JP2001255780A - 円筒形電子写真用感光体の遮光シート及びその取り外し方法 - Google Patents

円筒形電子写真用感光体の遮光シート及びその取り外し方法

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JP2001255780A
JP2001255780A JP2000065955A JP2000065955A JP2001255780A JP 2001255780 A JP2001255780 A JP 2001255780A JP 2000065955 A JP2000065955 A JP 2000065955A JP 2000065955 A JP2000065955 A JP 2000065955A JP 2001255780 A JP2001255780 A JP 2001255780A
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JP
Japan
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light
shielding sheet
photoreceptor
cylindrical
sheet
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JP2000065955A
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Inventor
Akihiro Suzuki
章弘 鈴木
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Fuji Electric Imaging Device Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Imaging Device Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体からのブラックスリーブの取り外し作
業が容易にでき、感光体の損傷を防いで安定した画像品
質を得、取り外し作業の効率の向上も計れる円筒形電子
写真用感光体の遮光シートの提供。 【解決手段】 円筒形電子写真用感光体を保護するため
に巻きつけられる遮光シートにおいて、巻きつけた遮光
シートを取り外す際に遮光シートを切り裂いて取り外す
ことができるように、遮光シートに切り裂き用加工が施
こすこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真用感光体の
取り付け時の損傷を防止するための遮光シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真用感光体は、通常、アルミニウ
ム合金などからなる円筒形導電性基体の外表面に光導電
性物質を含む無機や有機化合物の薄膜からなる感光層が
設けられ両端にフランジを取り付けられてなり、画像形
成装置内においてフランジを貫通する支持軸により保持
され回転して電子写真画像形成プロセスを経て画像形成
機能を発揮する。
【0003】電子写真画像形成プロセスにおいては、画
像形成装置内で支持軸を中心として回転する感光体の表
面を、先ず暗所で帯電し、この帯電した表面に画像や文
字などの像露光を行って静電潜像を形成し、トナーによ
り現像し、このトナー像を紙などの支持体に転写し定着
することにより、画像あるいは印字を得る。トナー像転
写後の感光層表面は除電,クリーニングされて初期位置
に戻るサイクルが予定されている。感光体が回転する間
にこれらのプロセスを順次行うことにより、連続して画
像あるいは印字を得ることができる。
【0004】このような画像あるいは印字の品質は、感
光体の外表面に形成された感光層が極めて薄い膜であっ
て、しかも化学的、物理的あるいは温度熱光などの環境
状況に強くないので、感光体が製作された後の保管や輸
送の際の環境によって大きな影響を受ける。例えば、感
光体の表面に形成されている感光層に加えられる露光強
度の大きい光の照射、外部圧力によるキズ、高温湿度環
境や汚れの付着などは画像あるいは印字の品質の劣化を
もたらす。
【0005】このような品質の劣化は感光体の移動、輸
送、保管の際、あるいは画像形成装置内の電子写真用感
光体の交換作業において受ける履歴を原因とすることが
多い。
【0006】そのために電子写真用感光体は黒色のポリ
エステルや紙からなる遮光シート(ブラックスリーブ)
を巻きつけて、光劣化や汚れの付着を防止し、さらにそ
の上から、エアシートなどの緩衝材を巻きつけて、機械
的衝撃力の緩和を計ったり、また高温高湿対策とするこ
とにより、前述の品質劣化を防ぐようにしている。また
輸送の時はそのように保護された感光体をさらにダンボ
ール箱などの衝撃緩和力のある外装容器に充填した上で
最終梱包としていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の遮光
シートの巻きつけ作業では巻きつけたシートを止めるた
めにシートの端を接着剤の付いた粘着テープや直接接着
で固着させていたために、接着剤が感光体に付着するこ
とがあって剥がす際に無理な力を入れることがあり、そ
のために感光体に衝撃力が加わって感光層に損傷を加え
てしまうことがあった。また、損傷が付かないまでもそ
れを恐れるあまり作業効率が低下するという問題が生じ
た。
【0008】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、感光体からの遮光シート(ブラックスリーブ)の
取り外し作業を容易にでき、感光体の損傷を防いで安定
した画像品質を得、取り外し作業の効率の向上も計れる
円筒形電子写用真感光体の遮光シートとその取り外し方
法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、円筒形電子写真用感光体を保護するために巻きつ
けられる遮光シートにおいて、巻きつけた遮光シートを
取り外す際に遮光シートを切り裂いて取り外すことがで
きるように、遮光シートに切り裂き用加工が施こされて
いる円筒形電子写用真感光体の遮光シートとすることに
より達成される。
【0010】また本発明は、切り裂き用加工が遮光シー
トに裏打ちされた切り裂き用テープである円筒形電子写
用真感光体の遮光シートとすることが好ましい。
【0011】また本発明は、切り裂き用加工が遮光シー
トに刻まれた切り取り用ミシン目である円筒形電子写用
真感光体の遮光シートとすることが望ましい。
【0012】さらに本発明は、円筒形電子写真用感光体
を保護するために巻きつけられている遮光シートを、切
り裂き加工の線に沿って切り開くことにより、巻きつけ
た遮光シートを取り外す円筒形電子写用真感光体の遮光
シートの取り外し方法とすることにより達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例について、図面
を用いて詳細に説明する。
【0014】図1は本発明にかかる円筒形電子写用真感
光体の遮光シートである。必要な大きさは円筒形電子写
真用感光体の外周を一周以上巻くことのできる横の長さ
と同じ感光体の軸方向長さを充分に覆うことのできる縦
の長さである。遮光のために色は黒色が望ましい。材質
は通常は吸湿機能を持つ紙製が好ましいが、ポリエステ
ルでもよい。
【0015】本発明の特徴である切り裂きテープ3は図
2(a)に示すように、図面に向かって左端部の近くの、
4辺形の遮光シートの2角を切り落とした部分との境界
近傍に数センチ飛び出した状態で接着されている。
【0016】図2はこの遮光シート2を感光体1に巻き
付けるところを示す斜視図である。最初に遮光シート2
の2角を切り落とした端部21を折り曲げる。この時、
切り裂きテープ3は折り曲げられた端部21の裏側に接
着された状態になる。
【0017】次に折り曲げられた端部21が外側になる
向きにして、この遮光シート2を感光体1の外周に巻き
付ける。遮光シートの反対側の端部22は前記折り曲げ
端部21の上を充分に覆うだけの長さを持っている。端
部22が巻き戻らないように直接接着するかあるいは接
着剤の付いたテープなどにより固定する。逆に感光体を
使用するために遮光シート2を取り除く時は、切り裂き
テープ3の遮光シートからはみ出した部分を持って遮光
シートを切り裂くように引っ張ると、感光体1に巻きつ
けられた遮光シートを取り除くことは極めて容易にな
る。
【0018】本発明の遮光シートは、前述したテープ3
の代わりに、図1(b)に示すような二重ミシン目5のよ
うな切り目を遮光シート4の端部42の近傍に入れたも
のとして感光体1に巻き付けて接着して止めることもで
きる。この場合、感光体1から遮光シートを取り除くた
めには、二重ミシン目5の端の部分を指で持ってミシン
目5に沿って他端まで引っ張ってミシン目5部分を切り
取るとよい。そうすれば、感光体1に巻きつけられた遮
光シートを取り除くことは極めて容易になる。さらに図
1(c)に示すような挟み角120度程度の点線状のミ
シン目7を遮光シート6の重なり部分の上側末端62の
近傍に入れても良い。この場合には引っ張りの基点部分
になる舌状の摘み部71を設けておくと便利である。 (実験例)図1(a)に示すような切り裂きテープ3を備
えた遮光シート2と、従来の遮光シートを用いて直径3
0mm,長さ254mmの感光体1にそれぞれ巻きつけ粘着
テープで止めたサンプルをそれぞれ50本づつ作り、遮
光シートの取り外し試験を行った。
【0019】本発明品と従来品について、それぞれの5
0本中の損傷不良本数と取り外しに要する時間を表1に
示す。
【0020】
【表1】
【0021】表1の結果から本発明品は、従来品に比べ
て感光体の損傷不良が無くなり、遮光シートの取り外し
時間も短縮されていることが分かる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、円筒形電子写真用感光
体を保護するために巻きつけられる遮光シートにおい
て、巻きつけた遮光シートを取り外す際に遮光シートを
切り裂いて取り外すことができるように、遮光シートに
切り裂き用加工を施こしたので、あるいは円筒形電子写
真用感光体を保護するために巻きつけられている遮光シ
ートを切り裂き加工の線に沿って切り開くことにより、
巻きつけた遮光シートを取り外す方法としたので、感光
体からのブラックスリーブの取り外し作業が容易にで
き、感光体の損傷を防いで安定した画像品質を得ること
ができ、取り外し作業の効率の向上も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を円筒形電子写真用感光体の遮
光シートの平面図である。
【図2】本発明にかかる遮光シートを円筒形電子写真用
感光体に巻き付けることを示す斜視図である。
【符号の説明】
1:円筒形電子写真用感光体、 2、4、6: 遮光シー
ト、 3:切り裂きテープ、 5、7:ミシン目。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形電子写真用感光体を保護するため
    に巻きつけられる遮光シートにおいて、巻きつけた遮光
    シートを取り外す際に遮光シートを切り裂いて取り外す
    ことができるように、遮光シートに切り裂き用加工が施
    こされていることを特徴とする円筒形電子写用真感光体
    の遮光シート。
  2. 【請求項2】 切り裂き用加工が遮光シートに裏打ちさ
    れた切り裂き用テープであることを特徴とする請求項1
    記載の円筒形電子写用真感光体の遮光シート。
  3. 【請求項3】 切り裂き用加工が遮光シートに刻まれた
    切り取り用ミシン目であることを特徴とする請求項1記
    載の円筒形電子写用真感光体の遮光シート。
  4. 【請求項4】 円筒形電子写真用感光体を保護するため
    に巻きつけられている遮光シートを、切り裂き加工の線
    に沿って切り開くことにより、巻きつけた遮光シートを
    取り外すことを特徴とする円筒形電子写用真感光体の遮
    光シートの取り外し方法。
JP2000065955A 2000-03-10 2000-03-10 円筒形電子写真用感光体の遮光シート及びその取り外し方法 Pending JP2001255780A (ja)

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