JP2001255831A - アレイ基板の製造方法 - Google Patents

アレイ基板の製造方法

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JP2001255831A
JP2001255831A JP2000066955A JP2000066955A JP2001255831A JP 2001255831 A JP2001255831 A JP 2001255831A JP 2000066955 A JP2000066955 A JP 2000066955A JP 2000066955 A JP2000066955 A JP 2000066955A JP 2001255831 A JP2001255831 A JP 2001255831A
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Daisuke Miyazaki
大輔 宮崎
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示不良を改善することが可能な液晶表示装置
に適用されるアレイ基板の製造方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】ガラス基板101上にTFT110を形成
し、ガラス基板上にパッシベーション膜119を成膜
し、カラーフィルタ層130(R、G、B)を成膜し、
カラーフィルタ層をパターニングするとともにパッシベ
ーション膜を露出する第1コンタクトホール118Aを
形成し、第1コンタクトホール118Aをマスクとして
パッシベーション膜にTFTにコンタクトする第2コン
タクトホール118Bを形成し、カラーフィルタ層上に
第1及び第2コンタクトホールを介してTFTにコンタ
クトした画素電極120を形成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アレイ基板の製
造方法に係り、特に、液晶表示装置に適用されるカラー
フィルタ層を備えたアレイ基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー液晶表示装置に適用されるアレイ
基板、特に、カラーフィルタ層を備えたいわゆるCOA
(カラーフィルタ・オン・アレイ)構造のアレイ基板で
は、ガラス基板上に形成されたスイッチング素子は、ス
イッチング素子を覆うパッシベーション膜に形成された
第1コンタクトホール及びパッシベーション膜上のカラ
ーフィルタ層に形成された第2コンタクトホールを介し
て、カラーフィルタ層上に形成された画素電極と電気的
に接続されている。
【0003】このようなアレイ基板では、まず、ガラス
基板上に、スイッチング素子を形成した後、パッシベー
ション膜を成膜する。そして、このパッシベーション膜
に、エッチングにより、スイッチング素子に貫通する第
1コンタクトホールを形成する。そして、パッシベーシ
ョン膜上に、カラーフィルタ層を成膜する。そして、成
膜したカラーフィルタ層を所定の画素パターンにパター
ニングする。このとき、同時に、カラーフィルタ層に、
第1コンタクトホールを介してスイッチング素子まで貫
通する第2コンタクトホールを形成する。そして、この
カラーフィルタ層上に、透明導電膜を成膜し、パターニ
ングすることにより、画素電極を形成する。この画素電
極は、第1及び第2コンタクトホールを介してスイッチ
ング素子に電気的に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カラーフィルタ層のパ
ターニングにより、第1及び第2コンタクトホールに
は、カラーフィルタ層の一部が残留する場合がある。す
なわち、パッシベーション膜及びカラーフィルタ層に形
成された第1及び第2コンタクトホールは、本来、スイ
ッチング素子まで貫通するが、コンタクトホールを十分
に開口できなかったり、スイッチング素子上にカラーフ
ィルタ層の一部が残留することにより、画素電極とスイ
ッチング素子とのコンタクト不良が発生しやすい。この
ため、画素電極とスイッチング素子とのコンタクト抵抗
が大きくなって、表示不良を発生させるおそれがある。
【0005】この発明は、上述した問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、表示不良を改善すること
が可能な液晶表示装置に適用されるアレイ基板の製造方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載のアレイ基板の製造方
法は、絶縁基板上にスイッチング素子を形成する工程
と、前記スイッチング素子上に絶縁膜を成膜する工程
と、前記絶縁膜上にカラーフィルタ層を成膜する工程
と、前記カラーフィルタ層をパターニングして、前記絶
縁膜まで貫通する第1コンタクトホールを形成する工程
と、前記カラーフィルタ層をマスクとして、前記絶縁膜
をパターニングして、前記スイッチング素子まで貫通す
る第2コンタクトホールを形成する工程と、前記カラー
フィルタ層上に前記第1及び第2コンタクトホールを介
して前記スイッチング素子にコンタクトした透明電極を
形成する工程と、を有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明のアレイ基板の製
造方法の一実施の形態について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1及び図2に示すように、液晶表示装置
は、アレイ基板100と、アレイ基板100に対して所
定の間隔をおいて対向配置された対向基板200と、ア
レイ基板100と対向基板200との間の所定のギャッ
プに保持された液晶組成物を含む液晶層300とを有し
ている。
【0009】アレイ基板100は、透明な絶縁性基板、
すなわちガラス基板101上に配置された複数の走査線
103、これらの走査線103に直交するように配置さ
れた信号線105、走査線103と信号線105との交
差部近傍に配置されたスイッチング素子としての薄膜ト
ランジスタすなわちTFT110などを備えている。ま
た、アレイ基板100は、走査線103及び信号線10
5によって区画された画素領域に設けられているととも
に、TFT110を介して信号線105に接続された透
明導電性部材としてのITOによって形成された画素電
極120を備えている。この画素電極120は、画像を
表示する表示エリアにマトリクス状に配置されている。
この表示エリアの周囲は、遮光膜によって遮光された外
周エリアによって囲まれている。
【0010】走査線103及び信号線105の配線部
は、アルミニウムやモリブデン−タングステンなどの遮
光性を有する低抵抗材料によって形成されている。
【0011】TFT110は、ガラス基板101上に配
置された、チャネル領域112C、ソース領域112
S、及び、ドレイン領域112Dを有するポリシリコン
薄膜112と、ゲート絶縁膜113を介して走査線10
3からチャネル領域112C上に延出されたゲート電極
114と、ゲート絶縁膜113及び層間絶縁膜115を
貫通してポリシリコン薄膜112のソース領域112S
にコンタクトするとともに信号線105と一体に形成さ
れたソース電極116Sと、ゲート絶縁膜113及び層
間絶縁膜115を貫通してポリシリコン薄膜112のド
レイン領域112Dにコンタクトするドレイン電極11
6Dと、を備えている。
【0012】また、アレイ基板100は、層間絶縁膜1
15上、及びTFT110などの配線部上に、窒化シリ
コン(SiN)によって形成されたパッシベーション膜
119を備えている。さらに、アレイ基板100は、パ
ッシベーション膜119上における各画素領域毎に、赤
(R)、緑(G)、青(B)にそれぞれ着色されたカラ
ーフィルタ層130(R、G、B)を備えている。これ
らのカラーフィルタ層130は、例えば、各画素列ごと
に赤、緑、青の順にストライプ状に配列されている。画
素電極120は、このカラーフィルタ層130上に配置
されている。
【0013】カラーフィルタ層130上に形成された画
素電極120は、カラーフィルタ層130に形成された
第1コンタクトホール118A、及び、パッシベーショ
ン膜119に形成された第2コンタクトホール118B
を介して、TFT110のドレイン電極116Dに電気
的に接続されている。アレイ基板100の表面には、カ
ラーフィルタ層130や画素電極120を覆うように配
向膜160が設けられている。
【0014】図2に示すように、対向基板200は、透
明な絶縁性基板、すなわちガラス基板201上に配置さ
れた透明導電性部材としてのITOによって形成された
対向電極203を備えている。対向電極203の表面
は、液晶層300に含まれる液晶組成物を基板に対して
垂直な方向に配向する配向膜207によって覆われてい
る。
【0015】これらのアレイ基板100及び対向基板2
00は、図示しないスペーサによって所定のギャップを
形成した状態で図示しないシール材によって貼り合わさ
れる。液晶層300は、このアレイ基板100と対向基
板200との間に形成された所定のギャップに封入され
る。
【0016】また、アレイ基板100及び対向基板20
0の外表面には、偏光方向が互いに直交するように配置
された偏光板170、210がそれぞれ配置されてい
る。
【0017】次に、この液晶表示装置の製造方法につい
て説明する。
【0018】すなわち、図3の(a)に示すように、厚
さ0.7mmのガラス基板101上に、成膜とパターニ
ングとを繰り返し、走査線と、信号線と、ポリシリコン
薄膜の半導体層を有するTFT110と、を形成する。
なお、図3の(a)では、TFT110のみを図示して
いる。
【0019】続いて、図3の(b)に示すように、プラ
ズマCVDにより、窒化シリコン膜を基板全面に成膜
し、パッシベーション膜119を形成する。
【0020】続いて、スピンナーにより、第1色として
赤色の顔料を分散させた紫外線硬化性アクリル樹脂レジ
ストを基板全面に塗布し、赤色画素列に対応した部分に
光が照射されるとともにコンタクトホールに対応した部
分を遮光するようなフォトマスクを介して365nmの
波長光を100mJ/cmのエネルギで照射し、所定
の現像液によって50秒間現像する。これにより、図3
の(c)に示すように、赤色のカラーフィルタ層130
R及びカラーフィルタ層130Rをパッシベーション膜
119まで貫通する第1コンタクトホール118Aを形
成する。
【0021】続いて、同様に、第2色として緑色の顔料
を分散させた紫外線硬化性アクリル樹脂レジストによ
り、図3の(d)に示すように、緑色のカラーフィルタ
層130G及びカラーフィルタ層130Gをパッシベー
ション膜119まで貫通する第1コンタクトホール11
8Aを形成する。
【0022】続いて、同様に、第3色として青色の顔料
を分散させた紫外線硬化性アクリル樹脂レジストによ
り、図3の(e)に示すように、青色のカラーフィルタ
層130B及びカラーフィルタ層130Bをパッシベー
ション膜119まで貫通する第1コンタクトホール11
8Aを形成する。
【0023】なお、この実施の形態で使用した赤色カラ
ーフィルタ層130R、緑色カラーフィルタ層130
G、及び青色カラーフィルタ層130Bは、以下のよう
な特性を有している。
【0024】すなわち、これらのカラーフィルタ層は、
それに含まれる(1)式で表されるアルキル酸、(2)
式で表されるフェニルカルボン酸またはフェニルカルボ
ン酸誘導体、(3)式で表されるフェニレンジカルボン
酸またはフェニレンジカルボン酸誘導体、(4)式で表
されるアルキルアミン、(5)式で表されるアニリンま
たはアニリン誘導体、(6)式で表されるフェニレンジ
アミンまたはフェニレンジアミン誘導体、(7)式で表
されるフェニレンアミンカルボン酸またはフェニレンア
ミンカルボン酸誘導体、(8)式で表されるアルキルイ
ミド、(9)式で表されるフタルイミド誘導体、(1
0)式で表されるシアノベンゼン誘導体、(11)式で
表されるジシアノベンゼン誘導体の合計の含有量が3%
以下、もしくは、液晶への抽出量の合計が100ppm
以下である。
【0025】
【化4】
【0026】
【化5】
【0027】
【化6】
【0028】(式中、R1は炭素数1乃至20のアルキ
ル基;R2は−Hまたは炭素数1乃至20のアルキル
基;R3は炭素数1乃至20のアルキル基;V、W、
X、Y、Zは炭素数1乃至10のアルキル基、炭素数1
乃至10のアルコキシル基、−F、−Cl、−Br、−
、−Hから選ばれる1つ;nは1または2) カラーフィルタ層は、上述したような特性を有している
ため、含有する不純物量が少ないく、液晶層への不純物
の混入を防止するオーバコート層を各カラーフィルタ層
130の表面に設ける必要がない。
【0029】続いて、それぞれのカラーフィルタ層13
0(R、G、B)を220℃で約1時間焼成する。この
ときのカラーフィルタ層130(R、G、B)の膜厚
は、それぞれ3μmである。
【0030】続いて、図3の(f)に示すように、ドラ
イエッチング、例えば反応性イオンエッチング(RI
E)法により、各カラーフィルタ層130(R、G、
B)に形成された第1コンタクトホール118Aをマス
クとして、露出したパッシベーション膜119に、TF
T110に貫通する第2コンタクトホール118Bを形
成する。
【0031】すなわち、第1コンタクトホール118A
を有する各カラーフィルタ層130(R、G、B)上
に、例えばポジ型のフォトレジストを塗布し、各第1コ
ンタクトホール118Aからパッシベーション膜119
を露出するようにこのフォトレジストを露光・現像す
る。そして、以下のような条件のRIEによりパッシベ
ーション膜119をエッチングし、TFT110のドレ
イン電極112Dまで貫通する第2コンタクトホール1
18Bを形成する。
【0032】すなわち、このRIEでは、ガス種をCF
およびOの混合ガスとし、この混合比率は、C
:O=20:1乃至5:1である。また、ガス圧
は、50乃至100Torrであり、RF電力は、1乃
至5KWであり、処理温度は、30乃至50℃である。
【0033】そして、塗布したフォトレジストを除去す
る。
【0034】これにより、各カラーフィルタ層130
(R、G、B)に形成された第1コンタクトホール11
8A、及びパッシベーション膜119に形成された第2
コンタクトホール118Bを介してTFT110を露出
する。
【0035】続いて、スパッタリング法により、ITO
を成膜し、所定の画素パターンにパターニングする。画
素パターンのパターニングは、例えば、ウエットエッチ
ングにより行う。これにより、図3の(g)に示すよう
に、各画素の第1及び第2コンタクトホール118A及
び118Bを介してTFT110にコンタクトした膜厚
約100nmの画素電極120を形成する。
【0036】続いて、基板全面に、配向膜材料を500
オングストロームの膜厚で塗布し、焼成した後、ラビン
グ処理を行い、配向膜160を形成する。
【0037】一方、厚さ0.7mmのガラス基板201
上に、対向電極203と、配向膜207とを備えた対向
基板200を形成する。
【0038】続いて、対向基板200の配向膜207の
周辺に沿って接着剤を注入口を除いて印刷し、アレイ基
板100から対向電極203に電圧を印加するための電
極転移材を接着剤の周辺の電極転移電極上に形成する。
【0039】続いて、それぞれの配向膜160及び20
7が対向するように、且つ、それぞれのラビング方向が
90度となるように、アレイ基板100及び対向基板2
00を配置し、加熱して接着剤を硬化させ、両基板を貼
り合わせる。
【0040】続いて、注入口から液晶組成物を注入し、
この注入口を紫外線硬化樹脂によって封止する。
【0041】このようにして、液晶表示装置を製造す
る。
【0042】上述したように、この発明のアレイ基板1
00の製造方法によれば、まず、ガラス基板101上に
TFT110を形成した後に、パッシベーション膜11
9を成膜し、さらに、このパッシベーション膜119上
にカラーフィルタ層130を成膜する。そして、このカ
ラーフィルタ層130を所定パターンにパターニングす
るとともにパッシベーション膜119を露出する第1コ
ンタクトホール118Aを形成する。そして、各カラー
フィルタ層130(R、G、B)に形成された第1コン
タクトホール118Aをマスクとして、パッシベーショ
ン膜119に、TFT110にコンタクトする第2コン
タクトホール118Bを形成する。
【0043】このように、パッシベーション膜119上
のカラーフィルタ層130に形成した第1コンタクトホ
ール118Aを介して、パッシベーション膜119に、
TFT110にコンタクトする第2コンタクトホール1
18Bを形成することにより、第1及び第2コンタクト
ホール118A及び118Bの汚染物質、残留した一部
のカラーフィルタ層130やパッシベーション膜11
9、不純物などを除去することが可能となる。これによ
り、第1及び第2コンタクトホール118A及び118
Bを確実にTFT110まで貫通することができる。
【0044】これにより、後の工程でカラーフィルタ層
130上に形成される画素電極120と、TFT110
とのコンタクト抵抗を低減することができ、両者を確実
に接続することが可能となる。
【0045】したがって、TFT110と画素電極12
0とのコンタクト不良の発生を防止することができ、コ
ンタクト抵抗の増大による表示ムラなどの表示不良の発
生を抑制することが可能となる。
【0046】また、従来の製造方法と比較して、TFT
にコンタクトするコンタクトホールから確実に不純物を
除去するための特別な工程を設ける必要が無く、製造時
間を短縮することができるとともに、製造コストを低減
することが可能となる。
【0047】さらに、この液晶表示装置のカラーフィル
タ層は、それに含まれる(1)式で表されるアルキル
酸、(2)式で表されるフェニルカルボン酸またはフェ
ニルカルボン酸誘導体、(3)式で表されるフェニレン
ジカルボン酸またはフェニレンジカルボン酸誘導体、
(4)式で表されるアルキルアミン、(5)式で表され
るアニリンまたはアニリン誘導体、(6)式で表される
フェニレンジアミンまたはフェニレンジアミン誘導体、
(7)式で表されるフェニレンアミンカルボン酸または
フェニレンアミンカルボン酸誘導体、(8)式で表され
るアルキルイミド、(9)式で表されるフタルイミド誘
導体、(10)式で表されるシアノベンゼン誘導体、
(11)式で表されるジシアノベンゼン誘導体の合計の
含有量が3%以下、もしくは、液晶への抽出量の合計が
100ppm以下である。
【0048】
【化7】
【0049】
【化8】
【0050】
【化9】
【0051】(式中、R1は炭素数1乃至20のアルキ
ル基;R2は−Hまたは炭素数1乃至20のアルキル
基;R3は炭素数1乃至20のアルキル基;V、W、
X、Y、Zは炭素数1乃至10のアルキル基、炭素数1
乃至10のアルコキシル基、−F、−Cl、−Br、−
、−Hから選ばれる1つ;nは1または2) この発明において、不純物含有量は、液晶セルとしたと
きのカラーフィルタ層の材料量に対する不純物の含有量
を示しており、重量%で表され、部材が硬化した状態に
おける不純物含有量を示している。また、抽出量は、液
晶セルとしたときの値を示すもので、硬化後の着色層の
材料を液晶に抽出したときの値を示している。抽出方法
としては、部材の硬化片と液晶をアンプル管に入れ、封
止した後、80℃で100時間保存後分析した結果であ
る。部材の硬化片の量は、着色層では10mmとし
た。また、液晶量は、50ccとした。抽出に用いる液
晶材料としては、フッ素系液晶、シアノ系ネマチック液
晶を用いることができ、具体的には、シアノ系液晶であ
るZL1−1565(E.メルク社製)またはフッ素系
液晶であるLOXON5001(チッソ社製)を用い
た。測定機には、ガスクロマト分析装置、島津14A
(島津社製)または液体クロマト分析装置、島津10A
S(島津社製)などを用いることができる。
【0052】カラーフィルタ層に含まれる不純物含有量
を上述したような条件とすることにより、カラーフィル
タ層の表面にオーバコート層を設けなくても、カラーフ
ィルタ層から液晶層への不純物の混入を防止することが
できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、表示不良を改善することが可能な液晶表示装置に適
用されるアレイ基板の製造方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の製造方法によって製造され
るアレイ基板の構造を概略的に示す平面図である。
【図2】図2は、図1に示したアレイ基板が適用される
液晶表示装置の構造を概略的に示す断面図である。
【図3】図3の(a)乃至(g)は、この発明のアレイ
基板の製造方法を説明するための図である。
【符号の説明】
100…アレイ基板 101…絶縁性基板 110…薄膜トランジスタ 118A…第1コンタクトホール 118B…第2コンタクトホール 119…パッシベーション膜 120…画素電極 130(R、G、B)…カラーフィルタ層 200…対向基板 300…液晶層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 349 G02F 1/136 500 5F110 H01L 21/768 H01L 21/90 A 5G435 29/786 29/78 612D 21/336 Fターム(参考) 2H048 BA45 BA47 BA48 BB02 BB14 BB43 BB44 2H091 FA02Y FB02 GA02 GA07 GA13 MA10 2H092 GA29 HA06 JA24 JA26 JA46 JB57 KA04 KB04 KB24 KB25 MA07 MA14 MA15 MA19 NA01 NA15 PA08 5C094 AA43 BA03 BA43 CA19 CA24 DA13 EA04 EA07 EB02 ED03 5F033 GG04 HH38 JJ38 PP15 QQ08 QQ09 QQ13 QQ19 QQ28 QQ37 RR06 VV15 XX09 XX33 XX34 5F110 AA26 BB01 CC02 DD02 GG02 GG13 HL03 HL06 HL23 NN02 NN24 NN35 NN41 NN72 5G435 AA17 BB12 CC12 EE40 GG12 KK05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上にスイッチング素子を形成する
    工程と、 前記スイッチング素子上に絶縁膜を成膜する工程と、 前記絶縁膜上にカラーフィルタ層を成膜する工程と、 前記カラーフィルタ層をパターニングして、前記絶縁膜
    まで貫通する第1コンタクトホールを形成する工程と、 前記カラーフィルタ層をマスクとして、前記絶縁膜をパ
    ターニングして、前記スイッチング素子まで貫通する第
    2コンタクトホールを形成する工程と、 前記カラーフィルタ層上に前記第1及び第2コンタクト
    ホールを介して前記スイッチング素子にコンタクトした
    透明電極を形成する工程と、 を有することを特徴とするアレイ基板の製造方法。
  2. 【請求項2】前記カラーフィルタ層は、それに含まれる
    (1)式で表されるアルキル酸、(2)式で表されるフ
    ェニルカルボン酸またはフェニルカルボン酸誘導体、
    (3)式で表されるフェニレンジカルボン酸またはフェ
    ニレンジカルボン酸誘導体、(4)式で表されるアルキ
    ルアミン、(5)式で表されるアニリンまたはアニリン
    誘導体、(6)式で表されるフェニレンジアミンまたは
    フェニレンジアミン誘導体、(7)式で表されるフェニ
    レンアミンカルボン酸またはフェニレンアミンカルボン
    酸誘導体、(8)式で表されるアルキルイミド、(9)
    式で表されるフタルイミド誘導体、(10)式で表され
    るシアノベンゼン誘導体、(11)式で表されるジシア
    ノベンゼン誘導体の合計の含有量が3%以下、もしく
    は、液晶への抽出量の合計が100ppm以下であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のアレイ基板の製造方
    法。 【化1】 【化2】 【化3】 (式中、R1は炭素数1乃至20のアルキル基;R2は
    −Hまたは炭素数1乃至20のアルキル基;R3は炭素
    数1乃至20のアルキル基;V、W、X、Y、Zは炭素
    数1乃至10のアルキル基、炭素数1乃至10のアルコ
    キシル基、−F、−Cl、−Br、−C、−Hか
    ら選ばれる1つ;nは1または2)
  3. 【請求項3】前記透明電極は、前記カラーフィルタ層上
    に直接形成されたことを特徴とする請求項1に記載のア
    レイ基板の製造方法。
  4. 【請求項4】前記第2コンタクトホールは、ドライエッ
    チングによって形成されることを特徴とする請求項1に
    記載のアレイ基板の製造方法。
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