JP2001259364A - 高温域における排ガス処理剤とその再生方法 - Google Patents
高温域における排ガス処理剤とその再生方法Info
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Abstract
ガス中に含まれる有害酸性ガスである塩化水素ガスを高
温において除去するとともに、炭酸ガスの存在下におい
ても同等の性能を有する排ガス処理剤とその再生方法。 【解決手段】 排ガス処理剤は、300℃以上の高温域
において存在させ、さらに1パーセント以上炭酸ガスが
存在する場所においても、排ガス中に含まれる有害酸性
ガスである塩化水素ガスを塩化ナトリウムとして固定化
する。その構成成分は、排ガス処理剤としてナトリウム
化合物が10乃至70重量%含有されている。また、ケ
イソウ土、パーライト及びシラスバルーン等の吸収性の
高い無機鉱物から選択された少なくとも1種の物質がナ
トリウム化合物の担持体として30乃至90重量%含有
される粉体もしくは粒体である。
Description
業廃棄物等の焼却施設,農薬の製造工程,製紙工業にお
ける漂白工程等から発生する有害酸性ガスを効率的に処
理する排ガス処理剤に関するものである。
ら発生する有害物質は、大気汚染防止法によりその排出
基準が定められている。この排出ガス中の塩化水素を低
減するために、反応剤として消石灰(Ca(OH)
2)、生石灰(CaO)、炭酸カルシウム(CaCO
3)等が粉体あるいはスラリー状で添加され、塩化水素
ガスと反応して塩化カルシウム(CaCl2)となり、
これをバグフィルターや電気集塵機等により回収する方
法が一般に知られている。
般的な濾布の耐熱温度は、高いもので250℃程度しか
なく、また、電気集塵機においてはガス温度が300℃
前後での使用が集塵効率が一番良く、それ以上の温度で
は熱膨張など装置上の問題があるため使用しづらい。し
たがって,これらの集塵装置を300℃を越える雰囲気
中で使用することは難しい。そのため、現在問題となっ
ているダイオキシン類の生成温度が300〜350℃と
言われており、それ以上の温度領域でダイオキシン類の
もととなる塩化水素ガスを予め除去することは困難であ
る。
に、反応剤と共に活性炭を用いてこれにダイオキシン類
を吸着させることで大気中への排出を防止する方法がと
られているが、飛灰や反応剤とともに回収された活性炭
には高濃度のダイオキシン類が残留しておりそのままで
廃棄することはできない。
は、300℃以下の温度で反応剤と塩化水素ガスを反応
させるため、ダイオキシン類の発生を抑制することはで
きず、排ガス中にダイオキシン類が存在する可能性が高
かった。
用したならば、塩化水素ガスと反応して塩化カルシウム
を生成するが、この塩化カルシウムは潮解性のある物質
であり、排ガス温度が下がったならばガス中の水分を吸
収して水和物となり、焼却炉設備中に付着し排ガス処理
部の目詰まりや偏流を発生させることが考えられる。
研究を進めた結果、廃棄物焼却時等に発生する塩化水素
ガスを、ダイオキシン類が生成する300〜350℃を
越える温度域で、排ガス温度が下がる前にダイオキシン
類の合成原料の1つである塩化水素ガスと反応させ除去
すると共に、塩化水素ガスと反応し生成した塩化カルシ
ウムの潮解性による溶解及び破壊等での排ガス処理部の
目詰まりや偏流を防止することを目的とする。また、7
00℃以上の高温域で腐食性の高い塩素ガスを除去しク
リーンなガスにすることでの熱回収の有効利用,例えば
発電に利用した場合の発電量の増加等も考えられる。
本発明は、廃棄物処理工程や一般産業工程から排出され
る排ガスが冷却される前の300℃以上の高温域で排ガ
ス処理剤を存在させ、排ガス中の塩化水素ガスを塩化ナ
トリウムとして固定化するように構成されている。固定
化された塩化ナトリウムは、排ガス温度が下がりガス中
の水分を吸収して潮解しても処理剤中に吸収され、外部
に漏出することはない。一般に発生した塩化水素ガス
は、煙道を通ってガス冷却塔に運ばれバグフィルターや
電気集塵機等の集塵設備の許容温度に下げられた後、集
塵設備において固体としての反応剤や飛灰等を回収して
煙突から屋外に排出される。本発明においては、排ガス
処理剤を存在させる温度域は、ダイオキシンが生成する
といわれる300〜350℃より高く,生成する塩化ナ
トリウムの融点である749℃よりも低い温度領域、と
くに効率よく塩化水素ガスと反応させるならば、望まし
くは400〜600℃である。また、工程中どの場所に
おいても処理を行うことができ,接触場所を二カ所以上
に設置しても差し支えない。
が10乃至70重量%含有されている。また、ケイソウ
土、パーライト及びシラスバルーン等の吸収性の高い無
機鉱物から選択された少なくとも1種の材料がナトリウ
ム化合物の担持体として30乃至90重量%含有される
粉体もしくは粒体であり、排ガス中に存在しても生成し
た塩化ナトリウムを固定化し処理剤が溶解固化してしま
うことがなく容易に交換ができる。
定層、流動層、気流層の形態で使用することが可能であ
る。この場合、接触場所を組み合わせて二カ所以上に設
置しても差し支えなく、これにより塩化水素ガスの除去
率の向上が期待できる。
洗浄することにより固定化した塩化ナトリウムを溶解さ
せ、再度ナトリウム化合物を担持させることにより繰り
返し使用することが可能となる。ここで使用する洗浄水
は、一般的な水道水もしくは工業用水でかまわない。こ
れにより、ランニングコストの低減を図ることができ、
さらに、従来焼却灰として飛灰と共に廃棄されていた消
石灰等の反応剤の使用量も減少し、ゴミの減量化を図る
ことができる。
するが、本発明は下記に実施の形態に何ら限定されるも
のではなく、適宜変更して実施できるものである。本発
明者らは、ダイオキシンが生成するといわれる300〜
350℃より高く,生成する塩化ナトリウムの融点であ
る749℃よりも低い温度領域の一般産業工程中に配置
した排ガス処理剤により、排ガスの塩化水素ガスを効率
よく除去することによりダイオキシン類の発生を抑制す
る方法を開発すべく鋭意研究を行った。その結果、ナト
リウム化合物が10乃至70重量%含有されており,ま
た、ケイソウ土、パーライト及びシラスバルーン等の吸
収性の高い無機鉱物から選択された少なくとも1種の材
料がナトリウム化合物の担持体として30乃至90重量
%含有される、粉体もしくは粒体を使用することによ
り、前記課題を解決することができることを見いだし
た。
明する。
な条件で水酸化ナトリウムをナトリウム原料として排ガ
ス処理剤を作製し、それぞれについて600℃に保持し
た電気炉7に作製した排ガス処理剤50gを充填した石
英管8を設置し、その石英管の両端に塩化水素ガスおよ
びコンプレッサーエアーを供給する出入り口を装着した
後、塩化水素ガス濃度が約1,000ppmになるよう
に調整し、さらに炭酸ガスの濃度が8%になるように調
整したガスを1L/minで流した。そして、排ガス処
理剤と接触する前後のガスをサンプリング口5,6にて
サンプリングし、塩化水素ガスの除去効率が95%以下
となるまでの時間を測定し排ガス処理剤の評価を行っ
た。また、同時に炭酸ガス濃度を測定し、排ガス処理剤
の炭酸ガスに対する反応性を調べた。この評価結果を下
記表1に示す。
除去試験を行った試験装置の模式図を示す。第1図にお
いて、1は塩化水素ガスボンベ、2はガス濃度を調整す
るためのコンプレッサーエアー、3は塩化水素ガスの流
量計、4はコンプレッサーエアーの流量計、5は炭酸ガ
スの流量計、6は炭酸ガスボンベ、7,8はサンプリン
グ口、9は試料充填用の石英管、10は電気炉である。
℃とし、その他の試験条件を全て同条件で第1図の試験
装置を用いて試験を行った。
ず電気炉の温度を400,600,800℃に保持し、
塩化水素ガス濃度が約1,000ppmになるように調
整し、さらに炭酸ガスの濃度が8%になるように調整し
たガスを1L/minで流し、試験装置自体の塩化水素
ガス吸着量を測定し装置ブランクとした。
粒体に固定化された塩化ナトリウムを粒体から除去した
後、再度水酸化ナトリウムを担持させた排ガス処理剤を
実施例1で使用した第1図の試験装置に同じように充填
し、実施例1と同条件で試験を行い排ガス処理剤と接触
する前後のガスをサンプリングし、塩化水素ガス濃度及
び炭酸ガス濃度を測定した。
石灰をカルシウム源として調整を行った試料を用い、比
較例4乃至6に於いては、ナトリウム化合物を用い、比
較例7,8では反応温度800℃で塩化水素ガス除去試
験を行った結果を示す。
は、水酸化ナトリウムをナトリウム化合物とし、担持体
として珪藻土が本発明の規定している範囲内であり、塩
化水素ガスとの反応温度が600℃以下であるため、塩
化水素ガス除去率が95%以下となるまで30時間以上
維持でき、試験終了後排ガス処理剤を取り出したところ
全く固化していなかった。
定外で調整を行った試料を用いており、比較例No.1
乃至3はナトリウムの代わりに消石灰を用いているた
め、炭酸ガスが存在すると塩化水素ガスを除去できる時
間がナトリウムに比べて大幅に低下しており、塩化水素
ガスを除去できる時間が実施例と比較して短いため実用
的でない。
ウムが100重量%であり、塩化水素ガス除去率は確か
に排ガス処理剤よりも高かったが、試験終了後取り出し
た試料は固化していた。
00℃と塩化ナトリウムが融解する温度より高い温度で
行ったところ、炭酸ナトリウム100重量%のサンプル
が数時間で塩化水素ガス除去率が95%以下となり、ケ
イソウ土にナトリウムを添加したサンプルは、十数時間
で塩化水素ガス除去率が95%以下となった。
ス処理剤(水酸化ナトリウム:50重量%,珪藻土:5
0重量%)について、水で水洗後100℃前後の乾燥器
にて乾燥させた後、再度水酸化ナトリウムを添加して乾
燥させたサンプルを第1図に示す試験装置を用い再度実
施例と同じ条件(反応温度:600℃,塩化水素ガス濃
度:約1,000ppm、炭酸ガス濃度:約8%)で試
験を行い評価した。その評価結果を表3に示す。
プルは反応前のサンプルに比べるとカルシウムの含有率
は低下しているが、ほとんど反応前の性能を有してお
り、塩化水素ガス除去率が95%以下となるまで30時
間以上維持できた。
℃以上の温度で存在させても処理工程中から発生する塩
化水素ガスを除去することが可能であり、さらに排ガス
処理剤に固定化された塩化ナトリウムを吸収するため固
化を防ぎ、排ガス処理部の目詰まりや偏流を防止でき
る。また、炭酸ガスが1パーセント以上存在する状況下
に於いても、塩化水素ガスを除去する能力が低下しない
ため、廃棄物焼却工程や化石燃料燃焼工程等炭酸ガスが
多量に存在する工程に於いても、その能力を十分発揮す
ることができる。さらに、洗浄により再生利用も可能で
あるため、従来の反応剤や活性炭等の使用量を著しく低
減することが可能となる。また、高温域で塩化水素ガス
等の酸性ガスを除去するため、ボイラー等による熱利用
が高温域で可能となり熱効率の向上が期待できることか
ら経済的にもきわめて有効な手段である。
系統図である。
Claims (6)
- 【請求項1】排ガス温度が300℃以上の高温域で排ガ
ス中に存在する有害酸性ガスである塩化水素ガスを、塩
化ナトリウムとして固定化することを特徴とする排ガス
処理剤。 - 【請求項2】排ガス温度が300℃以上の高温域で、さ
らに1パーセント以上の炭酸ガスの存在下において、排
ガス中に存在する有害酸性ガスである塩化水素ガスを塩
化ナトリウムとして固定化することを特徴とする排ガス
処理剤。 - 【請求項3】ナトリウム化合物が10乃至70重量%含
有されることを特徴とする請求項1又は2に記載の排ガ
ス処理剤。 - 【請求項4】ケイソウ土、パーライト及びシラスバルー
ン等の吸収性の高い無機鉱物から選択された少なくとも
1種の材料がナトリウム化合物の担持体として30乃至
90重量%含有される,粉体もしくは粒体であることを
特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の排ガス処理
剤。 - 【請求項5】請求項1〜4記載の排ガス処理剤と水酸化
ナトリウム、炭酸ナトリウム等のナトリウム化合物から
選択された少なくとも1種からなる化合物とを混合する
ことを特徴とする請求項1〜4記載の排ガス処理剤。 - 【請求項6】使用済みの処理剤を洗浄することにより塩
化ナトリウムを除去した後、再度ナトリウム化合物を担
持させ反復使用することを特徴とする請求項1〜4いず
れか1項記載の排ガス処理剤の再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000082339A JP2001259364A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 高温域における排ガス処理剤とその再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000082339A Pending JP2001259364A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 高温域における排ガス処理剤とその再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2001259364A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103830996A (zh) * | 2014-02-18 | 2014-06-04 | 东南大学 | 脱除HCl气体的中高温脱氯剂及其制备方法 |
JP2019529103A (ja) * | 2016-08-19 | 2019-10-17 | クリスタフェーズ・プロダクツ・インコーポレーテッド | プロセス流中のハロゲン化物種を軽減するための材料および方法 |
-
2000
- 2000-03-23 JP JP2000082339A patent/JP2001259364A/ja active Pending
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CN103830996A (zh) * | 2014-02-18 | 2014-06-04 | 东南大学 | 脱除HCl气体的中高温脱氯剂及其制备方法 |
JP2019529103A (ja) * | 2016-08-19 | 2019-10-17 | クリスタフェーズ・プロダクツ・インコーポレーテッド | プロセス流中のハロゲン化物種を軽減するための材料および方法 |
JP2021154290A (ja) * | 2016-08-19 | 2021-10-07 | クリスタフェーズ・プロダクツ・インコーポレーテッド | プロセス流中のハロゲン化物種を軽減するための材料および方法 |
JP7405797B2 (ja) | 2016-08-19 | 2023-12-26 | クリスタフェーズ・プロダクツ・インコーポレーテッド | プロセス流中のハロゲン化物種を軽減するための材料および方法 |
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