JP2001112768A - 流体供給回収装置 - Google Patents

流体供給回収装置

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JP2001112768A
JP2001112768A JP29433199A JP29433199A JP2001112768A JP 2001112768 A JP2001112768 A JP 2001112768A JP 29433199 A JP29433199 A JP 29433199A JP 29433199 A JP29433199 A JP 29433199A JP 2001112768 A JP2001112768 A JP 2001112768A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単独での使用はもとより、超音波手術装置及
び高周波手術装置と連動制御ができる経済的、かつ適用
範囲が広い流体供給回収装置を提供する。 【解決手段】 送水を行う送水部11と吸引を行う吸引
部12とを制御部13で制御し、単独での使用の他に、
通信ケーブル9により超音波手術装置2が接続される
と、両者でID情報を送受する通信により、接続された
装置機種を認識して連動制御状態となり、例えばフット
スイッチ5の超音波ペダル5aを踏む操作を行うと、超
音波手術装置2は超音波プローブ4に超音波駆動する出
力信号を出力すると共に、送水吸引装置3は送水部11
から液体を超音波プローブ4の先端開口から射出するよ
うに両装置が連動して働くようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接続される超音波手
術装置または高周波手術装置と連動して流体等の供給、
回収動作が可能な流体供給回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、外科手術を行うために超音波によ
る超音波手術装置や高周波電流を通電して処置を行う高
周波手術装置(電気メス)が広く用いられるようになっ
た。例えば、特開平6−38973号の超音波手術装置
では、超音波振動をプローブに伝え、組織を破砕、乳
化、吸引する装置であり、主に超音波出力部、送水吸引
部、スイッチ部から構成されている。
【0003】このとき、送水吸引部の役割は、組織を洗
滌するため、プローブを冷却するため、乳化した組織及
び洗滌液(冷却液)を回収するためのものである。又、
最近では、特開平9−38098号に開示されているよ
うに送水吸引機能のない超音波出力部、スイッチ部から
構成される超音波凝固切開装置もある。
【0004】図7は本発明に関連する従来の超音波手術
装置51の構成を示す。この超音波手術装置51は装置
本体52と、この装置本体52に接続され、術者が把持
して超音波を利用した手術を行う超音波プローブ53
と、装置本体52に接続され、この装置本体52を介し
て超音波プローブ53に超音波出力のON/OFF等を
制御する操作を行うフットスイッチ54とを有する。
【0005】装置本体52内には送水を行う送水部55
と、吸引を行う吸引部56と、超音波を出力する超音波
出力部57と、これらを制御する制御部58とを有し、
また、フットスイッチ54の超音波ペダル54a及び送
水ペダル54bの操作を検知するスイッチ検知部59と
を有し、このスイッチ検知部59の検出結果により制御
部58は送水部及び超音波出力部58の動作を制御す
る。
【0006】また、送水部55と吸引部56とはそれぞ
れ送水チューブ及び吸引チューブを介して超音波プロー
ブ53と接続されている。また、超音波出力部57も超
音波駆動ケーブルを介して超音波プローブ53と接続さ
れている。
【0007】この従来例では、電源投入後、超音波プロ
ーブ53が装置本体52に接続されると、制御部58の
命令により吸引部56が吸引を開始し、超音波プローブ
53の先端に設けられた図示しない開口部より、液体、
組織等を吸引する。フットスイッチ54の超音波ペダル
54aが踏まれたら、その情報がスイッチ検知部59に
入力され、検知結果が制御部58に伝えられる。制御部
58は、超音波出力部57及び送水部55に動作命令を
出す。
【0008】超音波出力部57は設定に応じた超音波出
力を超音波プローブ53に伝え、超音波プローブ53の
先端が振動し、組織を破砕、乳化する。送水部55は設
定に応じた送水量を超音波プローブ53の先端に設けら
れた図示しない開口部より組織を洗滌するための液体、
かつ超音波プローブ53を冷却するための液体を射出す
る。
【0009】上記ふたつの動作を同時に行うことによ
り、組織を破砕、乳化、吸引作業を実現できる。又、フ
ットスイッチ54の送水ペダル54aが踏まれたら、そ
の情報がスイッチ検知部59に入力され、検知結果が制
御部58に伝えられる。制御部58は、送水部55に動
作命令を出す。送水部は55設定に応じた送水量を超音
波プローブ53の先端に設けられた図示しない開口部よ
り組織を洗滌するための液体を射出する。
【0010】一方、高周波手術装置(電気メス)は、高
周波電流により組織を切開、凝固させるものである。例
えば、脳外科用のバイポーラシステムでは、バイポーラ
フォーセプスに送水管路があり、送水しながら高周波電
流を出力する。
【0011】このときの送水手段の役割は、組織の洗
滌、電気メスの出力と連動することにより組織を過度の
温度上昇から保護し、組織の炭化を防止することであ
る。又、これにより、組織が処置具の電極に付着しにく
くなるメリットがある。このときの構成は、高周波出力
部、送水部、スイッチ部である。但し、電気メスは通
常、高周波出力部、スイッチ部から構成されたものがほ
とんどで、送水部を設けたものは、脳外科専用機として
市販されている。
【0012】図8は本発明に関連する従来の電気メス6
1の構成を示す。この電気メス61は装置本体62と、
この装置本体62に接続され、高周波電流で切開、凝固
等の処置を行う例えばバイポーラフォーセプス63と、
装置本体62に接続され、この装置本体62を介してバ
イポーラフォーセプス63による切開、凝固の操作を行
うフットスイッチ64とを有する。
【0013】装置本体62内には送水を行う送水部65
と、高周波電流を出力する高周波出力部66と、これら
を制御する制御部67とを有し、また、フットスイッチ
64の凝固ペダル64a及び切開ペダル64bの操作を
検知するスイッチ検知部68とを有し、このスイッチ検
知部68の検出結果により制御部67は送水部65及び
高周波出力部67の動作を制御する。
【0014】また、送水部65は送水チューブを介して
バイポーラフォーセプス63と接続され、高周波出力部
66は高周波信号ケーブルを介してバイポーラフォーセ
プス63と接続されている。
【0015】この従来例では装置本体62にバイポーラ
フォーセプス63が接続されて、フットスイッチ64の
切開ペダル64aが踏まれたら、その情報がスイッチ検
知部68に入力され、検知結果が制御部67に伝えられ
る。制御部67は、高周波出力部66に動作命令を出
す。高周波出力部66は設定に応じた高周波出力を処置
具、ここではバイポーラフォーセプス63に伝え、図示
しない先端電極部より組織に切開出力が与える。
【0016】フットスイッチ64の凝固ペダル64bが
踏まれたら、その情報がスイッチ検知部68に入力さ
れ、検知結果が制御部67に伝えられる。制御部67
は、高周波出力部66及び送水部65に動作命令を出
す。
【0017】高周波出力部66は、設定に応じた高周波
出力を処置具、ここではバイポーラフォーセプス63に
伝え、図示しない先端電極部より組織には凝固出力が与
えられる。
【0018】送水部65は、設定に応じた送水量をバイ
ポーラフォーセプス63の図示しない先端の開口部より
射出する。上記ふたつの動作を同時に行うことにより、
組織を洗滌しながら、炭化させない凝固が可能となる。
又、組織が炭化しないことから、電極部に組織が付着し
ない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】図7及び図8で説明し
たように従来例の超音波手術装置51及び電気メス61
では送水部55、65等が共通する機能であるものの、
現状では別々の装置として市販されており、ユーザは共
通する機能を2つ準備しなければならなくなり、不経済
であるし、処置が制限される。また、重複する機能を持
ったものをそれぞれ設置すると、術場が狭くなる問題も
あった。
【0020】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
ので、単独での使用はもとより、超音波手術装置及び高
周波手術装置と連動制御ができる経済的、かつ適用範囲
が広い流体供給回収装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】流体を供給する供給手段
と、流体等を吸引回収する回収手段とを備えた流体供給
回収装置において、選択的に接続される超音波手術装置
または高周波手術装置と通信する通信手段と、接続され
た装置の種別を識別する装置識別手段と、前記装置識別
手段によって識別された装置の種別に合わせて、前記超
音波手術装置または高周波手術装置との通信により前記
供給手段および回収手段の少なくとも供給手段を前記超
音波手術装置または高周波手術装置の動作に連動して動
作させる制御手段と、を設けたことにより、単独での使
用ができると共に、種別が異なる装置に接続して連動制
御ができるようにして、経済的な使用ができ、かつ広い
適用範囲を確保している。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図3は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた超
音波手術システムの全体構成を示し、図2は送水吸引装
置の処理内容を示し、図3は超音波手術装置の処理内容
を示す。
【0023】図1に示す本発明の第1の実施の形態を備
えた超音波手術システム1は超音波を利用して生体組織
を切開、凝固、乳化、吸引する超音波手術装置(超音波
手術装置本体)2と、この超音波手術装置2と通信ケー
ブル9を介して接続される(本発明の)流体供給回収装
置としての送水吸引装置(送水吸引装置本体)3と、超
音波手術装置2及び送水吸引装置3と接続され、術者が
把持して超音波による処置を行う超音波処置部としての
超音波プローブ4と、例えば送水吸引装置3と接続さ
れ、超音波出力動作及び送水動作の制御操作を行うフッ
トスイッチ5とからなる。
【0024】この超音波手術システム1では超音波手術
装置2と送水吸引装置3が別体となったものである。ま
た、図1で示す超音波手術装置2は、図7で示す超音波
手術装置51から送水部55及び吸引部56を削除した
機能限定されたものに相当する。
【0025】具体的には、この超音波手術装置2は超音
波を出力する超音波出力部6と、この超音波出力部6等
の動作を制御する制御部7と、送水吸引装置3を介して
フットスイッチ5の超音波ペダル5a及び送水ペダル5
bのスイッチ操作を検出するスイッチ検知部8とを有す
る。
【0026】上記制御部7は、通信ケーブル9で接続さ
れる機器、ここでは送水吸引装置3と双方向の通信を行
う通信部7aを有する。また、この通信部7a内には、
この超音波手術装置2の機器の種別を識別可能にすると
共に、固有情報でもあるID情報の発生手段を備えてい
る。また、通信ケーブル9により接続される機器からの
ID情報により、その機器の種別等を識別する識別手段
を備えている。また、超音波出力部6は、従来の超音波
凝固切開装置に相当するものであり、超音波出力部6に
は、超音波を出力するのに必要な、電源、制御部、発振
部、出力部、検知部から構成されている。
【0027】また、送水吸引装置3は送水を行う送水部
11と、吸引を行う吸引部12と、これらを制御する制
御部13と、送水吸引装置3に接続されるフットスイッ
チ5のスイッチ操作を検知するスイッチ検知部14とを
有する。このフットスイッチ5は接続ケーブル15によ
り、送水吸引装置3に着脱自在に接続される。
【0028】送水吸引装置3の制御部13は送水吸引装
置3及び超音波手術装置2間で着脱自在に接続され、通
信を行う通信ケーブル9の信号線9aにより超音波手術
装置2の制御部7と接続されると共に、通信ケーブル9
の信号線9bにより超音波手術装置2のスイッチ検知部
8とも接続される。
【0029】上記制御部13は、上記通信ケーブル9で
接続される機器、ここでは超音波手術装置2の制御部7
(内の通信部7a)と双方向の通信を行う通信部13a
を有する。また、この通信部13a内には、この送水吸
引装置3の機器の種別を識別可能とすると共に、固有情
報でもあるID情報の発生手段を備えている。また、通
信ケーブル9により接続される機器からのID情報によ
り、その機器の種別等を識別する識別手段を備えている
(本実施の形態では、簡単化のため、例えばID情報は
機器の種別を示す種別コード部とその機器固有のIDコ
ード部とから構成され、接続された機器に対し、このI
D情報を送ることにより、機器の種別と同じ種別の機器
間での識別を可能とする)。
【0030】また、送水吸引装置3は接続される機器及
び処置具に応じて、送水部11からの送水量、吸引部1
2による吸引量(吸引圧)を変更できるようにしてい
る。このため、接続された機器に対応した送水量、吸引
量(吸引圧)の設定値を制御部13内のメモリ等で構成
される記憶部13bに記憶しておき、接続された機器に
対応したIDコードを持つ機器が再度、接続された場合
に、前回、使用された設定値を図示しない表示パネルで
表示し、その表示した設定値を変更しない場合にはその
設定値で送水、吸引する。
【0031】上記超音波プローブ4は超音波駆動ケーブ
ル16を介して超音波手術装置2の超音波出力部6と着
脱自在に接続され、またこの超音波プローブ4は送水吸
引装置3の送水部11及び吸引部12とそれぞれ送水チ
ューブ17及び吸引チューブ18を介して着脱自在に接
続される。
【0032】本実施の形態は超音波手術装置2が接続さ
れた場合には、超音波手術装置2と送水吸引機能の連動
制御の状態となり、これにより、組織を破砕、乳化、洗
滌、吸引が可能となる(第2の実施の形態で説明するよ
うに電気メスの場合、送水機能のみが連動制御の状態と
なりこれにより、組織を洗滌、冷却しながら凝固するこ
とが可能となる)。
【0033】上述のように超音波手術システム1は超音
波手術装置2と送水吸引装置3とが通信ケーブル9で接
続され、以下に説明するように連動制御が可能となって
いる。なお、この送水吸引装置3は超音波手術装置2の
代わりに高周波手術装置が接続された場合にも、その高
周波手術装置と連動制御が可能になっている。
【0034】そして、超音波手術装置2と送水吸引装置
3が接続されると、互いに通信を始める。両機器は装置
固有のID情報により、互いに今どの機器と接続されて
いるかを認識する。一方、互いに認識できない場合は、
各装置固有の動作しかせず、連動制御は働かないように
なる。
【0035】ID情報は一定期間ごとに互いに送受信し
て、異なったIDが返信された場合及び返信が帰ってこ
ない場合は、接続異常と認識して、通信エラー処理を実
行する。例えば、警告を告知し、装置の動作が停止す
る。
【0036】次に図2を参照して本実施の形態の送水吸
引装置3の通信処理を説明する。通信処理が開始する
と、ステップS1に示すように超音波手術装置3が接続
されたか否かの判断を行う。つまり、送水吸引装置3の
制御部13は通信部13aにより、この送水吸引装置3
に通信ケーブル9を介して接続された機器とで双方向の
通信を行い、相手方の機器の種別の問い合わせる信号に
対し、返信されるID情報からその機器の種別が超音波
手術装置3か否かの判断を行う。
【0037】この判断で、超音波手術装置3が接続され
た場合にはステップS2に示すように接続された機器I
D(ID情報)に変化がないか否かの判断を行い、接続
された機器IDに変化がない場合には、ステップS3の
超音波手術装置3との連動制御処理を行い、この連動制
御の処理の後、ステップS2に戻り、接続された機器I
Dに変化がないかをモニタする。
【0038】そして、接続された機器IDに変化がある
場合には、ステップS4の通信エラー処理を行う。この
通信エラー処理としては、例えば、エラーが発生した機
器のみがエラー表示の警告を行い、接続された機器(こ
の場合には、前のもののIDコード部とは異なるIDコ
ード部の超音波手術装置)は一時停止するのみでエラー
表示は行わない。(そして、リセットスイッチ等の操作
による)エラー解除後、接続された機器も動作可能とな
る。
【0039】一方、ステップS1の判断において、超音
波手術装置3が接続されていないと判断したた場合には
ステップS5に示すように電気メスが接続されたか否か
を判断し、電気メスが接続されていないと判断した場合
にはステップS6に示す送水吸引装置3単独で動作させ
るようにする。
【0040】また、ステップS5の判断において、電気
メスが接続されていると判断した場合にはステップS7
に示す接続された機器IDに変化がないか否か判断を行
い、接続された機器IDに変化がない場合には、ステッ
プS8の電気メスとの連動制御処理を行い、この連動制
御の処理の後、ステップS7に戻り、接続された機器I
Dに変化がないかをモニタする。
【0041】そして、接続された機器IDに変化がある
場合には、ステップS4の通信エラー処理を行う。な
お、この電気メスとの連動制御は第2の実施の形態に関
連するが図2で説明した。
【0042】一方、超音波手術装置2は図3に示すよう
な通信処理を行う。通信処理が開始すると、ステップS
11に示す送水吸引装置3が接続されたか否かの判断を
行う。つまり、超音波手術装置2の制御部7は通信部7
aにより、この超音波手術装置2に通信ケーブル9を介
して接続された相手方の機器(この場合には、送水吸引
装置3)に対し、機器の種別を問い合わせる信号を送
り、返信されたID情報の種別コード部の情報から接続
された機器の種別が送水吸引装置3か否かの判断を行
う。
【0043】この判断で、送水吸引装置3が接続されて
いないと判断した場合にはステップS12に示すように
超音波手術装置2単独の制御処理を行う。一方、送水吸
引装置3が接続されていると判断した場合にはステップ
S13に示すように接続された機器IDに変化がないか
否か判断を行い、接続された機器IDに変化がない場合
には、ステップS14の送水吸引装置3との連動制御処
理を行い、この連動制御の処理の後、ステップS13に
戻り、接続された機器IDに変化がないかをモニタす
る。そして、接続された機器IDに変化がある場合に
は、ステップS15の通信エラー処理を行う。この通信
エラー処理は図2で説明したように例えば、エラーが発
生した機器のみがエラー表示を行い、接続された機器は
一時停止するのみで表示は行わない。エラー解除後、接
続された機器も動作可能となる。
【0044】図2及び図3を参照して説明したように、
この超音波手術システム1では、通信ケーブル9での接
続により、接続された相手方の機器の種別を識別し、そ
の機器と連動して制御処理を行うことができるようにす
ると共に、接続されていない場合にはそれぞれの機器単
独での制御処理を行う。
【0045】次にまず、連動制御の動作を説明する。上
述のように超音波手術装置2と送水吸引装置3が互いに
接続されたことを両者のID情報により認識すると、連
動制御の状態となる。その後、超音波プローブ4を超音
波手術装置2に接続すると、その接続情報が超音波手術
装置2の制御部7から、送水吸引装置3の制御部13に
伝えられ、この制御部は吸引部12に制御信号を送り、
吸引駆動させる。
【0046】そして、フットスイッチ5の超音波ペダル
5aが踏まれると、その踏む操作によるスイッチONの
情報が送水吸引装置3のスイッチ検知部14に入力さ
れ、その検知結果が送水吸引装置3の制御部13に伝え
られる。送水吸引装置3の制御部13は、この送水吸引
装置の送水部11と超音波手術装置2の制御部7及びス
イッチ検知部8にその旨を伝える。送水部11は、設定
に応じた送水量を超音波プローブ4の先端に設けられた
図示しない送水開口部より、組織を洗滌するための液
体、かつ超音波プローブ4を冷却するための液体を射出
する。
【0047】又、超音波手術装置2の制御部7により、
この超音波手術装置2の超音波出力部6から、超音波駆
動出力を発生し、超音波駆動ケーブル16を介して超音
波プローブ4内の図示しない超音波振動子を超音波振動
させ、その超音波振動をその超音波プローブ4の先端の
超音波処置部に伝達し、超音波処置部を押し当てた組織
を超音波振動で切開、凝固、乳化等する。
【0048】その際、送水された液体や、出血した血
液、破砕された組織片等が吸引部12による吸引動作に
より、吸引チューブ18を介して吸引回収され、超音波
処置部周辺の余分な流体等は速やかに除去され、超音波
処置を続行し易い状態が維持される。
【0049】また、フットスイッチ5の送水ペダル5b
が踏まれると、その情報が送水吸引装置3のスイッチ検
知部14に入力され、検知結果が送水吸引装置3の制御
部13に伝えられる。送水吸引装置3の制御部13は、
送水吸引装置3の送水部11、超音波手術装置2の制御
部7にその旨を伝える。
【0050】送水部11は、設定に応じた送水量を超音
波プローブ4の先端に設けられた図示しない送水開口部
より、組織を洗滌するための液体を射出する。この場合
にも、吸引部12による吸引動作により超音波処置部周
辺の余分な流体等は速やかに除去される。
【0051】このように、本実施の形態によれば、超音
波手術装置2と送水吸引装置3を接続することにより、
送水及び吸引手段を有しない超音波手術装置2は送水吸
引装置3を接続することにより連動して動作する状態と
なり、送水及び吸引手段を有する超音波手術装置と同様
に機能する。
【0052】また、超音波手術装置2と送水吸引装置3
を接続しない場合にはそれぞれを単独の機器として使用
できる。例えば、超音波手術装置2を(送水吸引機能を
有しない超音波凝固切開装置として)単独で使用する場
合には、スイッチ検知部8の接続端子に超音波凝固切開
用のフットスイッチを接続すれば、超音波凝固切開装置
として使用することができる。
【0053】また、送水吸引装置3を超音波手術装置2
等の機器と接続しないことにより、この送水吸引装置3
を単独で使用できる。この場合には、スイッチ検知部1
4に図示しない送水及び吸引用フットスイッチ等を接続
することにより、この送水吸引装置3の送水及び吸引動
作を送水吸引用フットスイッチの操作で送水装置とし
て、或いは吸引装置として或いは送水吸引装置として単
独で使用できる。
【0054】また、通信ケーブル9を使用しない(つま
り両者を接続しない状態)で、超音波手術装置2と送水
吸引装置3とを使用することにより、超音波手術装置2
と送水吸引装置3とをそれぞれ単独の制御状態で使用す
ることもできる。つまり、既存の(送水吸引機能を有し
ない)超音波凝固切開装置と共に(或いはこれと同じ機
能となる超音波手術装置2と共に)、送水吸引装置3と
を用いて、両者は連動動作は働かないが、送水及び吸引
の機能を付加させて行うような処置を行うことができ
る。
【0055】この場合には、両者は連動しないので、そ
れぞれを適切にフットスイッチ等で操作しなければなら
ないが、それぞれを独立して制御できるので、通常の連
動制御とは大きく異なるような条件での処置を行うこと
が可能となり、使用方法、使用手技を増大できる。これ
に対し、図7の従来例では、図1の超音波手術装置2と
送水吸引装置3を一体化して連動制御させた場合での使
用方法しか出来ないので、処置条件が制約される。ま
た、送水吸引装置単独での使用ができない等、処置が制
約される。
【0056】このように本実施の形態によれば、送水吸
引装置3を超音波手術装置2に通信ケーブル9で接続す
ることにより、両者を連動して使用する超音波手術シス
テム1を構成できるし、それぞれを単独で使用すること
もでき、使い勝手の良い拡張性のある装置を実現でき
る。
【0057】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図4及び図5を参照して説明する。図4は
本発明の第2の実施の形態の高周波手術システムの全体
構成を示し、図5は高周波手術装置(電気メス)側の処
理内容を示す。
【0058】図4に示す本発明の第2の実施の形態を備
えた高周波手術システム21は高周波電流により生体組
織を切開、凝固する高周波手術装置(電気メス)22
と、この電気メス22と通信ケーブル9を介して接続さ
れる送水吸引装置3と、電気メス22及び送水吸引装置
3と接続され、術者が把持して高周波による処置を行う
高周波処置部、より具体的には組織を挟み、凝固するピ
ンセット状のバイポーラ処置具としてのバイポーラフォ
ーセプス24と、例えば送水吸引装置3と接続され、高
周波出力動作及び送水動作の制御操作を行うためのフッ
トスイッチ25とからなる。この高周波手術システム2
1では電気メス22と送水吸引装置3が別体となったも
のである。
【0059】また、図4で示す電気メス22は、図8で
示す電気メス61から送水部65を削除した機能限定さ
れたものに相当する。具体的には、電気メス22は高周
波を出力する高周波出力部26と、この高周波出力部2
6の動作を制御する制御部27と、送水吸引装置3を介
してフットスイッチ25の切開ペダル25a及び凝固ペ
ダル25bのスイッチ操作を検出するスイッチ検知部2
8とを有する。
【0060】上記制御部27は、通信ケーブル9で接続
される機器、ここでは送水吸引装置3と双方向の通信を
行う通信部27aを有する。また、この通信部27a内
には、この電気メス22の機器の種別が可能であると共
に、固有情報を持つID情報の発生手段を備えている。
また、通信ケーブル9により接続される機器からのID
情報により、その機器の種別等を識別する識別手段を備
えている。
【0061】また、高周波出力部26は、従来の高周波
手術装置に相当するものであり、この高周波出力部26
には、高周波を出力するのに必要な、電源、制御部、発
振部、出力部、検知部から構成されている。一方、送水
吸引装置3は第1の実施の形態で説明した構成となって
おり、第1の実施の形態と同じ符号を付け、その説明を
省略する。
【0062】また、バイポーラフォーセプス24は高周
波駆動ケーブル31を介して電気メス22の高周波出力
部26と接続され、また送水チューブ32を介して送水
吸引装置3の送水部11と接続される。
【0063】本実施の形態も電気メス22と送水吸引装
置3は通信ケーブル9で接続され、連動制御が可能とな
っている。次に本実施の形態における送水吸引装置3に
よる通信処理は図2で説明したようになる。簡単に説明
すると、電気メス22と送水吸引装置3が接続される
と、互いに通信を始める。両機器は装置固有のID情報
を所有しており、そのID情報により、互いに今どの機
器と接続されているかを認識する。
【0064】互いに認識できない場合は、各装置固有の
動作しかせず、連動制御は働かない。ID情報は一定期
間ごとに互いに送受信して、異なったID情報が返信さ
れた場合、或いは返信が帰ってこない場合は、接続異常
と認識して、通信エラー処理として警告を告知し、装置
の動作が停止する。
【0065】一方、電気メス22による通信処理は図5
に示すようになる。図5に示す処理は図3の処理におい
て、ステップS12の代わりにステップS12′で示す
電気メス単独での制御処理に置換した内容となってお
り、その他は同様であるので同じ符号を付け、その説明
を省略する。
【0066】次にID情報により、電気メス22と送水
吸引装置3が互いに接続されたと認識した連動制御の場
合の動作を説明する。フットスイッチ25の切開ペダル
25aが踏まれると、その情報が送水吸引装置3のスイ
ッチ検知部14に入力され、検知結果が送水吸引装置3
の制御部13に伝えられる。
【0067】送水吸引装置3の制御部13は、電気メス
22の制御部27にその情報を伝える。電気メス22の
制御部27は、電気メス22の高周波出力部26に伝
え、バイポーラフォーセプス24の先端の図示しない両
電極部間に両電極部で挟まれた組織を通して高周波電流
が出力され、切開の処置がされる。
【0068】フットスイッチ25の凝固ペダル25bが
踏まれると、その情報が送水吸引装置3のスイッチ検知
部14に入力され、検知結果が送水吸引装置3の制御部
13に伝えられる。送水吸引装置3の制御部13は、電
気メス22の制御部27及び、スイッチ検知部28にそ
の情報を伝える。
【0069】電気メス22の制御部27は、電気メス2
2の高周波出力部26にその情報を伝え、バイポーラフ
ォーセプス24の先端の図示しない両電極部間に両電極
部で挟まれた組織を通して高周波電流が出力され、凝固
の処置がされる。同時に、送水吸引装置3の制御部13
は、送水吸引装置3の送水部11にその情報を伝え、バ
イポーラフォーセプス24の先端の図示しない送水開口
部より液体が射出される。
【0070】一方、通信ケーブル9を接続しないように
すれば、電気メス22及び送水吸引装置3それぞれを独
立して使用でき、使用方法、使用手枝がを増大できる。
以上のように接続される機器(装置)が電気メス22の
場合で説明したが、その他は第1の実施の形態の場合と
同様の効果を有する。
【0071】そして、第1及び第2の実施の形態から共
通化できる送水吸引手段をひとつにし、かつ、接続相手
を認識できるようにすることで、ユニット数を減らせ、
装置を効率的に使用できる。
【0072】又、送水吸引装置3は、超音波手術装置
2、電気メス22、どちらにも接続可能なため、経済
的、スペース的にも節約できる。
【0073】送水吸引装置3は、超音波手術装置2、電
気メス22、どちらに接続されたかを判別し、その情報
に基づき送水吸引装置3の必要な機能のみが動作するた
め、使用者は簡単な操作で、使い勝手(操作性)の良い
使用が可能となる。
【0074】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図6を参照して説明する。上述の第1或い
は第2の実施の形態の説明では、送水吸引装置3に接続
される超音波手術用フットスイッチ5と電気メス用フッ
トスイッチ25は、コネクタ形状もしくは、信号配線が
異なり、送水吸引装置3に(例えば通信ケーブル9で超
音波手術装置2が接続された状態で、超音波手術用フッ
トスイッチ5が接続される代わりに)誤って電気メス用
フットスイッチ25が接続されるような誤接続されて動
作しないようになっている。これにより、意図しない誤
動作(制御)を防ぐことができるようにしている。これ
は安全性を確保できるが、複数のコネクタ形状が異なる
ものを接続できるようにしたり、信号配線の数が増大す
る等によるコストアップなどの不便な面もある。
【0075】本実施の形態を備えた高周波手術システム
21′は例えば図4の高周波手術システム21におい
て、電気メス用フットスイッチ25に識別用IDの発生
手段を設けて、送水吸引装置3に接続されたときに、接
続されたフットスイッチが例えば電気メス用フットスイ
ッチ25であること等を認識できるようにしたものであ
る。図6では電気メス用フットスイッチ25の場合を示
したが超音波手術用フットスイッチにも同様に識別用I
Dの発生手段を設ける。
【0076】識別方法は、例えばフットスイッチ25内
に識別抵抗33が付設されていて、そこに送水吸引装置
3に設けた定電流源34から定電流が流れ、その識別抵
抗33に発生した電圧レベルにより、どの機種のフット
スイッチかを識別する。
【0077】これにより、例えば、超音波手術装置2と
送水吸引装置3が接続され、電気外科手術用フットスイ
ッチ25が接続されたときには、超音波手術装置2とフ
ットスイッチ25とが異なる機種のため、警告ならびに
その旨をユーザに告知し、正しいフットスイッチを接続
することを促す。
【0078】又、フットスイッチの種別により、送水吸
引装置3から超音波手術装置2又は、電気メス22のス
イッチ検知部8或いは28に送信する配線を切替え、超
音波手術装置2又は、電気メス22を制御可能となる。
【0079】又、これにより、送水吸引装置3の制御部
13と、超音波手術装置2又は、電気メス22のスイッ
チ検知部8又は28を接続するケーブルのコネクタを同
じにでき、いちいち、接続する機種により、取り替える
必要がない利点がある。その他は第1或いは第2の実施
の形態と同様の効果を有する。
【0080】なお、上述では送水吸引装置3に接続され
るスイッチ手段としてフットスイッチの場合で説明した
が、フットスイッチに限定するものではなく、他のスイ
ッチ、例えばハンドスイッチなどのリモートスイッチで
も良い。
【0081】[付記] 1.流体を供給する供給手段と、流体等を吸引回収する
回収手段とを備えた流体供給回収装置において、選択的
に接続される超音波手術装置または高周波手術装置と通
信する通信手段と、接続された装置の種別を識別する装
置識別手段と、前記装置識別手段によって識別された装
置の種別に合わせて、前記超音波手術装置または高周波
手術装置との通信により前記供給手段および回収手段の
少なくとも供給手段を前記超音波手術装置または高周波
手術装置の動作に連動して動作させる制御手段と、を備
えたことを特徴とする流体供給回収装置。 2.超音波手術装置または高周波手術装置と接続・通信
する通信手段と、接続された装置の種別を識別する装置
識別手段と、前記超音波手術装置または前記高周波手術
装置の処置部に流体を供給する供給手段と、前記超音波
手術装置または前記高周波手術装置の処置部に供給した
流体、組織等を回収する回収手段と、前記装置識別手段
によって識別された装置の種別に合わせて、前記超音波
手術装置または高周波手術装置との通信により前記供給
手段および回収手段を前記超音波手術装置または高周波
手術装置の動作に連動して動作させる制御手段と、を備
えたことを特徴とする流体供給回収装置。
【0082】3.送水吸引装置、超音波手術装置、電気
外科手術装置において、各機器(装置)の固有のID情
報を持つ手段と、他の機器を接続されたときに接続され
た機器のIDを識別するための識別検知手段と、識別検
出手段の結果に基づき、動作制御を行う手術システム 4.付記3において、送水吸引装置と超音波手術装置が
接続された場合に、超音波出力手段、送水手段、吸引手
段が連動制御される手術システム。
【0083】5.付記3において、送水吸引装置と電気
外科手術装置が接続された場合に、高周波出力手段、送
水手段が連動制御される手術システム。 6.超音波手術用フットスイッチ、電気外科手術用フッ
トスイッチかを判別するためのID情報を持つフットス
イッチ、接続されたフットスイッチがどの機器のもので
あるかをIDにより判別する送水吸引装置、超音波手術
装置、電気外科手術装置。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、流
体を供給する供給手段と、流体等を吸引回収する回収手
段とを備えた流体供給回収装置において、選択的に接続
される超音波手術装置または高周波手術装置と通信する
通信手段と、接続された装置の種別を識別する装置識別
手段と、前記装置識別手段によって識別された装置の種
別に合わせて、前記超音波手術装置または高周波手術装
置との通信により前記供給手段および回収手段の少なく
とも供給手段を前記超音波手術装置または高周波手術装
置の動作に連動して動作させる制御手段と、を設けてい
るので、単独での使用ができると共に、種別が異なる装
置に接続して連動制御ができるようにして、経済的な使
用ができ、かつ広い適用範囲を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた超音波手術
システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】送水吸引装置の処理内容を示すフローチャート
図。
【図3】超音波手術装置の処理内容を示すフローチャー
ト図。
【図4】本発明の第2の実施の形態を備えた高周波手術
システムの全体構成を示すブロック図。
【図5】高周波手術装置(電気メス)の処理内容を示す
フローチャート図。
【図6】本発明の第3の実施の形態を備えた高周波手術
システムの全体構成を示すブロック図。
【図7】従来例の超音波手術装置の構成を示すブロック
図。
【図8】従来例の高周波手術装置(電気メス)の構成を
示すブロック図。
【符号の説明】
1…超音波手術システム 2…超音波手術装置 3…送水吸引装置 4…超音波プローブ 5…フットスイッチ 5a…超音波ペダル 5b…送水ペダル 6…超音波出力部 7…制御部 7a…通信部 8…スイッチ検知部 9…通信ケーブル 11…送水部 12…吸引部 13…制御部 13a…通信部 13b…記憶部 14…スイッチ検知部 15…接続ケーブル 16…超音波駆動ケーブル 17…送水チューブ 18…吸引チューブ 21…高周波手術システム 22…高周波手術装置(電気メス) 24…バオポーラフォーセプス 25…フットスイッチ 26…高周波出力部 27…制御部 28…スイッチ検知部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を供給する供給手段と、流体等を吸
    引回収する回収手段とを備えた流体供給回収装置におい
    て、 選択的に接続される超音波手術装置または高周波手術装
    置と通信する通信手段と、 接続された装置の種別を識別する装置識別手段と、 前記装置識別手段によって識別された装置の種別に合わ
    せて、前記超音波手術装置または高周波手術装置との通
    信により前記供給手段および回収手段の少なくとも供給
    手段を前記超音波手術装置または高周波手術装置の動作
    に連動して動作させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする流体供給回収装置。
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