JP2001257157A - アライメント装置、アライメント方法、露光装置、及び露光方法 - Google Patents

アライメント装置、アライメント方法、露光装置、及び露光方法

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JP2001257157A
JP2001257157A JP2000069722A JP2000069722A JP2001257157A JP 2001257157 A JP2001257157 A JP 2001257157A JP 2000069722 A JP2000069722 A JP 2000069722A JP 2000069722 A JP2000069722 A JP 2000069722A JP 2001257157 A JP2001257157 A JP 2001257157A
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Naohito Kondo
尚人 近藤
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Original Assignee
Nikon Corp
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
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    • G03F9/7084Position of mark on substrate, i.e. position in (x, y, z) of mark, e.g. buried or resist covered mark, mark on rearside, at the substrate edge, in the circuit area, latent image mark, marks in plural levels
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    • G03F9/7076Mark details, e.g. phase grating mark, temporary mark

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の位置決めと、その位置決めに先立つア
ライメント光学系の焦点位置の検出とを高精度に行うこ
とができるアライメント装置、アライメント方法、露光
装置、及び露光方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 ストリートラインSL上にアライメント
マークAM1〜AM4が形成されたウェハWのアライメ
ントマークAM1〜AM4の位置を検出するアライメン
ト装置であって、アライメント装置は、ストリートライ
ンSL上であってアライメントマークAM1〜AM4が
形成された領域と異なる領域に位置ずれ検出のための照
明光を照射する。ストリートラインSLが直交して形成
される場合に備え、X方向に長手方向を有する矩形の照
明光ILX1,ILX2とY方向に長手方向を有する矩
形の照明光ILY1,ILY2とを照明することが好ま
しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子や液晶
表示素子等の製造工程において、フォトマスクと基板と
の位置合わせを行うアライメント装置及びアライメント
方法、並びに当該装置及び方法を用いて上記フォトマス
クに形成された像を投影光学系を介して上記基板上に露
光転写する露光装置及び露光方法に係り、特に上記基板
に対する焦点合わせを行うアライメント装置、アライメ
ント方法、露光装置、及び露光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子や液晶表示素子等のデバイス
製造においては、露光装置を用いてフォトマスクやレチ
クル(以下、これらをレチクルと総称する)に形成され
た微細なパターンの像をフォトレジスト等の感光剤が塗
布された半導体ウェハやガラスプレート等の基板上に投
影露光することが繰り返し行われる。投影露光を行う際
には、基板の位置と投影されるレチクルに形成されたパ
ターン像の位置とを精密に合わせる必要がある。この位
置合わせを行うために露光装置はアライメント装置を備
えている。アライメント装置は、基板に形成されたアラ
イメントマークの位置を検出するアライメントセンサ
と、このアライメントセンサによって検出されたアライ
メントマークの位置に基づいて基板の位置合わせを行う
制御系とから構成される。
【0003】半導体素子や液晶表示素子等の製造過程に
おいて測定対象である基板の表面状態(荒れ程度)が変
化するため、単一のアライメントセンサによって基板位
置を正確に検出することは困難であり、一般的には基板
の表面状態に合わせて異なるセンサが使用される。アラ
イメントセンサの主なものには、LSA(Laser StepAl
ignment)方式、FIA(Field Image Alignment)方
式、LIA(Laser Interferometric Alignment)方式
のものがある。以下、これらのアライメントセンサの概
略について説明する。
【0004】LSA方式のアライメントセンサは、レー
ザ光を基板に形成されたアライメントマークに照射し、
回折・散乱された光を利用してそのアライメントマーク
の位置を計測するアライメントセンサであり、従来より
種々の製造工程の半導体ウェハに幅広く使用されてい
る。FIA方式のアライメントセンサは、ハロゲンラン
プ等の波長帯域幅の広い光源を用いてアライメントマー
クを照明し、その結果得られたアライメントマークの像
を画像処理して位置計測を行うアライメントセンサであ
り、アルミニウム層や基板表面に形成された非対称なマ
ークの計測に効果的である。LIA方式のアライメント
センサは、基板表面に形成された回折格子状のアライメ
ントマークに、僅かに波長が異なるレーザ光を2方向か
ら照射し、その結果生ずる2つの回折光を干渉させ、こ
の干渉光の位相からアライメントマークの位置情報を検
出するアライメントセンサである。このLIA方式のア
ライメントセンサは、低段差のアライメントマークや基
板表面の荒れが大きい基板に用いると効果的である。
【0005】また、一般に光学系にはオートフォーカス
機構が設けられているが、アライメントセンサにおいて
も、被検面をアライメントセンサから所定の範囲内に収
める(これも「焦点合わせ」と呼ぶ)ためのオートフォ
ーカス機構が設けられている。このオートフォーカス機
構は、計測対象とするアライメントマーク上に検出用の
光束を照射して、反射光よりその被検面の光軸方向の位
置(フォーカス位置)を検出するオートフォーカスセン
サと、そのフォーカス位置を予め求められている位置に
設定する駆動機構とから構成されている。
【0006】次に、従来のアライメントセンサについて
説明する。図10は、従来のアライメントセンサの構成
を示す図である。図10において、アライメントセンサ
100には光ファイバ101を介して外部のハロゲンラ
ンプ等の照明光源から照明光IL10が導かれる。照明
光IL10はコンデンサレンズ102を介して視野分割
絞り103に照射される。図11(a)は視野分割絞り
103の一例を示す図である。図示されたように、視野
分割絞り103には、その中央に幅広矩形状の開口によ
りなるマーク照明用絞り200と、マーク照明用絞り2
00を挟むように配置された一対の幅狭矩形状の開口に
よりなる焦点検出用スリット201,202とが形成さ
れている。
【0007】照明光IL10は、視野分割絞り103に
よって基板W上のアライメントマーク領域を照明するマ
ーク照明用の第1光束と、アライメントに先立つ焦点位
置検出用の第2光束とに分割される。このように視野分
割された照明光IL20は、レンズ系104を透過し、
ハーフミラー105及びミラー106で反射され、対物
レンズ107を介してプリズムミラー108で反射さ
れ、図12に示すように基板W上のストリートラインS
L内に形成されたアライメントマークAMを含むマーク
領域とその近傍に照射される。図12は、従来のアライ
メントセンサ100のウェハW上における照明領域を説
明するための図である。
【0008】照明光IL20を照射したときの基板Wの
露光面の反射光は、プリズムミラー108で反射され、
対物レンズ107を通過してミラー106で反射された
後、ハーフミラー105を透過する。その後、レンズ系
109を介してビームスプリッタ110に至り、反射光
は2方向に分岐される。ビームスプリッタ110を透過
した第1の分岐光は、指標板111上にアライメントマ
ークAMの像を結像する。そして、この像及び指標板1
11上の指標マークからの光が、二次元CCDによりな
る撮像素子112に入射し、撮像素子112の受光面に
前記マークAM及び指標マークの像が結像される。
【0009】一方、ビームスプリッタ110で反射され
た第2の分岐光は、遮光板113に入射する。図11
(b)は遮光板113の一例を示す図である。図11
(b)に示した遮光板113は、符号205が付された
矩形領域に入射した光は遮光し、矩形領域205以外の
領域206に入射した光は透過する。よって、遮光板1
13は前述した第1の光束に対応する分岐光を遮光し、
第2の光束に対応する分岐光を透過する。遮光板113
を透過した分岐光は、瞳分割ミラー114によりテレセ
ントリック性が崩された状態で、一次元CCDによりな
るラインセンサ115に入射し、ラインセンサ115の
受光面に焦点検出用スリット201,202の像が結像
される。
【0010】ここで、基板Wと撮像素子112との間は
テレセントリック性が確保されているため、基板Wが照
明光及び反射光の光軸と平行な方向に変位すると、撮像
素子112の受光面上に結像されたアライメントマーク
AMの像は、撮像素子112の受光面上における位置が
変化することなくデフォーカスされる。これに対して、
ラインセンサ115に入射する反射光は、上述のように
そのテレセントリック性が崩されているため、基板Wが
照明光及び反射光の光軸と平行な方向に変位すると、ラ
インセンサ115の受光面上に結像された焦点検出用ス
リット201,202の像は分岐光の光軸に対して交差
する方向に位置ずれする。このような性質を利用して、
ラインセンサ115上における像の基準位置に対するず
れ量を計測すれば基板Wの照明光及び反射光の光軸方向
の位置(焦点位置)が検出される。この技術の詳細につ
いては、例えば特開平7−321030号公報を参照さ
れたい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体素子
の製造を例に挙げると、現在は0.25μmルールのプ
ロセスが実用化されているが、微細化の要求が更に高ま
り、今後0.1μmルールのプロセスでCPU(中央処
理装置)やRAM(Random Access Memory)の製造予定
がなされており、このような状況下においてはアライメ
ント精度の更なる向上が求められる。一般に、アライメ
ントの精度は必要解像度の1/3程度が要求されるた
め、0.1μm程度の解像度に対しては30nm程度の
アライメント精度が必要になる。
【0012】上述した従来のアライメント装置では、光
学系の構造上の制限から図12(a)に示したように、
視野分割絞り103に形成されたマーク照明用絞り20
0の像を像210として基板W上に照射し、焦点検出用
スリット201,202の像を各々像211,212と
して基板W上に投射している。尚、図12(b)は、図
12(a)中のA−A線の断面図であり、符号R1、R
2、R3は、像210,211,212が照射されてい
る領域をそれぞれ示している。基板Wの処理が多数回に
亘って行われると、回路パターンが形成されたデバイス
部分DPとストリートラインSLとの間の段差が大きく
なる。つまり、デバイス部分DPの表面の高さ位置とス
トリートラインSLの表面の高さ位置との問に、大きな
段差が生じる。これは、デバイス部分DPには絶縁膜形
成等の処理が施され、ストリートラインSLには処理が
施されないからである。
【0013】このような場合、焦点位置の検出動作にて
検出されたアライメント光学系の焦点位置が、アライメ
ントマークAMに対する最適焦点位置ではなく、デバイ
ス部分DPに対する最適焦点位置となる。このため、ア
ライメントを行うに際して、上述のように検出されたア
ライメント光学系の焦点位置に基づいて基板Wの位置決
めを行うと、ストリートラインSLの表面とデバイス部
分DPの表面との間の段差の分だけアライメントマーク
AMがオフセットされた状態となる。この結果、アライ
メントマークAMの像は、撮像素子112の受光面上に
オフセット分だけデフォーカスされた状態で結像される
ため、高精度のアライメントが困難になるという問題が
あった。
【0014】また、デバイス部分DPの表面には回路パ
ターンが形成されて凹凸があるため、照射される焦点検
出用スリット201,202の像が回折されて反射光量
が少なくなり、その結果光量不足で焦点位置の検出に困
難をきたすことが考えられる。この不具合を解決するた
めに、例えば非感光性の広い波長帯域の光を出射するハ
ロゲンランプを光源として用い、この光源から出射され
る光を可視光域の光と赤外光域の光とに分割してアライ
メントマークAMを照射することも考えられる。この場
合、各々の波長帯域の光がアライメントマークAM全体
を照射するよう光学系を設定しても、検出段で各波長帯
域を分離することができるため、上記の問題は生じない
と考えられる。
【0015】しかしながら、上述のようにマーク照明用
の光源と位置検出用の光源とを、ハロゲンランプの波長
帯域を分割することによって生成すると、各々の光源の
波長帯域が狭められるため、ハロゲンランプ全体の波長
帯域の光を使用することができず、結果として、アライ
メントマークAM検出のための光量及び位置検出のため
の光量が共に減少してしまい、その結果光量不足でアラ
イメントマークAMの位置検出及び焦点位置の検出に困
難をきたすことが考えられる。また、基板W上に形成さ
れたストリートラインSLの反射特性が材質等の原因に
よって波長依存性を有する場合が考えられ、この場合、
分割された狭い波長帯域の光の一方の帯域の光又は両方
の帯域の光の反射率が大幅に低下し、上記と同様に光量
不足になる不具合も考えられる。
【0016】更に、各帯域の光がアライメントマークA
M全体を照射するように光学系を設定しているので、位
置検出用の帯域の光がアライメントマークAMによって
回折されることによって、この帯域の光の反射率が低下
する場合も考えられる。この不具合を解消するため図1
3に示すように、位置検出用の帯域の光の照射領域をス
トリートラインSLに沿って広げて図中領域R5を照射
するよう光学系を変更することも考えられる。図13
は、従来のアライメントセンサ100において、照明領
域を変更した場合の不具合を説明するための図である。
しかしながら、この場合には、この照射領域に沿った方
向にストリートラインSLが形成されている場合、つま
りアライメントマークAM1,AM3を計測する場合は
良いが、一般にストリートラインSLは格子状に形成さ
れているので、図中アライメントマークAM2,AM4
を計測する場合には高い精度で焦点位置検出を行うこと
ができないといった問題が生ずる。
【0017】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、基板の位置決めと、その位置決めに先立つアライ
メント光学系の焦点位置の検出とを高精度に行うことが
できるアライメント装置、アライメント方法、露光装
置、及び露光方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】以下、この項に示す例で
は、理解の容易化のため、本発明の各構成要件に実施形
態の図に示す代表的な参照符号を付して説明するが、本
発明の構成又は各構成要件は、これら参照符号によって
拘束されるものに限定されない。
【0019】上記課題を解決するために、本発明のアラ
イメント装置は、ストリートライン(SL)上にマーク
(AM)が形成された基板(W)の該マークの位置を検
出する位置検出光学系(17,24,25,53,5
4,55)と、前記基板に検出光(IL2,IL3)を
照射するとともに該検出光の反射光を検出することによ
り該照射領域の前記位置検出光学系の合焦面に対するず
れを検出する焦点検出系(14)とを備えたアライメン
ト装置(50)において、前記ストリートライン上であ
って前記マークの形成領域(RA)と異なる領域に前記
検出光を照射することを特徴としている。
【0020】この発明によれば、検出光をストリートラ
イン上に照明して合焦面に対するストリートラインのず
れを検出しているため、位置検出光学系の焦点に対する
ストリートラインの位置ずれも精度良く検出することが
できる。また、検出光はストリートライン上であってマ
ークの形成領域と異なる領域に照射され、マークによる
散乱を受けないので、その結果焦点検出を行うために充
分な光量が得られ、その結果位置ずれ検出の精度向上に
もつながる。
【0021】本発明のアライメント装置は、前記ストリ
ートライン(SL)が第1方向及び該第1方向に直交す
る第2方向に存在し、前記焦点検出系が、前記第1方向
に沿うように延在する第1検出光(IL)を用いる
第1検出系(17,24,25,26,28,30,3
3,34,35,56)、及び前記第2方向に沿うよう
に延在する第2検出光(IL)を用いる第2検出系
(17,24,25,27,29,30,33,34,
35,56)を有することが好ましい。
【0022】この発明によれば、マークが互いに直交す
るストリートライン上に形成されていたとしても、第1
検出光又は第2検出光をストリートライン上に照射する
ことができるので、マーク位置検出上好適である。
【0023】また、本発明のアライメント装置は、前記
第1及び第2検出系(17,24,25,26,28,
30,33,34,35,56:17,24,25,2
7,29,30,33,34,35,56)の少なくと
も一方が複数設けられたことを特徴としている。第1検
出系及び第2検出系の少なくとも一方がストリートライ
ン上の複数箇所を検出するように設けられていれば、一
度の位置ずれ検出によって基板上の複数箇所における位
置ずれを検出することができるため、その複数箇所の検
出結果に基づいて高精度の検出を図ることができる。
【0024】更に、本発明のアライメント装置は、前記
焦点検出系が、前記第1及び第2検出光(IL,I
)の反射光の強度を比較し、該比較結果に応じて
前記第1及び第2検出系(17,24,25,26,2
8,30,33,34,35,56:17,24,2
5,27,29,30,33,34,35,56)の何
れか一方を選択して焦点検出を行ったり、位置検出すべ
きマーク(W)が存在するストリートライン(SL)が
前記第1方向に沿う場合には前記第1検出系(17,2
4,25,26,28,30,33,34,35,5
6)を、前記第2方向に沿う場合には前記第2検出系
(17,24,25,27,29,30,33,34,
35,56)を選択して焦点検出を行うことを特徴とし
ている。この発明によれば、ストリートライン以外の領
域に照射された検出光の反射光による焦点検出を行う必
要がないため、結果としてスループットの向上に寄与す
る。
【0025】本発明の露光装置は、上記のアライメント
装置を備えたことを特徴としている。この発明によれ
ば、上記のアライメント装置によりアライメント装置の
合焦面に対するストリートラインの位置ずれが高い精度
で検出され、この高い精度を有する検出結果に基づき高
い精度で基板の位置合わせを行うことができるので、よ
り微細なデバイスを作成する場合に極めて好適である。
【0026】本発明のアライメント方法は、ストリート
ライン上にマークが形成された基板の該マークの位置を
位置検出光学系により検出する前に、前記ストリートラ
イン上であって前記マークの形成領域と異なる領域に検
出光を照射するとともに該検出光の反射光を検出するこ
とにより該照射領域の前記位置検出光学系の合焦面に対
するずれを検出することを特徴としている。
【0027】本発明のアライメント方法は、前記ストリ
ートラインが第1方向及び該第1方向に直交する第2方
向に存在し、前記検出光として、前記第1方向に沿うよ
うに延在する第1検出光、及び前記第2方向に沿うよう
に延在する第2検出光を照射することを特徴としてい
る。このとき、前記第1及び第2検出光の反射光の強度
を比較し、該比較結果に応じて前記第1及び第2検出光
の何れか一方を用いて焦点検出を行ったり、位置検出す
べきマークが存在するストリートラインが前記第1方向
に沿う場合には前記第1検出光を、前記第2方向に沿う
場合には前記第2検出光を用いて焦点検出を行うことが
好適である。本発明のアライメント方法によれば、本発
明のアライメント装置と同様の効果を得ることができ
る。
【0028】本発明の露光方法は、上記のアライメント
方法を用いて露光対象としての感光基板をアライメント
し、該アライメントされた感光基板にパターンが形成さ
れたマスクを介して露光することを特徴としている。こ
の発明によれば、上述した本発明の露光装置と同様の効
果を得ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態によるアライメント装置、アライメント方法、
露光装置、及び露光方法について詳細に説明する。図1
は、本発明の一実施形態による露光装置の概略構成を示
す図である。本実施形態においては、本発明をオフアク
シス方式のアライメントセンサを備えたステップ・アン
ド・リピート方式(一括露光方式)の露光装置に適用し
ている。なお、本発明はステップ・アンド・スキャン方
式(走査露光方式)の露光装置にも適用可能である。以
下の説明においては、図1中に示されたXYZ直交座標
系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材
の位置関係について説明する。XYZ直交座標系は、X
軸及びZ軸が紙面に対して平行となるよう設定され、Y
軸が紙面に対して垂直となる方向に設定されている。図
中のXYZ座標系は、実際にはXY平面が水平面に平行
な面に設定され、Z軸が鉛直上方向に設定される。
【0030】図1において、照明光学系1は後述する主
制御系13から露光光出射を指示する制御信号が出力さ
れた場合に、ほぼ均一の照度を有する露光光ELを出射
してレチクル2を照射する。露光光ELの光軸はZ軸方
向に対して平行に設定されている。上記露光光ELとし
ては、例えばg線(436nm)、i線(365n
m)、KrFエキシマレーザ(248nm)、ArFエ
キシマレーザ(193nm)、Fレーザ(157n
m)が用いられる。
【0031】レチクル2は、フォトレジストが塗布され
たウェハ(基板)W上に転写するための微細なパターン
を有し、レチクルホルダ3上に保持される。レチクルホ
ルダ3はベース4上のXY平面内で移動及び微小回転が
できるように支持されている。装置全体の動作を制御す
る主制御系13が、ベース4上の駆動装置5を介してレ
チクルステージ3の動作を制御して、レチクル2の位置
を設定する。
【0032】露光光ELが照明光学系1から出射された
場合には、レチクル2のパターン像が投影光学系6を介
してウェハW上のデバイス部分たる各ショット領域に投
影される。投影光学系6は複数のレンズ等の光学素子を
有し、その光学素子の硝材としては露光光ELの波長に
応じて石英、蛍石等の光学材料から選択される。ウェハ
Wはウェハホルダ7を介してZステージ8に載置されて
いる。Zステージ8は、ウェハWのZ軸方向の位置を微
調整させるステージである。また、Zステージ8はXY
ステージ9上に載置されている。XYステージ9は、X
Y平面内にウェハWを移動させるステージである。尚、
図示は省略しているが、ウェハWをXY平面内で微小回
転させるステージ及びZ軸に対する角度を変化させてX
Y平面に対するウェハWの傾きを調整するステージを設
けてもよい。
【0033】ウェハホルダ7の上面の一端にはL字型の
移動鏡10が取り付けられ、移動鏡10の鏡面に対向し
た位置にレーザ干渉計11が配置されている。図1では
図示を簡略化しているが、移動鏡10はX軸に垂直な鏡
面を有する平面鏡及びY軸に垂直な鏡面を有する平面鏡
から構成されている。また、レーザ干渉計11は、X軸
に沿って移動鏡10にレーザビームを照射する2個のX
軸用のレーザ干渉計及びY軸に沿って移動鏡10にレー
ザビームを照射するY軸用のレーザ干渉計より構成さ
れ、X軸用の1個のレーザ干渉計及びY軸用の1個のレ
ーザ干渉計により、ウェハホルダ7のX座標及びY座標
が計測される。
【0034】また、X軸用の2個のレーザ干渉計の計測
値の差により、ウェハホルダ7のXY平面内における回
転角が計測される。レーザ干渉計11により計測された
X座標、Y座標及び回転角の情報はステージ駆動系12
に供給される。これらの情報は位置情報としてステージ
駆動系12から主制御系13へ出力される。主制御系1
3は、供給された位置情報をモニターしつつステージ駆
動系12を介して、ウェハホルダ7の位置決め動作を制
御する。尚、図1には示していないが、レチクルホルダ
3にもウェハホルダ7に設けられた移動鏡及びレーザ干
渉計と同様のものが設けられており、レチクルホルダ3
のXYZ位置等の情報が主制御系13に入力される。
【0035】投影光学系6の側方にはオフ・アクシスの
アライメントセンサ(焦点光学系)14が設けられてい
る。このアライメントセンサ14は、本発明の一実施形
態による露光装置が備える本発明の一実施形態によるア
ライメント装置であり、FIA(Field Image Alignmen
t )方式に適用した場合のアライメント装置である。ア
ライメントセンサ14はアライメントセンサ14の焦点
に対するウェハW上に形成されたストリートラインSL
の位置ずれを検出するものである。アライメントセンサ
14には、ハロゲンランプ15から光ファイバ16を介
してウェハWを照明するための照射光が入射される。こ
こで、照明光の光源としてハロゲンランプ15を用いる
のは、ハロゲンランプ15の出射光の波長域は500〜
800nmであり、ウェハW上面に塗布されたフォトレ
ジストを感光しない波長域であるため、及び波長帯域が
広く、ウェハW表面における反射率の波長特性の影響を
軽減することができるためである。
【0036】アライメントセンサ14から出射された照
明光はプリズムミラー17によって反射された後、ウェ
ハW上面を照射する。アライメントセンサ14は、ウェ
ハW上面の反射光をプリズムミラー17を介して取り入
れ、検出結果を電気信号に変換してアライメント信号処
理系18に出力する。また、図示は省略しているが、ウ
ェハWに形成されたアライメントマークAMのXY平面
内における位置を検出する位置検出センサ(位置検出光
学系)が設けられ、この位置検出センサの検出結果はア
ライメント信号処理系18に入力されている。位置検出
センサのZ軸方向の焦点位置は、アライメントセンサ1
4のZ軸方向の焦点位置と同一に設定されている。アラ
イメント信号処理系18は、アライメントセンサ14か
らの検出結果及び位置検出センサから出力される検出結
果に基づいて、アライメントセンサ14の焦点位置に対
するウェハWに形成されたストリートラインSLの位置
ずれ(デフォーカス量)及びアライメントマークAMの
XY平面内における位置を求め、これらをウェハ位置情
報として主制御系13へ出力する。
【0037】主制御系13は、ステージ駆動系12から
出力される位置情報及びアライメント信号処理系18か
ら出力されるウェハ位置情報に基づき露光装置の全体動
作を制御する。具体的に説明すると、主制御系13は、
アライメント信号処理系18から出力されるウェハ位置
情報に基づいて駆動系12に対して駆動制御信号を出力
する。駆動系12はこの駆動制御信号に基づき、XYス
テージ9やZステージ8をステッピング駆動する。この
とき、主制御系13は、まずウェハWに形成された基準
マークの位置が位置検出センサによって検出されるよう
に駆動系12に対して駆動制御信号を出力する。駆動系
12がXYステージ9を駆動するとアライメントセンサ
14及び位置検出センサの検出結果がアライメント信号
処理系18へ出力される。この検出結果から、例えば位
置検出センサの検出中心とレチクルRの投影像の中心
(投影光学系6の光軸AX)とのずれ量であるベースラ
イン量が計測される。そして、位置検出センサで計測さ
れたアライメントマークAMの位置に上記ベースライン
量を加算して得た値に基づいて、ウェハWのX座標及び
Y座標を制御することにより、各ショット領域をそれぞ
れ正確に露光位置に合わせ込むようになっている。
【0038】本実施形態ではアライメントマークAMの
位置の検出精度を向上させるため、ウェハWに形成され
たストリートラインSLの位置をアライメントセンサ1
4の焦点位置に合わせる制御を行う。つまり、主制御系
13はアライメントマークAMのXY平面内における位
置を計測する場合には、まずアライメントマークAMが
位置検出センサの検出範囲内に入るようにステージ駆動
系12を制御し、次にウェハWに形成されたストリート
ラインSLのZ軸方向における位置がアライメントセン
サ14の焦点位置に合焦するようステージ駆動系12を
制御する。前述のように、位置検出センサとアライメン
トセンサ14とのZ軸方向における焦点位置は同一に設
定されているので、ウェハWに形成されたストリートラ
インSLをアライメントセンサ14の焦点位置に合焦さ
せることで、ストリートラインSLは位置検出センサと
も合焦することになる。よって、アライメントセンサ1
4の焦点位置検出の精度を向上させることで、アライメ
ントマークAMを位置検出センサの焦点に合わせること
ができ、その結果位置検出センサによるアライメントマ
ークAMの検出精度が向上する。アライメントマークA
Mの位置を検出し、露光を行うショット領域を正確に露
光位置に合わせる制御を行った後、主制御系13は照明
光学系1に対して露光光ELを出射させる制御信号を出
力する。
【0039】以上、本発明の一実施形態による露光装置
の構成及び動作の概略について説明したが、次に本発明
の一実施形態によるアライメント装置が備えるアライメ
ントセンサ14について詳細に説明する。図2は、本発
明の一実施形態によるアライメントセンサ14の構成を
示す図である。尚、図2において図1に示した部材と同
一の部材には同一の符号が付してある。図2に示したよ
うに、アライメントセンサ14には光ファイバ16を介
して図1中のハロゲンランプ15から波長域が500〜
800nmの照明光IL1が導かれている。
【0040】この照明光IL1は、コンデンサーレンズ
20を介して視野絞り板21に入射する。視野絞り板2
1は、ウェハWに照射する照明光IL1の像の形状を規
定するものである。図3は、視野絞り板21の一例を示
す断面図である。図3に示した例の視野絞り板21は円
形板状の形状であり、その中心付近からY軸方向へ矩形
の開口40が形成され、更にその中心付近からX軸方向
へ矩形の開口41が形成されている。したがって、視野
絞り板21に入射した照明光IL1は、視野絞り板21
を透過することにより、X軸方向に長手方向を有する矩
形形状の照明光とY軸方向に長手方向を有する照明光に
整形される。以下、これらの照明光を区別する場合には
X軸方向に長手方向を有する矩形形状の照明光に符号I
を付し、Y軸方向に長手方向を有する矩形形状の照
明光に符号ILを付して説明する。また、照明光I
,ILとを区別せず、これらをまとめて説明
する場合には符号IL2を付して説明する。
【0041】照明光IL2はレンズ系22を通過した
後、ビームスプリッタ23で反射され対物レンズ24を
透過してアライメントセンサ14から出射される。照明
光IL2がアライメントセンサ14から出射されると、
プリズムミラー17によって反射され、ウェハWに形成
されているアライメントマークAM近傍を照明する。図
4は、ウェハW上における照明光IL2の照射位置を説
明するための図である。図4において、符号RAが付さ
れた領域は、XY平面内においてアライメントマークA
Mが形成されている領域である。つまり、領域RA内部
にアライメントマークAMが形成されている。図4に示
した例では、X軸方向に平行な複数の直線とY軸方向に
平行な複数の直線との交点の位置に領域RAが形成され
ている。検出光たる照明光IL2をなす照明光IL
及び照明光ILは領域RA以外の領域に照明され
る。領域RAの配置が図4に示した配置から変化した場
合も照明光IL及び照明光ILは領域RA以外
の領域に照明される。
【0042】図2に戻り、ウェハWは、アライメントマ
ークAMが形成された領域がレンズ系22と対物レンズ
24との合成系に関して視野絞り板21とほぼ共役(結
像関係)となるように配置されている。照明光IL
及び照明光ILの反射光は、プリズムミラー17、
対物レンズ24を介してビームスプリッタ23に入射す
る。ビームスプリッタ23に入射した反射光は、ビーム
スプリッタ23を透過し、レンズ系25を介して反射板
26,27へ入射して反射される。ここで、レンズ系2
5を透過した反射光を反射して進行方向を変えるために
反射板26,27,28,29を用いているのは、後述
のように受光素子として一次元CCD等のラインセンサ
を用いているからである。即ち、2次元の像であるウェ
ハWからの反射光を光検出面が一次元であるラインセン
サを用いて測定するために、反射板26,27,28,
29等からなる光学系を工夫している。反射板26には
主として照明光ILによる反射光が入射され、反射
板27には主として照明光ILによる反射光が入射
される。
【0043】反射板26の反射光及び反射板27の反射
光は、それぞれ反射板28,29へ入射して反射され
る。反射板28,29の反射光はそれぞれレンズ系30
へ入射する。レンズ系30を透過した光はテレセントリ
ック性を崩す光学素子としての瞳分割ミラー33に入射
する。レンズ系30を透過した光が瞳分割ミラー33に
入射すると、この瞳分割ミラー33で反射されるととも
に、そのテレセントリック性が崩される。この非テレセ
ントリック性の光は、レンズ系34を介して1次元CC
D等からなるラインセンサ35上に、照明光IL
よる反射光の像及び照明光ILによる反射光の像を
再結像する。すなわち、ラインセンサ35上に、照明光
ILによる反射光の像(瞳分割ミラー33で分割さ
れた2つの像)と、照明光ILによる反射光の2つ
の像の合計4つの像が結像されることになる。なお、照
明光ILによる像と照明光ILによる像は、セ
ンサ35上の異なる位置にそれぞれ形成される。ライン
センサ35は、その受光面に結像された像を撮像して光
電変換する。光電変換された電気信号はアライメント信
号処理系18へ出力される。
【0044】このように、対物レンズ24、反射板2
6、反射板28、レンズ系30、瞳分割ミラー33、レ
ンズ系34、及びラインセンサ35は、焦点検出系の第
1検出系をなし、対物レンズ24、反射板27、反射板
29、レンズ系30、瞳分割ミラー33、レンズ系3
4、及びラインセンサ35は、焦点検出系の第2検出系
をなす。第1検出系及び第2検出系の何れもが瞳分割ミ
ラー33を含み、非テレセントリック性である。従っ
て、アライメントセンサ14の焦点位置に対してZ軸方
向にウェハWが変位するとラインセンサ35上に再結像
された像の位置はラインセンサ35の長手方向に位置ず
れする。これを利用して、AF検出を行う。まず、ウェ
ハホルダ7上に設けられた不図示ではあるが公知の基準
マーク板(フィデューシャルマーク板)の基準マークと
投影光学系6の結像面とが一致した状態において、ライ
ンセンサ35上に再結像される照明光IL,IL
による反射光の像の位置を基準位置として処理系1
8に記憶する。なお、基準マーク板の代わりにウェハ上
のアライメントマークAMを用いてアライメントマーク
AMと投影光学系6の結像面とが一致した状態において
ラインセンサ35上の再結像される像の位置を基準位置
として予めアライメント信号処理系18内に格納してお
くようにしてもよい。そして、AF検出を行う際にはそ
のアライメント信号処理系18において、照明光IL
,ILの反射光によりラインセンサ35上に形
成された像のラインセンサ35上での位置の、前記格納
された基準位置(センサ35上の合焦時の照明光IL
,IL像の位置)に対する横ずれ量及び横ずれ
の発生方向から計測しようとするアライメントマークA
MのZ軸方向の位置ずれ(位置ずれ方向と位置ずれ量)
が検出される。
【0045】なお、瞳分割方式を用いたAF検出方法
は、例えば、特開平6−214150号公報や特開平1
0−223517号公報等で公知であるため、ここでの
これ以上の説明は省略する。
【0046】照明光IL及び照明光ILとアライメ
ントマークAMが形成された領域RAとの位置関係は図
4を用いて概説したが、次に実際のウェハWに対する照
明光IL及び照明光ILの照射位置について説明す
る。図5は、ストリートラインSLが形成されたウェハ
W上における照明光IL2の照射位置を説明するための
図である。図5に示したように、実際のウェハWには電
子回路を作りつけるためのデバイス部分DP、このデバ
イス部分DPの間であって、互いに直交するよう配置さ
れた複数のストリートラインSL、及びストリートライ
ンSL上に配置されたアライメントマークAM1〜AM
4等が形成されている。
【0047】いま、位置検出センサによってアライメン
トマークAM2(Y方向の位置検出用のアライメントマ
ーク)の位置を検出する場合には、ストリートラインS
L上に照明光ILY1を照射する。照明光ILY1をス
トリートラインSL上に照射すると、図示されたように
照明光ILX1はデバイス部分DPを照射することとな
る。また、位置検出センサによってアライメントマーク
AM3(X方向の位置検出用のアライメントマーク)の
位置を検出する場合には、ストリートラインSL上に照
明光ILX2を照射する。照明光ILX2をストリート
ラインSL上に照射すると、今度は照明光ILY2がデ
バイス部分DPを照射することとなる。図中のアライメ
ントマークAM2の位置を検出する場合には照明光IL
X1及び照明光ILY1の反射光の何れもがアライメン
トセンサ14で検出され、アライメントマークAM3の
位置を検出する場合には照明光ILX2及び照明光IL
の反射光の何れもがアライメントセンサ14で検出
される。
【0048】なお、図5では、ストリートラインの存在
(延在)する方向と、そのストリートライン上に形成さ
れたアライメントマークの計測方向とを一致させて説明
したが、本発明はこれに限らず、例えばX方向位置計測
用のアライメントマークAM3を、マークAM2が形成
されているストリートライン上に形成してもよい。この
場合のマークAM3は、照明光ILで照明してマー
ク位置を計測されることになる。
【0049】デバイス部分DP上に照射された照明光I
X1や照明光ILY2による反射光の検出結果はアラ
イメントマークAM2,AM3の高い精度の位置検出に
は不要である。図5中のアライメントマークAM1,A
M3は、X方向の位置検出を行うためのアライメントマ
ークであり、アライメントマークAM2,AM4はY方
向の位置検出を行うためのアライメントマークである。
位置検出センサから出力される信号によって、何れの方
向の位置計測を行うためのアライメントマークであるか
が判別できるので、アライメント信号処理系18は不要
な処理を省くために位置計測の以外の方向の照明光の反
射光による検出結果に対しては処理を行わないよう設定
しておく。また、アライメントマークAMの位置とその
位置に形成されたアライメントマークAMは何れの方向
の位置計測を行うためのものかを示す情報を主制御系1
3に記憶させ、その情報をアライメント信号処理系18
へアライメントマークAMを計測する度に出力すれば、
位置検出センサの出力を用いずとも不要な信号処理を省
くことができる。
【0050】あるいは、デバイス部分DPを照射する照
明光ILX1や照明光ILY2の反射光は、デバイス部
分DPに形成された回路による回折によってその強度が
ストリートラインSL上を照射する照明光ILY1や照
明光ILX2による反射光の強度よりも弱くなると考え
られる。従って、アライメント信号処理系18は照明光
ILX1による反射光の検出結果の信号強度と照明光I
Y1による反射光の検出結果の信号強度とを比較し、
強度が強い方の検出結果のみを処理するようにしてもよ
い。
【0051】次に、本実施形態の露光装置のアライメン
トセンサ14を用いた位置検出の動作について説明す
る。
【0052】処理が開始すると、主制御系13は、ステ
ージ駆動系12を介して、ウェハW上のアライメントマ
ークAMがアライメントセンサ14の検出領域内に対応
する位置に移動するようにXYステージ9を駆動させ
る。主制御系13はハロゲンランプ15に対して制御信
号を出力して照明光IL1を出射させる。照明光IL1
が出射されると光ファイバ16を介してアライメントセ
ンサ14内に導入され、コンデンサーレンズ20を通過
し、視野絞り板21によって整形され、照明光IL
と照明光ILとからなる照明光IL2となる。照明
光IL2はレンズ系22を透過し、ビームスプリッタ2
3によって反射され、対物レンズ24を通過した後プリ
ズムミラー17によって反射され、照明光ILと照
明光IL がウェハW上に照射される。
【0053】照明光ILと照明光ILによる反
射光はプリズムミラー17を介してアライメントセンサ
14内に戻り、対物レンズ24,ビームスプリッタ2
3、及びレンズ系25を順に透過し、照明光IL
よる反射光は反射板26,28,31,32によって順
に反射されてレンズ系30に入射し、照明光ILによ
る反射光は反射板27,29によって順に反射されてレ
ンズ系30に入射する。レンズ系30に入射したときの
像は、長手方向が互いに平行となっている。そして、瞳
分割ミラー33を介してそのテレセントリック性が崩さ
れた状態でラインセンサ35で受光される。ラインセン
サの受光面上には、これらの像がアライメントマークA
MのZ軸方向の位置に応じて横ずれした状態で結像され
る。
【0054】ラインセンサ35によって光電気変換され
た電気信号はアライメント信号処理系18に入力され信
号処理が施される。このとき、アライメント信号処理系
18はアライメントセンサAMの位置検出方向に応じ
て、図5に示したデバイス部分DPを照射している照明
光ILX1による反射光又は照明光ILY2による反射
光の検出結果に対しては処理を行わない。アライメント
信号処理系18に予め格納されている基準位置に対する
検出信号の横ずれ量からウェハWに形成されたストリー
トラインSLのアライメントセンサ14の焦点位置に対
する最適焦点位置が検出される。主制御系13は、ステ
ージ駆動系12を介してウェハW上のストリートライン
SLのZ軸方向の位置がこの最適焦点位置と一致するよ
うにZステージ8を駆動させる。Zステージ8の移動が
完了すると、位置検出センサによってアライメントマー
クAMのX座標及びY座標位置が高い精度で検出され
る。
【0055】主制御系13は、検出されたアライメント
マークAMのX座標及びY座標に対して、前述したベー
スライン量を加算して補正を行う。そして、主制御系1
3はステージ駆動系12を介してベースライン補正され
たウェハWのX座標及びY座標に基づいて、各ショット
領域の中心と投影光学系6の光軸AXとが一致するよう
にXYステージ9を駆動させる。これにより、ウェハW
の各ショット領域の正確な露光位置への合わせ込み、即
ちウェハWの正確な位置合わせが行われる。
【0056】以上説明した本発明の一実施形態によれば
以下の効果を得ることができる。
【0057】第一に、ハロゲンランプ15から出射され
た照明光を、ストリートラインSL上であってアライメ
ントマークAMが形成されていない領域に照射し、その
反射光によってアライメントセンサ14の焦点位置に対
するウェハWのZ軸方向の位置ずれを検出するようにし
ているため、ストリートラインSLに対して段差を有す
るデバイス部分DPではなく、アライメントマークAM
が形成されたストリートラインSL上に位置検出センサ
の焦点位置を合わせることができ、その結果ストリート
ラインSL上に形成されたアライメントマークの位置検
出を高い精度で行うことができる。
【0058】第二に、視野絞り板21によって照明光I
L1を、X軸方向に長手方向を有する矩形の照明光IL
とY軸方向に長手方向を有する矩形の照明光IL
とに整形し、これらの照明光IL及び照明光I
をウェハWに照射しているので、アライメントマ
ークAMが互いに直交するストリートラインSL上に形
成されていたとしても、何れかの照明光をアライメント
マークAMが形成されている互いに直交するストリート
ラインSL上に照射することができるので、このような
場合であってもアライメントセンサ14の焦点に対する
ストリートラインSLの位置ずれを高い精度で検出する
ことができる。この結果、位置合わせも高い精度で行う
ことができる。
【0059】第三に、通常は測定しようとするアライメ
ントマークが形成されているストリートラインの延在方
向(向き)を予め認識しておいて、照明光IL,I
のいずれを計測光として使用するかを認識して計測
を行うが、もし、このような認識が前もって行われなか
った場合であっても、正しい計測を行うことができる。
すなわち、計測時には照明光IL及び照明光IL
の何れか一方がストリートラインを、他方がデバイ
ス部分DPを照射する状態となっており、デバイス部分
DPを照明した照明光の反射光強度はストリートライン
上を照明したそれより低下することに着目する。そし
て、アライメント信号処理系18が照明光IL及び
照明光ILの反射光の強度を比較してストリートラ
インSL上を照射している照明光の反射光の検出結果
(IL,ILのうち反射光強度が大きい方の結
果)のみを用いてアライメントセンサ14に対するウェ
ハWのZ軸方向の位置ずれを検出するように構成してい
る。このため、計測に使用すべき照明光を自動的に判別
して、正確な計測を行うことができる。すなわち、検出
するアライメントマークAMの位置計測の方向に応じ
て、照明光IL及び照明光ILによる反射光の
何れを検出結果として使用するかを自動的に判別して処
理することができ、更に不要な処理を行うこともない。
【0060】次に、本発明の他の実施形態によるアライ
メント装置について説明する。図6は、本発明の他の実
施形態によるアライメント装置の構成を示す図である。
尚、図6においては、図2に示したアライメントセンサ
14の部材と共通する部材には同一の符号を付し、その
説明を省略する。図6に示した本発明の他の実施形態に
よるアライメント装置が備えるアライメントセンサ50
が図2に示したアライメントセンサ14と異なる点は、
図2中の視野絞り板21に代えて視野絞り板51を設
け、レンズ系25から反射板26,27に至る光路にビ
ームスプリッタ52及び遮光板56を順に設け、更にビ
ームスプリッタ52により反射される光の光路上に指標
板53、リレーレンズ系54、撮像素子55が設けられ
た点である。対物レンズ24、レンズ系25、指標板5
3、リレーレンズ系54、及び撮像素子55は位置検出
光学系をなしている。よって、本実施形態では一実施形
態で説明した図示しない位置検出光学系をなす位置検出
センサは省略されることとなる。また、位置検出光学系
はテレセントリック光学系をなしている。
【0061】図7(a)は視野絞り板51の一例を示す
断面図である。視野絞り板51は、図3(a)に示した
視野絞り板21と同様に、円形板状の形状であり、その
中心付近からY軸方向へ矩形の開口40が形成され、更
にその中心付近からX軸方向へ矩形の開口41が設けら
れている。視野絞り板51は更に断面が略正方形状の開
口60が形成されている。この開口60はアライメント
マークAMを照射するために設けられる。指標板53
は、合点状態では、対物レンズ24とレンズ系25との
合成系に関してウェハWの露光面と共役に配置されると
ともに、リレーレンズ系54に関して撮像素子55の受
光面と共役に配置されている。この指標板53は、透明
板の上にクロム層等で指標マークを形成したものであ
り、アライメントマークAMの反射像が通過する部分は
透明なままとなっている。また、この指標マークは、ウ
ェハW上のX軸方向又はY軸方向と共役な方向の位置基
準となっている。
【0062】撮像素子55は、例えば二次元CCD等か
らなり、その受光面に結像されたアライメントマークA
Mの反射像及び上記指標マークの投影像とを撮像して光
電変換する。その光電変換により得られた画像信号は、
アライメント信号処理系18へ出力され、アライメント
信号処理系18において、ウェハWに関するX軸方向及
びY軸方向における位置情報が、画像信号に基づいてア
ライメントマークAMのX座標及びY座標として求めら
れる。図7(b)は遮光板56の一例を示す図である。
遮光板56は焦点位置検出に用いる光以外の不要な光を
遮光するものであり、具体的には、入射した光を遮光す
る矩形領域61により視野絞り板51の開口60を通過
してウェハWを照射する照明光による反射光が第1検出
系及び第2検出系に入射しないよう遮光する。
【0063】ハロゲンランプ15から光ファイバ16を
介して照明光IL1がアライメントセンサ50内に入射
されると、コンデンサレンズ20を介して視野絞り板5
1によって、照明光IL、照明光IL、及び照
明光ILからなる照明光IL3に整形される。照明
光IL3はレンズ系22を透過し、ビームスプリッタ2
3によって反射され、対物レンズ24を通過した後プリ
ズムミラー17によって反射されウェハW上に投影され
る。図8は、照明光IL3が図5中のアライメントマー
クAM3を照射している様子を示す図である。図8に示
したように、照明光IL及び照明光ILは図5
に示した場合と同様の位置に照射されるが、本実施形態
では更に照明光ILがアライメントマークAM3を
照射する。
【0064】照明光IL、照明光IL、及び照
明光ILによる反射光はプリズムミラー17を介し
てアライメントセンサ50内に戻り、対物レンズ24,
ビームスプリッタ23、及びレンズ系25を順に透過
し、ビームスプリッタ52に入射する。ビームスプリッ
タ52に入射した反射光の内、透過した光は遮光板56
へ入射し、照明光ILによる反射光のみが遮光され
る、遮光板56を透過した照明光IL及び照明光I
による反射光は反射板26又は反射板27に入射
し、図2を参照して説明した光路を通過し、ラインセン
サ35によって検出される。
【0065】一方、ビームスプリッタ52によって反射
された光は、指標板53に入射し、照明光ILによ
る反射光のみが指標板53を透過する。指標板53を透
過したアライメントマークAMの像及び指標板53上の
指標マークの像がリレーレンズ系54を介して撮像素子
55の受光面上に結像される。位置検出光学系はテレセ
ントリック系を構成しているため、アライメントセンサ
50の焦点位置からウェハWがZ軸方向に位置ずれした
場合には、撮像素子55の撮像面に結像された像の位置
は変化せずにデフォーカスされる。位置検出光学系と焦
点計測系とのZ軸方向における焦点位置は同一に設定さ
れているため焦点計測系によりウェハWの位置ずれを検
出し、主制御系13が駆動系12を介してZステージ8
を駆動して位置合わせを行い、ウェハW上のストリート
ラインSLに焦点計測系の焦点位置を合わせることによ
り、位置検出光学系の焦点位置もストリートラインSL
に設定される。
【0066】以上説明した本発明の他の実施形態による
アライメント装置によれば、アライメントマークAMの
XY平面内における位置を計測する位置検出光学系と焦
点計測系とがアライメントセンサ50内に設けられてい
るので、装置の小型化を図ることができるとともに、位
置検出光学系と焦点計測系とのZ軸方向の焦点位置の調
整を行う必要がないため、取扱いが容易である。
【0067】ところで、図8に示した例では、アライメ
ントマークAM3が、比較的に基板中央のショットに対
応するマークで、且つ、ストリートラインSLの中央寄
りにあるため、照明光ILX2による焦点検出後に基板
ステージ(XYステージ9)を移動する必要なく、照明
光ILによるマークAM3の位置検出を行うことが
できるが、全ての場合において、図8に示したような配
置関係になるとは限らない。
【0068】計測対象となるウェハやアライメント計測
に使用するセンサによっては、図14(b)や図15
(b)に示したような配置関係となる場合もある。
【0069】図14は、半導体チップがウェハ上で格子
状に配置されずに作られる場合における例を示したもの
である。図14(a)に示すように、アライメントAF
照明位置(照明光IL,IL)とアライメント
マーク計測位置(照明光IL )とが定義されている
場合(図8に示した位置関係と同様の配置)において、
図14(b)に示したようなウェハ上を計測する場合、
アライメントマークAM3に、アライメントマーク照明
光領域ILを合わせると、AF検出光IL は、
一部はストリートラインSL上にあるが、他の一部はス
トリートライン外(プロセス領域DP)を照明すること
となる。このような状態でAF検出を行っても、その検
出結果は好ましくないものとなる。
【0070】そこで、図14(b)に示すような配置関
係になる場合には、まず図14(c)に示すように、A
F検出光ILが全てストリートラインSL上を照明
するような位置となるようにXYステージ9を移動制御
してAF検出を行い、その後、図14(b)に示す配置
関係となるようにステージ9を移動制御して、アライメ
ントマークAM3の検出を行うようにする。
【0071】図15は、アライメント計測用センサとし
てLSAを用いた場合の例である。LSAの計測位置
(照明光IL0X,IL0Y)とAF計測位置(照明光
IL ,IL)とは図15(a)に示すような配置
関係となっているため、ウェハ上を計測する際には図1
5(b)に示すような配置関係となってしまう。
【0072】この図15に示す場合においても、上述し
たように、まず、図15(b)に示すように、AF検出
光ILが全てストリートラインSL上を照明するよ
うにステージ9の位置制御を行った後に、AF検出を行
い、その後、図15(c)に示す配置関係となるように
ステージ9の位置制御を行って、アライメントマークA
M3の検出を行うようにする。
【0073】尚、上述したアライメントセンサ14又は
アライメントセンサ50における焦点検出系の第1検出
系及び第2検出系の少なくとも一方を複数設け、一度の
焦点検出でウェハW上のマーク周辺のストリートライン
上の複数箇所の焦点位置からの位置ずれを検出すること
が、検出精度向上の観点から好ましい。更に、上述した
実施形態ではアライメントセンサ14,50としてFI
A方式のアライメントセンサを例に挙げて説明したが、
本発明はLSA(Laser Step Alignment)方式及びLI
A(Laser Interferometric Alignment )方式のアライ
メントセンサにも適用することができる。また、上記実
施形態においては、照明光IL,ILの形状を
矩形としたが、本発明はこの形状に制限される訳ではな
く、検出対象に合わせて適宜変更することができる。ま
た、ストリートラインSLが直交せずにウェハW上に形
成されている場合には、そのストリートラインSLに合
わせて光学系又は視野絞り板21,51を変更してスト
リートラインSLを照明するようにしても良い。
【0074】尚、前述した本発明の一実施形態による露
光装置(図1)は、ウェハWを精度よく高速に位置制御
することができ、スループットを向上しつつ高い露光精
度で露光が可能となるように、照明光学系1、レチクル
ホルダ3、ベース4、及び駆動装置5を含むレチクルア
ライメント系、ウェハホルダ7、Zステージ8、XYス
テージ9、移動鏡10、及びレーザ干渉計11を含むウ
ェハアライメント系、投影光学系6等の図1に示された
各要素が電気的、機械的、又は光学的に連結して組み上
げられた後、総合調整(電気調整、動作確認等)をする
ことにより製造される。尚、露光装置の製造は、温度及
びクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うこと
が望ましい。
【0075】次に、本発明の一実施形態の露光装置及び
露光方法を使用したデバイスの製造について説明する。
【0076】図9は、本発明の一実施形態による露光装
置を用いてデバイス(ICやLSI等の半導体チップ、
液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン
等)の生産のフローチャートである。図9に示されるよ
うに、まず、ステップS10(設計ステップ)におい
て、デバイスの機能設計(例えば、半導体デバイスの回
路設計等)を行い、その機能を実現するためのパターン
設計を行う。引き続き、ステップS11(マスク製作ス
テップ)において、設計した回路パターンを形成したマ
スクを製作する。一方、ステップS12(ウェハ製造ス
テップ)において、シリコン等の材料を用いてウェハを
製造する。
【0077】次に、ステップS13(ウェハプロセスス
テップ)において、ステップS10〜ステップS12で
用意したマスクとウェハを使用して、リソグラフィ技術
によってウェハ上に実際の回路等を形成する。次いで、
ステップS14(組立ステップ)において、ステップS
13において処理されたウェハを用いてチップ化する。
このステップS14には、アッセンブリ工程(ダイシン
グ、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程が含まれる。最後に、ステップS15(検
査ステップ)において、ステップS15で作製されたデ
バイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行
う。こうした工程を経た後にデバイスが完成し、これが
出荷される。
【0078】尚、本実施形態の露光装置として、マスク
と基板とを同期移動してマスクのパターンを露光する走
査型の露光装置にも適用することができる。また、露光
装置の用途としては半導体製造用の露光装置に限定され
ることなく、例えば、角型のガラスプレートに液晶表示
素子パターンを転写する液晶用の露光装置や、薄膜磁気
ヘッドを製造するための露光装置にも広く適当できる。
本実施形態の露光装置の光源は、g線(436nm)、
i線(365nm)、KrFエキシマレーザ(248n
m)、ArFエキシマレーザ(193nm)、Fレー
ザ(157nm)のみならず、X線や電子線などの荷電
粒子線を用いることができる。例えば、電子線を用いる
場合には電子銃として、熱電子放射型のランタンヘキサ
ボライト(LaB)、タンタル(Ta)を用いるこ
とができる。
【0079】投影光学系の倍率は縮小系のみならず等倍
および拡大系のいずれでも良い。投影光学系としては、
エキシマレーザなどの遠紫外線を用いる場合は硝材とし
て石英や蛍石などの遠紫外線を透過する材料を用い、F
レーザやX線を用いる場合は反射屈折系または屈折
系の光学系にし(レチクルも反射型タイプのものを用い
る)、また、電子線を用いる場合には光学系として電子
レンズおよび偏向器からなる電子光学系を用いればい
い。なお、電子線が通過する光路は真空状態にすること
はいうまでもない。
【0080】ウェハステージやレチクルステージにリニ
アモータを用いる場合は、エアベアリングを用いたエア
浮上型およびローレンツ力またはリアクタンス力を用い
た磁気浮上型のどちらを用いてもいい。また、ステージ
は、ガイドに沿って移動するタイプでもいいし、ガイド
を設けないガイドレスタイプでもいい。ステージの駆動
装置としては、2次元に磁石を配置した磁石ユニット
と、2次元にコイルを配置した電機子ユニットとを対向
させ電磁力によりステージを駆動する平面モ−タを用い
てもいい。この場合、磁石ユニットと電機子ユニットと
のいずれか一方をステージに接続し、磁石ユニットと電
機子ユニットとの他方をステージの移動面側に設ければ
よい。
【0081】ウェハステージの移動により発生する反力
は、特開平8−166475号公報に記載されているよ
うに、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)に逃が
してもいい。レチクルステージの移動により発生する反
力は、特開平8−330224号公報に記載されている
ように、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)に逃
がしてもよい。
【0082】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施の形態に開示された各要素は、本発明の
技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣
旨である。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検出光を
ストリートライン上に照明して合焦面に対するストリー
トラインのずれを検出しているため、位置検出光学系の
焦点に対するストリートラインの位置ずれを精度良く検
出することができるという効果がある。また、検出光は
ストリートライン上であってマークの形成領域と異なる
領域に照射され、マークによる散乱を受けないので焦点
検出を行うために充分な光量が得られ、その結果位置ず
れ検出の精度向上にもつながるという効果も得られる。
【0084】また、本発明によれば、互いに直交する第
1検出光又は第2検出光をマークが形成されているスト
リートライン上に照射することができるので、マークの
位置検出に好適である。また、第1検出系及び第2検出
系の少なくとも一方が複数設けられていれば(照明光の
ストリートライン上への照射個数(照射位置)を増やせ
ば)、一度の位置ずれ検出によってマーク周辺のストリ
ートライン上の複数箇所における位置ずれを検出するこ
とができるため、この複数箇所の計測結果に基づいて、
より精密な計測結果を得ることができるという効果が得
られる。
【0085】更に、前記第1及び第2検出光の反射光の
強度を比較し、該比較結果に応じて前記第1及び第2検
出系の何れか一方を選択して焦点検出を行ったり、位置
検出すべきマークが存在するストリートラインが第1方
向に沿う場合には前記第1検出系を、前記第2方向に沿
う場合には前記第2検出系を選択して焦点検出を行って
おり、ストリートライン以外の領域に照射された検出光
の反射光による焦点検出を行う必要がないため、結果と
してスループットの向上に寄与するという効果がある。
【0086】また、本発明によれば、アライメント装置
によりアライメント装置の合焦面に対するストリートラ
インの位置ずれが高い精度で検出され、この高い精度を
有する検出結果に基づき高い精度で基板の位置合わせを
行うことができるので、より微細なデバイスを作成する
場合に極めて好適であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による露光装置の概略構
成を示す図である。
【図2】 本発明の一実施形態によるアライメントセン
サ14の構成を示す図である。
【図3】 視野絞り板21の一例を示す断面図である。
【図4】 ウェハW上における照明光IL2の照射位置
を説明するための図である。
【図5】 ストリートラインSLが形成されたウェハW
上における照明光IL2の照射位置を説明するための図
である。
【図6】 本発明の他の実施形態によるアライメント装
置の構成を示す図である。
【図7】 (a)は視野絞り板53の一例を示す断面図
であり、(b)は遮光板56の一例を示す図である。
【図8】 照明光IL3が図5中のアライメントマーク
AM3を照射している様子を示す図である。
【図9】 本発明の一実施形態による露光装置を用いた
デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネ
ル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の生
産のフローチャートである。
【図10】 従来のアライメントセンサの構成を示す図
である。
【図11】 (a)は視野分割絞り103の一例を示す
図であり、(b)は遮光板113の一例を示す図であ
る。
【図12】 従来のアライメントセンサ100のウェハ
W上における照明領域を説明するための図である。
【図13】 従来のアライメントセンサ100におい
て、照明領域を変更した場合の不具合を説明するための
図である。
【図14】 本発明の実施形態における焦点検出後に基
板ステージを移動してマークAM3の位置検出を行う例
を示す図である。
【図15】 本発明の実施形態におけるLSAの場合の
焦点検出後に基板ステージを移動してマークAM3の位
置検出を行う例を示す図である。
【符号の説明】
14,50…アライメント装置としてのアライメントセ
ンサ、 17…位置検出光学系及び焦点検出系の一部を構成する
プリズムミラー、 24…位置検出光学系及び焦点検出系の一部を構成する
対物レンズ、 25…位置検出光学系及び焦点検出系の一部を構成する
レンズ系、 26,28…焦点光学系の第1検出系の一部を構成する
反射板、 27,29…焦点光学系の第2検出系の一部を構成する
反射板、 30…焦点光学系の一部を構成するレンズ系、 33…焦点光学系の一部を構成する瞳分割ミラー、 34…焦点光学系の一部を構成するレンズ系、 35…焦点光学系の一部を構成するラインセンサ、 53…位置検出光学系の一部を構成する指標板、 IL,IL,IL,IL,ILX1
ILY1,ILX2,ILY2…検出光としての照明
光、 54…位置検出光学系の一部を構成するリレーレンズ
系、 55…位置検出光学系の一部を構成する撮像素子、 56…焦点検出系の一部を構成する遮光板、 SL…ストリートライン、 AM,AM1〜AM4…マークとしてのアライメントマ
ーク、 W…基板としてのウェハ、RA…マークの形成領域とし
ての領域

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストリートライン上にマークが形成され
    た基板の該マークの位置を検出する位置検出光学系と、
    前記基板に検出光を照射するとともに該検出光の反射光
    を検出することにより該照射領域の前記位置検出光学系
    の合焦面に対するずれを検出する焦点検出系とを備えた
    アライメント装置において、 前記ストリートライン上であって前記マークの形成領域
    と異なる領域に前記検出光を照射することを特徴とする
    アライメント装置。
  2. 【請求項2】 前記ストリートラインは第1方向及び該
    第1方向に直交する第2方向に存在し、 前記焦点検出系は、前記第1方向に沿うように延在する
    第1検出光を用いる第1検出系、及び前記第2方向に沿
    うように延在する第2検出光を用いる第2検出系を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のアライメント装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2検出系の少なくとも一
    方は前記ストリートライン上の複数箇所を検出すること
    を特徴とする請求項2に記載のアライメント装置。
  4. 【請求項4】 前記焦点検出系は、前記第1及び第2検
    出光の反射光の強度を比較し、該比較結果に応じて前記
    第1及び第2検出系の何れか一方を選択して焦点検出を
    行うことを特徴とする請求項2に記載のアライメント装
    置。
  5. 【請求項5】 前記焦点検出系は、位置検出すべきマー
    クが存在するストリートラインが前記第1方向に沿う場
    合には前記第1検出系を、前記第2方向に沿う場合には
    前記第2検出系を選択して焦点検出を行うことを特徴と
    する請求項2に記載のアライメント装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れか一項に記載のアラ
    イメント装置によりアライメントされた基板上に所定パ
    ターンを露光することを特徴とする露光装置。
  7. 【請求項7】 ストリートライン上にマークが形成され
    た基板の該マークの位置を位置検出光学系により検出す
    る前に、 前記ストリートライン上であって前記マークの形成領域
    と異なる領域に検出光を照射するとともに該検出光の反
    射光を検出することにより該照射領域の前記位置検出光
    学系の合焦面に対するずれを検出することを特徴とする
    アライメント方法。
  8. 【請求項8】 前記ストリートラインは第1方向及び該
    第1方向に直交する第2方向に存在し、 前記検出光として、前記第1方向に沿うように延在する
    第1検出光、及び前記第2方向に沿うように延在する第
    2検出光を照射することを特徴とする請求項7に記載の
    アライメント方法。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2検出光の反射光の強度
    を比較し、該比較結果に応じて前記第1及び第2検出光
    の何れか一方を用いて焦点検出を行うことを特徴とする
    請求項8に記載のアライメント方法。
  10. 【請求項10】 位置検出すべきマークが存在するスト
    リートラインが前記第1方向に沿う場合には前記第1検
    出光を、前記第2方向に沿う場合には前記第2検出光を
    用いて焦点検出を行うことを特徴とする請求項8に記載
    のアライメント方法。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10の何れか一項に記載の
    アライメント方法を用いて露光対象としての感光基板を
    アライメントし、 該アライメントされた感光基板にパターンが形成された
    マスクを介して露光することを特徴とする露光方法。
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