JP2001261483A - 単結晶引上げ機のギャップ検出方法及びそのギャップ調整装置 - Google Patents

単結晶引上げ機のギャップ検出方法及びそのギャップ調整装置

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JP2001261483A
JP2001261483A JP2000079825A JP2000079825A JP2001261483A JP 2001261483 A JP2001261483 A JP 2001261483A JP 2000079825 A JP2000079825 A JP 2000079825A JP 2000079825 A JP2000079825 A JP 2000079825A JP 2001261483 A JP2001261483 A JP 2001261483A
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melt
gap
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Hitoshi Sasaki
斉 佐々木
Yuichi Furukawa
裕一 古川
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Mitsubishi Materials Silicon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 融液表面が波打っていても、最適なギャップ
に調整し、これにより単結晶棒の品質の安定化及び収率
(歩留り)の向上を図る。 【解決手段】 チャンバ12内のるつぼ14に融液13
が貯留され、融液を加熱するヒータがるつぼの外周面を
包囲する。融液から引上げられる単結晶棒24の外周面
を包囲する熱遮蔽部材26の下端が融液表面からギャッ
プHをあけて上方に位置し、熱遮蔽部材によりヒータか
らの輻射熱が遮られる。コントローラ33が上記ギャッ
プを基準値に保つように、るつぼを昇降する昇降装置1
8aを制御する。熱遮蔽部材の周面に軸線を融液表面に
向けてコイル27が取付けられ、高周波電源28がコイ
ルに高周波電流を流して融液表面に渦電流を発生させ
る。上記渦電流の発生によるコイル27のインピーダン
スの変化を検出手段29が検出し、この検出出力に基づ
いてコントローラは昇降装置を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単結晶棒を引上げ
て育成する引上げ機の熱遮蔽部材下端と融液表面とのギ
ャップを検出する方法及びそのギャップを調整する装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、チャンバの
肩部に内部観察用の覗き窓が形成され、この覗き窓に望
遠鏡が取付けられ、更に望遠鏡の視野内に水平基準線を
有するレチクル目盛が表示された単結晶引上げ装置が開
示されている(特開平10−53486号)。この装置
では、望遠鏡が上下方向に移動可能に構成され、この移
動距離が望遠鏡架台に付設された移動距離マイクロ測定
器により読取り可能に構成される。このように構成され
た単結晶引上げ装置では、熱遮蔽部材下端と融液表面で
のその反射像上端との間のギャップを望遠鏡の視野内に
重ねて表示されるレチクル目盛により直接検出できる。
また望遠鏡の視野内に重ねて表示されるレチクルの水平
基準線に最初に熱遮蔽部材の下端を合致させ、その後望
遠鏡を下方に移動させ、反射像を移動距離マイクロ測定
器にて読取ることにより、熱遮蔽部材下端と融液表面と
の間のギャップを直接測定できる。このように上記ギャ
ップを直接測定できるので、このギャップを所定値に制
御することにより、単結晶棒の品質、特に酸素誘起積層
欠陥等の結晶欠陥を安定化できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の特
開平10−53486号公報に示された単結晶引上げ装
置では、単結晶棒の引上げ中に融液表面が波打っている
ため、熱遮蔽部材下端と融液表面との間のギャップが常
に変化しており、正確なギャップを測定することは難し
かった。本発明の目的は、融液表面が波打っていても、
上記ギャップの平均値を瞬時に検出できる、単結晶引上
げ機のギャップ検出方法を提供することにある。本発明
の別の目的は、融液表面が波打っていても、上記検出さ
れたギャップの平均値に基づいて最適なギャップに調整
でき、これにより単結晶棒の品質の安定化及び収率(歩
留り)の向上を図ることができる、単結晶引上げ機のギ
ャップ調整装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1及び図3に示すように、チャンバ12内に設けられ
融液13が貯留されたるつぼ14と、るつぼ14の外周
面を包囲し融液13を加熱するヒータ19と、融液13
から引上げられる単結晶棒24の外周面を包囲しかつ下
端が融液13表面からギャップHをあけて上方に位置し
ヒータ19からの輻射熱を遮る熱遮蔽部材26とを備え
た単結晶引上げ機の改良である。その特徴ある構成は、
熱遮蔽部材26の周面にその軸線を融液13表面に向け
て取付けられたコイル27に高周波電流を流して融液1
3表面に渦電流を発生させ、この渦電流の発生によるコ
イル27のインピーダンスの変化を測定することによ
り、ギャップHを検出するところにある。
【0005】この請求項1に記載されたギャップ検出方
法では、コイル27に流れる高周波電流により融液13
表面に渦電流が発生し、この渦電流の発生によるコイル
27のインピーダンスの変化は上記ギャップHの大小に
依存するので、コイル27のインピーダンスの変化を測
定することにより、ギャップHを検出できる。また融液
13表面が波打っていても、渦電流は複数の波を含む比
較的広い範囲に発生するので、コイル27のインピーダ
ンスが上記波の平均値に基づいて測定され、これにより
上記ギャップHの平均値を瞬時に検出することができ
る。
【0006】請求項2に係る発明は、図1及び図3に示
すように、チャンバ12内に設けられ融液13が貯留さ
れたるつぼ14と、るつぼ14の外周面を包囲し融液1
3を加熱するヒータ19と、融液13から引上げられる
単結晶棒24の外周面を包囲しかつ下端が融液13表面
からギャップHをあけて上方に位置しヒータ19からの
輻射熱を遮る熱遮蔽部材26と、るつぼ14を昇降する
昇降装置18aと、ギャップHを基準値に保つように昇
降装置18aを制御するコントローラ33とを備えた単
結晶引上げ機の改良である。その特徴ある構成は、熱遮
蔽部材26の周面に軸線を融液13表面に向けて取付け
られたコイル27と、コイル27に高周波電流を流して
融液13表面に渦電流を発生させる高周波電源28と、
この渦電流の発生によるコイル27のインピーダンスの
変化を検出する検出手段29とを備え、コントローラ3
3が検出手段29の検出出力に基づいて昇降装置18a
を制御するように構成されたところにある。
【0007】この請求項2に記載されたギャップ調整装
置では、高周波電源28によりコイル27に高周波電流
を流すと、電磁誘導作用により融液13表面に渦電流が
発生し、検出手段29が上記渦電流の発生によるコイル
27のインピーダンスの変化を検出する。コントローラ
33は検出手段29の検出出力に基づいて上記コイル2
7のインピーダンスを基準値に一致させるように昇降装
置18aを制御する。この結果、ギャップHを常に最適
な値に保つことができる。また単結晶棒24の引上げ時
には、融液13表面は波打つ場合がある。このとき渦電
流は複数の波を含む比較的広い範囲に発生するので、検
出手段29はコイル27のインピーダンスを上記波の平
均値に基づいて検出する。この結果、コントローラ33
は上記波の平均値に基づいて検出されたコイル27のイ
ンピーダンスの測定値をその基準値に一致させるように
昇降装置18aを制御するので、ギャップHを最適な値
に調整できる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図3に示すように、シリコン
単結晶引上げ機11のチャンバ12内には、シリコン融
液13を貯留する石英るつぼ14が設けられ、この石英
るつぼ14の外面は黒鉛サセプタ16により被覆され
る。石英るつぼ14の下面は上記黒鉛サセプタ16を介
して支軸17の上端に固定され、この支軸17の下部は
るつぼ駆動手段18に接続される(図3)。るつぼ駆動
手段18は石英るつぼ14を回転させる第1回転用モー
タ(図示せず)と、石英るつぼ14を昇降させる昇降装
置18a(図1)とを有し、上記第1回転用モータ及び
昇降装置18aにより石英るつぼ14が所定の方向に回
転し得るとともに、上下方向に移動可能に構成される。
石英るつぼ14の外周面は石英るつぼ14から所定の間
隔をあけてヒータ19により包囲され、このヒータ19
は保温筒21により包囲される(図3)。ヒータ19は
石英るつぼ14に投入された高純度のシリコン多結晶体
を加熱・溶融してシリコン融液13にする。
【0009】またチャンバ12の上端には円筒状のケー
シング22が接続される(図3)。このケーシング22
には引上げ手段23が設けられる。引上げ手段23はケ
ーシング22の上端部に水平状態で旋回可能に設けられ
た引上げヘッド(図示せず)と、このヘッドを回転させ
る第2回転用モータ(図示せず)と、ヘッドから石英る
つぼ14の回転中心に向って垂下され導電性を有するワ
イヤケーブル23aと、上記ヘッド内に設けられワイヤ
ケーブル23aを巻取り又は繰出す引上げ用モータ(図
示せず)とを有する。ワイヤケーブル23aの下端には
シリコン融液13に浸してシリコン単結晶棒24を引上
げるための種結晶23bが取付けられる。なお、シリコ
ン融液13と数百℃以上の高温状態のシリコン単結晶棒
24は良導体であり、石英るつぼ14は絶縁体である。
【0010】またシリコン単結晶棒24の外周面と石英
るつぼ14の内周面との間にはシリコン単結晶棒24の
外周面を包囲する熱遮蔽部材26が設けられる(図1〜
図3)。この熱遮蔽部材26は下方に向うに従って直径
が小さくなるコーン部26aと、内周縁がコーン部26
aの上縁に接続され水平に延びて外周縁が保温筒21の
上面に達するフランジ部26b(図2及び図3)とを有
する。上記フランジ部26bを保温筒21上にアッパリ
ング25を介して載置することにより、コーン部26a
の下縁がシリコン融液13表面からギャップHをあけて
上方に位置するように熱遮蔽部材26がチャンバ12内
に固定される。上記熱遮蔽部材26はMo(モリブデ
ン),W(タングステン),C(カーボン)により、或
いは表面にSiCがコーティングされた黒鉛等により形
成される。
【0011】熱遮蔽部材26のコーン部26aの外周面
下部にはその軸線をシリコン融液13表面に向けてコイ
ル27が取付けられる(図1〜図3)。このコイル27
はその下端がコーン部26aの下縁と一致するように取
付けられ、かつコーン部26aの外周面に沿うように扁
平に形成される。またコイル27は石英(SiO2)や
窒化ボロン(BN)等の絶縁材料により被覆されかつM
o(モリブデン),W(タングステン),C(カーボ
ン)等の高融点の導電性材料により形成された線材を用
いることが好ましい。コイル27は上記線材を被覆する
絶縁材料により熱遮蔽部材26から電気的に絶縁され
る。
【0012】一方、コイル27は高周波電源28に第1
及び第2リード線31,32を介して電気的に接続され
るとともに、第1及び第2分岐リード線41,42を介
して検出手段29に電気的に接続される(図1)。高周
波電源28はコイル27に1〜10MHzの範囲内の所
定の高周波電流を流すように構成される。また検出手段
29はインピーダンスアナライザ(Hewlett Packard 社
製)であり、コイル27に高周波電流を流すことにより
シリコン融液13に渦電流が発生し、この渦電流の発生
によるコイル27のインピーダンスの変化を検出するよ
うに構成される。なお、上記第1リード線31,第2リ
ード線32,第1分岐リード線41及び第2分岐リード
線42はMo(モリブデン),W(タングステン)等の
高融点の導電性材料により形成されることが好ましい。
【0013】検出手段29の検出出力はコントローラ3
3の制御入力に接続され、コントローラ33の制御出力
は昇降装置18aに接続される。またコントローラ33
にはメモリ35が接続され、このメモリ35には上記コ
イル27のインピーダンスの基準値が記憶される。コイ
ル27のインピーダンスの基準値とは、ギャップHが最
適値(ギャップHを通過する不活性ガスの流速及び流量
がシリコン単結晶棒24の品質に対して最適な値)にな
ったときのインピーダンスである。即ち、上記コイル2
7のインピーダンスはコイル27下端(コーン部26a
下縁)及びシリコン融液13間のギャップHの大小に依
存する。このためコントローラ33が昇降装置18aを
制御してコイル27のインピーダンスの測定値をコイル
27のインピーダンスの基準値に一致させると、上記ギ
ャップHが最適値になるように構成される。
【0014】一方、チャンバ12にはこのチャンバ12
のシリコン単結晶棒側に不活性ガスを供給しかつ上記不
活性ガスをチャンバ12のるつぼ内周面側から排出する
ガス給排手段34が接続される(図3)。ガス給排手段
34は一端がケーシング22の周壁に接続され他端が上
記不活性ガスを貯留するタンク(図示せず)に接続され
た供給パイプ34aと、一端がチャンバ12の下壁に接
続され他端が真空ポンプ(図示せず)に接続された排出
パイプ34bとを有する。供給パイプ34a及び排出パ
イプ34bにはこれらのパイプ34a,34bを流れる
不活性ガスの流量を調整する第1及び第2流量調整弁3
4c,34dがそれぞれ設けられる。
【0015】このように構成されたシリコン単結晶引上
げ機11のギャップ調整装置の動作を説明する。引上げ
機11を稼働して、高周波電源28によりコイル27に
高周波電流を流すと、電磁誘導作用によりシリコン融液
13表面に渦電流が発生する。このとき検出手段29が
シリコン融液13表面に発生した渦電流によるコイル2
7のインピーダンスの変化を検出する。コントローラ3
3は検出手段29の検出出力に基づいて上記コイル27
のインピーダンスの測定値をコイル27のインピーダン
スの基準値に一致させるように昇降装置18aを制御す
る。この結果、ギャップHを常に最適な値に保つことが
できるので、シリコン単結晶棒24の品質を安定化させ
ることができ、またシリコン単結晶棒24の収率(歩留
り)を向上することができる。
【0016】またシリコン単結晶棒24の引上げ時に
は、シリコン融液13表面は波打つ場合がある。このと
きシリコン融液13表面には渦電流が複数の波を含む比
較的広い範囲に発生するので、検出手段29はコイル2
7のインピーダンスを上記波の平均値に基づいて検出す
る。この結果、コントローラ33は上記波の平均値に基
づいて検出されたコイル27のインピーダンスの測定値
をその基準値に一致させるように昇降装置18aを制御
するので、ギャップHを最適な値に調整でき、上記と同
様にシリコン単結晶棒24の品質の安定化及び収率(歩
留り)の向上を図ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、コ
イルに高周波電流を流すと、電磁誘導作用により融液表
面に渦電流が発生し、この渦電流の発生によるコイルの
インピーダンスは熱遮蔽部材下縁及び融液間のギャップ
の大小に依存して変化するので、上記コイルのインピー
ダンスの変化を測定することにより、熱遮蔽部材下縁及
び融液間のギャップを検出できる。また融液表面が波打
っていても、上記渦電流は複数の波を含む比較的広い範
囲に発生するので、上記コイルのインピーダンスが上記
波の平均値に基づいて測定される。この結果、上記ギャ
ップの平均値を瞬時に検出することができる。
【0018】また熱遮蔽部材の周面に軸線を融液表面に
向けてコイルを取付け、高周波電源がコイルに高周波電
流を流して融液表面に渦電流を発生させ、検出手段が上
記渦電流の発生によるコイルのインピーダンスの変化を
検出し、更にコントローラが検出手段の検出出力に基づ
いて昇降装置を制御するように構成すれば、上記コイル
のインピーダンスの測定値がその基準値と一致するの
で、ギャップを常に最適な値に保つことができる。この
結果、単結晶棒の品質を安定化させることができ、また
単結晶棒の収率(歩留り)を向上することができる。更
に単結晶棒の引上げ時には、融液表面は波打つ場合があ
る。このとき上記渦電流は複数の波を含む比較的広い範
囲に発生するので、検出手段はコイルのインピーダンス
を上記波の平均値に基づいて検出する。この結果、上記
と同様にギャップを最適な値に調整できるので、単結晶
棒の品質の安定化及び収率(歩留り)の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態のギャップ調整装置を含む図3
のA部拡大断面構成図。
【図2】コイルを取付けた熱遮蔽部材の斜視図。
【図3】その単結晶引上げ機の縦断面構成図。
【符号の説明】
11 シリコン単結晶引上げ機 12 チャンバ 13 シリコン融液 14 石英るつぼ 18a 昇降装置 19 ヒータ 24 シリコン単結晶棒 26 熱遮蔽部材 27 コイル 28 高周波電源 29 検出手段 33 コントローラ H ギャップ
フロントページの続き Fターム(参考) 4G077 AA02 CF10 EG30 EH06 PF09 PF17 5F053 AA12 BB04 BB08 BB13 BB60 DD01 FF04 GG01 RR04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバ(12)内に設けられ融液(13)が貯
    留されたるつぼ(14)と、前記るつぼ(14)の外周面を包囲
    し前記融液(13)を加熱するヒータ(19)と、前記融液(13)
    から引上げられる単結晶棒(24)の外周面を包囲しかつ下
    端が前記融液(13)表面からギャップ(H)をあけて上方に
    位置し前記ヒータ(19)からの輻射熱を遮る熱遮蔽部材(2
    6)とを備えた単結晶引上げ機において、 前記熱遮蔽部材(26)の周面にその軸線を前記融液(13)表
    面に向けて取付けられたコイル(27)に高周波電流を流し
    て前記融液(13)表面に渦電流を発生させ、前記渦電流の
    発生による前記コイル(27)のインピーダンスの変化を測
    定することにより、前記ギャップ(H)を検出することを
    特徴とするギャップ検出方法。
  2. 【請求項2】 チャンバ(12)内に設けられ融液(13)が貯
    留されたるつぼ(14)と、前記るつぼ(14)の外周面を包囲
    し前記融液(13)を加熱するヒータ(19)と、前記融液(13)
    から引上げられる単結晶棒(24)の外周面を包囲しかつ下
    端が前記融液(13)表面からギャップ(H)をあけて上方に
    位置し前記ヒータ(19)からの輻射熱を遮る熱遮蔽部材(2
    6)と、前記るつぼ(14)を昇降する昇降装置(18a)と、前
    記ギャップ(H)を基準値に保つように前記昇降装置(18a)
    を制御するコントローラ(33)とを備えた単結晶引上げ機
    において、 前記熱遮蔽部材(26)の周面に軸線を前記融液(13)表面に
    向けて取付けられたコイル(27)と、 前記コイル(27)に高周波電流を流して前記融液(13)表面
    に渦電流を発生させる高周波電源(28)と、 前記渦電流の発生による前記コイル(27)のインピーダン
    スの変化を検出する検出手段(29)とを備え、 前記コントローラ(33)が前記検出手段(29)の検出出力に
    基づいて前記昇降装置(18a)を制御するように構成され
    たことを特徴とするギャップ調整装置。
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