JP2001257834A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2001257834A
JP2001257834A JP2000070229A JP2000070229A JP2001257834A JP 2001257834 A JP2001257834 A JP 2001257834A JP 2000070229 A JP2000070229 A JP 2000070229A JP 2000070229 A JP2000070229 A JP 2000070229A JP 2001257834 A JP2001257834 A JP 2001257834A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信した両面画像の表裏いずれかの片面が全
白画像のときに、記録紙への記録時間を短縮した通信端
末装置を提供すること。 【解決手段】 フェイスアップ排出設定の場合には、記
録紙トレイ21から記録紙22は第1搬送路23を通
り、転写ドラム27でRの面に先に最終ペ−ジの裏面画
像が記録される。次に、記録紙22は一旦第3搬送路2
5に引き込まれた後に反転搬送路26を通り表裏反転さ
れSの面に表面画像が記録されて、フェイスアップ排出
トレイ28にSの面を上にして排出される。表面画像が
全白画像の場合には、記録紙のRの面に裏面画像を記録
し反転搬送路26は通さずにそのままRの面を上にして
排出する。第1切り替えゲ−ト30、第2切り替えゲ−
ト31を操作することにより、記録紙の搬送経路を選定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信した両面画像
の表裏いずれかの片面が全白画像のときに、記録紙への
記録時間を短縮した通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の通信技術の進展に伴い、ファクシ
ミリ装置においても種々の機能を備えたものが開発され
ている。その一例として、送信側から送信されてくる両
面原稿の画像を受信して、記録紙の両面に記録する、両
面プリントユニットを具備するファクシミリ装置が知ら
れている。
【0003】両面プリントユニットは、例えば電子写真
方式のプリンタを使用する。記録紙の両面に画像を記録
するファクシミリ装置は、記録紙の片面(表面)に両面
原稿の画像の一方を記録した後に、記録紙の表裏を反転
させて裏面に他方の画像を記録するものである。
【0004】記録紙の両面に画像を記録するファクシミ
リ装置は、最近の環境保全への関心の高まりや、資源の
有効利用の観点から、記録紙を節約しようとするユ−ザ
の要請に対応できるものである。また、記録紙の両面に
画像を記録することにより、経費を節減できるという利
点もあることから、このようなファクシミリ装置を導入
するユ−ザの増加が見込まれている。
【0005】ところで、記録紙の両面に画像を記録する
ファクシミリ装置で受信する両面画像は、送信される原
稿の形態等に応じて、受信した表面画像または裏面画像
のいずれか片面に文字や図の画像が全く存在しない、全
白画像の状態となっている場合がある。
【0006】図10は、このような受信画像の例を示す
説明図である。図10において、Paは表面画像、Pb
は裏面画像である。第1ペ−ジは、表面画像Pa、裏面
画像Pbが共に存在する場合、第Hペ−ジは、裏面画像
Pbは存在するが表面画像が全白画像である場合、第K
ペ−ジは、表面画像Paは存在するが裏面画像が全白画
像である場合を示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、受信した
表面画像または裏面画像のいずれか片面が全白画像の場
合にも、従来は記録紙を反転させて全白画像を記録して
いた。このため、記録紙には記録しても意味のない無駄
な全白画像が記録されることになり、受信画像の記録時
間が長くなるという問題があった。
【0008】本発明はこのような問題に鑑みて、受信し
た両面画像の表裏いずれかの片面が全白画像のときに、
記録紙への記録時間を短縮した通信端末装置の提供を目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
するために、請求項1に係る発明においては、通信端末
装置を、両面画像の受信部と、前記両面画像を記憶する
記憶部と、記録紙を表裏反転して通過させる表裏反転機
構を設けて、前記両面画像を記録紙の両面に記録する記
録部とを備え、前記両面画像の表裏いずれかの片面が全
白画像であることを判定すると共に、片面が全白画像と
判定したときには、記録紙の片面には記録せずに排出す
る指令を前記記録部に与える制御部を設けた構成として
いる。
【0010】また請求項2に係る発明は、請求項1に記
載の通信端末装置において、前記両面画像の片面が全白
画像のときには、記録紙の片面に画像を記録し前記表裏
反転機構を通さずに記録紙を排出することを特徴として
いる。
【0011】さらに請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の通信端末装置において、前記記録
紙の排出時に、記録紙の上面に記録される画像が全白画
像である場合には、記録紙の下面に記録されるように設
定された画像を、記録紙の上面に記録するように設定を
変更することを特徴としている。
【0012】さらに請求項4に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の通信端末装置において、前記記録
紙の排出時に、記録紙の下面に記録される画像が全白画
像である場合には、記録紙の上面に記録されるように設
定された画像を、記録紙の下面に記録するように設定を
変更することを特徴としている。
【0013】上記請求項1に係る発明の特徴によれば、
受信した両面画像の表裏いずれかの片面が全白画像であ
ると判定したときには、記録紙の片面には記録せずに排
出している。このため、記録紙への記録時間を短縮する
ことができる。
【0014】また、請求項2に係る発明においては、受
信した両面画像の片面が全白画像のときには、記録紙の
片面に画像を記録し前記表裏反転機構を通さずに記録紙
を排出している。このため、記録紙に画像を記録する際
の処理が簡略化され、記録紙の搬送時間を短縮すること
ができる。
【0015】さらに、請求項3に係る発明においては、
記録紙の上面に記録される画像が全白画像の場合には、
記録紙の下面に記録される設定の画像を記録紙の上面に
記録している。このため、受信側のユ−ザは通信端末装
置に障害が発生したものと誤認することがなく、また、
記録紙を裏返して原稿の内容を確認する必要もないの
で、作業負担の増大を防ぐことができる。
【0016】さらに、請求項4に係る発明においては、
記録紙の排出時に、記録紙の下面に記録される画像が全
白画像である場合には、記録紙の上面に記録されるよう
に設定された画像を、記録紙の下面に記録するように設
定を変更している。このためめ、集積された記録紙を反
転してペ−ジ昇順にセットし直した場合には、記録紙の
上面に画像が記録されていることになり、記録紙の整理
がしやすくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信端末装置
の実施の形態について図により説明する。両面受信画像
の記録を行なうファクシミリ装置の通信手順(プロトコ
ル)については、国際電信電話連合(Internat
ional Telecommunication U
nion、ITUと略記する)の有線系標準化(T)の
勧告(ITU−Tの勧告)T.30において、規定され
ている。
【0018】図5、図6は、本発明が適用されるファク
シミリ装置の通信手順をシ−ケンスで示す示す説明図で
ある。これらの例においては、発呼側(送信側)のファ
クシミリ装置から、被呼側(受信側)のファクシミリ装
置に対してファクシミリ原稿(画像)を送信する例を示
している。次にこの通信手順について説明する。なお、
以下では「発呼側のファクシミリ装置」、「被呼側のフ
ァクシミリ装置」を略称して、単に「発呼側」、「被呼
側」と表現している。
【0019】図5の例において、(1)で発呼側から被
呼側に呼び出し音(CNG)を発信する。(2)で、被
呼側が呼び出し音に応答し回線の直流回路を閉じた後、
被呼側から発呼側に被呼端末識別信号(CED)を送信
する。次に(3)で被呼側から発呼側にファクシミリ装
置の能力に関するデジタル識別信号(DIS)を送信す
る。
【0020】次に、(4)で発呼側から被呼側に対し
て、ファクシミリ原稿を送信するためのデジタル命令信
号(DCS)を送信する。また(5)で発呼側から被呼
側に対してトレ−ニングチェック(TCF)を開始す
る。トレ−ニングチェックが終了すると、(6)で被呼
側から発呼側に受信準備確認信号(CFR)を送信す
る。
【0021】次に、(7)で発呼側から被呼側に対して
ファックスメッセ−ジ信号(FAXMSG1)を送信す
る。また、(8)のマルチペ−ジ信号(MPS、PN=
1、0、F)を送信する。この(8)の信号は、発呼側
から被呼側に対して送信される1番目の信号は、1ペ−
ジ目の表面画像の信号であることを示すものである。
【0022】(9)は、被呼側から発呼側に送信される
メッセ−ジ確認信号(MCF)である。続いて、(1
0)で発呼側から被呼側に対してファックスメッセ−ジ
信号(FAXMSG2)を送信し、(11)でマルチペ
−ジ信号(MPS、PN=2、1、B)を送信する。こ
の(11)の信号は、発呼側から被呼側に対して送信さ
れる2番目の信号は、1ペ−ジ目の裏面画像の信号であ
ることを示すものである。次に、(12)で被呼側から
発呼側にメッセ−ジ確認信号(MCF)を送信する。
【0023】以下、前記(7)〜(9)と同様に(1
3)〜(15)で、発呼側から被呼側に対して送信され
る3番目の信号は、2ぺ−ジ目の表面画像の信号である
ことの処理を行なう。(16)、(17)は、発呼側か
ら被呼側に対して送信される4番目の信号は、2ペ−ジ
目の裏面画像の信号であることを示している。
【0024】このように、図5の例では、発呼側から被
呼側に対して、奇数番目の信号で各ペ−ジの表面画像の
信号を送信し、偶数番目の信号で各ペ−ジの裏面画像の
信号を送信している。すなわち、表面画像と裏面画像を
交互に送信している。以下、所定ペ−ジ数の表面画像と
裏面画像を交互に送信し、最後に(18)で発呼側から
被呼側に切断命令信号(DCN)を送信して通信を終了
する。
【0025】図6の例は、(1)〜(10)の通信手順
は図5の例と同じである。(11)で、発呼側から被呼
側に対して送信されるマルチペ−ジ信号(MPS、PN
=3、0、F)は、発呼側から被呼側に対して送信され
る2番目の信号が、3ペ−ジ目の信号の表面画像の信号
であることを示している。
【0026】発呼側から被呼側に対して、連続して所定
数(例えばM)の表面画像のみの信号を送信する。次
に、(12)でファックスメッセ−ジ信号(FAXMS
G M+1)を送信し、続いて(13)でM+1番目の
信号は、1ペ−ジ目の裏面信号であることを示すマルチ
ペ−ジ信号(MPS、PN=2、1、B)を送信する。
【0027】次に、(14)で被呼側から発呼側にメッ
セ−ジ確認信号(MCF)を送信する。続いて、(1
5)でファックスメッセ−ジ信号(FAXMSG M+
2)を送信し、(16)でM+2番目の信号は、裏面信
号であることを示すマルチペ−ジ信号(MPS、PN=
4、1、B)を送信する。
【0028】以下、同様にして各ペ−ジの裏面信号であ
ることを示す所定数の信号を送信する。最後に、(1
7)で発呼側から被呼側に切断命令信号(DCN)を送
信して通信を終了する。すなわち、図6の例は、各ペ−
ジの表面画像を記録する信号を連続して送信し、表面画
像の送信が終了すると、続いて、各ペ−ジの裏面画像を
記録する信号を連続して送信するものである。
【0029】図4は、本発明が適用される両面ファクシ
ミリ装置の制御装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図4において、ファクシミリ装置の制御装置1は、
各種信号やデ−タを処理するための制御部2を有してい
る。この制御部2は、例えばCPU(中央処理装置)に
より構成されている。
【0030】制御部2には、回線制御部(NCU)4、
モデム5、画像メモリ6、RAM7、ROM8、表示部
9、操作部10、読取部11、記録部12、時計部13
が接続されている。
【0031】回線制御部4は外部回線3と接続され、相
手先のダイヤル番号に対応したダイヤルパルスの送出、
及び着信を検出する。モデム5は相手先のファクシミリ
装置等の通信端末装置との間で送受信されるデ−タを変
調・復調し、回線制御部4と接続する。このように、回
線制御部4とモデム5は、両面画像を受信する際の受信
部として機能する。画像メモリ6は送受信される画像を
格納する。RAMに7は予約送信またはメモリ受信にお
ける管理デ−タが格納される。ROM8にはファクシミ
リ装置の各種動作に必要なデ−タやプログラムが格納さ
れる。
【0032】陰極線管(CRT)や液晶表示器(LC
D)を用いた表示部9には、ファクシミリ装置の動作に
必要な各種メッセ−ジが表示される。キ−ボ−ドやマウ
ス等からなる操作部10は両面ファクシミリ装置の各種
動作、停止を指示する。読取部11は両面原稿の画像を
読み取る。すなわち、表面の画像の読み取りと、裏面の
画像の読み取りを行なう。
【0033】記録部12は画像を記録紙に記録する。画
像の記録は、記録紙の両面に行なう場合と記録紙の片面
に行なう場合がある。制御部2は、前記画像メモリ6に
記憶されている受信画像を読み出してデ−タを復号化
し、受信画像の表裏いずれかの片面が全白画像であるか
否かを判定する。表裏いずれかの片面が全白画像である
と判定すると、記録紙の片面にのみ記録する指令を記録
部12に出力する。時計部13は現在時刻をカウント
し、時計部13の出力を用いて受信時刻を通信管理記録
に保存する。
【0034】図1は、本発明の記録部の基本的構成を示
す説明図である。21は記録紙のトレイ、22は記録紙
でR、Sの記録面を有している。23は第1搬送路、2
4は第2搬送路、25は第3搬送路、26は反転搬送
路、27は転写ドラム、28はフェイスアップ排出トレ
イ、29はフェイスダウン排出トレイ、30は第1切り
替えゲ−ト、31は第2切り替えゲ−ト、32は第1排
出ロ−ラ、33は第2排出ロ−ラである。
【0035】フェイスアップ排出トレイ28は、図2の
説明図に示すように、表面画像(F)を上側に、裏面画
像(B)を下側に記録した記録紙を集積する。そして、
最終ペ−ジ(N)から集積を開始して最後に第1ペ−ジ
の画像を記録した記録紙を集積する。
【0036】また、フェイスダウン排出トレイ29は、
図3の説明図に示すように、表面画像(F)を下側に、
裏面画像(B)を上側に記録した記録紙を集積する。そ
して、第1ペ−ジから集積を開始して最後に最終ペ−ジ
(N)の画像を記録した記録紙を集積する。フェイスダ
ウン排出トレイ29に集積された記録紙は、該トレイか
ら取り出して反転すると、1ペ−ジからNペ−ジに昇順
でペ−ジ数が揃えられて重ねられる。
【0037】次に、図1の記録部の動作について説明す
る。図1は、フェイスアップ排出とフェイスダウン排出
とを切り替えて設定できる通信端末装置に適用されるも
のである。図1において、フェイスアップ排出を選定す
るときには、最初に第1切り替えゲ−ト30により第2
搬送路24への記録紙の進行を阻止し、また、第2切り
替えゲ−ト31により、第3搬送路25への記録紙の進
行を許容し、反転搬送路26への記録紙の進行を阻止す
る設定としておく。第1搬送路23で搬送されてきた記
録紙22のRの面に、転写ドラム27により先に所定の
裏面画像を記録する。
【0038】裏面画像がRの面に記録された記録紙22
は、第1切り替えゲ−ト30、第2切り替えゲ−ト31
により、第2搬送路24への進行が阻止される。また、
第2切り替えゲ−ト31により反転搬送路26への進行
を阻止され、第3搬送路25により矢視V方向に進行す
る。
【0039】フェイスダウン排出トレイ29にSの面を
上向きにして記録紙の先端を臨ませた後に、第2切り替
えゲ−ト31を、反転搬送路26への進行を許容する方
向に切り替える。次に、第2排出ロ−ラ33を逆転さ
せ、記録紙を反転搬送路26により矢視W方向に進行さ
せる。このため、転写ドラム27の位置では表裏の記録
面が反転され、記録紙のSの面が転写ドラム27と対向
する。したがって、記録紙22のSの面に所定の表面画
像の記録がなされる。
【0040】ここで、第1切り替えゲ−ト30により、
第2搬送路24への進行を許容し、第3搬送路25への
進行を阻止する設定にする。両面に画像が記録された記
録紙22は、第2搬送路24を矢視U方向に進行し、フ
ェイスアップ排出トレイ28には表面画像が記録された
Sの面を上側にして集積される。すなわち、裏面画像
(B)を下側に、表面画像(F)を上側にして集積され
る。
【0041】また、フェイスダウン排出を設定する際に
は、最初に第1切り替えゲ−ト30により、第2搬送路
24への進行を阻止し、第2切り替えゲ−ト31により
反転搬送路26への進行を阻止すると共に、第3搬送路
25への進行を許容する設定とする。この際には、転写
ドラム27で記録紙22のRの面に先に裏面画像を記録
する。
【0042】次に、前記のように第2切り替えゲ−ト3
1を操作して、反転搬送路26で記録紙22を表裏反転
して、記録紙22のSの面に表面画像を記録する。その
後、第1切り替えゲ−ト30により、第2搬送路24へ
の進行を阻止した状態で、第2切り替えゲ−ト31によ
り第3搬送路25への進行を許容し、反転搬送路26へ
の進行を阻止する設定とする。記録紙22は、裏面画像
(B)を上側に、表面画像(F)を下側にして、1ペ−
ジから最終ペ−ジまで順次フェイスダウン排出トレイ2
9に集積される。
【0043】ところで、図10に示すように受信画像の
表面または裏面が全白画像の場合がある。このような場
合にも、第1、第2切り替えゲ−ト30、31を操作し
て、記録紙22について反転搬送路26を通過させ、表
裏反転の処理を行なう設定とすると、記録紙の搬送時間
が長くなる。
【0044】また、フェイスアップ排出トレイ28に集
積された記録紙の上面が全白画像であると、受信側のユ
−ザは通信端末装置に障害が発生して記録紙に正規の記
録ができてないと誤認する恐れがあり、さらには記録紙
を裏返して原稿の内容を確認する必要が生じる。このた
め、受信側ユ−ザの作業負担が増大するという問題があ
る。
【0045】そこで、本発明においては、受信画像の表
裏いずれかの片面が全白画像の場合には、記録紙の反転
処理を行なわず、本来記録紙の全白画像が記録されるべ
き面に、他の面に記録されるべき画像を記録するように
している。このため、記録紙に画像を記録するための処
理時間を短縮すると共に、フェイスアップ排出を設定し
ているときの、受信側ユ−ザが原稿確認するための作業
負担を軽減している。
【0046】例えば、フェイスアップ排出設定の際に、
図10の第Kペ−ジのように裏面画像が全白画像であっ
たとする。フェイスアップ排出設定の場合には、正規の
処理では前記のように記録紙のRの面に先に裏面画像を
記録し、次に記録紙を反転してSの面に表面画像を記録
してフェイスアップ排出トレイ28に排出している。し
かしながら、受信した第Kペ−ジの裏面画像が全白画像
である場合には、記録紙のRの面には表面画像を記録し
て、反転処理を行なわずそのままの状態でフェイスアッ
プ排出トレイ28に排出する。
【0047】また、図10の第Hペ−ジのように、表面
画像が全白画像であった場合には、記録紙のRの面に裏
面画像を記録して、反転処理を行なわずそのままフェイ
スアップ排出トレイ28に排出する。このため、フェイ
スアップ排出トレイ28に排出された記録紙の第Hペ−
ジ、第Kペ−ジのいずれのペ−ジも、画像の記録面を上
面にして集積されることになる。
【0048】次に、フェイスダウン排出設定の場合の処
理について説明する。図10の例で第Hペ−ジの表面が
全白画像である場合には、記録紙のRの面に裏面画像を
記録した後に、反転搬送路26での反転処理を行なわ
ず、画像が記録されていないSの面を上側にしてフェイ
スダウン排出29トレイに排出する。また、第Kペ−ジ
のように、裏面が全白画像である場合には、記録紙のR
の面に表面画像を記録した後に、反転搬送路26での反
転処理を行なわず、画像が記録されていないSの面を上
側にしてフェイスダウン排出トレイ29に排出する。
【0049】したがって、表裏いずれかの片面の受信画
像が全白画像のときに、フェイスダウン排出トレイ29
に集積される記録紙の下面には画像が記録されている。
このため、集積された記録紙を反転してペ−ジ昇順にセ
ットし直した場合には、記録紙の上面に画像が記録され
ていることになる。このため、記録紙の整理がしやすく
なる。
【0050】このように、フェイスダウン排出設定の場
合に、表面または裏面の受信画像が全白画像のときに
は、反転搬送路で記録紙の反転処理を行なわないので、
処理時間を短縮することができる。フェイスアップ排出
設定、およびフェイスダウン排出設定の場合に、受信画
像の表裏いずれかの片面が全白画像であることは、前記
のように制御部2が判定する。
【0051】受信画像の表裏いずれかの片面が全白画像
をすると、制御部2からの信号で、第1切り替えゲ−ト
30、および第2切り替えゲ−ト31は、第3搬送路2
5および反転搬送路26への記録紙の搬送経路を遮断す
る方向に切り替えられる。
【0052】図1は、通信端末装置がフェイスアップ排
出トレイ28と、フェイスダウン排出トレイ29の両者
を有する例の構成を示している。しかしながら、ユ−ザ
の要求で、フェイスアップ排出トレイ28、またはフェ
イスダウン排出トレイ29の一方のみを具備する専用機
として、通信端末装置が使用される場合もある。
【0053】このような専用機として使用される場合で
も、受信画像の表裏いずれか片面が全白画像である場合
には、前記のように反転搬送路で記録紙を反転させずに
フェイスアップ、またはフェイスダウン排出トレイに排
出することにより、記録紙の搬送時間を短縮している。
【0054】図7〜図9は、フェイスアップ排出設定と
したときの両面画像記録の処理手順を示すフロ−チャ−
トである。次に、このフロ−チャ−トについて説明す
る。
【0055】(1)ステップS1で両面画像記録処理の
プログラムをスタ−トさせ、次にステップS2で両面画
像を受信して画像メモリに格納する。続いて、ステップ
S3で外部回線との接続を切断する。
【0056】(2)ステップS4では、フェイスアップ
排出設定かどうかを判定する。この判定結果がYES
(以下、Yと略記する)であれば、ステップS14の処
理に進む。ステップS4の判定結果がNO(以下、Nと
略記する)の場合には、フェイスダウン排出設定である
ので、次にステップS5の処理でペ−ジ数をN=1にセ
ットする。
【0057】(3)次に、ステップS6の処理では第N
ペ−ジの表面は全白画像であるかどうかを判定する。こ
の判定結果がYであれば次にステップS6の処理に移行
し、第Nペ−ジの裏面画像を記録紙に記録して、フェイ
スダウン排出トレイに排出する。
【0058】(4)ステップS6の判定結果がNの場合
には、次にステップS8の処理で第Nペ−ジの裏面画像
は全白画像であるかどうかを判定する。この判定結がY
であれば、ステップS9の処理で第Nペ−ジの表面画像
を記録紙に記録してフェイスダウン排出トレイに排出す
る。
【0059】(5)ステップS8の判定結果がNの場合
には、第Nペ−ジの受信画像は、表面画像と裏面画像が
共に存在することになる。このため、ステップS10の
処理に移行して、記録紙に先に裏面画像を記録してから
次に用紙を反転して、表面画像を記録し、フェイスダウ
ン排出トレイに排出する。
【0060】(6)前記ステップS7、S9、S10の
処理が終了すると、次にステップS11の処理でペ−ジ
数を1インクリメントする。続いてステップS12の処
理で全ペ−ジの処理が終了したかどうかを判定する。こ
の判定結果がYであれば、ステップS13で処理プログ
ラムを終了する。ステップS12の判定結果がNであれ
ば、ステップS6以下の処理に戻る。
【0061】(7)ステップS4の判定結果がYであれ
ば、フェイスアップ排出設定されていることになり、ス
テップS14の処理に移行してペ−ジ数Nを最終頁番号
にセットする。次に、ステップS15の処理では第Nペ
−ジの表面画像は全白画像であるかどうかを判定する。
この判定結果がYであれば次にステップS16の処理に
移行し、第Nペ−ジの裏面画像を記録紙に記録して、フ
ェイスアップ排出トレイに排出する。
【0062】(8)ステップS15の判定結果がNの場
合には、表面画像が存在することになり、ステップS1
7の処理に移行して第Nペ−ジの裏面画像は全白画像で
あるかどうかを判定する。この判定結がYであれば、ス
テップS18の処理で第Nペ−ジの表面画像を記録紙に
記録してフェイスアップ排出トレイに排出する。
【0063】(9)ステップS17の判定結果がNの場
合には、第Nペ−ジの受信画像は、表面画像と裏面画像
が共に存在することになるので、次にステップS19の
処理に移行して、記録紙に先に裏面画像を記録してから
次に用紙を反転して、表面画像を記録し、フェイスアッ
プ排出トレイに排出する。
【0064】(10)前記ステップS16、S18、S
19の処理が終了すると、次にステップS20の処理で
ペ−ジ数を1デクリメントする。続いてステップS21
の処理で全ペ−ジの処理が終了したかどうかを判定す
る。この判定結果がYであれば、ステップS13で処理
プログラムを終了する。ステップS21の判定結果がN
であれば、ステップS15の処理に戻る。
【0065】図7〜図9の処理手順は、図1に示したよ
うに通信端末装置がフェイスアップ排出トレイと、フェ
イスダウン排出トレイの両者を有する例の構成と対応し
ている。ユ−ザの要求で、フェイスアップ排出、または
フェイスダウン排出の一方のみを行なう専用機として、
通信端末装置が使用される場合の処理について説明す
る。
【0066】通信端末装置により、フェイスアップ排出
のみを行なう場合には、図7のステップS4における
「フェイスアップ排出設定か?」の判定は行なわない。
この場合には、図9に示したステップS14〜ステップ
S21の処理を行なうことになる。また、通信端末装置
がフェイスダウン排出のみを行なうときには、前記ステ
ップS14の判定は行なわず、図7、図8のステップS
5〜ステップS12の処理を行なう。
【0067】本発明の処理においては、受信画像の所定
欄に発信元情報のみが記録されている場合には、全白画
像であるものと判断する。また、図5の通信手順におい
て、例えば(8)のMPS(PN=1、0、F)の処理
後、(11)のMPS(PN=2、1、B)の処理をス
キップして、(14)のMPS(PN=3、0、F)の
処理に移行した場合、すなわち、1ペ−ジの裏面画像の
処理をスキップするような通信手順が設定されている場
合にも、当該裏面画像の記録は行なわない。
【0068】本発明は、オ−トドキュメントフィ−ダ
(ADF)やフラットベッドスキャナ(FBS)を設け
た複写機能を併せ持つファクシミリ装置、すなわち、複
写機能とファックス機能とを有する複合機として構成さ
れている通信端末装置にも適用することができる。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に係る発明
によれば、受信した両面画像の表裏いずれかの片面が全
白画像であると判定したときには、記録紙の片面には記
録せずに排出している。このため、記録紙への記録時間
を短縮することができる。
【0070】また、請求項2に係る発明においては、受
信した両面画像の片面が全白画像のときには、記録紙の
片面に画像を記録し前記表裏反転機構を通さずに記録紙
を排出している。このため、記録紙に画像を記録する際
の処理が簡略化され、記録紙の搬送時間を短縮すること
ができる。
【0071】さらに、請求項3に係る発明においては、
記録紙の上面に記録される画像が全白画像の場合には、
記録紙の下面に記録される設定の画像を記録紙の上面に
記録している。このため、受信側のユ−ザは通信端末装
置に障害が発生したものと誤認することがなく、また、
記録紙を裏返して原稿の内容を確認する必要もないの
で、作業負担の増大を防ぐことができる。
【0072】さらに、請求項4に係る発明においては、
記録紙の排出時に、記録紙の下面に記録される画像が全
白画像である場合には、記録紙の上面に記録されるよう
に設定された画像を、記録紙の下面に記録するように設
定を変更している。このためめ、集積された記録紙を反
転してペ−ジ昇順にセットし直した場合には、記録紙の
上面に画像が記録されていることになり、記録紙の整理
がしやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である通信端末装置を示す
概略の説明図である。
【図2】排出トレイに集積される記録紙の説明図であ
る。
【図3】排出トレイに集積される記録紙の説明図であ
る。
【図4】通信端末装置に適用される制御装置のブロック
図である。
【図5】通信手順をシ−ケンスで示す説明図である。
【図6】通信手順をシ−ケンスで示す説明図である。
【図7】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図8】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図9】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図10】受信画像の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 制御部(CPU) 6 画像メモリ 7 RAM 11 読取部 12 記録部 21 記録紙トレイ 22 記録紙 23 第1搬送路 24 第2搬送路 25 第3搬送路 26 反転搬送路 27 転写ドラム 28 第1排出トレイ 29 第2排出トレイ 30 第1切り替えゲ−ト 31 第2切り替えゲ−ト 32 第1排出ロ−ラ 33 第2排出ロ−ラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面画像の受信部と、前記両面画像を記
    憶する記憶部と、記録紙を表裏反転して通過させる表裏
    反転機構を設けて、前記両面画像を記録紙の両面に記録
    する記録部とを備え、前記両面画像の表裏いずれかの片
    面が全白画像であることを判定すると共に、片面が全白
    画像と判定したときには、記録紙の片面には記録せずに
    排出する指令を前記記録部に与える制御部を設けたこと
    を特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記両面画像の片面が全白画像のときに
    は、記録紙の片面に画像を記録し前記表裏反転機構を通
    さずに記録紙を排出することを特徴とする請求項1に記
    載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記記録紙の排出時に、記録紙の上面に
    記録される画像が全白画像である場合には、記録紙の下
    面に記録されるように設定された画像を、記録紙の上面
    に記録するように設定を変更することを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記記録紙の排出時に、記録紙の下面に
    記録される画像が全白画像である場合には、記録紙の上
    面に記録されるように設定された画像を、記録紙の下面
    に記録するように設定を変更することを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の通信端末装置。
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