JP2001260332A - インクジェット記録方法およびインクジェット方式の捺染プリンタ - Google Patents

インクジェット記録方法およびインクジェット方式の捺染プリンタ

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JP2001260332A
JP2001260332A JP2000071736A JP2000071736A JP2001260332A JP 2001260332 A JP2001260332 A JP 2001260332A JP 2000071736 A JP2000071736 A JP 2000071736A JP 2000071736 A JP2000071736 A JP 2000071736A JP 2001260332 A JP2001260332 A JP 2001260332A
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ink jet
lines
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JP2000071736A
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Tetsushi Aoki
哲志 青木
Yoshitatsu Shinpo
喜達 新保
Yutaka Aoki
豊 青木
Takayuki Kato
孝行 加藤
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速で、簡易で、しかも濃度ムラを低減し
た、特に捺染に適するインクジェット記録方法およびイ
ンクジェット方式の捺染プリンタを提供する。 【解決手段】 記録媒体を副走査方向に搬送し、且つ、
インク滴を吐出する記録ヘッドを主走査方向に往復駆動
して、往路方向と復路方向の2つの記録方向に、ラスタ
ー画像データに基づく画像記録を行うインクジェット記
録方法であって、隣り合う記録ラインの記録方向が同一
方向となる部分を含んでおり、前記同一方向となる部分
の連続する記録ライン数が、不規則であることを特徴と
するインクジェット記録方法および捺染プリンタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録方法およびインクジェット方式の捺染プリンタに関
し、詳しくは、往復記録方式であってもムラの少ないマ
ルチパス方式のインクジェット記録方法およびインクジ
ェット方式の捺染プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】布帛や壁紙等に対して記録を行う捺染プ
リンタとしてインクジェット方式のものが提案されてい
る。従来のシルクスクリーン版を用いるスクリーン捺染
方式に比べて、簡易で、装置も小型で済む点で優れてい
る。また、デジタル画像データであるため、画像データ
の保存性や、配色の変更、レイアウト変更、拡大/縮小
等の加工が容易に行える利点もある。
【0003】このようなインクジェット記録方式により
捺染を行う上で、染色対象となる布帛は、綿、絹、羊毛
等の天然繊維、ナイロン、レーヨン、ポリエステル等の
合成繊維、これらの繊維の混紡など多岐にわたる。これ
らの繊維を染色するためのインクも、布帛の種類によっ
て異なるが、分散染料インク、反応性染料インク、酸性
染料インク等である。
【0004】ところで、インクジェットプリンタは、副
走査方向(垂直方向)に複数ノズルを並べたマルチノズ
ルの記録ヘッドを主走査方向(水平方向)に駆動してイ
ンク滴を吐出し、且つ、副走査方向に記録媒体を搬送す
ることによって記録を行う。その中で、記録ヘッドによ
り主走査方向に一行分の記録を終了した後、該記録幅に
等しい幅で記録紙を副走査方向(垂直方向)に間欠搬送
する方式をシリアルスキャン方式と言い、従来汎用され
てきた。
【0005】しかし、インクジェットプリンタによって
記録される画像の品質は、記録ヘッドの性能に依存する
ところが大きい。つまり、記録ヘッドのノズルの形状や
インクの吐出ばらつき等記録ヘッド作製時のノズル毎の
わずかな違いがそれぞれの吐出されるインクの吐出量や
吐出方向に影響を及ぼし、最終的に形成される記録画像
の濃度ムラとして画像品質を劣化させてしまう。特にシ
リアルスキャン方式では、この記録ヘッドの性能に起因
して、エリアを塗りつぶせない白ヌケの部分や、逆に必
要以上にドットが重なってしまったりする濃度ムラが周
期的に発生しやすい。
【0006】一方、布帛や壁紙等の大面積の記録媒体に
対し、インクジェットプリンタによって画像記録を行う
場合、その記録の高速化は必須の課題である。記録ヘッ
ドを主走査方向に駆動して画像形成を行うに際し、往路
方向と復路方向の2方向において記録を行うことが出来
れば、略2倍の高速化が可能となるが、画質の上で問題
がある。
【0007】まず一つ目の問題は、往路方向と復路方向
の記録では、インク滴の吐出位置と記録媒体上のインク
滴の着地位置(以下、着弾位置と称する)が、正反対の
方向にズレることである。つまり、インク滴がノズルか
ら射出する時間と、実際にインク滴が記録媒体上に着弾
する時間では、ノズルと記録媒体との間に距離があるた
め時差が生じている。また、記録ヘッドがある速度で主
走査方向に移動しているとすると、ノズルから射出され
るインクの射出速度に記録ヘッドの速度の主走査方向の
成分が加算されることになる。よって、記録媒体上の位
置を絶対位置として、インク滴吐出位置と着弾位置は、
ズレΔtが生じる。このズレに関する他のファクターと
しては、インクの特性や、記録媒体の表面(凹凸)等が
関係するが、ともあれこのズレは、往路方向と復路方向
では全く正反対となるため、それぞれの記録方向におい
て、着弾位置の補正の仕方を変えなければならない。
【0008】また、2つ目の問題としては、それぞれ色
の異なるインクを吐出可能な複数の記録ヘッドを主走査
方向に一列に並べ、それぞれの記録ヘッドから多数色の
インクを射出してマルチカラー画像を形成するインクジ
ェットプリンタにおいては、往路方向と復路方向でイン
クの着弾順序が異なるため、色合いが変わってしまうこ
とである。例えば、主走査方向において、右側からK
(黒)、Y(黄)、M(マゼンタ)、C(シアン)の順
序で異なる色のインク滴を射出する複数の記録ヘッドが
並んでいる場合を考える。記録ヘッドが右方向(往路方
向)へ移動する場合には、同じ着弾位置において、K→
Y→M→Cの順序でインクが着弾するが、左方向へ移動
する場合には、C→M→Y→Kの順序でインクが着弾す
ることになる。このとき、それぞれのインクの記録媒体
への浸透性や反応性の差異によって、同じインク量づつ
射出したとしても、往路方向の記録と、復路方向の記録
とで色合いが変わってしまい、特にシリアルスキャン方
式では縞状の模様になってしまう場合がある。また、捺
染特有の問題として、反応性染料インクを用いた場合に
は、更に着弾順序によって色合いが大きく違ってくる。
【0009】従来汎用されているシリアルスキャン方式
を、捺染プリンタの往復記録に応用すると、上記2つの
問題が顕著に現れてしまうことがわかった。具体的に、
図8を用いて説明する。
【0010】図8は、従来のシリアルスキャン方式につ
いて説明するための模式図である。図8(a)は、ノズ
ルヘッドと往復記録の関係を示す概念図、図8(b)
は、記録されたドットを微視的に表したイメージであ
る。
【0011】図8(a)中、ノズルヘッドとあるもの
は、副走査方向(縦方向)にノズルが6つ並んだノズル
ヘッドを模式的に表したもので、各ノズルの間隔は、1
ライン分(1ドット分である)。このノズルヘッドが、
まず一回の往路方向の走査で、6ライン全てを埋める記
録を行う(往1)。次に、記録媒体をΔLだけ副走査方
向に送る。このΔLは、図8の記録方式の場合、6ライ
ン分(=ノズルヘッドの1幅分)である。次に、ノズル
ヘッドの復路方向の走査で、6ライン全てを埋める記録
を行う(復1)。そしてまた、記録媒体をΔLだけ送
り、往路方向の走査記録を行う(往2)。つまり、6ラ
インづつの記録を、往、復、往と、交互に繰り返すこと
になる(図8(b))。このとき、ノズルヘッドのイン
ク滴の吐出の仕方に癖が存在して往路方向の記録と復路
方向の記録とで着弾位置にズレがあったり、または、イ
ンクの発色が往路方向の記録と復路方向の記録とで異な
ったりした場合、色ムラが規則的な縞としてはっきり現
れてしまうという問題がある(図8(a))。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題を鑑みて成されたものであり、往復記録により高速
化が可能で、しかも濃度ムラを低減した、特に捺染に適
するインクジェット記録方法およびインクジェット方式
の捺染プリンタを提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記構成によって達成された。
【0014】(1)記録媒体を副走査方向に搬送し、且
つ、インク滴を吐出する記録ヘッドを主走査方向に往復
駆動して、往路方向と復路方向の2つの記録方向に、ラ
スター画像データに基づく画像記録を行うインクジェッ
ト記録方法であって、隣り合う記録ラインの記録方向が
同一方向となる部分を含んでおり、前記同一方向となる
部分の連続する記録ライン数が、不規則であることを特
徴とするインクジェット記録方法。
【0015】(2)前記同一方向となる部分の連続する
記録ライン数が、5本以下であることを特徴とする上記
(1)に記載のインクジェット記録方法。
【0016】(3)前記インクジェット記録方法が、捺
染記録方法であることを特徴とする上記(1)または
(2)に記載のインクジェット記録方法。
【0017】(4)前記インクが、分散染料インク、反
応性染料インクまたは酸性染料インクであることを特徴
とする上記(3)に記載のインクジェット記録方法。
【0018】(5)記録媒体を副走査方向に搬送し、且
つ、インク滴を吐出する記録ヘッドを主走査方向に往復
駆動して、往路方向と復路方向の2つの記録方向に、ラ
スター画像データに基づく画像記録を行うインクジェッ
ト方式の捺染プリンタにおいて、隣り合う記録ラインの
記録方向が同一方向となる部分を含んでおり、前記同一
方向となる部分の連続する記録ライン数が、不規則とな
るよう制御する制御手段を有することを特徴とするイン
クジェット方式の捺染プリンタ。
【0019】(6)記録媒体を副走査方向に搬送し、且
つ、インク滴を吐出する記録ヘッドを主走査方向に往復
駆動して、往路方向と復路方向の2つの記録方向に、ラ
スター画像データに基づく画像記録を行うインクジェッ
ト記録方法であって、所定数の記録ラインにおける各記
録ラインの記録方向をパターンとして予め設定し、前記
パターンは、隣り合う記録ラインの記録方向が同一方向
となる部分を含んでおり、前記パターンに基づき、各記
録ラインの記録方向が、往路方向であるか復路方向であ
るかを判断し、前記判断した記録方向に応じてインクの
前記記録媒体への着弾位置を補正することを特徴とする
インクジェット記録方法。
【0020】(7)前記同一方向となる部分の連続する
記録ライン数が、5本以下であることを特徴とする上記
(6)に記載のインクジェット記録方法。
【0021】(8)前記インクジェット記録方法が、捺
染記録方法であることを特徴とする上記(6)または
(7)に記載のインクジェット記録方法。
【0022】(9)前記インクが、分散染料インク、反
応性染料インクまたは酸性染料インクであることを特徴
とする上記(8)に記載のインクジェット記録方法。
【0023】(10)記録媒体を副走査方向に搬送し、
且つ、インク滴を吐出する記録ヘッドを主走査方向に往
復駆動して、往路方向と復路方向の2つの記録方向に、
ラスター画像データに基づく画像記録を行うインクジェ
ット方式の捺染プリンタにおいて、捺染インクの前記記
録媒体への着弾位置を補正する補正手段を有し、所定数
の記録ラインにおける各記録ラインの記録方向がパター
ンとして予め設定されており、前記パターンは、隣り合
う記録ラインの記録方向が同一方向となる部分を含んで
おり、前記補正手段による補正は、前記パターンに基づ
き、各記録ラインの記録方向が、往路方向であるか復路
方向であるかを判断し、前記判断した記録方向に応じて
行うことを特徴とするインクジェット方式の捺染プリン
タ。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されな
い。
【0025】図1は、本発明の実施の形態に係るインク
ジェット方式の捺染プリンタの斜視模式図である。
【0026】搬送手段2は、記録ヘッド3から吐出され
たインクによって画像形成される記録媒体Pを、矢印Y
で示した副走査方向に、移動させる搬送手段である。こ
の搬送手段2は、記録媒体Pを搬送するための駆動源
(駆動手段)である搬送モータ21と、記録媒体Pを挟
持し記録媒体Pを搬送するための搬送ローラー対22、
23を有している。搬送ローラー対22、23は、搬送
モータ21により駆動されて、不図示のギア列によって
略等しい(ただし、搬送ローラー対22が極わずかに速
い)一定の周速で回転するように構成されている。した
がって、不図示の給紙手段から送り出された記録媒体P
は、一定速度で回転している搬送ローラー対23に挟持
され、不図示の給紙ガイドによって案内され、搬送ロー
ラー対22に挟持されて、副走査方向(Y方向)に搬送
される。
【0027】記録ヘッド3は、搬送手段2によって搬送
されている記録媒体Pに対して、黒(K1)、黄(Y
1)、マゼンタ(M1)、シアン(C1)、薄黒(K
2)、薄黄(Y2)、薄マゼンタ(M2)、薄シアン
(C2)の8色のインクを、図中の右側からこの順序
で、吐出する記録ヘッドである。また、この記録ヘッド
3は、後述するヘッド移動手段5によって、記録媒体P
の移動方向と直交する矢印Xで示した主走査方向に移動
(往復動)するように構成された移動式の記録ヘッドで
ある。この記録ヘッド3は、キャリッジ31と、キャリ
ッジ31上に載置され、8色のインクを吐出するノズル
ヘッド32とを有している。
【0028】本実施の形態では、ノズルヘッド32は、
黒インク(K1)を吐出する黒ノズルヘッド、黄インク
(Y1)を吐出する黄ノズルヘッド、マゼンタインク
(M1)を吐出するマゼンタノズルヘッド、シアンイン
ク(C1)を吐出するシアンノズルヘッド、薄黒インク
(K2)を吐出する薄黒ノズルヘッド、薄黄インク(Y
2)を吐出する薄黄ノズルヘッド、薄マゼンタインク
(M2)を吐出する薄マゼンタノズルヘッド、薄シアン
インク(C2)を吐出する薄シアンノズルヘッド、とを
有しており、これらを主走査方向に並置している。これ
ら各ノズルヘッドは、1ドットに対応して1つのノズル
が設けられており、ノズルはインク室に連通しており、
インク室の壁面には、通電されることによって変形する
圧電素子が設けられている。不図示の演算装置から出力
されたラスター画像データに基づいて、ノズルヘッド内
の圧電素子にパルス通電され、通電された圧電素子は変
形してインク室内のインクを押し出して、ノズルからイ
ンク液滴を吐出する。圧電素子を用いたノズルヘッド
は、微少な液滴を形成できるとともに、使用できるイン
クの種類が多いことが特徴である。なお、これら各ノズ
ルヘッドそれぞれは、図中Y方向に複数(例えば63
個)のノズルを配置している。
【0029】ヘッド移動手段5は、記録ヘッド3を主走
査方向に往復移動させる手段である。このヘッド移動手
段5は、駆動源である駆動モータ51、記録ヘッド3の
キャリッジ31が固着されている歯付きベルト52、歯
付きベルトを懸架するプーリ53、54、キャリッジ3
1に設けられた貫通穴(符号なし)を貫通しキャリッジ
31の移動を案内する一対のガイドレール55、エンコ
ーダ56を有している。このヘッド移動手段5は、駆動
モータ51によりプーリ53が回転すると、歯付きベル
ト52に固着されたキャリッジ31(すなわち、記録ヘ
ッド3)が、一対のガイドレール55に案内されて、記
録ヘッド3を主走査方向(X方向)に沿って往復移動さ
せることができる。なお、エンコーダ56は樹脂の透明
なフィルムに所定の間隔で目盛りをつけたもので、この
目盛りはキャリッジ31に設けた光センサー(不図示)
により検知される。この検知に基づいて、記録ヘッド3
(キャリッジ31)の移動速度を検出して、駆動モータ
51の回転速度が制御される。
【0030】このように、ヘッド移動手段5によってキ
ャリッジ31(記録ヘッド3)を主走査方向右(往路方
向)に一定速度で移動させながら、ノズルヘッド32か
らのラスター画像データに基づくインク滴を記録媒体P
上へ吐出して、間欠の複数ラインの画像形成を行い、さ
らに、搬送手段2によって記録媒体Pを副走査方向に一
定速度で移動させ、さらに、ヘッド移動手段5によって
記録ヘッド3を主走査方向左(復路方向)に一定速度で
移動させながら、ノズルヘッド32から、PC等から送
信されたラスター画像データに基づくインク滴を記録媒
体P上へ吐出して、また間欠の複数ラインの画像形成を
行って、記録媒体P上にカラー画像を記録することがで
きる。
【0031】カラーインク収納手段であるカラーインク
収納容器6は、記録ヘッド3に供給するインクを収納す
るカートリッジであり、捺染プリンタ1に対して着脱自
在に設けられている。本実施の形態では、記録ヘッド3
が8色のインクを吐出するために、8つのノズルヘッド
を有しているので、このカラーインク収納容器6は、黒
インクを収納する黒インク収納容器(K1)、黄インク
を収納する黄インク収納容器(Y1)、マゼンタインク
を収納するマゼンタインク収納容器(M1)、シアンイ
ンクを収納するシアンインク収納容器(C1)、薄黒イ
ンクを収納する薄黒インク収納容器(K2)、薄黄イン
クを収納する薄黄インク収納容器(Y2)、薄マゼンタ
インクを収納する薄マゼンタインク収納容器(M2)、
薄シアンインクを収納する薄シアンインク収納容器(C
2)を有している。これら各インク収納容器それぞれに
収納されているインクは、ノズルヘッド32(K1〜C
2)それぞれへと供給されることになる。
【0032】このカラーインク収納容器6に収納されて
いる8色のインクは、記録媒体Pに適したものであれば
特に限定はないが、記録媒体Pが布帛である場合には、
分散染料インク、反応性染料インクまたは酸性染料イン
クであることが一般的である。
【0033】布帛等への捺染では、プリンタによる記録
後、後処理を行って記録媒体に定着していないインクは
洗い流されてしまうため、記録媒体へのインクの定着割
合が問題となるが、反応性染料インクおよび酸性染料イ
ンクは、記録媒体(繊維)と化学変化を起こして発色す
るため、先に着弾したインクの記録媒体と結合する割合
が高くなる。分散染料インクは、繊維の隙間に定着する
タイプであり、これも先に着弾した方が記録媒体への定
着割合は高くなるが、酸性染料インクおよび反応性染料
インクの方が、着弾の先後で特にこの差が大きい。よっ
て、往復記録で濃度ムラが起きやすい分散染料インクお
よび反応性染料インクによる記録は、本発明により適し
ていると言える。
【0034】記録媒体の布帛が、ポリエステル等の合成
繊維の場合は分散染料インクを、綿等の植物性繊維の場
合は反応性染料インクを、絹等の動物性繊維の場合は酸
性染料インクを用いるのが一般的である。
【0035】次に、本発明におけるインクの記録媒体へ
の着弾位置の補正について図2を用いて説明する。図2
(a)は往路方向の記録、図2(b)は復路方向の記録
を示している。
【0036】例えば、図1の捺染プリンタにおいて、記
録媒体Pを絶対位置として、ノズルヘッド32のうち、
ある一つのノズル(インク1滴を吐出するためのもの)
について考える。この場合、図示したX軸が記録媒体P
に相当し、Y軸は図2の紙面に対し垂直方向ということ
になる。
【0037】図2(a)において、ノズルは白矢印で示
した主走査方向右側(往路方向)に一定速度で駆動され
ている。図2(a)に示すノズル位置においてノズル内
の圧電素子にパルス電圧が印加されると、ノズルからイ
ンク滴が射出される。このときのインク滴は、ノズル自
体の駆動速度および方向、インク滴の射出速度および方
向、ノズル先端と記録媒体Pとの距離、インクの種類他
のファクターにより、図2(a)に示すノズル位置より
も往路方向にズレた位置である★印の位置に着弾する。
このズレ量がΔt1であり、ズレの各ファクターが予め
わかっていれば、計算しておけるものである。
【0038】図2(b)は、逆に、ノズルが主走査方向
左側(復路方向)に駆動した場合であり、ズレ量はΔt
2である。Δt2は、Δt1とは逆方向のズレであるこ
とが通常である。
【0039】よって予め、あるノズルについての着弾位
置の補正の値が、往路方向の記録においてはΔt1、復
路方向の記録においてはΔt2であるとわかっていれ
ば、ある記録ラインの記録においては、当該ノズルの記
録方向が往路方向であるのか又は復路方向であるのかさ
え判断できれば、対応する着弾位置の補正値を加えて、
インク滴を吐出すべきノズル位置に当該ノズルが来た時
点で、当該ノズル内の圧電素子にパルス通電すればよい
ことになる。
【0040】上記記録方向が往路方向なのか復路方向な
のかに応じて行う着弾位置の補正を、後述する記録方式
に組み合わせることによって、着弾位置のズレが解消さ
れ、往復記録が可能となり、記録速度の高速化を達成す
ることが出来る。
【0041】次に、本発明の構成要件のうち、「隣り合
う記録ラインの記録方向が同一方向となる部分を含む」
ように記録するための具体的方法を説明するが、例えば
以下の2つが考えられる。
【0042】〔1〕シリアルスキャン方式にて、ノズル
を間欠に使い、往路方向の記録で使うノズルと、復路方
向の記録で使うノズルを不規則に選択し、記録する。
【0043】〔2〕マルチパス記録方式にて、記録す
る。まず、〔1〕のシリアルスキャン方式について図3
および図4にて説明する。
【0044】従来の説明を行った図8のシリアルスキャ
ン方式と同様に、6ノズルのノズルヘッドを用いた場合
について説明する。
【0045】図8の方式と異なり、6ライン(ノズルヘ
ッドの1幅)の記録を、往路方向1回と復路方向1回の
合わせて2回の走査により行う。往復2回の走査による
記録が終わったら、ΔL(6ライン分)記録媒体を搬送
し、次の6ラインの記録を往復2回の走査により行うこ
とを繰り返す。このとき、ΔLを搬送せずに固定して行
う往復2回の走査においては、用いるノズルは、往路方
向と復路方向とで異なるノズルを用い、往復1セットと
して、6ラインを埋めていく。
【0046】図3においては、最初の6ラインの記録に
ついては、往路方向を第1および第4ノズルで記録し
(往1)、復路方向を第2、第3、第5および第6ノズ
ルで記録している(復1)。記録媒体をΔLだけ搬送
し、次の6ラインの記録については、往路方向を第2、
第3および第6ノズルで記録し(往2)、復路方向を第
1、第4および第5ノズルで記録している(復2)。そ
してまた記録媒体をΔLだけ搬送し、さらに次の6ライ
ンの記録については、往路方向を第1および第6ノズル
で記録し(往3)、復路方向を第2〜第5ノズルで記録
している(復3)。
【0047】以後、各6ラインの往路方向と、復路方向
とで、6ノズルのうちどのノズルを用いるかについて
は、不規則に選択し、記録を続けていく。図3で明らか
なように、隣り合う記録ラインの記録方向が同一方向と
なる部分を含み、且つ、前記同一方向となる部分の連続
する記録ライン数が、不規則となる。図3においては、
同一方向となる部分の連続する記録ライン数は、上か
ら、2本(復)、3本(復)、2本(往)、2本
(復)、2本(往)、4本(復)である。
【0048】このように、記録ラインの記録方向が同一
方向となる部分の連続する記録ライン数が不規則となる
ことで、図8で説明した従来の方式のように規則的な縞
状の色ムラが発生することを防止することが出来る。ま
た、記録方向が同一方向となる部分の連続する記録ライ
ン数は、少ないほど色ムラは低減することが可能であ
り、好ましくは5本以下である。
【0049】図4に、図3で説明した記録方式におい
て、ノズルヘッドの各ノズルを往路方向で用いるか、ま
たは復路方向で用いるか、不規則に選択する方法の一例
をフローチャートで表した。具体的には、プリンタ内の
制御手段で行うものである。このフローチャートは、往
復記録1セットにおける各ノズルの使用方向を決めるた
めのものである。
【0050】例えば、ノズル数がX個のノズルヘッドを
考える。各ノズルに1〜Xまでのノズル番号を付与して
おき、1から順番に用いる記録方向(往路方向で用いる
か復路方向で用いるか)を決定していく。このときの任
意のノズル番号をnとする(S1)。当該ノズル番号
は、前のノズル番号に1を加算したものである(S
2)。次に、乱数rを発生させる(S3)。乱数rが奇
数かどうかを判別し(S4)、奇数であれば(YE
S)、当該ノズルは往路記録用と設定する(S5)。一
方、乱数rが偶数であれば(NO)、当該ノズルは復路
記録用と設定する。これを総ノズル数Xまで繰り返し、
nがXを越えたところで、決定を終了する(S7)。こ
のフローでは、記録ライン毎に記録方法を決定したが、
もちろ往復1セット毎に決定する方法にも適用出来る。
【0051】次に、上記〔2〕の隣り合う記録ラインの
記録方向が同一方向となる部分を含んだ所定数の記録ラ
インのパターンを予め設定して、マルチパス記録方式で
記録する方法について図5〜7を参照しながら説明す
る。
【0052】まず、マルチパス記録方式について図5を
用いて説明する。インクジェットプリンタによる記録画
像が、ライン画像の集合体と考えると、マルチパス記録
方式は一走査で間欠な複数ラインを同時に記録し、該ラ
イン間を複数回(マルチ)の走査(パス)によって埋め
るように記録していく方式である。図5に示すように、
記録ヘッドの一回目の主走査方向の走査によって(1)
を付与した複数ラインを記録し、2回目の走査によって
(2)を付与した複数ラインを記録し、3回目の走査に
よって(3)を付与した複数ラインを記録し、というよ
うに順次間隙を埋めていく記録方式である。
【0053】次に、6ノズル5パス記録方式について図
6を用いて説明する。副走査方向にノズルが6つ並んだ
ノズルヘッドで、5パス記録方式の場合を行うものであ
る。5パス記録方式とは、図6(a)に示すように、ノ
ズルヘッドの一回の走査(1)により、間欠な第n番目
の記録ライン(図中、nと図示したライン)および第n
+5番目の記録ライン(図中、n+5と図示したライ
ン)を描き、その後、既に記録された第n記録ラインと
第n+5記録ラインの間を順次埋めていくように記録を
行う。つまり、第n記録ラインから第n+4記録ライン
までを、ノズルヘッドを5回走査して描くことによって
埋めていく記録方式のことである。
【0054】図6(b)に、6ノズル5パス記録方式
で、順次記録を行う様子を模式的に示した。図中、左側
において、参照符号〜は、ノズルヘッドの縦方向に
並んだ6つの各ノズルのノズル番号である。往路方向ま
たは復路方向のどちらか1回の走査によって、ノズルヘ
ッドが記録媒体に対し、縦方向にΔLづつ相対移動して
いく様子を示している(実際は、記録媒体の方をΔLづ
つ搬送している)。ノズルに紗が入っているノズルヘッ
ドは往路方向の記録をしているものを、ノズルが白丸で
表されているノズルヘッドは復路方向の記録をしている
ものを示す。ΔLは、ノズル数とパス数によって決ま
る。ノズル数をパス数で割った商と余りを求めると、Δ
L=商×ノズル数+余り×ドット数である。6ノズル5
パス記録方式の場合は、ノズル数/パス数=6/5なの
で、商は1、余りは1である。よって、ΔL=商×ノズ
ル数+余り×ドット数=1×6ノズル+1×1ドット=
6ノズル+1ドット(ノズルヘッドの1幅分+1ドッ
ト)ということになる。
【0055】このようにΔLだけ副走査して往路記録を
一回行い、また、ΔLだけ副走査して復路記録を一回行
うことを繰り返していくと、図6(b)右側のような記
録を行うことが出来る。このように、6ノズル5パス記
録方式では、記録ライン12本(所定数12本)におい
て、順番に、往復往復往往復往復往復復、という記録方
向の繰り返しパターンが設定されることになる。該パタ
ーン中、隣り合う記録ラインにおいて記録方向が同一方
向となる部分を、2箇所(第5および第6記録ライン、
第11および第12記録ライン)有している。
【0056】奇数パス記録方式では、このように各記録
ラインの記録方向が単純ではないので、例えば上に示し
た往復往復往往復往復往復復というパターンを、予め設
定しておくことによって、PCから送られてくる記録ラ
インのラスター画像データがどの記録方向なのか判断す
るための難しいアルゴリズムを制御手段から省くことが
でき、好ましい。尚、奇数パスでは、1パターンの記録
ライン数は、1つのノズルヘッドに具備されるノズル数
の2倍であることがわかっている。
【0057】また、このパターンに応じて、図2で説明
した着弾位置の補正も簡易なプログラムで行うことが出
来る。
【0058】また、往路方向および復路方向の2方向で
画像記録を行うので、一方向のみに比べて高速記録が達
成出来る。
【0059】さらに、マルチパス記録方式において、隣
り合う記録ラインの記録方向が同一方向となる部分を含
んでいるので、シリアルスキャン方式に比べて、濃度ム
ラが出にくい効果を奏する。この実施の形態において
は、記録方向が同一方向となる部分の連続する記録ライ
ン数を5本以下としたので、より色ムラは目立たない。
【0060】マルチパス記録方式の別の例として、図7
に、副走査方向にノズルが8つ並んだノズルヘッドで、
5パス記録方式の場合を挙げる。
【0061】図6(b)と同様に、図7の左側におい
て、参照符号〜は、ノズルヘッドの縦方向に並んだ
8つの各ノズルのノズル番号である。往路方向または復
路方向のどちらか1回の走査によって、ノズルヘッドが
記録媒体に対し、縦方向にΔLづつ相対移動していく様
子を示している(実際は、記録媒体の方をΔLづつ搬送
している)。ノズルに紗が入っているノズルヘッドは往
路方向の記録をしているものを、ノズルが白丸で表され
ているノズルヘッドは復路方向の記録をしているものを
示す。ΔLは、本実施の形態においては、8ノズル+3
ドット(ノズルヘッドの幅+3ドット)である。ΔLだ
け副走査して往路記録を一回行い、また、ΔLだけ副走
査して復路記録を一回行うことを繰り返していくと、図
7の右側のような記録を行うことが出来る。
【0062】本実施の形態においては、8ノズル5パス
記録方式であって、記録ライン16本(所定数16本)
において、順番に、往往往復復往往往復復復往往復復
復、という記録方向の繰り返しパターンが設定されてい
る。該パターン中、隣り合う記録ラインにおいて記録方
向が同一方向となる部分を、6箇所(第1〜3、第4お
よび5、第6〜8、第9〜11、第12および13、第
14〜第16記録ライン)有している。隣り合う記録ラ
インにおいて記録方向が同一方向となるライン数は、続
けて5本以下としたことで、より濃度ムラを低減するこ
とが出来る。
【0063】
【発明の効果】高速で、簡易で、しかも濃度ムラを低減
した、特に捺染に適するインクジェット記録方法および
インクジェット方式の捺染プリンタを提供することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインクジェット方式
の捺染プリンタの斜視模式図である。
【図2】本発明において、インクの記録媒体への着弾位
置の補正について説明するための模式図である。
【図3】本発明において適用できるシリアルスキャン方
式を説明するための模式図である。
【図4】図3で説明した記録方式において、ノズルヘッ
ドの各ノズルを往路方向で用いるか、または復路方向で
用いるか、不規則に選択する方法の一例を示すフローチ
ャートである。
【図5】マルチパス記録方式について説明するための模
式図である。
【図6】本発明に適用出来る6ノズル5パス記録方式を
説明するための模式図である。
【図7】本発明に適用出来る8ノズル5パス記録方式を
説明するための模式図である。
【図8】従来のシリアルスキャン方式を説明するための
模式図である。
【符号の説明】
1 捺染プリンタ 2 搬送手段 3 記録ヘッド 5 ヘッド移動手段 6 カラーインク収納容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 孝行 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2C056 EA06 EA09 EB29 EC74 EC77 FA11 FB03 FC01 2C062 KA03 LA03 LA09 2C480 CA01 CA17 EC05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を副走査方向に搬送し、且つ、
    インク滴を吐出する記録ヘッドを主走査方向に往復駆動
    して、往路方向と復路方向の2つの記録方向に、ラスタ
    ー画像データに基づく画像記録を行うインクジェット記
    録方法であって、 隣り合う記録ラインの記録方向が同一方向となる部分を
    含んでおり、 前記同一方向となる部分の連続する記録ライン数が、不
    規則であることを特徴とするインクジェット記録方法。
  2. 【請求項2】 前記同一方向となる部分の連続する記録
    ライン数が、5本以下であることを特徴とする請求項1
    に記載のインクジェット記録方法。
  3. 【請求項3】 前記インクジェット記録方法が、捺染記
    録方法であることを特徴とする請求項1または2に記載
    のインクジェット記録方法。
  4. 【請求項4】 前記インクが、分散染料インク、反応性
    染料インクまたは酸性染料インクであることを特徴とす
    る請求項3に記載のインクジェット記録方法。
  5. 【請求項5】 記録媒体を副走査方向に搬送し、且つ、
    インク滴を吐出する記録ヘッドを主走査方向に往復駆動
    して、往路方向と復路方向の2つの記録方向に、ラスタ
    ー画像データに基づく画像記録を行うインクジェット方
    式の捺染プリンタにおいて、 隣り合う記録ラインの記録方向が同一方向となる部分を
    含んでおり、 前記同一方向となる部分の連続する記録ライン数が、不
    規則となるよう制御する制御手段を有することを特徴と
    するインクジェット方式の捺染プリンタ。
  6. 【請求項6】 記録媒体を副走査方向に搬送し、且つ、
    インク滴を吐出する記録ヘッドを主走査方向に往復駆動
    して、往路方向と復路方向の2つの記録方向に、ラスタ
    ー画像データに基づく画像記録を行うインクジェット記
    録方法であって、 所定数の記録ラインにおける各記録ラインの記録方向を
    パターンとして予め設定し、 前記パターンは、隣り合う記録ラインの記録方向が同一
    方向となる部分を含んでおり、 前記パターンに基づき、各記録ラインの記録方向が、往
    路方向であるか復路方向であるかを判断し、前記判断し
    た記録方向に応じてインクの前記記録媒体への着弾位置
    を補正することを特徴とするインクジェット記録方法。
  7. 【請求項7】 前記同一方向となる部分の連続する記録
    ライン数が、5本以下であることを特徴とする請求項6
    に記載のインクジェット記録方法。
  8. 【請求項8】 前記インクジェット記録方法が、捺染記
    録方法であることを特徴とする請求項6または7に記載
    のインクジェット記録方法。
  9. 【請求項9】 前記インクが、分散染料インク、反応性
    染料インクまたは酸性染料インクであることを特徴とす
    る請求項8に記載のインクジェット記録方法。
  10. 【請求項10】 記録媒体を副走査方向に搬送し、且
    つ、インク滴を吐出する記録ヘッドを主走査方向に往復
    駆動して、往路方向と復路方向の2つの記録方向に、ラ
    スター画像データに基づく画像記録を行うインクジェッ
    ト方式の捺染プリンタにおいて、 捺染インクの前記記録媒体への着弾位置を補正する補正
    手段を有し、 所定数の記録ラインにおける各記録ラインの記録方向が
    パターンとして予め設定されており、 前記パターンは、隣り合う記録ラインの記録方向が同一
    方向となる部分を含んでおり、 前記補正手段による補正は、前記パターンに基づき、各
    記録ラインの記録方向が、往路方向であるか復路方向で
    あるかを判断し、前記判断した記録方向に応じて行うこ
    とを特徴とするインクジェット方式の捺染プリンタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2703170A1 (en) 2012-08-31 2014-03-05 Seiko Epson Corporation Inkjet recording device, inkjet recording method, and inkjet recording system
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