JP2001261771A - 一液硬化型プレポリマー組成物及びそれからなる静電植毛用接着剤 - Google Patents
一液硬化型プレポリマー組成物及びそれからなる静電植毛用接着剤Info
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Abstract
有し、かつ作業性の良好な静電植毛用接着剤に有用な一
液硬化型の樹脂組成物を提供すること 【解決手段】 数平均分子量が300〜5000である
ポリエステルポリオール成分(A)、ジイソシアネート
成分(B)及びジイソシアネートの三量化変性体成分
(C)から得られるプレポリマー組成物において、官能
基の数の比で、ポリエステルポリオール成分(A)の水
酸基1に対して、ジイソシアネート成分(B)のイソシ
アネート基が0.80〜2.0の範囲、ジイソシアネー
トの三量化変性体成分(C)のイソシアネート基が0.
075〜1.50の範囲になるように各成分を配合して
得られる一液硬化型プレポリマー組成物。
Description
リマー組成物に関し、詳しくは、静電植毛接着剤に有用
な一液硬化型プレポリマー組成物に関する。
静電植毛材料は、各種分野に使用されており、例えば、
自動車の窓枠に装着される自動車用ガラスランに対して
は、過酷な使用条件下における種々の性能が強く要求さ
れている。一般に、自動車の窓に適用されるガラスラン
については、窓ガラスと窓枠を支持する際、特にガラス
が摺動自在に開閉できるようになっている場合に摩擦抵
抗の低い材料からなるガラス押さえを必要とする。自動
車においては、窓ガラスと窓枠の固定には、ゴム製ある
いは樹脂製のウェザーストリップが使用されており、ガ
ラスが摺動する部分には摺動ガラスとの摺動接触部分に
短繊維を植毛したガラスランが使用されている。かかる
ガラスランは、ゴム又は樹脂製の基体上に塗布した未硬
化の接着剤層に、短繊維を静電吸着して植毛し乾燥を行
うことにより得られることが知られており、接着剤とし
て、例えば飯沼憲政著「フロック加工の実際」225
頁、267頁、高分子刊行会(1985)に記載の組成
物、エポキシ樹脂、ネオプレン(登録商標)ゴム、スチ
レンブタジエンゴム、酢酸ビニル樹脂などの有機溶剤溶
液、あるいはアクリル酸エステル重合物、スチレンブタ
ジエンゴムなどのエマルジョンなどが報告されている。
静電植毛材料は、室内装飾品や日用雑貨あるいは衣料品
として使用されるものに比べ、高温雰囲気中の性能や耐
候性、耐熱性など過酷な条件下における種々の性能が要
求される。ことに近年自動車の耐久性が向上するに伴
い、ガラスランの耐久性についてさらに高度なレベルが
要求されてきており、例えば、特開平5−31437号
に、耐摩耗性を改良するために、基体との接着性の良好
な二液硬化型ウレタン樹脂組成物からなる接着剤を用い
る方法が報告されている。しかし、二液硬化型接着剤
は、混合作業が必要であること、硬化に150℃以上の
高温処理が必要であること等の作業性の悪さが問題とな
っている。
ラン用途に対応し得る性能を有し、かつ作業性の良好な
静電植毛用接着剤に有用な一液硬化型の樹脂組成物を提
供することにある。
結果、特定の配合からなる一液硬化型ウレタンプレポリ
マー組成物が、上記問題点を解決しうることを見出し、
本発明に到達した。
量」ともいう。)が300〜5000であるポリエステ
ルポリオール成分(A)、ジイソシアネート成分(B)
及びジイソシアネートの三量化変性体成分(C)から得
られるプレポリマー組成物において、官能基の数の比
で、ポリエステルポリオール成分(A)の水酸基1に対
して、ジイソシアネート成分(B)のイソシアネート基
が0.80〜2.0の範囲、ジイソシアネートの三量化
変性体成分(C)のモル比が0.075〜1.50の範
囲になるように各成分を配合して得られる一液硬化型プ
レポリマー組成物に関する。
分(A)とジイソシアネート成分(B)からウレタンプ
レポリマーを調製し、これにジイソシアネートの三量化
変性体成分(C)を配合して得られる第一の発明の一液
硬化型プレポリマー組成物に関する。
分(A)とジイソシアネート成分(B)から調製される
ウレタンプレポリマーの数平均分子量が1000〜50
000の範囲にある第二の発明の一液硬化型プレポリマ
ー組成物に関する。
明の一液硬化型プレポリマー組成物からなる静電植毛用
接着剤に関する。
成物は、ウレタン樹脂組成物の特徴である各種基体に対
する良好な接着性と優れた耐摩耗性能と一液硬化型の特
徴である使用時の作業性、操作性を与えること、保存安
定性についても従来の同タイプの一液型ウレタン組成物
に比べ良好で使用時間が長いことが特徴であり、主に静
電植毛用の接着剤として有用なものである。
おいて、ポリエステルポリオール成分(A)は、数平均
分子量が300〜5000であることが特徴である。こ
の数平均分子量は、本発明の効果を与える範囲であり、
数平均分子量が300未満であると、硬化後の耐摩耗性
が低下し、一方5000を超えるとプレポリマー組成物
の粘度が大きくなり、塗布作業性が低下して均一な膜厚
を有する接着層を形成できなくなる。
用いられるポリエステルポリオール成分(A)について
は、数平均分子量以外は、製法、種類等により特に制限
を受けることなく周知一般に用いられているものを使用
できる。通常、ポリエステルポリオールは、低分子多価
アルコールと該低分子多価アルコールの化学量論的量よ
り少ない量の多価カルボン酸又はそのエステル、無水
物、ハライド等のエステル形成性誘導体との直接エステ
ル化反応及び/又はエステル交換反応により得られる。
られる低分子多価アルコールとしては、例えば、エチレ
ングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プ
ロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、3−メチル−2,4−ペンタンジオール、2,4−
ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、3−メ
チル−1,5−ペンタンジオール、2−メチル−2,4
−ペンタンジオール、2,4−ジエチル−1,5−ペン
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘ
プタンジオール、3,5−ヘプタンジオール、1,8−
オクタンジオール、2−メチル−1,8−オクタンジオ
ール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール
等の脂肪族ジオール類、シクロヘキサンジメタノール、
シクロヘキサンジオール等脂環式ジオール類、トリメチ
ロールエタン、トリメチロールプロパン、ヘキシトール
類、ペンチトール類、グリセリン、ペンタエリスリトー
ル、テトラメチロールプロパン等の三価以上のアルコー
ル類が挙げられ、これらは単独又は2種類以上の混合物
で使用される。中でも、脂肪族ジオール類が、硬化後の
接着層が適正な可撓性が示すこと、作業性、コストの点
で好ましい。
に用いられる多価カルボン酸又はそのエステル形成性誘
導体としては、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、2−メ
チルコハク酸、2−メチルアジピン酸、3−メチルアジ
ピン酸、3−メチルペンタン二酸、2−メチルオクタン
二酸、3,8−ジメチルデカン二酸、3,7−ジメチル
デカン二酸、水添ダイマー酸、ダイマー酸等の脂肪族ジ
カルボン酸類、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、オルトフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香
族ジカルボン酸類、シクロヘキサンジカルボン酸等の脂
環式ジカルボン酸類、トリメリト酸、トリメシン酸、ひ
まし油脂肪酸の三量体等のトリカルボン酸類などの多価
カルボン酸、これらの多価カルボン酸の酸無水物、該多
価カルボン酸のクロライド、ブロマイド等のハライド、
該多価カルボン酸のメチルエステル、エチルエステル、
プロピルエステル、イソプロピルエステル、ブチルエス
テル、イソブチルエステル、アミルエステル等の低級エ
ステルが挙げられ、又γ−カプロラクトン、δ−カプロ
ラクトン、ε−カプロラクトン、ジメチル−ε−カプロ
ラクトン、δ−バレロラクトン、γ−バレロラクトン、
γ−ブチロラクトン等のラクトン類が挙げられる。中で
も脂肪族ジカルボン酸類又は芳香族ジカルボン酸類由来
のものが、硬化後の接着層が適正な可撓性と強度を示す
こと、作業性、コストの点で好ましい。
その製造法については、特に制限を受けず周知一般の方
法で製造されているものを使用できる。該製造方法とし
ては、例えば、上記低分子多価アルコールの1種又は2
種以上の混合物と、上記多価カルボン酸及び/又は多価
カルボン酸無水物の1種又は2種以上の混合物とを、慣
用のエステル化触媒の存在下又は非存在下に80℃〜2
60℃、好ましくは100℃〜230℃で所望の分子量
及び水酸基価が得られるまでエステル化する方法等が挙
げられる。
用いられるジイソシアネート成分(B)において、使用
されるジイソシアネートは、特に制限を受けず、周知一
般のものを用いることができる。該ジイソシアネートと
しては、例えば、2,4−及び/又は2,6−トリレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4’−ジイ
ソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、キシ
リレンジイソシアネート、1,5−ナフチレンジイソシ
アネート、3,3’−ジメチルジフェニル−4、4’−
ジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネート、テ
トラメチルキシリレンジイソシアネート等の芳香族ジイ
ソシアネート類、イソホロンジイソシアネート、ジシク
ロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート、トラ
ンス−1,4−シクロヘキシルジイソシアネート、ノル
ボルネンジイソシアネート等の脂環式ジイソシアネート
類、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、2,
2,4(又は2,4,4)−トリメチルヘキサメチレン
ジイソシアネート、リシンジイソシアネート等の脂肪族
ジイソシアネート類が挙げられ、これらは1種類又は2
種類以上混合で使用してもよい。これらのジイソシアネ
ートの中では、芳香族ジイソシアネート類、脂環式ジイ
ソシアネート類が、摩擦耐性の大きい静電植毛材料が得
られるので好ましく、芳香族ジイソシアネートが特に好
ましい。
用いられるジイソシアネートの三量化変性体成分(C)
において、使用されるジイソシアネートの三量化変性体
は、特に制限を受けず、周知一般のものを用いることが
できる。例としては、上記例示のジイソシアネートのイ
ソシアヌレート三量体、ビューレット化物、トリメチロ
ールプロパンアダクト化物等が挙げられ、1種類又は2
種類以上混合で用いることができる。
おいて、ポリエステルポリオール成分(A)、ジイソシ
アネート成分(B)及びジイソシアネートの三量化変性
体成分(C)の配合比は、官能基の数の比で、ポリエス
テルポリオール成分(A)の水酸基1に対し、(B)の
イソシアネート基は0.80〜2.0(成分(A)の水
酸基のモル数に対するジイソシアネート化合物のモル数
の比では0.40〜1.0)の範囲であり、(C)のイ
ソシアネート基は0.075〜1.50(同じく三量化
変性体化合物のモル比では0.025〜0.50モル)
の範囲である。これは、該プレポリマー組成物が、静電
植毛材料に与える耐摩擦性等の性能と、接着剤の保存安
定性や塗布作業性等の使用時の操作、作業対してに適し
た効果を与える配合範囲である。上述の範囲の混合比と
した場合、形成された接着層は、剛性に富むウレア結合
と、可撓性に富むウレタン結合によって、耐摩耗性を向
上せしむるに適した物性を与えると考えられ、さらに、
その硬化反応が、一液硬化型樹脂として適すると考えら
れる。(B)のイソシアネート基の配合比が、0.80
より小さいと接着層の強度が不足するので充分な耐摩擦
性を得ることができくなり、該配合比が2.0を超える
と作業性が悪化する。好ましい範囲は、1.0〜1.5
0である。また、(C)のイソシアネート基の配合比
が、0.075より小さいと、接着剤の使用時間が短く
なり、さらには接着層の強度が不足する、1.50より
大きいと可撓性が失われ、耐摩耗性が低下する。
おいて、その製造法については、特に制限を受けずに周
知一般の方法を用いることができる。例えば、ポリエス
テル成分(A)、ジイソシアネート成分(B)、ジイソ
シアネートの三量化変性体成分(C)を同時に混合して
製造してもよく、(A)と(B)の成分からなるウレタ
ンプレポリマーを調製してから(C)を混合する方法を
用いてもよいが、得られる組成物の作業性が良好なので
後者の方法が好ましい。また、このとき調製されるウレ
タンプレポリマーの数平均分子量は、特に制限を受ける
ことはないが、1000より小さいと保存安定性が悪く
なり増粘、ゲル化しやすくなる場合があり、50000
を超えると接着剤の粘度が大きくなり、作業性が悪くな
る場合があり、さらには接着層の強度に影響を及ぼす場
合があるので1000〜50000の範囲が好ましく、
5000〜30000の範囲がより好ましい。
液硬化型プレポリマー組成物の硬化作用によって、基体
に繊維を静電植毛せしめる接着剤のことであり、該接着
剤には、必要に応じて、施工性、硬化特性、硬化前或い
は硬化後の耐候性、硬化後の物性等を改善、改良するた
めに種々の物質を添加使用することができる。上記の添
加使用できる物質としては、例えば、カーボンブラック
等の着色剤、チタニア等の体質顔料、有機アミン化合
物、有機スズ化合物等の硬化触媒、アセトン、エチルメ
チルケトン、イソブチルメチルケトン、ヘキサン、ヘプ
タン、オクタン、トルエン、キシレン、酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、トリクロロ
エチレン、1,1,1−トリクロロエタン、ジメチルホ
ルムアミド等の有機溶剤からなる粘性流動性調整剤、消
泡剤、紫外線吸収剤、ラジカル補足剤、可塑剤、難燃性
付与剤、耐候性付与剤等が挙げられる。
制限を受けず、例えば、一液硬化型プレポリマー組成物
を調製する際に低分子多価アルコール、多価カルボン
酸、ジイソシアネートに混合してもよく、組成物を調製
後に添加してもよい。
成された基体上に繊維を静電植毛せしめた静電植毛材料
に使用されるものであれば、基体、繊維、接着層の製造
方法、用途等により制限を受けることはない。上記基体
としては、例えば、鋼板、ステンレス板、アルミ板等の
金属基体、ガラス、セラミックス等の無機基体、EPD
Mゴム、EPMゴム、PPゴム、SBRゴムなどのゴム
基体、軟質ポリ塩化ビニル、ABS、エポキシ樹脂など
の樹脂基体が挙げられ、繊維としては、ナイロン性パイ
ル等の化学繊維が挙げられ、接着層の製造方法として
は、例えば、はけ塗り、流し塗り、スプレー塗り、ディ
ップコート、ナイフコート、ロールコート、バーコート
等が挙げられる。また、用途としては、自動車用ガラス
ラン、室内装飾品や日用雑貨あるいは衣料品が挙げられ
るが、本発明の静電植毛用接着剤を用いた静電植毛材料
は、耐久性、耐摩耗性に優れており、特に自動車用ガラ
スランとして有用である。
て本発明をさらに具体的に説明する。また本発明は、こ
れらによって限定されるものではない。
マー組成物からなる静電植毛用接着剤を製造した。 (製法a)同時配合法 下記表1のNo.1に示す官能基の数の比になる配合によ
り、ポリエステル成分(A)、ジイソシアネート成分
(B)及びジイソシアネートの三量化変性体成分(C)
をトルエン溶媒中で100℃、4時間反応させた。70
℃まで冷却した後、酢酸ブチル、エチルメチルケトンを
加え30分撹拌した。尚、溶剤の配合量は、(A)成分
と(B)成分の質量の和に対して、トルエン74%、酢
酸ブチル74%、エチルメチルケトン18%である。 (製法b)別添加法 下記表1〜3に示す官能基の数の比になる配合により、
ポリエステルポリオール成分(A)とジイソシアネート
成分(B)をトルエン溶媒中で100℃で反応させてウ
レタンプレポリマー(ウレタンPP)を調製した。反応
の終点は、NCO%が理論値以下になった時点とした。
反応系を70℃まで冷却した後、ジイソシアネート三量
化変性体成分(C)と酢酸ブチル、エチルメチルケトン
を加え30分撹拌した。溶剤の配合量は、上記製法aと
同様である。
(C)を除き、その分の不足したNCO基をジイソシア
ネート成分(B)で調整した系について、上記製造例と
同様の方法で比較試料用の静電植毛用の接着剤を製造し
た。それぞれのNo.Xの製造例に対応させてNo.
X’と記す。
いて、20℃、湿度60%の部屋内で、接着剤を表面積
30cm2、深さ3cmの容器に入れ、液面に膜が生成
するまでの時間を測定することにより使用時間の評価を
行った。結果を表4に記す。
より得られた接着剤をEPDM又は軟質塩化ビニル基材
にロールコーターにより塗布し、3デニール×0.8m
mのナイロンパイルを静電植毛し、70℃の遠赤外線硬
化炉で5分間硬化させた。得られた試験片について、J
IS L−1084(フラット法、荷重;200g、摩
擦布;かなきん3号)により、植毛強さ(基材が露出す
るまでの摩擦回数)を測定した。結果を表5〜8に示
す。
応し得る性能を有しかつ作業性の良好な静電植毛用接着
剤に有用な一液硬化型の樹脂組成物を提供できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 数平均分子量が300〜5000である
ポリエステルポリオール成分(A)、ジイソシアネート
成分(B)及びジイソシアネートの三量化変性体成分
(C)から得られるプレポリマー組成物において、官能
基の数の比で、ポリエステルポリオール成分(A)の水
酸基1に対して、ジイソシアネート成分(B)のイソシ
アネート基が0.80〜2.0の範囲、ジイソシアネー
トの三量化変性体成分(C)のイソシアネート基が0.
075〜1.50の範囲になるように各成分を配合して
得られる一液硬化型プレポリマー組成物。 - 【請求項2】 ポリエステルポリオール成分(A)とジ
イソシアネート成分(B)からウレタンプレポリマーを
調製し、これにジイソシアネートの三量化変性体成分
(C)を配合して得られる請求項1記載の一液硬化型プ
レポリマー組成物。 - 【請求項3】 ポリエステルポリオール成分(A)とジ
イソシアネート成分(B)から調製されるウレタンプレ
ポリマーの数平均分子量が1000〜50000の範囲
にある請求項2に記載の一液硬化型プレポリマー組成
物。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の一液硬
化型プレポリマー組成物からなる静電植毛用接着剤。
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2000
- 2000-03-17 JP JP2000077088A patent/JP4385355B2/ja not_active Expired - Fee Related
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