆力の減退を防止することができる。
【0057】また、ロックボルト104に振動を与えた
ので、グラウト材が撹拌され、グラウト材中に空気が巻
き込まれた場合でも空気がグラウト材中から浮いて孔口
より排出されるので、ロックボルト104の定着耐力の
低下を防止することができる。
【0058】さらに、ロックボルト104に振動を与え
る簡便な振動機を直接もしくは振動部分をロックボルト
104に接続するだけなので、グラウト材の注入作業の
邪魔にはならないでグラウト材の注入作業が容易に行え
る。
【0059】図7は自穿孔ロックボルトにより削孔した
グラウト注入方法を説明する図である。この実施の形態
では、図7(a)に示すように、自穿孔ロックボルト2
01を用い、先端部201aに刃部202が設けられて
いる。この自穿孔ロックボルト201の基部201b
を、図7(b)に示すように、削孔機203のアダプタ
204に取り付ける。
【0060】自穿孔ロックボルト201が挿着された削
孔機203は、図7(c)に示すように、削孔機203
の作動により自穿孔ロックボルト201を回転と打撃に
より地盤6に所定深さまで削孔する。そして、図7
(d)に示すように、削孔終了後に自穿孔ロックボルト
201からアダプタ204を取り外す。
【0061】次に、図7(e)に示すように、自穿孔ロ
ックボルト201の基部201bにグラウトアダプタ2
05を介してグラウト注入管206を接続する。また、
自穿孔ロックボルト201の基部201bの外側にクラ
ンプ207を介して振動体208を取り付ける。この振
動体208を振動させながらグラウト注入管206から
自穿孔ロックボルト201の中心孔よりグラウト材を注
入し、地盤6の孔口6aより充填したグラウト材が溢れ
でてきたらグラウト材の注入を止める。
【0062】振動体208及びグラウト注入管206を
自穿孔ロックボルト201の基部201bから取り外
し、グラウト材が硬化したら、図7(f)に示すよう
に、角座金209、ナット210を付け施工が終了し、
自穿孔ロックボルト201を埋設する。
【0063】このように自穿孔ロックボルト201に振
動を与えながらグラウト材の注入を行うので、自穿孔ロ
ックボルト201の振動によって、グラウト材が撹拌さ
れた孔内に残っていた地盤岩石のくり粉とグラウト材と
が混ぜ合わさって、一体となって硬化し、孔内には、く
り粉が孔壁とグラウト材との間で単独で残り難くなりグ
ラウト材が孔内に密実に充填されるので、グラウト材と
孔壁及び自穿孔ロックボルト201とグラウト材が直接
接触し自穿孔ロックボルト201の定着力が安定する。
【0064】また、自穿孔ロックボルト201が直接く
り粉または孔壁に接触しないので、防錆力の減退を防止
できる。即ち、自穿孔ロックボルト201の周りにグラ
ウト材が充満して、自穿孔ロックボルト201を覆うの
で、地盤6に生じる亀裂から浸水する水に対する防錆力
の減退を防止することができる。
【0065】また、自穿孔ロックボルト201に振動を
与えたので、グラウト材が撹拌され、グラウト材中に空
気が巻き込まれた場合でも空気がグラウト材中から浮い
て孔口より排出されるので、自穿孔ロックボルト201
の定着耐力の低下を防止することができる。
【0066】さらに、自穿孔ロックボルト201に振動
を与える簡便な振動機を直接もしくは振動部分を自穿孔
ロックボルト201に接続するだけなので、グラウト材
の注入作業の邪魔にはならないでグラウト材の注入作業
が容易に行える。
【0067】図8は削孔に引張型のグラウンドアンカー
を挿入したグラウト注入方法を説明する図である。この
実施の形態では、図8(a)に示すように、地盤6を削
孔し、この削孔にグラウンドアンカー301を挿入す
る。グラウンドアンカー301は、引張り材302をシ
ース管303に挿通し、グラウト材注入用のグラウト材
注入ホース305と共に構成される。引張り材302と
して、PC鋼棒またはPC鋼より線等を使用することが
できる。
【0068】引張り材302の基部に振動体304を取
り付け、振動体304により引張り材302を振動させ
ながらグラウト材をグラウト材注入ホース305で注入
し、地盤6の孔口6aより充填したグラウト材が溢れで
てきたらグラウト材の注入を止める。
【0069】振動体304を引張り材302の基部から
取り外し、グラウト材が硬化したら、図8(b)に示す
ように、台座307を介してボルト306にナット30
8を付け施工が終了する。なお、この実施例では引張型
のグラウンドアンカーを例示したが、圧縮型のグラウン
ドアンカーの基部に振動体を取り付けて、圧縮型のグラ
ウンドアンカーを振動させながらグラウト材を注入する
ことにも対応が可能である。
【0070】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明で
は、自穿孔ロックボルトに回転を与えながらグラウト材
の注入を行うので、くり粉が孔壁とグラウト材との間で
単独で残り難くなりグラウト材が孔内に密実に充填さ
れ、グラウト材と孔壁及び自穿孔ロックボルトとグラウ
ト材が直接接触し自穿孔ロックボルトの定着力が安定す
る。また、自穿孔ロックボルトが直接くり粉または孔壁
に接触しないから、地盤に生じる亀裂から浸水する水に
対する防錆力の減退を防止することができる。 また、
自穿孔ロックボルトに回転を与えたので、グラウト材が
撹拌され、グラウト材中に空気が巻き込まれた場合でも
空気がグラウト材中から浮いて孔口より排出されるの
で、自穿孔ロックボルトの定着耐力の低下を防止するこ
とができる。また、自穿孔ロックボルトに回転を与える
のに削孔する機械をそのまま使用でき、別体の機械など
を持ちこむ必要も無く、手持ちの機械を有効に使えるの
で作業性がよい。
【0071】請求項2に記載の発明では、自穿孔ロック
ボルトに回転を与えながらスイベルにより自穿孔ロック
ボルトの中心孔へグラウト材の注入を行うので、より円
滑にグラウト材の注入することができ、自穿孔ロックボ
ルトの回転力によってグラウト材が撹拌され、孔内に残
っていた地盤岩石のくり粉とグラウト材とが混ぜ合わさ
って一体となって硬化し、孔内には、くり粉が孔壁とグ
ラウト材との間で単独で残り難くなりグラウト材が孔内
に密実に充填され、グラウト材と孔壁及び自穿孔ロック
ボルトとグラウト材が直接接触し自穿孔ロックボルトの
定着力が安定する。
【0072】請求項3に記載の発明では、ロックボルト
に振動を与えながらグラウト材の注入を行うので、くり
粉が孔壁とグラウト材との間で単独で残り難くなりグラ
ウト材が孔内に密実に充填され、グラウト材が孔壁とロ
ックボルトとの間に充満するのでロックボルトの定着力
が安定する。また、ロックボルトの定着力が安定するの
で、定着部の長さを必要以上に長くして安全を図る必要
もなくなるので挿入手間がかからず作業性もよい。ま
た、ロックボルトが直接くり粉または孔壁に接触しない
から、地盤に生じる亀裂から浸水する水に対する防錆力
の減退を防止することができる。また、ロックボルトに
振動を与えたので、グラウト材が撹拌され、グラウト材
中に空気が巻き込まれた場合でも空気がグラウト材中か
ら浮いて孔口より排出されるので、ロックボルトの定着
耐力の低下を防止することができる。さらに、ロックボ
ルトに振動を与える簡便な振動機を直接もしくは振動部
分をロックボルトに接続するだけなので、グラウト材の
注入作業の邪魔にはならないでグラウト材の注入作業が
容易に行える。
【0073】請求項4に記載の発明では、自穿孔ロック
ボルトに振動を与えながらグラウト材の注入を行うの
で、くり粉が孔壁とグラウト材との間で単独で残り難く
なりグラウト材が孔内に密実に充填され、グラウト材が
孔壁と自穿孔ロックボルトとの間に充満するので自穿孔
ロックボルトの定着力が安定する。また、自穿孔ロック
ボルトが直接くり粉または孔壁に接触しないから、地盤
に生じる亀裂から浸水する水に対する防錆力の減退を防
止することができる。また、自穿孔ロックボルトに振動
を与えたので、グラウト材が撹拌され、グラウト材中に
空気が巻き込まれた場合でも空気がグラウト材中から浮
いて孔口より排出されるので、自穿孔ロックボルトの定
着耐力の低下を防止することができる。さらに、自穿孔
ロックボルトに振動を与える簡便な振動機を直接もしく
は振動部分を自穿孔ロックボルトに接続するだけなの
で、グラウト材の注入作業の邪魔にはならないでグラウ
ト材の注入作業が容易に行える。
【0074】請求項5に記載の発明では、グラウンドア
ンカーに振動を与えながらグラウト材の注入を行うの
で、くり粉が孔壁とグラウト材との間で単独で残り難く
なりグラウト材が孔内に密実に充填されるのでグラウン
ドアンカーの定着力が安定する。また、グラウンドアン
カーの定着力が安定するので、定着部の長さを必要以上
に長くして安全を図る必要もなくなるので挿入手間がか
からず作業性もよい。また、グラウンドアンカーが直接
くり粉または孔壁に接触しないから、地盤に生じる亀裂
から浸水する水に対する防錆力の減退を防止することが
できる。また、グラウンドアンカーに振動を与えたの
で、グラウト材が撹拌され、グラウト材中に空気が巻き
込まれた場合でも空気がグラウト材中から浮いて孔口よ
り排出されるので、グラウンドアンカーの定着耐力の低
下を防止することができる。さらに、グラウンドアンカ
ーに振動を与える簡便な振動機を直接もしくは振動部分
をグラウンドアンカーに接続するだけなので、グラウト
材の注入作業の邪魔にはならないでグラウト材の注入作
業が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】自穿孔ロックボルトを用いたグラウト注入方法
を説明する図である。
【図2】アダプタ、スイベル及び自穿孔ロックボルトを
取り付けた状態の側面図である。
【図3】アダプタ、スイベル及び自穿孔ロックボルトを
取り付けた状態の断面図である。
【図4】アダプタ、スイベル及び自穿孔ロックボルトを
それぞれ分解し半分を断面にした分解図である。
【図5】穿孔ロッドにより削孔したグラウト注入方法を
説明する図である。
【図6】手持ち式のバイブレータの側面図である。
【図7】自穿孔ロックボルトにより削孔したグラウト注
入方法を説明する図である。
【図8】削孔に引張型のグラウンドアンカーを挿入した
グラウト注入方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 削孔機 3 自穿孔ロックボルト 6 地盤 6a 地盤6の孔口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】削孔機により自穿孔ロックボルトで地盤を
    削孔し、この削孔した後に前記削孔機により前記自穿孔
    ロックボルトを回転しながら中心孔よりグラウト材を注
    入し、地盤の孔口より注入したグラウト材が溢れでてき
    たらグラウト材の注入を止めることを特徴とするグラウ
    ト注入方法。
  2. 【請求項2】削孔機により自穿孔ロックボルトで地盤を
    削孔し、この削孔した後に前記削孔機により前記自穿孔
    ロックボルトを回転しながら前記削孔機と前記自穿孔ロ
    ックボルトの間に設けたスイベルにより前記自穿孔ロッ
    クボルトの中心孔へグラウト材を注入し、地盤の孔口よ
    り注入したグラウト材が溢れでてきたらグラウト材の注
    入を止めることを特徴とするグラウト注入方法。
  3. 【請求項3】削孔機により穿孔ロッドで地盤を削孔し、
    この削孔した後に穿孔ロッドを取り出してグラウト材注
    入ホースとロックボルトを削孔内に挿入し、前記ロック
    ボルトの基部に振動体を取り付け、この振動体により前
    記ロックボルトを振動させながらグラウト材注入ホース
    よりグラウト材を注入し、地盤の孔口より注入したグラ
    ウト材が溢れでてきたらグラウト材の注入を止めること
    を特徴とするグラウト注入方法。
  4. 【請求項4】削孔機により自穿孔ロックボルトで地盤を
    削孔し、この削孔した後に前記削孔機を外して前記自穿
    孔ロックボルトの基部に振動体を取り付け、この振動体
    により前記自穿孔ロックボルトを振動させながら中心孔
    よりグラウト材を注入し、地盤の孔口より注入したグラ
    ウト材が溢れでてきたらグラウト材の注入を止めること
    を特徴とするグラウト注入方法。
  5. 【請求項5】地盤を削孔し、この削孔にグラウンドアン
    カーを挿入し、このグラウンドアンカーに振動体を取り
    付け、前記振動体によりグラウンドアンカーを振動させ
    ながらグラウト材を注入し、地盤の孔口より注入したグ
    ラウト材が溢れでてきたらグラウト材の注入を止めるこ
    とを特徴とするグラウト注入方法。
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