JP2001255968A - 低消費電力モードを有する情報機器 - Google Patents

低消費電力モードを有する情報機器

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JP2001255968A
JP2001255968A JP2000068403A JP2000068403A JP2001255968A JP 2001255968 A JP2001255968 A JP 2001255968A JP 2000068403 A JP2000068403 A JP 2000068403A JP 2000068403 A JP2000068403 A JP 2000068403A JP 2001255968 A JP2001255968 A JP 2001255968A
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JP2000068403A
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English (en)
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Masanori Tanaka
正規 田中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報機器側のなんらかの理由により低消費電
力モードに移行できない制約条件をユーザーに通知し、
低消費電力モードを有効に利用出来るようにした情報機
器を提供すること。 【解決手段】 待機状態の消費電力を抑える低消費電力
モードと表示装置を有する情報機器であって、低消費電
力モードに移行するための障害事由を表示装置に表示す
る。この障害事由を表示することで、ユーザーが低消費
電力モードに移行しようとして操作したときに移行でき
なくても、解決策を教えることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
やプリンタ装置、コピー装置、電話機など低消費電力モ
ードを有する情報機器に関し、特にその低消費電力モー
ドを有効に利用する制御方式を備えた情報機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器の省電力化を望む声が多
くなっている。ファクシミリ装置やプリンタ装置、コピ
ー装置などは、画像形成機構に大きな電力を有するた
め、動作していないとき(待機中)には電力の消費が少
なくなるように制御されている。そのような低消費電力
に制御されている状態を低消費電力モードという。
【0003】低消費電力モード中は、ユーザーに対して
情報機器がどのような状態にいるのか通知することが困
難となる。なぜなら、ユーザーに通知するための手段と
して適当と考えられる、操作部や表示部などの電力供給
も断たれてしまうことがあり得るからである。このた
め、特開平8−69225号公報では、低消費電力モー
ド中の表示部分を別途に設けたり、または表示手段の一
部を低消費電力中にも制御可能にするなどしてユーザー
の利便性を向上しようとしている。しかしながら、この
方法では表示部の電力消費を充分に抑制することが困難
である。
【0004】また、低消費電力モードに移行する条件も
様々である。一概に待機状態といっても、単純に動作し
ていない状態ではなく、なんらかの原因により動作でき
ない状態の待機状態が考えられる。例えば、画像形成手
段を持つ情報機器の場合、記録紙がセットされていない
等のために動作できない状態となることが考えられる。
【0005】このような状態で、低消費電力モードに移
行したとしても、画像形成が出来ないし、例えメモリ受
信するとしてもその容量の制限により受信途中で終了し
てしまう不都合を招くことにもなるから、低消費電力モ
ードに移行出来ない。また、記録紙がセットされていな
いことをユーザーに通知するためには、例えば操作部上
のLEDを点滅させるなどが考えられが、LEDを点滅
するためには電力が必要となるため低消費電力モードに
移行できないことにもなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、ユーザー
は低消費電力モードに移行することを希望していても、
情報機器側のなんらかの理由により低消費電力モードに
移行できないことがあるので、ユーザーには不便な面が
あった。
【0007】本発明は、低消費電力モードを有効に利用
出来るようにした情報機器を提供することを目的とす
る。
【0008】
【発明を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
低消費電力モードを有する情報機器は、待機状態の消費
電力を抑える低消費電力モードと表示装置を有する情報
機器であって、低消費電力モードに移行するための障害
事由を前記表示装置に表示することを特徴とする。
【0009】この請求項1記載の低消費電力モードを有
する情報機器によれば、低消費電力モードに移行できな
い障害事由を表示するので、ユーザーが低消費電力モー
ドに移行しようとして操作したときに移行できなくて
も、解決策を教えることができ、ユーザーが迷うことが
なくなる。
【0010】本発明の請求項2記載の低消費電力モード
を有する情報機器は、請求項1記載の低消費電力モード
を有する情報機器において、低消費電力モードに移行す
るための所定時間に設定されるタイマーを有し、このタ
イマーの設定時間が終了したときに、低消費電力モード
に移行するための障害事由を表示することを特徴とす
る。
【0011】この請求項2記載の低消費電力モードを有
する情報機器によれば、低消費電力モードに移行するた
めのタイマーがある場合で、低消費電力モードに移行で
きない障害事由があるとき、そのタイマーが切れたとき
にその障害事由を表示するので、表示装置には通常時は
本来の操作部用の表示を行う。
【0012】本発明の請求項3記載の低消費電力モード
を有する情報機器は、請求項1、2記載の低消費電力モ
ードを有する情報機器において、低消費電力モードに移
行することが出来ない障害事由のうち、特定の障害事由
の場合には低消費電力モードに移行可能にするととも
に、この移行時には表示装置に電力を供給することを特
徴とする。
【0013】この請求項3記載の低消費電力モードを有
する情報機器によれば、低消費電力モードに移行するこ
とが出来ない障害事由のうち、低消費電力モードに移行
することによってユーザーに対して影響が少ないような
障害事由のときには、低消費電力モードに移行し、待機
状態の消費電力よりも少しでも消費を抑えることが出来
る。そして、この移行時には、表示装置に電力を供給し
て障害事由の表示を行い、低消費電力モード中でも障害
事由の解除を促す。
【0014】本発明の請求項4記載の低消費電力モード
を有する情報機器は、請求項3記載の低消費電力モード
を有する情報機器において、表示装置に電力をほとんど
消費しない表示部を有することを特徴とする。
【0015】この請求項4記載の低消費電力モードを有
する情報機器によれば、低消費電力モードに移行するこ
とによってユーザーに対して影響が少ないような障害事
由のときには、低消費電力モードに移行することができ
る。そして、強誘電性LCDのような電力をほとんど消
費しない表示部を用いることにより、制約条件を通知し
つつ、最低限の電力消費に抑えられた、低消費電力モー
ドに移行する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
を参照して説明する。
【0017】図1は本発明の実施の形態に係る低消費電
力モードを有する情報機器の構成を示す図であり、情報
機器の構成のうちで特に本発明の説明に必要な部分のみ
を記載したものである。なお、情報機器としては、前述
のように、ファクシミリ装置やプリンタ装置、コピー装
置、電話機など低消費電力モードを有するものである。
【0018】図1において、情報機器を制御する主マイ
コン11は、CPU12,RAM13,ROM14を有
する。ROM14は情報機器を制御するためのプログラ
ムが記憶されているので、そのプログラムにしたがっ
て、この情報機器が低消費電力モードに移行する条件の
判断や低消費電力モードに移行する処理を行うことが出
来る。
【0019】それらの処理を行うために必要な作業領域
はRAM13上に確保される。RAM13の一部には、
SRAMが使われる。また、情報機器を使用するユーザ
ーが各種の使用上の設定を行うと、このSRAMに記憶
される。例えば、低消費電力モードの有効/無効を設定
することが可能なプログラムのときに、ユーザーがそれ
を選択して使用することが可能となる。このような各種
の設定が、SRAMに記憶され、情報機器の電源を落と
してもユーザーの選択したモードを保持することが可能
となる。
【0020】省エネマイコン15は、低消費電力モード
中に情報機器を監視し、低消費電力モードから通常モー
ドに復帰させるような信号、例えば外部信号とか、操作
信号、を検出したら、主マイコン11を立ち上げる。
【0021】情報機器の操作表示部16は、本発明の
「低消費電力に移行するための条件」を表示するための
表示装置17や LCDや、情報機器の操作を行うため
のキー群18で構成されている。表示装置17はLCD
などで構成される。
【0022】センサ群19は、本発明における各種のセ
ンサを纏めて示したものである。そのセンサとして、ユ
ーザーが情報機器を操作しているか否か、情報機器が低
消費電力モードに移行できる否か、低消費電力モード中
から復帰する信号などを検出したか否か、などのための
種々のセンサが用意されている。
【0023】本発明の第1の実施例では、待機状態の消
費電力を抑える低消費電力モードと表示装置17を有す
る情報機器であって、ユーザーが低消費電力モードに移
行しようとして操作したときに、低消費電力モードに移
行するための障害事由、則ち制約条件を表示装置17に
表示する。したがって、ユーザーは、表示装置17に表
示された制約条件である障害を取り除くことで、低消費
電力モードに移行することが出来る。
【0024】さて、低消費電力モードを有する情報機器
において、低消費電力モードに移行するための条件は情
報機器の種類や性質によって様々である。例えば、ある
ファクシミリ装置の場合、低消費電力モードに移行でき
ない障害事由、則ち制約条件として、「記録紙を補給し
て下さい」、がある。
【0025】その理由は、次のような不都合を解消する
ためである。則ち、当該ファクシミリ装置では、「記録
紙がない」ことを表示装置17のLEDを点滅させてユ
ーザーに通知する仕組みになっていたとする。記録紙が
ない状態で低消費電力モードに移行していて、受信が発
生して低消費電力モードから復帰したときに、記録紙が
なければ出力することができない。メモリ受信をしたと
してもそのメモリ容量の制限により受信途中で終了して
しまう不都合を招くことにもなるから、受信した情報は
直ちに出力しなければならない。
【0026】ところが、記録紙がないときに低消費電力
モードに移行できてしまうと、「記録紙がない」ことを
通知するLEDを点滅させることが出来ず、ユーザーは
「記録紙がない」ことに気づくことが難しくなってしま
うから、低消費電力モードに移行しないように制御され
る。よって、「記録紙がない」ときには低消費電力モー
ドに入ることは出来ない。
【0027】このような理由は、普通のユーザーには想
像もつかないことである。すると、ユーザーが低消費電
力モードに移行することを望んだとしても、記録紙を補
給して、「記録紙がない」という制約条件を解除しない
限り、低消費電力モードに移行できないことになってし
まう。
【0028】「記録紙がない」の例と同様に、ユーザー
において何らかの障害が発生していることは知っていた
としても、その障害が低消費電力モードに移行できない
障害事由であると気がつかないような場合には、低消費
電力モードに移行できない障害事由則ち、制約条件とな
る。
【0029】したがって、対象となる情報機器によって
種々の態様が考えられる。上記の「記録紙がない」と同
じくファクシミリ装置を例に取ると、「カバーオープ
ン」、「ジャム中」、「ハードエラー」、「メモリ残量
少ない」など、がある。
【0030】「カバーオープン」は、プロッタが動作で
きないような制約である。受信は可能だが、メモリ受信
になってしまう。メモリ残量が少ないときにメモリ受信
は出来ないし、またメモリ受信できない相手先からの着
信時にプロッタを使用できない。そこで、カバーが開い
ているため低消費電力モードに移行できないことを表示
装置に表示するために、低消費電力モードに移行しな
い。
【0031】「ジャム中」も、「カバーオープン」と同
様に、プロッタが動作できないような制約である。「ハ
ードエラー」は、モータエラー、レーザエラー、ヒータ
エラーなどのサービスマンコールを必要とするが、「カ
バーオープン」と同様に、プロッタが動作できないよう
な制約である。
【0032】「メモリ残量少ない」は、送信待機ファイ
ルや、親展ファイルがメモリに大量に入っているとき、
新たにメモリ受信できない。そこで、メモリ残量が少な
くて低消費電力モードに移行できないことを表示装置に
表示するために、低消費電力モードに移行しない。
【0033】図2は本発明の第1実施例の動作の例を示
すフロー図である。図2で、まず開始すると(ステップ
S10)、ステップS11でユーザーが低消費電力モー
ドに入ろうとしたか否かが判断される。以下、判断結果
はYes/Noで表記する。Noの場合には終了(ステ
ップS19)するが、Yesの場合にはステップS12
で当該情報機器が待機状態にあるか否かが判断される。
Noの場合には、ステップS13で当該情報機器は動作
中であるため、表示装置17に「動作中のため移行出来
ない」旨の表示をして終了する(ステップ19)。
【0034】ステップS14では、ステップS12でY
esの場合に、低消費電力モードに移行できない制約条
件があるか否かを判断する。Yesの場合、則ち低消費
電力モードに移行できない制約条件がある場合には、ス
テップS15でその制約条件(例えば、記録紙がない)
に対応して、該当する解除方法(例えば、記録紙を補給
して下さい)を、表示装置17に表示する。この表示内
容にしたがって、該当する解除方法を実施することによ
り、低消費電力モードに移行できる。
【0035】ステップS16では、ステップS14でN
oの場合に、移行できない制約条件は無いので、直ちに
当該情報機器を低消費電力モードに移行し、その後終了
する(ステップS19)。
【0036】この第1実施例においては、低消費電力モ
ードに移行できない場合に、移行できない障害事由、則
ち制約条件を表示するから、この制約条件を取り除くこ
とで、低消費電力モードに移行できる。
【0037】本発明の第2の実施例では、待機状態の消
費電力を抑える低消費電力モードと表示装置17を有す
る情報機器であって、低消費電力モードに移行するため
の所定時間に設定されるタイマーを有し、このタイマー
の設定時間が終了したときに、低消費電力モードに移行
できない障害事由がある場合には、その障害事由を表示
装置17に表示する。したがって、ユーザーは、タイマ
ーの設定時間の終了後に、表示装置17に表示された制
約条件である障害を取り除くことで、低消費電力モード
に移行する。
【0038】図3は本発明の第2実施例の動作の例を示
すフロー図である。図2で、まず開始すると(ステップ
S20)、ステップS21で当該情報機器が待機状態に
あるか否かが判断される。Noの場合には、当該機器は
動作状態にあるので、ステップS21を繰り返す。
【0039】ステップS22では、ステップS21でY
esとなると当該機器が動作状態から待機状態に変わっ
たので、低消費電力モードに移行するためのタイマーの
動作を開始する。このタイマー機能は、マイコン11の
外部に時計機能を設ける構成も可能である。タイマーの
設定時間(例えば待機状態になってから低消費電力モー
ドに移行するためのタイマー時間)を可変にすることは
可能である。そのときはマイコン11内のSRAM内に
情報を記憶させておくことが可能である。タイマーがそ
の設定時間を経過する前に、ユーザーの操作によって低
消費電力モードに移行することも可能である。また、タ
イマーの動作中には、表示装置17は本来の操作部用の
表示を行うことができるが、低消費電力モードに移行出
来ないときには、その理由として、タイマーが動作中、
と表示装置17に表示することが出来る。
【0040】ステップS23で、タイマーの設定時間が
経過したかどうかを判断する。タイマーの設定時間が経
過したとき、つまりタイマーが切れたときに、ステップ
S24で低消費電力モードに移行するための制約条件が
あるか否かを判断する。Yesの場合、則ち低消費電力
モードに移行できない制約条件がある場合には、ステッ
プS25でその制約条件(例えば、記録紙がない)に対
応して、該当する解除方法(例えば、記録紙を補給して
下さい)を、表示装置17に表示する。この表示内容に
したがって、該当する解除方法を実施することにより、
低消費電力モードに移行できる。
【0041】ステップS26では、ステップS24でN
oの場合に、移行できない制約条件は無いので、直ちに
当該情報機器を低消費電力モードに移行し、その後終了
する(ステップS29)。
【0042】この第2実施例においては、低消費電力モ
ードに移行するためのタイマーを有しており、タイマー
が切れたときに低消費電力モードに移行するための条件
を表示することで、自動的に低消費電力モードに移行で
きるし、移行できない場合にはそのタイマーが切れたと
きに制約条件を表示するので、表示装置17に表示され
た制約条件である障害を取り除くことで、低消費電力モ
ードに移行出来る。また、通常は本来の操作部用の表示
を行うことができる。
【0043】本発明の第3の実施例では、低消費電力モ
ードに移行することが出来ない障害事由、則ち制約条件
があり、それでも制約条件の解除より低消費電力モード
に移行することを優先するときに、表示装置17の制約
条件を表示する表示部には電力を供給して制約条件を表
示し、低消費電力モードに移行する。低消費電力モード
時にも動作させる省エネマイコン15により、表示装置
17の制約条件を表示する表示部及び必要な操作部に電
力を供給する。
【0044】この制約条件の解除より低消費電力モード
に移行することを優先する制約条件をどの様に決めるか
は、対象とする情報機器によっても異なるが、前記ファ
クシミリ装置の例で言えば、例えば、「記録紙がな
い」、「カバーオープン」、「ジャム中」を低消費電力
モードに移行することを優先する制約条件とし、「ハー
ドエラー」、「メモリ残量少ない」を制約条件を解除し
てから低消費電力モードに移行する制約条件とすること
が出来る。各制約条件をこのいずれのタイプにするか
は、ユーザーが決定できる事項である。
【0045】図4は本発明の第3実施例の動作の例を示
すフロー図である。この図4は、開始して直後に低消費
電力モードに移行できない制約条件はあるか、の判断
(ステップS31)しているように、図2のステップS
14、図3のステップS24以降の、フローを示してい
る。則ち、図2のステップS10〜S13,或いは図3
のステップS20〜S23の各ステップを進んだ後のフ
ローを示している。
【0046】図4において、ステップS31で、低消費
電力モードに移行できない制約条件があるか否かを判断
する。Noの場合には制約条件はないので、直ちにステ
ップS32で低消費電力モードへ移行する。
【0047】ステップS31でYesの場合には、ステ
ップS33に進み、当該制約条件が、低消費電力モード
に移行可能かどうかを判断する。これは、ユーザーが制
約条件毎に、制約条件の解除より低消費電力モードに移
行することを優先する制約条件か、制約条件を解除して
から低消費電力モードに移行する制約条件か、を決定し
た内容にしたがって判断される。
【0048】ステップS33で、当該制約条件が、低消
費電力モードに移行可能(Yes)と判断された場合に
は、ステップS34に進み、当該制約条件の解除方法を
表示装置17の所定の表示部に表示する。
【0049】そして、ステップS35で、表示装置17
の所定の表示部に、低消費電力モード中にも省エネマイ
コン15により電力を供給すると共に、当該情報機器を
低消費電力モードに移行して、終了する(ステップS3
9)。
【0050】また、ステップS33で、当該制約条件
が、低消費電力モードに移行不可能(No)と判断され
た場合には、ステップS36に進み、当該制約条件の解
除方法を表示装置17の所定の表示部に表示して、終了
する(ステップS39)。
【0051】このように、制約条件がないときは、通常
の低消費電力モードに移行するが、移行可能な制約条件
があるときは、制約を表示部に表示して低消費電力モー
ドに移行する。その際表示部に対する電源の供給は行
う。その後制約条件が解除されたことを検出することが
可能ならば、解除されたときに通常の低消費電力モード
に移行する。
【0052】この第3実施例では、低消費電力モードに
移行することによってユーザーに対して影響が少ないよ
うな制約条件のときには、低消費電力モードに移行し、
待機状態の消費電力よりも少しでも消費を抑えることが
出来る。また、低消費電力モード中でも制約条件の解除
を促すことが出来る。
【0053】本発明の第4の実施例では、第3実施例と
比較して、表示装置17のうち少なくとも、当該制約条
件の解除方法を表示する所定の表示部が、強誘電性のL
CDなどのほとんど電力を消費しない表示素子で形成さ
れていることが異なっている。この違いによるフロー図
の違いがあるが、その他の点は第3実施例と同様であ
る。
【0054】図5において、ステップS41で、低消費
電力モードに移行できない制約条件があるか否かを判断
する。Noの場合には制約条件はないので、直ちにステ
ップS43に進む。なお、この場合、直接ステップ44
に進むこととしても良い。
【0055】ステップS41でYesの場合には、ステ
ップS42に進み、当該制約条件が、低消費電力モード
に移行可能かどうかを判断する。
【0056】ステップS42で、当該制約条件が、低消
費電力モードに移行可能と判断された場合には、ステッ
プS43に進み、当該制約条件の解除方法を表示装置1
7の所定の表示部に表示する。この表示部は、電力の供
給が断たれても表示可能なように強誘電性のLCDを用
いて構成されている。
【0057】そして、ステップS44で、当該情報機器
を低消費電力モードに移行して、終了する(ステップS
39)。この場合、制約条件の解除方法は、強誘電性の
LCDを用いた表示部に表示されているから、電力の供
給が断たれても表示を継続している。
【0058】また、ステップS42で、当該制約条件
が、低消費電力モードに移行不可能と判断された場合に
は、ステップS45に進み、当該制約条件の解除方法を
表示装置17の所定の表示部に表示して、終了する(ス
テップS49)。この表示も、電力の供給が断たれても
表示可能な表示部に行うことが出来る。
【0059】この第4実施例では、第3実施例における
と同様の効果を奏すると共に、電力の消費がない表示部
を用いることにより、制約条件を通知しつつ、最低限の
電力消費に抑えられた、低消費電力モードに移行でき
る。
【0060】
【発明の効果】請求項1の低消費電力モードを有する情
報機器によれば、低消費電力モードに移行できない障害
事由を表示するので、ユーザーが低消費電力モードに移
行しようとして操作したときに移行できなくても、解決
策を教えることができ、ユーザーが迷うことがなくな
る。
【0061】請求項2の低消費電力モードを有する情報
機器によれば、低消費電力モードに移行するためのタイ
マーがある場合で、低消費電力モードに移行できない障
害事由があるとき、そのタイマーが切れたときにその障
害事由を表示するので、表示装置には通常時は本来の操
作部用の表示を行うことが出来る。
【0062】請求項3の低消費電力モードを有する情報
機器によれば、低消費電力モードに移行することが出来
ない障害事由のうち、低消費電力モードに移行すること
によってユーザーに対して影響が少ないような障害事由
のときには、低消費電力モードに移行し、待機状態の消
費電力よりも少しでも消費を抑えることが出来る。そし
て、この移行時には、表示装置に電力を供給して障害事
由の表示を行い、低消費電力モード中でも障害事由の解
除を促すことが出来る。
【0063】請求項4の低消費電力モードを有する情報
機器によれば、低消費電力モードに移行することによっ
てユーザーに対して影響が少ないような障害事由のとき
には、低消費電力モードに移行することができる。そし
て、強誘電背性LCDのような電力をほとんど消費しな
い表示部を用いることにより、制約条件を通知しつつ、
最低限の電力消費に抑えられた、低消費電力モードに移
行することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低消費電力モードを有する情報機器の
構成を示す図。
【図2】本発明の第1実施例の動作の例を示すフロー
図。
【図3】本発明の第2実施例の動作の例を示すフロー
図。
【図4】本発明の第3実施例の動作の例を示すフロー
図。
【図5】本発明の第4実施例の動作の例を示すフロー
図。
【符号の説明】
11 主マイコン 12 CPU 13 RAM 14 ROM 15 省エネマイコン 16 操作表示部 17 表示装置 18 キー群 19 センサ群
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 386 H04M 1/00 W 9A001 H04M 1/00 1/73 1/73 H04N 1/00 C H04N 1/00 106B 106 G06F 1/00 332Z Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 CQ24 CQ34 HT03 HT04 HT06 2H027 EF16 FA30 FA35 GA23 GB07 5B011 EA10 EB08 HH08 LL11 5C062 AA02 AA05 AB20 AB23 AB41 AB43 AB44 AB46 AB49 AC05 AE15 AF15 BA00 5K027 BB17 FF12 FF22 MM17 9A001 BB04 BB06 HH34 JJ35 LL09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 待機状態の消費電力を抑える低消費電力
    モードと表示装置を有する情報機器であって、低消費電
    力モードに移行するための障害事由を前記表示装置に表
    示することを特徴とする低消費電力モードを有する情報
    機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の低消費電力モードを有す
    る情報機器において、低消費電力モードに移行するため
    の所定時間に設定されるタイマーを有し、このタイマー
    の設定時間が終了したときに、低消費電力モードに移行
    するための障害事由を表示することを特徴とする低消費
    電力モードを有する情報機器。
  3. 【請求項3】 請求項1、2記載の低消費電力モードを
    有する情報機器において、低消費電力モードに移行する
    ことが出来ない障害事由のうち、特定の障害事由の場合
    には低消費電力モードに移行可能にするとともに、この
    移行時には表示装置に電力を供給することを特徴とする
    低消費電力モードを有する情報機器。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の低消費電力モードを有す
    る情報機器において、表示装置に電力をほとんど消費し
    ない表示部を有することを特徴とする低消費電力モード
    を有する情報機器。
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