JP2001252209A - シャワー装置 - Google Patents

シャワー装置

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JP2001252209A
JP2001252209A JP2000064801A JP2000064801A JP2001252209A JP 2001252209 A JP2001252209 A JP 2001252209A JP 2000064801 A JP2000064801 A JP 2000064801A JP 2000064801 A JP2000064801 A JP 2000064801A JP 2001252209 A JP2001252209 A JP 2001252209A
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JP
Japan
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nozzle
shower
water
hand
operation unit
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Abandoned
Application number
JP2000064801A
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English (en)
Inventor
Takashi Maekita
高志 前北
Hiroshi Koyama
広志 小山
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 姿勢が崩れても好きな位置にシャワー水を当
ててリラックスできるシャワー装置の提供を目的とす
る。 【構成】 壁面2側に設けられた背ノズル21から背中
に向かってシャワー水を噴出させて使用でき、手元の操
作部22で背ノズル21の位置を変更させることができ
るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シャワー装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、特開平8−2805
66号,特開平9−122034号公報に開示されてい
るように、椅子に着座して全身に温水を散水し、温浴感
を得るようにしたシャワー装置が存在するが、このよう
な装置では、姿勢を崩すと直ぐに湯が当たらなくなり、
決まった着座姿勢を保たねばならず、良好なリラックス
感が得られないという問題点があった。また、特開平1
1−324046号公報に開示されているようなシャワ
ー保持具が存在するが、このような構造では、背中にシ
ャワーを浴びる場合、吐水方向を変えるにはその都度振
り向いて行わなければならず、面倒であるという問題点
があった。また、特開平10−225394号公報に開
示されているように、座部,ノズル付きのアーム部の可
動手段を設けたものが存在するが、座部とかアーム部を
駆動するためには大きなエネルギー損失を伴い、水圧損
失が大で、効率的でないという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、シャワーを行う際に自
分の好きな位置に湯を当てることができて、リラックス
感の得られるシャワー装置を提供せんことを目的とし、
その第1の要旨は、壁面側に設けられたノズルから背中
に向かってシャワー水を噴出させて使用できるシャワー
装置において、前記ノズルを手元で可動し得る手元操作
手段を設けたことである。また、第2の要旨は、前記手
元操作手段を収納可能に構成したことである。また、第
3の要旨は、前記ノズルは少なくとも1以上の吐水形態
を有するものであることである。また、第4の要旨は、
前記ノズルの吐水形態を前記手元操作手段で変更し得る
ように構成したことである。また、第5の要旨は、前記
手元操作手段が、前記ノズルから吐水する際の水圧で移
動しないように構成したことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、浴室の洗い場で座った状態でシャワーを
浴びている使用状態の側面構成図であり、図2は平面構
成図である。
【0005】図において、シャワー装置1は、浴室の洗
い場側の壁面2に取り付けられた収納棚ユニットに設置
されたものとなっており、収納棚ユニットは、収納棚3
a,3bを突出状に有する右パネル4aと、間隔をおい
た左パネル4bが、水平な連結部4cで連結されて構成
されている。
【0006】右パネル4aには垂直状に回転軸5aが形
成され、また、左パネル4bにも垂直状に回転軸5bが
形成されたものとなっており、各回転軸5a,5bに
は、横方向へ回動可能に水平に突出して水平部6aが設
けられ、水平部6aの先端には、上方へ延びて上半身用
アーム6bが形成され、また、水平部6aの先端から下
方側へ延びて下半身用アーム6cが形成されたものとな
っており、この水平部6aと上半身用アーム6bと下半
身用アーム6cは、右パネル4a及び左パネル4bにそ
れぞれ横方向へ回動可能に設けられてシャワー装置を構
成しており、水平部6aには温水を噴出させるノズル7
aが設けられ、また、上半身用アーム6bの上端側には
ノズル7bが設けられて、下方側にノズル7cが設けら
れ、また、下半身用アーム6cにもノズル7d,7e,
7fが設けられており、ノズル7fは最下端に設けられ
たものとなっており、それぞれのノズルから温水を噴出
させることができるものとなっている。
【0007】図2の平面図で示すように、壁面2の裏側
から基管8が左パネル4bに接続され、左パネル4b内
で、通常シャワー9bのシャワーホース9a側と、連結
パイプ10を通して前記左右の水平部6a,6aに給水
する流路が分岐されており、この分岐部には切替バルブ
12が設けられており、この切替バルブ12を操作する
ことにより、通常シャワー9bへ湯を送ったり、また、
切り替えてシャワー装置の水平部6a,6aへ湯を送る
ことができるように構成されている。
【0008】また、シャワー装置の各水平部6a,6a
の先端には切替バルブ13,13が設けられており、こ
の切替バルブ13,13を切替操作することにより、上
半身用アーム6b側へ湯を送ったり、また下半身用アー
ム6c側へ湯を送ったり、さらには両側6b,6cへ湯
を送ったりする操作ができるように構成されている。
【0009】洗い場で椅子19に座った状態でシャワー
を浴びる場合は、切替バルブ12を操作し、かつ切替バ
ルブ13を操作して、水平部6aのノズル7a及び下半
身用アーム6cのノズル7d,7e,7fからシャワー
水を噴出させて全身にシャワー水を当て、体を良好に暖
めてリラックス感を得ることができるものであり、ノズ
ル7aからの噴流を肩に当て、またノズル7dからの噴
流を胸に当て、ノズル7eからの噴流を腰に当て、ノズ
ル7fからの噴流を膝に当てて、良好に全身を暖めるこ
とができる。
【0010】シャワーを浴びる際に、回転軸5a,5b
を介してそれぞれアームを横方向へ調節し、体に合わせ
てアームを左右の適当な位置に配置させ、各ノズルから
シャワー水を噴出させて良好に使用することができ、体
格に応じてアームは横方向へ動かすことができ、最適な
位置でシャワー水を噴出させて使用することができるも
のとなる。また、アームの水平部6aは、外側へ湾曲形
成されていることにより、体格の大なる人でも良好に左
右のアーム内に入ってシャワーを浴びることが可能とな
り、左右の幅を十分に確保することができるものとな
る。
【0011】なお、立った状態でシャワーを浴びる場合
には、切替バルブ13を切り替えて、上半身用アーム6
bに設けられているノズル7b,7cおよび水平部6a
のノズル7aからシャワー水を噴出させて使用すること
ができるように構成されている。なお、このシャワー装
置1を備えた収納棚ユニットの下部には、水栓17を備
えたカウンター16が設置されており、また、その下方
には、洗面器を置くことのできる可倒式の洗面器台18
が設置されている。
【0012】なお、本例では、図1の側面図で、また、
図2の平面図で示すように、前記下半身用アーム6cに
支点23を設けて、この支点23を中心として上下方向
に揺動可能に揺動パイプ20が設けられており、この揺
動パイプ20は、椅子19に着座した使用者の背中側に
後端側が向くように湾曲状に曲げられ、その後端部には
背ノズル21が1個または複数個設けられたものとなっ
ており、この背ノズル21から背中側に向かってシャワ
ー水を噴出させることができるように構成されている。
【0013】なお、揺動パイプ20の前端側は支点23
よりも前方側へ延出されて、前端には、使用者が椅子1
9に着座した状態で手で操作できる操作部22が設けら
れている。この操作部22を手で握って上下方向へ揺動
パイプ20を操作することにより、支点23を介して背
ノズル21が上下方向に移動し、背中の任意の位置に良
好にシャワー水を噴出させることができるものであり、
姿勢が崩れても自分の好きな位置に背ノズル21からの
湯を当てることができ、また、湯を当てる位置を適宜変
更させてリラックスすることができるものとなる。
【0014】なお、支点23は、揺動パイプ20に水圧
が掛かった時に揺動パイプ20が勝手に移動しない程度
に回動抵抗が生ずるようなジョイント構造となってお
り、水圧が掛かっても勝手に揺動パイプ20が動くこと
がなく、また、操作部22で上下動させる時には、容易
に上下動できる程度の固さに設定されている。従って、
操作部22から手を離しても揺動パイプ20が移動して
背ノズル21の位置がズレてゆくことはない。
【0015】なお、前記支点23に解除可能なロックレ
バーを設けて、このロックレバーで揺動パイプ20の位
置を固定できるように構成しておくことも可能である。
なお、本例では、手動で揺動パイプ20を上下動させる
ように構成されているが、電動で上下動させるように構
成することもできる。なお、使用しない時には、この揺
動パイプ20を上半身用アーム6b及び下半身用アーム
6cに沿って上下方向に収納できるように、上半身用ア
ームbの部位には収納用フック24が設けられており、
この収納用フック24に揺動パイプ20を縦方向にして
掛止してコンパクトに収納できるように構成されてい
る。
【0016】なお、前記背ノズル21を、例えば絞り機
構を内蔵した1個のノズルで構成して、前記操作部22
でこの背ノズル21の絞り機構を調節し、背ノズル21
からの噴出形態を操作部22の操作で変更できるように
構成することができる。例えば図3に示すように、揺動
パイプ20に沿って内部に傘歯車による伝達機構を設け
ておき、操作部22に設けられたダイヤル等を回動させ
ることにより、背ノズル21側の絞り機構を回動させ
て、背ノズル21の噴出孔の径を変更させることができ
るように構成して、例えば背ノズル21の絞りが大きく
開かれた時には、スプレー状とかミスト状のシャワー水
が背中に噴出され、絞りを絞って開口を小さくした時に
は、マッサージ効果のある噴流が背中に噴出されるよう
に構成して、好みに応じて吐水形態を変更させて使用す
ることができるものとなる。
【0017】なお、背ノズル21を複数のノズルで構成
して、操作部22に設けたスイッチで複数のノズルの何
れかを選択して切替えできるように構成しておいても良
い。その他、操作部22を操作して、背ノズル21から
断続的に吐水させることができるように構成することも
できる。
【0018】次に、図4は変更例を示すものであり、図
4では、壁面2側の右パネル4a及び左パネル4b等に
背ノズル25を設けて、この背ノズル25の向きを、レ
リース26を介して操作部27で上下方向に変えられる
ように構成したものであり、操作部27を手で持ち、操
作部27の操作により背ノズル25を上下方向に適宜位
置を変更させて、背ノズル25から背中に向かって噴出
されるシャワー水の噴出方向を変更させ、背中の好きな
位置にシャワー水を当てることができるもので、座った
まま容易に操作でき、リラックスしてシャワーを使用す
ることができるものとなる。
【0019】なお、操作部27には、背ノズル25の絞
り機構を可変できるようなレリース26に連結されたダ
イヤルとかレバー等を設けておき、操作部27側で背ノ
ズル25から噴出されるシャワー水の噴出形態を変更さ
せることができるように構成しておくと、逐一、壁面2
側を振り向くことなく、スプレー状とかマッサージ用等
に適宜変更させてシャワー水を背中に当てることができ
るものとなり、マッサージ効果のある噴流を背中に当て
れば背中の血流を促して、より良好なリラックス感が得
られるものとなる。なお、操作部27を引っ掛け状に収
納させることのできるフック28を右パネル4aまたは
左パネル4b等に設けておけば、使用しない時には、コ
ンパクトに操作部27をフック28に引っ掛ける等して
収納しておくことができるものとなる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、壁面側に設けられたノズルか
ら背中に向かってシャワー水を噴出させて使用できるシ
ャワー装置において、前記ノズルを手元で可動し得る手
元操作手段を設けたことにより、姿勢が崩れても自分の
好きな位置に湯を当てることができ、また、湯を当てる
位置を適宜変更させて、リラックスしてシャワー浴を行
うことができるものとなる。
【0021】また、前記手元操作手段を収納可能に構成
したことにより、使用しない時にはコンパクトに収納さ
せておくことができ、邪魔になることがない。
【0022】また、前記ノズルは少なくとも1以上の吐
水形態を有するものであることにより、適宜ノズルから
噴出される吐水形態を変化させ、例えばスプレー状とか
ミスト状とか、逆にマッサージ効果のある噴流等に吐水
形態を変化させて、シャワー浴を楽しむことができるも
のとなる。
【0023】また、前記ノズルの吐水形態を前記手元操
作手段で変更し得るように構成したことにより、身体を
壁側に振り返って操作する必要がなく、椅子に座ったま
まで手元で吐水形態を良好に変更させてシャワー浴を楽
しむことができるものとなる。
【0024】また、前記手元操作手段が、前記ノズルか
ら吐水する際の水圧で移動しないように構成したことに
より、手元操作手段から手を離してもノズルの位置が移
動することがなく、良好な使用状態が得られるものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の使用状態の側面構成図である。
【図2】図1の平面構成図である。
【図3】吐水形態を変更操作可能な機構の一例を示す概
略構成図である。
【図4】第2実施例の使用状態の側面構成図である。
【符号の説明】
1 シャワー装置 2 壁面 3a,3b 収納棚 4a 右パネル 4b 左パネル 4c 連結パネル 5a,5b 回転軸 6a 水平部 6b 上半身用アーム 6c 下半身用アーム 7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g ノズル 9b 通常シャワー 12,13 切替バルブ 20 揺動パイプ 21 背ノズル 22 手元操作部 23 支点 24 収納用フック 25 背ノズル 26 レリース 27 手元操作部 28 フック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面側に設けられたノズルから背中に向
    かってシャワー水を噴出させて使用できるシャワー装置
    において、前記ノズルを手元で可動し得る手元操作手段
    を設けたことを特徴とするシャワー装置。
  2. 【請求項2】 前記手元操作手段を収納可能に構成した
    ことを特徴とする請求項1に記載のシャワー装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズルは少なくとも1以上の吐水形
    態を有するものであることを特徴とする請求項1に記載
    のシャワー装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズルの吐水形態を前記手元操作手
    段で変更し得るように構成したことを特徴とする請求項
    1または請求項3に記載のシャワー装置。
  5. 【請求項5】 前記手元操作手段が、前記ノズルから吐
    水する際の水圧で移動しないように構成したことを特徴
    とする請求項1に記載のシャワー装置。
JP2000064801A 2000-03-09 2000-03-09 シャワー装置 Abandoned JP2001252209A (ja)

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