JP2001252980A - フィルムラミネート装置およびフィルムラミネート方法 - Google Patents

フィルムラミネート装置およびフィルムラミネート方法

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JP2001252980A
JP2001252980A JP2000066828A JP2000066828A JP2001252980A JP 2001252980 A JP2001252980 A JP 2001252980A JP 2000066828 A JP2000066828 A JP 2000066828A JP 2000066828 A JP2000066828 A JP 2000066828A JP 2001252980 A JP2001252980 A JP 2001252980A
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metal sheet
film
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wax
drying
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Nobuhiro Kaneda
信博 兼田
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラミネート部とワックス塗布部を統合し、省
力化、省エネルギー化を実現できるフィルムラミネート
装置を提供する。 【解決手段】 金属シートS のパスラインに沿つて一次
加熱装置4 、ラミネータ5 、二次加熱装置6 、冷却装置
(21,22, 8)、乾燥装置24、ワックス塗布装置25の順に
配置されてなり、一次加熱装置による加熱後の金属シー
トにプラスチックフィルムf をラミネートして得られた
フィルム積層金属シートS'を加熱、水冷し、引き続いて
乾燥装置により乾燥するとともに予備加熱を行い、引き
続いてフィルム積層金属シートにワックスを塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィルム積層金属シ
ートを製造するフィルムラミネート装置およびフィルム
ラミネート方法に関する。アルミニウム板や銅板等の金
属シートにプラスチックフィルムをラミネートして、耐
食性やガス非透過性をもたせたフィルム積層金属シート
が飲料缶等に用いられている。本発明はこのようなフィ
ルム積層金属シートを製造するフィルムラミネート装置
およびフィルムラミネート方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルムラミネート装置を図2に
基づき説明する。第1の巻出しロール1 から繰り出され
るアルミニウム薄板や鋼薄板等の金属シートS は、ガイ
ドロール2 、3 で案内されて、一次加熱装置4 、ニップ
ロール5 、二次加熱装置6 、冷却帯7 を順に通り、冷却
タンク(水槽)8 内のガイドロール9を経て巻取ロール1
0に巻取られるようになっている。この際、一次加熱装
置4 により金属シートSを約100 〜200 ℃に加熱し、こ
の加熱された金属シートS に第2の巻出しロール11から
繰り出されたプラスチックフィルムf をニップロール5
で挟圧することによって、金属シートS の表面がプラス
チックフィルムf でラミネートされたフィルム積層金属
シートS'が得られる。
【0003】なお、二次加熱装置6 と冷却帯7 は、金属
シートS の表面にラミネートされた後のフィルムf を融
点まで再加熱し、次いで急冷することにより、フィルム
f の結晶化度を適切な状態にし、後の製缶加工を容易に
する役割を有する。また、前記冷却タンク8 内を通過し
たフィルム積層金属シートS を巻取ロール10に巻き取る
前に、乾燥させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルム積
層金属シートに深絞り加工やしごき加工を施して飲料容
器のような缶容器を製缶する際、フィルム積層金属シー
トに対するプレス打ち抜き(ブランキング)時における
金型との潤滑性を高めるために、プレス直前にフィルム
積層金属シートに対して、例えばパラフィン系のワック
スを塗布しておく必要がある。このパラフィン系のワッ
クスは、融点が60℃以下のものが主として使用されてい
るが、ワックス塗布時におけるムラを抑制して塗布性の
向上を図るために、ワックス塗布前にフィルム積層金属
シートをワックスの融点以上に予備加熱しておく必要が
ある。
【0005】しかるに、製缶加工に際してフィルム積層
金属シートに対する予備加熱およびワックス塗布工程
と、予備加熱装置を必要とすることは、製缶加工のコス
トが増加するという問題がある。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑み、フィルム積
層金属シートに対するワックス塗布をインライン方式で
実現でき、フィルム積層金属シートに対する加工直前に
従来必要とされた予備加熱およびワックス塗布工程を省
略でき、フィルム積層金属シートに対する加工コストを
低減することができるフィルムラミネート装置およびフ
ィルムラミネート方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、金属
シートを繰り出す第1の巻出しロールと、プラスチック
フィルムを繰り出す第2の巻出しロールと、前記第1の
巻出しロールから繰り出される金属シートを加熱する一
次加熱装置と、前記一次加熱装置により加熱された金属
シートの表面に前記第2の巻出しロールから繰り出され
たプラスチックフィルムをラミネートしてフィルム積層
金属シートを得るラミネータと、前記フィルム積層金属
シートのパスラインに沿って順に配置された二次加熱装
置および水冷装置を含む冷却装置と、前記冷却装置によ
り冷却されたフィルム積層金属シートを乾燥させる乾燥
装置と、前記乾燥装置で乾燥されたフィルム積層金属シ
ートに対してワックスを塗布するワックス塗布装置と、
前記ワックス塗布装置でワックスを塗布されたフィルム
積層金属シートを巻き取る巻取ロールとを具備すること
を特徴とする。請求項2の発明は、請求項1の発明にお
いて、前記二次加熱装置は前記フィルム積層金属シート
に対するワックス塗布前の予備加熱の熱源として兼用さ
れることを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1の
発明において、前記乾燥装置は、前記二次加熱装置を熱
源として生成された蒸気を利用して温められた空気を送
風する温風ドライヤからなり、前記フィルム積層金属シ
ートを乾燥することによりワックス塗布前のフィルム積
層金属シートを予備加熱することを特徴とする。請求項
4の発明は、金属シートのパスラインに沿つて一次加熱
装置、ラミネータ、二次加熱装置、冷却装置、乾燥装
置、ワックス塗布装置の順に配置しておき、前記一次加
熱装置による加熱後の金属シートの表面にプラスチック
フィルムをラミネートしてフィルム積層金属シートを得
る工程と、前記フィルム積層金属シートを前記冷却装置
により水冷する工程と、前記水冷後に引き続いて前記フ
ィルム積層金属シートを前記乾燥装置により乾燥すると
ともにワックス塗布前の予備加熱を行う工程と、前記予
備加熱に引き続いて前記フィルム積層金属シートにワッ
クスを塗布する工程とを具備することを特徴とする。
【0008】請求項1の発明によれば、ラミネート後の
フィルム積層金属シートを加熱・水冷して巻き取るまで
の間に、乾燥装置によりフィルム積層金属シートを乾燥
させるとともに予備加熱し、ワックス塗布装置によりワ
ックスを塗布することができる。このようにラミネート
部とワックス塗布部をインライン方式で組み込んでいる
ので、フィルム積層金属シートに対する加工直前に従来
必要とされた予備加熱装置およびワックス塗布装置を省
略でき、フィルム積層金属シートに対する加工コストを
低減することができる。即ち、ラミネート装置とワック
ス塗布装置を統合することにより、省力化、省エネルギ
ー化を実現でき、しかも、ワックスが塗布されたフィル
ム積層金属シートを巻取ロールに巻き取る際、ワックス
が潤滑剤になるので、フィルム積層金属シートのフィル
ム同士が接触して傷付くことがない。請求項2の発明に
よれば、二次加熱装置をフィルム積層金属シートに対す
るワックス塗布前の予備加熱の熱源として兼用している
ので、省エネルギー化を図ることができる。請求項3の
発明によれば、乾燥装置として蒸気加熱式の温風ドライ
ヤを用いているので、他に特別な制御を必要とせず、ワ
ックス塗布前のフィルム積層金属シートを最適温度に設
定することができる。請求項4の発明によれば、ラミネ
ート後のフィルム積層金属シートを加熱・水冷して巻き
取るまでの間に、フィルム積層金属シートを乾燥させる
とともに予備加熱し、ワックスを塗布する工程を組み込
んでいるので、フィルム積層金属シートに対する加工直
前に従来必要とされた予備加熱およびワックス塗布の工
程を省略でき、フィルム積層金属シートに対する加工コ
ストを低減することができる。即ち、ラミネート工程と
ワックス塗布工程を統合することにより、省力化、省エ
ネルギー化を実現でき、しかも、ワックスが塗布された
フィルム積層金属シートを巻取ロール10に巻き取る際、
ワックスが潤滑剤になるので、フィルム積層金属シート
のフィルム同士が接触して傷付くことがない。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。
【0010】図1は本発明の一実施形態に係わるフィル
ムラミネート装置を示している。図1に示すフィルムラ
ミネート装置は、冷却タンク8 により水冷されたフィル
ム積層金属シートS'を巻き取るまでの間に、フィルム積
層金属シートS'に対して水分絞り、乾燥、予備加熱、ワ
ックス塗布を行う装置を組み込んでいることに特徴があ
り、従来例の図2中と同一部分には同一符号を付してい
る。即ち、第1の巻出しロール1 から繰り出される金属
シートS のパスラインに沿つて、一次加熱装置4 、ニッ
プロール(ラミネータ)5 、二次加熱装置6 、保温用均
熱炉12、空冷装置21、ミストエア噴射装置22、冷却タン
ク(水槽)8 、リンガーロール23、乾燥装置24、ワック
ス塗布装置25および巻取ロール10の順に配置されてい
る。なお、2 、3 、9 は金属シート案内用のガイドロー
ルである。
【0011】前記一次加熱装置4 は、金属シートS を約
100 〜200 ℃に加熱するものであり、ニップロール5
は、加熱された金属シートS の表面に第2の巻出しロー
ル11から繰り出されたプラスチックフィルムf を挟圧す
るものであり、これによって金属シートS の表面にプラ
スチックフィルムf がラミネートされたフィルム積層金
属シートS'を得ている。さらに、このフィルム積層金属
シートS'を、二次加熱装置6 により加熱し、均熱炉12に
より保温し、空冷装置21、ミストエア噴射装置22および
冷却タンク8 により冷却する。
【0012】そして、冷却後のフィルム積層金属シート
S'をリンガーロール23を通して水分を絞り、さらに乾燥
装置24により乾燥、予備加熱し、ワックス塗布装置25で
ワックスを塗布した後、巻取ロール10に巻き取る。この
場合、冷却タンク8 を通過したフィルム積層金属シート
S'の走行方向を上方に転換してリンガーロール23、乾燥
装置24を通過させ、さらに二次加熱装置6 の近傍で走行
方向を水平方向に転換させてワックス塗布装置25へ導い
ている。
【0013】なお、ワックス塗布装置25は、概ね、タン
ク内に貯溜している溶融したワックスを吸い出して空気
と混合させた後、電極の間を通して帯電させて、目的部
分に噴霧する機能を備えた公知の装置である。また、前
記二次加熱装置6 は例えば誘導加熱ヒータ(例えば住友
重機械工業株式会社製品の商品名VFX:Vertical FluxInd
uction Heater)が用いられており、前記保温用均熱炉7
の熱源として電熱ヒータが用いられている。上記二次
加熱装置6 と前記空冷装置21、ミストエア噴射装置22お
よび冷却タンク8 は、金属シートS の表面にラミネート
された後のフィルムf を融点まで再加熱し、次いで冷却
することにより、フィルムf の結晶化度を適切な状態に
し、後の製缶加工を容易にする役割を有する。
【0014】上記構成において、二次加熱装置6 を、フ
ィルム積層金属シートS'に対するワックス塗布前の予備
加熱の熱源として兼用している。本例では、乾燥装置24
として、二次加熱装置6 を熱源として生成された蒸気
(約120 〜140 ℃、2 〜4Kg/cm2 )により熱交換機(図
示せず)を通して温められた空気(約190 〜120 ℃)を
送風する温風ドライヤを用いている。
【0015】このような乾燥装置(温風ドライヤ)24に
よってフィルム積層金属シートS'を乾燥することによ
り、約80〜100 ℃程度に予備加熱することが可能にな
る。したがって、後のワックス塗布工程において例えば
融点が50〜60℃のパラフィン系のワックス使用する場
合、ワックス塗布時におけるムラを抑制して塗布性の向
上を図るためにワックス塗布前のフィルム積層金属シー
トS'の予備加熱温度として必要なワックスの融点以上の
約80℃に設定することが可能である。
【0016】なお、乾燥装置(温風ドライヤ)24で乾燥
されたフィルム積層金属シートS'がワックス塗布装置25
に到達する前に、フィルム積層金属シートS'に対するワ
ックス塗布前の予備加熱の度合いを調整する予備加熱調
整装置26を必要に応じてさらに設けておいてもよい。ま
た、前記空冷装置21およびミストエア噴射装置22は、従
来例の冷却帯7 に代えて用いられており、冷却タンク8
とともに冷却装置を構成している。例えばポリエチレン
テレフタレートフィルム(PET フィルム)をアルミニウ
ム薄板にラミネートする場合、PET フィルムは230 〜24
0 ℃の高温で水と接触すると高分子が加水分解し表面物
性が変化するが、上記冷却装置により、PET フィルムf
を空冷ゾーンによって降温させた後に冷却タンク8 によ
り冷却することにより、上記表面物性の変化という不都
合を回避することができる。
【0017】上記したようなフィルムラミネート装置に
よれば、ラミネート後のフィルム積層金属シートを加熱
・水冷して巻き取るまでの間に、乾燥装置24によりフィ
ルム積層金属シートS'を乾燥させるとともに予備加熱
し、ワックス塗布装置25によりワックスを塗布すること
ができる。
【0018】このようにラミネート部とワックス塗布部
をインライン方式で組み込んでいるので、フィルム積層
金属シートS'に対する加工直前に従来必要とされた予備
加熱装置およびワックス塗布装置を省略でき、フィルム
積層金属シートに対する加工コストを低減することがで
きる。即ち、ラミネート部とワックス塗布部を統合する
ことにより、省力化、省エネルギー化を実現でき、しか
も、ワックスが塗布されたフィルム積層金属シートS'を
巻き取る際、ワックスが潤滑剤になるので、フィルム積
層金属シートS'のフィルム同士が接触して傷付くことが
ない。
【0019】また、二次加熱装置6 をフィルム積層金属
シートS'に対するワックス塗布前の予備加熱の熱源とし
て兼用することにより、省エネルギー化を図っている。
また、乾燥装置24として蒸気加熱式の温風ドライヤを用
いることにより、他に特別な制御を必要とせず、ワック
ス塗布前のフィルム積層金属シートS'を最適温度に設定
することが可能になる。
【0020】上記したフィルムラミネート装置を用いた
フィルムラミネート方法によれば、ラミネート後のフィ
ルム積層金属シートS'を加熱・水冷して巻き取るまでの
間に、フィルム積層金属シートS'を乾燥させるとともに
予備加熱し、ワックスを塗布することができる。このよ
うにラミネート工程とワックス塗布工程をインライン方
式で組み込んでいるので、フィルム積層金属シートS'に
対する加工直前に従来必要とされた予備加熱およびワッ
クス塗布の工程を省略でき、フィルム積層金属シートS'
に対する加工コストを低減することができる。即ち、ラ
ミネート工程とワックス塗布工程を統合することによ
り、省力化、省エネルギー化を実現でき、しかも、ワッ
クスが塗布されたフィルム積層金属シートS'を巻き取る
際、ワックスが潤滑剤になるので、フィルム積層金属シ
ートのフィルム同士が接触して傷付くことがない。
【0021】
【発明の効果】請求項1のフィルムラミネート装置によ
れば、フィルム積層金属シートに対する加工直前に従来
必要とされた予備加熱装置およびワックス塗布装置を省
略でき、フィルム積層金属シートに対する加工コストを
低減することができる。請求項2のフィルムラミネート
装置によれば、省エネルギー化を図ることができる。請
求項3のフィルムラミネート装置によれば、ワックス塗
布前のフィルム積層金属シートを最適温度に設定するこ
とができる。請求項4のフィルムラミネート方法によれ
ば、フィルム積層金属シートに対する加工直前に従来必
要とされた予備加熱およびワックス塗布の工程を省略で
き、フィルム積層金属シートに対する加工コストを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るフィルムラミネート
装置の説明図である。
【図2】従来のフィルムラミネート装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
f PET フィルム S 金属シート 4 一次加熱装置 5 ニップロール 6 二次加熱装置 8 冷却タンク(水槽) 10 巻取ロール 12 保温用均熱炉 21 冷却装置 22 ミストエア噴射装置 23 水分絞り用のリンガーロール 24 乾燥装置 25 ワックス塗布装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AB01A AB10 AJ11C AK01B AK41 BA03 BA06 BA10A BA10C EH462 EJ192 EJ422 EJ502 EJ862 EK01 4F211 AA24 AD03 AD05 AD08 AD29 AD31 AG01 AG03 AH55 AK01 AK02 TA01 TC05 TD11 TH01 TH06 TQ03 TW06 TW15 TW17 TW37

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属シートを繰り出す第1の巻出しロール
    と、プラスチックフィルムを繰り出す第2の巻出しロー
    ルと、前記第1の巻出しロールから繰り出される金属シ
    ートを加熱する一次加熱装置と、前記一次加熱装置によ
    り加熱された金属シートの表面に前記第2の巻出しロー
    ルから繰り出されたプラスチックフィルムをラミネート
    してフィルム積層金属シートを得るラミネータと、前記
    フィルム積層金属シートのパスラインに沿って順に配置
    された二次加熱装置および水冷装置を含む冷却装置と、
    前記冷却装置により冷却されたフィルム積層金属シート
    を乾燥させる乾燥装置と、前記乾燥装置で乾燥されたフ
    ィルム積層金属シートに対してワックスを塗布するワッ
    クス塗布装置と、前記ワックス塗布装置でワックスを塗
    布されたフィルム積層金属シートを巻き取る巻取ロール
    とを具備することを特徴とするフィルムラミネート装
    置。
  2. 【請求項2】前記二次加熱装置は、前記フィルム積層金
    属シートに対するワックス塗布前の予備加熱の熱源とし
    て兼用されることを特徴とする請求項1記載のフィルム
    ラミネート装置。
  3. 【請求項3】前記乾燥装置は、前記二次加熱装置を熱源
    として生成された蒸気を利用して温められた空気を送風
    する温風ドライヤからなり、前記フィルム積層金属シー
    トを乾燥することによりワックス塗布前のフィルム積層
    金属シートを予備加熱することを特徴とする請求項1記
    載のフィルムラミネート装置。
  4. 【請求項4】金属シートのパスラインに沿つて一次加熱
    装置、ラミネータ、二次加熱装置、冷却装置、乾燥装
    置、ワックス塗布装置の順に配置しておき、前記一次加
    熱装置による加熱後の金属シートの表面にプラスチック
    フィルムをラミネートしてフィルム積層金属シートを得
    る工程と、前記フィルム積層金属シートを前記冷却装置
    により水冷する工程と、前記水冷後に引き続いて前記フ
    ィルム積層金属シートを前記乾燥装置により乾燥すると
    ともにワックス塗布前の予備加熱を行う工程と、前記予
    備加熱に引き続いて前記フィルム積層金属シートにワッ
    クスを塗布する工程とを具備することを特徴とするフィ
    ルムラミネート方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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