JP2001255060A - コンテナ用冷凍装置のコントローラ - Google Patents

コンテナ用冷凍装置のコントローラ

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JP2001255060A
JP2001255060A JP2000070151A JP2000070151A JP2001255060A JP 2001255060 A JP2001255060 A JP 2001255060A JP 2000070151 A JP2000070151 A JP 2000070151A JP 2000070151 A JP2000070151 A JP 2000070151A JP 2001255060 A JP2001255060 A JP 2001255060A
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container
initial
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refrigeration system
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Hisaaki Takaoka
久晃 高岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナ用冷凍装置のコントローラ交換時に
おける初期設定を容易かつ短時間で行うことができ、ま
た、項目ごとの誤設定を低減すること。 【解決手段】 メモリ22に予めコンテナ用冷凍装置の
複数種類分の初期パラメータを全て記憶しておく。コン
トローラ20が交換された際に、CPU21は当該コン
トローラ20が設置されたコンテナ用冷凍装置の種類に
適合する複数の初期パラメータをメモリ22から取得
し、その複数の初期パラメータを用いて初期設定を行
う。これにより、項目ごとのユーザによる入力操作が必
要なくなり、初期設定を効率的に行うことができるとと
もに、誤設定を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、海上等を輸送さ
れるコンテナ用冷凍装置のコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】海上等を輸送されるコンテナ用冷凍装置
には、冷凍機構等の各機構部を制御するためのコントロ
ーラが設けられている。このため、コンテナ用冷凍装置
においては、コントローラのみが故障する場合もあり、
その場合にはコントローラのみを交換することが必要と
なる。
【0003】ところで、コンテナ用冷凍装置には複数の
種類(モデル)があり、種類に応じて機能や制御形態が
異なることもある。一方、コントローラは各種類に共通
であるため、コントローラを交換してコンテナ用冷凍装
置の種類に適合した制御動作を実現するためには、その
種類に適した複数の初期パラメータの設定を行う必要が
ある。また、複数の初期パラメータの設定の他にも、コ
ンテナIDの設定と、時刻設定とを行うことが必要であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コントローラにおいては、除湿機能の有無、芯温センサ
の有無、制御形態の選択等といった設定項目ごとに初期
パラメータの設定を行わなければならず、初期設定が完
了するまでに時間がかかるという問題があった。そし
て、設定項目の数が多くなれば、それに伴って初期設定
に要する時間が長くなることになる。
【0005】また、コンテナIDや時刻が誤設定された
場合であってもコンテナ用冷凍装置における誤動作は生
じないが、初期設定時に各項目の初期パラメータの設定
を誤って入力すると、コントローラがコンテナ用冷凍装
置の種類に適合した制御動作を行うことができず、誤動
作の原因となる。
【0006】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
のであって、コントローラ交換時における初期設定を容
易かつ短時間で行うことができ、また、項目ごとの誤設
定を低減するコンテナ用冷凍装置のコントローラを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、複数種類のコンテナ用冷
凍装置(10)に設置されるコントローラ(20)であ
って、前記複数種類のコンテナ用冷凍装置のそれぞれに
適用される複数の初期パラメータを前記複数種類分記憶
する記憶手段(22)を有しており、前記記憶手段(2
2)から、当該コントローラ(20)の設置される前記
コンテナ用冷凍装置(10)の種類に応じた前記複数の
初期パラメータに基づいて初期設定を行うことを特徴と
している。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のコンテナ用冷凍装置のコントローラにおいて、前記コ
ンテナ用冷凍装置(10)の種類を入力するための操作
入力手段(50)をさらに有することを特徴としてい
る。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のコンテナ用冷凍装置のコントローラにおいて、前記操
作入力手段は操作パネルであることを特徴としている。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載のコンテナ用冷凍装置のコン
トローラにおいて、前記コンテナ用冷凍装置(10)の
異なる種類に適用される前記複数の初期パラメータが同
一である場合に、前記記憶手段(22)は、前記複数の
初期パラメータを前記異なる種類で共有するように記憶
することを特徴としている。
【0011】
【作用】この発明のうち請求項1にかかるコンテナ用冷
凍装置(10)のコントローラ(20)においては、当
該コントローラ(20)の設置されるコンテナ用冷凍装
置(10)の種類に応じた複数の初期パラメータを記憶
手段(22)から取得することができ、その複数の初期
パラメータに基づいて初期設定を行う。
【0012】請求項2にかかるコンテナ用冷凍装置(1
0)のコントローラ(20)においては、操作入力手段
(50)によりコンテナ用冷凍装置(10)の種類を操
作入力することができる。
【0013】請求項3にかかるコンテナ用冷凍装置(1
0)のコントローラ(20)においては、操作入力手段
が操作パネルであるので入力操作が容易となる。
【0014】請求項4にかかるコンテナ用冷凍装置(1
0)のコントローラ(20)においては、コンテナ用冷
凍装置(10)の異なる種類に適用される複数の初期パ
ラメータが同一である場合に、記憶手段(22)に、複
数の初期パラメータを異なる種類で共有するように記憶
しておく。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0016】図1は、この発明の一実施形態における海
上輸送用等のコンテナ100の一構成例を示す概略図で
ある。このコンテナ100は、コンテナ用冷凍装置(以
下、単に「冷凍装置」という。)10とコンテナ本体2
とを備えて構成される。コンテナ本体2は内部が空洞と
なっており、このコンテナ内部2aに荷物が積載され
る。冷凍装置10はコンテナ本体2の一方端側に配置さ
れてコンテナ内部2aを冷却するように構成されてい
る。
【0017】冷凍装置10は、複数種類あるうちの一の
種類の装置構成例を示したものであり、コンテナ内部2
aを冷却するための冷凍機構30と、コンテナ内部2a
の温度を計測するための温度センサ60と、コンテナ内
部2aの状態や冷凍装置10の運転状況等をユーザに対
して表示するための表示部40と、ユーザが冷凍装置1
0に対する設定変更や操作入力等を行うための操作パネ
ル50と、上記各部を制御するためのコントローラ20
とを備えて構成される。なお、温度センサ60は、コン
テナ内部2aの空気吹き出し口12の付近に設置された
第1温度センサ62と、空気吸い込み口11の付近に設
置された第2温度センサ61とを備えており、それぞれ
がコンテナ内部2aの異なる位置での温度を計測するよ
うに配置されている。
【0018】冷凍装置10の通常運転時には、コントロ
ーラ20が温度センサ60によって計測されるコンテナ
内部2aの温度と設定温度とを比較しつつ冷凍機構30
を動作させる。これにより、コンテナ内部2aに吹き出
し口12から空調された空気が吹き出し、吸い込み口1
1からコンテナ内部2aの空気が吸い込まれる。このよ
うな動作によってコンテナ内部2aが設定された温度で
冷凍状態に維持される。また、通常運転時において、表
示部40に冷凍装置10の運転状態やコンテナ内部2a
の温度が表示されるとともに、設定温度等の変更を行う
際にはユーザが操作パネル50より所定の操作入力を行
う。
【0019】また、冷凍装置10の他の機種には、コン
テナ内部2aに積載される荷物(例えば果物等)の芯温
を検出するための芯温センサが設けられる種類(モデ
ル)、コンテナ内部2aの除湿機能を有する種類、さら
には、冷凍機構30の冷凍能力(馬力)が異なる種類等
も存在する。したがって、コントローラ20にはそのよ
うな機種に応じて各部を動作制御することが要求され
る。
【0020】一方、コントローラ20は表示部40およ
び操作パネル50の取り付けられた操作盤13の裏面側
空間14に設置されており、操作盤13は開閉自在とな
っている。したがって、コントローラ20を交換する際
には、ユーザが操作盤13を開け、その裏面側に配置さ
れたコントローラ20の取り外しおよび取り付けを行う
ことになる。
【0021】図2は、コントローラ20の主要構成およ
びコントローラ20と冷凍装置10内の各部との接続状
態を示す図である。
【0022】図2に示すように、コントローラ20は機
種に応じた制御動作を実現するCPU21と冷凍装置1
0の種類分の初期パラメータを記憶しておくためのメモ
リ22とを備えて構成される。
【0023】このコントローラ20が冷凍装置10に設
置される際には、冷凍装置10の各部とCPU21から
の制御ライン23が所定の接続部24a〜24eにて接
続される。このため、コントローラ20に故障等が生
じ、コントローラ20を交換する必要がある場合には、
コントローラ20を冷凍装置10の内部に設置し、各接
続部24a〜24eの接続を行えばよい。
【0024】図2では、コントローラ20に対し、表示
部40と操作パネル50と冷凍機構30と温度センサ6
0とが接続部24a〜24dを介して接続されている。
一方、図2において接続部24eには冷凍装置10の他
の機構部は接続されていない。これは、コントローラ2
0の設置された冷凍装置10が芯温センサや除湿機能を
有していないためであり、例えば冷凍装置10が芯温セ
ンサや除湿機能を有する種類の装置である場合には接続
部24eはそれらを接続するための専用接続部となる。
つまり、接続部24eは特定のオプション機器70を接
続するための接続部となっており、オプション機器の数
に応じて設けられる。
【0025】そして、コントローラ20の取り付けが終
了すると、次にユーザはコントローラ20の初期設定を
行うこととなる。
【0026】冷凍装置10を正常に動作させるために
は、コントローラ20に対して冷凍装置10の種類に応
じた複数項目についての初期パラメータを設定する必要
があり、その一例を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】例えば、冷凍装置10にはモデル1〜5の
5種類のモデルが存在すると仮定した場合、コントロー
ラ20における記憶手段となるメモリ22には表1に示
すような各モデルと複数項目(表1では6項目)につい
ての初期パラメータとが対応づけられた初期パラメータ
群が予め格納される。このように各モデルと複数項目に
ついての初期パラメータとを対応づけてメモリ22内に
保持しておくことで、冷凍装置10のモデルが特定され
れば、CPU21においてそのモデルに適合した複数の
初期パラメータを即時に取得することが可能になる。
【0029】そして、ユーザがコントローラ20を冷凍
装置10に取り付けた後に、冷凍装置20の電源をオン
状態にして、コントローラ20の初期設定の操作を開始
することになる。
【0030】図3は、冷凍装置10においてコントロー
ラ20を交換した際の初期設定の動作シーケンスを示す
フローチャートである。また、図4は表示装置40の一
構成例を示す図であり、図5は操作パネル50の一構成
例を示す図である。
【0031】まず、ユーザが冷凍装置10のコントロー
ラ20の取り付けが終了した時点で電源をオンにする
(ステップS10)。具体的には、ユーザが操作パネル
50における電源ボタン51を押すことによって、冷凍
装置10の電源をオンにする。この結果、コントローラ
交換によって冷凍装置10内に新たに取り付けられたコ
ントローラ20にも通電が行われ、CPU21が動作可
能状態となる。
【0032】CPU21は動作可能状態となると、ま
ず、冷凍装置10の種類に応じた初期設定が行われてい
るか否かを判断する(ステップS11)。初期設定が完
了している場合には、あらためて初期設定を行う必要は
ないので、ステップS22に進み、通常運転へと移行す
る。
【0033】一方、コントローラ20が交換された直後
の状態では、冷凍装置10の種類に応じた初期設定は未
だ行われていないため、初期設定を行うべく、ステップ
S12に進む。
【0034】そして、CPU21は初期設定が行われて
いないと判断した場合には、表示部40に冷凍装置10
の種類を示すモデル番号の入力を促すための表示を行
う。図4に示すように、表示部40にはLED表示部4
1と液晶表示部42とが配置されており、液晶表示部4
2に例えば「model?」という表示を行うことで、
ユーザは冷凍装置10のモデル番号を入力すればよいこ
とを認識する。
【0035】一般に、冷凍装置10の筐体表面にはモデ
ル番号が記されているため、ユーザは容易に入力すべき
モデル番号を把握することができる。
【0036】そして、ユーザは操作パネル50よりモデ
ル番号の操作入力を行う(ステップS13)。例えば、
表示部40におけるLED表示部41に入力中の文字が
表示され、ユーザが操作パネル50のアップスイッチ5
2やダウンスイッチ53を押すことによって、入力文字
をスクロール表示させ、所望する文字が表示された時点
で確定スイッチ54を押す。確定文字は液晶表示部42
に表示される文字列最後尾に表示される。そして、ユー
ザは上記操作を繰り返すことで、当該冷凍装置10のモ
デル番号の文字列入力を行う。そして最終的に液晶表示
部42に表示されるモデル番号が当該冷凍装置10のモ
デル番号と一致していることを確認した後に再度確定ス
イッチ54を押し、モデル番号の操作入力を完了する。
【0037】この結果、コントローラ20におけるCP
U21は、装着された冷凍装置10の種類(モデル)を
特定することができる。したがって、CPU21はメモ
リ22にアクセスし、特定された冷凍装置10の種類に
対応する複数項目についての初期パラメータを取得する
(ステップS14)。
【0038】例えば、ステップS13においてモデル番
号が「1」として入力された場合には、CPU21はメ
モリ22から表1に示す「モデル1」に対応する複数項
目の初期パラメータを取得する。具体的には、芯温セン
サ、除湿機能、制御形態、電源種類、馬力設定、および
レコーダ有無という6項目についての各初期パラメータ
を取得する。
【0039】そして、CPU21はメモリ22より取得
した複数項目の初期パラメータを用いて各項目ごとの初
期設定を行う(ステップS15)。これにより、ユーザ
が指定した冷凍装置10の種類に適した複数項目の初期
設定が自動的に行われることになる。したがって、ユー
ザが各項目ごとに初期パラメータを入力する必要がなく
なり、初期設定の効率化および誤設定の低減を行うこと
が可能になる。
【0040】次に、CPU21は表示部40に対し、コ
ンテナ100に固有の識別情報であるコンテナIDの入
力を促すための表示を行う(ステップS16)。コンテ
ナIDの入力はユーザが誤入力した場合であっても、冷
凍装置10における制御動作に影響を与えるものではな
い。しかし、コンテナIDは自動的に検出することがで
きないため、ユーザがマニュアル操作で入力することと
している(ステップS17)。そして、ユーザによる操
作パネル50の操作によって、コンテナIDの入力が行
われると、CPU21はコンテナIDを記憶する(ステ
ップS18)。
【0041】次に、CPU21は表示部40に対し、履
歴等を管理する際に必要となる時刻設定を促すための表
示を行う(ステップS19)。そして、ユーザは操作パ
ネル50より現在時刻を操作入力する(ステップS2
0)。この結果、コントローラ20における時刻設定が
行われ(ステップS21)、履歴等を管理する際の時刻
情報として用いられる。
【0042】そして、冷凍装置10の種類に応じた複数
項目の初期パラメータの設定と、コンテナIDの設定
と、時刻設定とが終了すると、コントローラ20を交換
した際の全ての初期設定が終了することとなり、冷凍装
置10の通常運転へと移行する(ステップS22)。
【0043】以上で、冷凍装置10においてコントロー
ラ20を交換した際の初期設定の動作シーケンスが終了
することになるが、上記動作シーケンスではコントロー
ラ20が装着された冷凍装置10の種類に適合した複数
項目についての初期パラメータを設定する際、ユーザは
冷凍装置10のモデル番号のみを入力するだけでよい。
したがって、従来のように各項目ごとに初期パラメータ
をユーザが入力していた場合に比べて、複数項目の初期
パラメータを設定するために要する操作入力時間および
操作入力回数を低減することができ、効率的な初期設定
を行うことが可能になるとともに、項目ごとの初期パラ
メータを誤設定することも回避することが可能になる。
【0044】なお、冷凍装置10においては、ユーザが
操作入力するための操作入力手段が操作パネル50であ
るため、ディップスイッチ等のように複雑な設定操作が
必要でなく、必要事項の入力操作を容易に行うことが可
能となっている。
【0045】以上、この発明の一実施形態について説明
したが、この発明は上記説明した内容のものに限定され
るものではない。
【0046】例えば、上記説明においては、メモリ22
に上記表1に示した複数項目の初期パラメータが冷凍装
置10の種類(モデル)ごとに記憶される形態について
説明したが、異なる種類間で複数項目の初期パラメータ
が同一である場合には、それらを統合化して記憶するよ
うにしてもよい。
【0047】一例を挙げると、操作盤13の開閉方式が
ねじ止め式である種類の装置とねじ止めでない種類の装
置とがあり、他に相違点がない場合には、双方の種類の
装置において同一の制御動作を行うことができる。した
がって、そのような場合には、異なる種類の装置間で、
制御動作に必要な複数項目の初期パラメータは同一とな
るため、メモリ22に複数項目の初期パラメータを統合
化して記憶しておくことができる。
【0048】上記表1に示した、モデル1とモデル2、
および、モデル4とモデル5の関係をみると、複数項目
の初期パラメータが同一となっている。したがって、モ
デル1とモデル2との複数項目の初期パラメータを統合
化して記憶することができ、また、モデル4とモデル5
との複数項目の初期パラメータも統合化して記憶するこ
とができる。そこで、これらを統合化すると、上記表1
は、下記の表2のようになる。
【0049】
【表2】
【0050】冷凍装置10の異なる種類に適用される複
数の初期パラメータが同一である場合、表2のように、
メモリ22が複数の初期パラメータを異なる種類で共有
するように予め記憶しておくことで、メモリ22に初期
パラメータを記録するための必要容量を小さくすること
が可能になる。
【0051】また、上記説明においては、冷凍装置10
に設定される複数項目として説明の便宜上6項目を例示
したが、これに限定されるものではなく、他の項目が含
まれることもあることは勿論である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、記憶手段から、コントローラの設置されるコン
テナ用冷凍装置の種類に応じた複数の初期パラメータに
基づいて初期設定を行うため、コントローラ交換時にお
ける初期設定を容易かつ短時間で行うことができ、ま
た、複数の初期パラメータの誤設定を低減することがで
きる。
【0053】請求項2の発明によれば、コンテナ用冷凍
装置の種類を入力するための操作入力手段をさらに有す
るため、ユーザがコントローラを設置したコンテナ用冷
凍装置の種類を操作入力手段より入力することが可能に
なる。
【0054】請求項3の発明によれば、操作入力手段は
操作パネルであるため、ユーザがコントローラを設置し
たコンテナ用冷凍装置の種類を入力する際の入力操作が
容易となる。
【0055】請求項4の発明によれば、コンテナ用冷凍
装置の異なる種類に適用される複数の初期パラメータが
同一である場合に、記憶手段に、複数の初期パラメータ
を異なる種類で共有するように記憶しておくため、記憶
手段の記憶容量を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態におけるコンテナの一構
成例を示す概略図である。
【図2】コントローラの主要構成およびコントローラと
冷凍装置内の各部との接続状態を示す図である。
【図3】冷凍装置においてコントローラを交換した際の
初期設定の動作シーケンスを示すフローチャートであ
る。
【図4】表示装置の一構成例を示す図である。
【図5】操作パネルの一構成例を示す図である。
【符号の説明】
100 コンテナ、10 コンテナ用冷凍装置、20
コントローラ、21CPU、22 メモリ、30 冷凍
機構、40 表示部、50 操作パネル、60 温度セ
ンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のコンテナ用冷凍装置(10)
    に設置されるコントローラ(20)であって、 前記複数種類のコンテナ用冷凍装置のそれぞれに適用さ
    れる複数の初期パラメータを前記複数種類分記憶する記
    憶手段(22)を有しており、 前記記憶手段(22)から、当該コントローラ(20)
    の設置される前記コンテナ用冷凍装置(10)の種類に
    応じた前記複数の初期パラメータに基づいて初期設定を
    行うことを特徴とするコンテナ用冷凍装置のコントロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンテナ用冷凍装置の
    コントローラにおいて、 前記コンテナ用冷凍装置(10)の種類を入力するため
    の操作入力手段(50)をさらに有することを特徴とす
    るコンテナ用冷凍装置のコントローラ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のコンテナ用冷凍装置の
    コントローラにおいて、 前記操作入力手段は操作パネルであることを特徴とする
    コンテナ用冷凍装置のコントローラ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のコンテナ用冷凍装置のコントローラにおいて、 前記コンテナ用冷凍装置(10)の異なる種類に適用さ
    れる前記複数の初期パラメータが同一である場合に、前
    記記憶手段(22)は、前記複数の初期パラメータを前
    記異なる種類で共有するように記憶することを特徴とす
    るコンテナ用冷凍装置のコントローラ。
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