JP2001252323A - 美容器具 - Google Patents

美容器具

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JP2001252323A
JP2001252323A JP2000070395A JP2000070395A JP2001252323A JP 2001252323 A JP2001252323 A JP 2001252323A JP 2000070395 A JP2000070395 A JP 2000070395A JP 2000070395 A JP2000070395 A JP 2000070395A JP 2001252323 A JP2001252323 A JP 2001252323A
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ultrasonic
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mhz
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Katsutoshi Masuda
勝利 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の装置により異なる周波数の超音波を利
用してのマッサージが可能な美容器具を提供することを
目的とする。 【解決手段】 この発明に係る美容器具は、支持部13
と、この支持部13の上部一端に配設された第1のパッ
ド11と、この第1のパッド11の内部に配設され3メ
ガヘルツの超音波振動を発振する第1の超音波発振子2
1と、第1のパッド11と対向する位置に配設された第
2のパッド12と、この第2のパッド12の内部に配設
され1メガヘルツの周波数の超音波振動を発振する第2
の超音波振動子22と、第1の超音波振動子21または
第2の超音波振動子22を選択的に動作せしめる切替ス
イッチ33とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、皮膚に対して超
音波振動を付与することにより美容効果を奏せしめる美
容器具に関する。
【0002】
【従来の技術】このような美容器具としては、金属製の
パッドと、このパッドに超音波振動を付与する超音波発
振子とを備えた超音波美容器が知られている。そして、
この超音波美容器においては、超音波発振子から発振さ
れる超音波を、パッドを介して皮膚に伝達することによ
り、マッサージ効果による新陳代謝促進作用や温熱エネ
ルギー効果による深部温熱作用等により、美容効果を奏
せしめるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
超音波美容器による主要な美容効果としては、顔部に対
する美顔効果や身体に対する痩身効果等がある。このと
き、高い美顔効果を奏し得る超音波の周波数と高い痩身
効果を奏し得る超音波の周波数とは、一般的に異なって
いる。
【0004】このため、従来は、顔部用の超音波美容器
と身体用の超音波美容器とを各々準備する必要があっ
た。このため、装置コストや装置の収納スペースが増大
するばかりではなく、このような超音波美容器を使用し
てのマッサージ時においても、二種類の超音波美容器を
持ち替える必要が生じ、作業が煩雑となっていた。
【0005】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、単一の装置により異なる周波数の超音
波を利用してのマッサージが可能な美容器具を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、支持部と、前記支持部の上部一端に配設された第1
のパッドと、前記第1のパッドの内部に配設され、第1
の周波数の超音波振動を発振する第1の超音波発振子
と、前記支持部の上部における前記第1のパッドと対向
する位置に配設された第2のパッドと、前記第2のパッ
ドの内部に配設され、第2の周波数の超音波振動を発振
する第2の超音波振動子と、前記第1の超音波振動子ま
たは前記第2の超音波振動子を選択的に動作せしめる切
替手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記第1のパッドと前記第2のパッド
とは異なる形状または色彩を有している。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2いずれかに記載の発明において、前記第1の超
音波発振子は2メガヘルツ乃至4メガヘルツの周波数の
超音波振動を発振し、前記第2の超音波発振子は0.5
メガヘルツ乃至1.8メガヘルツの周波数の超音波振動
を発振する。
【0009】請求項4に記載の発明は、支持部と、前記
支持部の上部一端に配設された顔部用の第1のパッド
と、前記第1のパッドの内部に配設され、顔部に対して
美顔効果を奏せしめるための第1の周波数の超音波振動
を発振する第1の超音波発振子と、前記支持部の上部に
おける前記第1のパッドと対向する位置に配設された身
体用の第2のパッドと、前記第2のパッドの内部に配設
され、身体に対して痩身効果を奏せしめるための第2の
周波数の超音波振動を発振する第2の超音波振動子と、
前記第1の超音波振動子または前記第2の超音波振動子
を選択的に動作せしめる切替手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る美容器
具の断面概要図である。
【0011】この美容器具は、顔部に対する美顔効果や
身体に対する痩身効果等の美容効果を得るために使用さ
れる超音波美容器であり、支持部13と、この支持部1
3の上部左端に配設された第1のパッド11と、この第
1のパッド11の内部に配設された第1の超音波発振子
21と、支持部13の上部右端に第1のパッド11と対
向するように配設された第2のパッド12と、この第2
のパッド12の内部に配設された第2の超音波振動子2
2とを備える。
【0012】前記第1のパッド11は、その頂部を利用
して顔部をマッサージするために使用されるものであ
る。この第1のパッド11は、チタンをプレス加工した
後、このチタンにブラスト加工等を施すことにより製造
される。
【0013】また、前記第2のパッド12は、その頂部
を利用して身体をマッサージするために使用されるもの
である。この第2のパッド12も、第1のパッド11と
同様、チタン等の金属をプレス加工した後、このチタン
にブラスト加工等を施すことにより製造される。
【0014】これらの第1のパッド11と第2のパッド
12とは、その形状が互いに異なるように形成されてい
る。このため、使用者は、この超音波美容器の使用時に
おいて、第1のパッド11と第2のパッド12とを容易
に識別することが可能となる。
【0015】なお、第1のパッド11と第2のパッド1
2の形状を互いに異ならせる代わりに、第1のパッド1
1と第2のパッド12の色彩を互いに異ならせるように
してもよい。
【0016】前記第1の超音波発振子21は、第1のパ
ッド11の頂部裏面側に接着されている。この第1の超
音波振動子21は、顔部に対して特に高い美顔効果を奏
する3メガヘルツの周波数の超音波振動を発振するもの
が使用される。なお、この第1の超音波発振子21の周
波数としては、顔部に対して高い美顔効果を奏するため
に、2メガヘルツ乃至4メガヘルツ程度とすることが好
ましい。
【0017】一方、前記第2の超音波発振子22は、第
2のパッド12の頂部裏面側に接着されている。この第
2の超音波振動子22は、身体に対して特に高い痩身効
果を奏する1メガヘルツの周波数の超音波振動を発振す
るものが使用される。なお、この第2の超音波発振子2
2の周波数としては、身体に対して高い痩身効果を奏す
るために0.5メガヘルツ乃至1.8メガヘルツ程度と
することが好ましい。
【0018】前記第1、第2のパッド11、12は、ゴ
ム製のパッキング14を介して前記支持部13と接続さ
れている。そして、この支持部13の内部には、制御基
板31が収納されている。
【0019】この制御基板31は、第1の超音波振動子
21と第2の超音波振動子22とを選択的に動作せしめ
るための切替スイッチ33と、切替スイッチ33により
切り替えられた信号をリード線23、24を介して第1
の超音波振動子21または第2の超音波振動子22に送
信するための出力トランス34と、第1、第2の超音波
振動子21、22の動作状況を表示する複数のLED素
子35と、装置全体を制御する制御回路32とを備え
る。この制御基板31は、給電線15を介して12ボル
トの電源と接続されている。
【0020】この超音波美容器を使用して顔部のマッサ
ージを行う場合には、使用者が切替スイッチ33を操作
して第1の超音波発振子21を動作させ、超音波発振子
21から3メガヘルツの超音波振動を発振させる。この
超音波振動は、第1のパッド11に伝達される。そし
て、この状態で、第1のパッド11を、予めジェルやク
リームを塗布した顔部皮膚面に当接させる。これによ
り、顔部皮膚面が高速にマッサージされ、高い美顔効果
を得ることができる。
【0021】一方、この超音波美容器を使用して身体の
マッサージを行う場合には、使用者が切替スイッチ33
を操作して第2の超音波発振子22を動作させ、超音波
発振子22から1メガヘルツの超音波振動を発振させ
る。この超音波振動は、第2のパッド12に伝達され
る。そして、この状態で、第2のパッド12を、予めジ
ェルやクリームを塗布した身体皮膚面に当接させる。こ
れにより、体内に深く作用する周波数で身体がマッサー
ジされ、高い痩身効果を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、第1の
パッドの内部に配設され第1の周波数の超音波振動を発
振する第1の超音波発振子と、第2のパッドの内部に配
設され第2の周波数の超音波振動を発振する第2の超音
波振動子と、第1の超音波振動子または第2の超音波振
動子を選択的に動作せしめる切替手段とを備えたことか
ら、単一の装置により、異なる周波数の超音波を利用し
てのマッサージが可能となる。このため、装置コストや
装置の収納スペースを増大させることなく、また、マッ
サージ時においても二種類の超音波美容器を持ち替える
必要なく、顔部に対する高い美顔効果と身体に対する高
い痩身効果を得ることが可能となる。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、第1のパ
ッドと第2のパッドとが異なる形状または色彩を有する
ことから、使用者が使用時に第1のパッドと第2のパッ
ドとを容易に識別することができる。このため、第1の
パッドと第2のパッドとの選択ミスを確実に防止するこ
とが可能となる。
【0024】請求項3に記載の発明によれば、第1の超
音波発振子は2メガヘルツ乃至4メガヘルツの周波数の
超音波振動を発振し、第1の超音波発振子は0.5メガ
ヘルツ乃至1.8メガヘルツの周波数の超音波振動を発
振することから、顔部に対する高い美顔効果と身体に対
する高い痩身効果を得ることが可能となる。
【0025】請求項4に記載の発明によれば、第1のパ
ッドの内部に配設され顔部に対して美顔効果を奏せしめ
るための第1の周波数の超音波振動を発振する第1の超
音波発振子と、第2のパッドの内部に配設され身体に対
して痩身効果を奏せしめるための第2の周波数の超音波
振動を発振する第2の超音波振動子と、第1の超音波振
動子または第2の超音波振動子を選択的に動作せしめる
切替手段とを備えたことから、単一の装置により異なる
周波数の超音波を利用してのマッサージが可能となる。
このため、装置コストや装置の収納スペースを増大させ
ることなく、また、マッサージ時においても二種類の超
音波美容器を持ち替える必要なく、顔部に対する高い美
顔効果と身体に対する高い痩身効果を得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る美容器具の断面概要図である。
【符号の説明】
11 第1のパッド 12 第2のパッド 13 支持部 14 パッキング 15 給電線 21 第1の超音波発振子 22 第2の超音波発振子 23 リード線 24 リード線 31 制御基板 32 制御回路 33 切替スイッチ 34 出力トランス 35 LED素子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部と、 前記支持部の上部一端に配設された第1のパッドと、 前記第1のパッドの内部に配設され、第1の周波数の超
    音波振動を発振する第1の超音波発振子と、 前記支持部の上部における前記第1のパッドと対向する
    位置に配設された第2のパッドと、 前記第2のパッドの内部に配設され、第2の周波数の超
    音波振動を発振する第2の超音波振動子と、 前記第1の超音波振動子または前記第2の超音波振動子
    を選択的に動作せしめる切替手段と、 を備えたことを特徴とする美容器具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の美容器具において、 前記第1のパッドと前記第2のパッドとは異なる形状ま
    たは色彩を有する美容器具。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2いずれかに記載
    の美容器具において、 前記第1の超音波発振子は2メガヘルツ乃至4メガヘル
    ツの周波数の超音波振動を発振し、 前記第2の超音波発振子は0.5メガヘルツ乃至1.8
    メガヘルツの周波数の超音波振動を発振する美容器具。
  4. 【請求項4】 支持部と、 前記支持部の上部一端に配設された顔部用の第1のパッ
    ドと、 前記第1のパッドの内部に配設され、顔部に対して美顔
    効果を奏せしめるための第1の周波数の超音波振動を発
    振する第1の超音波発振子と、 前記支持部の上部における前記第1のパッドと対向する
    位置に配設された身体用の第2のパッドと、 前記第2のパッドの内部に配設され、身体に対して痩身
    効果を奏せしめるための第2の周波数の超音波振動を発
    振する第2の超音波振動子と、 前記第1の超音波振動子または前記第2の超音波振動子
    を選択的に動作せしめる切替手段と、 を備えたことを特徴とする美容器具。
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