JP2001255955A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2001255955A
JP2001255955A JP2000070663A JP2000070663A JP2001255955A JP 2001255955 A JP2001255955 A JP 2001255955A JP 2000070663 A JP2000070663 A JP 2000070663A JP 2000070663 A JP2000070663 A JP 2000070663A JP 2001255955 A JP2001255955 A JP 2001255955A
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Junichi Takenuki
淳一 竹貫
Hidekazu Maezawa
秀和 前澤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各アプリケーションプログラムが電源断時の
処理などに個別に対応することなく、レジューム機能や
履歴機能などを容易に実現する。 【解決手段】 各アプリケーションプログラムの起動/
終了を一括してシェル20において管理することによ
り、各アプリケーションプログラムを電源状態変化など
の個別のイベント処理から解放することができる。ま
た、各アプリケーションプログラムの実行履歴を履歴情
報としてシェル20が自動的に記録することにより、レ
ジューム機能、履歴操作機能を実現することができる。
これらの結果、各アプリケーションプログラムの開発時
には、携帯型端末装置上で発生する個々のイベントを意
識する必要がなくなり、プログラムサイズの増大を抑制
することができ、プログラム開発工数を低減することが
できる。また、アプリケーションプログラムの構造が簡
略化され、より保守性が向上することとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、情
報処理装置の制御方法及び情報処理装置の制御プログラ
ムを記録した記録媒体に係り、特にアプリケーションプ
ログラムを順次切り替えて実行する携帯型情報処理装置
におけるアプリケーション切替技術に関する。
【0002】
【従来の技術】情報社会の発達に伴い、個人情報管理や
通信などの機能に特化した携帯型情報処理装置が用いら
れるようになってきている。このような携帯型情報処理
装置に求められる機能としては、予め記憶した地図デー
タを用いて地図を表示したり、表示した地図上にGPS
(Global Positioning System)やPHS(Personal Ha
ndy phone)位置情報サービスを使って位置情報を取得
して現在位置を表示したり、電子メールを送受信した
り、電話による通話を行ったり、スケジュール管理を行
ったりなど多様なものが求められている。これらの処理
は、実際的には、それぞれの処理に対応する複数のアプ
リケーションプログラムを実行することにより行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなアプリケー
ションプログラムは、電池残量不足によるプログラムの
終了(強制電源断)や、電話の着信などの外部的要因に
基づき、当該外部的要因に対応するアプリケーションプ
ログラムへの切り替えなどを行える必要があった。ま
た、携帯型情報処理装置が携帯性を重視しているため、
携帯型情報処理装置で利用可能なリソース(メモリなど
の資源)に制限がある点および電池駆動を原則としてい
る点を考慮して作成する必要があった。より具体的に
は、メモリ資源などのリソースが潤沢であるとはいえな
いため、同時に複数のアプリケーションを実行するとリ
ソースのコンフリクト(競合)が発生する可能性が高か
った。従って、上記従来の携帯型情報端末装置において
は、各アプリケーションプログラムが上述したような状
況に個別に対応できる必要があり、対応するための処理
を同一アプリケーションプログラムに組み込む必要があ
るため、プログラムサイズが大きくなってしまうという
問題点があった。
【0004】この結果、記憶容量が少ない携帯型情報端
末装置に記憶可能なアプリケーションプログラムが減少
することとなり、使い勝手も悪くなるという問題点があ
った。さらに上述した状況に各アプリケーションプログ
ラムで個別に対応するため、開発工数の増大も招くこと
となっていた。さらにまた、アプリケーションプログラ
ムの構造が複雑となり、プログラムの保守性も低下して
しまうという問題点があった。そこで本発明の目的は、
各アプリケーションプログラムが電源断時の処理などに
個別に対応することなく、レジューム機能や履歴機能な
どを容易に実現することが可能な携帯型情報処理装置、
情報処理装置の制御方法及び情報処理装置の制御プログ
ラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の構成は、複数のアプリケーションプ
ログラムを順次切り替えて実行する情報処理装置におい
て、各前記アプリケーションプログラムの起動に必要な
起動制御情報を記憶する起動制御情報記憶手段と、前記
アプリケーションプログラムの起動要求に伴って、前記
起動制御情報に基づいて当該アプリケーションプログラ
ムに対し、起動に必要な初期設定データを渡して起動を
行わせる起動制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0006】請求項2記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記起動情報は、前記各アプリケーション
プログラムの前回以前の終了時の状態に復帰させるため
の終了履歴情報を含むことを特徴としている。
【0007】請求項3記載の構成は、請求項2記載の構
成において、前記終了履歴情報は、復帰時の優先順位を
表すマークレベル情報を含むことを特徴とする情報処理
装置。
【0008】請求項4記載の構成は、請求項2記載の構
成において、前記起動制御情報記憶手段は、前記アプリ
ケーションプログラムの終了要求に伴って、当該終了要
求に対応する前記アプリケーションプログラムから前記
終了履歴情報を受け取り、前記起動制御情報として記憶
することを特徴としている。
【0009】請求項5記載の構成は、請求項1記載の構
成において、一のアプリケーションプログラムの起動要
求に応じて、現在実行中の他のアプリケーションプログ
ラムに対して終了指示を行う終了指示手段を備え、前記
起動制御情報記憶手段は、前記終了指示にともなって当
該終了指示がなされた前記他のアプリケーションから送
られる終了応答情報を前記起動制御情報として記憶す
る、ことを特徴としている。
【0010】請求項6記載の構成は、請求項1記載の構
成において、前記起動制御情報記憶手段は、前記アプリ
ケーションプログラムからの指示に基づいて当該アプリ
ケーションプログラム自身の前記起動制御情報を記憶す
ることを特徴としている。
【0011】請求項7記載の構成は、アプリケーション
プログラムの起動に必要な起動制御情報を記憶する起動
制御情報記憶装置を有し、前記起動制御情報に基づいて
複数のアプリケーションプログラムを順次切り替えて実
行する情報処理装置の制御方法であって、前記アプリケ
ーションプログラムの起動要求を受け取る起動要求受取
過程と、前記起動要求対象のアプリケーションプログラ
ムに対応する前記起動制御情報に基づいて当該アプリケ
ーションプログラムに対し、起動に必要な初期設定デー
タを渡して起動を行わせる起動制御過程と、を備えたこ
とを特徴としている。
【0012】請求項8記載の構成は、複数のアプリケー
ションプログラムを順次切り替えて実行する情報処理装
置の制御プログラムを記録した記録媒体において、前記
情報処理装置に対し、各前記アプリケーションプログラ
ムの起動に必要な起動制御情報を記憶させ、前記アプリ
ケーションプログラムの起動要求に伴って、前記起動制
御情報に基づいて当該アプリケーションプログラムに対
し、起動に必要な初期設定データを渡して起動を行わせ
る、ための制御プログラムを記録したことを特徴として
いる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の好適
な実施形態について説明する。
【0014】[1] 携帯型情報端末装置の構成 図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置である携
帯型情報端末装置の構成を示すブロック図である。携帯
型情報端末装置1は、各種操作画面や地図などを表示す
ると共に、タッチパネルを介してユーザによるタッチ操
作を受け付ける表示部2と、データ通信用の入出力部3
と、GPSユニット4と、ディジタルカメラユニット5
と、ユーザの操作入力用のユーザ入力部6と、携帯型情
報端末装置1全体を制御するための中央演算処理ユニッ
ト(CPU)7と、各種メモリ8、9、10とを備えて
構成される。
【0015】この携帯型情報端末装置1において、RO
M(Read Only Memory)8は、更新の可能性が少ない情
報を保持するメモリであり、後述する各種プログラムや
文字のフォント情報を保持する。フラッシュROM9
は、更新の可能性がある情報を不揮発状態で保持するメ
モリであり、地図データ(地図ファイル)や画像データ
(画像ファイル)を保持するメモリとして機能する。し
たがって、携帯型情報端末装置1は、外部より取得した
地図データや画像データなどを電源オフにしても保持で
きるようになっている。また、RAM(Random Access
Memory)10は、中央演算処理ユニット7が各種処理を
実行する際の実行メモリとして機能する。
【0016】入出力部3は、外部機器と通信を行うため
の通信用コネクタと、モデムカードまたはメモリカード
挿入用のカードスロットとを有しており、これにより、
携帯型情報端末装置1は、パーソナルコンピュータとの
間でデータ通信を行ったり、スキャナを介して画像デー
タを取得したり、PHSを接続することによりPHS位
置情報サービスを使って位置情報を取得することができ
るようになっている。また、GPSユニット4は、GP
S衛星からの電波を受信して携帯型情報端末装置1の現
在位置を算出して位置情報を取得するものであり、ディ
ジタルカメラユニットは、外の風景をディジタルデータ
形式の画像ファイルとして取得するカメラである。ユー
ザ入力部(座標情報入力手段)6は、この携帯型情報端
末装置1に設けられた各種ボタンの操作や、表示部2の
タッチ操作を検出し、その検出結果を中央演算処理ユニ
ット7に出力する。
【0017】したがって、この携帯型情報端末装置1
は、中央演算処理ユニット7がユーザ入力部6を介して
検出したユーザの操作に基づき、ROM8に保持された
各種プログラムを実行することにより、以下に述べる処
理を行うことができる。すなわち、携帯型情報端末装置
1は、ROM8に保持された地図表示用のプログラムを
実行することにより、フラッシュROM9やメモリカー
ドに保持した地図ファイルを用いて表示部2に地図を表
示することができる。このとき、携帯型情報端末装置1
は、GPSユニット4やPHSを使ってこの端末装置1
の現在の位置情報を取得することにより、表示した地図
上に現在位置を表示することができる。この場合、携帯
型情報端末装置1は、位置情報を継続して取得すること
により、表示した地図上に移動経路を表示したり、予め
設定した目的地までの距離、方位、推奨経路などの誘導
情報を併せて表示することもできるようになっている。
【0018】また、携帯型情報端末装置1は、ROM8
に保持された画像表示用のプログラムを実行することに
より、ディジタルカメラユニット5を介して取得した画
像ファイルや、入出力部3を介して外部より取得した画
像ファイルを表示部2に表示することもでき、また、こ
れら取得した画像ファイルをフラッシュROM9やメモ
リカードに保持することができる。
【0019】[2] シェル [2.1] シェルの概要 ここで、図2を参照して本実施形態で重要な役割を担
う、シェルについて説明する。シェルとは、一般的に
は、ユーザとオペレーティングシステムが直接コミュニ
ケーションできるようにする小さなプログラムをいう。
本実施形態におけるシェル20は、上記一般的な機能に
加え、携帯型情報端末装置1における煩雑なアプリケー
ションプログラムの切替制御や電源制御に伴うアプリケ
ーションプログラムの制御を行うものをいう。
【0020】すなわち、図2に示すように、オペレーテ
ィングシステム(OS)21、電源制御装置(PM)2
2あるいはオフスクリーンユーザ操作(アプリケーショ
ンプログラム切替操作、本実施形態固有の履歴操作な
ど)23において発生したイベントや、他のアプリケー
ションプログラム24からの起動依頼などに基づいて現
在実行中のアプリケーションプログラム25の終了や、
アプリケーションプログラム25の起動を行うための制
御を行っている。より詳細には、シェル20は、アプリ
ケーションプログラムの起動/終了の要因を集約し、起
動/収容の履歴を記録するとともに、複数のアプリケー
ション間で起動/終了タイミングを調整すべく、各種制
御情報の中継を担うものである。
【0021】これに伴い、アプリケーションプログラム
は、起動/終了の要因(ユーザによる指示あるいは外部
割り込みなど)に関係なくシェルからの指示に従って、
シェルから起動時に渡された情報(後述の画面再現情報
など)に基づいて初期状態を決定し、シェルの終了指示
により処理を終了してメモリなどのリソースを解放する
こととなる。このように構成することにより、各アプリ
ケーションプログラムは、シェルからの指示に従うため
の処理手順を設けるだけで、電源制御、レジューム機能
の実現、起動履歴操作、外部イベント発生(外部割り込
み発生)によるアプリケーションプログラムの切替、プ
ログラム間の連携などに対応することができる。
【0022】[2.2] シェルの機能 次にシェルがアプリケーションプログラムに対して提供
する機能について説明する。シェルがアプリケーション
プログラムに提供する機能は、大別すると、管理レベル
指定機能、履歴登録機能、履歴削除機能、マークレベル
変更機能、履歴戻し機能、アプリケーションプログラム
起動機能、アプリケーションプログラム終了機能、ブッ
クマーク登録機能がある。以下、これらを個別に説明す
る。
【0023】[2.2.1] 管理レベル指定機能 シェルは、管理レベルに基づいて各アプリケーションプ
ログラムの履歴を管理しており、アプリケーション毎に
起動/終了の履歴をどのレベルで管理するかを指定する
ことが可能となっている。管理レベルには、以下の4種
類がある。 (1) 起動履歴管理レベル (2) 起動/終了履歴管理レベル (3) 詳細履歴管理レベル (4) 対象外管理レベル 以下、管理レベルについて詳細に説明する。 (1) 起動履歴管理レベル シェルがアプリケーションプログラムを起動したときの
履歴情報を登録し、管理する管理レベルである。 (2) 起動/終了履歴管理レベル シェルがアプリケーションプログラムを起動したときお
よび終了したときの履歴情報を登録し、管理する管理レ
ベルである。 (3) 詳細履歴管理レベル 履歴情報として登録する内容をアプリケーションプログ
ラム側で管理する管理レベルである。この管理レベルで
管理すると、例えば、各アプリケーションプログラム内
で画面を切り替える都度登録するなどよりきめ細かい制
御を行うことが可能となる。 (4) 対象外管理レベル アプリケーションプログラムの履歴管理を必要としない
管理レベルである。
【0024】[2.2.2] 履歴登録機能 履歴登録機能は各アプリケーションプログラムが詳細に
履歴を管理する場合に利用する機能である。図3(a)
に示すような形式で履歴情報を登録することができる。
図3(a)において、履歴情報は、履歴情報を再利用す
る場合に利用する履歴情報にジャンプする場合の優先順
位を設定するためのマークレベル情報と、当該履歴情報
の実データの長さを表す実データ長情報と、実際のデー
タが格納された実データ情報と、を備えて構成されてい
る。
【0025】[2.2.3] 履歴削除機能 履歴削除機能は、上述したマークレベル毎に直近(最後
に登録した履歴情報)から順に削除する機能である。
【0026】[2.2.4] マークレベル変更機能 マークレベル変更機能は、上述したマークレベルを変更
する機能である。例えば、マークレベル=9をよりマー
クレベルの低いマークレベル=8に変更する機能であ
る。
【0027】[2.2.5] 履歴戻し機能 履歴戻し機能は、マークレベルの高い方から低い方に向
かって、さらに各マークレベル毎に直近の履歴情報に対
応する状態への復帰を指示する機能である。
【0028】[2.2.6] アプリケーションプログ
ラム起動機能 アプリケーションプログラム起動機能は、動作中のアプ
リケーションプログラムが他のアプリケーションプログ
ラムの起動を要求するための機能である。
【0029】[2.2.7] アプリケーションプログ
ラム終了機能 アプリケーションプログラム終了機能は、動作中のアプ
リケーションプログラム自身の終了を要求するための機
能である。
【0030】[2.2.8] ブックマーク登録機能 ブックマーク登録機能は、履歴情報と類似するブックマ
ーク情報をシェルに登録することで、シェルが提供する
ブックマーク一覧から各アプリケーションプログラムの
表示画面に直接移行することができる機能である。ブッ
クマーク情報は、図3(b)に示すように、ブックマー
ク一覧に表示するための一覧表示文字列情報と、当該ブ
ックマーク情報の実データの長さを表す実データ長情報
と、実際のデータが格納された実データ情報と、を備え
て構成されている。
【0031】[3] 実施形態の動作 次に実施形態の動作について説明する。
【0032】[3.1] 概要動作 次に概要動作について図4ないし図9を参照して説明す
る。以下の説明においては、初期状態(図5:状態C
A)においてアプリケーションプログラムA(=起動履
歴管理レベル)が起動されて動作しており、以下のステ
ップS1〜ステップS14の処理を行う場合について説
明する。 ステップS1:アプリケーションプログラムB(=起動
/終了管理レベル)の起動 ステップS2:アプリケーションプログラムC(=詳細
履歴管理レベル)の起動 ステップS3:アプリケーションプログラムCで画面切
替 ステップS4:アプリケーションプログラムE(=対象
外管理レベル)の起動 ステップS5:(履歴ポインタを戻す)「戻る」ボタン
の操作 ステップS6:アプリケーションプログラムF(=対象
外管理レベル)の起動 ステップS7:アプリケーションプログラムG(=対象
外管理レベル)の起動 ステップS8:「戻る」ボタンの操作 ステップS9:アプリケーションプログラムCで画面切
替 ステップS10:アプリケーションプログラムCで画面
切替 ステップS11:「戻る」ボタンの操作 ステップS12:「戻る」ボタンの操作(連続4回) ステップS13:(履歴ポインタを進める)「進む」ボ
タンの操作(連続5回) ステップS14:(マーク位置へ履歴ポインタをジャン
プする)「マークへ戻る」操作 この場合において、アプリケーションプログラムAの管
理レベルは起動履歴管理レベルであるので、図6(a)
に示すように、起動/終了履歴記憶部には、アプリケー
ションプログラムAの起動時の画面再現情報が格納され
ている。そして、起動/終了履歴記憶部(=フラッシュ
ROM9)には、アプリケーションプログラムAの起動
時の画面再現情報のみしか格納されていないので、履歴
ポインタは当該画面再現情報となっているものとする。
ここで、図4を参照して画面再現情報について説明す
る。画面再現情報は履歴操作に伴って各アプリケーショ
ンプログラムが以前の画面状態に戻るための情報をシェ
ルに通知するためのものである。
【0033】画面再現情報は、図4(a)に示すよう
に、通知理由を分類するための通知区分情報と、画面再
現情報の実データの長さを表す実データ長情報と、実際
のデータが格納された実データ情報と、を備えて構成さ
れている。実データの内容は、各アプリケーションプロ
グラムが任意に設計することが可能であり、実データが
存在しない場合には、実データ長情報として通知する実
データ長=0[バイト]に設定する。例えば、地図ビュ
ワー機能を実現するアプリケーションプログラム(後述
する「地図ナビ」)の場合、実データとしては、図4
(b)に示すように、地図区分(日本地図、都道府県地
図、……など)、座標(緯度、経度など)、動作モード
(位置指定モードなど)が含まれる。
【0034】[3.2.1] ステップS1:アプリケ
ーションプログラムBの起動 まず、ユーザの指示あるいは電話などの外部的な要因に
より、アプリケーションプログラムBの起動が指示され
ると、シェル(shell)はアプリケーションプログラム
Aに対し終了指示を通知する。これによりアプリケーシ
ョンプログラムAが終了するとともに、終了に際してシ
ェルに対して終了時の画面を再現するための情報(=終
了応答情報)を渡す。この終了時の画面を再現するため
の情報は、レジューム機能などに用いられるものである
が、アプリケーションプログラムAの管理レベルは起動
履歴管理レベルであるので、起動終了履歴記憶部には、
この情報は反映されない。ここで、終了応答情報につい
て説明する。終了応答情報は、何らかの理由によりアプ
リケーションプログラムの終了指示がシェルから出され
た場合に、この終了指示に応答する際に当該アプリケー
ションプログラムが終了時の画面に復帰するための情報
であり、これにより簡易的なレジューム機能が実現され
る。終了応答情報は、図4(c)に示すように、終了応
答情報の実データの長さを表す実データ長情報と、終了
時の画面に復帰する際に必要となる実際のデータが格納
された実データ情報と、を備えて構成されている。
【0035】次にシェルは図5に示すように、アプリケ
ーションプログラムBを起動する(図5:状態CB)。
これによりアプリケーションプログラムBはシェルに対
して自己の管理レベルが起動/終了管理レベルであるこ
とを通知する。次にシェルは、アプリケーションプログ
ラムBに対して起動時の画面再現情報を渡す。この結
果、アプリケーションプログラムBは、画面再現情報に
従って初期画面を表示することとなる。続いてシェル
は、図6(b)に示すように、起動/終了履歴記憶部に
アプリケーションプログラムBの画面再現情報を追加記
憶し、当該画面再現情報に履歴ポインタをあわせること
となる。
【0036】[3.2.2] ステップS2:アプリケ
ーションプログラムCの起動 続いてユーザの指示あるいは電話などの外部的な要因に
より、アプリケーションプログラムCの起動が指示され
ると、シェルはアプリケーションログラムBに対し終了
指示を通知する。これによりアプリケーションプログラ
ムBが終了するとともに、終了に際してシェルに対して
終了時の画面を再現するための情報を渡す。この場合に
おいて、アプリケーションプログラムBの管理レベルは
起動/終了履歴管理レベルであるので、起動/終了履歴
記憶部の起動時の履歴を格納した領域に上書きされるこ
ととなる。次にシェルはアプリケーションプログラムC
を起動する(図5:状態CC)。これによりアプリケー
ションプログラムCはシェルに対して自己の管理レベル
が詳細管理レベルであることを通知する。
【0037】次にシェルは、アプリケーションプログラ
ムCに対して起動時の画面再現情報を渡す。この結果、
アプリケーションプログラムCは、画面再現情報に従っ
て初期画面を表示することとなる。続いてアプリケーシ
ョンプログラムCは、図6(c)に示すように、起動/
終了履歴記憶部にアプリケーションプログラムCの画面
再現情報を追加記憶させるべくシェルに要求し、画面再
現情報をシェルに渡す。これによりシェルはアプリケー
ションプログラムCから渡された画面再現情報を起動/
終了履歴記憶部に追加記憶し、当該画面再現情報に履歴
ポインタをあわせることとなる。
【0038】[3.2.3] ステップS3:アプリ
ケーションプログラムCで画面切替 次にアプリケーションプログラムCにおいて、複数の画
面を組み合わせて機能を実現する場合には、当該機能の
初期画面の画面再現情報に対して、当該画面のマークレ
ベルをあげるようにシェルに要求する。ここで、マーク
レベルとは、履歴ポインタをジャンプして移動させるた
めに用いるものであり、複数の画面再現情報に対応する
マークレベルに対しマークレベルが高いほど優先的に履
歴ポインタのジャンプ先として選定されるようになって
いる。すなわち、履歴ポインタを過去の履歴情報(画面
再現情報)に遡らせる「戻る」ボタンが操作された場合
に、現在の履歴ポインタの位置から遡る方向にマークレ
ベル=1の画面再現情報とマークレベル1よりもレベル
の高いマークレベル=3の画面再現情報があり、マーク
レベル=3の画面再現情報が現在の履歴ポインタの位置
から遠い位置に存在する場合であっても、履歴ポインタ
はマークレベル=3の画面再現情報の位置になる。な
お、マークレベルが同一の場合には、現在の履歴ポイン
タの位置からより近い画面再現情報に履歴ポインタが移
動することとなる。
【0039】続いてアプリケーションプログラムCは、
表示画面を切り替えた後(図5:状態CD)、切り替え
た表示画面の画面再現情報を追加記憶させるべくシェル
に要求し、画面再現情報をシェルに渡す。これによりシ
ェルは、図6(d)に示すように、アプリケーションプ
ログラムCから渡された画面再現情報を起動/終了履歴
記憶部に追加記憶し、当該画面再現情報に履歴ポインタ
をあわせることとなる。
【0040】[3.2.4] ステップS4:アプリ
ケーションプログラムEの起動 次にユーザの指示あるいは電話などの外部的な要因によ
り、アプリケーションプログラムEの起動が指示される
と、シェルはアプリケーションプログラムCに対し終了
指示を通知する。これによりアプリケーションプログラ
ムCが終了するとともに、終了に際してシェルに対して
終了時の画面を再現するための情報を渡す。この場合に
おいて、アプリケーションプログラムCの管理レベルは
詳細履歴管理レベルであるので、シェルはアプリケーシ
ョンプログラムCから渡された画面再現情報を起動/終
了履歴記憶部に追加記憶し、当該画面再現情報に履歴ポ
インタをあわせることとなる。この画面再現情報は、レ
ジューム機能などにも用いられることとなる。
【0041】次にシェルはアプリケーションプログラム
Eを起動する(図5:状態CE)。これによりアプリケ
ーションプログラムEはシェルに対して自己の管理レベ
ルが対象外管理レベルであることを通知する。次にシェ
ルは、アプリケーションプログラムEに対して起動時の
画面再現情報を渡す。この結果、アプリケーションプロ
グラムEは、画面再現情報に従って初期画面を表示する
こととなる。続いてシェルは、図7(a)に示すよう
に、起動/終了履歴記憶部にアプリケーションプログラ
ムEに対応するダミー画面再現情報を追加記憶し、当該
ダミー画面再現情報に履歴ポインタをあわせることとな
る。このダミー画面再現情報は履歴ポインタの移動にの
み用いられるものであり、実際の画面再現情報を含むも
のではない。
【0042】[3.2.5] ステップS5:(履歴ポ
インタを戻す)「戻る」ボタンの操作 次にユーザにより「戻る」ボタンが操作されると、シェ
ルは、現在は履歴登録の対象外であるアプリケーション
プログラムEに対応する画面が表示されていると判断す
るとともに、図7(b)に示すように、ダミー画面再現
情報にある履歴ポインタを一つ戻して当該戻した位置を
履歴ポインタの現在位置とする。この結果、シェルは、
履歴ポインタの現在位置にある画面再現情報がアプリケ
ーションプログラムCに対応するものであり、現在の表
示画面が対応するアプリケーションプログラムEとは異
なるものであると判断する。従って、シェルは、はアプ
リケーションプログラムEに対し終了指示を通知する。
これによりアプリケーションプログラムEが終了すると
ともに、終了に際してシェルに対して終了時の画面を再
現するための情報を渡す。この終了時の画面を再現する
ための情報は、レジューム機能などに用いられるもので
あるが、アプリケーションプログラムEの管理レベルは
対象外管理レベルであるので、起動終了履歴記憶部に
は、この情報は反映されない。
【0043】続いてシェルは、アプリケーションプログ
ラムEに対応するダミー画面再現情報を起動終了履歴記
憶部から削除するとともに、起動終了履歴記憶部から履
歴ポインタの現在位置にあるアプリケーションプログラ
ムCの画面再現情報を読み出し、アプリケーションプロ
グラムCに対して起動時の画面再現情報を渡す。この結
果、アプリケーションプログラムCは、画面再現情報に
従って前回表示していた画面を表示することとなる(図
5:状態CD、図7(b))。なお、この場合には、起
動終了履歴記憶部に格納された画面再現情報に基づく画
面表示であるので、シェルに対する表示画面の画面再現
情報を追加記憶させるための要求はなされない。
【0044】[3.2.6] ステップS6:アプリ
ケーションプログラムF(履歴登録対象外)の起動 次にユーザの指示あるいは電話などの外部的な要因によ
り、アプリケーションプログラムEの起動が指示される
と、シェルはアプリケーションプログラムCに対し終了
指示を通知する。これによりアプリケーションプログラ
ムCが終了するとともに、終了に際してシェルに対して
終了時の画面を再現するための情報を渡す。この場合に
おいて、アプリケーションプログラムCの管理レベルは
詳細履歴管理レベルであるので、シェルはアプリケーシ
ョンプログラムCから渡された画面再現情報を起動/終
了履歴記憶部に追加記憶し、当該画面再現情報に履歴ポ
インタをあわせることとなる。
【0045】次にシェルはアプリケーションプログラム
Fを起動する(図5:状態CF)。これによりアプリケ
ーションプログラムFはシェルに対して自己の管理レベ
ルが対象外管理レベルであることを通知する。次にシェ
ルは、アプリケーションプログラムFに対して起動時の
画面再現情報を渡す。この結果、アプリケーションプロ
グラムFは、画面再現情報に従って初期画面を表示する
こととなる。続いてシェルは、図7(c)に示すよう
に、起動/終了履歴記憶部にアプリケーションプログラ
ムFに対応するダミー画面再現情報を追加記憶し、当該
ダミー画面再現情報に履歴ポインタをあわせることとな
る。
【0046】[3.2.7] ステップS7:アプリケ
ーションプログラムG(履歴登録対象外)の起動 次にユーザの指示あるいは電話などの外部的な要因によ
り、アプリケーションプログラムGの起動が指示される
と、シェルはアプリケーションプログラムFに対し終了
指示を通知する。これによりアプリケーションプログラ
ムFが終了するとともに、終了に際してシェルに対して
終了時の画面を再現するための情報を渡す。この終了時
の画面を再現するための情報は、レジューム機能などに
用いられるものであるが、アプリケーションプログラム
Fの管理レベルは対象外管理レベルであるので、起動終
了履歴記憶部には、この情報は反映されない。続いてシ
ェルは、アプリケーションプログラムFに対応するダミ
ー画面再現情報を起動終了履歴記憶部から削除するとと
もに、起動終了履歴記憶部から履歴ポインタの現在位置
をアプリケーションプログラムCの画面再現情報とす
る。
【0047】次にシェルはアプリケーションプログラム
Gを起動する(図5:状態CG)。これによりアプリケ
ーションプログラムGはシェルに対して自己の管理レベ
ルが対象外管理レベルであることを通知する。次にシェ
ルは、アプリケーションプログラムGに対して起動時の
画面再現情報を渡す。この結果、アプリケーションプロ
グラムFは、画面再現情報に従って初期画面を表示する
こととなる。続いてシェルは、図7(d)に示すよう
に、起動/終了履歴記憶部にアプリケーションプログラ
ムGに対応するダミー画面再現情報を追加記憶し、当該
ダミー画面再現情報に履歴ポインタをあわせることとな
る。
【0048】[3.2.8] ステップS8:「戻る」
ボタンの操作 次にユーザにより「戻る」ボタンが操作されると、シェ
ルは、現在は履歴登録の対象外であるアプリケーション
プログラムGに対応する画面が表示されていると判断す
るとともに、ダミー画面再現情報にある履歴ポインタを
一つ戻して当該戻した位置を履歴ポインタの現在位置と
する。この結果、シェルは、履歴ポインタの現在位置に
ある画面再現情報がアプリケーションプログラムCに対
応するものであり、現在の表示画面が対応するアプリケ
ーションプログラムGとは異なるものであると判断す
る。従って、シェルは、アプリケーションプログラムG
に対し終了指示を通知する。
【0049】これによりアプリケーションプログラムG
が終了するとともに、終了に際してシェルに対して終了
時の画面を再現するための情報を渡す。この終了時の画
面を再現するための情報は、レジューム機能などに用い
られるものであるが、アプリケーションプログラムGの
管理レベルは対象外管理レベルであるので、起動終了履
歴記憶部には、この情報は反映されない。続いてシェル
は、アプリケーションプログラムGに対応するダミー画
面再現情報を起動終了履歴記憶部から削除するととも
に、図8(a)に示すように、起動終了履歴記憶部から
履歴ポインタの現在位置にあるアプリケーションプログ
ラムCの画面再現情報を読み出し、アプリケーションプ
ログラムCに対して履歴ポインタ位置の画面再現情報を
渡す。この結果、アプリケーションプログラムCは、画
面再現情報に従って前回表示していた画面を表示するこ
ととなる(図5:状態CD)。なお、この場合にも、起
動終了履歴記憶部に格納された画面再現情報に基づく画
面表示であるので、シェルに対する表示画面の画面再現
情報を追加記憶させるための要求はなされない。
【0050】[3.2.9] ステップS9:アプリ
ケーションプログラムCで画面切替 アプリケーションプログラムCは、表示画面を切り替え
た後(図5:状態CH)、切り替えた表示画面の画面再
現情報を追加記憶させるべくシェルに要求し、画面再現
情報をシェルに渡す。これによりシェルは、図8(b)
に示すように、アプリケーションプログラムCから渡さ
れた画面再現情報を起動/終了履歴記憶部に追加記憶
し、当該画面再現情報に履歴ポインタをあわせることと
なる。
【0051】[3.2.10] ステップS10:アプ
リケーションプログラムCで画面切替 アプリケーションプログラムCは、表示画面を切り替え
た後(図5:状態CI)、切り替えた表示画面の画面再
現情報を追加記憶させるべくシェルに要求し、画面再現
情報をシェルに渡す。これによりシェルは、図8(c)
に示すように、アプリケーションプログラムCから渡さ
れた画面再現情報を起動/終了履歴記憶部に追加記憶
し、当該画面再現情報に履歴ポインタをあわせることと
なる。
【0052】[3.2.11] ステップS11:「戻
る」ボタンの操作 次にユーザにより「戻る」ボタンが操作されると、シェ
ルは、現在はアプリケーションプログラムCに対応する
画面が表示されていると判断するとともに、図8(d)
に示すように、画面再現情報にある履歴ポインタを一つ
戻して当該戻した位置を履歴ポインタの現在位置とす
る。この結果、シェルは、履歴ポインタの現在位置にあ
る画面再現情報がアプリケーションプログラムCに対応
するものであり、現在の表示画面が対応するアプリケー
ションプログラムCと同一のものであると判断する。
【0053】従って、シェルは、はアプリケーションプ
ログラムの切替は不要であると判断し、アプリケーショ
ンプログラムCに対して履歴ポインタ位置の画面再現情
報を渡す。この結果、アプリケーションプログラムC
は、画面再現情報に従って前回表示していた画面を表示
することとなる(図5:状態CH)。なお、この場合に
も、起動終了履歴記憶部に格納された画面再現情報に基
づく画面表示であるので、シェルに対する表示画面の画
面再現情報を追加記憶させるための要求はなされない。
【0054】[3.2.12] ステップS12:「戻
る」ボタンの操作(連続4回) 次にユーザにより「戻る」ボタンが4回連続して操作さ
れると、シェルは、現在はアプリケーションプログラム
Cに対応する画面が表示されていると判断するととも
に、図9(a)に示すように、画面再現情報にある履歴
ポインタを四つ戻して当該戻した位置を履歴ポインタの
現在位置とする。この結果、シェルは、履歴ポインタの
現在位置にある画面再現情報がアプリケーションプログ
ラムAに対応するものであり、現在の表示画面が対応す
るアプリケーションプログラムCとは異なるものである
と判断する。従って、シェルはアプリケーションプログ
ラムCに対し終了指示を通知する。これによりアプリケ
ーションプログラムCが終了するとともに、終了に際し
てシェルに対して終了時の画面を再現するための情報を
渡す。
【0055】この場合において、アプリケーションプロ
グラムCの管理レベルは詳細履歴管理レベルであるの
で、アプリケーションプログラムCは、表示画面の画面
再現情報を追加記憶させるべくシェルに要求し、画面再
現情報をシェルに渡す。この結果、アプリケーションプ
ログラムCの画面再現情報は、画面再現情報を格納して
いた領域に上書きされることとなる。続いてシェルは、
アプリケーションプログラムAの画面再現情報を読み出
し、アプリケーションプログラムAに対して履歴ポイン
タ位置の画面再現情報を渡す。この結果、アプリケーシ
ョンプログラムAは、画面再現情報に従って前回表示し
ていた画面を表示することとなる(図5:状態CI→C
A)。
【0056】[3.2.13] ステップS13:(履
歴ポインタを進める)「進む」ボタンの操作(連続5
回) 次にユーザにより「進む」ボタンが5回連続して操作さ
れると、シェルは、現在はアプリケーションプログラム
Aに対応する画面が表示されていると判断するととも
に、図9(b)に示すように、画面再現情報にある履歴
ポインタを五つ進めて当該進めた位置を履歴ポインタの
現在位置とする。この結果、シェルは、履歴ポインタの
現在位置にある画面再現情報がアプリケーションプログ
ラムCに対応するものであり、現在の表示画面が対応す
るアプリケーションプログラムAとは異なるものである
と判断する。従って、シェルはアプリケーションプログ
ラムAに対し終了指示を通知する。
【0057】これによりアプリケーションプログラムA
が終了するとともに、終了に際してシェルに対して終了
時の画面を再現するための情報を渡す。この終了時の画
面を再現するための情報は、レジューム機能などに用い
られるものであるが、アプリケーションプログラムAの
管理レベルは起動履歴管理レベルであるので、起動終了
履歴記憶部には、この情報は反映されない。続いてシェ
ルは、アプリケーションプログラムCの画面再現情報を
読み出し、アプリケーションプログラムCに対して履歴
ポインタ位置の画面再現情報を渡す。この結果、アプリ
ケーションプログラムCは、画面再現情報に従って前回
表示していた画面を表示することとなる(図5:状態C
A→CI)。
【0058】[3.2.14] ステップS14:
(マーク位置へ履歴ポインタをジャンプする)「マーク
へ戻る」操作 次にユーザにより「マークへ戻る」操作がなされると、
シェルは、現在はアプリケーションプログラムCに対応
する画面が表示されていると判断するとともに、図9
(c)に示すように、画面再現情報にある履歴ポインタ
を最もマークレベルが高く、かつ、移動前の現在の履歴
ポインタ位置に最も近いマークのある画面再現情報位置
を履歴ポインタの現在位置とする。この結果、シェル
は、履歴ポインタの現在位置にある画面再現情報がアプ
リケーションプログラムCに対応するものであり、現在
の表示画面が対応するアプリケーションプログラムCと
同一のものであると判断する。
【0059】従って、シェルは、アプリケーションプロ
グラムの切替は不要であると判断し、アプリケーション
プログラムCに対して履歴ポインタ位置の画面再現情報
を渡す。この結果、アプリケーションプログラムCは、
マークに対応する画面再現情報に従って前回表示してい
た画面を表示することとなる(図5:状態CI→CA)。
なお、この場合にも、起動終了履歴記憶部に格納された
画面再現情報に基づく画面表示であるので、シェルに対
する表示画面の画面再現情報を追加記憶させるための要
求はなされない。
【0060】[3.3] 具体的動作 次に本実施形態の具体的動作について図10ないし図1
2を参照して説明する。以下の説明においては、初期状
態においてアドレス帳機能を実現する第1のアプリケー
ションプログラム(以下、アドレス帳という。)が起動
されて動作しており(図10:状態CA’)、アドレス
帳データに位置情報を添付するために地図ビュワー機能
を実現する第2のアプリケーションプログラム(以下、
地図ナビという。)を利用する場合の処理(以下のステ
ップS21〜ステップS28の処理)を行う場合につい
て説明する。この場合において、アドレス帳および地図
ナビの管理レベルは、双方とも詳細履歴管理レベルであ
るものとする。
【0061】ステップS21:アドレス帳において「地
図で位置を指定」の処理を選択することによる地図ナビ
の起動(日本地図の表示) ステップS22:地図ナビにおいて「東京」を選択(東
京の地図表示) ステップS23:地図ナビにおいて「新宿区」を選択
(新宿区の広域地図表示) ステップS24:地図ナビにおいて「新宿区」の選択が
誤りであったので「戻る」ボタンの操作(東京の地図表
示) ステップS25:地図ナビにおいて「渋谷区」を選択
(渋谷区の広域地図表示) ステップS26:地図ナビにおいて渋谷駅周辺を指定し
「拡大」の処理を選択(渋谷駅周辺の中域地図表示) ステップS27:地図ナビにおいて道玄坂周辺を指定し
「拡大」の処理を選択(道玄坂付近の詳細地図表示) ステップS28:地図ナビにおいて、地図上で位置を確
定し、アドレス帳に処理を移行
【0062】[3.3.1] ステップS21:アドレ
ス帳において「地図で位置を指定」の処理を選択するこ
とによる地図ナビの起動(日本地図の表示) この場合において、アドレス帳の詳細画面が起動終了履
歴記憶部に画面再現情報の最新情報として登録されてい
るものとする。まず、アドレス帳はシェルに起動終了履
歴記憶部の最新情報をクリアするように要求する。続い
てアドレス帳は、シェルに画面再現情報として 「詳細」、「レコード番号」、「位置指定待ち」 のデータの登録を依頼し、マークレベルを高くするよう
に依頼する。続いてアドレス帳がシェルに対し地図ナビ
を起動するように依頼する。この結果、シェルはアドレ
ス帳に対し、終了指示を通知し、アドレス帳は終了する
こととなる。続いてシェルは、地図ナビを起動する。こ
れにより地図ナビはシェルに対して自己の管理レベルが
詳細履歴管理レベルであることを通知する。
【0063】次にシェルは、地図ナビに対して起動時の
画面再現情報として位置指定モードであることを渡す。
この結果、地図ナビは、画面再現情報に従って位置指定
モードの初期画面として日本地図を表示する(図10:
状態CB’)。続いて地図ナビは、起動/終了履歴記憶
部に地図ナビの画面再現情報(日本地図表示画面)を追
加記憶させるべくシェルに要求し、画面再現情報をシェ
ルに渡す。すなわち、地図ナビは、画面再現情報(日本
地図表示画面)として、 「日本地図」、「位置指定モード」 の登録を依頼する。これにより、図11(a)に示すよ
うに、シェルは依頼された画面再現情報(日本地図表示
画面)を起動/終了履歴記憶部に追加記憶し、当該画面
再現情報(日本地図表示画面)に履歴ポインタをあわせ
ることとなる。なお、この場合のマークレベルに変更は
ない(=マークなしに相当)ものとする。
【0064】[3.3.2] ステップS22:地図ナ
ビにおいて「東京」を選択(東京の地図表示) 続いてユーザが日本地図上で「東京」を選択すると、地
図ナビが東京の地図を表示する(図10:状態C
C’)。続いて地図ナビは、起動/終了履歴記憶部に地
図ナビの画面再現情報(東京の地図表示画面)を追加記
憶させるべくシェルに要求し、画面再現情報をシェルに
渡す。すなわち、地図ナビは、画面再現情報(東京の地
図表示画面)として 「東京地図」、「位置指定モード」 の登録を依頼する。これにより、図11(b)に示すよ
うに、シェルは依頼された画面再現情報(東京の地図表
示画面)を起動/終了履歴記憶部に追加記憶し、当該画
面再現情報(東京の地図表示画面)に履歴ポインタをあ
わせることとなる。なお、この場合もマークレベルに変
更はない(=マークなしに相当)ものとする。
【0065】[3.3.3] ステップS23:地図ナ
ビにおいて「新宿区」を選択(新宿区の広域地図表示) 続いてユーザが東京の地図上で「新宿区」を選択する
と、地図ナビが新宿区の広域地図を表示する(図10:
状態CD’)。続いて地図ナビは、起動/終了履歴記憶
部に地図ナビの画面再現情報(新宿区の広域地図表示画
面)を追加記憶させるべくシェルに要求し、画面再現情
報をシェルに渡す。すなわち、地図ナビは、画面再現情
報(新宿区の広域地図表示画面)として 「新宿区の座標」、「広域」、「位置指定モード」 の登録を依頼する。これによりシェルは、図11(c)
に示すように、地図ナビから渡された画面再現情報(新
宿区の広域地図表示画面)を起動/終了履歴記憶部に追
加記憶し、当該画面再現情報に履歴ポインタをあわせる
こととなる。なお、この場合もマークレベルに変更はな
い(=マークなしに相当)ものとする。
【0066】[3.3.4] ステップS24:地図ナ
ビにおいて「新宿区」の選択が誤りであったので「戻
る」ボタンの操作(東京の地図表示) 次にユーザが選択が誤っていたことに気づき、「戻る」
ボタンを操作すると、シェルは、現在は地図ナビに対応
する画面が表示されていると判断するとともに、図11
(d)に示すように、画面再現情報にある履歴ポインタ
を一つ戻して当該戻した位置を履歴ポインタの現在位置
とする。この結果、シェルは、履歴ポインタの現在位置
にある画面再現情報である 「東京地図」、「位置指定モード」 を参照し、当該画面再現情報が同じく地図ナビに対応す
るものであり、現在の表示画面が対応する地図ナビと同
一のアプリケーションプログラムものであると判断す
る。従って、シェルは、アプリケーションプログラムの
切替は不要であると判断し、地図ナビに対して履歴ポイ
ンタ位置の画面再現情報(東京の広域地図表示画面)を
渡す。この結果、アプリケーションプログラムCは、画
面再現情報(東京の広域地図表示画面)に従って前回表
示していた画面である東京の広域地図を表示することと
なる(図10:状態CC’)。なお、この場合にも、起
動終了履歴記憶部に格納された画面再現情報に基づく画
面表示であるので、シェルに対する表示画面の画面再現
情報を追加記憶させるための要求はなされない。なお、
この場合において、ステップS23において画面再現情
報(新宿区の広域地図表示画面)として登録された 「新宿区の座標」、「広域」、「位置指定モード」 のデータは、削除されることとなる。
【0067】[3.3.5] ステップS25:地図ナ
ビにおいて「渋谷区」を選択(渋谷区の広域地図表示) 続いてユーザが東京の地図上で「渋谷区」を選択する
と、地図ナビが渋谷区の広域地図を表示する(図10:
状態CE’)。続いて地図ナビは、起動/終了履歴記憶
部に地図ナビの画面再現情報(渋谷区の広域地図表示画
面)を追加記憶させるべくシェルに要求し、画面再現情
報をシェルに渡す。すなわち、地図ナビは、画面再現情
報(渋谷区の広域地図表示画面)として、 「渋谷区の座標」、「広域」、「位置指定モード」 の登録を依頼する。これによりシェルは、図12(a)
に示すように、地図ナビから渡された画面再現情報(渋
谷区の広域地図表示画面)を起動/終了履歴記憶部に追
加記憶し、当該画面再現情報に履歴ポインタをあわせる
こととなる。なお、この場合もマークレベルに変更はな
い(=マークなしに相当)ものとする。
【0068】[3.3.6] ステップS26:地図ナ
ビにおいて渋谷駅周辺を指定し「拡大」の処理を選択
(渋谷駅周辺の中域地図表示) 続いてユーザが渋谷区の広域地図上で「渋谷駅周辺」を
指定し、「拡大」を選択すると、地図ナビが渋谷駅周辺
の中域地図を表示する(図10:状態CF’)。続いて
地図ナビは、起動/終了履歴記憶部に地図ナビの画面再
現情報(渋谷駅周辺の中域地図表示画面)を追加記憶さ
せるべくシェルに要求し、画面再現情報をシェルに渡
す。すなわち、地図ナビは、画面再現情報(渋谷駅周辺
の中域地図表示画面)として、 「渋谷駅周辺の座標」、「中域」、「位置指定モード」 の登録を依頼する。これによりシェルは、図12(b)
に示すように、地図ナビから渡された画面再現情報(渋
谷駅周辺の中域地図表示画面)を起動/終了履歴記憶部
に追加記憶し、当該画面再現情報に履歴ポインタをあわ
せることとなる。なお、この場合もマークレベルに変更
はない(=マークなしに相当)ものとする。
【0069】[3.3.7] ステップS27:地図ナ
ビにおいて道玄坂周辺を指定し「拡大」の処理を選択
(道玄坂付近の詳細地図表示) 続いてユーザが渋谷駅周辺の中域地図上で「道玄坂周
辺」を指定し、「拡大」を選択すると、地図ナビが道玄
坂周辺の詳細地図を表示する(図10:状態CG’)。
続いて地図ナビは、起動/終了履歴記憶部に地図ナビの
画面再現情報(道玄坂周辺の詳細地図表示画面)を追加
記憶させるべくシェルに要求し、画面再現情報をシェル
に渡す。すなわち、地図ナビは、画面再現情報(道玄坂
周辺の詳細地図表示画面)として、 「道玄坂周辺の座標」、「詳細」、「位置指定モード」 の登録を依頼する。これによりシェルは、図12(c)
に示すように、地図ナビから渡された画面再現情報(道
玄坂周辺の詳細地図表示画面)を起動/終了履歴記憶部
に追加記憶し、当該画面再現情報に履歴ポインタをあわ
せることとなる。なお、この場合もマークレベルに変更
はない(=マークなしに相当)ものとする。
【0070】[3.3.8] ステップS28:地図ナ
ビにおいて、地図上で位置を確定し、アドレス帳に処理
を移行 続いてユーザが道玄坂周辺の詳細地図上でいずれかの地
点を指定すると、地図上の位置が確定され、対応する座
標がいわゆるクリップボード(一時的データ格納領域)
に転送される。続いて図12(d)に示すように、地図
ナビがシェルに対し、マークの履歴戻しを依頼する。シ
ェルは、記憶した画面再現情報にある履歴ポインタを最
もマークレベルが高く、かつ、移動前の現在の履歴ポイ
ンタ位置に最も近いマークのある画面再現情報位置を履
歴ポインタの現在位置とする。この結果、シェルは、履
歴ポインタの現在位置にある画面再現情報(アドレス帳
の詳細画面)がアドレス帳に対応するものであり、現在
の表示画面が対応する地図ナビとは異なると判断する。
【0071】従って、シェルは地図ナビに対し終了指示
を通知する。これにより地図ナビが終了する。続いてシ
ェルは、アドレス帳を起動するとともに、アドレス帳の
画面再現情報(アドレス帳の詳細画面)を読み出し、ア
ドレス帳に対して渡す。この結果、アドレス帳は、画面
再現情報に従って前回表示していた画面を表示し(図1
0:状態CA’)、クリップボードから地図上で指定さ
れた地点の座標データを取り込むこととなる。なお、地
図ナビにおいて、地図上で位置を指定しないまま、ユー
ザが他のアプリケーションプログラムへの切替操作を行
った場合には、マークした履歴が特別の意味を持たなく
なるので、すなわち、位置指定モードが無効となるの
で、マークレベルを下げてマークなし相当とする。
【0072】[5] 実施形態の効果 以上の説明のように本実施形態によれば、各アプリケー
ションプログラムの起動/終了を一括してシェルにおい
て管理することにより、各アプリケーションプログラム
を電源状態変化などの個別のイベント処理から解放する
ことができる。また、各アプリケーションプログラムの
実行履歴を履歴情報としてシェルが自動的に記録するこ
とにより、レジューム機能、履歴操作機能を実現するこ
とができる。これらの結果、各アプリケーションプログ
ラムの開発時には、携帯型端末装置上で発生する個々の
イベントを意識する必要がなくなり、プログラムサイズ
の増大を抑制することができ、プログラム開発工数を低
減することができる。また、アプリケーションプログラ
ムの構造が簡略化され、より保守性が向上することとな
る。
【0073】さらに各アプリケーションプログラムは、
(1) 起動時にシェルから指示された情報に従って初
期表示を行い、(2) シェルからの指示により処理を
終了し、(3) 必要に応じてアプリケーションプログ
ラムの起動をシェルに依頼する、だけですべてのプログ
ラム切替制御に対応することができる。すなわち、電源
不足による強制終了、電話着信などの外部イベント(外
部割り込み)によりプログラム制御(起動制御など)、
電源オン/オフにともなうレジューム機能、履歴操作、
プログラム連携時の競合回避などが行える。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、各アプリケーションプ
ログラムの起動/終了を一括して管理することにより、
各アプリケーションプログラムを電源状態変化などの個
別のイベント処理から解放することができる。また、各
アプリケーションプログラムの実行履歴を履歴情報とし
て自動的に記録することにより、レジューム機能、履歴
操作機能を実現することができる。これらの結果、各ア
プリケーションプログラムの開発時には、携帯型端末装
置上で発生する個々のイベントを意識する必要がなくな
り、プログラムサイズの増大を抑制することができ、プ
ログラム開発工数を低減することができる。また、アプ
リケーションプログラムの構造が簡略化され、より保守
性が向上することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 携帯型情報端末の概要構成ブロック図であ
る。
【図2】 シェルがアプリケーションプログラムに対し
提供する機能の説明図である。
【図3】 (a)は履歴情報の説明図、(b)はブック
マーク情報の説明図である。
【図4】 (a)は画面再現情報の説明図、(b)は画
面再現情報の具体例の説明図、(c)は終了応答情報の
説明図である。
【図5】 実施形態の概要動作の状態遷移図である。
【図6】 実施形態の概要動作における履歴情報の格納
状態を説明するための図(その1)である。
【図7】 実施形態の概要動作における履歴情報の格納
状態を説明するための図(その2)である。
【図8】 実施形態の概要動作における履歴情報の格納
状態を説明するための図(その3)である。
【図9】 実施形態の概要動作における履歴情報の格納
状態を説明するための図(その4)である。
【図10】 実施形態の具体的動作の状態遷移図であ
る。
【図11】 実施形態の具体的動作における履歴情報の
格納状態を説明するための図(その1)である。
【図12】 実施形態の具体的動作における履歴情報の
格納状態を説明するための図(その2)である。
【符号の説明】
1…携帯型情報端末 2…表示部 3…入出力部 4…GPSユニット 5…ディジタルカメラユニット 6…ユーザ入力部 7…CPU 8…ROM 9…フラッシュROM 10…RAM

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアプリケーションプログラムを順
    次切り替えて実行する情報処理装置において、 各前記アプリケーションプログラムの起動に必要な起動
    制御情報を記憶する起動制御情報記憶手段と、 前記アプリケーションプログラムの起動要求に伴って、
    前記起動制御情報に基づいて当該アプリケーションプロ
    グラムに対し、起動に必要な初期設定データを渡して起
    動を行わせる起動制御手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理装置において、 前記起動情報は、前記各アプリケーションプログラムの
    前回以前の終了時の状態に復帰させるための終了履歴情
    報を含むことを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の情報処理装置において、 前記終了履歴情報は、復帰時の優先順位を表すマークレ
    ベル情報を含むことを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の情報処理装置において、 前記起動制御情報記憶手段は、前記アプリケーションプ
    ログラムの終了要求に伴って、当該終了要求に対応する
    前記アプリケーションプログラムから前記終了履歴情報
    を受け取り、前記起動制御情報として記憶することを特
    徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の情報処理装置において、 一のアプリケーションプログラムの起動要求に応じて、
    現在実行中の他のアプリケーションプログラムに対して
    終了指示を行う終了指示手段を備え、 前記起動制御情報記憶手段は、前記終了指示にともなっ
    て当該終了指示がなされた前記他のアプリケーションか
    ら送られる終了応答情報を前記起動制御情報として記憶
    する、 ことを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の情報処理装置において、 前記起動制御情報記憶手段は、前記アプリケーションプ
    ログラムからの指示に基づいて当該アプリケーションプ
    ログラム自身の前記起動制御情報を記憶することを特徴
    とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 アプリケーションプログラムの起動に必
    要な起動制御情報を記憶する起動制御情報記憶装置を有
    し、前記起動制御情報に基づいて複数のアプリケーショ
    ンプログラムを順次切り替えて実行する情報処理装置の
    制御方法であって、 前記アプリケーションプログラムの起動要求を受け取る
    起動要求受取過程と、 前記起動要求対象のアプリケーションプログラムに対応
    する前記起動制御情報に基づいて当該アプリケーション
    プログラムに対し、起動に必要な初期設定データを渡し
    て起動を行わせる起動制御過程と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 複数のアプリケーションプログラムを順
    次切り替えて実行する情報処理装置の制御プログラムを
    記録した記録媒体において、 前記情報処理装置に対し、各前記アプリケーションプロ
    グラムの起動に必要な起動制御情報を記憶させ、 前記アプリケーションプログラムの起動要求に伴って、
    前記起動制御情報に基づいて当該アプリケーションプロ
    グラムに対し、起動に必要な初期設定データを渡して起
    動を行わせる、 ための制御プログラムを記録したことを特徴とする情報
    処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体。
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