JP2001262224A - 金属板材の連続せん断変形加工方法および該方法のための装置 - Google Patents
金属板材の連続せん断変形加工方法および該方法のための装置Info
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Abstract
を形成するためのせん断変形を連続的に付与できるせん
断変形加工方法および装置。 【解決手段】 中心に配置された表面を摩擦係数(μ)
0.1以上に粗面化した大径ロール(CR)の周面に沿
って複数の小径ロール(SR)が配置された構成を基本
とする長尺被加工金属板材PDを進行させる押圧力P
〔但し、√3ktw>P>2ktwtan(θ/2)
(式中k、tおよびwは被加工金属板材PDの降伏せん
断応力、厚さおよび幅である。θは屈折角〕を発生させ
る該金属板材の送り装置により、最下流に配置された小
径ロールの出口に設けられたダイス中の通路を該金属板
材を進行させて該金属板材に連続的にせん断変形を付与
することにより、該金属板材のせん断変形組織やせん断
集合組織を形成することを特徴とする長尺被加工金属板
材の加工方法。
Description
板材に連続的にせん断変形を付加し該金属板材にせん断
変形組織および/またはせん断集合組織を形成するため
の加工方法および該方法を実施するための長尺被加工金
属板材の加工装置に関する。ここで、金属板材とはコイ
ル状に巻かれる、厚さが約10mm以下の薄板状のもの
を意味する。
のHall−Petch(数式1)の関係が成り立つことが知ら
れている。 σ=σ0+ky(1/√d) 数式1 ここでσ0とkyとは材料定数である。すなわち、結晶粒
径が減少するほど、材料の強度は上昇する。結晶粒の微
細化による金属材料の強化は合金元素の添加を必要とし
ないため、リサイクル性の観点からも有利な金属材料の
強化方法である。そこで結晶粒径を1μm以下まで微細
化しようとする試み、すなわち超微細化の研究が最近盛
んに行われている。結晶粒超微細化の手法は種々提案さ
れているが、実用化が最も有望なものは強ひずみ加工に
よる方法である。しかしながら、通常の塑性加工法を用
いる場合、変形とともに材料の寸法が変化する(断面積
が小さくなる)ため、実際に到達できるひずみには限界
がある。例えば、圧延加工の場合には、圧下率すなわち
加工度の増加とともに材料の板厚が減少するため、圧延
可能最小板厚に達すると、それ以上の加工は不可能とな
る。そこで材料の寸法が変化することなく少なくとも5
以上の大きな相当ひずみ(ε)を導入できる新たな加工
法が必要である。
l Channel Angular Extrusion)法またはECAP(Equ
al Channel Angular Pressing)法と呼ばれる、図6に
示す通路が屈曲したダイスを用いる押出し加工法があ
る。この方法は元来Segalらによって集合組織制御
法として発明され(V.M.Segal:Mater.Sci.Eng.,A271(19
99),322.など参照)、その後Valievら〔Phys.Sta
t.Sol.,(a)115(1989),451-457〕、堀田らほか〔まてり
あ第37巻第9号(1999),767-774〕によって結晶粒微細
化方法として応用された強ひずみ加工法として提案され
てきている。この方法は材料の断面積を変化させること
なく単純せん断変形が導入できる点に特徴があり、この
加工を繰り返すことにより大きな相当ひずみ(ε>5)
を付加することができる。現在この方法により得られた
アルミニウム合金は、1μm以下の粒径の超微細組織と
著しく高い強度を示すことが確認されている。しかしな
がらこのECAE法またはECAP法はピストンを用い
るため被加工材料の長さには制限があり、座屈を生じ易
いので薄板材の加工はできない。したがって、前記せん
断加工法はコイル材のような実用的な長尺材料の連続加
工に適用できない。
らは類似のダイスを用いた引抜き法であるECAD(Eq
ual Channel Angular Drawing)法を提案している(U C
hakkingal et al:Mater.Sci.Eng.,A266(1999),241-24
9)。しかし引抜き加工では、引き細りが起こる上、板
厚全体にわたって均一なせん断変形が起こりにくく、適
用可能な屈折角θに力学的な限界があり、またパス数の
増加は材料の加工硬化、すなわち延性の低下を引き起こ
し、破断に至るため、大ひずみの付加は事実上不可能で
ある。
り加工法がある。該方法は、ポンチとダイスを用いて薄
板をカップ状などに成形する加工法であるが、該方法に
より破断を生じることなく加工可能な素材ブランクの最
大径とポンチ径の比(限界絞り比)は材料の深絞り性に
依存する。そして該深絞り性は、金属素材(板材)の限
界絞り比が大きい材料ほど良い。この深絞り性は、薄板
の引張試験における幅ひずみと厚さひずみの比、すなわ
ちr値(Lankford値)に依存し、r値が大きいほど深絞
り性が良い。そして、金属板材のr値は、該板材の結晶
学的集合組織(the crystallographic texture)と強い
相関がある。すなわち、立方晶金属の場合には<111>/
/ND(NDは板面の法線方向)の成分が強いほど、また<1
00>//NDの成分が弱いほどr値は大きくなる。
C)金属の薄板は通常の圧延−焼鈍工程で製造された場
合には、立方体集合組織(<100>//ND)が発達し、深
絞り性が劣る。そこで圧延の際にせん断集合組織を発達
させれば<111>//ND成分が強まり、<100>//NDの成分
が弱まって深絞り性が向上することが分かっているが、
通常の圧延では、このせん断集合組織はロールから摩擦
力が作用する材料の表面層にしか形成されない。そのた
め、最近片ロール駆動圧延あるいは異周速圧延などの非
対称圧延を利用して積極的にせん断集合組織を発達させ
る方法が試みられている。しかし、板厚の中心部まで大
きなせん断変形を付加することは極めて困難である。
中心部まで大きなせん断変形を付加することによって、
せん断集合組織を発達させ、面心立方晶(FCC)金属
の深絞り性を大きく改善できる新たな技術の開発が望ま
れている。更に、強いせん断変形組織および/または強
いせん断集合組織を形成することにより、結晶粒を微細
化して、強度、靱性を改善し、同時に/または絞り加工
性や磁気異方性を改善した構造用金属材料、特に鉄鋼、
アルミニウム、アルミニウム合金、銅および銅合金、チ
タンおよびチタン合金などの圧延工程を経て製造される
材料、が望まれている。
は、金属板材に強いせん断変形組織および/または強い
せん断集合組織を形成して、強度、靱性、耐触性を改善
し、同時/または優れた絞り加工性や磁気異方性を持つ
長尺構造用金属材料を製造する方法および該方法を実施
する装置を提供すること、特に鉄鋼、アルミニウム、ア
ルミニウム合金、銅および銅合金、チタンおよびチタン
合金などの圧延工程を経て製造される長尺材料の前記特
性を改善したものを製造する方法および該方法を実施す
るための装置を提供することである。前記所望のせん断
変形組織の形成およびせん断集合組織を発達させる方法
の原理は従来技術のところで説明したように知られてい
るから、このようなせん断変形組織および/またはせん
断集合組織を形成するせん断変形をいかにして連続的に
長尺の金属板材に付与することができるかを見出すこと
により前記課題を解決することができる。そこで、従来
のサテライトミルの技術をモディファイして、長尺の金
属板材を長さ方向に進行させる圧縮力を生じる機能を増
大させ、せん断変形を付与する屈曲通路を有する手段中
を長尺の金属板材を進行させる手段として利用できるよ
うにすることによって、長尺金属板材の前記加工を連続
的行うことができることを発見し、前記本発明の課題を
解決することが可能となった。
配置された表面を摩擦係数(μ)0.1以上に粗面化し
た大径ロールの周面に沿って複数の小径ロールが配置さ
れた構成を基本とする長尺被加工金属板材PDを進行さ
せる押圧力P〔但し、√3ktw>P>2ktwtan
(θ/2)(式中k、tおよびwは被加工金属板材PD
の降伏せん断応力、厚さおよび幅である。θは該大径ロ
ールの接線方向に対して交差する方向に屈折した通路と
接線方向とのなす角=屈折角)〕を発生させる該金属板
材の送り装置により、最下流に配置された該小径ロール
の出口に設けられた進行方向に均一な断面を持ち、且つ
該大径ロールの接線方向に対して交差する方向に屈折し
た通路を形成するダイス中の通路を該金属板材を進行さ
せて該金属板材に連続的にせん断変形を付与することに
より、該金属板材のせん断変形組織および/またはせん
断集合組織を形成することを特徴とする長尺被加工金属
板材の加工方法である。好ましくは、進行方向に均一な
断面を持ち且つ該大径ロールの接線方向に対して交差す
る方向に屈折した通路を有するダイス中の通路は、該接
線方向に対して80°以下の方向に屈折するように配置
されていることを特徴とする前記長尺被加工金属板材の
加工方法であり、より好ましくは、複数の小径ロール間
には進行する長尺被加工金属板材の座屈を防止するため
の、大径ロール周面に平行な面を持ち、該大径ロール表
面に対して該金属板材の厚さt×(1.05〜1.2
0)の間隔を持って設置されたガイドシューが配置され
ていることを特徴とする前記長尺被加工金属板材の加工
方法であり、更に好ましくは、ダイス中に設けられた長
尺被加工金属板材が進行する該進行方向に均一な通路の
断面は、該長尺被加工金属板材の上面に接する取り替え
可能なアッパーインサート(UI)および/または前記
長尺金属板材の下面に接する取り替え可能なロウワーイ
ンサート(LI)によって調節可能であることを特徴と
する前記長尺被加工金属板材の加工方法である。
摩擦係数(μ)0.1以上に粗面化された大径ロール
(CR)、該大径ロールの粗面と長尺被加工金属板材P
Dとの摩擦力により該金属板材を進行させる押圧力P
〔但し、√3ktw>P>2ktwtan(θ/2)
(式中k、tおよびwは被加工金属板材PDの降伏せん
断応力、厚さおよび幅である。θは屈折角)〕を発生さ
せるための圧下力Q=P/μを発生させるため該大径ロ
ールの周面に対して長尺被加工金属板材PDの厚さより
小さい隙間を設け、且つ弾力性を持たせて取り付けられ
た複数の小径ロール(SR)、該小径ロール間に配置さ
れた該大径ロール周面に対して前記金属板材の厚さt×
(1.05〜1.20)の隙間もって対向する曲面をも
ったガイドシュー(GS)、および該小径ロールの最下
流のロールの出口側に配置されたダイスからなる前記金
属板材に連続的にせん断変形を付与して該金属板材を加
工する装置であり、該ダイス中には該最下流小径ロール
の周面に上流側端部がほぼ接し、該大径ロール周面と該
金属板材の厚さt×(1.05〜1.20)の隙間をも
って対向する曲面、および該曲面とコーナー半径が該金
属板材の厚さt以下の折曲部を介して連続する該金属板
材を進行させる直線通路を形成する凹部を持つカバー
(C)、および該大径ロールの周面とほぼ接する曲面、
該接する曲面の上流端部と折曲して連続する、前記カバ
ーの該金属板材を進行させる通路を形成する凹部と共同
して該金属板材の厚さt×(1.05〜1.20)の該
金属板材が通過する通路となる間隙を形成する凸部を持
つアバットメント(AB)からなり、且つ該大径ロール
周面とほぼ接する曲面の上流端部と該曲面の接線に対し
て折れ曲がって連続する前記アバットメントの凸部の平
面とで形成される屈折角θが80°以下となるように配
置されており、これにより該金属板材が前記屈折角で屈
曲した通路を通過することによりせん断変形組織および
/またはせん断集合組織を形成するせん断変形が付与さ
れることを特徴とする長尺被加工金属板材の加工装置で
ある。好ましくは、ダイスの被加工金属板材が通過する
通路となる間隙はカバーの凹部に取り外し可能に設けら
れる耐摩耗性の材料からなるアッパーインサート(U
I)とアバットメントに形成された凹部に取り外し可能
に設けられた耐摩耗性の材料からなり、該カバーの凹部
に一部嵌合する凸部を形成するロウワーインサート(L
I)とによりその間隙が調整可能であることを特徴とす
る前記長尺被加工金属板材の加工装置であり、より好ま
しくは、小径ロール(SR)の周面並びにガイドシュー
(GS)およびカバー(C)の大径ロールの周面に対す
る面には長尺被加工金属板材PDの厚さt−(0.1〜
0.3)mmの深さ、および該金属板材の幅w+(0.
3〜0.7)mmの幅の凹部が形成されていることを特
徴とする前記の長尺被加工金属板材の加工装置である。
金属板材の加工装置は、図1の構成からなる。サテライ
トミル圧延装置(図7)を基本としているが、長手方向
への長尺被加工金属板材の押出しを確実にするために、
大径ロールの表面を、例えば、平均粒径65μmのSi
Cサンドペーパーにより周方向に研磨して粗面化すると
いう工夫がされている。また、最下流のサテライトロー
ルの出口に長尺被加工金属板材にせん断変形組織および
/またはせん断集合組織を形成するせん断変形を付与す
る屈曲通路を形成するようにダイス(ECAダイス)が
配置されている。各小径ロール(サテライトロール)
は、圧延機能を持たず(圧下率<5%)、該小径ロール
が加える圧下力と、被加工金属板材と大径ロール表面と
の間の粗面の摩擦により実質的に長尺被加工金属板材を
せん断変形付与手段へ進行させる押圧力を発生させる手
段としての機能を持つ。圧下力を安定に加える機構とし
ては、従来使用されているスプリング式圧下装置、油圧
式圧下装置または剛性の低いハウジングとスクリュー式
圧下装置の組合わせを用いることができる。
面と被加工金属板材の間の摩擦係数、Qは各小径ロール
の圧下力(Q1、Q2、・・)の総和、即ちQ=Q1+
Q2+・・、但し、中心の粗面大径ロール(CR)と被
加工金属板材(PD)との間の摩擦は大きく、小径ロー
ル(サテライトロール、SR、の表面は平滑加工されて
いる)と被加工金属板材(PD)との間の摩擦は無視し
うる程度と仮定している。他方、被加工金属板材をダイ
ス通路中の屈曲部を通過させるのに必要な押出し圧力を
Peとすると、 Pe=2ktwtan(θ/2)(式2) と表すことができる。式2において、k、tおよびwは
被加工金属板材PDの降伏せん断応力、厚さおよび幅で
あり、θは屈折角である。また、式2はダイス通路と被
加工金属板材との間に摩擦がないと仮定して導いてい
る。従って、大径ロール表面の粗面化の程度と小径ロー
ルの圧下力の総和Qを被加工金属板材の降伏せん断応力
k、厚さtおよび幅wを考慮して調節することによっ
て、被加工金属板材をせん断変形を付与するダイス通路
中の屈曲部を通過させるのに必要な押出し圧力Peを越
える押圧力Pを発生させることができる。即ち、押出し
加工が可能な条件は、 P>Pe(式3) と表すことができる。一方、被加工金属板材がダイス通
路を通過するためには該金属板材はダイス通路中の屈曲
部で屈折を受ける前に塑性変形(圧縮変形)してはなら
ない。この条件は、 P<√3ktw(式4) と表すことができる。式2、式3、式4より押圧力P
は、 √3ktw>P>2ktwtan(θ/2)(式5) を満足する必要がある。式5よりθ<81.8゜でなけ
ればならない。
(CR)と該大径ロールの周面に沿って配置された複数
の小径ロール(SR:サテライトロール)とにより、長
尺被加工金属板材の長手方向に式5を満足する押圧力を
確実にかつ安定に発生させる構成とする必要がある。図
には示していないが、小径ロールは、長尺被加工金属板
材の厚さt−(0.1〜0.3)mmの深さおよび長尺
被加工金属板材の幅w+(0.3〜0.7)mmの幅の
凹部を形成した構成とし、該金属板材の安定な(蛇行や
座屈などが発生しない)進行を実現させることができる
ようにしても良い。
の座屈を防止するため、耐摩耗性及び耐焼付き性を有す
る材料のガイドシュー(GS)が設けられている。該ガ
イドシューはこれを安定的に保持するスプリング(S
P)を用いてロールまたはロールチョックにより支持す
る構成としても良い。被加工金属板材の座屈を防止する
ため、ガイトシュー底面(大径ロールと対向し被加工金
属板材と接する曲面)と前記大径ロールの周面との隙間
は金属板材厚さt×(1.05〜1.20)となるよう
に設計されている。図示していないが、該ガイドシュー
の大径ロールの周面に対する面には長尺被加工金属板材
の厚さt−(0.1〜0.3mm)の深さ、および該金
属板材の幅w+(0.3〜0.7)mmの幅の凹部を設
けて、該金属板材の安定な(蛇行や座屈などが発生しな
い)進行を実現することができるようにしても良い。
す。ダイスはカバー(C)とアバットメント(AB)で
構成され、被加工金属板材が進行する等断面積の通路
は、カバー(C)の下側中央に形成された凹部とアバッ
トメント(AB)の上側中央の前記カバーの凹部に一部
嵌合する凸部により形成さる。その通路の間隙(深さ)
は、カバー凹部に取り外し可能に取り付けれれるアッパ
ーインサート(UI)および/またはアバットメントの
凹部に、前記カバー(C)に形成される凹部に一部嵌合
する凸部を形成する取り外し可能に取り付けれれるロウ
アーインサート(LI)により、被加工金属板材の厚さ
t×(1.05〜1.20)に調整される。前記UIお
よびLI、特にUIの折曲部(コーナー部)近傍は進行
する被加工金属板材により摺擦され摩耗しやすいので、
特に耐摩耗性に優れた工具材料、例えば超硬合金、CV
D表面処理工具鋼などで作られている。被加工金属板材
はアッパーインサートの先端の折曲部で進行方向を急変
され、ダイス中の通路に水平方向に押出される。該折曲
部のコーナー半径は小さければ小さいほど良いが、最大
被加工金属板材の厚さt程度までは許容しうる。また、
ダイスの屈折角θは、被加工金属板材が最下流小径ロー
ルと折曲部の間で塑性変形しない条件により概ね80゜
以下でなければならない。なお、被加工金属板材とガイ
ドシュー及びカバーとの間の摩擦をできるだけ小さく
し、アッパーインサートの折曲部の摩耗を防止するため
に、該金属板材の上表面には固体潤滑剤、例えばポリテ
トラフルオロエチレン(テフロン)微粉末などが供給さ
れるように設計される。さらに、前記ダイスの通路を通
過する被加工金属板材にはカバー(C)から該金属板材
表面に圧延油などの液体潤滑剤を供給することができる
孔(LH)を設ける構造とすることもできる(図2)。
また、カバー(C)の大径ロールの周面に対する面には
被加工金属板材の厚さt−(0.1〜0.3)mmの深
さ、および該金属板材の幅w+(0.3〜0.7)mm
の幅の凹部を設けて、該金属板材の安定な進行を実現し
ている。
りRmax≧1.5μmに粗面化(後述の圧延油使用時
において、摩擦係数μ≧0.1に相当する)した直径3
50mmの大径ロール、4本の直径76mmの小径ロー
ルおよび屈折角θ=55°の図2に示したECAダイス
からなる加工装置を用いた。被加工材料として市販の板
厚1mm、板幅20mmの工業用純アルミニウムの焼鈍
材JIS−A1100P−Oを用いた。該アルミニウム
の第1パスにおける降伏せん断応力は概ねk=60MP
aである。加工条件は、全てのロールの周速を1.3m
/分とし、被加工板材とガイドシューおよびカバーとの
間の摩擦係数を小さくするため、該板材の上表面には固
体潤滑剤のポリテトラフルオロエチレン(ファインケミ
カルジャパン株式会社製NEW−TFEコート)を噴霧
した。更に、圧延油として株式会社出光興産製の非鉄用
圧延油(CU−50)を全てのロール面、ガイドシュー
およびカバー潤滑孔に供給した。前記屈折角θに対応す
る押圧力は、前記式2より、 Pe=2ktwtanθ/2=2(60MPa)(1m
m)(20mm)tan27.5°=1.25kN となる。そこで各小径ロールの圧下力をQ1=2kN、
Q2=Q3=Q4=4kNに設定した。このとき前記式
1より、このときの押圧力は、 P=μ(Q1+Q2+Q3+Q4)=0.1×(2+4
+4+4)=1.4kN となり、前記式3のP>Peを満足している。2パス以
降も同様にして式3を満足するように圧下力Qを調整し
た。このようにして最高4パスまで実施した。せん断変
形を被加工金属板材の板厚方向に均一に導入するために
各パス毎に被加工金属板材の表裏および先後端を反転し
た。
性。 処理前および各パス加工後の前記アルミニウム材料の機
械的性質を(株)島津製作所製インストロン型材料試験
機IS−5OOOを用いて調べた。試験片のサイズはJI
S5号試験片の1/10サイズ(平行部幅2.5mm、
標点間距離4.5mm)とした。引張速度は1.5m/
分とした。面内異方性を調べるため試験片を引張方向と
圧延方向のなす角度が0゜、45゜、90゜の3種類と
なるようにワイヤー放電加工機で切り出した。また各パ
ス加工後の金属板材の組織を光学顕微鏡で観察撮影し、
集合組織を(株)リガク製X線回折装置RAD−2Bで
測定した。その際、Cu−Kα特性X線を使用した。集
合組織としては<111>、<100>、<110>、<311>//
NDの回折強度の無方向性標準試料の強度に対する比、す
なわち相対軸密度を、水酸化ナトリウムによる化学研磨
によって板厚を減少させながら、板厚全体にわたって測
定した。
な断面の光学顕微鏡写真を図3(a)〜(e)に示す。
素材は焼鈍材であるので、結晶粒径約30μmの等軸粒
を呈している。加工材は表面付近を除いて長手方向
(R.D.)に対して傾斜した方向に伸長した加工組織
である。このことから材料に所望のせん断変形を導入で
きたことがわかる。また伸長方向はパス回数の増加とと
もに長手方向に向かって回転しており、せん断変形が重
畳されることがわかる。
び各パス加工後の金属板材の引張強さと伸びをプロット
したものである。2パスまでは強度が上昇し、伸びは低
下するが、それ以降はあまり変化しない。金属板材の強
度は45°方向が高い逆V形の分布の強い異方性を示し
ているが、その異方性はパス数の増加とともに減少して
いる。
る。図の横軸は金属板材の厚さ方向の相対位置であり、
左端が各パスの上面、右端が下面に対応する。加工処理
前の金属板材は焼鈍材であるので<100>//ND成分(□
印)が厚さ全体にわたって高い。1パス後、金属板材の
厚さ中心部より上表面側では表面近傍の一部(↑印で示
す)を除いて、処理前の金属板材に比べて<100>//ND
の成分が減少し、<111>//ND成分(△印)が増加して
いる。2パス以降では金属板材を裏返すことにより、軸
密度の上下の非対称性が改善されている。パス数の増加
とともに、すなわちせん断変形の増加とともに、深絞り
性に有害な<100>//ND成分は減少し、深絞り性の向上
に効果のある<111>//ND成分は上昇している。
に、更に長尺被加工金属板材の確実な進行を確保するた
めに、張力を付加する部材(例えばニップロール)を設
ける構造とすることもできる。
工装置と組み合わせることによって、(1)強ひずみ加
工を与えること、(2)結晶粒を微細化すること、
(3)工業的に有用な物性(機械的性質、磁気的性質、
化学的性質など)を更に付与する集合組織に制御するこ
とが可能である。なお、本加工装置を複数回通過させる
際は反転して、その反転方法を適宜変更して通過させる
ことができる。また中間において適当な熱処理を行って
もよい。
せん断変形加工装置を用いれば、長尺の金属板材にその
寸法を変えることなく、せん断変形組織および/または
せん断集合組織を形成することにより、結晶粒を微細化
して、強度、靱性を改善し、優れた絞り加工性や磁気異
方性を持つ構造用金属材料を製造できるという優れた効
果がもたらされる。
例
例
の加工装置を通した後の前記材料(b:1パス、c:2
パス、d:3パス、e:4パス)の組織の光学顕微鏡写
真。
強さ、伸びの特性
分布(X線回折)
ー AB アバットメント UI アッパーインサート LI ロウアーインサート LH 潤滑穴 PD 被加工材(長尺被加工金属板材)
Claims (7)
- 【請求項1】 中心に配置された表面を摩擦係数(μ)
0.1以上に粗面化した大径ロール(CR)の周面に沿
って複数の小径ロール(SR)が配置された構成を基本
とする長尺被加工金属板材(PD)を進行させる押圧力
P〔但し、√3ktw>P>2ktwtan(θ/2)
(式中k、tおよびwは被加工金属板材(PD)の降伏
せん断応力、厚さおよび幅である。θは該大径ロールの
接線方向に対し交差する方向に屈折した通路と接線方向
とのなす角=屈折角)〕を発生させる該金属板材の送り
装置により、最下流に配置された該小径ロールの出口に
設けられた進行方向に均一な断面を持ち、且つ該大径ロ
ールの接線方向に対して交差する方向に屈折した通路を
形成するダイス中の通路を該金属板材を進行させて該金
属板材に連続的にせん断変形を付与することにより該金
属板材にせん断変形組織および/またはせん断集合組織
を形成することを特徴とする長尺被加工金属板材の加工
方法。 - 【請求項2】 進行方向に均一な断面を持ち且つ該大径
ロールの接線方向に対して交差する方向に屈折した通路
を有するダイス中の通路は、該接線方向に対して80°
以下の方向に屈折するように配置されていることを特徴
とする請求項1に記載の長尺被加工金属板材の加工方
法。 - 【請求項3】 複数の小径ロール間には進行する長尺被
加工金属板材の座屈を防止するための、大径ロール周面
に平行な面を持ち、該大径ロール表面に対して該金属板
材の厚さt×(1.05〜1.20)の間隔を持って設
置されたガイドシューが配置されていることを特徴とす
る請求項1または2に記載の長尺被加工金属板材の加工
方法。 - 【請求項4】 ダイス中に設けられた長尺被加工金属板
材が進行する該進行方向に均一な通路の断面は、該長尺
被加工金属板材の上面に接する取り替え可能なアッパー
インサート(UI)および/または前記長尺金属板材の
下面に接する取り替え可能なロウワーインサート(L
I)によって調節可能であることを特徴とする請求項
1、2または3に記載の長尺被加工金属板材の加工方
法。 - 【請求項5】 中心に配置された表面が摩擦係数(μ)
0.1以上に粗面化された大径ロール(CR)、該大径
ロールの粗面と長尺被加工金属板材(PD)との摩擦力
により該金属板材を進行させる押圧力P〔但し、√3k
tw>P>2ktwtan(θ/2)(式中k、tおよ
びwは被加工金属板材(PD)の降伏せん断応力、厚さ
および幅である。θは屈折角)〕を発生させるための圧
下力Q=P/μを発生させるため該大径ロールの周面に
対して長尺被加工金属板材PDの厚さより小さい隙間を
設けて、且つ弾力性を持たせて取り付けられた複数の小
径ロール(SR)、該小径ロール間に配置された該大径
ロール周面に対して前記金属板材の厚さt×(1.05
〜1.20)の隙間をもって対向する曲面をもったガイ
ドシュー(GS)、および該小径ロールの最下流のロー
ルの出口側に配置されたダイスからなる前記金属板材に
連続的にせん断変形を付与して該金属板材を加工する装
置であり、該ダイス中には該最下流小径ロールの周面に
上流側端部がほぼ接し、該大径ロールの周面と該金属板
材の厚さt×(1.05〜1.20)の隙間をもって対
向する曲面、および該曲面とコーナー半径が該金属板材
の厚さt以下の折曲部を介して連続する該金属板材を進
行させる直線通路を形成する凹部を持つカバー(C)お
よび該大径ロールの周面とほぼ接する曲面、該接する曲
面の上流端部と折曲して連続する前記カバーの該金属板
材を進行させる直線通路を形成する凹部と共同して該金
属板材の厚さt×(1.05〜1.20)の該金属板材
が通過する通路となる間隙を形成する凸部を持つアバッ
トメント(AB)からなり、且つ該大径ロール周面とほ
ぼ接する曲面の上流端部と該曲面の接線に対して折れ曲
がって連続する前記アバットメントの凸部の平面とで形
成される屈折角θが80°以下となるように配置されて
おり、これにより該金属板材が前記屈折角で屈曲した通
路を通過することによりせん断変形組織および/または
せん断集合組織を形成するせん断変形が付与されること
を特徴とする長尺被加工金属板材の加工装置。 - 【請求項6】 ダイスの被加工金属板材が通過する通路
となる間隙はカバーの凹部に取り外し可能に設けられる
耐摩耗性の材料からなるアッパーインサート(UI)と
アバットメントに形成された凹部に取り外し可能に設け
られた耐摩耗性の材料からなり、該カバーの凹部に一部
嵌合する凸部を形成するロウワーインサート(LI)と
によりその間隙が調整可能であることを特徴とする請求
項5にに記載の長尺被加工金属板材の加工装置。 - 【請求項7】 小径ロール(SR)の周面並びにガイド
シュー(GS)およびカバー(C)の大径ロールの周面
に対する面には長尺被加工金属板材PDの厚さt−
(0.1〜0.3)mmの深さ、および該金属板材の幅
w+(0.3〜0.7)mmの幅の凹部が形成されてい
ることを特徴とする請求項5または6に記載の長尺被加
工金属板材の加工装置。
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