JP2001253618A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2001253618A
JP2001253618A JP2000069927A JP2000069927A JP2001253618A JP 2001253618 A JP2001253618 A JP 2001253618A JP 2000069927 A JP2000069927 A JP 2000069927A JP 2000069927 A JP2000069927 A JP 2000069927A JP 2001253618 A JP2001253618 A JP 2001253618A
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Hajime Sasaki
肇 佐々木
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録紙を往復動作させて給紙部と排紙部を印画
部に対して同一側に設けた構成のプリンタ装置におい
て、単体で構成されるセンサを用いることにより簡単な
構成で記録紙の給紙,排紙の搬送状態を検出することが
できること、給紙された記録紙の長さが所定の規格内に
入っているか否かを判定できること。 【解決手段】給紙部と排紙部を印画部に対して同一側に
設けて記録紙を往復動作させる構成のプリンタ装置にお
いて、給紙時と排紙時とで供給用通路と排出用通路を逆
止部材38を用いて簡単に切り替え可能とする一方、逆
止部材38よりも印画部側の供給用通路付近に記録紙3
3の先端部が上記印画部方向へ供給されたこと及び記録
紙33の後端部が排出用通路方向へ排出されたことの両
方を検出することが可能な検出手段(65,35c2 ,
37a)を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録紙の給紙及び
排紙、並びに記録紙の大きさを検知することが可能なプ
リンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置には、記録紙は給紙
カセットから取り出された後、印画ヘッドのある印画部
に搬送されて印刷が行われ、その後に排紙部に搬送され
るという一方向の経路を辿るように構成されたものがあ
る。このような構成では、記録紙が搬送される経路が長
くなるためプリンタ装置が大型化し易い。
【0003】一方、携帯用のプリンタなど、小型化を必
要とするプリンタ装置では、給紙部と排紙紙部を印画部
に対して同一側に設けて記録紙を往復動作させた方が有
利であるため、給紙部と排紙紙部を印画部に対して同一
側に設けたものもある(例えば特開平3−180374
号公報)。
【0004】また、ビデオプリンタ装置としては、熱転
写式のカラープリンタ装置が用いられることが多い。熱
転写式のカラープリンタ装置では、薄膜フィルム上に熱
溶融や熱昇華性の熱転写インクを塗布して構成されたイ
ンクリボンを、リボンカセット内の供給リールと巻取り
リールとに巻回している。そして、このインクリボンと
記録紙を重ねて、サーマルヘッドとプラテンローラとの
間に挟み押圧しながら移送し、サーマルヘッドの発熱部
を発熱させ、該発熱部によりインクリボンの熱転写イン
クを溶融又は昇華して記録紙に転写し印刷を行ってい
る。
【0005】ところで、特開平5−246091号公報
には、感熱紙が正常に駆動されているか否かを検出する
ためのデータを得ることを目的として、発光素子と受光
素子から成るセンサを感熱紙の両側にそれぞれ設けて、
当該センサが感熱紙の一部に予め設けられた被認識情報
DMの検出と用紙の有無検出とを兼用することが記載さ
れている。
【0006】即ち、センサの少なくとも一方を感熱紙の
走行経路の内側に設け、その発光素子の光軸に係る線分
が感熱紙の走行面に対して任意の傾斜角θを以て配置
し、マーク検出/読取り信号が「L」レベルを継続して
出力する場合には発光素子と受光素子との間に感熱紙が
挿入されていないことを検出する。また、感熱紙が両者
の間に挿入されて「L」レベルから「H」レベルに転
じ、以後、その挿入状態が継続された場合に、該感熱紙
の一部に予め設けられた矩形の黒色部と用紙の白色から
成る被認識情報DMを検出する。
【0007】特開平5−246091号公報に記載され
ているように、1つのセンサが感熱紙上のマークと用紙
の有無とを検出するために兼用されていることは既に知
られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−246091号公報は感熱紙をロール状に回巻され
たものであるため、感熱紙が正常に駆動されているか否
かを検出するためにはセンサを感熱紙の両側に設けなけ
ればならず、構成や制御が複雑になってしまうという問
題があった。
【0009】また、感熱紙を一枚づつ供給して当該感熱
紙を往復動作させることにより印刷するものではないた
め、感熱紙の長さを特に判定する必要がなかった。
【0010】そこで、本発明は上記の問題に鑑みてなさ
れたもので、1つの部品で構成されるセンサを用いるこ
とにより簡単な構成で記録紙の給紙,排紙の搬送状態を
検出することができるプリンタ装置を提供するを目的と
するものである。また、装填された記録紙の長さが所定
の範囲に入っているか否かを判定することができるプリ
ンタ装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
記録紙を一枚づつ供給して当該記録紙を往復動作させる
ことにより、印画ヘッドを用いて電子画像情報を印画す
るプリンタ装置において、上記供給された記録紙を上記
印画ヘッド方向へ供給するための供給用通路と、上記印
画ヘッドと上記供給用通路の入口との間で特定の方向に
分岐する排出用通路と、上記供給用通路と上記排出用通
路との合流部に設けられていて、一度供給された記録紙
が当該供給用通路の入口方向へ戻るのを防止する逆止部
材と、上記逆止部材よりも上記印画ヘッド側の上記供給
用通路付近に設けられていて、上記記録紙の先端部が上
記ヘッド方向へ供給されたこと及び上記記録紙の後端部
が上記排出用通路方向へ排出されたことの両方を検出す
ることが可能な検出手段と、を具備したことを特徴とす
る。
【0012】請求項1の発明によれば、給紙部と排紙部
を印画部に対して同一側に設けて記録紙を一枚づつ供給
して往復動作させるプリンタ装置において、1つのセン
サを用いることにより簡単な構成で記録紙の駆動状態を
検出することができる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のプ
リンタ装置において、上記記録紙は、着脱式のカセット
から供給されることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載のプ
リンタ装置において、上記検出手段は、反射型フォトセ
ンサであることを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、記録紙を一枚づつ
供給して当該記録紙を往復動作させることにより、印画
ヘッドを用いて電子画像情報を印画するプリンタ装置に
おいて、上記供給された記録紙を上記印画ヘッド方向へ
供給するための供給用通路と、上記印画ヘッドと上記供
給用通路の入口との間で特定の方向に分岐する排出用通
路と、上記供給用通路と上記排出用通路との合流部に設
けられていて、上記印画ヘッド方向とは反対の方向へ駆
動された際に当該記録紙が当該供給用通路の入口方向へ
戻るのを防止する逆止部材と、上記逆止部材よりも上記
印画ヘッド側の上記供給用通路に設けられ、上記記録紙
の先端が上記ヘッド方向へ通過したこと及び上記記録紙
の後端部が排出用通路方向へ排出されたことの両方を検
出することが可能な位置に配置された第1の検出手段
と、上記第1の検出手段よりも上記記録紙の供給方向側
に設けられ、当該記録紙の先端部が通過したことを検出
する第2の検出手段と、上記記録紙の先端部が上記第1
の検出手段によって検出された第1の信号と上記記録紙
の先端部が上記第2の検出手段によって検出された第2
の信号に基づいて、上記記録紙が所定の規格内であるか
否かを判定する判定手段と、を具備したことを特徴とす
る。請求項4の発明によれば、給紙部と排紙部を印画部
に対して同一側に設けて記録紙を一枚づつ供給して往復
動作させるプリンタ装置において、装填された記録紙の
長さが所定の範囲に入っているか否かを判定することが
でき、所定の範囲外に入っていなければ印刷を停止して
その紙を排出する等の動作をすることができる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1記載のプ
リンタ装置において、上記判定手段によって、上記記録
紙が所定の規格のものでないと判定された際に警告する
警告手段をさらに有していることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1乃至図9にて本発明の実施の形
態の要部を説明する前に、図10及び図11を参照して
本発明が適用されるプリンタ装置について説明する。
【0018】図10は、プリンタ装置の外観を示してい
る。図10において、プリンタ装置は、インクリボンカ
セット10と、プリンタ装置本体20と、給紙カセット
30と、バッテリ40とを有して構成され、インクリボ
ンカセット10,給紙カセット30,及びバッテリ40
は、プリンタ装置本体20に対して着脱可能となってお
り、さらにプリンタ装置本体20には、パソコン用のコ
ネクタ51、デジタルカメラ等で撮影した映像などの情
報を記憶したスマートメディア(登録商標)52、及び
商用交流(AC)電源に接続して直流(DC)電圧を得
るためのACアダプタ53が差し込み可能となってい
る。
【0019】インクリボンカセット10は、インクリボ
ン露呈用窓部が形成されたカセットケース(外装ケー
ス)11内に、インクリボン12が図示しない供給リー
ル及び巻取りリール間に巻回された状態で移送可能に収
容されている。
【0020】インクリボンカセット10は、プリンタ装
置本体20の一側面に設けたカセット側面形状にほぼ勘
合可能な開口部22より本体20内に挿着されるように
なっている。
【0021】プリンタ装置本体20には、その外装を形
成する本体ケース21内のシャーシ内部に、図示しない
サーマルヘッド機構、記録紙の搬送機構、及びそれらを
駆動する機構などが組み込まれている。
【0022】プリンタ装置本体20の本体ケース21の
一側面には、略長方形状に切り欠いた開口部21aが設
けられ、その開口部21aの内側に配設されている前記
内側シャーシには、インクリボンカセット10の挿入側
の側面形状に略勘合する形状で開孔部22が形成されて
いる。そして、本体ケース21には、前記開口部21a
(及び前記開孔部22)を閉塞するための蓋23がヒン
ジ23aを用いて開閉可能に取り付けられている。
【0023】プリンタ装置本体20の前端部には、給紙
カセット30を挿着するための開口部24が形成されて
おり、該開口部24には給紙カセット30がワンタッチ
で装着されるようになっている。また、プリンタ装置本
体20の後端部には、図示しないバッテリ取付け部25
が設けられており、プリンタ用電源としてのバッテリー
40がワンタッチで装着できるようになっている。
【0024】本体ケース21の上面には、プリントボタ
ン26、その他の操作ボタン27、及び液晶表示パネル
28などが配設されている。
【0025】用紙保持部としての給紙カセット30は、
上面部が開口していて、記録紙を収容可能なカセットケ
ース31と、該ケース31の上面部を前端部分(記録紙
取出し口)を残して閉塞可能な蓋体32とで構成されて
おり、カセットケース31の挿入側前端部分の両側壁に
はプリンタ装置本体20内に配設されている図示しない
給紙ローラ(記録紙の先端部分に接触してその回転及び
摩擦力にてプリンタ装置本体内に導き入れるためのロー
ラ)の支軸の一部が嵌合可能な嵌合部31a,31aが
形成され、カセットケース31の挿入側前端部31bは
記録紙が前記供紙ローラにてカセットケース31内から
取り出され易いように図示上部がケース内部側よりアー
ル(丸み)をもって形成されている。
【0026】図11は、上記プリンタ装置本体20を分
解して示す斜視図である。図11に示すように、上記本
体ケース21は上ケース211と下ケース212で構成
され、本体ケース211,212内には、各種回路チッ
プが搭載されたメインボード220と、記録紙の給紙及
び排紙やインクリボンカセットのリボン搬送を駆動する
給紙系アッセンブリ230と、印画ヘッドとしてのサー
マルヘッドの回転駆動を行うヘッド系アッセンブリ24
0とが配設されている。
【0027】給紙系アッセンブリ230は、上記内側シ
ャーシを構成するメインフレーム231と、このメイン
フレーム231に配設され、インクリボンカセット10
内の供給リール及び巻取りリールを回転駆動するための
リール駆動機構232,233と、記録紙を搬送するた
めの紙送り機構234,235とで構成されている。
【0028】ヘッド系アッセンブリ240は、上記メイ
ンフレーム231に配設される、サーマルヘッド機構2
41と、該サーマルヘッド機構241を回動させるため
の回動駆動機構242とで構成されている。
【0029】図1は本発明の一実施の形態のプリンタ装
置における給紙開始前の状態を示す側断面図である。本
実施の形態のプリンタ装置は、給紙部と排紙部を印画部
に対して同一側に設けて、記録紙を往復動作させる構成
となっている。
【0030】図1に示すように、プリンタ装置本体内に
は、背面側に立設されたボード221を有し側断面がL
字形状に構成されたメインボード220が配設され、そ
の上に図示しない給紙系アッセンブリ230(図11参
照)及びインクリボンカセット10並びにヘッド系アッ
センブリ240が配設されている。
【0031】給紙系アッセンブリ230は、給紙ローラ
34と、成形部材35と、成形部材36と、成形部材3
7と、逆止部材としての用紙ガイド部材38と、紙送り
用ローラ237と、ピンチローラ238と、プラテンロ
ーラ236と、発光素子と受光素子を一体とした反射型
フォトセンサ65とを含んでいる。
【0032】給紙ローラ34は、例えばゴムローラで形
成されており、用紙保持部である給紙カセット30をプ
リンタ装置本体20の開口部24内に挿入したときロー
ラ支軸の太径部34aが給紙カセット30の前端部分の
上部に嵌合して給紙カセット30を上記開口部24内に
位置決めすると共にローラ部分が給紙カセット30内の
記録紙33の上面に接触しローラ部分の回転により記録
紙33をカセット外に取り出してプリンタ装置本体20
内へ送り出すことを可能とするものである。
【0033】成形部材35は、上記開口部24の下部に
位置し上記開口部24の底面部35a及びカセット付当
て部35b並びに供給用通路ガイド部35cを形成する
ものであって、給紙カセット30の底面を保持すると共
に給紙カセット30の挿入側前面部が付き当て可能であ
り、しかも付き当てられた給紙カセット30から取り出
した記録紙33をプリンタ装置本体20内の紙送りロー
ラ237に導くガイド機能を有したものである。
【0034】成形部材36は、上記開口部24の上部に
位置し供給用通路ガイド部36a及び排出用通路ガイド
部36bを形成するものであって、給紙カセット30か
ら取り出した記録紙33を排出用通路ガイド部36bに
対向して配設されたガイド部材37と共にプリンタ装置
本体20内の紙送りローラ237に導くガイド機能を有
すると共に排出用通路ガイド部36bとガイド部材37
とで用紙を装置外に排出するための排出用通路を形成す
るものである。
【0035】成形部材37は、排出用通路ガイド部36
bの上部を構成するものであり、その先端部は上記供給
用通路ガイド部35cの先端部に対向する位置(紙送り
ローラ237の手前位置)にまで延出されている。
【0036】用紙ガイド部材38は、例えば弾性部材
〔 ポリエチレンテレフタレートなどの弾性板(フィル
ム)〕で構成され、給紙カセット30から上記印画部に
用紙を給送する供給用通路中に延出して記録紙33が給
紙カセット30から上記印画成部に給送される際にその
弾性に抗して用紙を給送可能とすると共に上記排出用通
路中にその先端部38aが位置しないよう配置され記録
紙33が排出方向に送出された際にはこの記録紙33を
上記排出用通路に導く機能を有している。
【0037】即ち、用紙ガイド部材38は、上記供給用
通路と上記排出用通路との合流部に設けられていて、一
度供給された記録紙が上記供給用通路の入口方向へ戻る
のを防止する逆止部材としての機能を果たしている。更
に具体的には、用紙ガイド部材38は、上記供給用通路
を斜めに横断するように設けられ、一端部が上記排出用
通路ガイド部36bの一部または上記供給用通路ガイド
部36aに接着剤などにて接着され、他端部は自由端と
されその先端部38aが上記供給用通路ガイド部35c
に設けた孔部35c1 に係入(遊嵌)されるようになっ
ている。
【0038】なお、用紙ガイド部材38を剛性部材で形
成し、その一端部を、上記排出用通路ガイド部36bの
一部または上記供給用通路ガイド部36aに回転自在に
固定する構成としてもよい。このとき、その剛性部材の
自由端部に、パネ性を有する部材を接続することによ
り、記録紙33が印画部に給送される際に記録紙先端が
当接したときその弾性に抗して用紙33を給送し易いよ
うにしてもよい。
【0039】紙送り用ローラ237は、プリンタ装置の
動作モードに応じ図示しない駆動手段及び制御手段にて
回転数及び回転方向が制御されるものであり、回転面に
多数の非常に微細な棘状の凸部が均一に形成されており
記録紙33を確実に搬送し得るようになっており、供給
用通路及び排出用通路の合流した出入口付近に設けられ
て、ピンチローラ238と共働して記録紙33を第1の
方向Aに移送して印画部を構成するプラテンローラ23
6側に送り出したり或いはプラテンローラ236側から
記録紙33を前記第1の方向Aとは逆の第2の方向Bに
移送して排出用通路を通して装置外部側へ排出するため
の用紙送りを行うものである。つまり、紙送り用ローラ
237は、記録紙33のプリンタ装置本体内への給紙動
作、及び印刷時の用紙の往復動作、並びに印刷終了時の
用紙の排出動作を行うためのものである。
【0040】ピンチローラ238は、プリンタ装置本体
内での用紙送り動作時に記録紙33を紙送り用ローラ2
37に対して圧接して搬送させるためのものである。
【0041】プラテンローラ236は、紙送り用ローラ
237よりさらにプリンタ装置本体内部に位置し、印刷
時にインクリボン12(図10参照)と記録紙33を、
印画ヘッド部であるサーマルヘッド部241aの発熱部
214bとの間で押圧しながら移送するもので、インク
リボン12の熱転写インクを溶融又は昇華して記録紙3
3に転写する際に必要なものである。
【0042】更に、発光素子及び受光素子から成る第1
のセンサとしての反射型フォトセンサ65は、供給用通
路及び排出用通路の合流する出入口近傍に設けられて、
記録紙33の給送或いは排出状態を検出するためのもの
である。即ち、反射型フォトセンサ65は、上記用紙ガ
イド部材38よりも上記印画ヘッド側の上記供給用通路
に設けられていて、供給用通路ガイド部35c及び排出
用通路ガイド部材37にそれぞれ設けた検出用孔35c
2 ,37a(図6及び図8参照)と共に、上記記録紙3
3の先端部が上記印画ヘッド方向へ供給されたこと及び
上記記録紙33の後端部が上記排出用通路方向へ排出さ
れたことの両方を検出することが可能な第1の検出手段
を構成している。
【0043】なお、図1の給紙開始前の状態では、反射
型フォトセンサ65の発光素子からの光は供給用通路ガ
イド部35cに設けた光通過用孔部35c2 (図示せ
ず)を通し、更に用紙ガイド部材38に設けた切欠き部
分(給送方向位置内においてガイド部材の存在しない部
分)又は孔部を通し、更に成形部材37の排出用通路に
設けた光通過用孔部37a(図示せず)を通して、成形
部材37の上側に位置するインクリボンカセット10な
どの黒色部分で吸収され、反射型フォトセンサ65の受
光素子には反射光が戻ってこない(受光されない)よう
になっている。つまり、記録紙33が上記印画ヘッド側
の供給用通路上の位置(フォトセンサ位置)に搬送され
ていない状態では、発光素子からの光は受光素子に受光
されないことになり、記録紙33が上記位置に搬送され
ている状態では発光素子からの光は記録紙(通常は白
色)で反射されて受光素子に受光される。これにより、
記録紙33の供給及び排出の状態を検出することができ
る。
【0044】従って、プリンタ装置内の図示しない制御
手段では、カラー印刷過程における各種の動作モードに
おいて、反射型フォトセンサ65の受光素子で非検出状
態から光検出状態に変化すれば記録紙33が上記フォト
センサ位置に入って来たと判定することができ、また受
光素子で光検出状態から非光検出の状態に変化すれば記
録紙33が上記位置から去っていったと判定することが
できる。
【0045】ヘッド系アッセンブリ240は、前述した
ようにサーマルヘッド機構241と該サーマルヘッド機
構241を回動駆動するため回動駆動機構242とで構
成されている。給紙系アッセンブリ230内にはカラー
印刷時に3つの色の各色層及びオーバーコート層である
透明層を各層毎に計4回重ねて印刷するために、記録紙
をサーマルヘッド部241a,インクリボンカセット1
0及びプラテンローラ236などで構成される印画部に
対して複数回往復動作させる必要があり、そのために用
紙保持部である給紙カセット30からプリンタ装置本体
20内に取り込んだ記録紙33を一旦上記印画部を通過
して背面側方向(第1の方向A)に搬送できるように、
2枚のガイド部材61,62でU字形の搬送路(以下U
字パス)が形成されている。2枚のガイド部材61,6
2は共に例えば錆びにくい金属板で形成されている。こ
のように搬送路がU字形をなしているのは、直線状の搬
送路を短くしてプリンタ装置を小型にするためである。
外側,内側のガイド部材61,62にはそれぞれガイド
部材63,64が連接されている。外側のガイド部材6
1に連接したガイド部材63には比較的フレキシブルな
素材が用いられ、先端部は内側のガイド部材62に連接
したガイド部材64の上面に接触するようになってい
る。ガイド部材64は上記給紙系アッセンブリ230及
びヘッド系アッセンブリ240を覆う上面板の役目も果
たしている。
【0046】2枚のガイド部材61,62で構成される
上記U字パスの入り口付近には、紙送りローラ237と
ピンチローラ238との共働によって供給される記録紙
33の先端部を検出するための第2のセンサとしての反
射型フォトセンサ66が配設されている。反射型フォト
センサ66は発光素子及び受光素子を一体的に配置して
構成されている。つまり、反射型フォトセンサ66は、
第1のセンサ65よりも上記記録紙33の供給方向側に
設けられていて、ガイド部材61,62にそれぞれ設け
た検出用孔61a,62a(図9参照)と上側の孔62
aの上に蓋状に設けた光吸収部材62bと共に、記録紙
33の先端部が通過したことを検出する第2の検出手段
を構成している。これにより、孔部61a,62aに対
応したフォトセンサ位置に、記録紙33が通過すると発
光素子からの光は記録紙(通常は白色)によって反射さ
れて受光素子に検出されることになる。
【0047】なお、図示しない制御手段では、記録紙3
3の先端部が上記第1の検出手段によって検出された第
1の検出信号とその記記録紙33の先端部が上記第2の
検出手段によって検出された第2の検出信号に基づい
て、現在給送されている記録紙33が所定の規格内であ
るか否かを判定し、その判定結果に基づき記録紙33が
所定の規格のものでないと判定された際には、規格外の
用紙であるとしてLEDなどの表示器或いは音声出力器
などの図示しない警告手段を動作させてユーザに警告し
たり、或いは紙送りローラ237の駆動手段を逆転する
ように制御して、記録紙を自動的に排出させることも可
能である。
【0048】サーマルヘッド機構241は、発熱部24
1bを備えたサーマルヘッド部241aと、該サーマル
ヘッド部241aを回動可能に支持する略L字形状のア
ーム部241cと、サーマルヘッド部241aを回動す
るために略L字形状のアーム部241の端部に設けた回
動中心である回動軸241dとを有して構成されてい
る。
【0049】なお、図10に示したインクリボン12に
は、図2に示すようにイエロー(Y)12a、マゼンタ
(M)12b、シアン(C)12cの3色のインクが面
順次に配置された各色のインク層とこれら各色インク層
の後部に配置された透明層であるオーバーコート層12
dとで構成される一組のインク群が複数組、ベースフィ
ルムの長手方向に所定幅で並ぶように直列に塗布されて
いる。また、前後のインク群を区別し各インク群の頭出
しを行うためのインクマーカー12eと、イエロー12
aとマゼンタ12b,マゼンタ12bとシアン12c,
シアン12cとオーバーコート層12dとの各層を区別
するためのインクマーカー12fが図2のように塗布さ
れている。
【0050】次に、以上のように構成されたプリンタ装
置の動作を説明する。図3〜図5はプリンタ装置におけ
る給紙時から排紙時までの状態を示す側断面図である。
【0051】操作ボタン27の操作により、液晶表示パ
ネル28の選択画面表示にて必要な映像を選択した後、
プリントボタン26を押すと、図1の状態から、図3の
給紙状態、及び図4のU字パスへの用紙給送終了後の状
態(即ち印刷を開始する状態)を経て、図5の印刷状態
及び用紙排出状態に至る。なお、図5は、3色及び透明
層の各層を印刷する毎に記録紙33が、図4のU字パス
に存在する状態から第1の方向Aとは逆の第2の方向B
へ移動して排出用通路に送り出される印刷状態を示すも
のである一方、印刷終了後に記録紙33が排出用通路を
通して装置外部に排出される状態をも示すものでもあ
る。同様に、図4に示すU字パスへの用紙給送終了後の
印刷開始状態は、記録紙33が図3の給紙時の状態から
第1の方向Aに移動してプリンタ装置本体内に取り込ま
れ印刷を開始する状態を示していると共に、3色層及び
透明層の各層を印刷する毎に記録紙33が、図5に示す
ように各色の印刷を行った後に再び第1方向に移動して
プリンタ装置本体内に取り込まれた後の印刷開始状態を
も示している。
【0052】図3の状態では、給紙ローラ34が図示矢
印方向に回転して給紙カセット30内の記録紙33が取
り出され、カセット外部に取り出された記録紙33は供
給用通路ガイド部35cを通り用紙ガイド部材38の下
面に当接し接触しながら移動しガイド部材38の弾性に
抗してガイド部材38の先端部を上方に押し上げ、紙送
りローラ237側へと給送される状態を示している。こ
の時、第1のセンサ65の発光素子からの光は記録紙3
3に反射されることになり、図示しない制御手段は記録
紙33が給紙カセット30から取り出され、給紙状態に
入ったと判定して、次の動作状態に移行する準備に入
る。なお、図3の状態では、サーマルヘッド部241a
及びピンチローラ238は待機位置にある。
【0053】図3の状態から、記録紙33がさらにプリ
ンタ装置本体内に入ろうとすると、紙送りローラ237
が図示の状態で時計方向に回転すると共にピンチローラ
238が紙送りローラ237に圧接し同時に記録紙33
がピンチローラ238と紙送りローラ237との間に挟
まれた状態で搬送される。そして、記録紙33が2枚の
ガイド部材61,62で形成される上記U字パス内の最
後部にまで搬送された状態が、図4に示す状態である。
【0054】図4の状態では、記録紙33が紙送りロー
ラ237とピンチローラ238の働きでU字パス内に完
全に搬送され、記録紙33の後端(図示左端)が供給用
通路から脱し該供給用通路と紙送りローラ237との間
に位置しており、サーマルヘッド部241aが回転軸2
41dを中心に図示の状態で反時計方向に回動して記録
紙33及びインクリボン12(図示せず)をプラテンロ
ーラ236に圧接し、この状態で記録紙33を第2の方
向Bへ移動しながら発熱部241bの発熱によりインク
リボン12の第1色(イエロー)のインクを記録紙33
に熱転写(印刷)する動作に入る。この状態では、記録
紙33の後端(図示左端)が供給用通路から脱している
ので、用紙ガイド部材38はその弾性により先端部38
aが図3の給紙前の状態と同様に供給用通路ガイド部3
5cの孔部35c1 に遊嵌(係入)する状態に戻る。即
ち、用紙ガイド部材38及びこれと連接する排出用通路
ガイド部36bとこれらの上側に対面して存在する成形
部材37によって、排出用通路が自動的に形成された状
態となっている。
【0055】なお、図3の給紙開始状態から記録紙33
が第1の方向Aに給送されて図示4の状態となるまでの
過程においては、記録紙33の先端部が第1のセンサ6
5により先ず検出され、その後更に記録紙33が給送さ
れて記録紙33の先端部が第2のセンサ66にて検出さ
れることになる。第2のセンサ66によって記録紙33
の先端部が検出されたとき第1のセンサ65ではまだ記
録紙33を継続して検出している。第2のセンサ66に
よって記録紙33が基準位置(給紙パスの奥所)に送り
込まれたことが検知されると、図示しない制御手段はこ
れ以降紙送り用ローラ237を駆動するステッピングモ
ータの駆動ステップ数をカウントし、第1のセンサ65
からの検出信号が無くなるまでにカウントしたカウント
数に基づいて、用紙の大きさが規格内のものであるか否
かを判定することができる。
【0056】図5は、図4の状態で記録紙33が上記用
紙ガイド部材38による排出用通路を通して第2の方向
Bへ移動しながら第1色の印刷を行っている途中の状態
を示している。この状態で記録紙33がさらに第2の方
向Bへ移動し、記録紙33の後端(図示右端)が紙送り
ローラ237とプラテンローラ236の間の相当位置に
搬送されたとき、第1色の熱転写状態は終了し、紙送り
ローラ237の回転は反転して記録紙33は再び第1の
方向Aに搬送され(このときサーマルヘッド部241a
は待機位置をとっている)、最終的には図4の用紙位置
状態に至って、第2色目の印刷開始状態となる。そし
て、第2色の印刷時には記録紙33は再び第2の方向B
へ移動して図5の用紙搬送状態(熱転写状態)となる。
【0057】以上の図4及び図5の状態が繰り返され
て、最後の第4色目のオーバーコート層を熱転写する図
5の状態では、記録紙33は排出用通路を通して第2の
方向Bに搬送され、用紙の後端(図示右端)が紙送りロ
ーラ237を越えて送出されて排紙が完了する。
【0058】図6は、供給用通路及び排出用通路を形成
する部材,及びこれらの経路の切り替えを行うための用
紙ガイド部材の配置関係を示している。
【0059】図6において、供給用通路及び排出用通路
用のガイド部を形成するための成形部材35,36,3
7は、硬質の合成樹脂または錆びにくい金属板を用いて
成形されている。成形部材35における供給用通路ガイ
ド部35cは給紙カセット30から取り出された記録紙
33がスムーズに印画部側へ搬送できるように丸みを持
った形状(略円形)に成形されており、供給用通路ガイ
ド部35cの略最上部分に、先端側がW形に形成された
用紙ガイド部材38の先端部38a,38aが遊嵌する
孔部35c1 ,35c1 (図7参照)が設けられると共
に、用紙の搬送状態を検出するためのフォトセンサ65
用の透光孔(用紙検出用孔)35c2 が設けられてい
る。
【0060】用紙ガイド部材38は例えば略W字形状に
形成されており、先端側とは反対の直線状の端部は接着
剤などの係着手段にて成形部材36の排出用通路ガイド
部36bに係着されている。
【0061】上部側の成形部材37には、発光素子から
の光が記録紙が来たときのみ反射して受光素子で受光さ
れ、記録紙が無いときは発光素子からの光が成形部材3
7のさらに外側の黒色部材(図示せず)に吸収されるよ
うに、透光孔37aが設けられている。つまり、記録紙
が無い図示の状態では、フォトセンサ65を構成する発
光素子65aからの赤外光は供給用通路ガイド部35c
の孔部35c2 を通り、用紙ガイド部材38の部材が存
在しないW形の略中央(凹所)を通り、更に成形部材3
7の孔部37aを通って、図示しない外側の黒色部材に
吸収されるようになっている。
【0062】図7に、用紙ガイド部材38と供給用通路
ガイド部35cに形成された孔部35c1 ,35c2 ,
35c1 との配置関係を、平面的に示している。用紙ガ
イド部材38の略W字形状の少なくとも先端部分38a
は、図3のような用紙取り出し後の給送状態以外は、供
給用通路ガイド部35cに形成された孔部35c1 ,3
5c1 に遊嵌(係入)しており、上記排出用通路内には
位置しないことになる。このような構成により、記録紙
が往復動作する場合に、一度U字パス内に完全に搬送
(供給)された記録紙33が供給用通路の入口方向へ戻
るのを防いで、記録紙33を排出用通路内にスムーズに
導く逆止部材としての機能を果たしている。
【0063】なお、用紙ガイド部材38としては、図6
に示したような略W字形状のもののほかに、略V字形状
のものであってもよい。
【0064】図8は、第1の反射型フォトセンサ65付
近の拡大断面図を示している。反射型フォトセンサ65
は、供給用通路ガイド部35c及び排出用通路ガイド部
材37にそれぞれ設けた検出用孔35c2 ,37aの位
置に対応するように、上側に湾曲した形状の供給用通路
ガイド部35cの下側に配置されている。孔35c2,
37aを通過したフォトセンサ65からの光はインクリ
ボンカセット10の外装部材(黒色)などで吸収され
る。
【0065】図9は、第2の反射型フォトセンサ66付
近の拡大断面図を示している。反射型フォトセンサ66
は、U字パスを構成する2枚のガイド部材61,62に
それぞれ設けた検出用孔61a,62aの位置に対応す
るように、外側のガイド部材61の下側に配置されてい
る。孔61a,62aを通過したフォトセンサ66から
の光は上側の孔62aに蓋状に設けた蓋体62bの内面
に塗布された光吸収部材で吸収される。
【0066】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、給紙
部と排紙部を印画部に対して同一側に設けて記録紙を一
枚づつ供給して往復動作させるプリンタ装置において、
1つの部品で構成されるセンサを用いることにより簡単
な構成で記録紙の給紙,排紙の搬送状態を検出すること
ができる。また、給紙された記録紙の長さが所定の範囲
に入っているか否かを判定することが可能となるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のプリンタ装置における
給紙開始前の状態を示す側断面図。
【図2】インクリボンの構成を示す平面図。
【図3】プリンタ装置における用紙取り出し状態を示す
側断面図。
【図4】プリンタ装置におけるU字パスへの用紙給送終
了後の印刷を開始する状態を示す側断面図。
【図5】プリンタ装置における印刷状態及び用紙排出状
態を示す側断面図。
【図6】図1における、供給用通路及び排出用通路を形
成する部材,及びこれらの経路の切り替えを行うための
用紙ガイド部材の配置関係を分解して示す斜視図。
【図7】用紙ガイド部材38と供給用通路ガイド部35
cに形成された孔部35c1 ,35c2 ,35c1 との
配置関係を示す平面図。
【図8】第1のフォトセンサ付近を拡大して示す断面
図。
【図9】第2のフォトセンサ付近を拡大して示す断面
図。
【図10】プリンタ装置の外観を示す斜視図。
【図11】プリンタ装置本体を分解して示す斜視図。
【符号の説明】
10…インクリボンカセット 20…プリンタ装置本体 30…給紙カセット(用紙保持部) 33…記録紙 34…給紙ローラ 35c…供給用通路ガイド部 35c1 …用紙ガイド部材先端部の係入孔 38…用紙ガイド部材(逆止部材) 38a…用紙ガイド部材の先端部 65…第1のフォトセンサ 66…第2のフォトセンサ 220…メインボード 236…プラテンローラ 237…紙送り用ローラ 238…ピンチローラ 241a…サーマルヘッド部(印画ヘッド部)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 43/04 B65H 43/04 Fターム(参考) 2C059 DD05 DD14 DD18 3F048 AA01 AB01 BA05 BA11 BB02 BC03 BD07 CA03 CC03 CC04 DA06 DB03 DB07 DC14 EA13 EB24 3F053 BA03 BA12 EA05 EB04 EC02 EC06 ED17 LA07 LB03 3F101 FB12 FC16 FD02 FD04 FE20 LA01 LB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙を一枚づつ供給して当該記録紙を往
    復動作させることにより、印画ヘッドを用いて電子画像
    情報を印画するプリンタ装置において、 上記供給された記録紙を上記印画ヘッド方向へ供給する
    ための供給用通路と、 上記印画ヘッドと上記供給用通路の入口との間で特定の
    方向に分岐する排出用通路と、 上記供給用通路と上記排出用通路との合流部に設けられ
    ていて、一度供給された記録紙が当該供給用通路の入口
    方向へ戻るのを防止する逆止部材と、 上記逆止部材よりも上記印画ヘッド側の上記供給用通路
    付近に設けられていて、上記記録紙の先端部が上記ヘッ
    ド方向へ供給されたこと及び上記記録紙の後端部が上記
    排出用通路方向へ排出されたことの両方を検出すること
    が可能な検出手段と、 を具備したことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】上記記録紙は、着脱式のカセットから供給
    されることを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】上記検出手段は、反射型フォトセンサであ
    ることを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】記録紙を一枚づつ供給して当該記録紙を往
    復動作させることにより、印画ヘッドを用いて電子画像
    情報を印画するプリンタ装置において、上記供給された
    記録紙を上記印画ヘッド方向へ供給するための供給用通
    路と、上記印画ヘッドと上記供給用通路の入口との間で
    特定の方向に分岐する排出用通路と、上記供給用通路と
    上記排出用通路との合流部に設けられていて、上記印画
    ヘッド方向とは反対の方向へ駆動された際に当該記録紙
    が当該供給用通路の入口方向へ戻るのを防止する逆止部
    材と、上記逆止部材よりも上記印画ヘッド側の上記供給
    用通路に設けられ、上記記録紙の先端部が上記ヘッド方
    向へ通過したこと及び上記記録紙の後端部が排出用通路
    方向へ排出されたことの両方を検出することが可能な位
    置に配置された第1の検出手段と、上記第1の検出手段
    よりも上記記録紙の供給方向側に設けられ、当該記録紙
    の先端部が通過したことを検出する第2の検出手段と、
    上記記録紙の先端部が上記第1の検出手段によって検出
    された第1の信号と上記記録紙の先端部が上記第2の検
    出手段によって検出された第2の信号に基づいて、上記
    記録紙が所定の規格内であるか否かを判定する判定手段
    と、を具備したことを特徴とするプリンタ装置。
  5. 【請求項5】上記判定手段によって、上記記録紙が所定
    の規格のものでないと判定された際に警告する警告手段
    をさらに有していることを特徴とする請求項1記載のプ
    リンタ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002347983A (ja) * 2001-05-29 2002-12-04 Fuji Xerox Co Ltd 用紙搬送装置
JP2013010305A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Seiko Epson Corp テープ検出構造およびこれを備えたテープ印刷装置

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