JP2001255527A - バックライト装置 - Google Patents

バックライト装置

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JP2001255527A
JP2001255527A JP2000070036A JP2000070036A JP2001255527A JP 2001255527 A JP2001255527 A JP 2001255527A JP 2000070036 A JP2000070036 A JP 2000070036A JP 2000070036 A JP2000070036 A JP 2000070036A JP 2001255527 A JP2001255527 A JP 2001255527A
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JP
Japan
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liquid crystal
reflector
ccfl tube
crystal display
tube
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JP2000070036A
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English (en)
Inventor
Shigeto Morita
繁人 森多
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CCFL管と筐体との間の静電結合によって
生じるリーク電流を少なくすることにより、液晶用イン
バータが発生する電流を効率良くCCFL管に流すこと
により液晶用インバータの効率を改善することを目的と
する。 【解決手段】 CCFL管を包囲するリフレクタに反射
率が高く樹脂などの非導電性の素材からなるものを使
う。さらに液晶表示部を覆う筐体について、CCFL管
とリフレクタを覆う部分の導電処理を廃止するあるい
は、金属筐体であれば切り欠くことでCCFL管と導電
体との距離が広くなるようにし、CCFL管と筐体との
間に生じる静電結合を少なくすることにより、液晶用イ
ンバータの効率を改善するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型ノートパソ
コンなどの小型・薄型の筐体により覆われたCCFL管
の効率を改善した液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示システムの点灯装置であ
るCCFL管はその発光を効率良く導光板に導き光の損
失を防ぐためリフレクタと呼ばれる反射i板で覆われ、
更にリフレクタは筐体で覆われている。CCFL管は高
圧かつ高周波の電源で駆動されるため、CCFL管と周
囲の導電体との間で静電結合が生じ、CCFL管に流れ
る電流の一部が周囲の導電体を通じてバイパスしてしま
い液晶用インバータの効率をさげる要因となっていた。
そこで、非導電性のリフレクタを用いることが行われて
きた。
【0003】液晶表示部分を覆う筐体はEMI対策のた
め内部を導電処理した樹脂またはアルミやマグネシウム
などの金属筐体で覆われているが、小型化・薄型化が進
むにつれてCCFL管と筐体との間隔が狭くなってい
る。そのためリフレクタに非導電性の素材を用いている
にも関わらず筐体による静電結合が起こり、CCFL管
から筐体を経由する電流のリークを減らすことが課題と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】CCFL管と筐体との
間の静電結合によって生じるリーク電流を少なくするこ
とにより、液晶用インバータが発生する電流を効率良く
CCFL管に流すことにより液晶用インバータの効率を
改善することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、CCFL管を包囲するリフレクタに反射率が高く樹
脂などの非導電性の素材からなるものを使う。さらに液
晶表示部を覆う筐体について、CCFL管とリフレクタ
を覆う部分の導電処理を廃止するあるいは、金属筐体で
あれば切り欠くことでCCFL管と導電体との距離が広
くなるようにし、CCFL管と筐体との間に生じる静電
結合を少なくすることにより、液晶用インバータの効率
を改善するものである。
【0006】また、リフレクタは非導電性の素材に限ら
ず、非導電性の基材にCCFL管の長手方向に垂直とな
るようにアルミ蒸着などの反射率に優れた素材を絶縁物
で仕切られた短冊状に設けても良い。これにより、CC
FL管の高圧端子側から低圧端子側への漏れ電流を低減
することができ、反射率の高い素材を使いながらリフレ
クタによる静電結合の影響を少なくし液晶用インバータ
の効率を改善することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、高周波かつ高電圧で駆動する液晶表示装置用のCC
FL管を用いたバックライト装置であって、前記液晶表
示装置を覆う導電性の金属からなる筐体と、前記CCF
L管の発光を導光板に導く為のリフレクタとからなり、
前記リフレクタは非導電性でありかつ前記筐体の前記C
CFL管部分に切欠きを持つことを特徴とする液晶表示
装置であり、薄型の筐体においてCCFL管と筐体との
間に生じる静電結合によりCCFL管を流れる電流が筐
体を経由して洩れる影響を少なくし、液晶用インバータ
の効率を改善するという作用を有する。
【0008】請求項2に記載の発明は、高周波かつ高電
圧で駆動する液晶表示装置用のCCFL管を用いたバッ
クライト装置であって、前記液晶表示装置を覆う内部に
導電性処理を施した樹脂からなる筐体と、前記CCFL
管の発光を導光板に導く為のリフレクタとからなり、前
記リフレクタは非導電性でありかつ前記筐体の前記CC
FL管部分の導電性処理に切欠きを持つことを特徴とす
る液晶表示装置であり、薄型の筐体においてCCFL管
と筐体の内側の導電処理部分との間に生じる静電結合に
よりCCFL管を流れる電流が導電処理部分を経由して
洩れる影響を少なくし、液晶用インバータの効率を改善
するという作用を有する。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記リフレクタ
は非導電素材上に前記CCFL管の長手方向に対して横
方向に短冊状に設けた導電性の反射体からなることを特
徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置であ
り、CCFL管とリフレクタの静電結合を生じても、C
CFL管の高圧端子側近辺で洩れた電流が低圧端子側の
電極近傍に結合してリフレクタを経由して流れる影響を
少なくでき、反射率の高いリフレクタを実現し、かつ液
晶用インバータの効率の低下を防ぐことができるという
作用を有する。
【0010】請求項4に記載の発明は、高周波かつ高電
圧で駆動する液晶表示装置用のCCFL管を用いたバッ
クライト装置であって、前記液晶表示装置の導電性の金
属からなるシャーシと前記CCFL管の発光を導光板に
導く為のリフレクタとからなり、前記リフレクタは非導
電性でありかつ前記シャーシの前記CCFL管部分に切
欠きを持ったことを特徴とする液晶表示装置であり、前
記液晶表示装置においてCCFL管とシャーシとの間に
生じる静電結合によりCCFL管を流れる電流がシャー
シを経由して洩れる影響を少なくし、液晶用インバータ
の効率を改善するという作用を有する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。
【0012】(実施の形態1)図1は液晶ユニットの主
要部の構造を表している。11は液晶をガラス内部に封
止した液晶パネル、12は高周波、高電圧で駆動され発
光するCCFL管、13はCCFL管12からの光を効
率良く反射させるリフレクタ、14はリフレクタによっ
て反射された光を液晶パネル全体に拡散させる導光板、
15は液晶パネルのシャーシ、16は液晶ユニットが配
置される筐体である。CCFL管12が高周波、高電圧
で駆動されているため、金属シャーシなどの導電体が近
接していると、CCFL管12と導電体との間に静電結
合が生じ、CCFL管12から導電体に漏れ電流が流れ
る。従来はCCFL管12に最も近接しているリフレク
タ13を樹脂などの非導電素材で組成することにより漏
れ電流を低減していた。しかしシャーシ15や筐体16
が金属などの導電体の場合には、リフレクタ13を非導
電素材で組成しても、シャーシ15や筐体16を介して
リーク電流が発生し、液晶用インバータの効率が低下す
る。この課題を解決する方法を以下に述べる。
【0013】図2は液晶ユニットと金属筐体の配置図を
表している。21は液晶ユニット、22は金属筐体、2
3は樹脂などの非導電素材、12は液晶ユニット内に組
み込まれたCCFL管である。金属筐体22に切欠きを
入れ、CCFL管12と金属筐体22間の距離を確保す
ることにより、CCFL管12と金属筐体22間の静電
結合を防止しリーク電流の発生を低減することが可能で
ある。金属筐体22の切り欠いた部分には、樹脂等の非
導電素材を配置することにより液晶パネルを保護する。
また金属筐体22を切り欠かず、金属筐体22のCCF
L管近接部に樹脂を配置することでも同様な結果が得ら
れる。また液晶パネルのシャーシにおいてもCCFL管
近辺を非導電素材で組成するあるいは、CCFL管近辺
を切り欠くことにより、CCFL管からのリーク電流を
より低減することが可能である。
【0014】図3は液晶ユニットと樹脂筐体の配置図を
表している。21は液晶ユニット、32は樹脂筐体、1
2は液晶ユニット内に組み込まれたCCFL管である。
筐体が樹脂などの非導電素材の場合、EMI対策として
樹脂筐体内部がメッキなどの導電性処理が成されてお
り、CCFL管12から樹脂筐体32の導電性処理部の
間に静電結合が発生し、リーク電流が生じる。したがっ
て、樹脂筐体32のCCFL管近傍部33の導電性処理
を廃止することにより、リーク電流の発生を低減させる
ことが可能である。また液晶パネルのシャーシにおいて
もCCFL管近辺を非導電素材で組成する、あるいはC
CFL管近辺を切り欠くことにより、CCFL管からの
リーク電流をより低減することが可能である。
【0015】図4(A)はバックライトユニットを表し
ている。12は高周波、高電圧で駆動されるCCFL
管、13はCCFL管12からの光を効率良く反射させ
るリフレクタ、41はCCFL管高圧端子、42はCC
FL管低圧端子である。リフレクタ13を金属などの導
電体で組成した場合、CCFL管12と近接しているた
めリーク電流が発生する。そのため従来、リフレクタ1
3を樹脂などの非導電素材で組成し、CCFL管12か
らのリーク電流を低減する方法がとられている。しかし
樹脂などの非導電素材では光の反射率が低いため、CC
FL管12からの光を効率良く導光板へ伝えることがで
きない。これを解決する方法を図4(B)に示す。
【0016】図4(B)はバックライトユニットのリフ
レクタを表している。43は樹脂等の非導電素材で組成
されたリフレクタ板、44はアルミ蒸着などで形成した
導電性の反射体、45は絶縁体である。図4(B)のよ
うにリフレクタ板43の長手方向に対して横方向に導電
性の反射体44を短冊状に配置し、反射体44間を絶縁
体45で区切ることにより、CCFL管の高圧端子側か
ら低圧端子側へのリフレクタ板に沿ったリーク径路を遮
断することができ、CCFL管からのリーク電流を低減
させることが可能である。また反射体にはアルミ蒸着な
どの反射率の高い導電素材を使用するため、液晶の輝度
向上が実現できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、CCFL
管を包囲するリフレクタを非導電化し、かつCCFL管
と液晶筐体の導電体との距離を確保することにより、筐
体が小型・薄型化であってもCCFL管から接地された
液晶筐体へのリーク電流を低減させることができ、液晶
駆動用のインバータの効率を改善することが可能とな
る。
【0018】また、本発明のリフレクタにおいては、反
射体をCCFL管の長手方向と直角となるよう短冊にす
ることにより、導電性の反射体を用いてもリフレクタに
よるリーク電流を少なくすることが可能となり、反射率
の高いリフレクタの実現とともに、液晶駆動用のインバ
ータの効率をも改善することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する液晶ユニットを示す図
【図2】本発明の一実施例である金属筐体への配置図
【図3】本発明の一実施例による樹脂筐体への配置図
【図4】(A)従来のバックライトユニットを示す図 (B)本発明の一実施例であるリフレクタを示す図
【符号の説明】
11 液晶パネル 12 CCFL管 13 リフレクタ 14 導光板 15 シャーシ 16 筐体 21 液晶ユニット 22 金属筐体 23 非導電素材 32 樹脂筐体 33 導電性処理廃止部 41 CCFL管高圧端子 42 CCFL管低圧端子 43 リフレクタ板 44 反射体 45 絶縁体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波かつ高電圧で駆動する液晶表示装
    置用のCCFL管を用いたバックライト装置であって、
    前記液晶表示装置を覆う導電性の金属からなる筐体と、
    前記CCFL管の発光を導光板に導く為のリフレクタと
    からなり、前記リフレクタは非導電性でありかつ前記筐
    体の前記CCFL管部分に切欠きを持つことを特徴とす
    る液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 高周波かつ高電圧で駆動する液晶表示装
    置用のCCFL管を用いたバックライト装置であって、
    前記液晶表示装置を覆う内部に導電性処理を施した樹脂
    からなる筐体と、前記CCFL管の発光を導光板に導く
    為のリフレクタとからなり、前記リフレクタは非導電性
    でありかつ前記筐体の前記CCFL管部分の導電性処理
    に切欠きを持つことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記リフレクタは非導電素材上に前記C
    CFL管の長手方向に対して横方向に短冊状に設けた導
    電性の反射体からなることを特徴とする請求項1または
    2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 高周波かつ高電圧で駆動する液晶表示装
    置用のCCFL管を用いたバックライト装置であって、
    前記液晶表示装置の導電性の金属からなるシャーシと前
    記CCFL管の発光を導光板に導く為のリフレクタとか
    らなり、前記リフレクタは非導電性でありかつ前記シャ
    ーシの前記CCFL管部分に切欠きを持ったことを特徴
    とする液晶表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7674978B2 (en) 2005-08-10 2010-03-09 Sony Corporation Wire harness, lighting device, backlight device, and liquid crystal display device

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