JP3080870B2 - 照明ユニットおよびそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
照明ユニットおよびそれを用いた液晶表示装置Info
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Description
使用される照明ユニットおよびそれを用いた液晶表示装
置に関するものである。
やワードプロセッサなどの情報機器の表示装置におい
て、軽量、薄型、低消費電力という特徴を生かして液晶
表示装置が多く用いられるようになった。また、これら
の液晶表示装置には明るい表示画面を実現するために、
内蔵した照明ユニットにより表示素子の背後から照明光
を当てるという構成をとっているものが多い。この照明
ユニットには、導光板を表示体の裏面に置き、その導光
板の端面に蛍光管等の線光源を配置するエッジライト方
式と、光源を表示体の裏面に設ける直下型方式に大きく
分類される。この両者を比較した場合、直下型方式は比
較的高輝度を得られるが薄型化には適さず、エッジライ
ト方式は薄さと発光面の輝度均一性に優れるが高輝度化
の面で不利であるということができる。ノート型パーソ
ナルコンピュータ等に使用される液晶表示装置の照明ユ
ニットの方式としては、薄さを優先してエッジライト型
方式を採用することが多い。
明ユニットを示す。この照明ユニットは、光を伝達する
平板状の透明な導光板1と、この導光板1の4辺のうち
の少なくとも1辺に近接して設けられた蛍光放電管2
と、蛍光放電管2から発せられた光を導光板1の入射側
端面Dに導く反射フィルム3が配置されている。
ィルムがよく使用されるが、最近はさらに高輝度を得る
ための高反射フィルムとして、ポリエステルフィルムに
銀(Ag)蒸着を施したものが使用されるようになって
きた。
れており、導光板1の裏面から外へ出る光を再度導光板
1の中へ戻し出射面Eから出る照明光を増大させるとい
う役割を持たせている。導光板1の出射面の側には均斉
度を高めるために拡散板5が設置されている。
電圧を供給するためのリード6が設けられており、出力
周波数が 40 kHz 〜 100 kHzの高周波の交流を発生する
インバータ等の電源ユニット部に接続されたリード線7
に半田づけ等により接続されている。
高い電圧が必要であり、安全性確保のためリード6およ
びリード線7の露出部を覆うために、ゴム等の絶縁体で
円筒状に形成されたキャップ8が取り付けられている。
ルム3に銀(Ag)等の高反射金属膜を形成したフィル
ムを使用した場合、この導電性の金属膜が蛍光放電管2
に近接すると、 40 kHz〜 100 kHzの高周波の交流で蛍
光放電管2が駆動されているため、近くの導体、すなわ
ち金属膜が浮遊容量となりインピーダンスが増加し、蛍
光放電管2の点灯特性に異常を生じたり、蛍光放電管2
の発光効率を低下させ、照明ユニットとしての輝度を低
下させるという問題がある。
性を持ち、薄型で高い輝度を得ることができる照明ユニ
ットおよびこれを使用した液晶表示装置を提供すること
を目的とする。
は、導光板の入射側端面に近接して蛍光放電管を配置
し、内側に高反射金属からなる反射面を有する反射体に
よって前記蛍光放電管を包み込み、前記蛍光放電管の両
端の電極部を覆い、かつ前記蛍光放電管と反射体の前記
反射面及び導光板の前記入射側端面の距離を保つキャッ
プを有する照明ユニットにおいて、前記キャップの外形
は、前記導光板の厚み方向に短径、前記導光板の厚み方
向と直角方向には長径を有し、かつ長径と平行な辺を有
する小判形状あって、前記短径は照明ユニット全体の厚
みと同程度としたことを特徴とし、照明ユニット全体の
厚みを薄く保ちつつ、最大の効率で蛍光放電管から導光
板端面へ光を入射させることが可能となり、より高輝度
の照明ユニットを実現できる。
したり、また、導光板の厚みと直角の方向における蛍光
放電管の外形から反射面までの距離を0.6mm〜1.2mmに設
定するのが良い。
〜図5(a)に基づいて説明する。図1と図2に示すよ
うに、光を伝達する平板状の透明な導光板1と、この導
光板1の入射側端面Dに沿って設けられた蛍光放電管2
と、蛍光放電管2から発せられた光を導光板1の端面に
集めて中へ導く反射体としての反射フィルム3が配置さ
れている。
2.6 mm ,ガラス厚が 0.3 mm 〜 0.5mm であった。蛍光
放電管2を駆動する電源周波数は 40 kHz 〜 100 kHzで
あった。
れており、導光板1の裏面から外へ出る光を再度導光板
1の中へ戻し出射照明光を増大させる役割を持たせてい
る。また、導光板1は裏面に印刷されたドットパターン
(図示せず)等と、表面側に設置された拡散板5によ
り、バックライトの出射照明光の均斉化が図られてい
る。
り高い輝度を得るために、ポリエステルフィルムに銀
(Ag)の薄膜を蒸着等の手段により形成することによ
り高反射率としたフィルムを使用している。
ド線7の部分と蛍光放電管2の端部を覆うようにキャッ
プ8が取り付けられている。キャップ8はゴム等の絶縁
体で形成されており、内部に蛍光放電管2およびリード
線7が入るように中空になっている。このキャップ8に
より電極露出部を絶縁して装置としての安全性を確保し
ている。
付けて蛍光放電管2を包み込んでおり、反射フィルム3
の両端は、導光板1の側面部C1,C2に接着剤により
固定されている。
に短径A、その直角方向に長径Bを有し、かつ長径と平
行な辺を有する小判型形状を呈している。この小判型の
短径Aは、蛍光放電管2と反射フィルム3の間隔Tが一
定の距離を保つように、かつ照明ユニット全体の厚みを
越えない範囲で設定される。一般的に蛍光放電管2の直
径は導光板1の厚みよりやや小さい程度が照明ユニット
として最も光利用効率が高いことが知られており、キャ
ップ8の短径Aを照明ユニット全体の厚みと同程度とす
ることにより蛍光放電管2の外形と反射フィルム3の距
離Tが 0.3 mm〜 0.5 mm 程度に保たれ、反射フィルム
3の影響により蛍光放電管2の点灯異常を生じたりする
ことがなく照明ユニット全体の厚みも最小に抑えること
ができた。
電管2から反射フィルム3までの間隔Sが 0.6 mm 〜
1.2 mm となるように設定されている。反射フィルム3
を、蛍光放電管2から発せられた光を光学的に反射し所
定の方向に集める反射板として考えた場合、反射フィル
ム3は蛍光放電管2に近接させた方が効率が良いといえ
るが、反射フィルム3のように金属膜を形成したフィル
ムの場合、金属膜が高周波で駆動される蛍光放電管2に
対する近接導体となり、反射フィルム3が蛍光放電管2
に近接すればするほど蛍光放電管2の発光効率を低下さ
せる大きな要因となる。したがってこの両者の作用を考
慮し、蛍光放電管2の外形から反射フィルム3までの間
隔Sと、導光板1の発光面における輝度の関係を調べた
結果、図3の(a)(b)に示すように、Sが 0.6 mm
〜 1.2 mm の間が効率が高く、特に0.8 mm 〜 1.0 mm
の領域で最も高い効率を得ることが明らかとなった。こ
れよりも間隔が狭いと金属膜の影響で蛍光放電管2の発
光効率が低下し、広いと反射板としての光学的な損失が
大となり従来より輝度が低下してしまう。
で、かつ薄型で発光効率の高いものを実現するために、
蛍光放電管2の両端のキャップ8で蛍光放電管2と反射
フィルム3との距離を一定に保ち、その間隔を導光板1
の厚みと同一方向と直角方向で各々最適に設定するため
にはS寸法をT寸法よりも大きく設定することが必要と
なり、キャップ8の外形を小判型形状としている。
よび左右対称な形状となるため、蛍光放電管2の両端に
配置するキャップ8はそれぞれまったく同一形状のもの
を使用することが可能となる。
した液晶表示装置を示したものである。前述した、少な
くとも蛍光放電管2と導光板1と反射フィルム3と楕円
状のキャップ8で構成された照明ユニットが、樹脂枠体
9の下部に配置され、裏面カバー10により前記照明ユ
ニットを機械的に保護するとともに樹脂枠体9にビス等
で保持される構成としている。樹脂枠体9の上部には、
液晶表示素子11と、TAB(Tape Automated Bondi
ng)実装された液晶駆動用LSI12と、バス回路基板
13が、互いに接続された状態で設置されている。さら
に、液晶表示素子11の上部に、液晶表示部分を開孔し
た金属フレーム14を設置することにより液晶表示装置
が完成される。
光放電管2を使用した場合について説明したが、必ずし
も直線状でなくともよく、例えばL字型等の蛍光放電管
を使用することも可能である。
ャップ8の外形形状である小判形状を図5の(a)に示
す。さらに、小判型とほぼ同等の効果が得られる参考例
として、楕円形状を図5の(b)に示す。Fは貫通孔で
ある。
と、導光板の入射側端面に近接して蛍光放電管を配置
し、内側に高反射金属からなる反射面を有する反射体に
よって前記蛍光放電管を包み込み、前記蛍光放電管の両
端の電極部を覆い、かつ前記蛍光放電管と反射体の前記
反射面及び導光板の前記入射側端面の距離を保つキャッ
プを有する照明ユニットにおいて、前記キャップの外形
は、前記導光板の厚み方向に短径、前記導光板の厚み方
向と直角方向には長径を有し、かつ長径と平行な辺を有
する小判形状あって、前記短径は照明ユニット全体の厚
みと同程度としたため、特別な部材を使うことなく、簡
単な構成で、安定した点灯特性を持ち、薄型で従来以上
に高い輝度を得ることができるものである。
果を得られるとともに、蛍光放電管の両端部のキャップ
の形状を同一にすることができ、部品の共通化が図れ組
立性も良好であるという効果がある。
示装置によると、高輝度の安定した表示を実現できる。
明ユニットの輝度との説明図
示装置の断面図
プ形状と参考例のキャップ形状を示す正面図
Claims (4)
- 【請求項1】 導光板の入射側端面に近接して蛍光放電
管を配置し、内側に高反射金属からなる反射面を有する
反射体によって前記蛍光放電管を包み込み、前記蛍光放
電管の両端の電極部を覆い、かつ前記蛍光放電管と反射
体の前記反射面及び導光板の前記入射側端面の距離を保
つキャップを有する照明ユニットにおいて、 前記キャップの外形は、前記導光板の厚み方向に短径、
前記導光板の厚み方向と直角方向には長径を有し、かつ
長径と平行な辺を有する小判形状あって、前記短径は照
明ユニット全体の厚みと同程度とした 照明ユニット。 - 【請求項2】 前記高反射金属が銀である請求項1記載
の照明ユニット。 - 【請求項3】 導光板の厚み方向と直角の方向におけ
る、前記蛍光放電管の外形から前記反射体の反射面まで
の距離を、0.6mm〜1.2mmとした請求項1記載の照明ユニ
ット。 - 【請求項4】 請求項1記載の照明ユニットを使用した
液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07329970A JP3080870B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 照明ユニットおよびそれを用いた液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07329970A JP3080870B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 照明ユニットおよびそれを用いた液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09171179A JPH09171179A (ja) | 1997-06-30 |
JP3080870B2 true JP3080870B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=18227311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07329970A Expired - Fee Related JP3080870B2 (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 照明ユニットおよびそれを用いた液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3080870B2 (ja) |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP07329970A patent/JP3080870B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09171179A (ja) | 1997-06-30 |
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