JP2001260082A - 食肉スライサーの肉かす除去装置 - Google Patents

食肉スライサーの肉かす除去装置

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JP2001260082A
JP2001260082A JP2000075630A JP2000075630A JP2001260082A JP 2001260082 A JP2001260082 A JP 2001260082A JP 2000075630 A JP2000075630 A JP 2000075630A JP 2000075630 A JP2000075630 A JP 2000075630A JP 2001260082 A JP2001260082 A JP 2001260082A
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JP
Japan
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meat
round blade
slide shaft
scraper
machine base
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Withdrawn
Application number
JP2000075630A
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English (en)
Inventor
Akitaka Tadano
哲孝 唯野
Yoshimasa Hayama
芳雅 羽山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丸刃の刃裏面に付着した肉汁、脂肪、肉かす
等の除去作業の作業性、操作性の向上を図る。 【解決手段】 一端が当て板6に固定された弾性部材7
の他端に固定された保持部材8に移動可能に支持された
スライド軸9を設け、スライド軸9の後端を機台1前面
側に位置させると共に丸刃2側に位置するスライド軸9
の先端にスクレーパ10を装着し、スライド軸9の後端
を押しスクレーパ10を丸刃2の半径方向に沿って移動
させると共にスクレーパ10を丸刃2の刃裏面に接触さ
せるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は丸刃に付着した肉か
す等を除去する食肉スライサーの肉かす除去装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術を特開平9−57689号を用
いて説明する。機台の一側に設けられた丸刃保持部材に
回転可能に支持された丸刃と、機台上の案内部材に沿い
丸刃に向けて往復移動可能な肉箱とを有する食肉スライ
サーにおいて、一端が丸刃カバーに回動可能に取り付け
られ、スクレーパが装着された他端が丸刃の刃裏面の中
心近傍まで延びたアームを設け、丸刃を回転させた状態
でアームを介してスクレーパを刃裏面に押し当て、刃裏
面に付着した肉かすを除去するものである。なお丸刃
は、通常操作側すなわち機台前面から最も離れた後方す
なわち機台背面側にあるため、除去作業を行うには機台
前面から機台背面まで移動する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スライス作業は、4〜
8時間/日行うのが一般的である。スライス作業を行う
食肉スライサーは、50〜70枚/分の速度でスライス
する。ブロック肉を載置した肉箱は、その枚数分のサイ
クルで往復移動している。肉箱内のブロック肉は往復す
る都度回転している丸刃の刃裏面に接触する。ブロック
肉が接触した丸刃の刃裏面は、肉独特の肉汁と脂肪と肉
かすが全面に付着する。付着した刃裏面は肉独特の粘り
気があり、そのままスライス作業を続行すると粘り気に
より、スライスした肉片の表面に肉汁、脂肪、肉かすが
付着し、商品価値を低下させる。このため付着した肉
汁、脂肪、肉かすの除去は欠かせない作業となってい
る。丸刃の刃裏面に付着した肉汁、脂肪、肉かすの除去
作業のサイクルは、スライス作業30分ごとというのが
一般的である。上記したように頻繁に行う除去作業(8
〜16回/日)の都度、作業者は機台背面まで移動しな
ければならず作業性が悪いと共にアームを介してスクレ
ーパを丸刃の刃裏面に押し当てる必要があり労力を要す
るという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記した従来技術の欠点
をなくし、操作位置から離れることなく肉かす除去がで
きるようにして作業性の向上を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、一端が当て
板に固定された弾性部材の他端に固定された保持部材に
移動可能に支持されたスライド軸を設け、スライド軸の
後端を機台前面側に位置させると共に丸刃側に位置する
スライド軸の先端にスクレーパを装着し、スライド軸の
後端を押しスクレーパを丸刃の半径方向に沿って移動さ
せると共にスクレーパを丸刃の刃裏面に接触させること
により達成される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1〜図5
を用いて説明する。なお図1において左側を作業者が位
置して運転・停止等の操作を行う操作側とし、また横方
向を前後方向として説明する。
【0007】機台1の上面後方に設けられた丸刃保持部
材3に丸刃2が回転可能に支持されている。機台1上の
前後方向に沿って設けられたレール等の案内部材4に沿
って往復移動が可能なごとく肉箱5が機台1上に設けれ
らている。肉箱5にはスライスされるブロック肉11が
載置され、また肉箱5内には、周知のごとく、ブロック
肉11がスライスされる都度ブロック肉11を丸刃2側
に送る肉送り手段が取り付けられるが、本発明には直接
関係しないので図示を省略した。丸刃2および肉箱5
は、周知のごとく、機台1内に設けられた図示しないモ
ータ等を介して駆動され、丸刃2は回転され、肉箱5は
丸刃2に向かって往復移動される。
【0008】肉箱5の丸刃2側開口部を覆い、後端が丸
刃2近傍まで延びた当て板6が機台1上に設けられてい
る。当て板6は、図5に示すごとく、前方にある突起1
9が穴18に挿入され、この挿入深さを変えることによ
り当て板6は肉箱5の往復移動方向と直交する方向に移
動し、ねじ20により突起19を穴18に押し付けるこ
とにより当て板6の位置が固定される。一端が当て板6
に固定された弾性部材7の他端に保持部材8が固定され
る。保持部材8に移動可能に支持されたスライド軸9の
後端は機台1の前面に向かって延び、丸刃2側に向かっ
て延びた先端にはスクレーパ10が固着されている。ス
ライド軸9および保持部材8のスライド軸9を移動可能
に支持する穴は回り止め手段を構成するように四角形と
されている。
【0009】肉箱5にブロック肉11を載置し、図示し
ないスイッチ等を操作すると丸刃2が回転し、肉箱5は
往復移動を開始する。肉箱5が1往復するごとに1枚の
スライスした肉片が丸刃2と当て板6の間から排出さ
れ、その都度スライスされる厚さ分だけブロック肉11
が肉送り手段により丸刃2側に送られる。この動作を繰
返し行い連続的にブロック肉11のスライス作業を行
う。前記スイッチ等を切ると丸刃2と肉箱5の動作が停
止しブロック肉11のスライスを終える。一般的なスラ
イス作業は生肉をスライスするため、肉箱5が往復移動
を開始しスライスされると同時にブロック肉11の切断
面が丸刃2側にふくらみ、回転している丸刃2の刃裏面
12に接触するので、肉独特の粘り気により肉汁、脂
肪、肉かすが刃裏面12の全面に付着する。丸刃2のみ
を回転させた状態で丸刃2の中心方向にスライド軸9を
移動させると、弾性部材7により刃裏面12を押圧しな
がら丸刃2中心方向にスクレーパ10が移動し、肉汁、
脂肪、肉かすが除去される。図4のように、当て板6を
肉箱5の往復方向と直交方向に移動させることでスクレ
ーパ10が丸刃2の刃裏面12を押圧する押圧力が変化
する。スライド軸9の後端を機台1の前面側に位置させ
たため、作業者が丸刃2の刃裏側すなわち機台1の背面
まで移動して肉かす除去を行う必要がなくなり作業性の
向上を図ることができる。また当て板6を移動させるこ
とで丸刃2の刃裏面12を押圧するスクレーパ10の押
圧力が変化するため、肉かすの付着状況により強圧にし
て一気に肉かすを除去したり、付着が少ない時は押圧力
を弱くすることができ、作業性が更に向上する。
【0010】本発明の他の実施形態を図6〜図8を用い
て説明する。この実施形態は、上記実施形態の保持部材
8を2個の保持部材13、14により構成すると共に保
持部材13、14をピン15を介して連結して保持部材
13、14によりスライド軸9を移動可能に挟持し、更
にピン15先端のボルトと保持部材13の凹部との間に
設けられたスプリング17により上記実施形態の弾性部
材7を構成するようにしたものである。この実施形態に
おいても、上記実施形態と同様、スライド軸9を移動さ
せることにより丸刃2の刃裏面12に付着した肉かす等
を除去できると共に当て板6を移動させることによりス
クレーパ10の押圧力を変化させることが可能となり、
肉かすの付着状況に応じた押圧力にすることができ、作
業性向上を図ることができる。
【0011】更に本発明の他の実施形態を図9を用いて
説明する。この実施形態は、スライド軸9に設けられた
突起16と保持部材8との間にスプリング27を設け、
スライド軸9を押す力がなくなるとスライド軸9が後退
するもので、スライド軸9の操作性が向上し、結果とし
て除去作業の作業性を向上させることが可能となる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、肉かす等
の除去作業を機台前面を離れることなくできるため作業
性の向上を図ることができる。またスライド軸を支持し
た保持部材と当て板間に弾性部材を介在させ、丸刃の刃
裏面へ接触するスクレーパを与圧することができ、肉か
す除去作業時の労力が軽減され操作性の向上を図ること
ができる。更に当て板を肉箱の往復移動方向と直交方向
に移動させることで丸刃の刃裏面に接触するスクレーパ
の接触圧力を変化でき、肉かす等の付着状況に応じた接
触圧とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明食肉スライサーの一実施形態を示す側面
図。
【図2】図1のA矢視図。
【図3】図2からスライド軸を丸刃側に移動させた状態
を示す図1のA矢視図。
【図4】図3から当て板を移動させた状態を示す図1の
A矢視図。
【図5】図1の平面図。
【図6】本発明食肉スライサーの他の実施形態を示す側
面図。
【図7】図6のB矢視図である。
【図8】図6から当て板を移動させた状態を示す図6の
B矢視図。
【図9】本発明食肉スライサーの更に他の実施形態を示
す図1のA矢視図。
【符号の説明】
1は機台、2は丸刃、3は丸刃保持部材、4は案内部
材、5は肉箱、6は当て板、7は弾性部材、8は保持部
材、9はスライド軸、10はスクレーパ、11はブロッ
ク肉、16は突起部、17、27はスプリングである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台の一側に設けられた丸刃保持部材に
    回転可能に支持された丸刃と、機台上の案内部材に沿い
    丸刃に向けて往復移動可能な肉箱と、肉箱の丸刃側開口
    部を覆い、肉箱の往復移動方向と直交する方向に移動可
    能なごとく機台に設けられた当て板とを有し、丸刃を回
    転した状態で肉箱を往復移動させ、この往復移動の過程
    で肉箱内のブロック肉をスライスする食肉スライサーに
    おいて、 一端が前記当て板に固定され、他端に保持部材が固定さ
    れた弾性部材と、保持部材に移動可能に支持され、後端
    が機台前面側に位置するスライド軸と、丸刃側に位置す
    るスライド軸の先端に装着されたスクレーパとを備え、
    前記スライド軸の後端を押しスクレーパを丸刃の半径方
    向に沿って移動させると共にスクレーパを丸刃の刃裏面
    に接触させて丸刃に付着した肉かすを除去するようにし
    たことを特徴とする食肉スライサーの肉かす除去装置。
  2. 【請求項2】 前記スライド軸に設けられた突起部と保
    持部材との間に押圧手段を設け、スライド軸を丸刃側に
    常時付勢するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の食肉スライサーの肉かす除去装置。
JP2000075630A 2000-03-17 2000-03-17 食肉スライサーの肉かす除去装置 Withdrawn JP2001260082A (ja)

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