JP2001253726A - 光ファイバ母材製造方法、光ファイバ母材、光ファイバ製造方法および光ファイバ - Google Patents

光ファイバ母材製造方法、光ファイバ母材、光ファイバ製造方法および光ファイバ

Info

Publication number
JP2001253726A
JP2001253726A JP2000067462A JP2000067462A JP2001253726A JP 2001253726 A JP2001253726 A JP 2001253726A JP 2000067462 A JP2000067462 A JP 2000067462A JP 2000067462 A JP2000067462 A JP 2000067462A JP 2001253726 A JP2001253726 A JP 2001253726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
refractive index
fiber preform
manufacturing
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000067462A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4345180B2 (ja
Inventor
Masashi Onishi
正志 大西
Masaaki Hirano
正晃 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2000067462A priority Critical patent/JP4345180B2/ja
Publication of JP2001253726A publication Critical patent/JP2001253726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4345180B2 publication Critical patent/JP4345180B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/01205Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments
    • C03B37/01211Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments by inserting one or more rods or tubes into a tube
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2201/00Type of glass produced
    • C03B2201/06Doped silica-based glasses
    • C03B2201/08Doped silica-based glasses doped with boron or fluorine or other refractive index decreasing dopant
    • C03B2201/12Doped silica-based glasses doped with boron or fluorine or other refractive index decreasing dopant doped with fluorine
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2201/00Type of glass produced
    • C03B2201/06Doped silica-based glasses
    • C03B2201/30Doped silica-based glasses doped with metals, e.g. Ga, Sn, Sb, Pb or Bi
    • C03B2201/31Doped silica-based glasses doped with metals, e.g. Ga, Sn, Sb, Pb or Bi doped with germanium
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2203/00Fibre product details, e.g. structure, shape
    • C03B2203/10Internal structure or shape details
    • C03B2203/22Radial profile of refractive index, composition or softening point
    • C03B2203/23Double or multiple optical cladding profiles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2203/00Fibre product details, e.g. structure, shape
    • C03B2203/10Internal structure or shape details
    • C03B2203/22Radial profile of refractive index, composition or softening point
    • C03B2203/26Parabolic or graded index [GRIN] core profile

Abstract

(57)【要約】 【課題】 断面における各部の形状の比円率が小さい光
ファイバ母材を製造する方法を提供する。 【解決手段】 GeO2が添加されたコア部30を作製
し、このコア部30の周囲に実質的に純シリカガラスか
らなるサポート部30Aを形成し、このサポート部30
Aの周囲にF元素が添加された第1クラッド部31を形
成して、これをロッド40とする。外側クラッド部39
となるべき外側クラッドパイプ39Aにロッド40を挿
入して、ロッド40および外側クラッドパイプ39Aを
加熱一体化して延伸し、外側クラッドパイプ39Aを外
側クラッド部39とする。さらに外側クラッド部39の
周囲にジャケット付けすることで、光ファイバ母材を製
造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ母材お
よびその製造方法ならびに光ファイバおよびその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバの屈折率プロファイルは、種
々のものが知られており、所望の特性を奏するよう適切
に設計される。例えば、波長1.55μmで波長分散が
負であるような分散補償光ファイバは、図7に屈折率プ
ロファイルを示すように、光軸中心から順にコア領域
(屈折率n0)、第1クラッド領域(屈折率n1)および
外側クラッド領域(屈折率nout)を有し、各屈折率の
大小関係が n0>nout>n 1 である。
【0003】このような屈折率プロファイルを有する光
ファイバは、図8に示す工程で製造される。すなわち、
(1) GeO2が添加されたシリカのコアロッド(光ファ
イバのコア領域となるべきもの)10を作製し、(2) F
元素が添加されたシリカの第1クラッドパイプ(光ファ
イバの第1クラッド領域となるべきもの)11を作製
し、(3) 通常は純シリカガラスからなる外側クラッドパ
イプ(光ファイバの外側クラッド領域となるべきもの)
19を作製する。
【0004】そして、(4) コアロッド10を第1クラッ
ドバイプ11の中に挿入して両者を加熱一体化して延伸
してロッド20を形成し、(5) このロッド20を外側ク
ラッドバイプ19の中に挿入して両者を加熱一体化して
延伸し、(6) この一体化されて延伸されたものにジャケ
ット付けすることで光ファイバ母材を製造し、(7) この
光ファイバ母材を線引することで光ファイバを製造す
る。上記の(6)の工程で製造された光ファイバ母材は、
光ファイバの屈折率プロファイルと同様の屈折率プロフ
ァイルを有しており、光軸中心から順にコア部(屈折率
0)、第1クラッド部(屈折率n1)および外側クラッ
ド部(屈折率nout)を有し、各屈折率の大小関係が n
0>nout>n1 である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
光ファイバ製造方法は以下のような問題点を有している
ことを本願発明者は見出した。図9は、従来の光ファイ
バ製造方法の問題点の説明図である。この図は、ロッド
20を外側クラッドバイプ19の中に挿入して両者を加
熱一体化する工程(上記の(5)の工程)において、中心
軸を含む面で切断したときのロッド20および外側クラ
ッドバイプ19の断面を示している。同図(a)は、中
心軸を垂直にして加熱一体化する縦型プロセスを示し、
同図(b)は、中心軸を水平にして加熱一体化する横型
プロセスを示す。これらの図に示すように、外側クラッ
ドパイプ19の周囲に設けられる円環状のヒータ1によ
る加熱により、ロッド20および外側クラッドバイプ1
9が加熱されて両者が一体化される。
【0006】このとき、ロッド20は、GeO2やF元
素が比較的高濃度に添加されたシリカガラスであり、軟
化点が比較的低く、粘性が比較的低い。これに対して、
外側クラッドパイプ19は、純シリカガラス(または、
不純物が比較的低濃度に添加されたシリカガラス)であ
るので、軟化点が比較的高く、粘性が比較的高い。した
がって、互いに粘性が異なるロッド20および外側クラ
ッドパイプ19を加熱すると、粘性が低いロッド20は
自重等により変形する。この変形の結果、図示するよう
に光ファイバ母材の断面における各部の形状は非円化
し、ひいては、この光ファイバ母材を線引して得られる
光ファイバの断面における各領域の形状も非円化するの
で、この光ファイバの偏波モード分散等の光学特性は劣
化する。
【0007】本発明は、上記問題点を解消する為になさ
れたものであり、断面における各部の形状の比円率が小
さい光ファイバ母材、このような光ファイバ母材を製造
する方法、断面における各領域の形状の比円率が小さい
光ファイバ、および、このような光ファイバを製造する
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光ファイバ
母材製造方法は、GeO2が添加されたコア部(屈折率
0)と、このコア部を取り囲みF元素が添加された第
1クラッド部(屈折率n1)と、この第1クラッド部を
取り囲む外側クラッド部(屈折率nout、ただし、n0
out>n1)とを、少なくとも有するシリカベースの光
ファイバ母材を製造する方法であって、実質的に純シリ
カガラスからなるサポート部がコア部と第1クラッド部
との間に設けられたロッドを作製するロッド作製工程
と、外側クラッド部となるべき外側クラッドパイプにロ
ッドを挿入して外側クラッドパイプおよびロッドを加熱
一体化する加熱一体化工程とを備え、製造後に得られた
光ファイバ母材においてサポート部の厚みをコア部の半
径の1/2以下とすることを特徴とする。
【0009】この光ファイバ製造方法によれば、実質的
に純シリカガラスからなるサポート部がコア部と第1ク
ラッド部との間に設けられたロッドが外側クラッドパイ
プに挿入されて、これら外側クラッドパイプおよびロッ
ドが加熱一体化され、さらにジャケット付けされて、光
ファイバ母材が製造される。ロッド内に設けられた純シ
リカガラスからなるサポート部の粘性が高いことから、
加熱一体化の際のロッドの変形が防止されるので、製造
された光ファイバ母材の非円率は小さくなる。
【0010】本発明に係る光ファイバ母材は、シリカベ
ースのものであって、GeO2が添加されたコア部(屈
折率n0、外径2a)と、このコア部を取り囲み実質的
に純シリカガラスからなるサポート部(外径2b、ただ
し、b−a≦a/2)と、このサポート部を取り囲みF
元素が添加された第1クラッド部(屈折率n1)と、こ
の第1クラッド部を取り囲む外側クラッド部(屈折率n
out、ただし、n0>n out>n1)とを、少なくとも有す
ることを特徴とする。この光ファイバ母材は、上記の光
ファイバ母材製造方法により製造されたものであり、非
円率が小さい。
【0011】なお、第1クラッド部と外側クラッド部と
の間に第2クラッド部(屈折率n2、ただし、n0>n2
>nout>n1)を更に有していてもよいし、さらに、第
2クラッド部と外側クラッド部との間に第3クラッド部
(屈折率n3、ただし、n0>n2>nout>n3>n1)を
更に有していてもよい。これら何れの光ファイバ母材
も、上記の光ファイバ母材製造方法により製造され、非
円率が小さい。
【0012】本発明に係る光ファイバ母材では、外側ク
ラッド部は、第1クラッド部に添加されたF元素の濃度
より低い濃度のF元素が添加されていることを特徴とす
る。また、外側クラッド部は、純シリカガラスに対する
比屈折率差が0.05%以上となる濃度のCl元素が添
加されていることを特徴とする。これらの場合には、外
側クラッド部の粘性が低下する。したがって、線引の際
に付与された線引張力は、光ファイバの外側クラッド領
域に集中することなく、粘性が高いサポート領域に集中
して残留するので、サポート領域の屈折率を低下させる
上で好適である。
【0013】本発明に係る光ファイバ製造方法は、上記
の光ファイバ母材を線引して光ファイバを製造すること
を特徴とする。この光ファイバ製造方法によれば、線引
の際に付与された線引張力は、粘性が高いサポート領域
に冷却時に集中して残留し、この残留応力に因りサポー
ト領域の屈折率が低下する。特に、光ファイバ母材を線
引する際の線引張力は147N/mm2以上であるのが
好適であり、この場合には、所望の屈折率プロファイル
を有し非円率が小さい光ファイバ(すなわち、所望の光
学特性を有する光ファイバ)を製造することができる。
【0014】本発明に係る光ファイバは、上記の光ファ
イバ製造方法を用いて製造されたことを特徴とする。こ
の光ファイバは、所望の屈折率プロファイルを有し、非
円率が小さく、偏波モード分散が小さい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を
省略する。以下では、図7に示した屈折率プロファイル
を有する光ファイバを製造する場合について主に説明す
る。
【0016】図1は、本実施形態に係る光ファイバ母材
製造方法の工程説明図である。この図では、中心軸に垂
直な面で切断したときの各ロッドおよび各パイプの断面
を示す。先ず、GeO2が添加されたコア部30を作製
し、このコア部30の周囲に実質的に純シリカガラスか
らなるサポート部30Aを形成し、このサポート部30
Aの周囲にF元素が添加された第1クラッド部31を形
成して、これをロッド40とする。このロッド40は、
OVD法やVAD法により作製される。
【0017】一方、外側クラッド部39となるべき外側
クラッドパイプ39Aを用意する。この外側クラッドパ
イプ39Aは、純シリカガラスであってもよいし、第1
クラッド部31に添加されたF元素の濃度より低い濃度
のF元素が添加されているのも好適であり、また、純シ
リカガラスに対する比屈折率差が0.05%以上となる
濃度のCl元素が添加されているのも好適である。
【0018】そして、ロッド40を外側クラッドパイプ
39Aに挿入して、ロッド40および外側クラッドパイ
プ39Aを加熱一体化して延伸し、更にその周囲にOV
D法またはVAD法によりジャケット付けして、外側ク
ラッドパイプ39Aとジャケット付けした部分39Bと
を外側クラッド部39として、光ファイバ母材を製造す
る。
【0019】図2は、本実施形態に係る光ファイバ母材
の屈折率プロファイルを示す図である。この光ファイバ
母材は、上記の光ファイバ母材製造方法により製造され
たものである。この図に示すように、この光ファイバ母
材は、光軸中心から順に、GeO2が添加されたコア部
30(屈折率n0、外径2a)、実質的に純シリカガラ
スからなるサポート部30A(屈折率ns、外径2
b)、F元素が添加された第1クラッド部31(屈折率
2、外径2c)および外側クラッド部39(屈折率n
out)を備える。外側クラッド部39は、純シリカガラ
スであり、或いは、第1クラッド部31に添加されたF
元素の濃度より低い濃度のF元素が添加されており、或
いは、純シリカガラスに対する比屈折率差が0.05%
以上となる濃度のCl元素が添加されている。各屈折率
の大小関係は n0>nout>n1 である。また、サポー
ト部30Aの厚み(b−a)は、コア部30の半径aの
1/2以下である。すなわち、b−a≦a/2 であ
る。なお、サポート部30Aの厚みがコア部30の半径
aの1/2を超えると、得られる光ファイバの波長分散
等の特性を所望のものとすることが困難となる。
【0020】図3は、加熱一体化後の光ファイバ母材の
非円率とサポート部30Aの厚みとの関係を示すグラフ
である。ここでは、ロッド40の外径を12mmとし、
外側クラッドパイプ39Aの外径を65mmとし内径を
15mmとした。純シリカガラスの屈折率を基準とし
て、コア部30の比屈折率差を2%とし、第1クラッド
部31の比屈折率差を−0.4%とし、外側クラッド部
39の比屈折率差を0%とした。コア部30および第1
クラッド部31それぞれの外径の比(2a/2c)を
0.4とした。
【0021】このグラフから判るように、サポート部3
0Aの厚みが大きいほど、加熱一体化後の光ファイバ母
材の非円率は小さく、この光ファイバ母材を線引して得
られる光ファイバの偏波モード分散PMDは小さい。こ
れは、ロッド40内に設けられた純シリカガラスからな
るサポート部30Aの粘性が高いことから、加熱一体化
の際のロッド40の変形を防止できることに因る。一
方、サポート部30Aの厚みが大きいほど、この光ファ
イバ母材を線引して得られる光ファイバの光学特性は設
計値との差が大きくなる。そこで、得られる光ファイバ
の光学特性と設計値との差を小さくする上で、サポート
部30Aの厚みをコア部30の半径の1/2以下とする
のが好適である。、光ファイバは、この光ファイバ母材
を線引することで製造される。図4は、線引後のサポー
ト部30Aの比屈折率差と線引張力との関係を示すグラ
フである。ここでは、光ファイバ母材のコア部30の比
屈折率差を2%とし、サポート部30Aの比屈折率差を
−0.4%とし、第1クラッド部31の比屈折率差を
0.1%とした。光ファイバのコア領域(光ファイバ母
材のコア部30に相当)の外径を2μmとし、サポート
領域(光ファイバ母材のサポート部30Aに相当)の外
径を3μmとし、第1クラッド領域(光ファイバ母材の
第1クラッド部31に相当)の外径を5μmとし、外側
クラッド領域(光ファイバ母材の外側クラッド部39に
相当)の外径を125μmとした。
【0022】このグラフから判るように、線引張力が大
きいほど、光ファイバのサポート領域の比屈折率差は小
さくなる。これは、線引の際に付与された線引張力は、
粘性が高いサポート領域に冷却時に集中して残留し、こ
の残留応力に因りサポート領域の屈折率が低下すること
に因る。光ファイバのサポート領域の屈折率を充分に低
下させるには、この線引張力は147N/mm2(15
kg/mm2)以上であるのが好適である。このよう
に、光ファイバ母材を高張力で線引することにより、図
7に示した屈折率プロファイルを有する光ファイバ(す
なわち、所望の光学特性を有する光ファイバ)を製造す
ることができる。
【0023】なお、第1クラッド部31に添加されたF
元素の濃度より低い濃度のF元素が外側クラッド部39
に添加されている場合や、また、純シリカガラスに対す
る比屈折率差が0.05%以上となる濃度のCl元素が
外側クラッド部39に添加されている場合には、外側ク
ラッド部39の粘性が低下する。したがって、線引の際
に付与された線引張力は、光ファイバの外側クラッド領
域に集中することなく、粘性が高いサポート領域に集中
して残留するので、サポート領域の屈折率を低下させる
上で好適である。
【0024】以上では、図7に示す屈折率プロファイル
を有する光ファイバを製造する場合、すなわち、図2に
示す屈折率プロファイルを有する光ファイバ母材を製造
する場合について説明したが、他の屈折率プロファイル
を有する光ファイバ母材を製造する場合も同様である。
【0025】図5は、他の実施形態に係る光ファイバ母
材の屈折率プロファイルを示す図である。この図に示し
た屈折率プロファイル有する光ファイバ母材は、図2に
示したものと比較すると、第1クラッド部31と外側ク
ラッド部39との間に第2クラッド部32((屈折率n
2、外径2d)を更に有している。各屈折率の大小関係
は、n0>n2>nout>n1 である。この光ファイバ母
材は、コア部30、サポート部30A、第1クラッド部
31および第2クラッド部32を含むロッドを作製し、
このロッドを外部クラッドパイプ(外部クラッド39と
なるべきもの)に挿入して加熱一体化して延伸し、さら
にジャケット付けすることで製造される。このようにし
て製造される光ファイバ母材(これを線引して得られる
光ファイバ)も非円率が小さいものとなる。
【0026】図6は、他の実施形態に係る光ファイバ母
材の屈折率プロファイルを示す図である。この図に示し
た屈折率プロファイル有する光ファイバ母材は、図5に
示したものと比較すると、第2クラッド部32と外側ク
ラッド部39との間に第3クラッド部33(屈折率
3、外径2e)を更に有している。各屈折率の大小関
係は、n0>n2>nout>n3>n1 である。この光ファ
イバ母材は、コア部30、サポート部30A、第1クラ
ッド部31、第2クラッド部32および第3クラッド部
33を含むロッドを作製し、このロッドを外部クラッド
パイプ(外部クラッド39となるべきもの)に挿入して
加熱一体化して延伸し、さらにジャケット付けすること
で製造される。このようにして製造される光ファイバ母
材(これを線引して得られる光ファイバ)も非円率が小
さいものとなる。
【0027】
【発明の効果】以上、詳細に説明したとおり、本発明に
係る光ファイバ母材製造方法によれば、実質的に純シリ
カガラスからなるサポート部がコア部と第1クラッド部
との間に設けられたロッドが外側クラッドパイプに挿入
されて、これら外側クラッドパイプおよびロッドが加熱
一体化され、さらにジャケット付けされて、光ファイバ
母材が製造される。ロッド内に設けられた純シリカガラ
スからなるサポート部の粘性が高いことから、加熱一体
化の際のロッドの変形が防止されるので、製造された光
ファイバ母材の非円率は小さくなる。
【0028】本発明に係る光ファイバ母材は、上記の光
ファイバ母材製造方法により製造されたものであり、非
円率が小さい。この光ファイバ母材では、外側クラッド
部は、第1クラッド部に添加されたF元素の濃度より低
い濃度のF元素が添加されているのが好適であり、ま
た、純シリカガラスに対する比屈折率差が0.05%以
上となる濃度のCl元素が添加されているのが好適であ
る。これらの場合には、外側クラッド部の粘性が低下す
る。したがって、線引の際に付与された線引張力は、光
ファイバの外側クラッド領域に集中することなく、粘性
が高いサポート領域に集中して残留するので、サポート
領域の屈折率を低下させる上で好適である。
【0029】本発明に係る光ファイバ製造方法は、上記
の光ファイバ母材を線引して光ファイバを製造するもの
であり、これによれば、線引の際に付与された線引張力
は、粘性が高いサポート領域に冷却時に集中して残留
し、この残留応力に因りサポート領域の屈折率が低下す
る。特に、光ファイバ母材を線引する際の線引張力は1
47N/mm2以上であるのが好適であり、この場合に
は、所望の屈折率プロファイルを有し非円率が小さい光
ファイバ(すなわち、所望の光学特性を有する光ファイ
バ)を製造することができる。
【0030】また、本発明に係る光ファイバは、上記の
光ファイバ製造方法を用いて製造されものであり、所望
の屈折率プロファイルを有し、非円率が小さく、偏波モ
ード分散が小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る光ファイバ母材製造方法の工
程説明図である。
【図2】本実施形態に係る光ファイバ母材の屈折率プロ
ファイルを示す図である。
【図3】加熱一体化後の光ファイバ母材の非円率とサポ
ート部の厚みとの関係を示すグラフである。
【図4】線引後のサポート部の比屈折率差と線引張力と
の関係を示すグラフである。
【図5】光ファイバ母材の屈折率プロファイルを示す図
である。
【図6】光ファイバ母材の屈折率プロファイルを示す図
である。
【図7】光ファイバの屈折率プロファイルを示す図であ
る。
【図8】光ファイバ母材の製造工程の説明図である。
【図9】従来の光ファイバ製造方法の問題点の説明図で
ある。
【符号の説明】
10…コアロッド、11…第1クラッドパイプ、19…
外側クラッドパイプ、20…ロッド、30…コア部、3
0A…サポート部、31…第1クラッド部、39…外側
クラッド部、40…ロッド。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H050 AA09 AB05X AB10Y AC03 AC13 AC34 AC38 4G021 BA02 BA04 HA05 4G062 AA06 BB02 CC07 LA03 LB08 LB10 NN01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GeO2が添加されたコア部(屈折率
    0)と、このコア部を取り囲みF元素が添加された第
    1クラッド部(屈折率n1)と、この第1クラッド部を
    取り囲む外側クラッド部(屈折率nout、ただし、n0
    out>n1)とを、少なくとも有するシリカベースの光
    ファイバ母材を製造する方法であって、 実質的に純シリカガラスからなるサポート部が前記コア
    部と前記第1クラッド部との間に設けられたロッドを作
    製するロッド作製工程と、前記外側クラッド部となるべ
    き外側クラッドパイプに前記ロッドを挿入して前記外側
    クラッドパイプおよび前記ロッドを加熱一体化する加熱
    一体化工程とを備え、 製造後に得られた光ファイバ母材において前記サポート
    部の厚みを前記コア部の半径の1/2以下とすることを
    特徴とする光ファイバ母材製造方法。
  2. 【請求項2】 GeO2が添加されたコア部(屈折率
    0、外径2a)と、このコア部を取り囲み実質的に純
    シリカガラスからなるサポート部(外径2b、ただし、
    b−a≦a/2)と、このサポート部を取り囲みF元素
    が添加された第1クラッド部(屈折率n1)と、この第
    1クラッド部を取り囲む外側クラッド部(屈折率
    out、ただし、n0>nout>n1)とを、少なくとも有
    することを特徴とするシリカベースの光ファイバ母材。
  3. 【請求項3】 前記第1クラッド部と前記外側クラッド
    部との間に第2クラッド部(屈折率n2、ただし、n0
    2>nout>n1)を更に有することを特徴とする請求
    項2記載の光ファイバ母材。
  4. 【請求項4】 前記第2クラッド部と前記外側クラッド
    部との間に第3クラッド部(屈折率n3、ただし、n0
    2>nout>n3>n1)を更に有することを特徴とする
    請求項3記載の光ファイバ母材。
  5. 【請求項5】 前記外側クラッド部は、前記第1クラッ
    ド部に添加されたF元素の濃度より低い濃度のF元素が
    添加されていることを特徴とする請求項2記載の光ファ
    イバ母材。
  6. 【請求項6】 前記外側クラッド部は、純シリカガラス
    に対する比屈折率差が0.05%以上となる濃度のCl
    元素が添加されていることを特徴とする請求項2記載の
    光ファイバ母材。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の光ファイバ母材を線引し
    て光ファイバを製造することを特徴とする光ファイバ製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記光ファイバ母材を線引する際の線引
    張力は147N/mm2以上であることを特徴とする請
    求項7記載の光ファイバ製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の光ファイバ製造方法を用
    いて製造されたことを特徴とする光ファイバ。
JP2000067462A 2000-03-10 2000-03-10 光ファイバ母材製造方法、光ファイバ母材および光ファイバ製造方法 Expired - Fee Related JP4345180B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000067462A JP4345180B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 光ファイバ母材製造方法、光ファイバ母材および光ファイバ製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000067462A JP4345180B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 光ファイバ母材製造方法、光ファイバ母材および光ファイバ製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001253726A true JP2001253726A (ja) 2001-09-18
JP4345180B2 JP4345180B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=18586654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000067462A Expired - Fee Related JP4345180B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 光ファイバ母材製造方法、光ファイバ母材および光ファイバ製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4345180B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003084889A1 (fr) * 2002-04-08 2003-10-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Procede de fabrication d'une fibre optique et fibre optique ainsi obtenue
EP1496023A1 (en) * 2002-04-16 2005-01-12 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical fiber preform producing method, optical fiber producing method, and optical fiber
JP2005179179A (ja) * 2003-12-15 2005-07-07 Draka Comteq Bv 光ファイバプリフォームの製造方法、光ファイバプリフォームとそれに関連する光ファイバ
EP1388525A3 (en) * 2002-08-07 2006-03-29 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method for manufacturing an optical fibre preform as well as the preform and optical fibre obtainable by the process
JP2011523721A (ja) * 2008-05-28 2011-08-18 オーエフエス ファイテル,エルエルシー シングル・モード光ファイバにおける曲げに対する敏感性および破局的な曲げ損失の低減ならびにその作製方法
WO2011110617A1 (de) * 2010-03-10 2011-09-15 Heraeus Quarzglas Gmbh & Co. Kg Verfahren sowie rohrförmiges halbzeug zur herstellung einer optischen faser
JP2012062240A (ja) * 2010-08-19 2012-03-29 Fujikura Ltd 光ファイバ母材の製造方法及び光ファイバの製造方法
DE102011009242A1 (de) * 2010-11-04 2012-05-10 J-Plasma Gmbh Lichtwellenleiter und Halbzeug zur Herstellung eines Lichtwellenleiters mit biegeoptimierten Eigenschaften
DE102011122510A1 (de) * 2011-12-29 2013-07-04 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Beschichtung von optischen Wellenleitern
EP2629126A2 (en) * 2005-06-29 2013-08-21 Furukawa Electric North America Inc. Low loss optical fiber designs
WO2014101948A1 (en) * 2012-12-28 2014-07-03 Prysmian S.P.A. Method of manufacturing preforms for optical fibres having low water peak
JP2017171555A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 住友電気工業株式会社 マルチコア光ファイバ製造方法
DE102011109845B4 (de) * 2010-11-04 2020-10-29 J-Plasma Gmbh Anordnung zur Übertragung von elektromagnetischer Strahlung, vorzugsweise zur Beaufschlagung biologischer Strukturen mit Lichtenergie und Verfahren zur Herstellung eines Lichtwellenleiters für eine Anordnung

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7010203B2 (en) 2002-04-08 2006-03-07 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical fiber manufacturing method and optical fiber
WO2003084889A1 (fr) * 2002-04-08 2003-10-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Procede de fabrication d'une fibre optique et fibre optique ainsi obtenue
EP1496023A1 (en) * 2002-04-16 2005-01-12 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical fiber preform producing method, optical fiber producing method, and optical fiber
EP1496023A4 (en) * 2002-04-16 2011-06-22 Sumitomo Electric Industries METHOD FOR PRODUCING A LIGHT GUIDANCE FIBER FORM, METHOD FOR PRODUCING A LIGHT GUIDELINE AND LIGHT FIBER
EP1388525A3 (en) * 2002-08-07 2006-03-29 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method for manufacturing an optical fibre preform as well as the preform and optical fibre obtainable by the process
US7752869B2 (en) 2002-08-07 2010-07-13 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Optical fiber preform, method for manufacturing thereof, and optical fiber obtained by drawing thereof
KR101078516B1 (ko) 2003-12-15 2011-10-31 드라카 콤텍 비.브이. 광섬유 프리폼 제조 방법, 광섬유 프리폼 및 이와 관련된광섬유
JP2005179179A (ja) * 2003-12-15 2005-07-07 Draka Comteq Bv 光ファイバプリフォームの製造方法、光ファイバプリフォームとそれに関連する光ファイバ
EP2629126A3 (en) * 2005-06-29 2014-10-01 OFS Fitel, LLC Low loss optical fiber designs
EP2629126A2 (en) * 2005-06-29 2013-08-21 Furukawa Electric North America Inc. Low loss optical fiber designs
JP2011523721A (ja) * 2008-05-28 2011-08-18 オーエフエス ファイテル,エルエルシー シングル・モード光ファイバにおける曲げに対する敏感性および破局的な曲げ損失の低減ならびにその作製方法
US10118854B2 (en) 2010-03-10 2018-11-06 Heraeus Quarzglas Gmbh & Co. Kg Tubular semifinished product for producing an optical fiber
WO2011110617A1 (de) * 2010-03-10 2011-09-15 Heraeus Quarzglas Gmbh & Co. Kg Verfahren sowie rohrförmiges halbzeug zur herstellung einer optischen faser
US9085481B2 (en) 2010-03-10 2015-07-21 Heraeus Quarzglas Gmbh & Co. Kg Method and tubular semifinished product for producing an optical fiber
JP2012062240A (ja) * 2010-08-19 2012-03-29 Fujikura Ltd 光ファイバ母材の製造方法及び光ファイバの製造方法
DE102011009242A1 (de) * 2010-11-04 2012-05-10 J-Plasma Gmbh Lichtwellenleiter und Halbzeug zur Herstellung eines Lichtwellenleiters mit biegeoptimierten Eigenschaften
DE102011109845B4 (de) * 2010-11-04 2020-10-29 J-Plasma Gmbh Anordnung zur Übertragung von elektromagnetischer Strahlung, vorzugsweise zur Beaufschlagung biologischer Strukturen mit Lichtenergie und Verfahren zur Herstellung eines Lichtwellenleiters für eine Anordnung
DE102011009242B4 (de) * 2010-11-04 2020-09-03 J-Plasma Gmbh Lichtwellenleiter und Halbzeug zur Herstellung eines Lichtwellenleiters mit biegeoptimierten Eigenschaften
DE102011122510A1 (de) * 2011-12-29 2013-07-04 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Beschichtung von optischen Wellenleitern
US9416045B2 (en) 2012-12-28 2016-08-16 Prysmian S.P.A. Method of manufacturing preforms for optical fibres having low water peak
WO2014101948A1 (en) * 2012-12-28 2014-07-03 Prysmian S.P.A. Method of manufacturing preforms for optical fibres having low water peak
JP2017171555A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 住友電気工業株式会社 マルチコア光ファイバ製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4345180B2 (ja) 2009-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3653724B2 (ja) 光ファイバ、及びその製造方法
JP4345180B2 (ja) 光ファイバ母材製造方法、光ファイバ母材および光ファイバ製造方法
JP6337509B2 (ja) 光ファイバ母材製造方法
GB2221903A (en) Method of producing elliptic core type polarization-maintaining optical fibre
JP2003104751A (ja) 光ファイバ母材の製法
US6474108B2 (en) Fiber preform method with a hot drill-in step for a Ge-doped tube and an F-doped rod
US6603914B2 (en) Dispersion compensating fiber with reduced splice loss and methods for making same
US20030103748A1 (en) Optical fiber preform producing method, optical fiber preform, and optical fiber
US20090252468A1 (en) Optical fiber preform including a non-axisymmetric cross section
US7046890B2 (en) Optical fiber with low taper induced loss
JPS61191543A (ja) 石英系光フアイバ
US6519403B1 (en) Optical fiber and method of making the same
JP3721865B2 (ja) 光ファイバ母材の製造方法及び調心治具
JPS627130B2 (ja)
JP3948055B2 (ja) 光ファイバ製造方法および光ファイバ
JP2001192233A (ja) 光ファイバ及びその製造方法
JP2004126141A (ja) 光ファイバとその製造方法
JP2003146680A (ja) 光ファイバの製造方法
WO2006117938A1 (en) Optical fiber preform including a non-axisymmetric cross section
WO1999054763A1 (en) Method of making optical fibers
JPH0930823A (ja) 光ファイバ母材、光ファイバ及びこれらの製造方法
WO2023090174A1 (ja) マルチコアファイバおよびその製造方法
JP2003226530A (ja) 石英ガラスパイプの製造方法および光ファイバ母材の製造方法ならびに光ファイバ
JPH05286735A (ja) 分散シフト光ファイバの製造方法
JP2645717B2 (ja) 光フアイバ用母材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees