JP4267722B2 - クエンチオイルの粘度の制御方法 - Google Patents

クエンチオイルの粘度の制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオレフィンプラントにおける熱分解精留塔に関し、より詳しくは、熱回収を強化するように形成された熱分解精留塔におけるクエンチオイルの粘度を制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
熱分解炉は例えばエチレンのようなオレフィンの製造に広く用いられている。熱分解炉における炭化水素のクラッキング中に、例えば燃料油、ガスオイル及びガソリンのような高沸点炭化水素のかなりの量が、例えばエチレンのような低分子量オレフィンと同様に製造される。炉からの流出物を、初期冷却後に、熱分解精留ユニットに導入するこのユニットは、炉流出物から重質最終生成物を取り出し、高温流出物流から熱を回収する。
【0003】
慣用的な熱分解精留ユニットを図1に例示する。簡単に説明すると、熱分解精留ユニットは精留塔10と、燃料油ストリッパー12と、クエンチ塔14と、クエンチドラム16とを包含する。熱分解炉からの部分的に冷却された流出物はライン18を介して精留塔10の下端部に導入される。ボトム流(bottoms stream)20は燃料油ストリッパー12に供給され、そこでライン22から導入されるスチームによってストリッピングされる。スチームと炭化水素蒸気とはライン24を介して精留塔10の底部に戻される。燃料油生成物26は燃料油ストリッパー12の底部からライン26を介して取り出される。
【0004】
クエンチオイルは精留塔10からライン28を介して循環され、熱回収のために一連の冷却器30、32を通過して、それぞれのライン34、36を介して精留塔10に戻される。ライン28にはポンプとフィルター(図示せず)が慣用的に用いられる。冷却器30、32は熱交換器であり、例えば低圧スチーム、希釈スチーム、プラントプロセス使用等のような種々な用途のために熱を回収する。ガスオイル引き出し流(draw)38は、精留塔10から取り出されて、燃料油ストリッパー12に導入されてもよい。
【0005】
精留塔10からのオーバーヘッド蒸気40はクエンチ塔14に導入される。蒸気はクエンチ塔14においてライン42、44を介して導入される水によって急冷される(quenched)ので、約25〜40℃の温度であるオーバーヘッド蒸気流46が得られる。クエンチ塔14からの水と凝縮液はライン48によってクエンチドラム16に供給される。クエンチドラム16では水と炭化水素とが分離されて、重質ガソリン流50と還流(reflux stream)52が得られ、還流52は精留塔10の上部に戻される。水はクエンチドラム16からライン54を介して循環され、熱交換器56、58において冷却されて、既述したように、ライン42、44によってクエンチ塔14に戻される。
【0006】
この典型的な熱分解精留ユニットの操作では、ガスオイル引き出し流38を取り出すことが望ましい。これは精留塔10によって必要な還流52の量を減じて、交換器30、32における熱回収量と熱回収レベルとを高める。残念ながら、ガスオイル引き出し流38の量に対する有意な限界は、ライン28中の循環クエンチオイルの粘度がガスオイル引き出し流38の量が増加するにつれて上昇することである。これは交換器30、32における汚損と圧力低下とを増強させる。
【0007】
熱分解精留塔中の循環クエンチオイルの粘度を低下させて、熱分解精留塔へのフィード(feed)からの熱回収の量とレベルを高めることができることが望ましいと考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
循環クエンチオイルのスリップ流を部分的に冷却された炉流出物と混合し、生ずる蒸気と液体とを分離し、蒸気流を精留塔に供給し、燃料油生成物として液体流を取り出すことが循環クエンチオイルの粘度を減ずる効果を有することを、我々は発見した。この配置において燃料油生成物として取り出される液体流の殆ど又は全ては重質タール質物質である。熱分解精留塔からこの重質タール質留分を除去することによって、循環オイルの粘度はかなり改良され、循環オイルが熱回収交換器において高温において汚損(ファウリング)を生じる傾向も顕著に弱められる。これは、汚損が少ないために高い効率で、高温における熱回収を生じさせる。さらに、ガスオイル引き出し流38を増加させて、交換器30、32における循環オイルからのより多くの熱回収を可能にする還流52の必要量(requirment)を減ずることができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
簡単に説明すると、本発明はエチレンプラントの熱分解精留ユニット(精留装置)におけるクエンチオイルの粘度を減ずる方法を提供する。この方法は下記工程:
(a)蒸気流を熱分解精留塔の底部に導入する工程と、
(b)熱分解精留塔の底部から液体を取り出す工程と、
(c)工程(b)からの液体の一部を冷却して、クエンチオイルを形成する工程と;
(d)クエンチオイルを熱分解精留塔に再循環して、工程(a)からの蒸気流と接触させて、蒸気流の一部を凝縮させる工程と;
(e)熱分解炉の流出物の一部を冷却し、凝縮させるための有効量で、工程(b)からの液体の一部と、熱分解炉からの部分的に冷却された流出物とを接触させる工程と;
(f)工程(e)からの冷却された熱分解炉流出物からの蒸気と液体とを分離して、工程(a)のための蒸気流を形成する工程と
を包含する。
【0010】
工程(b)と(c)における液体の粘度は、工程(b)から工程(e)に供給される液体量を調節することによって制御することができる。工程(b)から工程(e)に供給される液体は工程(c)からのクエンチオイルの一部を包含することができ、クエンチオイルの粘度は工程(e)に供給される液体の量と温度とを調節することによって制御することができる。
【0011】
好ましい実施態様では、この方法は熱分解精留塔オーバーヘッドをオーバーヘッド流から凝縮された重質ガソリンと共に還流させる工程をも包含する。この方法はまた、好ましくは、熱分解精留塔からガスオイル引き出し流を取り出す工程をも包含し、好ましくは、工程(f)からの液体をガスオイル引き出し流と共にストリッピングして、ストリッピング済み(stripped)蒸気流を得て、このストリッピング済み蒸気流を熱分解精留塔に導入する工程をも包含する。必要な場合には、工程(b)からの液体の一部を工程(f)からの液体及びガスオイル引き出し流と共にストリッピングすることができる。
【0012】
蒸気−液体分離工程(f)は気液分離ドラムにおいて又はより好ましくは熱分解精留塔内に配置された室においておこなうことができる。
【0013】
本発明の方法は好ましくは、次の追加工程:
(g)熱分解精留塔からのオーバーヘッド蒸気をクエンチ塔に供給する工程と;
(h)クエンチ水をクエンチ塔に導入して、工程(g)に供給される蒸気と接触させて、これを冷却する工程と;
(i)工程(h)におけるクエンチ水としての再循環のためにクエンチ塔の下端部から水を取り出して、冷却する工程と
を包含する。
【0014】
クエンチ塔と熱分解精留塔とを、必要な場合には、単一カラムに物理的に統合することができる。
【0015】
同様な部分を表示するために同様な数字が用いられる図2〜5に関しては、精留塔110と、燃料油ストリッパー112と、クエンチ塔114と、クエンチドラム116とを包含する、図2に示した熱分解精留ユニットにおいて、本発明の方法がおこなわれる。熱分解炉(図示せず)からの部分的に冷却された流出物はライン118を介してクエンチフィッティング(quench fitting)120に導入され、そこで精留塔110からのクエンチオイルを含むボトム流122と混合される。炉流出物流118は典型的に、慣用的な輸送ライン交換器、第2クエンチ交換器等において既に部分的に冷却されているが、まだ300℃を越える温度、例えば300〜600℃、典型的には340〜450℃を有する蒸気流である。
【0016】
クエンチオイル再循環流122の、ライン118内の炉流出物流に対する重量比は、流れの相対的温度及びエンタルピーと、炉流出物流118から如何に多くの液体を取り出すのが望ましいかとに依存して、0.05〜2kg/kgであることができ、好ましくは約0.1〜約0.5kg/kgであることができる。クエンチフィッティング120からの気液混合物(vapour-liquid mixture)は精留塔110内の分離エントリー室(separate entry chamber)126に供給される。室126において、蒸気は精留塔110に達するようにされ、液体はライン128を介して取り出され、燃料油ストリッパー112に供給される。ポンプとフィルター(図示せず)がライン122、128及び136に典型的に用いられる。
【0017】
スチームがライン130を介してストリッパー112に導入され、燃料油生成物を含むボトム流132から揮発性成分を除去する。燃料油ストリッパー112からの蒸気はライン134を介して精留塔110に戻される。
【0018】
クエンチオイル流136は精留塔110の底部に隣接するところから取り出され、冷却器又は熱交換器138、140を通って循環され、それぞれのライン142、144を介して精留塔110に戻される。ライン142、144から循環するクエンチオイルは、室126からの蒸気と、それが精留塔110を通って上昇するときに接触して、その低揮発性の高分子量成分を凝縮させる。冷却されたクエンチオイルの一部はライン142からライン122中に導入されて、ライン122内のオイルの温度を下げることができる。還流がライン146を介して精留塔110に供給される。ガスオイル引き出し流148が精留塔110の上端部に隣接するところから取り出されて、ライン148を介して燃料油ストリッパー112に導入される。ライン136からのクエンチオイルの一部はストリッパー112におけるストリッピングのためにライン148中に導入されることもできる。
【0019】
精留塔110からのオーバーヘッド蒸気はライン50を介してクエンチ塔114の下端部に導入される。水はライン152、154からクエンチ塔114に導入されて、重質ガソリン留分を含む炭水化物を取り出して、軽質炭化水素オーバーヘッド生成物を生じ、これはさらなる加工のためにライン156から回収される。水と炭化水素凝縮物とはクエンチ塔114の底部からクエンチドラム116にライン158を介して供給される。クエンチドラム116はクエンチ塔114からボトム流158を重質ガソリン留分に分離して、この留分をライン160を介して回収して、還流として既述したようにライン146を介して精留塔110に及び重質ガソリン生成物ライン162に供給する。クエンチドラム116中で分離された水の一部はライン164を介して再循環され、熱交換器166、168において冷却され、既述したようにライン152、154を介してクエンチ塔114に戻される。クエンチドラム116からの正味のプロセス凝縮物はライン170を介して回収される。
【0020】
図3では、図2からのクエンチフィッティング120と室126とは、気/液接触−分離ドラム(vapor/liquid contactor-separator drum)120aと交換され、気/液接触−分離ドラム120aは再循環されるクエンチオイル流122a及びライン118を介しての炉流出物を受容する。蒸気はライン124aを介して精留塔110の底部に直接供給される。タール質液体凝縮物は気/液接触−分離ドラム120aからライン128aを介して燃料油ストリッパー112に供給される。この実施態様では、気/液接触−分離ドラム120aが気液分離をおこなうので、精留塔110の変更は不必要である。この実施態様は既存ユニットの改良の典型的なものである。必要な場合には、ライン122aからのクエンチオイルの一部を、ライン128aに導入することによって、燃料油ストリッパー112に導入することもできる。
【0021】
図4では、ガスオイル引き出し流148aは、図2と3におけるような燃料油ストリッパー112にではなく、ガスオイルストリッパー112aに導入される。スチームがガスオイルストリッパー112aにライン130aを介して供給される。ガスオイルストリッパー112aからのストリッピング済み蒸気とスチームはライン134aを介して精留塔110に戻される。ストリッピング済みガスオイル流132aはガスオイルストリッパー112aのボトムから回収される。
【0022】
図5では、熱分解精留ユニットは図2からのクエンチフィッティング120/内部室126配置と、図4からのガスオイルストリッパー112aとを包含する。
本発明を下記実施例によって説明する。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施例1−基本ケース/ガスオイル引き出し流
336,700kg/時(13,670kmol/時)の表1記載の組成を有する部分的に冷却された熱分解流出物を343℃及び0.4kg/cm2 ゲージにおいて受容する既存の商業的な熱分解精留塔をシミュレートすることによって、基本ケース(図1参照)を確立した。
【0024】
【表1】
Figure 0004267722
【0025】
基本ケースを(実施例1A)では精留塔10の第2段階からの894kg/時のガスオイル引き出し流38を用いて、(実施例1B)では用いずに、精留塔ボトム流(bottoms)の温度を190℃に維持してシミュレートした。引き出し流を用いない場合は、精留塔ボトム流20は1.68cpの粘度を有し、重質ガソリン生成物54は242℃の終点(endpoint)を有し、精留塔10への還流52は183,060kg/時(1500kmol/時)であり、クエンチドラム16は85.2℃の温度を有し、熱交換器30、32における熱回収は24.0MMkcal/時である。結果は以下の表2に要約する。ガスオイル引き出し流38を用いる場合は、精留塔ボトム流20は2.02cpの粘度を有し、重質ガソリン生成物54は243.5℃の終点を有し、還流52は123,320kg/時(1000kmol/時)であり、クエンチドラム16の温度は84.4℃であり、熱回収は29.3MMkcal/時である。ガスオイル引き出し流は熱回収を高めたが、不利なことには、ボトム流の粘度をも高めた。
【0026】
実施例2
図2に示すプロセスに対して実施例1のシミュレーションを繰り返した。引き出し流148を精留塔110の頂部近くから取り出して、燃料油ストリッパー112の頂部段に送る。クエンチオイルの一部122をクエンチフィッティング120に注入して、炉流出物118と混合し、混合物124は蒸気と液体とに分離される。蒸気は精留塔110に送られ、液体128は燃料油ストリッパー112の頂部トレーに送られる。精留塔10のボトム流136の温度は180〜200℃の範囲であり、ガスオイル引き出し流148は2000〜3000kg/時の範囲であり、燃料油ストリッパー112へのストリッピングスチーム130は500〜2025kg/時の範囲であった。操作条件と結果は表2に示す。
【0027】
実施例2Aでは、ガスオイル引き出し流148は2000kg/時で精留塔110の第2段から燃料油ストリッパー112の頂部段に流れる。燃料油ストリッパー112へのライン130内のスチーム流速度は2025kg/時である。精留塔110ボトム流温度は180℃であり、実施例1におけるよりも10℃低い。180℃における燃料油の33,000kg/時のスリップ流(slip stream)122を精留塔110へのフィードと混合して、混合流124の温度を約322℃に下げる。残留液体(凝縮タール)を室126において蒸気から分離して、ライン128を介して燃料油ストリッパー112の第1段に送る。ライン122における燃料油注入の流速度を調節して、最も重質の成分(C12+ )の大部分が凝縮されるまでにした。結果として、精留塔ボトム流(ライン122と136)の粘度は1.38cpに低下した。還流(ライン146)も実施例1Aにおけるよりも実質的に低く、熱回収は実質的に増加する。
【0028】
実施例2Bでは、ストリッピングスチーム(ライン130)の流速度を1000kg/時に減じた。これは重質ガソリン終点の低下を生じることになり、燃料油が実施例2Aでは過剰ストリッピングされたことを示唆し、ガソリン終点規格を満たすためにより高度の還流を必要とした。
【0029】
実施例2Cでは、実施例2Bをシミュレートして、精留塔110のボトム温度を190℃に設定した。これは重質成分の濃度を上昇させ、粘度を1.7cpに高め、ガソリン終点を242.8℃に下げた。ライン122中の温度が高くなると、ライン128中のタール凝縮物は少なくなり、ライン136中の燃料油粘度は上昇する。
【0030】
実施例2Dでは、実施例2Cのシミュレーションを変更して、クエンチフィッティング120への燃料油の流速度を36,000kg/時に増加させて、燃料油ストリッパー112へのスチーム130を500kg/時に減じた。より多くのタールが凝縮されて、ライン128を介して除去されるので、精留塔ボトムの粘度は1.43cpに低下し、低粘度に維持するためのストリッピングスチーム130は不要になる。還流146の流速度は147,020kg/時であり、熱回収は27.2MMkcal/時である。
【0031】
実施例2Eでは、精留塔110ボトム温度を200℃に上昇させることによって、実施例2Dのシミュレーションを変更した。燃料油粘度は1.6cpに増加して、ガソリン終点は253℃に上昇する。
実施例2Fでは、ガスオイル引き出し流を3000kg/時に増加させることによって、実施例2Eのシミュレーションを変更した。ガソリン終点は低下し、このことは、ガスオイル引き出し流を増加させると還流必要量が減少することを示唆する。燃料油粘度も対応して上昇する。
【0032】
実施例2Gでは、実施例1Aのガソリン終点に一致するように還流を増加させることによって、実施例2Fのシミュレーションを変更した。これは151,860kg/時の還流流速度と1.48cpの粘度とを生じ、両方が基本ケースにおけるよりも低かった。
【0033】
実施例2Hでは、ガスオイル引き出し流を2500kg/時に減ずることによって、実施例2Gのシミュレーションを変更した。これは結果としてガソリン終点と燃料油粘度との両方を減少させ、このことは実施例2Gにおけるガスオイル引き出し流が大き過ぎたことと、精留塔110から中間沸点範囲(mid-boiling range)物質を多く取り出し過ぎたと考えられることを示唆した。熱回収は実施例1Aの基本ケースよりもまだ14.7%大きい。
【0034】
実施例2Iでは、ガスオイル引き出し流を1788kg/時に減じ、クエンチフィッティング120への燃料油流速度を37,000kg/時に減ずることによって、実施例2Hのシミュレーションを変更した。これはガソリン終点と燃料油粘度とを高めたが、熱回収をも高めた。
【0035】
実施例2Jでは、ガスオイル引き出し流を燃料油ストリッパー112の底部段に導入することによって、実施例2Hのシミュレーションを変更した。この結果、ガソリン終点は237℃に低下するが、粘度は1.6cpに上昇する。
【0036】
実施例3
図5に示すように、ガスオイル引き出し流148aを追加ストリッパー112aに送ることによって、実施例2Hのシミュレーションを変更した。オーバーヘッド蒸気134aを引き出し段(draw stage)(第2段)に戻し、ガスオイル生成物流132aを得る。ストリッパー112aを250kg/時のスチームによって再沸騰させる。148,320kg/時の還流146によって、ガソリン終点は237℃であり、燃料油粘度は1.88cpである。結果は表3に示す。これは、より軽質のガスオイル生成物を得るために、本発明の原理が如何に適切に適用されうるかを示す。
【0037】
【表2】
Figure 0004267722
【0038】
実施例4
336,000kg/時のライン118内の炉流出物と、ライン122内の61,000kg/時の再循環流と、ライン128内の5800kg/時のタール回収とに基づいて、図5のプロセスをシミュレートした。燃料油ストリッパー112をライン130からの500kg/時のスチームによって操作して、5650kg/時の燃料油を生成した。ガスオイル引き出し流148aは2450kg/時であり、ストリッパー112aをライン130aからの200kg/時のスチームによって操作して、ライン130aを介して2360kg/時を生成した。還流146は146,000kg/時であった。熱交換器138、140における熱回収は27.3MMkcal/時であり、ライン122、136内のクエンチオイルは200℃であり、1.6cpの粘度を有した。
【0039】
本発明を本発明の限定ではなく、本発明の例示として役立つように上述した。上記説明を考慮するならば、種々な変更が当業者に自明であろう。本発明の範囲及び要旨内のこのような変更の全てが添付請求の範囲によって包括されるように意図される。
【0040】
【表3】
Figure 0004267722

【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術の熱分解精留塔の簡単化した概略プロセスフローダイヤグラムである。
【図2】気液分離が精留塔内に配置した室内でおこなわれる、本発明の1実施態様のクエンチオイル粘度制御の原理を用いる熱分解精留塔を説明する、簡単化した概略プロセスフローダイヤグラムである。
【図3】蒸気を精留カラムに導入する前に気液分離がドラム内でおこなわれる、本発明の他の実施態様によるクエンチオイル粘度制御の原理を用いる他の形式の熱分解精留塔の簡単化した概略プロセスフローダイヤグラムである。
【図4】ガスオイル引き出し流が燃料油ストリッパーから分離したストリッパー内でストリッピングされたスチームである、本発明の他の実施態様によるクエンチオイル粘度制御の原理を用いる熱分解精留塔の簡単化した概略プロセスフローダイヤグラムである。
【図5】気液分離が精留塔内に配置した室内でおこなわれ、ガスオイル引き出し流が燃料油ストリッパーから分離したストリッパー内でストリッピングされたスチームである、本発明の他の実施態様によるクエンチオイル粘度制御の本発明の原理を用いる熱分解精留塔の簡単化した概略プロセスフローダイヤグラムである。
【符号の説明】
10 精留塔
12 燃料油ストリッパー
14 クエンチ塔
16 クエンチドラム
20 ボトム流
26 燃料油生成物
30 冷却器
32 冷却器
38 ガスオイル引き出し流
52 還流
56 熱交換器
58 熱交換器
110 精留塔
112 燃料油ストリッパー
114 クエンチ塔
116 クエンチドラム
118 ライン
120 クエンチフィッティング
122 クエンチオイル再循環流
124 混合流
126 室
128 ライン
130 ストリッピングスチーム
158 ボトム流
166 熱交換器
168 熱交換器

Claims (12)

  1. エチレンプラントの熱分解精留装置におけるクエンチオイルの粘度の制御方法において、
    (a)蒸気流を熱分解精留塔の底部に導入する工程と;
    (b)熱分解精留塔の底部から液体を取り出す工程と;
    (c)工程(b)からの液体の一部を冷却して、クエンチオイルを形成する工程と;
    (d)クエンチオイルを熱分解精留塔に再循環して、熱分解精留塔の中で、工程(a)からの蒸気流と接触させて、熱分解精留塔内で蒸気流の一部を凝縮させる工程と;
    (e)熱分解炉の流出物の一部を冷却し、凝縮させるための有効量で、工程(b)からの液体の一部と、熱分解炉からの流出物とを接触させる工程と;
    (f)工程(e)からの蒸気と液体とを分離して、工程(a)のための蒸気流を形成する工程と
    を含む上記方法。
  2. 工程(b)から工程(e)に供給される液体量を調節することによって、工程(b)からの液体の粘度が制御される、請求項1記載の方法。
  3. 工程(e)に供給される工程(b)からの液体が工程(c)からのクエンチオイルの一部を含み、工程(e)に供給される液体の量と温度とを調節することによって、クエンチオイルの粘度が制御される、請求項1記載の方法。
  4. オーバーヘッド流から凝縮される重質ガソリンと共に、熱分解精留塔オーバーヘッドを還流させる工程をさらに含む、請求項1記載の方法。
  5. 熱分解精留塔からガスオイル引き出し流(draw)を取り出す工程をさらに含む、請求項4記載の方法。
  6. (1)工程(f)からの液体の少なくとも一部をガスオイル引き出し流の少なくとも一部と共にストリッピングして、ストリッピング済み蒸気流を得る工程と;(2)ストリッピング済み蒸気流を熱分解精留塔に導入する工程とをさらに含む、請求項5記載の方法。
  7. (1)工程(f)からの液体の少なくとも一部をストリッピングして、ストリッピング済み蒸気流を得る工程と;(2)ストリッピング済み蒸気流を熱分解精留塔の底部に導入する工程とをさらに含む、請求項1記載の方法。
  8. 工程(b)からの液体の一部を工程(1)において、工程(f)からの液体及びガスオイル引き出し量と共にストリッピングする、請求項6記載の方法。
  9. 工程(b)からの液体の一部を工程(1)において、工程(f)からの液体と共にストリッピングする、請求項7記載の方法。
  10. 工程(f)を熱分解精留塔内のその底部に隣接した室においておこなう、請求項1記載の方法。
  11. 下記工程:
    (g)熱分解精留塔からのオーバーヘッド蒸気をクエンチ塔に供給する工程と;
    (h)クエンチ塔の底部からのクエンチ水をクエンチ塔の頂部に循環させて、工程(g)に供給される蒸気と接触させて、これを冷却する工程と;
    (i)工程(h)におけるクエンチ水を冷却して、熱を回収する工程と
    をさらに含む、請求項1記載の方法。
  12. クエンチ塔と熱分解精留塔とを物理的に組み合わせて、単一カラムにする、請求項11記載の方法。
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