JPH11158086A - クエンチオイルの粘度の制御方法 - Google Patents

クエンチオイルの粘度の制御方法

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JPH11158086A
JPH11158086A JP10216895A JP21689598A JPH11158086A JP H11158086 A JPH11158086 A JP H11158086A JP 10216895 A JP10216895 A JP 10216895A JP 21689598 A JP21689598 A JP 21689598A JP H11158086 A JPH11158086 A JP H11158086A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クエンチオイルの粘度の制御方法を提供する
こと。 【解決手段】 エチレンプラントの熱分解精留装置にお
けるクエンチオイルの粘度の制御方法において、蒸気流
を熱分解精留塔の底部に導入する工程、熱分解精留塔の
底部から液体を取り出す工程,液体の一部を冷却して、
クエンチオイルを形成する工程,クエンチオイルを熱分
解精留塔に再循環して蒸気流と接触させて蒸気流の一部
を凝縮させる工程,熱分解炉の流出物の一部を冷却し、
凝縮させるための有効量で、液体の一部と、熱分解炉か
らの流出物とを接触させる工程,蒸気と液体とを分離し
て蒸気流を形成する工程とを含む上記方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオレフィンプラント
における熱分解精留塔に関し、より詳しくは、熱回収を
強化するように形成された熱分解精留塔におけるクエン
チオイルの粘度を制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱分解炉は例えばエチレンのようなオレ
フィンの製造に広く用いられている。熱分解炉における
炭化水素のクラッキング中に、例えば燃料油、ガスオイ
ル及びガソリンのような高沸点炭化水素のかなりの量
が、例えばエチレンのような低分子量オレフィンと同様
に製造される。炉からの流出物を、初期冷却後に、熱分
解精留ユニットに導入するこのユニットは、炉流出物か
ら重質最終生成物を取り出し、高温流出物流から熱を回
収する。
【0003】慣用的な熱分解精留ユニットを図1に例示
する。簡単に説明すると、熱分解精留ユニットは精留塔
10と、燃料油ストリッパー12と、クエンチ塔14
と、クエンチドラム16とを包含する。熱分解炉からの
部分的に冷却された流出物はライン18を介して精留塔
10の下端部に導入される。ボトム流(bottoms stream)
20は燃料油ストリッパー12に供給され、そこでライ
ン22から導入されるスチームによってストリッピング
される。スチームと炭化水素蒸気とはライン24を介し
て精留塔10の底部に戻される。燃料油生成物26は燃
料油ストリッパー12の底部からライン26を介して取
り出される。
【0004】クエンチオイルは精留塔10からライン2
8を介して循環され、熱回収のために一連の冷却器3
0、32を通過して、それぞれのライン34、36を介
して精留塔10に戻される。ライン28にはポンプとフ
ィルター(図示せず)が慣用的に用いられる。冷却器3
0、32は熱交換器であり、例えば低圧スチーム、希釈
スチーム、プラントプロセス使用等のような種々な用途
のために熱を回収する。ガスオイル引き出し流(draw)
38は、精留塔10から取り出されて、燃料油ストリッ
パー12に導入されてもよい。
【0005】精留塔10からのオーバーヘッド蒸気40
はクエンチ塔14に導入される。蒸気はクエンチ塔14
においてライン42、44を介して導入される水によっ
て急冷される(quenched)ので、約25〜40℃の温度
であるオーバーヘッド蒸気流46が得られる。クエンチ
塔14からの水と凝縮液はライン48によってクエンチ
ドラム16に供給される。クエンチドラム16では水と
炭化水素とが分離されて、重質ガソリン流50と還流(r
eflux stream)52が得られ、還流52は精留塔10の
上部に戻される。水はクエンチドラム16からライン5
4を介して循環され、熱交換器56、58において冷却
されて、既述したように、ライン42、44によってク
エンチ塔14に戻される。
【0006】この典型的な熱分解精留ユニットの操作で
は、ガスオイル引き出し流38を取り出すことが望まし
い。これは精留塔10によって必要な還流52の量を減
じて、交換器30、32における熱回収量と熱回収レベ
ルとを高める。残念ながら、ガスオイル引き出し流38
の量に対する有意な限界は、ライン28中の循環クエン
チオイルの粘度がガスオイル引き出し流38の量が増加
するにつれて上昇することである。これは交換器30、
32における汚損と圧力低下とを増強させる。
【0007】熱分解精留塔中の循環クエンチオイルの粘
度を低下させて、熱分解精留塔へのフィード(feed)か
らの熱回収の量とレベルを高めることができることが望
ましいと考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】循環クエンチオイルの
スリップ流を部分的に冷却された炉流出物と混合し、生
ずる蒸気と液体とを分離し、蒸気流を精留塔に供給し、
燃料油生成物として液体流を取り出すことが循環クエン
チオイルの粘度を減ずる効果を有することを、我々は発
見した。この配置において燃料油生成物として取り出さ
れる液体流の殆ど又は全ては重質タール質物質である。
熱分解精留塔からこの重質タール質留分を除去すること
によって、循環オイルの粘度はかなり改良され、循環オ
イルが熱回収交換器において高温において汚損(ファウ
リング)を生じる傾向も顕著に弱められる。これは、汚
損が少ないために高い効率で、高温における熱回収を生
じさせる。さらに、ガスオイル引き出し流38を増加さ
せて、交換器30、32における循環オイルからのより
多くの熱回収を可能にする還流52の必要量(requirme
nt)を減ずることができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】簡単に説明すると、本発
明はエチレンプラントの熱分解精留ユニット(精留装
置)におけるクエンチオイルの粘度を減ずる方法を提供
する。この方法は下記工程: (a)蒸気流を熱分解精留塔の底部に導入する工程と、 (b)熱分解精留塔の底部から液体を取り出す工程と、 (c)工程(b)からの液体の一部を冷却して、クエン
チオイルを形成する工程と; (d)クエンチオイルを熱分解精留塔に再循環して、工
程(a)からの蒸気流と接触させて、蒸気流の一部を凝
縮させる工程と; (e)熱分解炉の流出物の一部を冷却し、凝縮させるた
めの有効量で、工程(b)からの液体の一部と、熱分解
炉からの部分的に冷却された流出物とを接触させる工程
と; (f)工程(e)からの冷却された熱分解炉流出物から
の蒸気と液体とを分離して、工程(a)のための蒸気流
を形成する工程とを包含する。
【0010】工程(b)と(c)における液体の粘度
は、工程(b)から工程(e)に供給される液体量を調
節することによって制御することができる。工程(b)
から工程(e)に供給される液体は工程(c)からのク
エンチオイルの一部を包含することができ、クエンチオ
イルの粘度は工程(e)に供給される液体の量と温度と
を調節することによって制御することができる。
【0011】好ましい実施態様では、この方法は熱分解
精留塔オーバーヘッドをオーバーヘッド流から凝縮され
た重質ガソリンと共に還流させる工程をも包含する。こ
の方法はまた、好ましくは、熱分解精留塔からガスオイ
ル引き出し流を取り出す工程をも包含し、好ましくは、
工程(f)からの液体をガスオイル引き出し流と共にス
トリッピングして、ストリッピング済み(stripped)蒸
気流を得て、このストリッピング済み蒸気流を熱分解精
留塔に導入する工程をも包含する。必要な場合には、工
程(b)からの液体の一部を工程(f)からの液体及び
ガスオイル引き出し流と共にストリッピングすることが
できる。
【0012】蒸気−液体分離工程(f)は気液分離ドラ
ムにおいて又はより好ましくは熱分解精留塔内に配置さ
れた室においておこなうことができる。
【0013】本発明の方法は好ましくは、次の追加工
程: (g)熱分解精留塔からのオーバーヘッド蒸気をクエン
チ塔に供給する工程と; (h)クエンチ水をクエンチ塔に導入して、工程(g)
に供給される蒸気と接触させて、これを冷却する工程
と; (i)工程(h)におけるクエンチ水としての再循環の
ためにクエンチ塔の下端部から水を取り出して、冷却す
る工程とを包含する。
【0014】クエンチ塔と熱分解精留塔とを、必要な場
合には、単一カラムに物理的に統合することができる。
【0015】同様な部分を表示するために同様な数字が
用いられる図2〜5に関しては、精留塔110と、燃料
油ストリッパー112と、クエンチ塔114と、クエン
チドラム116とを包含する、図2に示した熱分解精留
ユニットにおいて、本発明の方法がおこなわれる。熱分
解炉(図示せず)からの部分的に冷却された流出物はラ
イン118を介してクエンチフィッティング(quench fi
tting)120に導入され、そこで精留塔110からのク
エンチオイルを含むボトム流122と混合される。炉流
出物流118は典型的に、慣用的な輸送ライン交換器、
第2クエンチ交換器等において既に部分的に冷却されて
いるが、まだ300℃を越える温度、例えば300〜6
00℃、典型的には340〜450℃を有する蒸気流で
ある。
【0016】クエンチオイル再循環流122の、ライン
118内の炉流出物流に対する重量比は、流れの相対的
温度及びエンタルピーと、炉流出物流118から如何に
多くの液体を取り出すのが望ましいかとに依存して、
0.05〜2kg/kgであることができ、好ましくは
約0.1〜約0.5kg/kgであることができる。ク
エンチフィッティング120からの気液混合物(vapour-
liquid mixture)は精留塔110内の分離エントリー室
(separate entry chamber)126に供給される。室12
6において、蒸気は精留塔110に達するようにされ、
液体はライン128を介して取り出され、燃料油ストリ
ッパー112に供給される。ポンプとフィルター(図示
せず)がライン122、128及び136に典型的に用
いられる。
【0017】スチームがライン130を介してストリッ
パー112に導入され、燃料油生成物を含むボトム流1
32から揮発性成分を除去する。燃料油ストリッパー1
12からの蒸気はライン134を介して精留塔110に
戻される。
【0018】クエンチオイル流136は精留塔110の
底部に隣接するところから取り出され、冷却器又は熱交
換器138、140を通って循環され、それぞれのライ
ン142、144を介して精留塔110に戻される。ラ
イン142、144から循環するクエンチオイルは、室
126からの蒸気と、それが精留塔110を通って上昇
するときに接触して、その低揮発性の高分子量成分を凝
縮させる。冷却されたクエンチオイルの一部はライン1
42からライン122中に導入されて、ライン122内
のオイルの温度を下げることができる。還流がライン1
46を介して精留塔110に供給される。ガスオイル引
き出し流148が精留塔110の上端部に隣接するとこ
ろから取り出されて、ライン148を介して燃料油スト
リッパー112に導入される。ライン136からのクエ
ンチオイルの一部はストリッパー112におけるストリ
ッピングのためにライン148中に導入されることもで
きる。
【0019】精留塔110からのオーバーヘッド蒸気は
ライン50を介してクエンチ塔114の下端部に導入さ
れる。水はライン152、154からクエンチ塔114
に導入されて、重質ガソリン留分を含む炭水化物を取り
出して、軽質炭化水素オーバーヘッド生成物を生じ、こ
れはさらなる加工のためにライン156から回収され
る。水と炭化水素凝縮物とはクエンチ塔114の底部か
らクエンチドラム116にライン158を介して供給さ
れる。クエンチドラム116はクエンチ塔114からボ
トム流158を重質ガソリン留分に分離して、この留分
をライン160を介して回収して、還流として既述した
ようにライン146を介して精留塔110に及び重質ガ
ソリン生成物ライン162に供給する。クエンチドラム
116中で分離された水の一部はライン164を介して
再循環され、熱交換器166、168において冷却さ
れ、既述したようにライン152、154を介してクエ
ンチ塔114に戻される。クエンチドラム116からの
正味のプロセス凝縮物はライン170を介して回収され
る。
【0020】図3では、図2からのクエンチフィッティ
ング120と室126とは、気/液接触−分離ドラム(v
apor/liquid contactor-separator drum)120aと交
換され、気/液接触−分離ドラム120aは再循環され
るクエンチオイル流122a及びライン118を介して
の炉流出物を受容する。蒸気はライン124aを介して
精留塔110の底部に直接供給される。タール質液体凝
縮物は気/液接触−分離ドラム120aからライン12
8aを介して燃料油ストリッパー112に供給される。
この実施態様では、気/液接触−分離ドラム120aが
気液分離をおこなうので、精留塔110の変更は不必要
である。この実施態様は既存ユニットの改良の典型的な
ものである。必要な場合には、ライン122aからのク
エンチオイルの一部を、ライン128aに導入すること
によって、燃料油ストリッパー112に導入することも
できる。
【0021】図4では、ガスオイル引き出し流148a
は、図2と3におけるような燃料油ストリッパー112
にではなく、ガスオイルストリッパー112aに導入さ
れる。スチームがガスオイルストリッパー112aにラ
イン130aを介して供給される。ガスオイルストリッ
パー112aからのストリッピング済み蒸気とスチーム
はライン134aを介して精留塔110に戻される。ス
トリッピング済みガスオイル流132aはガスオイルス
トリッパー112aのボトムから回収される。
【0022】図5では、熱分解精留ユニットは図2から
のクエンチフィッティング120/内部室126配置
と、図4からのガスオイルストリッパー112aとを包
含する。本発明を下記実施例によって説明する。
【0023】
【発明の実施の形態】実施例1−基本ケース/ガスオイ
ル引き出し流 336,700kg/時(13,670kmol/時)
の表1記載の組成を有する部分的に冷却された熱分解流
出物を343℃及び0.4kg/cm2 ゲージにおいて
受容する既存の商業的な熱分解精留塔をシミュレートす
ることによって、基本ケース(図1参照)を確立した。
【0024】
【表1】
【0025】基本ケースを(実施例1A)では精留塔1
0の第2段階からの894kg/時のガスオイル引き出
し流38を用いて、(実施例1B)では用いずに、精留
塔ボトム流(bottoms)の温度を190℃に維持してシミ
ュレートした。引き出し流を用いない場合は、精留塔ボ
トム流20は1.68cpの粘度を有し、重質ガソリン
生成物54は242℃の終点(endpoint)を有し、精留
塔10への還流52は183,060kg/時(150
0kmol/時)であり、クエンチドラム16は85.
2℃の温度を有し、熱交換器30、32における熱回収
は24.0MMkcal/時である。結果は以下の表2
に要約する。ガスオイル引き出し流38を用いる場合
は、精留塔ボトム流20は2.02cpの粘度を有し、
重質ガソリン生成物54は243.5℃の終点を有し、
還流52は123,320kg/時(1000kmol
/時)であり、クエンチドラム16の温度は84.4℃
であり、熱回収は29.3MMkcal/時である。ガ
スオイル引き出し流は熱回収を高めたが、不利なことに
は、ボトム流の粘度をも高めた。
【0026】実施例2 図2に示すプロセスに対して実施例1のシミュレーショ
ンを繰り返した。引き出し流148を精留塔110の頂
部近くから取り出して、燃料油ストリッパー112の頂
部段に送る。クエンチオイルの一部122をクエンチフ
ィッティング120に注入して、炉流出物118と混合
し、混合物124は蒸気と液体とに分離される。蒸気は
精留塔110に送られ、液体128は燃料油ストリッパ
ー112の頂部トレーに送られる。精留塔10のボトム
流136の温度は180〜200℃の範囲であり、ガス
オイル引き出し流148は2000〜3000kg/時
の範囲であり、燃料油ストリッパー112へのストリッ
ピングスチーム130は500〜2025kg/時の範
囲であった。操作条件と結果は表2に示す。
【0027】実施例2Aでは、ガスオイル引き出し流1
48は2000kg/時で精留塔110の第2段から燃
料油ストリッパー112の頂部段に流れる。燃料油スト
リッパー112へのライン130内のスチーム流速度は
2025kg/時である。精留塔110ボトム流温度は
180℃であり、実施例1におけるよりも10℃低い。
180℃における燃料油の33,000kg/時のスリ
ップ流(slip stream)122を精留塔110へのフィー
ドと混合して、混合流124の温度を約322℃に下げ
る。残留液体(凝縮タール)を室126において蒸気か
ら分離して、ライン128を介して燃料油ストリッパー
112の第1段に送る。ライン122における燃料油注
入の流速度を調節して、最も重質の成分(C12+ )の大
部分が凝縮されるまでにした。結果として、精留塔ボト
ム流(ライン122と136)の粘度は1.38cpに
低下した。還流(ライン146)も実施例1Aにおける
よりも実質的に低く、熱回収は実質的に増加する。
【0028】実施例2Bでは、ストリッピングスチーム
(ライン130)の流速度を1000kg/時に減じ
た。これは重質ガソリン終点の低下を生じることにな
り、燃料油が実施例2Aでは過剰ストリッピングされた
ことを示唆し、ガソリン終点規格を満たすためにより高
度の還流を必要とした。
【0029】実施例2Cでは、実施例2Bをシミュレー
トして、精留塔110のボトム温度を190℃に設定し
た。これは重質成分の濃度を上昇させ、粘度を1.7c
pに高め、ガソリン終点を242.8℃に下げた。ライ
ン122中の温度が高くなると、ライン128中のター
ル凝縮物は少なくなり、ライン136中の燃料油粘度は
上昇する。
【0030】実施例2Dでは、実施例2Cのシミュレー
ションを変更して、クエンチフィッティング120への
燃料油の流速度を36,000kg/時に増加させて、
燃料油ストリッパー112へのスチーム130を500
kg/時に減じた。より多くのタールが凝縮されて、ラ
イン128を介して除去されるので、精留塔ボトムの粘
度は1.43cpに低下し、低粘度に維持するためのス
トリッピングスチーム130は不要になる。還流146
の流速度は147,020kg/時であり、熱回収は2
7.2MMkcal/時である。
【0031】実施例2Eでは、精留塔110ボトム温度
を200℃に上昇させることによって、実施例2Dのシ
ミュレーションを変更した。燃料油粘度は1.6cpに
増加して、ガソリン終点は253℃に上昇する。実施例
2Fでは、ガスオイル引き出し流を3000kg/時に
増加させることによって、実施例2Eのシミュレーショ
ンを変更した。ガソリン終点は低下し、このことは、ガ
スオイル引き出し流を増加させると還流必要量が減少す
ることを示唆する。燃料油粘度も対応して上昇する。
【0032】実施例2Gでは、実施例1Aのガソリン終
点に一致するように還流を増加させることによって、実
施例2Fのシミュレーションを変更した。これは15
1,860kg/時の還流流速度と1.48cpの粘度
とを生じ、両方が基本ケースにおけるよりも低かった。
【0033】実施例2Hでは、ガスオイル引き出し流を
2500kg/時に減ずることによって、実施例2Gの
シミュレーションを変更した。これは結果としてガソリ
ン終点と燃料油粘度との両方を減少させ、このことは実
施例2Gにおけるガスオイル引き出し流が大き過ぎたこ
とと、精留塔110から中間沸点範囲(mid-boiling ran
ge)物質を多く取り出し過ぎたと考えられることを示唆
した。熱回収は実施例1Aの基本ケースよりもまだ1
4.7%大きい。
【0034】実施例2Iでは、ガスオイル引き出し流を
1788kg/時に減じ、クエンチフィッティング12
0への燃料油流速度を37,000kg/時に減ずるこ
とによって、実施例2Hのシミュレーションを変更し
た。これはガソリン終点と燃料油粘度とを高めたが、熱
回収をも高めた。
【0035】実施例2Jでは、ガスオイル引き出し流を
燃料油ストリッパー112の底部段に導入することによ
って、実施例2Hのシミュレーションを変更した。この
結果、ガソリン終点は237℃に低下するが、粘度は
1.6cpに上昇する。
【0036】実施例3 図5に示すように、ガスオイル引き出し流148aを追
加ストリッパー112aに送ることによって、実施例2
Hのシミュレーションを変更した。オーバーヘッド蒸気
134aを引き出し段(draw stage)(第2段)に戻し、
ガスオイル生成物流132aを得る。ストリッパー11
2aを250kg/時のスチームによって再沸騰させ
る。148,320kg/時の還流146によって、ガ
ソリン終点は237℃であり、燃料油粘度は1.88c
pである。結果は表3に示す。これは、より軽質のガス
オイル生成物を得るために、本発明の原理が如何に適切
に適用されうるかを示す。
【0037】
【表2】
【0038】実施例4 336,000kg/時のライン118内の炉流出物
と、ライン122内の61,000kg/時の再循環流
と、ライン128内の5800kg/時のタール回収と
に基づいて、図5のプロセスをシミュレートした。燃料
油ストリッパー112をライン130からの500kg
/時のスチームによって操作して、5650kg/時の
燃料油を生成した。ガスオイル引き出し流148aは2
450kg/時であり、ストリッパー112aをライン
130aからの200kg/時のスチームによって操作
して、ライン130aを介して2360kg/時を生成
した。還流146は146,000kg/時であった。
熱交換器138、140における熱回収は27.3MM
kcal/時であり、ライン122、136内のクエン
チオイルは200℃であり、1.6cpの粘度を有し
た。
【0039】本発明を本発明の限定ではなく、本発明の
例示として役立つように上述した。上記説明を考慮する
ならば、種々な変更が当業者に自明であろう。本発明の
範囲及び要旨内のこのような変更の全てが添付請求の範
囲によって包括されるように意図される。
【0040】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術の熱分解精留塔の簡単化した概略プロ
セスフローダイヤグラムである。
【図2】気液分離が精留塔内に配置した室内でおこなわ
れる、本発明の1実施態様のクエンチオイル粘度制御の
原理を用いる熱分解精留塔を説明する、簡単化した概略
プロセスフローダイヤグラムである。
【図3】蒸気を精留カラムに導入する前に気液分離がド
ラム内でおこなわれる、本発明の他の実施態様によるク
エンチオイル粘度制御の原理を用いる他の形式の熱分解
精留塔の簡単化した概略プロセスフローダイヤグラムで
ある。
【図4】ガスオイル引き出し流が燃料油ストリッパーか
ら分離したストリッパー内でストリッピングされたスチ
ームである、本発明の他の実施態様によるクエンチオイ
ル粘度制御の原理を用いる熱分解精留塔の簡単化した概
略プロセスフローダイヤグラムである。
【図5】気液分離が精留塔内に配置した室内でおこなわ
れ、ガスオイル引き出し流が燃料油ストリッパーから分
離したストリッパー内でストリッピングされたスチーム
である、本発明の他の実施態様によるクエンチオイル粘
度制御の本発明の原理を用いる熱分解精留塔の簡単化し
た概略プロセスフローダイヤグラムである。
【符号の説明】
10 精留塔 12 燃料油ストリッパー 14 クエンチ塔 16 クエンチドラム 20 ボトム流 26 燃料油生成物 30 冷却器 32 冷却器 38 ガスオイル引き出し流 52 還流 56 熱交換器 58 熱交換器 110 精留塔 112 燃料油ストリッパー 114 クエンチ塔 116 クエンチドラム 118 ライン 120 クエンチフィッティング 122 クエンチオイル再循環流 124 混合流 126 室 128 ライン 130 ストリッピングスチーム 158 ボトム流 166 熱交換器 168 熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ビジェンダー クマール バーマ アメリカ合衆国 テキサス州シュガーラン ド,ロング リーチ ドライブ 2426

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンプラントの熱分解精留装置にお
    けるクエンチオイルの粘度の制御方法において、 (a)蒸気流を熱分解精留塔の底部に導入する工程と; (b)熱分解精留塔の底部から液体を取り出す工程と; (c)工程(b)からの液体の一部を冷却して、クエン
    チオイルを形成する工程と; (d)クエンチオイルを熱分解精留塔に再循環して、工
    程(a)からの蒸気流と接触させて、蒸気流の一部を凝
    縮させる工程と; (e)熱分解炉の流出物の一部を冷却し、凝縮させるた
    めの有効量で、工程(b)からの液体の一部と、熱分解
    炉からの流出物とを接触させる工程と; (f)工程(e)からの蒸気と液体とを分離して、工程
    (a)のための蒸気流を形成する工程とを含む上記方
    法。
  2. 【請求項2】 工程(b)から工程(e)に供給される
    液体量を調節することによって、工程(b)からの液体
    の粘度が制御される、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 工程(e)に供給される工程(b)から
    の液体が工程(c)からのクエンチオイルの一部を含
    み、工程(e)に供給される液体の量と温度とを調節す
    ることによって、クエンチオイルの粘度が制御される、
    請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 オーバーヘッド流から凝縮される重質ガ
    ソリンと共に、熱分解精留塔オーバーヘッドを還流させ
    る工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 熱分解精留塔からガスオイル引き出し流
    (draw)を取り出す工程をさらに含む、請求項4記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 (1)工程(f)からの液体の少なくと
    も一部をガスオイル引き出し流の少なくとも一部と共に
    ストリッピングして、ストリッピング済み蒸気流を得る
    工程と;(2)ストリッピング済み蒸気流を熱分解精留
    塔に導入する工程とをさらに含む、請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 (1)工程(f)からの液体の少なくと
    も一部をストリッピングして、ストリッピング済み蒸気
    流を得る工程と;(2)ストリッピング済み蒸気流を熱
    分解精留塔の底部に導入する工程とをさらに含む、請求
    項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 工程(b)からの液体の一部を工程
    (1)において、工程(f)からの液体及びガスオイル
    引き出し量と共にストリッピングする、請求項6記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 工程(b)からの液体の一部を工程
    (1)において、工程(f)からの液体と共にストリッ
    ピングする、請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 工程(f)を熱分解精留塔内のその底
    部に隣接した室においておこなう、請求項1記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 下記工程: (g)熱分解精留塔からのオーバーヘッド蒸気をクエン
    チ塔に供給する工程と; (h)クエンチ塔の底部からのクエンチ水をクエンチ塔
    の頂部に循環させて、工程(g)に供給される蒸気と接
    触させて、これを冷却する工程と; (i)工程(h)におけるクエンチ水を冷却して、熱を
    回収する工程とをさらに含む、請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 クエンチ塔と熱分解精留塔とを物理的
    に組み合わせて、単一カラムにする、請求項11記載の
    方法。
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