JP2001259575A - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

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JP2001259575A
JP2001259575A JP2000079259A JP2000079259A JP2001259575A JP 2001259575 A JP2001259575 A JP 2001259575A JP 2000079259 A JP2000079259 A JP 2000079259A JP 2000079259 A JP2000079259 A JP 2000079259A JP 2001259575 A JP2001259575 A JP 2001259575A
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JP
Japan
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moisture content
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garbage
detecting
substrate
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Pending
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JP2000079259A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Hirata
一正 平田
Fumito Ishikawa
史人 石川
Kenichi Hamada
研一 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Techno Service Ltd
Original Assignee
Hitachi Taga Technology Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】厨芥処理機の処理槽内の環境を整える方法とし
ては、外気温度を検知して処理槽を包むヒータによって
温度制御を行うなど間接的な方法に頼っているものがほ
とんどであり、基材そのものの状態を監視しているもの
ではなかった。そのため、基材の状態や投入する生ゴミ
の量,選択した運転モードにより基材の寿命が短くなる
ことがあった。 【解決手段】水分率センサ29により基材の水分率を水
分率センサ29の温度差により検知6し、その温度差と
現運転設定によって運転設定を切替える。運転設定の切
替えはランクアップの場合もランクダウンの場合も1段
階ずつ水分率センサ29によらず切替わる。初期基材の
状態で水分率を検知すると乾き過ぎと水分率センサ29
は判断するため、一定時間を同一の運転モードで運転す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭の台所にお
いて発生する厨芥を、微生物を利用して減量する方式の
厨芥処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の微生物を利用して減量する方式の
厨芥処理機では、その性能を微生物の活動し易い環境を
整えることで、基材の寿命や処理容量を延ばすようにし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】厨芥処理機の処理槽内
の環境を整える方法としては、外気温度を検知して処理
槽を包むヒータによって温度制御を行うなど間接的な方
法に頼っているものがほとんどであり、基材そのものの
状態を監視しているものではなかった。そのため、基材
の状態や投入する生ゴミの量,選択した運転モードによ
り基材の寿命が短くなることがあった。
【0004】本発明の目的は上記課題を解決し、水分率
センサを用いて基材を監視することで基材の状態を察知
して乾き過ぎや湿り気過多の状態を検知し、この検知し
た基材の状態に合せて運転の設定を変更することにより
基材の寿命を延ばすことができる厨芥処理機を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、生ゴミを投入する開閉式の投入口を備えた
処理槽28と、前記処理槽内にて処理を行う生ゴミと微
生物を含んだ基材を撹拌する撹拌装置と、前記基材を加
熱するための加熱手段18と、臭いや発生した水蒸気等
を外部に排出する換気手段19と、前記基材の水分率を
検出する水分率センサ29と、前記水分率センサ29に
より基材の水分率を検出する検出手段5と、検出された
水分率により前記加熱手段18による加熱温度や撹拌回
数の制御を備えた厨芥処理機の構成とした。
【0006】本発明により、生ゴミの投入が少なく乾き
過ぎであることを水分率センサが判断したとき、運転モ
ードによる制御パターンを1段階ずつランクダウンす
る。多量の生ゴミを入れ水分過多であると水分率センサ
が判断した時もまた運転モードによる制御パターンを1
段階ずつランクアップして自動的に運転するため、生ゴ
ミの投入者が投入する生ゴミの量を判断していちいち手
動で運転モードを切替える必要がなく、また基材に合せ
た運転をするため基材の寿命も延びる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明による運転モードを
切替える制御のフローチャートである。
【0008】図2は制御系の構成を示すブロック図であ
り、水分率センサ29はサーミスタ11とヒータ12を
内包し基材の水分量を検知する。投入口SW13は上部
にあり、その開閉で制御の運転・停止を可能とする。運
転切替SW14はSWの押下により基材に与える熱量の
大きい多め運転,熱量の小さい少なめ運転,多め運転と
少なめ運転の中間の熱量を与える標準運転、そして自動
的に前記の基材に与える熱量を変更する自動モード運転
に切替えることができる。以下、基材に与える熱量の大
きい運転設定を多め運転,熱量の小さい運転を少なめ運
転,多め運転と少なめ運転の中間の熱量を与える運転設
定を標準運転と称するが、この運転名称は多量,ふつ
う,少量など他の名称に変更することも可能とする。ま
た、運転設定のパターンは多め,標準,少なめの3パタ
ーンのみでなく何パターンでもよいものとする。
【0009】サーミスタ15は厨芥処理機の処理槽を包
むヒータ23の温度を測定したり、外気温度を測定する
ことができる。マイクロコンピュータ16は11,13
から15の入力により厨芥処理機の運転を12,22〜
26の出力で制御する。モータ22は生ゴミと基材とを
撹拌する撹拌手段17により一定回数の正逆回転を行
う。ヒータ23は前記のように厨芥処理機の処理槽を包
み基材の温度を一定に保つよう温度制御を加熱手段18
により行っている。換気ファン24は生ゴミの分解によ
り発生した臭いや水蒸気などを処理槽外に排出する制御
を換気手段19により行う。ブザー25は異常やSWの
受付を報知手段20により知らせる。表示部26は運転
している運転モードを表示したり、基材の寿命などの注
意を表示手段21により生ゴミの投入者に知らせる。
【0010】図3は現運転設定と水分率検知による温度
差からの運転設定の変更パターンである。
【0011】図4,図5は厨芥処理機の正面および斜面
からの断面図である。
【0012】以下、図1によって発明の実施例を説明す
る。厨芥処理機に電源を投入し制御をスタートすると初
期設定で自動モードを設定1し動作を開始3し、一定時
間は多め運転で動作4する。これは初期基材などの状態
で水分率を検知すると乾き過ぎと判断してしまうため、
生ゴミが撹拌・分解され基材が全体的に水分を含むよう
にすることが目的である。本図では一定時間を多め運転
で動作8するとしているが、標準運転や少なめ運転であ
ってもかまわない。一定時間を経過した後は水分率セン
サ29により基材の水分量を検知5する。この水分率セ
ンサの検知制御5は常時実行する必要はなく、数時間毎
に行うなどしてもかまわないこととする。
【0013】ここで、水分率センサ29の検知方法につ
いて説明する。この水分率センサ29にはサーミスタ1
1とヒータ12が組み込まれており、基材の水分量の検
知は水分率センサ29に組み込まれたヒータ12によっ
て基材を加熱し、加熱前と加熱後の温度を水分率センサ
29に組み込まれたサーミスタ11により計測し、その
温度差によって基材の水分率を算出する制御としてい
る。基材に水分が多量に含まれていると水分率センサ2
9に組み込まれているヒータ12でいくら基材を温めて
もその熱を基材が奪ってしまい温度差6が小さく現れ
る。また、基材の水分量がほとんどないときは水分率セ
ンサに温度差6が大きく現れる。
【0014】次に、運転モードの切替方法7について図
3を使用し説明する。運転設定の切替えは水分率センサ
29によって検知した温度差と現運転設定から判断す
る。現運転設定が多め運転であり、現水分率を検知した
とき温度差が大きくても制御パターンは1段階ずつ切替
わる制御のため標準運転に切替わる。そして標準運転で
運転を開始して水分率検知を行ったとき温度差がやはり
大きければ少なめ運転へと切替わる制御とする。これは
水分率センサの精度や検知タイミングにもよるが、現運
転モードが多め運転のとき、たとえ温度差が小さかった
ものがいきなり大きくなっても、基材の状態がいきなり
カラカラに乾くものではないため、運転の制御パターン
を1段階ずつランクダウンする制御方式にした。
【0015】また、現運転設定が少なめ運転の時も同様
に温度差が小さいとき水分率によって切替えるならば多
め運転に切替わらなければならないが1段階ずつ切替わ
る制御のため標準運転に移行する。そして標準運転を開
始し、それでも水分率検知を行った結果が温度差小であ
るとき多め運転へ切替える。このように運転がランクア
ップ・ダウンする場合には現運転制御のパターンから1
段階ずつ運転設定を切替える制御とする。
【0016】以上の制御で運転設定が決定したら、その
運転設定で運転を開始9し、運転設定の切替え制御は最
初に戻る。
【0017】また、運転設定を自動モード以外に今まで
の厨芥処理機のように運転切替SW14を押下10し、
お好みの運転設定で運転することも可能とする。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、基材の水分率を検知することにより自動で水分
率に適した運転設定に切替えるとき、ランクアップ・ダ
ウンは段階的に水分率によらずに切替えることができる
ため、生ゴミの投入量に関わらず最適な基材の状態を維
持し、基材の寿命を延ばすことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】厨芥処理機の運転設定切替え制御のフローチャ
ートである。
【図2】厨芥処理機の制御系の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】現モードと水分率検知による温度差からの運転
設定の変更パターンである。
【図4】厨芥処理機を正面から見た断面図である。
【図5】厨芥処理機を斜面から見た断面図である。
【符号の説明】
11…水分率センサのサーミスタ、12…水分率センサ
のヒータ、13…投入口SW、14…運転切替SW、1
5…サーミスタ、16…マイクロコンピュータ、17…
撹拌手段、18…加熱手段、19…換気手段、20…報
知手段、21…表示手段、22…モータ、23…ヒー
タ、24…換気ファン、25…ブザー、26…表示部、
27…投入口、28…処理槽、29…水分率センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜田 研一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 日 立多賀テクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 4D004 AA03 AB01 AC01 CA15 CA19 CA22 CA42 CB06 CB28 CB32 CC08 DA01 DA02 DA04 DA09 DA13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撹拌装置と換気装置を有する処理槽内にお
    が屑,もみがら等の基材と好気性菌を入れて、調理くず
    や食べ残し等の厨芥を投入し一緒に撹拌することによ
    り、好気性菌の働きで厨芥を発酵分解処理して減量する
    方式を持ち、前記基材を加熱するための加熱手段と、前
    記基材の水分率を検出する水分率センサと、前記水分率
    センサにより基材の水分率を検出する検出手段と、前記
    加熱手段により基材への熱量の供給度合いやその温度パ
    ターン,撹拌回数のデータを複数持ち、前記検出手段に
    より検出した水分率により複数の制御パターンを変更す
    る制御手段を備えた厨芥処理機において、 現制御パターンから水分率検出センサにより水分率を検
    知したとき、前記加熱手段による熱量の供給度合いや温
    度制御のパターンが小さくなる方へと変わる(以降これ
    をランクダウンと称する)場合には1段階ずつランクダ
    ウンすることを特徴とする厨芥処理機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 水分率検出センサによる前記制御手段で水分率を検知し
    たとき、前記加熱手段による熱量の供給度合いや温度制
    御のパターンが大きくなる方へと変わる(以降これをラ
    ンクアップと称する)場合には1段階ずつランクアップ
    する厨芥処理機。
  3. 【請求項3】撹拌装置と換気装置を有する処理槽内にお
    が屑,もみがら等の基材と好気性菌を入れて、調理くず
    や食べ残し等の厨芥を投入し一緒に撹拌することによ
    り、好気性菌の働きで厨芥を発酵分解処理して減量する
    方式を持ち、前記基材を加熱するための加熱手段と、前
    記基材の水分率を検出する水分率センサと、前記水分率
    センサにより基材の水分率を検出する検出手段と、前記
    検出手段から加熱手段により基材への熱量の供給度合い
    やその温度パターン,撹拌回数のデータを複数持ち、前
    記検出手段により検出した水分率により制御パターンを
    変更する制御手段を備えた厨芥処理機において、 前記運転制御パターンの変更手段によらず、一定の時間
    だけ同一の運転設定で運転する制御手段を持つ厨芥処理
    機。
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