JP2001258901A - 超音波手術装置及び医療システム - Google Patents

超音波手術装置及び医療システム

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JP2001258901A JP2000072856A JP2000072856A JP2001258901A JP 2001258901 A JP2001258901 A JP 2001258901A JP 2000072856 A JP2000072856 A JP 2000072856A JP 2000072856 A JP2000072856 A JP 2000072856A JP 2001258901 A JP2001258901 A JP 2001258901A
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裕之 ▲高▼橋
Hiroyuki Takahashi
Tomohisa Sakurai
友尚 櫻井
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Masaru Sudo
賢 須藤
Takashi Shioda
敬司 塩田
Takashi Ozaki
孝史 尾崎
Makoto Miyawaki
宮脇  誠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易に課金可能な超音波手術装置を提供する。 【解決手段】超音波振動によって生体組織に対する手術
を行なう超音波手術装置であって、接続されたハンドピ
ースの種類を検知するハンドピース検知回路13と、超
音波出力が行なわれた時間を積算するとともに、各ハン
ドピース毎に超音波出力時間の積算値を対応付けて記憶
部に記憶する制御回路3とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波手術装置及び
医療システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】超音波振動によって生体組織を乳化、も
しくは切開、凝固する超音波手術装置が従来より知られ
ている。このような超音波手術装置において、装置の点
検、補修を適切に行なうために、装置の履歴を知る1つ
の目安として、発振器の発振時間の積算値を把握するこ
とが行なわれている。この場合、装置内に設けられたタ
イマーによりフットスイッチを踏み続ける間毎の時間を
積算して、これを発振時間として表示している。
【0003】しかし、発振器/ハンドピース間のコネク
タの接続を忘れたり、ハンドピースのケーブルに断線等
があってハンドピースが発振しない状態にあることに気
付かずに、フットスイッチを踏んだ場合でもタイマーは
その間の時間を積算してしまい実際の発振時間とは異な
る時間が表示されて正確な発振時間が把握できないとい
う問題があった。
【0004】そこで、特開平8−164145号公報
は、発振器からの高周波電力に基づいてハンドピースか
ら超音波出力される時間を積算することが可能なタイマ
を2つ設け、そのうちの1つをリセット可能としてい
る。このような構成によれば、ハンドピースからの実際
の超音波出力時間を算出、表示することができ、装置の
履歴を正しく把握して、適切なメンテナンスを可能にす
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た特開平8−164145号公報を含む従来技術は、ハ
ンドピースが手術中にどの程度の超音波を出力したのか
を確認する手段、あるいは、メンテナンスのために、発
振器の出力がどのぐらいであるのかを確認する手段であ
った。したがって、多くの種類のハンドピースが使用さ
れているという現状を鑑みた場合に、ハンドピースの種
類を識別して各ハンドピースごとに超音波出力時間を積
算するということはできなかった。
【0006】一方、医療費を圧縮するために、ユーザ自
身が医療機器を購入するのではなく、レンタルの形態で
使用する場合も考えられる。しかし、医療機器は、一般
に高額で、機器を使用する症例数も少なく、定期的に使
用されるものではないため、民生品のレンタルのよう
に、レンタル期間に応じて課金することは難しく、実際
に使用した時間、機器に対して課金する必要がある。
【0007】この場合、従来例のような時間積算方式で
は、以下の問題が発生する。
【0008】1.発振機器の使用出力時間がわかるが、
いくらなのかがわからない。
【0009】2.販売業者、レンタル業者が使用時間を
把握することができず、したがって課金できない。
【0010】3.ハンドピースはその種類により価格が
異なるが、ハンドピース個々の積算時間を記憶できない
ため、ハンドピースのレンタル代を一律に設定するしか
なかった。
【0011】4.手術において用いられる他の機器、例
えば、内視鏡下手術であれば、画像処理装置、光源等の
使用時間はわからないため、課金できなかった。
【0012】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、ハンドピース
等の各処置具に対応して発振器の出力時間(使用時間)
を把握して表示、データ転送することで容易に課金可能
な超音波手術装置を提供することにある。
【0013】また、手術の際に用いられる任意の機器に
ついて課金可能な医療システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、超音波振動によって生体組織に対
する手術を行なう超音波手術装置であって、接続された
ハンドピースの種類を検知する検知手段と、超音波出力
が行なわれた時間を積算する積算手段と、各ハンドピー
ス毎に超音波出力時間の積算値を対応付けて記憶部に記
憶する記憶手段とを具備する。
【0015】また、第2の発明は、システムコントロー
ラと、該システムコントローラとの間でデータの転送、
制御を行なう複数の医療機器からなる医療システムであ
って、前記システムコントローラは、各医療機器独自の
ID情報と、各医療機器の出力時間データとを記憶する
ための記憶手段を有する。
【0016】また、第3の発明は、システムコントロー
ラと、該システムコントローラとの間でデータの転送、
制御を行なう複数の医療機器からなる医療システムであ
って、前記システムコントローラは、各医療機器独自の
ID情報と、各医療機器の電源投入時間及び/又は投入
回数の積算値を記憶するための記憶手段を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態では従来の問題
点を解決するために以下のような手段を設ける。
【0018】1.ハンドピース毎に出力時間を積算、記
憶する手段。
【0019】2.出力時間をハンドピース毎に確認する
手段。
【0020】3.ハンドピース毎に決められた価格/出
力時間により、使用金額を演算、表示、データ転送する
手段。
【0021】4.使用者を特定するための使用者ID入
力手段(科別等の請求先が特定できるもの)。
【0022】5.超音波手術装置だけでなく、医療シス
テムにおける他の周辺機器、画像処理装置、光源等につ
いてもそれらの使用時間、使用金額を演算する手段。
【0023】以下、図面を参照して本発明の実施形態を
詳細に説明する。
【0024】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態に係る超音波手術装置の構成を示す図であり、超音
波凝固切開装置1とハンドピース2から構成される。超
音波凝固切開装置1から出力される高周波出力はハンド
ピース2に伝えられ、ハンドピース2の内部に設けられ
た振動子により、電気エネルギーが機械的振動エネルギ
ーに変換され、ハンドピース2の先端が超音波振動す
る。
【0025】図1のハンドピース2は、鋏型のハンドピ
ースであり、主に血管及び血管を含む組織を鋏部分で把
持して超音波出力することで、血管及び組織が凝固、切
開される。
【0026】ハンドピースには複数の種類があり、代表
的なものには、図2に示すように、鋏型ハンドピース2
a(図2(A))、フック型ハンドピース2b(図2
(B))、筒状ハンドピース2c(図2(C))があ
る。
【0027】鋏型ハンドピース2aは上述のような用途
に使用されるが、フック型ハンドピース2bは、フック
先端で組織を引っかけ、超音波出力することで、組織を
凝固、切開できる。筒状ハンドピース2cは、図示しな
い送水、吸引装置と組み合わせて超音波出力することで
組織をハンドピース先端で破砕し、筒部から組織を吸引
する。また、ハンドピース先端近傍に付設された図示し
ない開口部から送水することで組織を洗浄できる。
【0028】図3は、超音波凝固切開装置1の構成を示
すブロック図である。まずこの構成の一般的な動作を説
明する。出力設定部12は、制御回路3からの命令によ
り超音波出力の大きさを決定する信号を出力する。超音
波振動子の振動振幅は主として駆動電流の大きさに比例
するため、出力設定部12の出力は出力電流を決定する
ことになる。
【0029】出力設定部12からの信号の値と、出力検
出回路9にて検出されたハンドピース2に出力される電
流信号の値とが電流比較器11にて比較され、比較結果
は乗算回路10を介して電力増幅回路8に入力される。
これによって超音波出力の負帰還回路、すなわち定電流
帰還が構成される。
【0030】また、超音波出力の周波数制御は以下のよ
うに行なわれる。出力検出回路9において電流信号の位
相が検出され、検出結果は電流位相信号切替部4を介し
て位相比較器5に入力される。この位相比較器5におい
て出力電圧とその位相差が比較されて、比較結果がロー
パスフィルタ6を介し、VCO(電圧制御型発振器)7
に入力されて、PLL制御により周波数制御される。
【0031】また、接続されたハンドピース2の種類
(鋏型、フック型、筒型)は、ハンドピース検知回路1
3により識別されて、その情報が制御回路3に入力され
る。ハンドピース検出回路13では、通常、ハンドピー
ス2のコネクタ部に抵抗が内蔵されており、その抵抗値
を検出することにより、ハンドピース2の種類を識別可
能である。
【0032】以下に本実施形態に特徴的な動作を説明す
る。ハンドピース検知回路13の信号が制御回路3に入
力されると、制御回路3はこの信号に基づいて現在使用
しているハンドピースの種別を判別し、この判別情報を
制御回路3内の記憶部3aに記憶する。また、超音波出
力は、制御回路3からの出力制御信号が出力設定部12
に送られることで制御されるため、実際に超音波出力が
行われた時間が制御回路3内の記憶部3aに記憶され
る。このようにして、記憶部3aには、各ハンドピース
2と超音波出力時間の積算値とが対応付けて記憶され
る。以下は記憶形式の一例である。
【0033】 HP1:3000秒、 HP2:50秒、 HP3:400秒 ここで、HP1、HP2、HP3はハンドピースの種類
(鋏型、フック型、筒型)を示し、秒は出力時間の合計
を示す。これにより、鋏型ハンドピース2aの出力時間
(使用時間)は3000秒、フック型ハンドピース2b
は50秒、筒型ハンドピース2cは400秒、出力した
ことが分かる。
【0034】また、各種ハンドピースは、その素材、構
造の複雑さからその値段が異なっている。すなわち、レ
ンタルしたときの単位時間当たりの課金額も異なるが、
上述したようにハンドピース毎の出力時間を記憶してお
くことで、ハンドピース及び本体のレンタルに対する合
計課金額を算出できる。
【0035】次に、上述したハンドピース毎の出力時間
の積算値を確認させる手段について説明する。ここでは
本体のフロントパネルに設けられた表示部14にて確認
させる方法を説明する。表示内容は図4に示すような形
態で表示部14に表示される。表示部14には、ハンド
ピースの種類と時間が表示される。
【0036】通常、この表示部14には、超音波出力す
る際には、ハンドピースの種類と設定出力が表示されて
もよく、出力時間を確認するときには、フロントパネル
にある図示しない制御スイッチにより表示が切り替わる
ようにしてもよい。例えば、ハンドピース(HP)選択
スイッチ140を押すと、順にHP1→HP2→HP3
と表示が切り替わる。それに連動して、出力時間も各ハ
ンドピースに対応した時間が表示される。図ではHP1
が選択されて5000秒(sec)の出力時間を表示し
ている例を示している。
【0037】また、出力時間は課金時に一度確認されれ
ばよいため、確認した後に、再度零に戻すためのリセッ
トスイッチ141を設けても良い。このリセットスイッ
チ141を押すことで出力時間が零にもどる。このリセ
ットにより、出力時間がオーバーフローすることなく正
確な時間を確認できる。ただし、リセットスイッチ14
1を設ける場合には、ユーザに勝手にリセットされてし
まっては、課金額が零になってしまうため、これを防止
するためのセキュリティが必要になる。簡便には、ID
パスワード等を入力しないとリセットスイッチ141を
受付けないようにすることでセキュリティを維持する方
法が考えられる。
【0038】さらに、図示しないが、積算値をリセット
可能な第1の積算手段と、積算値をリセット不可能な第
2の積算手段を設け、第1の積算手段に対応する表示部
では課金に必要な情報を表示し、第2の積算手段に対応
する表示部ではメンテナンス上必要な合計出力時間を表
示するようにしてもよい。
【0039】また、表示部14に表示される内容とし
て、出力時間でなくハンドピースの課金額を表示しても
よい。課金額を直接示すことで、ユーザはどの程度の費
用が発生しているのかを即座に認識できる効果が得られ
る。
【0040】簡便には、この他にバー表示による方法が
考えられ、そのレベルにより出力時間又は課金額を表示
してもよい。
【0041】次に、出力時間及び課金額の確認、表示手
段の変形例を説明する。ここでは図3に示すように各ハ
ンドピース毎の出力時間(課金額)を記憶する制御回路
3と、通信部15を介してこれに接続された外部のコン
ピュータであるPC16に対して出力時間や課金額に関
するデータを送信するようにする。送信されるデータが
重要なので、その通信方法(プロトコル)はどのような
方法であっても良い。
【0042】また、通信内容は上述の表示形式の内容と
同じであり、ハンドピース2毎の出力時間がデータ転送
される。また出力時間のリセットは、PC16からの命
令により容易に実現できる。
【0043】また、ハンドピース毎の出力時間について
は、様々な表示、データ転送方法が考えられる。コンピ
ュータ等で使用されている磁気媒体、光学磁気媒体、プ
リンター等のドライバが超音波凝固切開装置1に内蔵さ
れていて、そのような媒体を介して、上述のデータを転
送することも容易に実現できる。また、プリンター等の
紙媒体を使用するときには、販売業者とユーザのデータ
転送を容易にするため、ポストカード方式にして、容易
にユーザが販売業者にアクセスできるようにすると良
い。
【0044】なお、上記した方法は、使用した後に課金
情報をデータ転送することを想定したが、使用に先立っ
て課金したい場合には、使用可能なハンドピース毎の時
間があらかじめ記憶された記録媒体を超音波凝固切開装
置に接続することで、規定時間の間だけ使用可能にして
もよい。
【0045】図5は超音波凝固切開装置1のカードスロ
ット200に記録媒体としてメモリカード201を挿入
して規定時間、使用可能にする例を示している。この場
合のメモリカード201は一定期間有効なメモリカード
であり、使用時間に応じた情報が書き込まれている。一
定期間が終了するとこのカードは使用不可となる。使用
期限終了後カードをメーカーに送付すると新しいカード
が送られてくる。最初は、2月分のカード(1ヶ月有効
なカード2枚)を配布し、使用後1ヶ月以内にカードを
送付すれば連続して使用できるようになっている。ま
た、使用期限が過ぎた無効なカードがカードスロット2
00に挿入された場合にはエラーとなる。
【0046】これまで、セキュリティーに関して、業者
側がユーザに勝手にリセットされないような側面から述
べたが、出力時間に応じて課金額が決まるシステムの場
合、ユーザ側でも勝手に使用されないようにするセキュ
リティが必要になる。これはユーザ個々のID、パスワ
ードを持ち、それを入力しないと、機器を使用できない
ようにすることで実現可能である。また、このような制
御は制御回路3により容易に実現できる。このようにす
ることで、ユーザ個別、又は各科毎の使用状況、課金状
況が判別でき、費用発生箇所、請求先が明確になる。
【0047】(第2実施形態)前記した第1実施形態で
は、超音波手術装置の出力時間に対する課金方式につい
て説明してきたが、ここで、医療システム全般について
の課金方式について説明する。
【0048】図6は第2実施形態が適用される医療シス
テムの構成を示すブロック図である。このシステムは、
主に内視鏡下手術のためのシステムである。その構成
は、モニター21、画像処理装置22、光源23、電気
メス24、超音波凝固切開装置1、気腹装置25、シス
テムコントローラ26等の医療機器からなる。各医療装
置は、システムコントローラ26とデータの通信を行な
い、システムコントローラ26により制御される。
【0049】例えば、各医療機器の設定等をシステムコ
ントローラ26で行なえば、各医療機器とデータ通信を
行なうことで各医療機器はその値に設定される。このよ
うなシステムにおいて、例えば、超音波凝固切開装置1
におけるハンドピース毎の出力時間をシステムコントロ
ーラ26にデータ転送してシステムコントローラ26に
て記憶するようにする。
【0050】同様にして他の医療機器としての電気メス
24では、各処置具毎の出力時間に関するデータをシス
テムコントローラ26に転送する。ただし、モニター2
1、画像処理装置22等の機器については出力時間のデ
ータとは無関係であるため、代わりに電源投入時間及び
/又は投入回数に関するデータを転送するようにする。
また、光源23については光源23の点灯時間を、気腹
装置25については、気腹の送気、吸引時間をシステム
コントローラ26にデータ転送する。
【0051】上記のごとく必要なデータを転送すること
で、各機器の目的に応じた課金システムが可能となる。
なお、システムコントローラ26から外部装置への課金
額の表示、データ転送方法は、第1実施形態とほぼ同じ
である。違いとしては、データ情報の中にハンドピース
の種別情報だけでなく、各機器を判別するためのID情
報が付加されることである。これにより、どの機器でど
のハンドピースを何時間使用したか、何時間出力したか
が識別できるので、課金可能なシステムを構成すること
ができる。
【0052】また、第1実施形態と同様の方法により出
力時間の記憶、課金額の記憶、及びそのデータ転送、表
示を行なえば、個別の機器単独での課金を実現すること
ができることは勿論である。
【0053】(付記)上記した具体的実施形態から以下
のような構成の発明が抽出される。
【0054】1.超音波振動によって生体組織に対する
手術を行なう超音波手術装置であって、接続されたハン
ドピースの種類を検知する検知手段と、超音波出力が行
なわれた時間を積算する積算手段と、各ハンドピース毎
に超音波出力時間の積算値を対応付けて記憶部に記憶す
る記憶手段と、を具備することを特徴とする超音波手術
装置。
【0055】2.前記積算手段は、積算値をリセット可
能な第1の積算手段と、積算値をリセット不可能な第2
の積算手段とを含むことを特徴とする1.に記載の超音
波手術装置。
【0056】3.各ハンドピース毎の積算値を表示する
表示手段を具備することを特徴とする1.に記載の超音
波手術装置。
【0057】4.各ハンドピース毎の積算値を通信手段
を介して外部装置にデータ転送する転送手段を具備する
ことを特徴とする1.に記載の超音波手術装置。
【0058】5.各ハンドピース毎の積算値を記録媒体
に記録するための記録手段を具備することを特徴とする
1.に記載の超音波手術装置。
【0059】6.各ハンドピース毎の課金額を表示する
表示手段を具備することを特徴とする1.に記載の超音
波手術装置。
【0060】7.各ハンドピース毎の課金額を通信手段
を介して外部装置にデータ転送する転送手段を具備する
ことを特徴とする1.に記載の超音波手術装置。
【0061】8.システムコントローラと、該システム
コントローラとの間でデータの転送、制御を行なう複数
の医療機器からなる医療システムであって、前記システ
ムコントローラは、各医療機器独自のID情報と、各医
療機器の出力時間データとを記憶するための記憶手段を
有することを特徴とする医療システム。
【0062】9.システムコントローラと、該システム
コントローラとの間でデータの転送、制御を行なう複数
の医療機器からなる医療システムであって、前記システ
ムコントローラは、各医療機器独自のID情報と、各医
療機器の電源投入時間及び/又は投入回数の積算値を記
憶するための記憶手段を有することを特徴とする医療シ
ステム。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、ハンドピース等の各処
置具に対応して発振器の出力時間(使用時間)を把握し
て表示、データ転送するようにしたので容易に課金可能
な超音波手術装置を提供することができる。
【0064】また、手術の際に用いられる任意の機器に
ついて課金可能な医療システムを提供することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る超音波手術装置の
構成を示す図である。
【図2】ハンドピースの代表例を示す図である。
【図3】超音波凝固切開装置1の構成を示すブロック図
である。
【図4】表示部14での表示内容の一例を示す図であ
る。
【図5】超音波凝固切開装置1のカードスロット200
に記録媒体としてメモリカード201を挿入して規定時
間、使用可能にする例を示す図である。
【図6】本発明の第2実施形態が適用される医療システ
ムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 超音波凝固切開装置 2 ハンドピース 2a 鋏型ハンドピース 2b フック型ハンドピース 2c 筒状ハンドピース 3 制御回路 3a 記憶部 4 電流位相信号切替部 5 位相比較器 6 ローパスフィルタ 7 VCO 8 電力増幅器 9 出力検出回路 10 乗算回路 11 電流比較部 12 出力設定部 13 ハンドピース検知回路 14 表示部 15 通信部 16 PC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 須藤 賢 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 塩田 敬司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 尾崎 孝史 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 宮脇 誠 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 EE06 JJ17 JJ25

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動によって生体組織に対する手
    術を行なう超音波手術装置であって、 接続されたハンドピースの種類を検知する検知手段と、 超音波出力が行なわれた時間を積算する積算手段と、 各ハンドピース毎に超音波出力時間の積算値を対応付け
    て記憶部に記憶する記憶手段と、 を具備することを特徴とする超音波手術装置。
  2. 【請求項2】 システムコントローラと、該システムコ
    ントローラとの間でデータの転送、制御を行なう複数の
    医療機器からなる医療システムであって、 前記システムコントローラは、各医療機器独自のID情
    報と、各医療機器の出力時間データとを記憶するための
    記憶手段を有することを特徴とする医療システム。
  3. 【請求項3】 システムコントローラと、該システムコ
    ントローラとの間でデータの転送、制御を行なう複数の
    医療機器からなる医療システムであって、 前記システムコントローラは、各医療機器独自のID情
    報と、各医療機器の電源投入時間及び/又は投入回数の
    積算値を記憶するための記憶手段を有することを特徴と
    する医療システム。
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