JP2001252388A - ゴルフ用具 - Google Patents

ゴルフ用具

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JP2001252388A
JP2001252388A JP2001000028A JP2001000028A JP2001252388A JP 2001252388 A JP2001252388 A JP 2001252388A JP 2001000028 A JP2001000028 A JP 2001000028A JP 2001000028 A JP2001000028 A JP 2001000028A JP 2001252388 A JP2001252388 A JP 2001252388A
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Koichi Nishikawa
公一 西川
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OTAKE SHOTA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】血流を促進しつつ脈拍を沈静化させることで、
ゴルフの成績を向上させる。 【解決手段】ホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩
は、手の小節から頭の大きさくらいのサイズで海底から
採集される海底の火山噴火から生じた鉱石が主体で、そ
の主な元素は、酸素、ケイ素、アルミニウム、ナトリウ
ム、カリウム、マグネシウム、鉄等であり、ホルンブレ
ンド−カミングトン閃石ひん岩の粉体を含むゴム製品に
は、図7に示すゴルフグリップ1、図11(c)に示す
ゴルフ靴用のインソール301、図14に示すゴルフ帽
子用のサイズ調整用バンド402があり、ホルンブレン
ド−カミングトン閃石ひん岩の粉体を含む皮革製品に
は、図11(a)に示すゴルフ手袋101、図11
(b)に示すゴルフ靴201、図15に示すゴルフバッ
グの取手部分501があり、ホルンブレンド−カミング
トン閃石ひん岩の粉体を含む熱可塑性製品には、図16
に示すゴルフ練習マット601がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の生理活性に
作用して、ゴルフの成績を上げるゴルフ用具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、皮革製品として製造されたゴルフ
用品としては、例えば、ゴルフ手袋、ゴルフ靴等、様々
な用途に向けて優れたものが開発されている。人工皮革
が主として使用され、ゴルフの用途などから、塩ビレザ
ー、合成皮革、人工皮革の3種があり、次のような長所
と短所を備える。即ち、長所として、天然皮革のブレザ
ーなどはやや重く感じるが、人工皮革はそのほぼ半分の
軽さであり、水に濡れても寸法変化や風合い変化がおき
ず、水洗い可能で、クリーニングが簡単にでき、染色堅
ろう度が高く、豊富な色に染められ、品質が均一で、織
物と同じように生地取りができ、しわが寄らず、匂いは
革の独特の匂いがなく、虫、かびに対して犯されない。
短所として、吸湿性は天然皮革のほうが優れ、靴の甲革
など、足へのなじみは天然皮革に劣り、火で溶けるので
注意が必要である。
【0003】さらに、ゴム製品として製造されたゴルフ
用品としては、例えば、ゴルフクラブのグリップ、ゴル
フ練習マット等が挙げられる。ここで、ゴムとは、弾力
性のある高分子物質であり、水をはじく性質があり、大
きな電気抵抗をもつ。ゴムには天然ゴムと合成ゴムとが
ある。天然ゴムは炭化水素の一種であり、イソプレンが
重合したもので、ラテックスとよばれる乳白色の樹液か
ら製造される。合成ゴムは主に、ブタジエン、スチレン
など、各種の不飽和炭化水素から合成される。製品によ
っては発泡剤を用いクッション性を高めることもある。
【0004】しかしながら、上述の従来技術では、あく
までゴム製品または皮革製品の原料は概ね単品であっ
て、その素材構成から人体の生理に何ら働きかけるもの
ではなく、そういった面で未だ十分なゴルフ製品は現れ
ていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、請求項に記載
の発明は、人体への生理へ働きかけることで、ゴルフの
成績を高めることを特徴とすることを課題としたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、天然鉱石の粉体と、ゴム原料ま
たは皮革原料と、を主原料として含み、且つ、人体に接
触しうる部位に関するゴム製品または皮革製品であるこ
とを特徴とするゴルフ用具である。これにより、遠赤外
線効果等が生じて、前記課題が好適に解決できる。ここ
で、ゴム製品又は皮革製品に占める天然鉱石(例えばホ
ルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩)の粉体の割合
は、概ね5〜40重量%(好ましくは8〜30重量%、
特に好ましくは10〜15重量%)、ゴム原料が概ね6
0〜95重量%が好ましい。天然鉱石(例えばホルンブ
レンド−カミングトン閃石ひん岩)の粉体の含有量が少
なすぎると効能が減少し、含有量が多すぎると効能が高
くはなるが、ゴルフ用具が脆くなる等の不都合が生じる
からである。ここでいう天然鉱石、特にホルンブレンド
−カミングトン閃石ひん岩として、蛇紋岩、麦飯石等が
挙げられる。遠赤外線効果の高いものが好ましい。好ま
しい範囲として波長6.0μ〜20.0μの分光放射率
が80%〜100%であることである。天然鉱石の粉体
は微粒子であることが好ましく、平均粒径は20μm以
下、好ましくは5μm以下、特に好ましくは2μm以
下、最も好ましくは、0.5μm〜1μmの範囲であ
る。
【0007】特にホルンブレンド−カミングトン閃石ひ
ん岩が好ましいが、その他、蛇紋石、端渓石、金星石、
または、ベルファーストブラック石(これらの天然石を
「蛇紋石」と総称することもある)、麦飯石も好適であ
る。着色コーデライト系天然石であるホルンブレンドー
カミングトン閃石ひん岩(Hornblende−cu
mmingtonite porphyrite)は、
台湾省の太平洋岸に産出する着色コーデライト系天然石
を指す通称であり、なかでも中華民国台湾省の太平洋岸
側に産出する天然石を指す通称名である(わが国では、
オーラストーンとも呼ばれている)。もともと海底に噴
出したマグマから生成した海山が崩れおち、それが台湾
を始めとする南方諸島の太平洋岸に打寄せたものといわ
れ、青色系、茶色系などいくつかの色彩系に分けられる
が、そのいずれをも使用することができ、混合して利用
しても良いが、青色系が好ましい。蛇紋石は美しい模様
を持つ変成岩の一種であり、中華民国台湾省花蓮県内、
なかでも玉里槙近辺から産出する黒豆花蛇紋石は品質が
良く好ましい。蛇紋石としては、台湾産の蛇絞石が好ま
しく用いられる。黒豆花蛇絞石は、成分によって若干の
差があるが、通常、外観は濃禄色に黒い斑点が混ってい
る。端渓石は、中国中南区広東省に産出する黒、青、
緑、紫などの輝緑凝灰岩であって、従来、硯石として珍
重されていた。現在成分を分析中であるが、蛇紋石に近
いと推定している。金星石は、中国河南省、江西省、広
東省などに産出し、端渓石と同様に金星宋硯などとして
珍重されている。黒墨色の硯石である。猫眼、風眼、金
圏、小浪紋、金花浪紋、魚子紋、眉子紋などの種類があ
る。ベルファーストブラック石は、南アフリカ共和国ベ
ルファスト産の黒色の花崗岩を指す通称である。石英変
岩石としては、愛知県北設楽郡近辺に産出するシリカ成
分に富んだものが、遠赤外線放散量も妥当な値であっ
て、好ましく用いられる。
【0008】ホルンブレンドーカミングトン閃石ひん岩
は単独でも良いが、上述の天然鉱石と任意に混合して用
いることができる。さらに、後述の薬草、或いは香草を
添加することが必要であり、これについては後述する。
【0009】請求項2記載の発明によれば、天然鉱石の
粉体と、ゴム原料または皮革原料と、竹の根の炭化物
と、を主原料として含み、且つ、人体に接触しうる部位
に関するゴム製品または皮革製品であることを特徴とす
るゴルフ用具である。これにより請求項1と同様の課題
を達成できる上、竹の根の炭化物を付加することで、遠
赤外線の複合的な効果が挙げられる。ここでいう、ゴム
原料には、天然ゴム又は合成ゴム等が挙げられる。ゴム
製品の内、天然鉱石(例えばホルンブレンド−カミング
トン閃石ひん岩)の粉体と、竹の根の炭化物の合計重量
が、製品全体に占める割合は、5〜40重量%が好まし
い。天然鉱石(例えばホルンブレンド−カミングトン閃
石ひん岩)の粉体と、竹の根の炭化物の重量比率は、天
然鉱石(ホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩)の
粉体が75〜85重量%、竹の根の炭化物が15〜25
重量%、好ましくは、それぞれ、78〜83重量%及び
17〜22重量%、特に好ましくは、80重量%:20
重量%である。
【0010】請求項3記載の発明によれば、前記ゴム製
品がゴルフクラブのグリップであることを特徴とする請
求項1または2のゴルフ用具である。これにより請求項
1または2の発明と同様の課題を達成できる上、スイン
グ力が強まり飛距離が伸びる。
【0011】請求項4記載の発明によれば、前記皮革製
品がゴルフ手袋であることを特徴とする請求項1または
2のゴルフ用具である。これにより請求項1または2の
発明と同様の課題を達成できる。
【0012】請求項5記載の発明によれば、前記ゴム製
品または皮革製品がゴルフ靴であることを特徴とする請
求項1または2のゴルフ用具である。これにより請求項
1または2の発明と同様の課題を達成できる上、脚に活
力が付与され、スイングの補助となることができる。
【0013】請求項6記載の発明によれば、前記ゴム製
品がゴルフ靴のインソールであることを特徴とする請求
項1または2のゴルフ用具である。これにより請求項5
と同様の課題を達成できる。
【0014】請求項7記載の発明によれば、前記ゴム製
品がゴルフ帽のサイズ調整用の連結帯であることを特徴
とする請求項1または2のゴルフ用具である。これによ
り請求項1または2の発明と同様の課題を達成できる
上、脳に活力を与えて、ゴルフ勘を上げられる。
【0015】請求項8記載の発明によれば、前記皮革製
品がゴルフバッグの取手部分であることを特徴とする請
求項1または2のゴルフ用具である。これにより請求項
1または2の発明と同様の課題を達成できる上、手で運
搬するときに、活力が付与される。
【0016】請求項9記載の発明によれば、前記ゴム原
料または皮革原料を熱可塑性樹脂原料に代え、かつ、前
記ゴム製品または皮革製品を発泡樹脂製品に代え、さら
に、該製品がゴルフ練習マットであることを特徴とする
請求項1または2のゴルフ用具である。これにより請求
項1または2の発明と同様の課題を達成できる上、効果
的なゴルフ練習を可能とする。熱可塑性樹脂原料として
は、エチレン−酢酸ビニル共重合体が好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態であるゴルフ用具を、図面を参照して以下に説明す
る。本実施形態で原料の1つであるホルンブレンド−カ
ミングトン閃石ひん岩は、手の小節から頭の大きさくら
いのサイズで海底から採集される海底の火山噴火から生
じた鉱石が主体である。その主な元素は、酸素、ケイ
素、アルミニウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウ
ム、鉄等である。握力強化、血流改善、柔軟性、疲労防
止等、視覚、感覚を整えて打球を打つ正確性を可能と
し、その飛距離も追求可能なゴルフ用具にできる。上記
のホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の粉体を含
むゴム製品としては、例えば、図7に示すゴルフグリッ
プ1、図11(c)に示すゴルフ靴用のインソール30
1、図14に示すゴルフ帽子用のサイズ調整用バンド4
02等が挙げられる。また、上記のホルンブレンド−カ
ミングトン閃石ひん岩の粉体を含む皮革製品としては、
例えば、図11(a)に示すゴルフ手袋101、図11
(b)に示すゴルフ靴201、図15に示すゴルフバッ
グの取手部分501が挙げられる。上記のホルンブレン
ド−カミングトン閃石ひん岩の粉体を含む熱可塑性製品
としては、図16に示すゴルフ練習マット601が挙げ
られる。
【0018】即ち、これらのゴルフ用具は、ゴム原料ま
たは皮革原料にホルンブレンド−カミングトン閃石ひん
岩を粉砕したものを混合させたものであり、人体が吸収
できる電磁波の波長帯域において90%以上の高い放射
率を備えた天然鉱石であるホルンブレンド−カミングト
ン閃石ひん岩、或いはそのホルンブレンド−カミングト
ン閃石ひん岩を粉砕して、バインダ等を混合して成形
し、焼成したものである。図1に示す通り、人体が吸収
する電磁波の波長は、2987/(273+36〜3
7)=9.63〜9.66μmであり、その帯域を備え
た電磁波を人体が吸収することにより、生理活性を与え
ることができる。したがって、ゴルフ用具は、人体が吸
収できる波長帯域での赤外線を高率に放射することがで
き、人間に顕著な生理活性を与えることができるのであ
る。こうしたことが、単純な成分の人造のセラミックや
金属等には見られない作用を有し、本発明の効果をもた
らしているものと推測している。
【0019】ここで、適当なゴルフ用具の素材を選ぶた
めに、多数の天然石を用い、ゴルフ用具を試作し検討し
た。天然石を選んだのは金属の5倍前後の熱容量を有
し、熱伝導率が金属ほど高くなく、耐熱性に優れ、遠赤
外線放射率の高いものがあり、適度の加熱と、昇温後の
余熱を利用し易いからである。また、天然石の複雑な成
分の組み合わせは、人工セラミックスでは得られない作
用を発揮する。多数の天然石を検討した結果、ホルンブ
レンド−カミングトン閃石ひん岩が好ましい。
【0020】ホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩
は単独で使用することが好ましいが、他の天然鉱石を付
随的に混合して用いることもできる。また、例えば、竹
の根から製造される竹根炭等を混ぜることも好ましい。
【0021】本実施形態で採択したホルンブレンド−カ
ミングトン閃石ひん岩の特性を知るために、その成分を
分析した。蛍光X線による定性−定量分析結果を表1に
示す。表1では、ホルンブレンド−カミングトン閃石ひ
ん岩の青色の種類の分析を行なった。蛍光X線分析によ
る定性−定量分析結果は、原子番号11(Na)以上の
元素を定性分析し、検出元素についてガラスビード法
(ホウ酸リチウム溶融法)により定量分析を行なった。
元素を酸化物に換算して表示してある。
【0022】
【表1】
【0023】また、ホルンブレンド−カミングトン閃石
ひん岩を粉砕、加圧成型し、遠赤外線放射率を測定し
た。図2に、横軸に波長(μm)、縦軸に分光放射率
(%)をとり、ゴルフ用具の原料となる青色のホルンブ
レンド−カミングトン閃石ひん岩(試料1)の測定結果
を示す。図3に、横軸に波長(μm)、縦軸に分光放射
輝度(W・cm-2・str-1・μm-1・10-2)をと
り、試料1の測定結果を示す。試料1では、波長9.6
3〜9.66μmにおいて、概ね94%という高い放射
率を示した。
【0024】(比較例)図4に示す通り、天然ゼオライ
トでは、波長9.63〜9.66μmにおいて、たかだ
か67%程度の放射率しか得られない。つまり、波長8
〜10μmの範囲において、急激に放射特性が悪化して
いる。これに対し本実施形態のゴルフ用具は、これに触
る、持つ、握る、座る、履く、敷くこと等によってゴル
フ用具に係る血流促進作用、疲労の解消、痛みの改善
等、効果が期待できる。
【0025】さらに、竹の根の炭化物(炭)を付加的に
混合しても良い。混合比率は重量比で、ホルンブレンド
−カミングトン閃石ひん岩粉体80重量%に対し竹の根
の炭化物20重量%の割合に混合した機能材を、天然ゴ
ム及び合成ゴム原料に対して15重量%に当たる割合で
混入することが好ましい。エネルギー放射率を参考まで
に説明すると図5に示す通り、ホルンブレンド−カミ
ングトン閃石ひん岩竹の根の炭化物化物桜の木炭化
物備長炭どくだみもぐさの成績順位である。ホ
ルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩のエネルギーは
他のもののエネルギーより大きく、その次に、竹の根
の炭化物化物が分光放射率と相応しい波長を発生する。
【0026】竹の根の炭化物について、その特長と効用
を説明すると、竹の根は、竹林の土壌から歳月をかけて
根の吸盤で栄養を吸い上げる活動をしている。この根を
核に炭化すると、その養分は人体に有益なミネラルとな
る。その成分と含有量は、カルシウム45%、カリウム
20%、マンガン、鉄、その他炭素、酸素、水素、炭分
等である。竹酢液には成分としてプロピオン酸などの脂
肪酸メタノール、プロパノール、アルコール、アセト
ン、フォルムアルデヒド、フェノール成分が数百種も含
まれ、竹酢液はpH3の酸性炭水化物でリグニンの熱分
解成分も多量に含まれ含有成分も多く、燃焼が始まると
熱分解で溶けだす。竹酢液は、表皮から浸透し温熱灸治
療に加え、多くの皮膚病他内臓器官にも効用が見られ
る。
【0027】竹根炭は、竹の根を原料に1000℃〜1
400℃で備長炭(白炭)を焼くと同様の方法で、石や
土と一緒に焼きあげる。白炭に使う木材の基本はウバメ
ガシであるが、燃焼性や発熱量や、火つき火持ちの良さ
から、竹の根を材料にして仕上げる。炭質は良く、炭火
の熱量は1gあたり7000カロリー以上であり、煙や
炎が出ず、いやな匂いも出さない。竹の根の場合は、繁
殖力が旺盛で毎年伐採し根を掘り出しても絶える心配も
ない。
【0028】なお、孟宗竹の特徴は、別の素材に混ぜた
場合、保温性を生み出し放射度も高くなる。孟宗竹の炭
化物は有効鉱石同様に遠赤外線エネルギー放散する性能
は、堅木からなる備長炭やアルミナやチタン系酸化物セ
ラミックスよりも優れている。
【0029】次に本実施形態のゴム製品であるゴルフ用
具の製造方法について図6を参照して説明する。なお、
ゴルフクラブのグリップ、インソール、ゴルフ帽子の連
結帯などが、この方法で製造される。 (1)採取洗浄工程 パラゴムノキなどの植物にふくまれるラテックスには、
直径0.05〜2μmほどのゴムの粒子がコロイドとし
て分散している。採取されたラテックスは、ろ過によっ
てゴミや異物を除去したあと、水で薄められ、これに蟻
酸や酢酸を加えて処理すると、ラテックス中に分解して
いたゴムの粒子が凝結し、白色の凝固物が得られる。こ
の凝固物には水分が含有されるので、ローラーで圧搾し
て水分を絞り出す。
【0030】(2)乾燥工程 さらにローラーで数mmのシートに成型し、木材の煙でい
ぶしながら3〜5日かけて乾燥させる。こうして出来上
がるのが、スモークドシー卜とよばれる生ゴムのシート
で、くん煙によって赤褐色に着色する。ラテックスを亜
硫酸水素ナトリウムで漂白し、強力なローラーでちりめ
ん状のシートに成型したあと熱風乾燥させると、ペール
クレープとよばれる淡黄色の生ゴムシートが出来上がる
が、こちらは価格が高く、淡色のゴム製品など高級品に
用いられる。
【0031】(3)素練り工程 原料となる生ゴムのシートは、適当な大きさに寸断され
てから、素練り機にかけられる。素練り機には、回転速
度の異なる2本のローラーの間で生ゴムを練るラバー・
ミル、そして、ミルの改良型で密閉容器内にローラーを
とりつけたバンバリーミキサー、さらに、容器内のロー
ターで生ゴムをかきまわすゴードンプラスチケーターな
どの装置がある。素練りの工程では生ゴムの分子が引き
伸ばされ、部分的に切断され、可塑性が高まってゴムが
軟化するので、配合剤の混合や製品への成型が行いやす
くなる。ゴムの軟化度は後の工程と製品の品質に大きな
影響をおよぼすので、粘度計を用いて常に調節される。
【0032】(4)配合工程 ゴルフ用のゴム製品に使用されるゴムは、1%〜6%程
度の硫黄(いおう)を添加して加熱した加硫ゴムであ
る。ゴム原料の中に硫黄を2%混入すると手頃な固さが
得られる。生ゴムではイソプレンの分子が線状に結合し
ているのに対し、加硫ゴムではゴムの分子間に硫黄原子
による架橋結合が生じ、全体として網目状の結合を作
る。そのため加硫したゴムは、強度と弾性が高まり、溶
剤にも溶けにくくなる。加硫ゴムは温度変化に対しても
安定で、気体を透過しにくい。また、アニリンなどの加
硫促進剤の使用によって、硫黄の添加量や加硫時間は大
幅に低減し、同時にゴム製品の品質も向上する。炭素粉
体(カーボンブラック)をゴムに添加して強度を高める
こともある。配合剤として、ゴムの加工工程では、加硫
剤、加硫促進剤、軟化剤、老化防止剤、補強剤、増量
剤、着色剤など、様々な薬剤が加えられる。増量剤はゴ
ム製品の体積増量のために添加される物質で、石灰(炭
酸力ルシウム)、硫酸バリウム、粘土などが使用され
る。補強剤の代表は黒色のカーボンブラックであるが、
淡色のゴム製品には、白色の二酸化ケイ素などが使用さ
れる。軟化剤は各種の取合剤の分散を良くするために添
加され、石油樹脂、マツヤニ、脂肪酸などが利用され
る。老化防止剤は、古くなったゴムの硬化、ひび割れ、
べとつきを防止するためのもので、各種のアミン化合物
やフェノール類が利用される。着色剤には二酸化チタ
ン、酸化亜鉛、リトポン(硫化亜バリウムと硫化亜鉛の
混合物)などの白色顔料や、各種の有機染料などが使用
される。加硫剤で最も多く利用されるのは粉体の硫黄で
あるが、セレン、テルルなども、大量の硫黄と混合して
利用される。そのほか、過酸化ベンゾイルなど一部の有
機化合物にも、硫黄原子と同様、ゴム分子間に架橋結合
を作る作用があるので、加硫剤とともに用いられる。加
硫促進剤は加硫の進行速度をあげ、かつ低温で加硫を進
行させる物質で、加硫時間、加熱温度、硫黄の量を節約
する。加硫促進剤には鉛白、酸化亜鉛、酸化マグネシウ
ム、石灰などが使用されてきたが、現在、ニトロソジメ
チルアニリンなど各種の有機薬剤等が使用される。
【0033】この配合工程において重要なことは、青色
のホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の粉体を配
合することである。まず、ホルンブレンド−カミングト
ン閃石ひん岩を採石し、原料を程々の天日干をして、浅
く粉砕機にかける。粉砕された採石をさらに微粒子に粉
砕加工する。粉砕方法は、湿式で沈殿した粉体を取り出
して乾燥させる。微粒子の平均粒径は20μm以下、好
ましくは5μm以下、さらに好ましくは2μm以下、最
も好ましくは、0.5μm〜1μmの範囲である。製品
に占めるホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の粉
体の重量比は10〜15%が好適である。この段階で、
適宜、他の材料を混入することができる。例えば、混合
粉体中のホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の比
率が少なくとも75重量%以上となるようにすることが
好適である。混合比の一例は、青色のホルンブレンド−
カミングトン閃石ひん岩60〜90重量%である。一例
としては、ホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の
粉体と竹根炭との複合材とすることが好ましい。ホルン
ブレンド−カミングトン閃石ひん岩の粉体と、竹の根の
炭化物の重量比率は、ホルンブレンド−カミングトン閃
石ひん岩の粉体が75〜85重量%、竹の根の炭化物が
15〜25重量%、好ましくは、それぞれ、78〜83
重量%及び17〜22重量%、特に好ましくは、80重
量%:20重量%である。こうして青色のホルンブレン
ド−カミングトン閃石ひん岩の粉体を含有した配合剤を
準備し、次の工程に入る。
【0034】(5)混練工程 次に、素練りした生ゴムに各種の配合剤をまぜる混練で
は、薬剤の飛散を防ぐため、おもに密閉型のバンバリー
ミキサーが使用される。混練では配合剤の量、種類、投
入順序、混練の時間、温度などが複雑に影響を及ぼし合
い、微妙な操作の違いでゴムの性質が大きく変化する。
かつての混練の工程では、熟練作業者の経験と勘にたよ
って複雑な制御を行っていたが、現在ではコンピュータ
ー制御を利用して、ゴムの品質のばらつきを防いでい
る。
【0035】(6)カレンダー仕上げ工程 混練の完了したゴムをシート状に加工する場合は、カレ
ンダー成型機が用いられる。カレンダー成型機は数本の
金属ロールを備え、ロールの間に送られたゴムを一定の
幅と厚さに圧延する。凹凸の模様や商標のついたロール
を使用すれば、ゴムシートに模様をつけたり、商標を押
印することができる。補強繊維を組み込んだゴムシート
を製造する場合も、カレンダー成型機を使って繊維にゴ
ムを被せていく。カレンダー成型はゴルフ用具の重要な
工程で、最初に成型された各種のゴムシートは、所定の
大きさに断裁される。
【0036】(7)押し出し成型 押し出し成型機により、混練したゴムを、ゴルフグリッ
プ等の特定の形状をしたダイス(金口)から押し出し、
切り口の形が一定したゴム製品を作り出す。なお、特別
のダイスを用い、押し出し成型機をつかって補強繊維の
筒にゴムをかぶせ、ゴルフグリップを製造することもで
きる。
【0037】(8)加硫工程 通常の熱加硫では、混練の段階で予め加硫剤をまぜ、ゴ
ムが製品の形に成型された時点で150℃程度の熱処理
を行って、加硫を完了させる。通常、ゴム製品の成型と
加硫は、ほぼ同時に行われる。例えば、ゴルフグリップ
の加硫では、加熱前のゴルフグリップ型に原料を入れた
後、型の内部に圧搾空気をおくって膨張させ、原料を型
に密着させると同時に加熱して加硫を行う。薄手のゴム
製品の場合には、塩化硫黄S2Cl2の溶液、または、ガ
スに浸して加硫させる冷加硫が行われる。このほか、紫
外線、電子線、放射線など、熱以外のエネルギーを利用
した加硫も可能である。
【0038】また、合成ゴムに青色のホルンブレンド−
カミングトン閃石ひん岩の粉体を混入したものでも良
い。合成ゴムには多くの種類があり、その大部分は、石
油から得られる各種の不飽和炭化水素を原料に製造され
る。青色のホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の
粉体を混入する重量割合は、前述、天然ゴムを含むゴル
フ製品と概ね同様である。天然ゴムはイソプレンが重合
したものであるが、合成ゴムの製造では、ゴムの種類に
応じてブタジエン、スチレン、プロピレン、エチレン、
イソプレンなど、様々な物質を重合させることができ
る。重合反応に関与するこれらの原料物質はモノマーと
呼ばれ、重合反応が起こるとそれぞれのモノマーが化学
結合で結ばれ、ポリマーと呼ばれる巨大な分子を形成す
る。合成ゴムの物理的、化学的性質は、天然ゴムとほぼ
同様で、弾性をもち、加硫によってゴムの強度が高ま
る。また、合成ゴムは原料物質の種類によって様々なも
のが製造されており、耐熱性、耐薬品性などの点では天
然ゴムより優れたものが多い。合成ゴムには、クロロプ
レンゴム(ネオプレン)、ブナ系ゴム(SBR、NB
R)、ブチルゴム、その他の合成ゴム、例えば、多硫化
ゴム、フッ化ビニリデンゴム、シリコーンゴム、スチレ
ン・ブタジエンゴム(SBR)等が挙げられる。合成ゴ
ムの製造工程自体は公知であるから、説明は割愛する。
【0039】一方、人工皮革製品からなるゴルフ用具と
しては、ゴルフ手袋、ゴルフバッグ、ゴルフ靴等が挙げ
られ、青色のホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩
の粉体を人工皮革製品に混入させて製造され、その最終
ゴルフ製品に青色のホルンブレンド−カミングトン閃石
ひん岩の占める重量比率は前述のゴム製品と概ね同様と
する。以下に述べる人工皮革の繊維原料、樹脂原料の製
造工程において青色のホルンブレンド−カミングトン閃
石ひん岩の粉体を混入させ、そして、人工皮革を製造す
るのである。人工皮革製品には塩ビレザー、合成皮革、
人工皮革の3種がある。まず、塩ビレザーは、革の網様
層に相当する強さを保持する部分にホルンブレンド−カ
ミングトン閃石ひん岩の粉体を練りこんだ織物や編物を
利用し、その上にポリ塩化ビニル樹脂を塗布(コーティ
ング)して銀面層に相当する部分としたものである。加
工が容易で安価なことが特長である。また、合成皮革
は、ホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の粉体を
練りこんだ織物、編物、または不織布の上にポリウレタ
ンなどの発泡体を塗布し、その上に銀面層に相当する部
分としてホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の粉
体を練りこんだナイロン樹脂やポリウレタン樹脂の表面
層を塗布して仕上げたものである。見かけが天然皮革に
そっくりで柔らかく、弾力性に富み、風合いがよい。そ
して、人工皮革は、ナイロンまたはポリエステルの極細
繊維を主成分に、弾性ポリウレタン樹脂を組み合わせ
て、天然皮革と見分けがつかないほどよく似た構造にし
た皮革である。ポリウレタン樹脂を表面層として塗布し
た銀面タイプも多く生産されている。人工皮革の製造法
としては、極細合成繊維を不織布にして、弾性ポリウレ
タン樹脂で接着して作られる。束状の極細繊維が交錯
し、天然皮革の網様層と見分けがつかないほどの構造に
作られている。天然皮革と形がよく似ているばかりでな
く、風合いも天然皮革をしのぐほどのものができてい
る。天然皮革との違いは、天然の羊革の比重は0.42
程度であり、人工皮革は0.26くらいのものが多く、
圧倒的に軽くなっている。また、合成繊維を使用した工
業製品であるから、均一で、染色性に優れ、水を吸って
も寸法変化がないなどの性質がある。
【0040】ここで重要なことは、前述の青色のホルン
ブレンド−カミングトン閃石ひん岩の粉体を配合するこ
とである。まず、ホルンブレンド−カミングトン閃石ひ
ん岩を採石し、原料を程々の天日干をして、浅く粉砕機
にかける。粉砕された採石をさらに微粒子に粉砕加工す
る。粉砕方法は、湿式で沈殿した粉体を取り出して乾燥
させる。微粒子の平均粒径は20μm以下、好ましくは
5μm以下、さらに好ましくは2μm以下、最も好まし
くは、0.5μm〜1μmの範囲である。製品に占める
ホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の粉体の重量
比は10〜15%が好適である。この段階で、適宜、他
の材料を混入することができる。例えば、混合粉体中の
ホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の比率が少な
くとも75重量%以上となるようにすることが好適であ
る。混合比の一例は、青色のホルンブレンド−カミング
トン閃石ひん岩60〜90重量%である。一例として
は、ホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の粉体と
竹根炭との複合材とすることが好ましい。ホルンブレン
ド−カミングトン閃石ひん岩の粉体と、竹の根の炭化物
の重量比率は、ホルンブレンド−カミングトン閃石ひん
岩の粉体が75〜85重量%、竹の根の炭化物が15〜
25重量%、好ましくは、それぞれ、78〜83重量%
及び17〜22重量%、特に好ましくは、80重量%:
20重量%である。
【0041】尚、上述の人工皮革製品において、天然皮
革を構成するコラーゲンという繊維状のタンパク質を皮
革原料として使用することもできる。
【0042】以下に上述のゴム製品または皮革製品等の
具体例について図7乃至図17を参照して説明する。 (ゴルフグリップ1)図7に示す本具体例のゴルフグリ
ップ1は、ゴルフクラブのアームの握り部分に嵌めた
り、差し込んだり、さらには張って使用するものであ
る。ゴルフグリップ1は合成ゴムにホルンブレンド−カ
ミングトン閃石ひん岩の粉体を約10重量%含有させた
ものである。測定者は20代から60代までの健康であ
る男女13名を被験者として測定検査を行い、図8〜図
10に示す通りの測定結果となった。被験者に普段着の
まま、安静にした時の検査結果と、本具体例のゴルフグ
リップ1を握った瞬間の測定値では大差が見られる。血
流データについての測定条件等を下記に示す。測定器は
超音波血流計であり、測定条件については、ブランクは
10分間安静にした後、右手首の動脈で測定した。本具
体例のゴルフグリップ1を左手に持った直後、右手首の
動脈で測定した。測定単位のPKは最大血流(cm/
秒)、MNは平均血流(cm/秒)、HRは脈拍(回/
分)である。次に測定結果の変化率の平均を見ると、最
大血流の上昇率は平均約41%、平均血流の上昇率は平
均約72%である。血行促進の上昇率について個人差は
あるが、最大血流、平均血流ともに被験者13名すべて
に改善がみられた。脈拍の変化は本具体例のグリップを
持つ前より平均約1%減少した。従来品では、激しい運
動の後の血流は、上昇もみられるが、脈拍がかなり速く
なり心臓に負担がかかり、高齢者には不向きである。し
かし、本具体例のグリップを持った際の血流変化は、か
なりの上昇率が見込まれるにもかかわらず、脈拍はわず
かに減少しており、心臓への負担がかからないと想定さ
れる。このことからも、高齢者や普段運動をしていない
人達にとっても、魅力あるゴルフグリップと言える。加
えて活力増強非力解決に加え疲労解消に効果が見られる
原料からなる製品を特徴とする。前記効果からクラブの
グリップを握るだけで体がしなやかになり、体力増強、
腕力、握力も増し、腰や肩の回りも滑らかで、ヘッドス
ピードが高まり、屈伸力とその抵抗負担も軽くできる。
【0043】(ゴルフ用手袋101)図11(a)に本
具体例のゴルフ手袋101を示す。ゴルフ手袋101は
合成皮革にホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の
粉体を含有させたものである。遊技者がゴルフ手袋10
1を手に装着し触れることで血行促進、疲労回復、体が
解れ、柔らかな体となりスムーズな回転からパワーアッ
プが図られる。原料にコラーゲンという繊維状の蛋白質
原を用い、ホルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の
粉体を混入させる。
【0044】(ゴルフ靴201、インソール301)図
11(b)に本具体例のゴルフ靴201、図11(c)
に本具体例のインソール301を示す。インソール30
1は合成ゴムにホルンブレンド−カミングトン閃石ひん
岩の粉体を含有させたものである。上述の効果のほか、
匂わない、疲れない機能を有する製品であり、ゴルフの
上達に向け最適である。これらに用いる主な素材は、ゴ
ルフ靴201の包皮材は皮革製品であり、底はゴム製品
である。
【0045】インソール301の変更形態であるインソ
ール302を図12及び図13に示す。インソール30
2は、小指の付け根付近から踵付近にかけての外側領域
に形成された凸状領域303(図12斜線参照)を備
え、凸状領域303の中央縦線よりも右側に偏倚した山
頂304が連続的に縁305に沿って形成され、山頂3
04から内側領域に向かって下降した傾斜抵抗面306
と、山頂304から外側領域に向かって下降した外側傾
斜面307とが形成されたものである。テイクバック時
に抵抗傾斜面306の働きによって踏ん張ることが出
来、体の右側へのスウェイを防止できる。
【0046】(ゴルフ帽子用サイズ調整用バンド40
2)図14に示す本具体例のゴルフ帽子用サイズ調整用
バンド402は合成ゴムにホルンブレンド−カミングト
ン閃石ひん岩の粉体を含有させたものである。上述の効
果のほか、ゴム弾性を備えていることから、ゴルフ帽子
401の大きさを調整することができる。
【0047】(ゴルフバッグの取手501)図15に示
す本具体例のゴルフバッグ500の取手501は皮革製
品であり、人工皮革にホルンブレンド−カミングトン閃
石ひん岩の粉体を含有させたものである。上述の効果の
ほか、手に持つことで活力を得ることが出来る。
【0048】(ゴルフ練習マット601)図16及び図
17に本具体例のゴルフ練習マット601を示す。飛距
離と弾道に挑戦するゴルファーが満足できるマットであ
る。屋内外のどの場所にも手軽に持ち運びが可能であ
り、格子状に引かれたインチライン線に置かれたボール
印を何万回と打ち込んでも、素材の弾力性から人体の消
耗は軽減され、また、素材の特長からクラブヘッドの傷
みも解消され、室内でも自由自在に使うことができる。
グリップをしっかり握ることで、打つ瞬間にぶれなく確
実に玉を捕らえることができる。
【0049】このゴルフ練習マット601はEVAにホ
ルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の粉体を混入さ
せたもので、重量比率は前述のものと同様である。前記
EVAは、ETHLENE−VINYL−ACETAT
E CO−POLYMER(エチレン−酢酸ビニル共重
合体)に酢酸ビニルを共重合させて得られ、柔軟性、強
靭性、耐ストレスクラック性、透明性などがポリエチレ
ンより優れる。PE(ポリエチレン)単品の場合、ごわ
ごわとした硬さがあり、なじみにくい。EVAの諸特性
は、その酢酸ビニル含有量と分子量とによって異なる。
酢酸ビニル含有の少ないものは、その性質は、PEに類
似し多くなるに連れて軟化温度が低下し、極度に多いも
のは常温で液状を示す。通常は、酢酸ビニルが7〜60
%程度のものを、EVA樹脂とよび、7%以下のもの
は、PE改良品とみなされる。酢酸ビニル含有の少ない
EVA樹脂は、通常PEと同様に加工することが可能
で、その柔軟性、ゴム弾性、ストレスクラック性、印刷
特性は優れている。また、EVAは適当な硬さと柔軟性
を兼ね備えており、これを架橋発泡させることによりそ
の弾力性が向上する。
【0050】この加工方法としては、この酢酸ビニルに
発泡剤を配合させ、さらに、樹脂分とカラー等を混合
し、ロールで練り上げる。ロールで練られた餅状のもの
を平板状の型にいれ、さらに温度を加えて成型完了とな
る。加熱プレスの温度は100度前後である。発泡剤の
分解温度は120〜135度にコントロールされる。こ
れを冷却後スライサーと呼ばれる機械で、好みの厚さに
切断し最終製品となる。なお、ゴルフ練習マットなどに
使用される多孔性のフォームラバーは、ラテックスに発
泡剤をまぜて製造したものであっても良い。
【0051】次に、図17のゴルフ練習マット601
は、印の位置に絵ボールが印刷され、ゴルフクラブを
スイングさせて打つ練習に使うものである。この絵ボー
ルの左右ライン線上に対して、インサイドかアウトサイ
ドかを確かめながら、この線上に沿ってクラブを振る練
習を重ね、ゴルフスイングの矯正を図ることができるも
のである。このゴルフ練習マット601は、ラインが碁
盤目線状に縦横に引かれ、アドレスの正確性を追求する
ことができる。ゴルフ練習マット601のサイズ及び重
量は、それぞれ、長さ=1000mm、幅=700mm、厚
み=30mm、重量=3.0kgである。平面碁盤目(升
目)寸法は40mm×40mmである。手頃な重さで、持ち
運びも取り扱いも自由自在である。機能効果としては、
マットに足を乗せるだけで身体の血流にスピードが加わ
り、凝りが解れ、傷みが治り、疲れを忘れ、体力増強が
見られ、長い練習も気に止まらなくなる。このゴルフ練
習マット601は、相当過激な練習回数を想定し、一日
何千個のボールを打つマットとして利用可能なように丈
夫に製造されている。ゴルフヘッドを打ち当てる場所は
長方形とされて、印の位置にボールの絵姿が印刷され
ている。印刷塗料は数々の打ち込みで擦れ消えてしまう
から、姿絵の印刷された長さ270mm×幅40mm×厚さ
30mmの取り替えマット602(図16参照)が用意さ
れている。即ち、台座本体603に取り替えマット60
2を嵌め込む凹部が切り取られ、その凹部に取り替えマ
ット602が嵌脱自在となっており、台座本体603と
ボールを打つ場所である取り替えマット602を区画し
ている。台座本体603から取り替えマット602を抜
き外し、新品と嵌め替えて使用することができる。図1
7の通り、取り替えマット602はから左右に
までの二重囲みの領域に設けられている。ゴルフ練習マ
ット601の素材に汎用樹脂原料であるEVAを採用し
た理由として、まず、適度に柔らかさがあり、クラブが
傷みにくいという点が挙げられる。しかも、柔らかいに
もかかわらず、摩擦が少なく雨天にも強く劣化しにくい
点が挙げられる。さらに、アドレス時の足腰の安定に加
え、体が柔らかくなり、また、腰の回転もよくなると共
に、打球の感触よく、疲れを忘れる程の特徴もある。
【0052】以上、本実施形態を説明したが、当業者で
あれば種々なる態様が挙げられ本発明の技術的思想を逸
脱しない範囲において本発明の構成を適宜改変できるこ
とは当然であり、このような改変も、本発明の技術的範
囲に属するものである。なお、ゴルフ用具を造るのに多
くの天然鉱物の何千何百種からホルンブレンド−カミン
グトン閃石ひん岩を好適に選択したが、他に2種(黒点
花蛇門石・石英変石)を付随的に加えて構成し、隠れた
特有の物質機能を有する所を取り入れ結合させ、相応し
き含有成分の構造材料の元素群が身体に与える効果を付
与するようにしても良い。機能エネルギ−の素となる天
然石は3種の上述した原石を記載順に7:2:1の重量
比率で、100メッシュ単位のサイズまで粉砕し続け
て、さらに、ミクロン単位の微粒子に加工して機能粉体
材料とする。なお、この場合において、天然鉱石中のホ
ルンブレンド−カミングトン閃石ひん岩の重量比率は2
5%〜85%が好ましいが、なるべくホルンブレンド−
カミングトン閃石ひん岩の重量比が多くなるようにし、
他の鉱石は付随的に用いるのが好適である。
【0053】
【発明の効果】請求項1ないし9記載の発明によれば、
血流を促進させる一方脈拍を沈静化させることで、人体
への生理活性効果を高め、ゴルフの成績を一層向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁波の波長と放射率との関係を示す説明図で
ある。
【図2】青色のホルンブレンド−カミングトン閃石ひん
岩(試料1)粉体の分光放射率スペクトル(35℃)の
測定図である。
【図3】試料1粉体の分光放射輝度スペクトル(35
℃)の測定図である。
【図4】比較例である天然ゼオライトの遠赤外線放射特
性を示す測定図である。
【図5】各種天然物質とホルンブレンド−カミングトン
閃石ひん岩についての波長と分光放射率との関係を示す
測定図である。
【図6】本発明実施形態のゴム製品の製造工程を示すフ
ローシートである。
【図7】本発明実施形態のゴルフグリップの説明図であ
る。
【図8】本実施形態のゴルフグリップと、市販品のゴル
フグリップとの比較結果を示す図表である。
【図9】同図表の続きの図表である。
【図10】同図表の続きの図表である。
【図11】(a)は本発明実施形態のゴルフ手袋の説明
図、(b)は同ゴルフシューズの説明図、(c)は同ゴ
ルフ靴用インソールの説明図である。
【図12】(a)は本発明実施形態の変更形態のゴルフ
靴用インソール(右足用)の説明図、(b)は同ゴルフ
靴用インソール(左足用)の説明図である。
【図13】(a)は本発明実施形態の変更形態のゴルフ
靴用インソール(右足用)の断面図、(b)は同ゴルフ
靴用インソール(右足用)の斜視図である。
【図14】本発明実施形態のゴルフ帽子の説明図であ
る。
【図15】本発明実施形態のゴルフバッグの取手部分の
説明図である。
【図16】本発明実施形態のゴルフ練習マットの斜視説
明図である。
【図17】本発明実施形態のゴルフ練習マットの平面説
明図である。
【符号の説明】
1・・・ゴルフグリップ 101・・・ゴルフ手袋 201・・・ゴルフ靴 301・・・ゴルフ靴用のインソール 402・・・ゴルフ帽子用のサイズ調整用バンド 501・・・ゴルフバッグの取手部分 601・・・ゴルフ練習マット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63B 55/00 A63B 55/00 Z 69/36 511 69/36 511A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠赤外線放射特性を備えた天然鉱石の粉体
    と、 ゴム原料または皮革原料と、 を主原料として含み、且つ、人体に接触しうる部位に関
    するゴム製品または皮革製品であることを特徴とするゴ
    ルフ用具。
  2. 【請求項2】遠赤外線放射特性を備えた天然鉱石の粉体
    と、 ゴム原料または皮革原料と、 竹の根の炭化物と、 を主原料として含み、且つ、人体に接触しうる部位に関
    するゴム製品または皮革製品であることを特徴とするゴ
    ルフ用具。
  3. 【請求項3】前記ゴム製品がゴルフクラブのグリップで
    あることを特徴とする請求項1または2のゴルフ用具。
  4. 【請求項4】前記皮革製品がゴルフ手袋であることを特
    徴とする請求項1または2のゴルフ用具。
  5. 【請求項5】前記ゴム製品または皮革製品がゴルフ靴で
    あることを特徴とする請求項1または2のゴルフ用具。
  6. 【請求項6】前記ゴム製品がゴルフ靴のインソールであ
    ることを特徴とする請求項1または2のゴルフ用具。
  7. 【請求項7】前記ゴム製品がゴルフ帽のサイズ調整用の
    連結帯であることを特徴とする請求項1または2のゴル
    フ用具。
  8. 【請求項8】前記皮革製品がゴルフバッグの取手部分で
    あることを特徴とする請求項1または2のゴルフ用具。
  9. 【請求項9】前記ゴム原料または皮革原料を熱可塑性樹
    脂に代え、かつ、前記ゴム製品または皮革製品を発泡樹
    脂製品に代え、さらに、該製品がゴルフ練習マットであ
    ることを特徴とする請求項1または2のゴルフ用具。
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