JP2001261112A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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Publication number
JP2001261112A
JP2001261112A JP2000073223A JP2000073223A JP2001261112A JP 2001261112 A JP2001261112 A JP 2001261112A JP 2000073223 A JP2000073223 A JP 2000073223A JP 2000073223 A JP2000073223 A JP 2000073223A JP 2001261112 A JP2001261112 A JP 2001261112A
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JP
Japan
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belt
timing belt
tension
air cylinder
present
Prior art date
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Withdrawn
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JP2000073223A
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English (en)
Inventor
Masazumi Fukushima
正純 福島
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイミングベルトを常に張った状態に保つこ
とである。 【解決手段】 レール2に沿って配置されるタイミング
ベルト3と、タイミングベルト3に係合する駆動スプロ
ケット15により移動する走行台車11と、タイミング
ベルト3の少なくとも一端をほぼ一定の力で引っ張っ
て、タイミングベルト3に張力を付与する方向に移動さ
せるエアシリンダ5とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行経路に沿って
配置されるベルトと、ベルトに係合する駆動輪体により
移動する移動体とを備えた搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の搬送装置においては、例えば、
軌道に沿って配置されるタイミングベルトと、タイミン
グベルトに係合する駆動スプロケットの駆動により移動
する台車本体と、タイミングベルトの一端を固定する固
定具と、タイミングベルトの他端を位置調整自在に保持
する保持具とを備えたスタッカークレーンが知られてい
る。保持具は、タイミングベルトの他端に取り付けられ
たブロックに螺合して移動させる調整用ボルトを備えて
おり、調整用ボルトを締め付けることでタイミングベル
トを引っ張ることができるようになっている。なお、ブ
ロックは、位置調整後に床面にボルト固定される。
【0003】このようなスタッカークレーンでは、繰り
返し走行させているうちにタイミングベルトが伸びてゆ
るみ、タイミングベルトと駆動スプロケットとの間に隙
間が生じ、タイミングベルトとスプロケットの歯の位置
がずれる、いわゆる歯飛びが生じる。このため、歯飛び
を生じさせないように、作業者が定期的にタイミングベ
ルトを引っ張ってゆるみをなくす作業が必要となる。具
体的には、ブロックを床面に固定しているボルトを外
し、タイミングベルトが所定の張力となるまで調整用ボ
ルトを締め込んだ後、再度ブロックを床面にボルト固定
することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、この従
来のスタッカークレーンでは、作業者が定期的にタイミ
ングベルトを引っ張ってゆるみをなくす作業が必要であ
り、その作業が面倒な上、作業を怠ると歯飛びするとい
う問題があった。本発明は、このような従来の技術に存
在する問題点に着目して成されたものである。その課題
は、タイミングベルトを常に張った状態に保つことであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、走行経路に沿っ
て配置されるベルトと、ベルトに係合する駆動輪体によ
り移動する移動体と、ベルトの少なくとも一端をほぼ一
定の力で引っ張って、ベルトに張力を付与する方向に移
動させる引張手段とを設けた。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、引張手段を、供給手段により流体が
送り込まれるようになされている流体シリンダと、流体
シリンダ内の圧力をほぼ一定にする圧力維持手段とによ
り構成した。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明において、引張手段が設けられた
ベルトの一端部に、ベルトに係合し、ベルトの一端がベ
ルトがゆるむ方向に逆行するのを防止する規制手段を設
けた。
【0008】
【作用及び効果】従って、請求項1に記載の発明では、
引張手段によりベルトの一端を引っ張って、ベルトに張
力を付与する方向に移動させることで、ベルトがゆるむ
のを防ぐことができる。この結果、ベルトと駆動輪体と
の間で歯飛びするのを防ぐことができるとともに、作業
者がベルトを張る必要がなくなるため、作業者の労力が
軽減される。さらに、ほぼ一定の力でベルトの一端を引
っ張るため、ベルトの張力が高くなりすぎることによ
る、ベルトの破損、切断等を防ぐことができる。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明の作用及び効果に加えて、引張手段に流体シリ
ンダを用い、流体シリンダ内を圧力維持手段により所定
の圧力に維持することで、容易にベルトをほぼ一定の力
で引っ張ることができる。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
請求項2に記載の発明の作用及び効果に加えて、引張手
段が設けられたベルトの一端部に、ベルトに係合し、ベ
ルトの一端が逆行するのを防止する規制手段を設けるこ
とで、例えば、停電などにより供給手段が作動不能とな
り流体シリンダに流体が送り込まれなくなっても、ベル
トの端部が逆行してゆるむのを防ぐことができる。ま
た、規制手段を設けることで、引張手段を間欠的に作動
させるようにしても、ベルトのゆるみを防止することが
でき、単位時間当たりの使用回数を減らすことで、引張
手段の寿命を延ばすことができる。
【0011】
【実施の形態】本実施の形態の移載装置を図面を参照し
ながら説明する。図1は、本実施の形態の移載装置であ
るスタッカークレーン1を示した側面図であり、図2
は、その正面図である。本実施の形態のスタッカークレ
ーン1は、例えば、走行経路に沿って設けられた複数の
棚に物品wを移載するためのもので、クリーンルーム用
の自動倉庫に用いられる。走行経路には、レール2が設
けられ、レール2に沿ってタイミングベルト3が配置さ
れる。タイミングベルト3の一端は、レール2に設けら
れたブラケット21に固定され、他端はエアシリンダ5
(引張手段)に固定されている。
【0012】エアシリンダ5は、ピストンロッド51
と、ピストンロッド51の先端に設けられ、タイミング
ベルト3の端部を把持する把持部材52とを備えてお
り、エアコンプレッサ53(供給手段)から送られてく
る圧縮空気により、ピストンロッド51を移動させ、タ
イミングベルト3の一端を張力が付与される方向に引っ
張って移動させる。エアシリンダ5とエアコンプレッサ
53の間には、圧力維持弁54(圧力維持手段)が設け
られ、エアシリンダ5のシリンダ室の圧力を所定の値に
保つようになっている。
【0013】このように、圧力維持弁54によりエアシ
リンダ5内が所定の圧力に維持されるため、エアシリン
ダ5のタイミングベルト3を引っ張る力を管理すること
ができ、タイミングベルト3を最適な張力に保つことが
できる。この結果、タイミングベルト3がたるんで歯飛
びを起こすのを防ぐだけでなく、タイミングベルト3が
張られすぎて、破損や切断を起こすのを防ぐことができ
る。引張手段としてエアシリンダ5が用いられているの
は、自動倉庫には、圧縮空気により作動する装置が他に
あり、その装置のためのエアコンプレッサ53を利用す
ることができるためである。エアシリンダ5でなく、油
圧シリンダ等、他の流体シリンダを用いても良い。
【0014】本実施の形態では、エアシリンダ5により
タイミングベルト3の一端を一定の力で引っ張るように
しているため、例えばスプリングのような弾性体で引っ
張った場合のように、最初は目標の張力よりも高くなっ
たり、タイミングベルトの伸びが多くなるにつれて、目
標の張力よりも低くなったりするおそれがない。
【0015】エアシリンダ5が設けられている側のタイ
ミングベルト3の一端部には、タイミングベルト3に係
合し、タイミングベルト3を張る方向には回動するが、
タイミングベルト3がゆるむ方向には回動しない一方向
クラッチ6(規制手段)を内蔵したスプロケット7が設
けられている。一方向クラッチ6を内蔵したスプロケッ
ト7を設けることで、仮に停電などによりエアコンプレ
ッサ53が作動しなくなっても、エアシリンダ5により
張られたタイミングベルト3がゆるむのを防ぐことがで
きる。また、スプロケット7でタイミングベルト3の張
力をある程度保持することができるため、例えば、所定
時間毎にエアシリンダ5を間欠作動させることができ
る。こうすることにより、エアコンプレッサ53のエア
の消費を抑えることができる。
【0016】スタッカークレーン1は、レール2上を走
行する走行台車11と、走行台車11から立設するマス
ト12と、マスト12に沿って昇降する昇降台13とを
備えている。走行台車11には、レール2上を走行する
ための車輪14と、タイミングベルト3の歯に係合する
駆動スプロケット15と、駆動スプロケット15を駆動
する駆動モータ16と、タイミングベルト3を駆動スプ
ロケット15に多く巻き付けるためのアイドラ17とが
設けられている。昇降台13は、図示しない昇降駆動手
段により昇降すると共に、進退自在な移載装置18を備
え、物品wを移載するようになっている。
【0017】本実施の形態のスタッカークレーン1を目
的の棚まで移動させる場合、不図示のクレーンコントロ
ーラからスタッカークレーン1に指令を送り、駆動モー
タ16を所定量だけ駆動させ、駆動スプロケット15を
例えば、時計回りに回転させ、走行台車11を図1で左
方向に移動させる。目的の棚がある位置には、図示しな
いドックが設けられており、スタッカークレーン1のセ
ンサがドックを検出することで、クレーンコントローラ
が駆動モータ16を停止させ、走行台車11を停止させ
るようになっている。走行台車11が移動している間
に、マスト12の所定高さ位置に設けられているドック
を昇降台のセンサが検出することで、クレーンコントロ
ーラが昇降駆動手段を停止させ、昇降台13を停止させ
る。そして、クレーンコントローラが移載装置18を作
動させて物品wを移載する。
【0018】本実施の形態では、ベルトとしてタイミン
グベルトを用いたが、チェーンのようなものでも良い。
また、本実施の形態では、引張手段としてエアシリンダ
5を用いたが、モータによりボールネジを回転させ、ネ
ジに螺合するナットに取り付けた保持部材によりタイミ
ングベルトを引っ張るようにしても良い。また、一定の
トルクを得ることができるモータ等でドラムを回転さ
せ、タイミングベルトを巻き取るようにしても良い。ま
た、本実施の形態では、引張手段を走行駆動系に用いた
が、昇降駆動系に用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のスタッカークレーンの側面図で
ある。
【図2】本実施の形態のスタッカークレーンの正面図で
ある。
【図3】本実施の形態のタイミングベルト、エアシリン
ダ及び一方向クラッチを示す側面図である。
【符号の説明】
1 スタッカークレーン(搬送装置) 2 レール(走行経路) 3 タイミングベルト(ベルト) 5 エアシリンダ(引張手段) 6 一方向クラッチ(規制手段) 11 走行台車(移動体) 15 駆動スプロケット(駆動輪体) 53 エアコンプレッサ(供給手段) 54 圧力維持弁(圧力維持手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行経路に沿って配置されるベルトと、
    ベルトに係合する駆動輪体により移動する移動体と、ベ
    ルトの少なくとも一端をほぼ一定の力で引っ張って、ベ
    ルトに張力を付与する方向に移動させる引張手段とを設
    けたことを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 引張手段は、供給手段により流体が送り
    込まれるようになされている流体シリンダと、流体シリ
    ンダ内の圧力をほぼ一定にする圧力維持手段とよりなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 引張手段が設けられたベルトの一端部
    に、ベルトに係合し、ベルトの一端がベルトがゆるむ方
    向に逆行するのを防止する規制手段を設けたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の搬送装置。
JP2000073223A 2000-03-16 2000-03-16 搬送装置 Withdrawn JP2001261112A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020004777A1 (ko) * 2018-06-25 2020-01-02 현대무벡스 주식회사 스태커 크레인의 메인 구동 장치
EP3594171A1 (de) * 2018-07-09 2020-01-15 Jungheinrich Aktiengesellschaft Transporteinrichtung

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020004777A1 (ko) * 2018-06-25 2020-01-02 현대무벡스 주식회사 스태커 크레인의 메인 구동 장치
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