JP2001258404A - 農業用オレフィン系樹脂フィルム - Google Patents

農業用オレフィン系樹脂フィルム

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JP2001258404A
JP2001258404A JP2000080273A JP2000080273A JP2001258404A JP 2001258404 A JP2001258404 A JP 2001258404A JP 2000080273 A JP2000080273 A JP 2000080273A JP 2000080273 A JP2000080273 A JP 2000080273A JP 2001258404 A JP2001258404 A JP 2001258404A
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Tadahiro Takano
忠広 高野
Toshimi Machida
稔巳 町田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属パイプの錆を防止できる農業用オレフィ
ン系樹脂フィルムを得ること。 【解決手段】 本発明の農業用オレフィン系樹脂フィル
ムは、オレフィン系樹脂100重量部に対し、無機系水
酸化物0.01〜10重量部、金属石鹸0.01〜3重
量部を添加することによって、ハウス等の骨組みに使用
されている金属パイプの錆を防止するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】農業用ハウス等に用いられる
金属パイプが錆易くなるのを防止する効果がある農業用
オレフィン系樹脂フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されてきた農業用フィルム
として、塩化ビニル系樹脂から成形されたものがある。
しかし、塩化ビニル系樹脂から成形された農業用フィル
ムは、焼却すると、酸性ガスを発生し、焼却炉を傷める
等の問題があった。そこで、近年、塩化ビニル系樹脂に
代わり、オレフィン系樹脂が使用されるようになってき
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】農業用ハウス等は、野
外に設置されており、常に風雨にさらされている。その
ため、農業用ハウス等の骨組みとして使用されている金
属パイプ等が錆易いという問題があった。また、金属パ
イプがさびるに伴い、錆の部分に接触したフィルムが劣
化し、ひどい場合には、フィルムが破れるという問題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の農業用オレフィ
ン系樹脂フィルムは、上記の課題を解決するためになさ
れたものであって、請求項1記載の発明は、オレフィン
系樹脂100重量部に対し、無機系水酸化物0.01〜
10重量部、金属石鹸0.01〜3重量部を添加したこ
とを特徴とする農業用オレフィン系樹脂フィルムであ
り、請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成に加
え、無機系水酸化物が、水酸化アルミニウム、水酸化マ
グネシウム、水酸化カルシウムから選ばれる1種以上の
化合物であることを特徴とする農業用オレフィン系樹脂
フィルムであり、請求項3記載の発明は、請求項1又は
2記載の構成に加え、金属石鹸が、ステアリン酸カルシ
ウムであることを特徴とする農業用オレフィン系樹脂フ
ィルムである。
【0005】本発明に使用できるオレフィン系樹脂とし
ては、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、
中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、メタロセン
触媒を用いて重合したポリエチレン等のポリエチレン;
ランダム重合ポリプロピレン、ブロック重合ポリプロピ
レン、シンジオタクチックポリプロピレン、アイソタク
チックポリプロピレン等のポリプロピレン;エチレン−
酢酸ビニル、エチレン−アクリル酸、エチレン−アクリ
ル酸エステル、エチレン−メタクリル酸、エチレン−メ
タクリル酸エステル等のエチレン系共重合体又はこれら
の混合物が挙げられる。
【0006】上記のオレフィン系樹脂の中でも、低密度
ポリエチレンや、線状低密度ポリエチレン、エチレン−
酢酸ビニルといった比較的柔らかいオレフィン系樹脂が
好ましい。
【0007】また、本発明に使用できる無機系水酸化物
としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、
水酸化カルシウム等が挙げられる。
【0008】本発明の農業用オレフィン系樹脂フィルム
には、オレフィン系樹脂100重量部に対して、無機系
水酸化物を0.01〜10重量部を添加するが、好まし
くは1〜10重量部、さらに好ましくは、5〜10重量
部である。無機系水酸化物の添加量が少なすぎると、金
属パイプの錆を防止することができず、添加量が10重
量部を超えても、効果はほとんど変わらず、コストが高
くなる。
【0009】本発明の農業用オレフィン系樹脂フィルム
に使用できる金属石鹸としては、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸亜鉛等の脂肪
酸の金属塩が使用できるが、特にステアリン酸カルシウ
ムが効果的である。
【0010】上記の金属石鹸の添加量としては、オレフ
ィン系樹脂100重量部に対し、金属石鹸0.01〜3
重量部であるが、好ましくは、0.1〜1重量部であ
る。金属石鹸の添加量が少なすぎると、金属パイプの錆
を防止することができず、添加量が多すぎると、ブリー
ドしてしまう。
【0011】本発明の農業用オレフィン系樹脂フィルム
における、金属パイプの錆を防止する効果は、無機系水
酸化物と金属石鹸の相乗効果であり、どちらか一方が欠
けても、この効果は得られない。
【0012】本発明の農業用オレフィン系樹脂フィルム
には、必要に応じて、上記以外の添加剤、例えば、顔
料、熱安定剤、光安定剤、充填剤、紫外線吸収剤、滑
剤、防滴剤、防霧剤、保温剤等が添加できる。
【0013】滑剤としては、ステアリン酸亜鉛、ステア
リン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム等の金属石
鹸;流動パラフィン、ポリエチレンワックス類、塩素化
炭化水素類等の炭化水素類;ステアリン酸、ステアリン
酸アマイド、パルミチン酸アマイド、メチレンビスステ
アロアマイド、エチレンビスステアロアマイド等の脂肪
酸及び脂肪酸アマイド;ステアリン酸ブチル、パルミチ
ン酸セチル、ステアリン酸モノグリセリド等の脂肪酸エ
ステル;シリカ系等の滑剤が使用できる。
【0014】紫外線吸収剤としては、サリチル酸エステ
ル、ベンゾトリアゾール、ヒドロキシベンゾフェノン、
アクリロニトリルやこれらの置換体等が挙げられる。こ
れらの紫外線吸収剤は、単独又は2種以上を混合して使
用することができる。具体的には、2,4−ジヒドロキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−エトキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノ
ン、5,5’−メチレンビス(2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン)等の2−ヒドロキシベンゾフェ
ノン類;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’−tert−ブチル−5’−メチルフェニル)−5
−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−5’−tert−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジクミル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2,2’−メチレンビ
ス(4−tert−オクチル−6−ベンゾトリアゾー
ル)フェノール等の2−(2’−ヒドロキシフェニル)
ベンゾトリアゾール類;フェニルサリチレート、レゾル
シノールモノベンゾエート、2,4−ジ−tert−ブ
チルフェニル−3’,5’−ジ−tert−ブチル−
4’−ヒドロキシベンゾエート、ヘキサデシル−3,5
−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート
等のベンゾエート類;2−エトキシ−4’−ドデシルオ
キザニリド等のオキザニリド類;エチル−α−シアノ−
β,β−ジフェニルアクリレート、メチル−2−シアノ
−3−メチル−3−(p−メトキシフェニル)アクリレ
ート等のシアノアクリレート類が挙げられる。
【0015】保温剤としては、各種ハイドロタルサイト
類等が使用できる。例えば、一般式 M(1-X)・AlX・(OH)2/Dx/n・mH2O で表されるものであり、式中のMはアルカリ土類金属又
はZnを示し、Dはn価のアニオンを示す。また、x及
びmは下記式の条件を満足するものである。 0<x<0.5 0≦m≦2 n価のアニオンとしては、Cl-、Br-、NO3 -、Cl
4 -、SO4 2-、CO3 2-、SiO3 2-、HPO4 2-、HB
3 2-、PO4 3-、Fe(CN)6 3-、Fe(CN)4 4-
CH3COO-、C64(OH)COO-、(CO
-2、C64(COO-)COO-、C107SO3 -
のアニオンが例示できる。
【0016】また、上記ハイドロタルサイト類は表面処
理剤で処理して利用することができ、オレフィン系樹脂
に対する分散性ないし親和性を一層向上させて、フィル
ムの加工適性や平行光線透過性を向上させることができ
る。このような表面処理剤としては、例えば、ラウリル
酸ナトリウム、ラウリル酸カリウム、オレイン酸ナトリ
ウム、オレイン酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム、
ステアリン酸カリウム、パルミチン酸ナトリウム、パル
ミチン酸カリウム、カプリン酸ナトリウム、カプリン酸
カリウム、ミリスチン酸ナトリウム、ミリスチン酸カリ
ウム、リノール酸ナトリウム、リノール酸カリウム等の
高級脂肪酸のアルカリ金属塩;ラウリル酸、オレイン
酸、ステアリン酸、パルミチン酸、カプリン酸、ミリス
チン酸、リノール酸等の高級脂肪酸;イソプロピルトリ
イソステアロイルタネート、イソプロピルトリス(ジオ
クチルパイオホスフェート)チタネート、テトライソプ
ロピルビス(ジオクチルホスフェート)チタネート、ビ
ニルトリエトキシシラン、ガンマメタクリルオキシプロ
ピルトリメトキシシラン、ガンマグリシドオキシプロピ
ルトリメトキシシラン等のカップリング剤等が使用でき
る。
【0017】防滴剤としては、従来から知られているソ
ルビタン脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エ
ステル、ソルビタン脂肪酸・二塩基酸エステル、グリセ
リン脂肪酸・二塩基酸エステル、ジグリセリン脂肪酸・
二塩基酸エステル等の多価アルコールと脂肪酸とのエス
テル、多価アルコールの脂肪酸及び二塩基酸とのエステ
ル、あるいはこれらに、エチレンオキサイド、プロピレ
ンオキサイド等のアルキレンオキサイドが付加された化
合物が使用でき、具体的には、ソルビタンパルミテー
ト、ソルビタンステアレート、ソルビタンステアレート
・エチレンオキサイド2モル付加物、ソルビタンステア
レート・プロピレンオキサイド3モル付加物、ソルビタ
ンステアレート・エチレンオキサイド3モル付加物、ジ
グリセリンパルミテート、ジグリセリンステアレート、
グリセリンパルミテート、グリセリンステアレート、グ
リセリンパルミテート・エチレンオキサイド2モル付加
物、ソルビタンステアレートアジペート・エチレンオキ
サイド3モル付加物、ソルビトールステアレートアジペ
ート・エチレンオキサイド2モル付加物、ジグリセリン
パルミテートセバケート・プロピレンオキサイド3モル
付加物、ソルビトールパルミテートアジペート・エチレ
ンオキサイド3モル付加物等が使用できるが、特に好ま
しくは、ソルビタンパルミテート等のソルビタン系の防
滴剤である。これらの防滴剤は、単独で使用してもよい
し、2種以上を組み合わせて使用しても良い。
【0018】光安定剤としては、2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルステアレート、1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジルステアレート、
2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジルベンゾ
エート、N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)ドデシルコハク酸イミド、1−[(3,5−
ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオニルオキシエチル]−2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジル(3,5−ジ−tert−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ビス(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケー
ト、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピ
ペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6,−
ペンタメチル−4−ピペリジル)−2−ブチル−2−
(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)マロネート、N,N’−ビス(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミ
ン、テトラ(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジル)ブタンテトラカルボキシレート、ビス(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ジ(トリ
デシル)ブタンテトラカルボキシレート、ビス(1,
2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)ジ
(トリデシル)ブタンテトラカルボキシレート、3,9
−ビス{1,1−ジメチル−2−[トリス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジルオキシカルボニ
ルオキシ)ブチルカルボニルオキシ]エチル}−2,
4,8,10−テトラオキシサスピロ[5,5]ウンデ
カン、3,9−ビス{1,1−ジメチル−2−[トリス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル
オキシカルボニルオキシ)ブチルカルボニルオキシ]エ
チル}−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,
5]ウンデカン、1,5,8,12−テトラキス{4,
6−ビス[N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−
ビペリジル)ブチルアミノ]−1,3,5−トリアジン
−2−イル}−1,5,8,12−テトラアザドデカ
ン、1−(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジノール/コハク酸ジメチル
縮合物、2−tert−オクチルアミノ−4,6−ジク
ロロ−s−トリアジン/N,N’−ビス(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジ
アミン縮合物、N,N’−ビス(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミン/
ジブロモエタン縮合物等のヒンダードアミン系光安定剤
等が挙げられる。
【0019】防霧剤としては、含フッ素化合物が使用で
き、具体的には、例えば、化1の(1)〜(32)に示
すものが挙げられ、これらの含フッ素化合物は、単独又
は2種以上を組み合わせて使用することができる。含フ
ッ素化合物の添加量は、オレフィン系樹脂100重量部
に対して、含フッ素化合物0.01〜3重量部である。
【0020】
【化1】
【0021】本発明のオレフィン系樹脂フィルムは、単
層でもよいし、複数層を積層したものでもよい。複数層
を積層する場合には、少なくともハウスの内側に位置す
る層にオレフィン系樹脂100重量部に対し、無機系水
酸化物0.01〜10重量部、金属石鹸0.01〜3重
量部を添加した層を設ける必要がある。
【0022】本発明のオレフィン系樹脂フィルムの成形
方法としては、カレンダー法、押出法、インフレーショ
ン法等の公知の手段が使用できる。
【0023】
【実施例】[実施例1〜5]実施例1〜5として、表1
に示した配合から、押出法により単層フィルムを成形
し、金属パイプの錆の防止効果を評価した。 [実施例6〜10]実施例6〜10として、表2に示し
た配合から、共押出法により、多層フィルムを成形し、
金属パイプの錆の防止効果を評価した。
【0024】
【表1】 *1 酢酸ビニル含有率10%のエチレン−酢酸ビニル
共重合体 商品名:エバテート D2021(住友化学
社製) *2 ハイドロタルサイト 商品名:アルカマイザー
1(協和化学社製) *3 ジグリセリンステアレート *4 商品名:Chimassorb 944(チバ・
スペシャリティ・ケミカルズ社製) *5 商品名:Viosorb 520(共同薬品社
製) *6 含フッ素化合物 商品名:DS−403(ダイキ
ン社製) *7 商品名:ミンシル 5(エア・ブラウン社製) *8 エチレンビスステアリン酸アマイド *9 幅4.5mの単棟大型パイプハウスにフィルムを
展張し、12ヶ月後、フィルムが接触していた部分の錆
を目視にて確認し、下記基準で評価した。 ◎ 錆は全く見られない 錆はほとんど見られない △ 錆が少し見られる × 錆がある
【0025】
【表2】 *2〜8は表1と同じ *10 線状低密度ポリエチレン 商品名:スミカセン
αFZ225−1(住友化学社製) *11 低密度ポリエチレン 商品名:スミカセン F
200(住友化学社製)*12 酢酸ビニル含有率15
%のエチレン−酢酸ビニル共重合体 商品名:エバテー
ト H2081(住友化学社製) *13 酢酸ビニル含有率5%のエチレン−酢酸ビニル
共重合体 商品名:エバテート D2011(住友化学
社製) *14 幅4.5mの単棟大型パイプハウスに内層を内
側にしてフィルムを展張し、12ヶ月後、フィルムが接
触していた部分の錆を目視にて確認し、下記基準で評価
した。 ◎ 錆は全く見られない 錆はほとんど見られない △ 錆が少し見られる × 錆がある
【0026】[比較例1〜5]比較例1〜5として、表
3に示した配合から、押出法により単層フィルムを成形
し、金属パイプの錆の防止効果を評価した。 [比較例6〜10]比較例6〜10として、表4に示し
た配合から、共押出法により、多層フィルムを成形し、
金属パイプの錆の防止効果を評価した。
【0027】
【表3】 *1〜9は表1と同じ
【0028】
【表4】 *2〜14は表2と同じ
【0029】
【発明の効果】本発明の農業用オレフィン系樹脂フィル
ムは、オレフィン系樹脂100重量部に対し、無機系水
酸化物を0.01〜10重量部、金属石鹸を0.01〜
3重量部添加したフィルムとすることによって、無機系
水酸化物と金属石鹸の相乗効果により、農業用ハウス等
の金属パイプのフィルムと接触している部分における錆
を防止効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 23/00 C08L 23/00 Fターム(参考) 2B024 DB01 2B029 EC02 EC09 EC14 EC15 EC16 EC17 EC18 EC20 4F071 AA14 AB18 AC09 AH01 BB06 BB09 BC01 4J002 BB031 BB061 BB071 BB081 BB121 DE076 DE086 DE146 EG037 FD040 FD050 FD170 GA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系樹脂100重量部に対し、
    無機系水酸化物0.01〜10重量部、金属石鹸0.0
    1〜3重量部を添加した農業用オレフィン系樹脂フィル
    ム。
  2. 【請求項2】 無機系水酸化物が、水酸化アルミニウ
    ム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウムから選ばれ
    る1種以上の化合物である請求項1記載の農業用オレフ
    ィン系樹脂フィルム。
  3. 【請求項3】 金属石鹸が、ステアリン酸カルシウムで
    ある請求項1又は2記載の農業用オレフィン系樹脂フィ
    ルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11441025B2 (en) * 2016-05-24 2022-09-13 Clariant International Ltd Release components to increase anti-adhesion properties of thermoplastic packaging material

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