JP2001261581A - 1,2−ジクロロエタンの熱分解物からの塩化ビニルの蒸留方法 - Google Patents

1,2−ジクロロエタンの熱分解物からの塩化ビニルの蒸留方法

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JP2001261581A
JP2001261581A JP2000071109A JP2000071109A JP2001261581A JP 2001261581 A JP2001261581 A JP 2001261581A JP 2000071109 A JP2000071109 A JP 2000071109A JP 2000071109 A JP2000071109 A JP 2000071109A JP 2001261581 A JP2001261581 A JP 2001261581A
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distillation
dichloroethane
vcm
vinyl chloride
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Kunihito Yamamoto
晋仁 山本
Kazutoshi Itoyama
和年 糸山
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Mitsubishi Chemical Corp
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Mitsubishi Chemical Corp
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 1,2−ジクロロエタンの熱分解ガスから、
蒸留工程を経て塩化ビニルを取得する際の塩化ビニル蒸
留塔における経済的な蒸留方法を提供する。 【解決手段】 1,2−ジクロロエタンを熱分解炉1で
熱分解して得られる1,2−ジクロロエタン、塩化ビニ
ル及び塩化水素を主体とする熱分解生成物からHCl塔
3で塩化水素を蒸留分離して得られた1,2−ジクロロ
エタン及び塩化ビニルを主体とする混合物を、蒸留塔4
に供給して蒸留し、塔頂から精製された塩化ビニルを流
出させ、塔底から1,2−ジクロロエタンを主体とする
留分を抜き出すに際し、蒸留塔の中間段に1,2−ジク
ロロエタン及び塩化ビニルを主体とする混合物を供給
し、かつ供給段と塔底との中間段から塔内液、例えば塔
底液の温度よりも50℃以上低い塔内液を抜き出し、サ
イドリボイラー5で加熱したのち塔内に流入させること
よりなる蒸留方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1,2−ジクロロ
エタン(以下、EDCと略記する)の熱分解による生成
ガスから、冷却、蒸留等の精製工程を経て塩化ビニル
(以下、VCMと略記する)を分離する方法に関するも
のである。詳しくは、本発明は、EDCの熱分解生成ガ
スから、塩化水素を蒸留分離して得られるEDC及びV
CMを主体とする混合物を蒸留し、精製したVCMを回
収する経済的な方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、VCMを製造する方法としては、
EDCを熱分解炉において450〜550℃で熱分解す
る方法が知られており、生成した分解ガスは冷却したの
ち蒸留してVCMを回収している。分解炉から流出する
高温の分解ガスは、主に分解生成物であるVCM及び塩
化水素並びに未分解のEDCから成っているが、そのま
まクエンチ塔に供給したり、或いは熱交換器で間接冷却
したのちクエンチ塔に供給し、そこで高温の分解ガスが
有する熱エネルギーを回収する。クエンチ塔の塔頂から
得られた留出物はHCl塔に送られ、その塔頂から精製
された塩化水素を回収する。VCM及び未分解EDCは
塔底液として抜出し、後続するVCM蒸留塔で蒸留して
精製されたVCMを塔頂から回収する。VCM蒸留塔の
段数は、通常50〜100段程度であり、中間段にHC
l塔からの塔底液が供給される。
【0003】EDC熱分解ガス中には、上記のVCM、
塩化水素及び未分解EDCの他に、微量の不純物成分、
例えば、ベンゼン、クロロホルム、四塩化炭素、1,1,2-
トリクロロエタン、1,1-ジクロロエタン、クロロプレ
ン、1,3-ブタジエン等が含まれているので、高品質のV
CMを得る為にはVCM蒸留塔の還流比を高くする等の
操作条件の適正な制御が必要とされている。しかしなが
ら、還流比を高めると製品純度は向上するが、塔底のリ
ボイラーで供給する熱量が増加するという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】VCMの沸点は、−1
3.7℃、EDCの沸点は83.4℃なので、VCM蒸
留塔は、例えば塔底が約150℃、塔頂が約40℃とい
うように加圧で操作されている。従って、VCM蒸留塔
の熱源としては、通常は10数kg/cm2G程度の高
圧スチームが用いられている。しかし、高圧スチームは
高価なので、若しこの高圧スチームのうちの実質的割合
をプロセスの廃熱、又はプロセスから回収されるより低
温のスチームなどの安価なもので代替できれば、VCM
の精製費用を節減できる。従って、本発明は、リボイラ
ーに供給すべき高温の熱源の実質的割合を低温の熱源で
代替することのできるVCM蒸留塔の運転方法を提供せ
んとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等はVCM蒸留
塔内の温度分布について検討した結果、塔内の温度は塔
底から塔頂に向けて当初は急激に低下するが、その後は
かなりの段数にわたって温度が極めて緩慢にしか低下し
ない帯域が存在するという、特異な分布をしていること
を見出した。例えば、90段の段数を有する蒸留塔を用
いて、通常の運転条件の一つである前述の塔底が約15
0℃、塔頂が約40℃の場合には、塔底から8〜10段
で約70℃まで温度がほぼ直線的に低下するが、そこか
ら約65℃のところまでは1段当たりの温度低下は約
0.1℃以下と極めて小さい。このように塔下部の塔底
に近い部分の温度が塔底よりも著しく低いので、この部
分にサイドリボイラーで熱エネルギーを供給するなら
ば、蒸留成績に殆ど影響を及ぼさずに塔底のリボイラー
に供給する高圧スチームの相当部分を、より低圧−従っ
て安価−のスチームで代替できる筈である。
【0006】本発明はこのような知見に基づくもので、
EDCを熱分解して得られるEDC、VCM及び塩化水
素を主体とする熱分解生成物から塩化水素を蒸留分離し
て得られたEDC及びVCMを主体とする混合物を、蒸
留塔に供給して蒸留し、塔頂から精製されたVCMを流
出させ、塔底からEDCを主体とする留分を抜き出すに
際し、蒸留塔の中間段にEDC及びVCMを主体とする
混合物を供給し、かつこの供給段と塔底との中間段から
塔内液を抜き出し、サイドリボイラーで加熱したのち塔
内に流入させることを特徴とする蒸留方法を要旨とする
ものである。
【0007】本発明の好適な態様は、上記蒸留方法にお
いて蒸留塔内液の温度が塔底液の温度よりも40℃以上
低い段位から塔内液を抜き出すこと、更には蒸留塔内液
の温度が60〜110℃、特に60〜80℃、より好ま
しくは65〜75℃である段位から塔内液を抜き出すこ
とよりなる蒸留方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、EDCの熱分解による
生成ガスから、冷却、蒸留等の精製工程を経てVCMを
分離する方法において、EDCの熱分解生成ガスから、
塩化水素を蒸留分離して得られるEDC及びVCMを主
体とする混合物を蒸留し、精製したVCMを得る方法に
関するものである。熱分解炉におけるEDCの熱分解
は、液状或いはガス化されたEDCを分解炉に導入し、
450〜550℃に加熱することにより行われるので、
熱分解炉から流出する分解生成ガスの温度もほぼ450
〜550℃である。そして、この分解生成ガス中には、
主生成物であるVCMと塩化水素の他に未分解EDC、
副生成物、例えばクロロホルム、四塩化炭素、ベンゼ
ン、1,1,2-トリクロロエタン、1,1-ジクロロエタン、ク
ロロプレン、1,3-ブタジエンなどが含まれている。
【0009】熱分解炉から流出する450〜550℃の
分解生成ガスは、所望により熱交換器で間接冷却したの
ち、クエンチ塔で直接冷却し、部分的に液化させる。ク
エンチ塔の塔頂からは、塩化水素、VCM及び未分解E
DCを主体とする混合物を留出させ、HCl塔に供給す
る。一方、塔底流出物は未分解EDCとVCMの一部、
更にコーク及び高沸物等を含有しており、この流出物は
必要に応じて分離装置によりコーク等を除去した後、H
Cl塔に供給され、塔頂流出物と一緒に蒸留に付され
る。
【0010】HCl塔では、クエンチ塔からの塩化水
素、VCM、未分解EDC等を含む混合物を蒸留して、
塔頂から塩化水素を留出させる。HCl塔の塔底から
は、主としてEDC及びVCMを含む流出物が得られ、
この流出物は後続するVCM塔に供給して蒸留し、精製
VCMを回収する。
【0011】VCM塔は、精製VCMを取得するための
ものであり、塔頂から留出するVCMはコンデンサーで
凝縮され、凝縮液の一部はVCM塔に還流され、残部は
必要に応じ脱HCl工程を経て純度を高めた後、製品V
CMとして取得される。塔底からのEDCを含む留分
は、EDC精製工程に送られる。
【0012】本発明方法では、このVCM塔としてサイ
ドリボイラーを設置した蒸留塔を使用し、且つVCM塔
の下部で相当に温度の低下した部分から塔内液を抜き出
し、サイドリボイラーで加熱した後塔内にフィードする
ことを特徴とする。VCM塔は、VCMとEDC及び副
生成物とを分離し、純度の高いVCMを得ることを目的
としており、一般にVCM塔としては50〜100段の
加圧蒸留塔が使用される。操作温度は圧力により異なる
が、通常、塔底温度は150℃近辺であり、塔頂温度は
35〜40℃である。VCM塔は塔底に極く近い部分に
おいて急激に温度が低下するという、極めて特異的な温
度分布を有している。
【0013】例えば、第1図は90段の加圧蒸留塔を用
い塔底温度約150℃、塔頂温度約37℃で、VCM
(約40.0wt%)とEDC(約58.9wt%)を含む混合物を塔
頂から37段目に約100℃で供給して蒸留した場合の
塔内における温度分布を示すものであるが、第1図から
明らかな様に、塔底より約10段程度までは略直線的に
温度が急激に低下しているが、その後のおよそ50段程
度の間では温度は4〜5℃程度しか低下しない。その
後、温度はまた急激に低下するが、塔頂より約25段あ
たりから温度低下は再び極めて緩慢となり塔頂温度に達
しているのである。
【0014】本発明では、この特異的な温度分布を利用
して、塔底と供給段との中間で、塔底よりも相当に温度
の低下した部分から塔内液を抜出し、塔底のリボイラー
の熱源よりも低温−従って安価−な熱源、例えばプロセ
スから回収される低圧スチームで加熱されるサイドリボ
イラーを経て再び塔内に戻すことにより、塔底のリボイ
ラーの熱源の使用量を節減する。このようにするとVC
M蒸留塔に供給される全熱量は若干増加し、従って塔頂
のコンデンサーの負荷も若干増加するが、塔底のリボイ
ラーの熱源の相当部分を、より安価な低温の熱源で代替
できることのもたらす利益の方がはるかに大きい。例え
ばサイドリボイラーにより塔底のリボイラーで供給すべ
き熱量の約40%を削減した場合、サイドリボイラーの
設置場所にもよるが、供給すべき全熱量は1%程度増加
するに過ぎず、60%を削減した場合でも2%程度増加
するに過ぎない。従って、塔頂のコンデンサーの負荷の
増加も、2%程度である。
【0015】塔内液を抜出す位置は、供給段よりも下方
で、かつ塔底よりも相当に低温の部分であればよく、通
常は塔底温度よりも40℃以上、好ましくは50℃以上
低い部分から塔内液を抜出す。リボイラーで用いる熱源
の温度にもよるが、通常は60〜110℃、特に60か
ら80℃、より望ましくは65〜75℃の位置から塔内
液を抜出すのが好ましい。塔底のリボイラーで供給すべ
き熱量の一定割合をサイドリボイラーで供給する熱エネ
ルギーにより代替する場合、塔内液の抜出し位置が高い
ほどサイドリボイラーで供給すべき熱量は増加する。こ
の供給熱量の増加の程度は比較的小さく、通常は数%で
あるが、供給熱量の増加は同時に塔頂のコンデンサーの
負荷を増加させるので、塔内液の抜出し位置はリボイラ
ーで用いる熱源の温度と、抜出し位置を上方にすること
によるこれらの不利益とを総合して決定すべきである。
【0016】
【実施例】本発明を実施例により、更に詳細に説明する
が本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定
されるものではない。
【0017】実施例1〜3 第2図に示す工程図に従って、90段の蒸留塔を用い、
VCM(約40.0wt%)及びEDC(約58.9w
t%)を主成分とする100℃のHCl塔の流出液を1
00重量部/hrで塔頂から37段目に供給し、塔頂が
約37℃、塔底が約152℃で蒸留して、塔頂より純度
99.99%のVCMを39.6重量部/hrで取得す
る場合において、サイドリボイラーの有無による塔底リ
ボイラーの負荷を計算した一例を表−1に示す。但し、
表−1の数値は、サイドリボイラーが無い場合に対する
比である。また、計算はサイドリボイラーが無い場合に
塔底リボイラーで供給すべき熱量の41%をサイドリボ
イラーで供給するものとして行った。なお、サイドリボ
イラーの無い場合の還流比は0.580である。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】本発明方法によれば、蒸留塔内液を加熱
するためのサイドリボイラーを蒸留塔の適当な位置に設
け、加熱した塔内液を塔内に流入させることにより、コ
ンデンサーの負荷および全供給熱量の増加を僅少に抑え
ながら塔底のリボイラーの高圧蒸気の使用量を減じ、ま
た、サイドリボイラーの熱源としてプロセス排熱の有効
利用を可能にするので、全体として省エネルギーの経済
性に富む方法とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1図は、HCl塔から流出するVCM及び
EDC混合物の蒸留塔における段数と温度分布の関係の
一例を示すものである。縦軸は温度(℃)、横軸は塔頂
からの段数を示す。
【図2】 第2図は、本発明方法の実施態様の一例を示
す工程概略図である。
【符号の説明】
1 熱分解炉 2 クエンチ塔 3 HCl塔 4 VCM塔 5 サイドリボイラー 6 塔底リボイラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 21/06 C07C 21/06 Fターム(参考) 4D076 AA16 AA22 BB03 BB25 CA06 CB02 CB06 DA25 EA05Y EA08Z EA12Z EA17Y FA02 FA11 FA16 FA31 HA11 JA03 4H006 AA05 AC13 AD11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1,2−ジクロロエタンを熱分解して得ら
    れる1,2−ジクロロエタン、塩化ビニル及び塩化水素
    を主体とする熱分解生成物から塩化水素を蒸留分離して
    得られた1,2−ジクロロエタン及び塩化ビニルを主体
    とする混合物を、蒸留塔に供給して蒸留し、塔頂から精
    製された塩化ビニルを流出させ、塔底から1,2−ジク
    ロロエタンを主体とする留分を抜き出すに際し、蒸留塔
    の中間段に1,2−ジクロロエタン及び塩化ビニルを主
    体とする混合物を供給し、かつ供給段と塔底との中間段
    から塔内液を抜き出し、サイドリボイラーで加熱したの
    ち塔内に流入させることを特徴とする蒸留方法。
  2. 【請求項2】蒸留塔内液の温度が塔底液の温度よりも4
    0℃以上低い段位から、塔内液を抜き出すことを特徴と
    する請求項1記載の蒸留方法。
  3. 【請求項3】蒸留塔内液の温度が60〜110℃の段位
    から塔内液を抜き出すことを特徴とする請求項1又は2
    記載の蒸留方法。
JP2000071109A 2000-03-14 2000-03-14 1,2−ジクロロエタンの熱分解物からの塩化ビニルの蒸留方法 Pending JP2001261581A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009263349A (ja) * 2008-03-31 2009-11-12 Mitsubishi Chemicals Corp 易重合性化合物の製造方法及び重合防止方法
US9663427B2 (en) 2003-11-20 2017-05-30 Solvay (Société Anonyme) Process for producing epichlorohydrin
JP2018047459A (ja) * 2013-02-11 2018-03-29 ジーティーシー テクノロジー ユーエス, エルエルシー 熱的結合を用いてエネルギー消費を低減するための方法
US10031388B2 (en) 2013-11-14 2018-07-24 Sakai Display Products Corporation Circuit board and display apparatus
CN110115850A (zh) * 2019-04-22 2019-08-13 宁夏凤城装备制造有限公司 一种残液蒸出塔

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