JP2001257872A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JP2001257872A
JP2001257872A JP2000066521A JP2000066521A JP2001257872A JP 2001257872 A JP2001257872 A JP 2001257872A JP 2000066521 A JP2000066521 A JP 2000066521A JP 2000066521 A JP2000066521 A JP 2000066521A JP 2001257872 A JP2001257872 A JP 2001257872A
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JP
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pixel
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JP2000066521A
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English (en)
Inventor
Jiro Kitano
次郎 北野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像劣化を抑制しつつ単純処理により低コス
トで画像処理を行う。 【解決手段】 原画像を斜め方向に間引き、間引いて残
った画素における相互に隣接する複数の画素を平均化し
て新たな画素を生成し、これら新たに生成された画素で
新画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法に関
し、特に画素密度の変換に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における画素密度の変換技術とし
て、単純に画素を水平方向および垂直方向に間引く単純
間引き方法や、縮小率に応じた一定サイズの画素の集合
体を平均化して間引く単純平均化方法等がある。
【0003】ここで、図4は従来の画像処理方法による
単純間引き方法を示す説明図、図5は従来の画像処理方
法による単純平均化方法を示す説明図である。
【0004】以下、従来の画像処理方法について、1/
2倍の画素密度変換処理を図4および図5を用いて説明
する。
【0005】図4において、画素pの集合で構成された
原画像(図4(a))に対して、図中の●画素で示すよ
うに、水平方向および垂直方向ともに偶数行および偶数
列の画素pを間引く(図4(b))。
【0006】すると、図4(c)に示すように、水平方
向および垂直方向ともに画素数が1/2となって処理後
の新画像が得られる。
【0007】このようにして、単純間引きに方法による
画素密度の変換処理が行われる。
【0008】次に、図5において、原画像(図5
(a))を2×2マトリクスでブロック分けして、画素
a,b,e,fと画素c,d,g,hの2ブロックに分
ける。
【0009】次に、ブロック単位での画素の単純平均値
を算出し(図5(b))、その平均値画素AおよびBを
画素a,b,e,fと画素c,d,g,hの1/2縮小
画素とする(図5(c))。
【0010】このようにして、単純平均化方法による画
素密度変換処理が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画素処理技術においては、単純間引き方法によれば画像
のぬけやつぶれが発生する。
【0012】また、単純平均化方法によれば、平均化に
起因する画像のボケが発生するのみならず、処理の複雑
化やメモリ量の増大という問題が発生する。
【0013】そこで、本発明は、画像劣化を抑制しつつ
単純処理により低コストで画像処理を行うことのできる
画像処理方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像処理方法は、原画像を斜め方向に間引
き、間引いて残った画素における相互に隣接する複数の
画素を平均化して新たな画素を生成し、これら新たに生
成された画素で新画像を形成するものである。
【0015】これにより、原画像を斜め方向に間引き、
間引いた後の画素を平均化して新画像を形成しているの
で、画像劣化を抑制しつつ単純処理により低コストで画
像処理を行うことが可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、原画像を斜め方向に間引き、間引いて残った画素に
おける相互に隣接する複数の画素を平均化して新たな画
素を生成し、これら新たに生成された画素で新画像を形
成する画像処理方法であり、原画像を斜め方向に間引
き、間引いた後の画素を平均化して新画像を形成してい
るので、画像劣化を抑制しつつ単純処理により低コスト
で画像処理を行うことが可能になるという作用を有す
る。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、原画像
を斜め方向に間引き、間引いて残った画素における相互
に最近傍に位置する2画素を平均化して新たな画素を生
成し、これら新たに生成された画素で新画像を形成する
画像処理方法であり、原画像を斜め方向に間引き、間引
いた後の画素を平均化して新画像を形成しているので、
画像劣化を抑制しつつ単純処理により低コストで画像処
理を行うことが可能になるという作用を有する。また、
相互に最近傍に位置する2画素を平均化しているので、
画素密度の変換倍率の如何に関わらず必ず2ライン単位
の処理が可能になり、画素密度変換処理に使用するメモ
リ量を低減することができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2記載の発明において、画素の平均化は、(x+y)/
2=X(但し、x・y:隣接2画素、X:新画素)によ
り単純平均で行われる画像処理方法であり、原画像を斜
め方向に間引き、間引いた後の画素を平均化して新画像
を形成しているので、画像劣化を抑制しつつ単純処理に
より低コストで画像処理を行うことが可能になるという
作用を有する。また、相互に最近傍に位置する2画素を
単純平均しているので、演算処理が簡略化されて画像処
理の高速化を図ることが可能になるという作用を有す
る。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における画像処理方法を示す説明図である。なお、
以下に説明する実施の形態2および3を含め、画素密度
を1/2倍に変換するための変換処理を示しているが、
変倍率は1/2以外でもよい。
【0021】図1に示すように、実施の形態1の画素処
理方法において、原画像(図1(a))として、a〜p
までの16個の画素が4×4のマトリクス状に配置され
ている。
【0022】このような原画像に対して、画素を斜め4
5度に間引く(図1(b))。すなわち、画素a・画素
c・画素f・画素i・画素h・画素k・画素n・画素p
を削除する。これにより、図1(b)に示すように、斜
め方向に、画素b・画素e・画素d・画素g・画素j・
画素m・画素l・画素oが残されることになる。
【0023】次に、図1(c)に示すように、隣接する
斜め画素を使用して平均化処理を行う。
【0024】すると、図1(d)に示すように、新画素
A・B・C・Dによる原画像から画素密度1/2倍に変
換された2×2マトリクスの縮小画像が得られる。
【0025】ここで、新画素Aは、例えば相互に隣接す
る画素b・画素e・画素gの3画素を単純平均化((b
+e+g)/3)することにより得られる。
【0026】なお、ここでは横方向に隣接する3画素を
使用して新画素を形成しているが、縦方向に隣接する画
素を使用して新画素を形成してもよい。また、平均化に
用いる画素数は3画素である必要はなく、2画素でも4
画素以上でもよい。
【0027】原画像の間引き角度は、マトリクスの配列
形態によっては45度以外としてもよい。
【0028】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、原画像を斜め方向に間引き、間引いた後の画素を平
均化して新画像を形成しているので、画像劣化を抑制し
つつ単純処理により低コストで画像処理を行うことが可
能になる。
【0029】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における画像処理方法を示す説明図である。
【0030】図2に示すように、本実施の形態2の画素
処理方法において、原画像(図2(a)として、a〜p
までの16個の画素が4×4のマトリクス状に配置され
ている。
【0031】このような原画像に対して、画素を斜め4
5度に間引く(図2(b))。すなわち、画素a・画素
c・画素f・画素i・画素h・画素k・画素n・画素p
を削除する。これにより、図2(b)に示すように、斜
め方向に、画素b・画素e・画素d・画素g・画素j・
画素m・画素l・画素oが残されることになる。
【0032】次に、相互に最近傍に位置する2画素を使
用して平均化処理を行う。すなわち、図2(b)の枠線
内の画素b・画素e・画素d・画素gについて、間引き
方向と同一方向に隣接する2画素である画素bと画素e
を使って平均化処理を行い新画素Aを生成し、隣接する
斜め2画素である画素dと画素gを使って平均化処理を
行い新画素Bを生成する(図2(c))。さらに、これ
らと同様にして、画素jと画素mおよび画素lと画素o
により新画素Cと新画素Dを生成する。
【0033】すると、図2(d)に示すように、原画像
から画素密度1/2倍に変換された新画素A・B・C・
Dによる2×2マトリクスの縮小画像が得られる。
【0034】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、原画像を斜め方向に間引き、間引いた後の画素を平
均化して新画像を形成しているので、画像劣化を抑制し
つつ単純処理により低コストで画像処理を行うことが可
能になる。
【0035】また、相互に最近傍に位置する2画素を平
均化しているので、画素密度の変換倍率の如何に関わら
ず必ず2ライン単位の処理が可能になり、画素密度変換
処理に使用するメモリ量を低減することができる。
【0036】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3における画素処理方法を示す説明図である。
【0037】図3に示すように、本実施の形態3の画素
処理方法において、原画像(図3(a)として、a〜p
までの16個の画素が4×4のマトリクス状に配置され
ている。
【0038】このような原画像に対して、画素を斜め4
5度に間引く(図3(b))。すなわち、画素a・画素
c・画素f・画素i・画素h・画素k・画素n・画素p
を削除する。これにより、図3(b)に示すように、斜
め方向に、画素b・画素e・画素d・画素g・画素j・
画素m・画素l・画素oが残されることになる。
【0039】次に、相互に最近傍に位置する2画素を使
用して平均化処理を行う。すなわち、図3(b)の枠線
内の画素b・画素e・画素d・画素gについて、間引き
方向と同一方向に隣接する2画素である画素bと画素e
を使って平均化処理を行い新画素Aを生成し、隣接する
斜め2画素である画素dと画素gを使って平均化処理を
行い新画素Bを生成する(図3(c))。さらに、これ
らと同様にして、画素jと画素mおよび画素lと画素o
により新画素Cと新画素Dを生成する。
【0040】このとき、平均化処理は単純平均で行う。
つまり、平均化処理を以下の式で実行する。
【0041】新画素X=(画素x+画素y)/2 すなわち、例えば新画素Aは(画素b+画素e)/2に
より生成する。
【0042】すると、図3(d)に示すように、原画像
から画素密度1/2倍に変換された新画素A・B・C・
Dによる2×2マトリクスの縮小画像が得られる。
【0043】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、原画像を斜め方向に間引き、間引いた後の画素を平
均化して新画像を形成しているので、画像劣化を抑制し
つつ単純処理により低コストで画像処理を行うことが可
能になる。
【0044】また、相互に最近傍に位置する2画素を単
純平均しているので、演算処理が簡略化されて画像処理
の高速化を図ることが可能になる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、原画像
を斜め方向に間引き、間引いた後の画素を平均化して新
画像を形成しているので、画像劣化を抑制しつつ単純処
理により低コストで画像処理を行うことが可能になると
いう有効な効果が得られる。
【0046】また、相互に最近傍に位置する2画素を平
均化して新たな画素を生成すれば、画素密度の変換倍率
の如何に関わらず必ず2ライン単位の処理が可能にな
り、画素密度変換処理に使用するメモリ量を低減するこ
とができるという有効な効果が得られる。
【0047】そして、相互に最近傍に位置する2画素を
単純平均すれば、演算処理が簡略化されて画像処理の高
速化を図ることが可能になるという有効な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像処理方法を
示す説明図
【図2】本発明の実施の形態2における画像処理方法を
示す説明図
【図3】本発明の実施の形態3における画像処理方法を
示す説明図
【図4】従来の画像処理方法による単純間引き方法を示
す説明図
【図5】従来の画像処理方法による単純平均化方法を示
す説明図
【符号の説明】
p 画素

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画像を斜め方向に間引き、 間引いて残った画素における相互に隣接する複数の前記
    画素を平均化して新たな画素を生成し、 これら新たに生成された前記画素で新画像を形成するこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】原画像を斜め方向に間引き、 間引いて残った画素における相互に最近傍に位置する2
    画素を平均化して新たな画素を生成し、 これら新たに生成された前記画素で新画像を形成するこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】前記画素の平均化は次式により単純平均で
    行われることを特徴とする請求項2記載の画像処理方
    法。 (x+y)/2=X (但し、x・y:隣接2画素、
    X:新画素)
JP2000066521A 2000-03-10 2000-03-10 画像処理方法 Pending JP2001257872A (ja)

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