JP2001253299A - リアパーセルシェルフ - Google Patents
リアパーセルシェルフInfo
- Publication number
- JP2001253299A JP2001253299A JP2000069292A JP2000069292A JP2001253299A JP 2001253299 A JP2001253299 A JP 2001253299A JP 2000069292 A JP2000069292 A JP 2000069292A JP 2000069292 A JP2000069292 A JP 2000069292A JP 2001253299 A JP2001253299 A JP 2001253299A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parcel shelf
- seat belt
- skin material
- rear parcel
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R5/00—Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like
- B60R5/04—Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle
- B60R5/044—Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
ことなく、シートベルトの操作性を向上させることので
きるリアパーセルシェルフを提供する。 【解決手段】 本体10Bと該本体10Cの表面に設け
られた表皮材10Cとを備えると共に、シートベルト挿
通用開口30が形成されたリアパーセルシェルフ10で
あって、該シートベルト挿通用開口30の前方に前記表
皮材10Cの表面より突出しシートベルトと前記表皮材
10Cとの接触を防止する突起部20を設けた。
Description
ト後方に設けられるリアパーセルシェルフに関する。
いて3点支持式のものは、使用時に、その下方2点が車
体下部の構造体に、上方の1点が車体上部の構造体に支
持されるように配置されている。そして、その不使用時
においては、リアパーセルシェルフの下方で車体上部の
構造体に固設された巻取り装置により、上方の1点を含
むシートベルトがリアパーセルシェルフに形成されたシ
ートベルト挿通用開口を通して巻き取られるように構成
されている。
通常、樹脂で形成されるが、その美観を向上させるため
に、本体と該本体の表面に設けられた表皮材とを備えて
形成されている。
従来のリアパーセルシェルフにおいては、シートベルト
を装着するために巻取り装置から引出すときや、その使
用中、さらにはその使用後に収納する際に、シートベル
トがリアパーセルシェルフの表面と接触する可能性が大
であった。
シェルフの表面と接触すると、その表面の表皮材の毛倒
れを生じさせたり、特に引出しや収納の際にシートベル
トと表皮材との相対速度が大きな場合には、表皮材とシ
ートベルトとの摩擦により表皮材に損傷を与え、本体を
露出させたりして、見栄えを悪くする等の問題があっ
た。さらに、特に引出しの際には、表皮材とシートベル
トとの摩擦による抵抗が大きく、シートベルトを滑らか
に引出すことができないという問題もあった。
年の使用によっても外観上の美観を損なうことなく、シ
ートベルトの操作性を向上させることのできるリアパー
セルシェルフを提供することを目的とする。
明のリアパーセルシェルフは、本体と該本体の表面に設
けられた表皮材とを備えると共に、シートベルト挿通用
開口が形成されたリアパーセルシェルフであって、該シ
ートベルト挿通用開口の前方に前記表皮材の表面より突
出しシートベルトと前記表皮材との接触を防止する突起
部を設けたことを特徴とする。
フの水平端縁近傍にはリアシートの頂部が存在し、それ
がリクライニング位置にあったとしても、シートベルト
は、表皮材の表面より突出する突起部によってリアパー
セルシェルフの表面より浮上がった状態に保持されるの
で、シートベルトと表皮材との接触が無く、摩擦による
表皮材の損傷および抵抗を防止することができる。
で、前記表皮材は多孔性の材料であり、両者が熱融着に
より一体的に成形されると共に、前記突起部が前記表皮
材の孔を通りその表面上に前記基材で同時に成形された
ものであることが好ましい。
て用意しこれを後付けするのに比べ、リアパーセルシェ
ルフ成形時に同時に成形できるので、取付け誤差等によ
るガタつき等の問題なく安価にできるからである。
てもよい。
との接触面積を減少させることができ摩擦抵抗を小さく
して、シートベルトの滑りをよくすることができる。な
お、摩擦抵抗を小さくする意味で、リブの頭部を滑らか
な円弧状に形成することがさらに好ましい。
態を添付図面を参照しつつ説明する。なお、全図面に亘
り、同一機能部位には同一符号を用い重複説明を避け
る。
フであり、その左右後方には対称に配置されてドラフタ
ーグリルDGが形成され、および、左右中程には対称に
配置されてシートベルト挿通用開口30が形成されてい
る。また、その中央には隆起部40が設けられており、
該隆起部40の後端には不図示のハイマウントストップ
ランプを装着するための凹部42が形成されている。リ
アパーセルシェルフ10の水平端縁12より前方には、
車両への搭載時にリアシートの後方に位置することにな
る、下向きに折り曲げられた曲折部14が形成されてい
る。なお、16は車体上部の構造体18(図2参照)に
リアパーセルシェルフ10を取付けるための取付孔であ
る。
前方でリアパーセルシェルフの水平端縁12との間には
突起部20が設けられている。図1に示す実施の形態で
は、突起部20がシートベルトの移動方向に平行な複数
個のリブとして設けられているが、突起部20は後述す
るように種々の形態を採り得るものである。
ば、樹脂等からなる本体の表面上に布帛等の表皮材を適
宜な接着剤を用いて貼設し、その後、表皮材の表面より
突出する形態で、突起部20を接着または他の機械的な
取り付け手段によって後付けするようにしてもよい。
を考慮すると、本体が熱可塑性樹脂材料の基材で、且
つ、表皮材が多孔性の材料であり、両者が熱融着により
一体的に成形されると共に、突起部20が前記表皮材の
孔を通りその表面上に基材で同時に圧力成形されたもの
であることが好ましい。その成形方法については後述す
る。
個の略直方体状のリブで形成した例であり、図1に示し
た実施の形態と同様に、シートベルト挿通用開口30よ
り前方でリアパーセルシェルフの水平端縁12との間に
設けられている。そして、突起部20の頭部はシートベ
ルトSBの移動方向に沿って滑らかな円弧状に形成され
ている。なお、この突起部20を複数個のリブで構成し
てもよいことは前実施の形態と同じである。
0を含むリアパーセルシェルフ10の成形方法を説明す
る。
ルフ10は、図4の断面図に示すように、その本体10
Bが熱可塑性樹脂からなる基材で構成され、その表面
に、多孔性の表皮材10Cが熱融着により一体的に成形
されると共に、突起部20が表皮材10Cの多孔を部分
的に通り抜けてその表面上に本体10Bと同一の基材で
同時に成形されているものである。なお、表皮材10C
は本体10Bの全面に亘り設けられるものであり、シー
トベルト挿通用開口30に対応する部位においては、成
形後に該表皮材10Cを除去することによりシートベル
ト挿通用開口30が形成される。なお、厳密に言えば、
シートベルト挿通用開口30は、表皮材10Cを除去し
た後の開口部に装着される縁カバー部材32に形成され
ている。
成形するに際しては、リアパーセルシェルフ10の下面
輪郭を定める成形面を有する下型LMと、リアパーセル
シェルフ10の上面輪郭を定める成型面を有する上型U
Mとを用意する。
形成するための開口形成ピンLPが成型面より突出され
て設けられている。開口形成ピンLPの突出量は、上型
UMと下型LMとが閉じられて型締めが行われたとき、
該開口形成ピンLPの頂部が表皮材を介して上型UMの
成型面に当接するように設定してもよいが、開口形成ピ
ンLPを下型LMに対し相対移動可能に設け、上型UM
に向けて付勢するようにすれば、突出量が自動的に調節
されるので好都合である。
凹部URが成型面より窪んだ形態で設けられている。
ス機にセットされる。そして、上型UMの成形面の下方
に不織布や織布等の多孔性の表皮材10Cを配置した
後、下型LMの成型面上に溶融状態の熱可塑性樹脂基材
を供給する。その後、上型UMおよび下型LMを閉じ方
向に相対移動させて型締めを行うと、まず、開口形成ピ
ンLPの頂部が表皮材10Cを介して上型UMの成型面
に当接し、さらに型締めが進むと、熱可塑性樹脂基材が
加圧されて、開口形成ピンLPを除く、上型UMおよび
下型LMの成型面間のキャビティ内に充満すると共に、
同時に、表皮材10Cの下側に存して加圧された熱可塑
性樹脂基材の一部は表皮材10Cの孔部を通り抜けて突
起部20形成用の凹部URにも進入する。
び下型LMを開いて製品を取り出すことになるが、この
製品においては、本体10Bと表皮材10Cとが熱融着
により一体的に成形されると共に、突起部20が表皮材
10Cの孔を通りその表面上に同時に圧力成形され、か
つ、本体10Bには開口形成ピンLPにより開口が形成
されている。この製品に対し開口に対応する部位の表皮
材を除去し、その開口に縁カバー部材32を装着する
と、図1または図3に示す形態のリアパーセルシェルフ
10が得られることになるのである。
形成するのに、下型LMに開口形成ピンLPを設けるこ
とにより行ったが、勿論、このような開口形成ピンLP
を設けることなく、本体10Bと表皮材10Cとを一体
に成形した後に開口に対応する部位の本体と表皮材とを
除去し開口を形成するようにしてもよい。このようにす
れば、開口形成ピンLPを設ける必要がないので、下型
LMが簡素化されて安価にできる。
は、図2に示すように、自動車のリアシートRSの後方
に組み込まれ、車体上部の構造体に支持される。シート
ベルトSBの巻取り装置SBRはシートベルト挿通用開
口30のやや後方で車体上部の構造体に固設されてい
る。従って、シートベルトSBの着用の際の引出しや、
その使用中、さらにはその使用後に収納する際に、シー
トベルトSBは突起部20により案内されて、シートベ
ルトSBがリアパーセルシェルフ10の表面と接触する
ことがない。
の形態を示す斜視図である。
への取付状態を示す断面図である。
施の形態を示す斜視図である。
4線に沿う断面図である。
法を説明するための断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 本体と該本体の表面に設けられた表皮材
とを備えると共に、シートベルト挿通用開口が形成され
たリアパーセルシェルフであって、該シートベルト挿通
用開口の前方に前記表皮材の表面より突出しシートベル
トと前記表皮材との接触を防止する突起部を設けたこと
を特徴とするリアパーセルシェルフ。 - 【請求項2】 前記本体は熱可塑性樹脂材料の基材で、
前記表皮材は多孔性の材料であり、両者が熱融着により
一体的に成形されると共に、前記突起部が前記表皮材の
孔を通りその表面上に前記基材で同時に成形されたもの
であることを特徴とする請求項1に記載のリアパーセル
シェルフ。 - 【請求項3】 前記突起部が複数個のリブであることを
特徴とする請求項1または2に記載のリアパーセルシェ
ルフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000069292A JP4364994B2 (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | リアパーセルシェルフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000069292A JP4364994B2 (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | リアパーセルシェルフ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001253299A true JP2001253299A (ja) | 2001-09-18 |
JP4364994B2 JP4364994B2 (ja) | 2009-11-18 |
Family
ID=18588202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000069292A Expired - Lifetime JP4364994B2 (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | リアパーセルシェルフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4364994B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100940556B1 (ko) | 2008-10-14 | 2010-02-03 | 한일이화주식회사 | 웨빙 가이드 커버 일체형 리어 패키지 트레이 |
JP2013067282A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Isuzu Motors Ltd | 車両の後部構造 |
JP2018114868A (ja) * | 2017-01-19 | 2018-07-26 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用パッケージトレイ |
-
2000
- 2000-03-13 JP JP2000069292A patent/JP4364994B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100940556B1 (ko) | 2008-10-14 | 2010-02-03 | 한일이화주식회사 | 웨빙 가이드 커버 일체형 리어 패키지 트레이 |
JP2013067282A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Isuzu Motors Ltd | 車両の後部構造 |
JP2018114868A (ja) * | 2017-01-19 | 2018-07-26 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用パッケージトレイ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4364994B2 (ja) | 2009-11-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH079622U (ja) | 車両用サンバイザのホルダー構造 | |
US4998770A (en) | Armrest for mounting on a console box | |
JP2924999B2 (ja) | 車両のサンバイザのための支承装置 | |
JP2001253299A (ja) | リアパーセルシェルフ | |
JP6091005B2 (ja) | 車両用シート | |
JP4179689B2 (ja) | 車両用内装部品のクリップ取付座 | |
JPH11105635A (ja) | リヤコンビネーションランプ用サービスカバー | |
JP4645127B2 (ja) | アームレストの製造方法 | |
JPH10157456A (ja) | 車両のためのサンバイザー | |
JPH065859Y2 (ja) | 射出成形装置 | |
JP4362843B2 (ja) | スイッチベース取付構造 | |
JPH1148869A (ja) | カード収納構造 | |
JP4209609B2 (ja) | 乗り物用サンバイザ | |
JP2000080514A (ja) | ヘルメット | |
JP2006095895A (ja) | アームレストの製造方法 | |
JP4458343B2 (ja) | 別部品の取付構造 | |
JP4645128B2 (ja) | アームレストの製造方法 | |
JP3652651B2 (ja) | 車両用サンバイザ | |
JP3753488B2 (ja) | 紙葉類ホルダ | |
JP2009233263A (ja) | クッション体及びそのクッション体を用いた自動車用シートバックの製造方法 | |
JPH0629086Y2 (ja) | シフトレバーのブラインド | |
JPH09217729A (ja) | ヒンジ部付き樹脂成形体 | |
JP2001161485A (ja) | ヘッドレストの支持構造 | |
JP4017449B2 (ja) | 車両用サンバイザ | |
JP4194676B2 (ja) | 車両用サンバイザ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070216 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090410 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090526 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090814 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090820 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4364994 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |