JP2001261625A - アミド類の製造法 - Google Patents

アミド類の製造法

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JP2001261625A
JP2001261625A JP2000078145A JP2000078145A JP2001261625A JP 2001261625 A JP2001261625 A JP 2001261625A JP 2000078145 A JP2000078145 A JP 2000078145A JP 2000078145 A JP2000078145 A JP 2000078145A JP 2001261625 A JP2001261625 A JP 2001261625A
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ethylamine
iii
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JP2000078145A
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Hiroshi Soda
宏 惣田
Kazunori Iwakura
和憲 岩倉
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アミド類の有利な製造法を提供すること。 【解決手段】 一般式(1) で示されるシクロプロパンカルボン酸エステル類と、一
般式(2) で示されるアミン類を周期表3族元素化合物存在下に反
応させることを特徴とする一般式(3) で示されるシクロプロパンカルボン酸アミド類の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシクロプロパンカル
ボン酸アミド類の製造方法に関し、さらに詳しくは、周
期表3族元素化合物存在下に、優れた収率でシクロプロ
パンカルボン酸アミド類を得ることができる製造法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来エステル類とアミン類からアミドを
合成する方法としては、(A)エステル類を一旦加水分
解によりカルボン酸とし、酸ハロゲン化物に変換した
後、相当するアミン類と反応させることにより所望する
アミド類を得る方法、(B)触媒存在下、エステル類に
アミン類を作用させ、直接アミド類を得る方法等が知ら
れている。(A)の酸ハロゲン化物を経由する方法は工
程数が多く、また耐腐食性反応装置を必要とする等、工
業的製造法としては必ずしも満足できるものではない。
(B)の触媒存在下、エステル類とアミン類から直接ア
ミド類を合成する方法は、アルキルスズアルコキシドを
使用するアクリルアミドの合成法(特開昭62−670
55号公報)、ジアルキルスズオキシドを使用するアク
リルアミドの合成法(特開昭54−138513号公
報)、ルイス酸類を使用するピラゾールアミドの合成法
(特開平08−134041号公報)等が開示されてお
り、希土類元素を使用する方法(特開平09−2392
70号公報)も知られている。
【0003】しかしながら、これらの触媒を使用する方
法では低収率あるいは副生成物が多い等の点で、工業的
製法としては必ずしも充分満足し得るものとは言い難い
ものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはこのよう
な状況に鑑み、優れた収率でシクロプロパンカルボン酸
アミド化合物を製造し得る方法を提供することを目的と
して鋭意検討した結果、周期表3族元素化合物の存在下
に反応することにより、目的を達成できることを見出
し、本発明を完成させるに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、一般
式(1) (式中、R1、R2,R3、R4、R5は同一又は異なって
いてもよく、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、シ
アノ基;ハロゲン原子もしくはアルコキシ基で置換され
ていてもよいアルキル基;ハロゲン原子で置換されてい
てもよいアルケニル基;アルキル基、アルコキシ基もし
くはハロゲン原子で置換されていてもよいアリール基;
置換されていてもよいアルコキシル基;またはアルキル
基、ハロゲン原子もしくはアルコキシ基で置換されてい
てもよいアリールオキシル基を示し、R6は置換されて
いてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニ
ル基、置換されていてもよいアラルキル基または置換さ
れていてもよいアリール基を示す。)で示されるシクロ
プロパンカルボン酸エステル類と、一般式(2) (式中、R7は水素原子;ハロゲン原子で置換されてい
てもよい炭素数1〜20のアルキル基;ハロゲン原子で
置換されていてもよい炭素数7〜20のアラルキル基;
またはハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基もしくはア
シル基で置換されていてもよい炭素数6〜20のアリー
ル基を示す。)で示されるアミン類を周期表3族元素化
合物存在下に反応させることを特徴とする一般式(3) (式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR7は前記と同じ
意味を示す。)で示されるシクロプロパンカルボン酸ア
ミド類の製造方法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明は、シクロプロパンカルボン酸アミド類(3)を製
造するにあたり、シクロプロパンカルボン酸エステル類
(1)とアミン類(2)を、周期表3族元素化合物存在
下に反応させることを特徴とする。本発明に用いられる
周期表3族元素としては、例えば、スカンジウム、イッ
トリウム、ランタン、セリウム、プラセオジウム、ネオ
ジウム、サマリウム、ユーロピウム、ガドリニウム、テ
ルビウム、ディスプロシウム、ホルミウム、エルビウ
ム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウム等の希土類
元素が挙げられる。特に、スカンジウム、ネオジウム、
ガドリニウム、ディスプロシウム、ルテチウムが活性が
高く好ましい。
【0007】周期表3族元素化合物中の周期表3族元素
の原子価は特に限定されないが、特に3価が好ましい。
周期表3族元素化合物は、金属単体、無機化合物、有機
物との化合物または有機化合物との錯体であり、特に、
水酸化物、酸化物、ハロゲン化物、無機酸塩、有機酸
塩、アルコキシドが好ましい。また、周期表3族元素化
合物は他の金属との複合金属化合物であってもよく、2
種類以上を同時に使用してもよい。
【0008】周期表3族元素化合物の具体例としては、
中心金属がスカンジウムの場合、例えば、水酸化スカン
ジウム(III)、酸化スカンジウム(III)、塩化スカン
ジウム(III)、臭化スカンジウム(III)、ヨウ化スカ
ンジウム(III)、炭酸スカンジウム(III)、硝酸スカ
ンジウム(III)、硫酸スカンジウム(III)、リン酸ス
カンジウム(III)、過塩素酸スカンジウム(III)、酢
酸スカンジウム(III)、トリフルオロ酢酸スカンジウ
ム(III)、トリクロロ酢酸スカンジウム(III)、メタ
ンスルホン酸スカンジウム(III)、トリフルオロメタ
ンスルホン酸スカンジウム(III)、ノナフルオロブタ
ンスルホン酸スカンジウム(III)、 p−トルエンスル
ホン酸スカンジウム(III)、シュウ酸スカンジウム(I
II)、トリイソプロポキシスカンジウム(III)、トリ
t−ブトキシスカンジウム(III)等が例示される。
【0009】中心金属がスカンジウム以外の周期表3族
元素である場合も、スカンジウムと同様の化合物を例示
することができる。また、サマリウム、ユウロピウム、
イッテルビウムは2価の化合物、セリウム、プラセオジ
ム、テルビウムは4価の化合物も得られる。
【0010】周期表3族元素化合物の使用量は特に制限
されないが、通常エステル類(1)に対し0.001〜
200モル%であり、好ましくは0.1〜50モル%程度
の範囲である。
【0011】本発明において原料として用いられるシク
ロプロパンカルボン酸エステル類は、一般式(1)で示
されるものであるが、式中、R1、R2、R3、R4、R5
は同一又は異なっていてもよく、各々独立に、水素原
子、ハロゲン原子、シアノ基;ハロゲン原子もしくはア
ルコキシ基で置換されていてもよいアルキル基;ハロゲ
ン原子で置換されていてもよいアルケニル基;アルキル
基、アルコキシ基もしくはハロゲン原子で置換されてい
てもよいアリール基;置換されていてもよいアルコキシ
ル基;アルキル基、ハロゲン原子もしくはアルコキシ基
で置換されていてもよいアリールオキシル基を示す。
【0012】ここでハロゲン原子としては、フッ素、塩
素、臭素、沃素が挙げられる。
【0013】ハロゲン原子もしくはアルコキシ基で置換
されていてもよいアルキル基としては、炭素数1〜10
のアルキル基が挙げられ、それらは直鎖、分岐鎖又は環
状の何れであってもよく、例えば、メチル、エチル、n
−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、sec−ブチ
ル、tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、
シクロヘキシル、メンチル、クロロメチル、ジクロロメ
チル、トリクロロメチル、ブロモメチル、ジブロモメチ
ル、トリブロモメチル、1−クロロエチル、2−クロロ
エチル、1−ブロモエチル、2−ブロモエチル、1,2
−ジクロロエチル、1,2−ジブロモエチル、2,2,
2−トリクロロエチル、2,2,2−トリブロモエチ
ル、メトキシメチル、2−メトキシエチル等を挙げるこ
とができる。
【0014】ハロゲン原子で置換されていてもよい置換
されていてもよいアルケニル基としては、炭素数2〜1
0のアルケニル基が挙げられ、ビニル、1−メチルビニ
ル、1−プロペニル、2−メチル−1−プロペニル、
2,2−ジクロロビニル、2,2−ジブロモビニル、2
−クロロ−2−トリフルオロメチルビニル等を例示する
ことができる。
【0015】アルキル基、アルコキシ基もしくはハロゲ
ン原子で置換されていてもよいアリール基としては、炭
素数6〜20のアリール基が挙げられ、例えば、フェニ
ル、1−ナフチル、2−ナフチル等が挙げられる。これ
らのアリール基を置換するアルキル基としては、例え
ば、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n
−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペ
ンチル、n−ヘキシル等が挙げられ、アルコキシル基と
しては、例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキ
シ、i−プロポキシ、n−ブトキシ、sec−ブトキ
シ、tert−ブトキシ、シクロヘキソキシ等が挙げら
れ、ハロゲン原子としてはフッ素、塩素、臭素、沃素を
挙げることができる。
【0016】置換されていてもよいアルコキシル基とし
ては、炭素数1〜10のアルコキシル基が挙げられ、例
えば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロ
ポキシ、n−ブトキシ、sec−ブトキシ、tert−
ブトキシ、メトキシメチルオキシ、2−メトキシエチル
オキシ、シクロヘキソキシ、ベンジルオキシ、p−メト
キシベンジルオキシ等を挙げることができる。
【0017】ハロゲン原子もしくはアルコキシル基で置
換されていてもよいアリールオキシル基としては、炭素
数6〜20のアリールオキシル基が挙げられ、例えば、
フェノキシ、2−クロロフェノキシ、4−クロロフェノ
キシ、2−メトキシフェノキシ、4−メトキシフェノキ
シ、1−ナフトキシ等を挙げることができる。
【0018】一般式(1)中、R6は置換されていても
よいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、
置換されていてもよいアラルキル基又は置換されていて
もよいアリール基を示す。置換されていてもよいアルキ
ル基としてはR1、R2、R3、R4、R5で示したものと
同様の基を例示することができる。置換されていてもよ
いアルケニル基としては、R1、R2、R3、R4、R5
示したものと同様の基を挙げることができる。置換され
ていてもよいアラルキル基としては、ベンジル、1−ナ
フチルメチル、2−ナフチルメチル、o−メチルベンジ
ル、p−メチルベンジル、o−クロロベンジル、p−ク
ロロベンジル、p−メトキシベンジル、p−ニトロベン
ジル等を挙げることができる。置換されていてもよいア
リール基としては、R1、R2、R3、R4、R5で表した
ものと同様の基を挙げることができる。
【0019】原料となるシクロプロパンカルボン酸エス
テル類(1)の具体的化合物としては、例えば、シクロ
プロパン酸メチル、2−フルオロシクロプロパン酸メチ
ル、2,2−ジクロロシクロプロパン酸メチル、2,2
−ジメチルシクロプロパン酸メチル、シクロプロパン酸
エチル、2−フルオロシクロプロパン酸エチル、2,2
−ジクロロシクロプロパン酸エチル、2,2−ジメチル
シクロプロパン酸エチル、2,2−ジメチル−3−(1
−プロペニル)シクロプロパン酸エチル、2,2−ジメ
チル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロ
パン酸エチル、2,2−ジメチル−3−(3−メチル−
2−ブテニル)シクロプロパン酸エチル、2,2−ジメ
チル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパン
酸エチル、2,2−ジメチル−3−(2,2,2−トリ
クロロエチル)シクロプロパン酸エチル、2,2−ジメ
チル−3−(2,2−ジブロモビニル)シクロプロパン
酸エチル、2,2−ジメチル−3−(2−クロロ−2−
トリフルオロメチルビニル)シクロプロパン酸エチル、
2,2−ジメチル−3−(2−フェニル−1−プロペニ
ル)シクロプロパン酸エチル、2,2−ジメチル−3−
(2−フェニルビニル)シクロプロパン酸エチル、2,
2−ジメチル−3−(2−メチル−3−フェニル−2−
ブテニル)シクロプロパン酸エチル、2,2−ジメチル
−3−(2−メチル−1−プロペニル)シクロプロパン
酸tert−ブチル、2,2−ジメチル−3−(3−メ
チル−2−ブテニル)シクロプロパン酸tert−ブチ
ル、2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニ
ル)シクロプロパン酸tert−ブチル、2,2−ジメ
チル−3−(2,2,2−トリクロロエチル)シクロプ
ロパン酸tert−ブチル、2,2−ジメチル−3−
(2,2−ジブロモビニル)シクロプロパン酸tert
−ブチル、2,2−ジメチル−3−(2−クロロ−2−
トリフルオロメチルビニル)シクロプロパン酸tert
−ブチル、2,2−ジメチル−3−(2−フェニル−1
−プロペニル)シクロプロパン酸tert−ブチル、
2,2−ジメチル−3−(2−フェニルビニル)シクロ
プロパン酸tert−ブチル、2,2−ジメチル−3−
(2−メチル−3−フェニル−2−ブテニル)シクロプ
ロパン酸tert−ブチル、2−メチル−2−エチル−
3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボン酸エチ
ル、2,2−ジエチル−3−(2,2−ジクロロビニ
ル)シクロプロパン酸tert−ブチル、2−メチル−
2−フェニル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シ
クロプロパン酸tert−ブチル等が挙げられる。好ま
しくは、2,2−ジメチルシクロプロパン酸メチル、
2,2−ジメチルシクロプロパン酸エチルが挙げられ
る。
【0020】本発明に用いられるアミン類は一般式
(2)で示されるものであり、式中、R7は水素原子;
ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1〜20の
アルキル基;ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素
数7〜20のアラルキル基;またはハロゲン原子、水酸
基、アルコキシ基もしくはアシル基で置換されていても
よい炭素数6〜20のアリール基を示すものである。ア
ミン類(2)の具体例としては、例えば、アンモニア、
メチルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、i
−プロピルアミン、n−ブチルアミン、sec−ブチル
アミン、tert−ブチルアミン、n−ペンチルアミ
ン、n−ヘキシルアミン、2−フェニルエチルアミン、
2−フェニルプロピルアミン、3−フェニルプロピルア
ミン、3−フェニルブチルアミン、4−フェニルブチル
アミン2−(2−フルオロフェニル)エチルアミン、2
−(3−フルオロフェニル)エチルアミン、2−(4−
フルオロフェニル)エチルアミン、2−(2,3−ジフ
ルオロフェニル)エチルアミン、2−(2,4−ジフル
オロフェニル)エチルアミン、2−(2,5−ジフルオ
ロフェニル)エチルアミン、2−(2,6−ジフルオロ
フェニル)エチルアミン、2−(3,4−ジフルオロフ
ェニル)エチルアミン、2−(3,5−ジフルオロフェ
ニル)エチルアミン、2−(2−クロロフェニル)エチ
ルアミン、2−(3−クロロフェニル)エチルアミン、
2−(4−クロロフェニル)エチルアミン、2−(2,
3−ジクロロフェニル)エチルアミン、2−(2,4−
ジクロロフェニル)エチルアミン、2−(2,5−ジク
ロロフェニル)エチルアミン、2−(2,6−ジクロロ
フェニル)エチルアミン、2−(3,4−ジクロロフェ
ニル)エチルアミン、2−(3,5−ジクロロフェニ
ル)エチルアミン、2−(2−ブロモフェニル)エチル
アミン、2−(3−ブロモフェニル)エチルアミン、2
−(4−ブロモフェニル)エチルアミン、2−(2,3
−ジブロモフェニル)エチルアミン、2−(2,4−ジ
ブロモフェニル)エチルアミン、2−(2,5−ジブロ
モフェニル)エチルアミン、2−(2,6−ジブロモフ
ェニル)エチルアミン、2−(3,4−ジブロモフェニ
ル)エチルアミン、2−(3,5−ジブロモフェニル)
エチルアミン、
【0021】ベンジルアミン、2−フルオロフェニルメ
チルアミン、3−フルオロフェニルメチルアミン、4−
フルオロフェニルメチルアミン、2,3−ジフルオロフ
ェニルメチルアミン、2,4−ジフルオロフェニルメチ
ルアミン、2,5−ジフルオロフェニルメチルアミン、
2,6−ジフルオロフェニルメチルアミン、3,4−ジ
フルオロフェニルメチルアミン、3,5−ジフルオロフ
ェニルメチルアミン、2−クロロフェニルメチルアミ
ン、3−クロロフェニルメチルアミン、4−クロロフェ
ニルメチルアミン、2,3−ジクロロフェニルメチルア
ミン、2,4−ジクロロフェニルメチルアミン、2,5
−ジクロロフェニルメチルアミン、2,6−ジクロロフ
ェニルメチルアミン、3,4−ジクロロフェニルメチル
アミン、3,5−ジクロロフェニルメチルアミン、2−
ブロモフェニルメチルアミン、3−ブロモフェニルメチ
ルアミン、4−ブロモフェニルメチルアミン、2,3−
ジブロモフェニルメチルアミン、2,4−ジブロモフェ
ニルメチルアミン、2,5−ジブロモフェニルメチルア
ミン、2,6−ジブロモフェニルメチルアミン、3,4
−ジブロモフェニルメチルアミン、3,5−ジブロモフ
ェニルメチルアミン、1−フェニルエチルアミン、1−
(2−フルオロフェニル)エチルアミン、1−(3−フ
ルオロフェニル)エチルアミン、1−(4−フルオロフ
ェニル)エチルアミン、1−(2,3−ジフルオロフェ
ニル)エチルアミン、1−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)エチルアミン、1−(2,5−ジフルオロフェニ
ル)エチルアミン、1−(2,6−ジフルオロフェニ
ル)エチルアミン、1−(3,4−ジフルオロフェニ
ル)エチルアミン、1−(3,5−ジフルオロフェニ
ル)エチルアミン、1−(2−クロロフェニル)エチル
アミン、1−(3−クロロフェニル)エチルアミン、1
−(4−クロロフェニル)エチルアミン、1−(2,3
−ジクロロフェニル)エチルアミン、1−(2,4−ジ
クロロフェニル)エチルアミン、1−(2,5−ジクロ
ロフェニル)エチルアミン、1−(2,6−ジクロロフ
ェニル)エチルアミン、1−(3,4−ジクロロフェニ
ル)エチルアミン、1−(3,5−ジクロロフェニル)
エチルアミン、1−(2−ブロモフェニル)エチルアミ
ン、1−(3−ブロモフェニル)エチルアミン、1−
(4−ブロモフェニル)エチルアミン、1−(2,3−
ジブロモフェニル)エチルアミン、1−(2,4−ジブ
ロモフェニル)エチルアミン、1−(2,5−ジブロモ
フェニル)エチルアミン、1−(2,6−ジブロモフェ
ニル)エチルアミン、1−(3,4−ジブロモフェニ
ル)エチルアミン、1−(3,5−ジブロモフェニル)
エチルアミン、2−フェニル−2−アミノプロパン、2
−フェニル−2−アミノブタン、2−フェニル−2−ア
ミノペンタン、3−フェニル−3−アミノペンタン、2
−(2−フルオロフェニル)−2−アミノプロパン、2
−(3−フルオロフェニル)−2−アミノプロパン、2
−(4−フルオロフェニル)−2−アミノプロパン、2
−(2,3−ジフルオロフェニル)−2−アミノプロパ
ン、2−(2,4−ジフルオロフェニル)−2−アミノ
プロパン、2−(2,5−ジフルオロフェニル)−2−
アミノプロパン、2−(2,6−ジフルオロフェニル)
−2−アミノプロパン、2−(3,4−ジフルオロフェ
ニル)−2−アミノプロパン、2−(3,5−ジフルオ
ロフェニル)−2−アミノプロパン、2−(2−クロロ
フェニル)−2−アミノプロパン、2−(3−クロロフ
ェニル)−2−アミノプロパン、2−(4−クロロフェ
ニル)−2−アミノプロパン、2−(2,3−ジクロロ
フェニル)−2−アミノプロパン、2−(2,4−ジク
ロロフェニル)−2−アミノプロパン、2−(2,5−
ジクロロフェニル)−2−アミノプロパン、2−(2,
6−ジクロロフェニル)−2−アミノプロパン、2−
(3,4−ジクロロフェニル)−2−アミノプロパン、
2−(3,5−ジクロロフェニル)−2−アミノプロパ
ン、2−(2−ブロモフェニル)−2−アミノプロパ
ン、2−(3−ブロモフェニル)−2−アミノプロパ
ン、2−(4−ブロモフェニル)−2−アミノプロパ
ン、2−(2,3−ジブロモフェニル)−2−アミノプ
ロパン、2−(2,4−ジブロモフェニル)−2−アミ
ノプロパン、2−(2,5−ジブロモフェニル)−2−
アミノプロパン、2−(2,6−ジブロモフェニル)−
2−アミノプロパン、2−(3,4−ジブロモフェニ
ル)−2−アミノプロパン、2−(3,5−ジブロモフ
ェニル)−2−アミノプロパン、(2−フェノキシフェ
ニル)メチルアミン、(3−フェノキシフェニル)メチ
ルアミン、(4−フェノキシフェニル)メチルアミン、
アニリン、2−ヒドロキシアニリン、3−ヒドロキシア
ニリン、4−ヒドロキシアニリン、2−アルコキシアニ
リン、3−アルコキシアニリン、4−アルコキシアニリ
ン、2−アセチルアニリン、3−アセチルアニリン、4
−アセチルアニリン、2−アセチル−3−ヒドロキシア
ニリン、2−アセチル−4−ヒドロキシアニリン、2−
アセチル−5−ヒドロキシアニリン、2−アセチル−6
−ヒドロキシアニリン、3−アセチル−2−ヒドロキシ
アニリン、4−アセチル−2−ヒドロキシアニリン、5
−アセチル−2−ヒドロキシアニリン、1−アミノナフ
タレン、2−アミノナフタレン、1−アミノ−4−クロ
ロナフタレン、等が挙げられる。好ましくは炭素数5未
満のアミン類、より好ましくはアンモニアが挙げられ
る。
【0022】かかるアミン類(2)の必要量は通常エス
テル類(1)に対し1当量であり、必要に応じ過剰に用
いてもよく、溶媒として使用することもできる。また、
所望により、逆にエステル類(1)を過剰に使用しても
よく、溶媒として使用することもできる。一般に反応終
了後、未反応の原料は、例えば蒸留等の操作により回収
することもできる。
【0023】エステル類(1)とアミン類(2)を周期
表3族元素化合物存在下に反応させるにあたっては、通
常、アルゴン、窒素等不活性ガスの雰囲気下で実施され
る。反応は通常、常圧でおこなうが、オートクレーブ等
を用いて加圧下に実施してもよい。また、減圧下にエス
テル類(1)由来のアルコール類を留去しながら実施す
ることも出来る。反応は無溶媒もしくは溶媒中で実施す
ることができ、用いられる溶媒としては、ジクロロメタ
ン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン等のハロゲ
ン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロ
ロベンゼン、ピリジン、2−ピコリン、5−エチル−2
−ピコリン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフランのようなエーテル溶媒等が挙げられ
る。またエステル類(1)由来のアルコール類と共沸し
うる溶媒を加えることによりアルコールのみを連続的に
除去することもできる。該反応温度は特に限定されない
が、好ましくは20〜200℃の範囲である。かかる反
応で生成したシクロプロパンカルボン酸アミド類(3)
は水もしくは酸性水で洗浄等を行うことにより触媒を除
去することができ、必要に応じて蒸留等の通常の操作を
行うことにより、反応混合物から容易に分離することが
できる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、シクロプロパンカルボ
ン酸エステル類(1)とアミン類(2)とを周期表3族
元素化合物の存在下に反応させることにより目的とする
シクロプロパンカルボン酸アミド類(3)を優れた収率
で得ることができる。
【0025】
【実施例】以下に実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。 実施例1 還流冷却器、攪拌子を装着し、窒素置換した30mlの
2口ナスフラスコに、2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボン酸エチル5.00g、ガドリニウム(III)ト
リフルオロメタンスルホン酸0.85gを加えた。この
混合物中にアンモニアガスを1分間に20mlの速度で
吹き込みながら、90℃で8時間攪拌した。反応混合物
をガスクロマトグラフィーで分析したところ、2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料
エステルに対し74%、選択率は99%であった。
【0026】実施例2 実施例1において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにネオジウム(II
I)トリフルオロメタンスルホン酸0.83gを加える
以外は実施例1に準じて反応を行った。反応混合物をガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、2,2−ジメ
チルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料エス
テルに対し72%、選択率は95%であった。
【0027】実施例3 実施例1において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにルテチウム(II
I)トリフルオロメタンスルホン酸0.88gを加える
以外は実施例1に準じて反応を行った。反応混合物をガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、2,2−ジメ
チルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料エス
テルに対し67%、選択率は98%であった。
【0028】実施例4 実施例1において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにスカンジウム
(III)トリフルオロメタンスルホン酸0.69g を加
える以外は実施例1に準じて反応を行った。反応混合物
をガスクロマトグラフィーで分析したところ、2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料
エステルに対し57%、選択率は96%であった。
【0029】実施例5 実施例1において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにスカンジウム
(III)トリフルオロメタンスルホン酸1.73g を加
える以外は実施例1に準じて反応を行った。反応混合物
をガスクロマトグラフィーで分析したところ、2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料
エステルに対し85%、選択率は98%であった。
【0030】比較例1 実施例1において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにハフニウム(I
V)トリフルオロメタンスルホン酸1.09gを加える
以外は実施例1に準じて反応を行った。反応混合物をガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、2,2−ジメ
チルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料エス
テルに対し3%、選択率は37%であった。
【0031】比較例2 実施例1において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにジンク(II)ト
リフルオロメタンスルホン酸0.51g を加える以外
は実施例1に準じて反応を行った。反応混合物をガスク
ロマトグラフィーで分析したところ、2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボン酸アミドの生成は確認できなか
った。
【0032】比較例3 実施例1において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにチタニウム(IV
)イソプロポキシド0.40g を加える以外は実施例
1に準じて反応を行った。反応混合物をガスクロマトグ
ラフィーで分析したところ、2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボン酸アミドの生成は確認できなかった。
【0033】比較例4 実施例1において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにジ−n−ブチル
錫オキシド0.35g を加える以外は実施例1に準じ
て反応を行った。反応混合物をガスクロマトグラフィー
で分析したところ、2,2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボン酸アミドの生成は確認できなかった。
【0034】実施例6 還流冷却器、攪拌子を装着し、窒素置換した30mlの
2口ナスフラスコに、2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボン酸エチル2.00g、ガドリニウム(III)ト
リフルオロメタンスルホン酸0.85g、5−エチル−
2−ピコリン2.00gを加えた。この混合物中にアン
モニアガスを1分間に20mlの速度で吹き込みなが
ら、90℃で8時間攪拌した。反応混合物をガスクロマ
トグラフィーで分析したところ、2,2−ジメチルシク
ロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料エステルに対
し94%、選択率は96%であった。
【0035】実施例7 実施例6において、5−エチル−2−ピコリン2.00
gの代わりに1,4−ジオキサン2.00gを加える以
外は実施例6に準じて反応を行った。反応混合物をガス
クロマトグラフィーで分析したところ、2,2−ジメチ
ルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料エステ
ルに対し75%、選択率は95%であった。
【0036】実施例8 攪拌子を装着し、窒素置換した35mlのオートクレー
ブに、2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸エチ
ル2.00g、ガドリニウム(III)トリフルオロメタ
ンスルホン酸0.85gを加えた。その後、オートクレ
ーブ内をアンモニアガスで充分置換し、さらに0.5M
Paでアンモニアガスを加圧注入した。このオートクレ
ーブを100℃で8時間攪拌した。反応混合物をガスク
ロマトグラフィーで分析したところ、2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料エステル
に対し75%、選択率は93%であった。
【0037】実施例9 実施例8において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにランタン(II
I)トリフルオロメタンスルホン酸0.82g を加える
以外は実施例8に準じて反応を行った。反応混合物をガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、2,2−ジメ
チルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料エス
テルに対し56%、選択率は90%であった。
【0038】実施例10 実施例8において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにルテチウム(II
I)トリフルオロメタンスルホン酸0.87gを加える
以外は実施例8に準じて反応を行った。反応混合物をガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、2,2−ジメ
チルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料エス
テルに対し96%、選択率は98%であった。
【0039】実施例11 実施例8において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにネオジウム(II
I)トリフルオロメタンスルホン酸0.83gを加える
以外は実施例8に準じて反応を行った。反応混合物をガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、2,2−ジメ
チルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料エス
テルに対し33%、選択率は34%であった。
【0040】実施例12 実施例8において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにディスプロシウ
ム(III)トリフルオロメタンスルホン酸0.86g を
加える以外は実施例8に準じて反応を行った。反応混合
物をガスクロマトグラフィーで分析したところ、2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原
料エステルに対し73%、選択率は75%であった。
【0041】実施例13 実施例8において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにディスプロシウ
ム(III)トリフルオロメタンスルホン酸0.43g を
加える以外は実施例8に準じて反応を行った。反応混合
物をガスクロマトグラフィーで分析したところ、2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原
料エステルに対し66%、選択率は70%であった。
【0042】実施例14 実施例8において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにスカンジウム
(III)トリフルオロメタンスルホン酸0.69g を加
える以外は実施例8に準じて反応を行った。反応混合物
をガスクロマトグラフィーで分析したところ、2,2−
ジメチルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料
エステルに対し60%、選択率は83%であった。
【0043】実施例15 実施例8において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにホルミウム(II
I)トリフルオロメタンスルホン酸0.86gを加える
以外は実施例8に準じて反応を行った。反応混合物をガ
スクロマトグラフィーで分析したところ、2,2−ジメ
チルシクロプロパンカルボン酸アミドの収率は原料エス
テルに対し32%、選択率は63%であった。
【0044】実施例16 実施例8において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにサマリウム(II
I)イソプロポキシド0.46g を加える以外は実施例
8に準じて反応を行った。反応混合物をガスクロマトグ
ラフィーで分析したところ、2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボン酸アミドの収率は原料エステルに対し4
2%、選択率は58%であった。
【0045】比較例5 実施例8において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにチタニウム(I
V)イソプロポキシド0.40g を加える以外は実施例
8に準じて反応を行った。反応混合物をガスクロマトグ
ラフィーで分析したところ、2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボン酸アミドの収率は原料エステルに対し1
%、選択率は5%であった。
【0046】比較例6 実施例8において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりにジ−n−ブチル
錫オキシド0.35g を加える以外は実施例8に準じ
て反応を行った。反応混合物をガスクロマトグラフィー
で分析したところ、2,2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボン酸アミドの生成は確認されなかった。
【0047】比較例7 実施例8において、ガドリニウム(III)トリフルオロ
メタンスルホン酸0.85gの代わりに水酸化アルミニ
ウム0.11g を加える以外は実施例8に準じて反応
を行った。反応混合物をガスクロマトグラフィーで分析
したところ、2,2−ジメチルシクロプロパンカルボン
酸アミドの生成は確認されなかった。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、R1、R2,R3、R4、R5は同一又は異なって
    いてもよく、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、シ
    アノ基;ハロゲン原子もしくはアルコキシ基で置換され
    ていてもよいアルキル基;ハロゲン原子で置換されてい
    てもよいアルケニル基;アルキル基、アルコキシ基もし
    くはハロゲン原子で置換されていてもよいアリール基;
    置換されていてもよいアルコキシル基;またはアルキル
    基、ハロゲン原子もしくはアルコキシ基で置換されてい
    てもよいアリールオキシル基を示し、R6は置換されて
    いてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニ
    ル基、置換されていてもよいアラルキル基または置換さ
    れていてもよいアリール基を示す。)で示されるシクロ
    プロパンカルボン酸エステル類と、一般式(2) (式中、R7は水素原子;ハロゲン原子で置換されてい
    てもよい炭素数1〜20のアルキル基;ハロゲン原子で
    置換されていてもよい炭素数7〜20のアラルキル基;
    またはハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基もしくはア
    シル基で置換されていてもよい炭素数6〜20のアリー
    ル基を示す。)で示されるアミン類を周期表3族元素化
    合物存在下に反応させることを特徴とする一般式(3) (式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR7は前記と同じ
    意味を示す。)で示されるシクロプロパンカルボン酸ア
    ミド類の製造方法。
  2. 【請求項2】周期表3族元素化合物が希土類元素化合物
    である請求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】周期表3族元素化合物が、スカンジウム、
    ネオジウム、ガドリニウム、ディスプロシウム、ルテチ
    ウムから選ばれた少なくとも1種の化合物である、請求
    項1記載の製造方法。
  4. 【請求項4】周期表3族元素化合物が、3価のトリフル
    オロメタンスルホン酸塩である請求項3記載の製造方
    法。
  5. 【請求項5】一般式(1)で示されるエステル類が2,
    2−ジメチルシクロプロパンカルボン酸エステル類であ
    る請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 【請求項6】一般式(2)で示されるアミン類がアンモ
    ニアである請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7541459B2 (en) 2004-09-27 2009-06-02 Fujifilm Corporation Method of producing amide compound
JP2012046491A (ja) * 2010-07-28 2012-03-08 Sumitomo Chemical Co Ltd カルボン酸アミドの製造方法
CN104193645A (zh) * 2014-07-15 2014-12-10 上海应用技术学院 一种手性二甲基环丙甲酰胺的制备方法

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JP2012046491A (ja) * 2010-07-28 2012-03-08 Sumitomo Chemical Co Ltd カルボン酸アミドの製造方法
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