JP4472625B2 - 発熱処置装置 - Google Patents

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本発明は、処置部に把持された生体組織に熱を与えて凝固、切開処置を行う発熱処置装置に関する。
一般に、発熱処置装置は、外科手術、或いは内科手術で患部の切開や凝固、止血等の処置を行う際に用いられる。発熱処置装置は、患部を熱するための発熱素子を内蔵した処置部を有し、発熱素子で発生した熱を処置部を介して患部に与えることで、切開や、凝固、止血等の処置を行える。
このような発熱処置装置として、例えば特開2001−269352号公報には、凝固対象組織の違いによる凝固結果の差を小さくする発熱処置具用電源が示されている。この発熱処置具用電源の制御部では、第1温度検出部及び温度検出部が検出した平均温度により、発熱素子の温度が100℃に達した時間t1を検知し、時間t1から凝固調整ツマミで予め設定した所定時間Tが経過したとき出力をOFFにする。そして、この特許文献1には発熱素子の温度が100℃に達するまでに供給した電力量を計測し、この電力量と対象組織の凝固組織量との相関関係から対象組織の違いによる凝固結果のばらつきを低減する実施形態等が示されている。
特開2001−269352号公報
しかしながら、特許文献1に示した発熱処置具用電源では、発熱素子の温度が100℃に達した時間t1を検知した後、凝固を行うために100℃に到達した発熱素子に対して凝固調整ツマミで設定した所定時間Tだけ出力制御を行う構成である。このため、100℃に到達した発熱素子によって対象組織に対して確実に所定時間Tだけ凝固を行える。しかし、その所定時間Tは、凝固調整ツマミによって適宜可変されるため、対象組織の違い等によって凝固結果にばらつきが生じるおそれがある。また、電力量と対象組織の凝固組織量との相関関係から凝固結果のばらつきの低減を図る場合、電力量を高精度に検出する必要があり、そのために装置が複雑化するとともに高価になるという不具合がある。また、凝固調整ツマミを操作して比例定数Cを適宜設定して、100℃に達するまでの供給電力量に対して設定した比例定数を乗じた電力量を発熱素子に供給して対象組織に対して凝固を行う場合も、前述と同様に対象組織の違いによる凝固結果のばらつきが生じるおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、凝固対象組織の厚さ、大きさ等、組織の状態を検知し、その検知結果を基に術者の要望する凝固深度に対して最適な凝固を行えるとともに、切開を行える発熱処置装置を提供することを目的にしている。
本発明の発熱処置装置は、制御部の制御の基、処置具を構成する処置部に設けられている発熱素子部に電気信号を供給する電気信号供給部と、前記発熱素子部に印加された電気信号の電圧値、及び電流値を検出する印加電圧・電流検出部と、前記印加電圧・電流検出部によって検出した電圧値、及び電流値から算出される前記発熱素子部の位時間当たりの温度上昇率を表した温度上昇係数を基に、前記処置部によって把持されている生体組織の組織負荷量を算出する処置組織負荷量算出部と、前記処置部によって前記生体組織の凝固を行う際に該制御部によって取得される、前記処置組織負荷量算出部の算出結果に対応し、前記生体組織を所望する凝固深度で凝固するための凝固データを記憶した記憶手段と、を具備することを特徴とする。
この構成によれば、凝固処置を行う際、通電中に、予め、処置部で把持した生体組織の組織負荷量の検出を行う。そして、凝固の際には、その検出結果を基に、記憶手段に記憶されている凝固データの中から負荷量と所望する凝固深度とに対応する凝固データを取得して、生体組織の凝固を行う。
本発明によれば、凝固対象組織の厚さ、大きさ等、組織の状態を検知し、その検知結果を基に術者の要望する凝固深度に対して最適な凝固を行えるとともに、切開を行える発熱処置装置を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図9は本発明の第1実施形態に係り、図1は発熱処置装置の全体の構成を説明する図、図2は凝固切開鉗子を説明する図、図3は発熱処置装置の構成を説明するブロック図、図4は凝固データの一例であって、定電流制御時における凝固処置時間を示す図、図5はCPUによる一制御例を説明する図、図6は凝固処置時における発熱処置部の温度と時間との関係を示す図、図7は凝固データの他の例であって、定電流制御時における凝固処置温度を示す図、図8は凝固処置時における発熱処置部の温度と時間との関係を示す図、図9はCPUによる他の制御例を説明する図である。
なお、図6(a)は処置部が薄い組織を把持している状態における発熱処置部の温度と時間との関係を示す図、図6(b)は処置部が厚い組織を把持している状態における発熱処置部の温度と時間との関係を示す図、図8(a)は処置部が薄い組織を把持している状態における発熱処置部の温度と時間との関係を示す図、図8(b)は処置部が厚い組織を把持している状態における発熱処置部の温度と時間との関係を示す図である。
図1に示すように発熱処置装置1は、処置具である凝固切開鉗子2と、制御装置である装置本体3とを備えて構成されている。凝固切開鉗子2は装置本体3に着脱自在に接続される構成である。
凝固切開鉗子2は先端側に設けられた処置部4と、基端側に設けられたハンドル部5とで構成されている。処置部4は発熱処置部6と、弾性受部7とで構成されている。ハンドル部5の基端からは接続ケーブル8が延出されている。接続ケーブル8の基端には本体接続コネクタ8aが設けられている。凝固切開鉗子2を構成する発熱処置部6には発熱部としての発熱素子部6a(図2参照)が設けられている。
装置本体3は凝固切開鉗子2の発熱素子部6aに出力する電気信号を駆動制御する。装置本体3の前面パネル3aには、コネクタ受け部11、電源をON/OFFする電源スイッチ12、発熱素子温度表示部13、凝固深度設定スイッチ15、深度レベル表示部16、出力状態表示部17、鉗子異常表示部18a、電源異常表示部18b、警告報知部19等が備えられている。凝固深度設定スイッチ15には複数のレベルスイッチ14a、14b、14c、14d、14eが備えられている。
コネクタ受け部11には本体接続コネクタ8aが着脱自在に接続される。発熱素子温度表示部13には発熱素子部6aの温度が表示される。凝固深度設定スイッチ15は凝固深度を設定するためのスイッチである。レベルスイッチ14a、14b、14c、14d、14eは凝固深度をレベル1(最小深度)からレベル5(最大深度)までの例えば5段階に切り替え設定するためのスイッチである。凝固深度は、凝固処置温度T0を所定温度(例えば90℃)に設定して凝固処置時間を変化させること、又は凝固処置時間を所定時間(例えば10秒)に設定して凝固処置温度T0を変化させること等によって行う。
深度レベル表示部16にはユーザによって選択されたレベルスイッチ14a、…、14eの例えば表面に設けられている番号等が表示される。出力状態表示部17は、凝固切開鉗子2に設けられている発熱素子部6aに対して通電中であるとき、その旨をユーザに告知するための表示部である。そして、通電中においては、出力状態表示部17に設けられているLEDは例えば緑色の点灯状態になる。鉗子異常表示部18aには、凝固切開鉗子2に異常がある場合、或いは把持状態に不具合がある場合等に、例えば赤色で点灯するLEDが設けられている。電源異常表示部18bには、内部回路に異常がある場合に、例えば赤色で点滅するLEDが設けられている。警告報知部19は、後述するCPU(図3の符号31参照)によって凝固切開鉗子2、又は装置本体3の異常が検出されたとき、操作者に異常を知らせる。警告報知部19は、例えばブザー、スピーカ等で構成される。
図示は省略するが背面パネルにはフットスイッチコネクタ受け部、電源インレット等が設けられている。フットスイッチコネクタ受け部には、フットスイッチ9から延出する電気ケーブル9cの端部に設けられているコネクタ(不図示)が着脱自在に接続される。フットスイッチ9には、例えば凝固スイッチ9aと切開スイッチ9bとが設けられている。ユーザが凝固スイッチ9aを踏み込むことで発熱素子部6aがCPU31の制御の基で凝固に最適な凝固処置温度まで上昇され、切開スイッチ9bを踏み込むことで発熱素子部6aがCPU31の制御の基で切開用である切開温度まで上昇される。
なお、本実施形態においては、例えば凝固切開鉗子2に異常が発生した場合、鉗子異常表示部18aが点灯状態になるとともに、警告報知部19からは術者等に異常を知らせる例えばブザー音が発報される。また、凝固深度設定スイッチ15で凝固深度を5段階に設定するとしているが、凝固深度の段階は5段階に限定されるものではなく、それ以下であっても、それ以上であってもよい。また、レベルスイッチ14a、…、14eの表面に、凝固深度を表す数字を設ける代わりに、深、中、浅等の文字や凝固深度を表す記号や図を設ける構成であってもよい。
図2に示すように処置部4を構成する発熱処置部6と弾性受部7とは対向して設けられている。ハンドル部5を操作して処置部4を閉状態に変化させていくことによって、発熱処置部6と弾性受部7とが略密着状態になる。したがって、発熱処置部6と弾性受部7との間に対象組織である生体組織を配置した状態で、ハンドル部5を適宜操作することによって該生体組織は把持される。発熱処置部6には発熱素子部6aが内蔵されている。発熱素子部6aには接続ケーブル8内を挿通する電源線8bが接続される。
凝固切開鉗子2を使用して処置を行う場合、本体接続コネクタ8aを装置本体3のコネクタ受け部11に接続する。そして、装置本体3の電源スイッチ12がオン状態において、ハンドル部5を操作して、発熱処置部6と弾性受部7との間で生体組織を把持する。ここで、凝固を目的とする場合にはフットスイッチ9に備えられている凝固スイッチ9aを踏み込み操作する。すると、装置本体3から発熱素子部6aに電源線8bを介して通電されることによって、該発熱処置部6が凝固処置温度まで発熱されて把持された生体組織に熱が伝達されて凝固処置が施される。一方、切開を目的とする場合にはフットスイッチ9に備えられている切開スイッチ9bを踏み込み操作する。すると、装置本体3から発熱素子部6aに電源線8bを介して通電されることによって、該発熱処置部6が切開温度まで発熱されて把持された生体組織が切開される。
図3に示すように装置本体3には制御手段であるCPU31、記憶手段であるメモリ32、電気信号供給部33、印加電圧・電流検出部34、処置組織負荷量算出部35、識別部36、警告報知部19等が設けられている。電気信号供給部33は、出力電圧制御部33a、出力電流制御部33b、及び制御切替部33cを備えている。CPU31にはフットスイッチ9が電気的に接続されている。
電気信号供給部33は凝固スイッチ9aが踏み込まれた後、CPU31の制御の基で、発熱素子部6aを所定温度に到達させるまでの間は定電圧制御され、発熱素子部6aが所定温度に到達後においては定電流制御され、その後は出力を停止する。つまり、CPU31は定電圧制御時においては、出力電圧制御部33aに制御信号を出力して制御を行うとともに、制御切替部33cを実線に示す接続状態に切り替える。これに対して、CPU31は定電流制御時においては、出力電流制御部33bに制御信号を出力して制御を行うとともに、制御切替部33cを破線に示す接続状態に切り替える。
印加電圧・電流検出部34は、発熱素子部6aの抵抗値が温度によって変化することを利用して、言い換えれば、該発熱素子部6aの温度を抵抗値の変化から求めるため、発熱素子部6aに印加される電圧値、及び電流値の検出を行う。
処置組織負荷量算出部35は、印加電圧・電流検出部34で検出した電圧値と電流値とを基に、発熱素子部6aの温度を算出する。加えて、処置組織負荷量算出部35では凝固スイッチ9aが踏み込まれてから発熱素子部6aに電気信号が供給されている時間を図示しないタイマから取得して、単位時間における温度上昇係数(ΔT/Δt)を求める。そして、処置組織負荷量算出部35では、その算出結果を基に処置部4で把持されている生体組織の厚みや大きさを含む組織の状態である組織負荷量を数値に換算してCPU31に出力する。
識別部36は、凝固切開鉗子2の例えば本体接続コネクタ8aに設けられている鉗子識別子2a、及び発熱素子識別子6bに登録されている情報を読み込む。識別部36は、該識別部36で読み込んだそれぞれの識別情報をCPU31に出力する。鉗子識別子2aには鉗子の種類を表す情報が登録され、発熱素子識別子6bには発熱素子部6aを構成する発熱素子に関する情報等が登録されている。識別子2a、6bとしては、電気抵抗素子や識別情報を予め記憶した不揮発性のメモリ等、種々のものが考えられる。
CPU31には組織負荷量、識別情報に加えて、前面パネル3aに設けられた凝固深度設定スイッチ15で選択された凝固深度に関する情報が入力される。また、CPU31からは電気信号供給部33に向けて各種制御信号を出力するとともに、警告報知部19に向けて術者等に警告を促すための警告発報信号を出力する。
そして、CPU31では、該CPU31に識別情報や組織負荷量等、各種情報が入力されると、必要に応じてメモリ32にアクセスして、該メモリ32に記憶されている情報を取得して、該情報に基づく制御を行う。具体的に、メモリ32に記憶されている情報としては、例えば図4に示す凝固データ、凝固処置温度、切開処置温度、或いは凝固切開鉗子2に備えられている発熱素子部6aの機種毎の抵抗値を示す抵抗値データ等である。
なお、図4に示す凝固データは、発熱素子部6aが凝固処置温度に到達した後、この凝固処置温度を保持する定温度制御による凝固処置を行う時間を指示する情報である。本図においては、組織負荷量を5段階とし、それぞれの組織負荷量毎に凝固深度をレベル1、…、レベル5で行う場合に対応する凝固処置時間を示している。この凝固処置時間は一例であり、適宜設定変更可能である。また、本実施形態において、万一、ユーザによって凝固深度設定スイッチ15を構成するレベルスイッチ14a、…、14eが操作されなかった場合、凝固深度が例えばレベル3に設定されるようになっている。
図5乃至図6(b)を参照してCPU31による処理を具体的に説明する。
発熱処置装置1を使用するに際して、まず、装置本体3の電源スイッチ12をON状態にする。すると、システムが起動され、CPU31に装置本体3に接続されている凝固切開鉗子2の有している識別情報が入力される。このことによって、処置部4を構成する発熱処置部6に設けられている発熱素子部6aの抵抗値が入力されて、準備完了状態となる。
そして、手術中に凝固処置を行う場合、凝固切開鉗子2の処置部4を凝固対象組織近傍に配置する。そして、ハンドル部5を操作して、発熱処置部6と弾性受部7との間に生体組織を把持する。ここで、術者はフットスイッチ9に備えられている凝固スイッチ9aを踏み込む操作を行う。すると、フットスイッチ9からCPU31に凝固指示信号が出力される。凝固指示信号を受けたCPU31ではメモリ32に記憶されている鉗子の種類に対応した凝固処置温度を取得する一方、図5のステップS1でCPU31は定電圧制御を行うための制御信号を電気信号供給部33に出力する。このことによって、制御切替部33cが実線に示すように出力電圧制御部33a側に接続されて定電圧制御が開始される。つまり、装置本体3から発熱素子部6aに向けて出力が開始され、出力状態表示部17に設けられているLEDが緑色の点灯状態になる。
定電圧制御が開始されると、まず、処置組織負荷量算出部35では印加電圧・電流検出部34で検出した電圧値と電流値とを基に発熱素子部6aの初期温度T1を算出する。この後、定電圧制御が続けられている間、図6(a)、図6(b)に示すように発熱素子部6aの温度(Ta)が時間の経過に伴って徐々に上昇していく。
このとき、処置組織負荷量算出部35では印加電圧・電流検出部34で検出した電圧値と電流値とを基に算出される温度(Ta)の時間的な変化係数を求める。具体的に、処置組織負荷量算出部35では上述した温度上昇係数を算出し、その温度上昇係数を組織負荷量を表す数値に換算し、ステップS2に示すように組織負荷量を表す数値をCPU31に出力する。ここで、温度上昇係数は、処置部4で把持した生体組織の厚みや大きさによって変化する値であって、把持されている生体組織が薄い場合、図6(a)に示すように温度上昇係数を示す傾きが急になる。一方、把持されている生体組織が厚い場合には図6(b)に示すように温度上昇係数を示す傾きが緩やかになる。
なお、組織負荷量を表す数値は「1」〜「5」の例えば5段階であり、数値が大きくなるに従って、把持されている生体組織の厚みが厚くなる、又は生体組織の面積が大きくなる。
ステップS3に示すようにCPU31は時間の経過とともに入力される組織負荷量を表す数値が経時的に変化しているか否かを比較する。ここで、組織負荷量を表す数値が経時的に変化していない場合、CPU31ではステップS4に移行する。
ステップS4においてCPU31はメモリ32にアクセスして、組織負荷量を表す、処置組織負荷量算出部35から出力される数値「1」と、術者によって選択されている凝固深度レベル(例えばレベル3)とに一致する凝固処置時間に対応する出力時間(12sec)を取得し、ステップS5に移行する。
ステップS5においてCPU31は、処置組織負荷量算出部35において算出される発熱素子部6aの温度(Ta)が凝固処置温度T0に到達したか否かを比較する。そして、CPU31で、温度(Ta)が凝固処置温度T0に到達していないと判定した場合には定電圧制御を継続して行うとともにステップS2に移行する。一方、CPU31で、温度(Ta)が凝固処置温度T0に到達したと判定した場合にはステップS6に移行する。ステップS6においてCPU31は、定電圧制御を定電流制御に切り替えるための制御信号を電気信号供給部33に出力する。このことによって、制御切替部33cが破線に示すように出力電流制御部33b側に接続されて定電流制御が、ステップS4で取得した出力時間(12秒)間だけ行われ、その後、処置部4から生体組織への出力が停止される。このことによって、出力状態表示部17に設けられている緑色で点灯状態であったLEDが消灯状態になる。
つまり、CPU31においては、図6(a)に示すように発熱素子部6aの温度が凝固処置温度T0に到達するまでの時間t1の間、電気信号供給部33から発熱素子部6aに定電圧制御による出力を行い、凝固処置温度T0に到達後においては電気信号供給部33から発熱素子部6aに時間t2(12秒)の間、定電流制御によって凝固処置温度T0を保持する定温度出力による凝固処置を行う。
なお、組織負荷量が数値「5」で、術者によって選択されている凝固深度レベルが「3」であった場合、ステップS4においてCPU31は出力時間(20sec)を取得する。したがって、この場合、図6(b)に示すように発熱素子部6aの温度が凝固処置温度T0に到達するまでの時間t3の間、電気信号供給部33から発熱素子部6aに定電圧制御による出力を行い、凝固処置温度T0に到達後においては電気信号供給部33から発熱素子部6aに時間t4(20秒)の間、定電流制御によって凝固処置温度T0を保持する定温度出力による凝固処置を行う。
このように、本実施形態によれば、処置部で生体組織を把持した状態で凝固処置を開始したとき、処置部を構成する発熱処置部に設けられている発熱素子部の温度が凝固処置温度に到達するまでの間に、把持されている生体組織の組織負荷量を判定する。加えて、CPUではこの組織負荷量と術者の選択した凝固深度レベルとに対応する凝固処置時間をメモリから取得する。そして、発熱素子部の温度が凝固処置温度に到達したなら、凝固処置温度を保持する定電流制御による定温度出力をメモリから取得した凝固処置時間だけ行う。このことによって、生体組織が良好な凝固状態となる。
なお、ステップS3において組織負荷量を表す数値が経時的に変化している場合には、ステップS7に移行する。ステップS7においてCPU31は警告報知部19に向けて警告発報信号を出力するとともに、発熱素子部6aの出力を停止する。このことによって、警告報知部19を構成するブザーが例えば断続的に発報され、ユーザは凝固切開鉗子2等に不具合があるか否かの確認、又は生体組織の把持状態に不具合があるか否かの確認等を行える。
また、手術中に切開処置を行う場合には、発熱処置部6と弾性受部7との間に生体組織を把持している状態で、術者はフットスイッチ9に備えられている切開スイッチ9bを踏み込む操作を行う。すると、フットスイッチ9からCPU31に切開指示信号が出力される。切開指示信号を受けたCPU31ではメモリ32に記憶されている鉗子の種類に対応した切開温度を取得した後、定電圧制御で切開温度近傍まで上昇された後、定電流制御に切り替えられて切開温度を保持する定温度出力による切開が施される。
さらに、上述した実施形態においては、組織負荷量を表す数値を取得するとともに、発熱素子部6aが凝固処置温度T0に到達した後、メモリ32から出力時間を取得して定電流制御による定温度制御を行って凝固処置を行うとしている。しかし、凝固処置の制御は出力時間の制御限定されるものではなく、図7に示す凝固データから凝固処置温度を取得して、図8に示すように発熱素子部6aの温度を変化させて所定時間、凝固処置を行うようにしてもよい。
図7に示す凝固データは、発熱素子部6aが凝固処置温度に到達した後、定温度制御による凝固処置を行うとき、新たに設定される凝固処置温度T2を指示する情報である。図においては、組織負荷量を5段階とし、それぞれの組織負荷量毎に凝固深度をレベル1、…、レベル5で行う場合に対応する凝固処置温度を示している。この凝固処置温度は一例であり、適宜設定変更可能である。
図9を参照してCPU31によって処理される制御を説明する。
なお、CPU31による処理は前記図5に示したものと略同様であり、具体的にはステップS4a、ステップS6aが異なっている。このため、CPU31による処理を異なる部分についてのみ、説明する。
手術中に凝固処置を行う場合、術者は、発熱処置部6と弾性受部7との間に生体組織を把持した状態でフットスイッチ9に備えられている凝固スイッチ9aを踏み込む操作を行う。すると、フットスイッチ9からCPU31に凝固指示信号が出力される。凝固指示信号を受けたCPU31ではメモリ32に記憶されている鉗子の種類に対応した凝固処置温度を取得する。本実施形態において凝固処置温度T0は90度である。
また、本実施形態のステップS4aにおいてCPU31はメモリ32にアクセスして、組織負荷量を表す、処置組織負荷量算出部35から出力される数値「1」と、術者によって選択されている凝固深度レベル(例えばレベル3)とに一致する凝固処置温度T2である110を取得し、ステップS5に移行する。
ステップS5においてCPU31は上述と同様の制御を行う。つまり、CPU31で、温度(Ta)が凝固処置温度T2に到達したと判定した場合にはステップS6aに移行する。
ステップS6aにおいてCPU31は、定電圧制御を定電流制御に切り替えるための制御信号を電気信号供給部33に出力する。このことによって、制御切替部33cが破線に示すように出力電流制御部33b側に接続されて定電流制御が、ステップS4aで取得した凝固処置温度(110℃)で所定時間であるt6の間行われ、その後、処置部4から生体組織への出力が停止される。このことによって、出力状態表示部17に設けられている緑色で点灯状態であったLEDが消灯状態になる。
つまり、CPU31においては、図8(a)に示すように発熱素子部6aの温度が凝固処置温度T0に到達するまでの時間t5の間、電気信号供給部33から発熱素子部6aに定電圧制御による出力を行い、凝固処置温度T0に到達後においては電気信号供給部33から発熱素子部6aに時間t6の間、定電流制御によって凝固処置温度T2(110℃)を保持する定温度出力による凝固処置を行う。
なお、組織負荷量が数値「5」で、術者によって選択されている凝固深度レベルが「3」であった場合、ステップS4aにおいてCPU31は凝固処置温度T2(190℃)を取得する。したがって、この場合、図8(b)に示すように発熱素子部6aの温度が凝固処置温度T0に到達するまでの時間t7の間、電気信号供給部33から発熱素子部6aに定電圧制御による出力を行い、凝固処置温度T0に到達後においては電気信号供給部33から発熱素子部6aに時間t6の間、定電流制御によって凝固処置温度T2(190℃)を保持する定温度出力による凝固処置を行う。
このように、発熱素子部の温度が凝固処置温度に到達するまでの間に、把持されている生体組織の組織負荷量を判定する。加えて、CPUではこの組織負荷量と術者の選択した凝固深度レベルとに対応する凝固処置温度をメモリから取得する。そして、発熱素子部の温度が凝固処置温度に到達したなら、メモリから新たに取得した凝固処置温度を保持する定電流制御による定温度出力を所定時間だけ行う。このことによって、生体組織の組織負荷量の大小にかかわらず略同時間で良好な凝固状態を得られる。
なお、上述した実施形態においては、凝固処置温度T0を所定温度に設定して凝固処置時間を組織負荷量と凝固深度とに対応するように変更させる、又は凝固処置時間を所定時間に設定して凝固処置温度T0を組織負荷量と凝固深度とに対応するように変更させるとしている。しかし、組織負荷量を判定した後に、その組織負荷量と凝固深度とに対応するよう凝固処置温度、及び凝固処置時間を変更させるようにしても良い。
図10乃至図13は本発明の第2実施形態に係り、図10はモニタ用伝挙を有する凝固切開鉗子を説明する図、図11は発熱処置装置の構成を説明するブロック図、図12はCPUによる制御例を説明する図、図13は凝固処置時における発熱処置部の温度と時間との関係を示す図である。
図10、及び図11に示すように本実施形態の凝固切開鉗子2Aの処置部4を構成する発熱処置部6、及び弾性受け部7の先端側にはそれぞれ電極6c、7aとが設けられている。発熱処置部6には例えば高周波電流を出力する第1電極6cが設けられ、弾性受け部7には高周波電流を回収する第2電極7aが設けられている。第1電極6cには出力用線8cが接続され、第1電極6cには回収用線8dが接続されている。なお、出力用線8c、及び回収用線8dは前記接続ケーブル8内に挿通されている。
図11に示すように装置本体3には前記第1実施形態の構成に加えて高周波電流発振部37、及びインピーダンス検出部38が設けられている。高周波電流発振部37はCPU31Aの制御の基、処置を行う高周波に比べて微弱な検知用の高周波電流を発生する。高周波電流発振部37は例えば検知用直流電源回路と検知用高周波発生回路とを有して構成される。検知用直流電源回路は検知用電源を発生する。検知用高周波発生回路は検知用直流電源回路からの検知用直流電源により駆動し、高周波で発振して検知用高周波電流を発生し、出力トランスに出力する。インピーダンス検出部38は図示しない電流センサで検出した電流値と図示しない電圧センサで検出した電圧値とからインピーダンスZを検出できるようにしている。そして、このインピーダンス検出部38で検出されたインピーダンスZはCPU31Aに出力される。なお、本実施形態においては、メモリ32にはインピーダンスZと比較される規定値が記憶されている。
図12、及び図13を参照してCPU31Aによる処理を具体的に説明する。
手術中に凝固処置を行う場合、凝固切開鉗子2の処置部4を構成する発熱処置部6と弾性受部7との間に生体組織を把持する。ここで、術者は凝固スイッチ9aを踏み込み操作する。すると、フットスイッチ9からCPU31Aに凝固指示信号が出力される。凝固指示信号を受けたCPU31Aではメモリ32に記憶されている鉗子の種類に対応した凝固処置温度を取得する一方、図12のステップS11でCPU31Aは定電圧制御を行うための制御信号を電気信号供給部33に出力して定電圧制御を開始させる。
定電圧制御が開始されると、まず、処置組織負荷量算出部35では印加電圧・電流検出部34で検出した電圧値と電流値とを基に発熱素子部6aの初期温度T1を算出する。この後、定電圧制御が続けられている間、図13に示すように発熱素子部6aの温度(Ta)が時間の経過に伴って徐々に上昇していく。
このとき、処置組織負荷量算出部35では印加電圧・電流検出部34で検出した電圧値と電流値とを基に算出される温度(Ta)の時間的な変化係数を求める。具体的に、処置組織負荷量算出部35では上述した温度上昇係数を求め、その温度上昇係数を組織負荷量を表す数値に換算し、ステップS12に示すように組織負荷量を表す数値をCPU31Aに出力する。
ステップS13に示すようにCPU31Aは時間の経過とともに入力される組織負荷量を表す数値が経時的に変化しているか否かを比較する。ここで、組織負荷量を表す数値が経時的に変化していない場合、CPU31AではステップS14に移行する。
ステップS14においてCPU31Aはメモリ32にアクセスして、該メモリ32に記憶されている例えば前記図4で示した凝固データを基に、組織負荷量「1」と、凝固深度レベル(例えばレベル3)とに一致する凝固処置時間である出力時間(12sec)を取得し、ステップS15に移行する。
ステップS15においてCPU31Aは、処置組織負荷量算出部35において算出される発熱素子部6aの温度(Ta)が凝固処置温度T0に到達したか否かを比較する。そして、CPU31Aで、温度(Ta)が凝固処置温度T0に到達していないと判定した場合には定電圧制御を継続して行うとともにステップS12に移行する。一方、CPU31Aで、温度(Ta)が凝固処置温度T0に到達したと判定した場合にはステップS16に移行する。
ステップS16においてCPU31Aは高周波電流発振部37に向けて制御信号を出力する。すると、高周波電流発振部37から第1電極6cから把持されている生体組織に検知用高周波電流が出力され、第1電極6cから出力された検知用高周波電流は第2電極7aに帰還する。このとき、インピーダンス検出部38では生体組織のインピーダンスZを取得し、そのインピーダンスZをCPU31Aに出力する。
ステップS17に示すようにCPU31Aではインピーダンス検出部38からインピーダンスZが入力されると、規定値と比較する。ここで、インピーダンスZが規定値以上であった場合にはステップS18に移行する。一方、インピーダンスZが規定値以下であった場合にはステップS19に移行し、CPU31Aの制御の基、予め設定されている時間だけ定電圧制御を行う。
ステップS18においてCPU31Aは、定電圧制御を定電流制御に切り替えるための制御信号を電気信号供給部33に出力する。このことによって、定電流制御が、ステップS14で取得した出力時間(12秒)間だけ行われ、その後、処置部4から生体組織への出力が停止される。
つまり、CPU31Aにおいては、図13に示すように発熱素子部6aの温度が凝固処置温度T0に到達するまでの時間t8の間、電気信号供給部33から発熱素子部6aに定電圧制御による出力を行い、凝固処置温度T0に到達後においては、生体組織のインピーダンスZが規定値以上であった場合に、電気信号供給部33から発熱素子部6aに時間t2(12秒)の間、定電流制御によって凝固処置温度T0を保持する定温度出力による凝固処置を行う。
このように、本実施形態によれば、発熱素子部の温度が凝固処置温度に到達したと判断されたとき、生体組織のインピーダンスZが規定値以上であるか否かの判定を行う。そして、生体組織のインピーダンスZが規定値以上であるときにおいて、凝固処置温度を保持する定電流制御による定温度出力をメモリから取得した凝固処置時間だけ行う。このことによって、より確実で良好な凝固状態を得られる。
なお、本実施形態においては発熱処置部に第1電極を設け、弾性受け部に第2電極を設ける構成としている。しかし、発熱処置部に第2電極を設け、弾性受け部に第1電極を設ける構成、発熱処置部に第1電極と第2電極とを設ける構成、或いは弾性受け部に第1電極と第2電極とを設ける構成であってもよい。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
図1乃至図9は本発明の第1実施形態に係り、図1は発熱処置装置の全体の構成を説明する図 凝固切開鉗子を説明する図 発熱処置装置の構成を説明するブロック図 凝固データの一例であって、定電流制御時における凝固処置時間を示す図 CPUによる一制御例を説明する図 凝固処置時における発熱処置部の温度と時間との関係を示す図 凝固データの他の例であって、定電流制御時における凝固処置温度を示す図 凝固処置時における発熱処置部の温度と時間との関係を示す図 CPUによる他の制御例を説明する図 図10乃至図13は本発明の第2実施形態に係り、図10はモニタ用伝挙を有する凝固切開鉗子を説明する図 発熱処置装置の構成を説明するブロック図 CPUによる制御例を説明する図 凝固処置時における発熱処置部の温度と時間との関係を示す図
符号の説明
1…発熱処置装置 2…凝固切開鉗子 3…装置本体 4…処置部
6a…発熱素子部 31…CPU 32…メモリ 33…電気信号供給部
33a…出力電圧制御部 33b…出力電流制御部 33c…制御切替部
34…印加電圧・電流検出部 35…処置組織負荷量算出部

Claims (5)

  1. 制御部の制御の基、処置具を構成する処置部に設けられている発熱素子部に電気信号を供給する電気信号供給部と、
    前記発熱素子部に印加された電気信号の電圧値、及び電流値を検出する印加電圧・電流検出部と、
    前記印加電圧・電流検出部によって検出した電圧値、及び電流値から算出される前記発熱素子部の位時間当たりの温度上昇率を表した温度上昇係数を基に、前記処置部によって把持されている生体組織の組織負荷量を算出する処置組織負荷量算出部と、
    前記処置部によって前記生体組織の凝固を行う際に該制御部によって取得される、前記処置組織負荷量算出部の算出結果に対応し、前記生体組織を所望する凝固深度で凝固するための凝固データを記憶した記憶手段と、
    を具備することを特徴とする発熱処置装置。
  2. 前記電気信号供給部は、出力電圧制御部、出力電流制御部、及び制御切替部を備え、
    前記制御部は、凝固開始時から前記発熱素子部の温度が凝固設定温度に到達するまでの間は前記出力電圧制御部による定電圧制御を行い、前記発熱素子部の温度が凝固設定温度に到達した後は前記処置組織負荷量算出部で検出した検出結果に対応する凝固データを前記記憶手段から取得して前記出力電流制御部による定電流制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の発熱処置装置。
  3. 前記記憶手段に記憶される凝固データは、前記処置組織負荷量算出部の検出結果と、術者によって前記制御部に入力された凝固深度とに対応する凝固時間データであることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の発熱処置装置。
  4. 前記記憶手段に記憶される凝固データは、前記処置組織負荷量算出部の検出結果と、術者によって前記制御部に入力された凝固深度とに対応する凝固処置温度データであることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の発熱処置装置。
  5. 前記処置具を構成する処置部に、前記生体組織に高周波電流を出力する第1電極と、前記生体組織に対して前記第1電極から出力された前記高周波電流を回収する第2電極とがさらに設けられており、
    前記制御部は、前記発熱素子部に対する前記定電圧制御後、前記生体組織に対して前記第1電極から前記高周波電流を出力し、前記第2電極に帰還した前記高周波電流から前記生体組織のインピーダンスを取得し、該インピーダンスが規定値以上の場合に、前記処置組織負荷量算出部の算出結果と、術者により入力された前記凝固深度とに対応する前記凝固データを用いて、前記発熱素子部に対して定電流制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の発熱処置装置。
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