JP2012189276A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作表示用の基板と、制御用の基板とを備える冷蔵庫であって、基板の取付け間違いを防止できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】操作表示用マイコン62が制御用マイコン52に操作表示基板60を特定するための基板特定データを送信する。送信された基板特定データと、制御用マイコン52に予め記憶された基板特定用のデータとを照合することで、操作表示基板60の取付け間違いを判定することにより、制御基板50に誤った操作表示基板60が接続されるといった基板の取付け間違いを防止できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に制御基板と表示基板のそれぞれにマイコンが搭載された冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫本体側に備えられた制御手段と、冷蔵庫扉側に設けられた表示手段とを備えた冷蔵庫がある。制御手段は、庫内温度などを制御する温度制御部などを構成する制御基板を備えており、表示手段は、表示部を構成する表示基板を備えている。
このような冷蔵庫では、制御基板と表示基板のそれぞれにマイコンを搭載し、冷蔵庫本体側の制御手段から冷蔵庫扉側の表示手段に電源を供給する給電手段と、制御基板のマイコンと表示基板のマイコンとの間で通信する通信手段とを備えることで、制御基板と表示基板との間の信号線などの配線量を低減している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−269848号公報
近年、冷蔵庫の機能が複雑化し、特定の機能を備えた機種と備えない機種があるなど、冷蔵庫の機種のバリエーションが増える一方、コストダウンのために部品の共用化が進んでいる。このため、制御基板は複数の冷蔵庫で共用し、表示基板は、その冷蔵庫が備えた機能に応じた表示基板を選択するという場合が生じている。また、同じ機能を備えた機種でも、冷蔵庫の容量によって制御基板が異なる制御データを有しているという場合も生じている。
しかし、このように、ある制御基板に接続可能な表示基板が複数存在する場合や、冷蔵庫に接続可能な制御基板が複数存在する場合などには、工場で冷蔵庫を組立てる際や、修理などで基板を交換する際に、誤った表示基板や制御基板が接続されてしまうという恐れが生じる。例えば、冷蔵庫本体は特定の機能を有しているのに、その機能を有していない冷蔵庫用の表示基板が誤って接続されてしまう恐れがある。または、冷蔵庫の容量と異なる容量の制御基板が誤って接続されてしまう恐れが有る。このような場合、本来、冷蔵庫が有している特定の機能が発揮できなくなるといった不具合が生じていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、基板の取付け間違いを防止できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、操作手段と表示手段の少なくとも一つが接続された操作表示基板と、前記操作表示基板と通信線で接続された制御基板と、前記操作表示基板に設けられた操作表示用マイコンと、前記制御基板に設けられた制御用マイコンとを備え、前記操作表示用マイコンが前記制御用マイコンに送信する前記操作表示基板を特定するための基板特定データと、前記制御用マイコンに予め記憶された基板特定用のデータとを照合することで、前記操作表示基板の取付け間違いを判定するものである。
これにより、工場で冷蔵庫を組立てる際や、修理などで基板を交換する際に、作業者は、取り付けた操作表示基板が誤った仕様の基板であることを容易に認識でき、基板の取付け間違いを防止できる。
本発明は、制御基板や表示基板が誤って取付けられていることを、作業者に容易に認識させることで、基板の取付け間違いを防止できる冷蔵庫を実現できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態1における、操作表示手段の概略構成図 本発明の実施の形態1における制御装置のブロック図 本発明の実施の形態1における制御装置が行うフローチャート
第1の発明は、操作手段と表示手段の少なくとも一つが接続された操作表示基板と、操作表示基板と通信線で接続された制御基板と、操作表示基板に設けられた操作表示用マイコンと、制御基板に設けられた制御用マイコンとを備え、操作表示用マイコンが制御用マイコンに送信する操作表示基板を特定するための基板特定データと、制御用マイコンに予め記憶された基板特定用のデータとを照合することで、操作表示基板の取付け間違いを判定するものである。これにより、工場で冷蔵庫を組立てる際や、修理などで基板を交換する際に、作業者は、取り付けた操作表示基板が誤った仕様の基板であることを容易に認識でき、基板の取付け間違いを防止できる。
第2の発明は、特に第1の発明において、操作表示用マイコンが制御用マイコンに冷蔵庫の機種を特定するための機種特定データを送信し、基板特定データと機種特定データの組合せと、制御用マイコンに予め記憶された組合せとを照合することで、操作表示基板の取付け間違いを判定するものである。これにより、作業者は、取り付けた操作表示基板が、冷蔵庫の仕様に応じた制御表示基板ではないことを容易に認識できるため、制御基板に接続可能な操作表示基板が複数存在する場合であっても、基板の取付け間違いを防止できる。
第3の発明は、特に第1の発明において、操作表示用マイコンが制御用マイコンに冷蔵庫の機種を特定するための機種特定データを送信し、前記機種特定データと、前記制御用マイコンに予め記憶された制御基板特定用のデータとを照合することで、制御基板の取付け間違いを判定するものである。これにより、作業者は、取り付けた制御基板が、冷蔵庫の仕様に応じた制御基板ではないことを容易に認識できるため、冷蔵庫の仕様により接続可能な制御基板が複数存在する場合であっても、基板の取付け間違いを防止できる。
第4の発明は、特に第2または第3の発明において、機種特定データは、操作手段により入力されるものである。これにより、別途の入力手段を設ける必要がないため、生産コストをかけることなく基板の取付け間違いの防止を実現できる。また、修理等で基板を交換する場合には、冷蔵庫の設置場所へ別途の入力手段を持っていく必要がないので、作業者に負担を強いることなく、基板の取付け間違いの防止を実現できる。
第5の発明は、特に第1〜4のいずれか1つの発明において、操作表示基板は冷蔵庫の前面側に設けられ、制御基板は冷蔵庫の背面側に設けられたものである。これにより、作業者は、冷蔵庫の前面側で操作表示基板を取り付けた作業者は、冷蔵庫の周囲を移動し、背面側に設けられた制御基板を確認することなく、取付けた操作表示基板が誤った仕様の基板であることを容易に認識でき、基板の取付け間違いを防止できる。
以下、本発明の冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図である。図1において、冷蔵庫21は、観音開き式の扉を備える冷蔵庫であり、断熱箱体内に複数に区画された貯蔵室を備えている。
具体的には貯蔵室として、上部より冷蔵室22、製氷室23、製氷室23に併設され室内の温度が変更可能な切換室24、冷凍室25、および野菜室26を備えている。また、冷蔵室22の内部の右側下部(切換室24の上方)には、チルド室またはパーシャル室(図示せず)が設けられている。
各貯蔵室の開口部には、例えばウレタンのような発泡断熱材を発泡充填した断熱扉が設けられている。具体的には、冷蔵室22には断熱箱体の開口部を開閉可能に塞ぐ左扉31aおよび右扉31bが設けられている。
また、製氷室23、切換室24、冷凍室25、および野菜室26は引き出し式の貯蔵室であり、それぞれ引き出し式の扉32、扉33、扉34、および扉35が設けられている。
冷凍室25と野菜室26の後側には、冷却器(図示せず)およびファン(図示せず)が設けられており、冷蔵庫21の本体上部に設置された圧縮機(図示せず)が駆動することにより、冷却器から冷却された空気(冷気)がダンパを介して各貯蔵室に送られる。また、それぞれの貯蔵室ごとに所定の温度に冷却制御される。
また、右扉31bの右側上方には冷蔵庫21の機種名を示すラベルなどの表示40が貼り付けられている。さらに、右扉31bには、右扉31bの回動軸とは反対側の端辺に沿って扉化粧板41が取り付けられている。扉化粧板41には裏側から操作表示手段42が取り付けられており、その取り付け位置は、一般的な使用者や作業者の目の高さ程度の高さ位置である。
図2は、操作表示手段42の構成図である。図2に示すように、操作表示手段42には、表示手段を備えている。表示手段は、上から順に省エネ運転を行っているかどうかなどの運転状態を表示する運転状態表示手段43、冷蔵庫21の異常などを表示する異常表示手段45、使用者により設定された状態などを表示する複数個の状態表示手段46などから構成されている。また、表示手段の下部には、操作手段として、設定温度調節や運転モード切換えを行なう複数個の操作スイッチ47が設けられている。
さらに、運転状態表示手段43と異常表示手段45の間には、冷蔵庫21周囲の明るさを検知する照度検知手段44が設けられている。照度検知手段44は、内部にフォトダイオードやフォトトランジスタの受光素子を内蔵した光センサーで構成されている。
運転状態表示手段43、状態表示手段46は、発光ダイオード(LED)で構成されている。また、異常表示手段45は、7つのLEDを組合せた7セグメントLEDを2つ並べて構成されている。
操作スイッチ47は、上から順に、上移動スイッチ、メニュースイッチ、下移動スイッチと対応付けられている。例えば、冷蔵室22の温度レベルを変更する場合には、使用者
は、まず、メニュースイッチを押し、状態表示手段46に「冷蔵」の表示がされるように、上移動スイッチ、または、下移動スイッチを操作する。そして、状態表示手段46に「冷蔵」が表示された状態で、再び、メニュースイッチを押し、冷蔵室22の温度レベルを変更するモードに入り、上移動スイッチ、または、下移動スイッチにより、状態表示手段46に「強」、「中」、「弱」のいずれかを表示させ、さらにメニュースイッチを押すことで、温度レベルを選択する。このように、操作スイッチ47により、貯蔵室の部屋毎に温度調節できる。
操作表示手段42は、光センサー、LED、操作表示用マイクロコンピュータ(操作表示用マイコン)などが実装された操作表示基板を備えており、操作表示基板は、扉化粧板41の内側に設けられている。また、冷蔵庫21の本体背面上部には、制御手段が設けられている。制御手段は、制御用マイクロコンピュータ(制御用マイコン)などが実装された制御基板を備えている。
図3は、制御手段と操作表示手段とで構成された制御装置のブロック図である。図3において、制御基板50は、商用電源が印加される電源手段51と、電源手段51から電源が供給されて駆動する制御用マイコン52、操作表示基板60に電源を供給する給電手段53、操作表示基板60との制御信号の通信を行う制御基板側送受信手段54とを備えている。
制御用マイコン52には、ファンを駆動するファン駆動手段55、圧縮機を駆動する圧縮機駆動手段56、ダンパの開閉を行うダンパ駆動手段57、各貯蔵室の温度を検出する温度検出手段58などが電気的に接続されている。
操作表示基板60は、給電手段53から電源の供給を受ける受電手段63、受電手段63から電源が供給されて駆動する操作表示用マイコン62、制御基板50との制御信号の通信を行う操作表示基板側送受信手段64とを備えている。
操作表示用マイコン62には、運転状態表示手段43、照度検知手段44、異常表示手段45、複数個の状態表示手段46、操作スイッチ47が電気的に接続されており、照度検知手段44や、操作スイッチ47からの入力信号に応じて、運転状態表示手段43、状態表示手段46に制御信号を送り、適切な表示を行う。
制御基板側送受信手段54と操作表示基板側送受信手段64との間は、コネクタなど有する通信線で接続されている。これにより、温度検出手段58が検出し制御用マイコン52に入力された各貯蔵室の温度に関する情報や、圧縮機などの異常に関する情報は、制御基板側送受信手段54、操作表示基板側送受信手段64を介して、操作表示用マイコン62に送信され、状態表示手段46や、異常表示手段45に表示される。または、操作スイッチ47から操作表示用マイコン62に入力された各貯蔵室の設定温度に関する情報は、操作表示基板側送受信手段64、制御基板側送受信手段54を介して、制御用マイコン52に送信され、温度検出手段58の検出値に応じて、各貯蔵室の温度が設定された温度となるように、ファン駆動手段55、圧縮機駆動手段56、ダンパ駆動手段57などに制御信号を送り、ファンや圧縮機の運転や、ダンパの開閉を調整する。
以上のように、構成された冷蔵庫について、特に、本実施の形態の特徴である操作表示基板60の取付け間違いを防止するために行われる制御装置の動作、作用を、図3のフローチャートに基づき説明する。
冷蔵庫21に商用電源に接続し、操作スイッチ47が予め定められた操作が行われたか否か、すなわち、制御基板や操作表示基板の誤取付を判定する検査モードに入っているか
否かを判定する(ステップS0)、検査モードに入った場合には、ステップS1に進む。そして、制御用マイコン52は、運転状態表示手段43、異常表示手段45、状態表示手段46のいずれかを点灯するように、操作表示用マイコン62へ指示する。例えば、異常表示手段45に、例えば、「−−」を表示することで、検査モードであることを、作業者が容易に認識できるようにする。一方、ステップS0で検査モードでない場合には、通常の冷蔵庫の制御運転に移行する。
ステップS1で、制御用マイコン52は、制御基板側送受信手段54、操作表示基板側送受信手段64を介して、操作表示用マイコン62に、操作基板の種類を識別するために予め定められた基板特定データの返信を要求する。そして、ステップS2で、操作表示用マイコン62が基板特定データを返信があったか否かを確認する。
ステップS2において、基板特定データの返信がなかった場合には、操作表示基板60が全く接続されていないか、操作表示基板60が故障していると判断し、ステップS3に進む。ステップS3では、制御用マイコン52は、給電手段53に操作表示用マイコン62への電源供給を停止するように指示する。
ステップS2において、基板特定データの返信があった場合には、ステップS4に進む。ステップS4で、制御用マイコン52は、操作表示用マイコン62から受信した基板特定データが、制御基板50に設けられた不揮発性メモリ(図示せず)に予め記憶された複数の基板特定用のデータの1つと一致するか否かを確認する。
ステップS4において、操作表示用マイコン62から受信した基板特定データが、不揮発性メモリに記憶された複数の基板特定用のデータの1つと一致しない場合には、誤った操作表示基板60が取付けられていると判断し、ステップS5に進む。ステップS5では、制御用マイコン52は、異常表示手段45に予め定められた第1のエラー番号を表示するように、操作表示用マイコン62へ指示する。
ステップS4で、操作表示用マイコン62から受信した基板特定データが、不揮発性メモリに記憶された複数の基板特定用のデータの1つと一致した場合には、少なくとも、接続された操作表示基板60は、制御基板50に接続可能な種類の基板であると判断し、ステップS6に進む。
ステップS6では、制御用マイコン52は、運転状態表示手段43、異常表示手段45、状態表示手段46のいずれかを点灯するように、操作表示用マイコン62へ指示する。例えば、異常表示手段45に、冷蔵庫21の機種を識別する番号(以下、機種識別番号と称する。例えば、機種名の下2桁を16進数に変換した番号)の入力を作業者に促す予め定められた数字または記号を表示させる。この数字または記号を確認することで、作業者は、次に行う作業が冷蔵庫21の機種識別番号の入力であることを認識できる。そして、作業者は、表示40の機種名を確認し、操作スイッチ47からその機種名に対応する機種識別番号を入力する。
次に、ステップS7に進み、作業者によって、操作スイッチ47から機種識別番号が入力されるのを待ち、機種識別番号が入力されるとステップS8に進む。ステップS8では、制御用マイコン52は、機種識別番号を機種特定データに変換し、返信するように、操作表示用マイコン62に要求する。
ステップS9で、制御用マイコン52は、操作表示用マイコン62から受信した機種特定データとステップS4で取り込んだ基板特定データの組合せが、制御基板50に設けられた不揮発性メモリに予め記憶された組合せと一致するか否かを確認する。
ステップS9において、機種特定データと基板特定データの組合せが、不揮発性メモリに予め記憶された組合せに一致しない場合には、操作表示基板60は、制御基板50に接続可能な種類の基板ではあるものの、冷蔵庫21が有する機能に応じた操作表示基板ではないと判断し、ステップS10に進む。
ステップS10では、制御用マイコン52は、異常表示手段45に予め定められた第2のエラー番号を表示するように、操作表示用マイコン62へ指示する。
ステップS10において、機種特定データと基板特定データの組合せが、不揮発性メモリに予め記憶された組合せと一致した場合には、取付けられた操作表示基板60は正しい操作表示基板であるため、ステップS11に進む。
ステップS11で、制御用マイコン52は、操作表示用マイコン62から受信した機種特定データが、制御基板50に設けられた不揮発性メモリに予め記憶された複数の制御基板特定用のデータの1つと一致するか否かを確認する。
ステップS11において、機種特定データと複数の制御基板特定用のデータの1つとが一致しない場合には、操作表示基板60は、制御基板50に接続可能な種類の基板ではあるものの、冷蔵庫21が有する機能や容量に応じた制御基板ではないと判断し、ステップS12に進む。
ステップS12では、制御用マイコン52は、異常表示手段45に予め定められた第3のエラー番号を表示するように、操作表示用マイコン62へ指示する。
ステップS11において、機種特定データと複数の制御基板特定用のデータの1つとが一致した場合には、取付けられた制御基板50は正しい制御基板であるため、本プログラムルーチンを終了し、通常の冷蔵庫の制御運転に移行する。
本実施の形態では、操作表示基板60から基板特定データの返信がなかった場合には、給電手段53から操作表示用マイコン62への電源供給が停止するため、運転状態表示手段43、異常表示手段45、複数個の状態表示手段46のいずれもが消灯する。これにより、工場で冷蔵庫を組立てる際や、修理などで基板を交換する際に、作業者は、操作表示基板60が接続されていないか、または、取付けられた操作表示基板60が故障していることを容易に認識でき、基板の取付け間違いを防止できる。また、電源供給が停止されるため、操作表示基板60に設けられた操作表示用マイコン62のプログラムが誤って暴走することも防止できる。
また、本実施の形態では、操作表示用マイコン62から受信した基板特定データが、不揮発性メモリに記憶された複数の基板特定用のデータの1つと一致しない場合には、異常表示手段45に予め定められた第1のエラー番号を表示する。これにより、作業者は、制御基板50に接続できない誤った操作表示基板60が取付けられていることを容易に認識でき、基板の取付け間違いを防止できる。
特に、不揮発性メモリに記憶された複数の基板特定用のデータが1つのみである場合には、先のステップ(ステップS6以下)に進むことなく、この時点で、冷蔵庫21が有する機能に応じた制御表示基板ではない誤った操作表示基板60が取付けられていることを認識できる。
また、本実施の形態では、作業者の機種識別番号の入力待ち状態であることを、運転状
態表示手段43、異常表示手段45、状態表示手段46のいずれかを点灯することで、作業者に知らせる。これにより、作業者は、次に行う作業が冷蔵庫21の機種識別番号の入力であることを容易に認識でき、作業者は基板の取付け間違いを確認する手順を誤ることもない。
さらに、作業者は、表示手段や操作スイッチ47と同じ扉に示された表示40の機種名を確認し、その機種名に対応する機種識別番号を入力するので、作業者は冷蔵庫21の周囲を移動し、冷蔵庫21の背面上部に設けられた制御手段の制御基板50などを確認する必要がないので、基板の取付け間違いを確認する作業が負担となることもない。
さらに、本実施の形態では、操作スイッチ47から機種識別番号を入力するので、別途の入力手段を設ける必要がないため、生産コストをかけることなく基板の取付け間違いの防止を実現できる。また、修理等で基板を交換する場合には、冷蔵庫21の設置場所へ別途の入力手段を持っていく必要もないので、作業者に負担を強いることもない。
また、本実施の形態では、機種特定データと基板特定データの組合せが、不揮発性メモリに予め記憶された組合せに一致しない場合には、異常表示手段45に予め定められた第2のエラー番号を表示する。これにより、作業者は、第2のエラー番号を確認することで、冷蔵庫21が有する機能に応じた制御表示基板ではない誤った操作表示基板60が取付けられていることを容易に認識でき、基板の取付け間違いを防止できる。
また、本実施の形態では、機種特定データと、不揮発性メモリに予め記憶された制御基板特定用のデータの1つと一致しない場合には、異常表示手段45に予め定められた第3のエラー番号を表示する。これにより、作業者は、第3のエラー番号を確認することで、冷蔵庫21が有する機能や容量に応じた制御基板ではない誤った制御基板50が取付けられていることを容易に認識でき、基板の取付け間違いを防止できる。
なお、以上の本実施の形態では、制御基板50の制御用マイコン52が操作表示基板60の操作表示用マイコン62に、基板特定データや機種特定データの送信を要求するものとして説明したが、操作表示基板60の操作表示用マイコン62が制御基板50の制御用マイコン52に、基板特定データや機種特定データの送信を要求するものとしてもよい。この場合には、機種特定データは、予め操作表示基板60に設けられたディップスイッチで設定するものとすればよい。あるいは、操作表示基板60に設けられた入力用コネクタに、別途の入力手段を接続し、入力するものとしてもよい。
また、ステップS9を実行したあと、ステップS11を省略するようにしてもよい。あるいは、ステップS9とステップS11を実行する順序を入れ替え、ステップS11を行った後にステップS9を行ってもよい。
また、操作表示基板60は操作手段と表示手段の両方が接続されるものとして説明したが、少なくともいずれか一方を制御するものとし、他方は制御基板50に接続されていてもよい。
また、冷蔵庫21は観音開き式の扉を備える冷蔵庫であり、右扉31bに、操作表示基板60、表示手段、操作スイッチ47などが配置されるとしたが、作業者や使用者の利便性が維持されるのであれば、操作表示基板60、表示手段、操作スイッチ47などは右扉31b以外に取り付けられてもよい。例えば、左扉31aの回動軸とは反対側の端辺に沿って表示手段、操作スイッチ47などを配置してもよい。
また、操作表示基板60、表示手段、操作スイッチ47などは、いわゆる片開き式の冷
蔵庫の前面に取り付けられてもよい。
また、表示手段はLEDで構成されるものとして説明したが、液晶画面であってもよい。
また、制御基板50は、冷蔵庫21の背面上部に取り付けられるものとして説明したが、例えば、背面下部に取り付けられていても良い。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、制御基板と表示基板とが誤った組合せで取付けられていることを、作業者に容易に認識させることで、基板の取付け間違いを防止できることとなり、家庭用および業務用など様々な種類および大きさの冷蔵庫等に適用できる。
21 冷蔵庫
22 冷蔵室
23 製氷室
24 切換室
25 冷凍室
26 野菜室
31a 左扉
31b 右扉
32、33、34、35 扉
40 表示
41 扉化粧板
42 操作表示手段
43 運転状態表示手段
44 照度検知手段
45 異常表示手段
46 状態表示手段
47 操作スイッチ
50 制御基板
51 電源手段
52 制御用マイコン
53 給電手段
54 制御基板側送受信手段
55 ファン駆動手段
56 圧縮機駆動手段
57 ダンパ駆動手段
58 温度検出手段
60 操作表示基板
62 操作表示用マイコン
63 受電手段
64 操作表示基板側送受信手段

Claims (5)

  1. 操作手段と表示手段の少なくとも一つが接続された操作表示基板と、前記操作表示基板と通信線で接続された制御基板と、前記操作表示基板に設けられた操作表示用マイコンと、前記制御基板に設けられた制御用マイコンとを備え、前記操作表示用マイコンが前記制御用マイコンに送信する前記操作表示基板を特定するための基板特定データと、前記制御用マイコンに予め記憶された基板特定用のデータとを照合することで、前記操作表示基板の取付け間違いを判定することを特徴とした冷蔵庫。
  2. 前記操作表示用マイコンが前記制御用マイコンに冷蔵庫の機種を特定するための機種特定データを送信し、前記基板特定データと前記機種特定データの組合せと、前記制御用マイコンに予め記憶された組合せとを照合することで、前記操作表示基板の取付け間違いを判定することを特徴とした請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記操作表示用マイコンが前記制御用マイコンに冷蔵庫の機種を特定するための機種特定データを送信し、前記機種特定データと、前記制御用マイコンに予め記憶された制御基板特定用のデータとを照合することで、前記制御基板の取付け間違いを判定することを特徴とした請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記機種特定データは、前記操作手段により入力されることを特徴とした請求項2または3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記操作表示基板は冷蔵庫の前面側に設けられ、前記制御基板は冷蔵庫の背面側に設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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Cited By (2)

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