JP2001252139A - 合成樹脂製中空パネル構成体の取付部構造 - Google Patents

合成樹脂製中空パネル構成体の取付部構造

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JP2001252139A
JP2001252139A JP2000066440A JP2000066440A JP2001252139A JP 2001252139 A JP2001252139 A JP 2001252139A JP 2000066440 A JP2000066440 A JP 2000066440A JP 2000066440 A JP2000066440 A JP 2000066440A JP 2001252139 A JP2001252139 A JP 2001252139A
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JP
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synthetic resin
panel structure
hollow panel
hollow
surface layers
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JP2000066440A
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Inventor
Takehito Kuno
岳人 久野
Koichi Jinno
晃一 神野
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パネル構成体の中空部に連結具用挿通孔を予め
穿設する必要がないと共に取付け位置の調整が簡単にで
きる合成樹脂製中空パネル構成体の取付部構造。 【解決手段】合成樹脂素材からなる両側の表層10a,
10aの間に中空部10bを形成した中空パネル構成体
10において、両側の表層10a,10aを合わせて凹
部12aとした領域が直線状に延設され、凹部12aに
この延設方向に沿う筋状の薄肉部12bが設けられ、薄
肉部12bの両側に連結具用座面部12c,12cが形
成されたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物躯体等の固定
部に、合成樹脂素材からなる両側の表層の間に中空部を
形成した中空パネル構成体をビス等の連結具で取付け固
定するために、合成樹脂製中空パネル構成体に設けられ
る取付部構造に関するものである。合成樹脂製中空パネ
ル構成体は、洗面器が配置される洗面キャビネット、シ
ンクを支持するキッチンキャビネット等のキャビネット
背板等を構成するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、合成樹脂製中空パネル構成体に
は、強度を大きくすると共に合成樹脂材料を節約できる
ようにするために、両側の表層の間に中空部を形成した
中空パネル構造のものがある。この合成樹脂製中空パネ
ル構成体は、建物躯体等の固定部にビス等の連結具で取
付け固定することがある。例えば、合成樹脂製中空パネ
ル構成体を用いて構成した洗面キャビネットの場合に
は、洗面器の手前側に手をついたときの前倒れを防止す
るために、背板を構成する合成樹脂製中空パネル構成体
を建物躯体等の固定部に連結することがある。この取付
け固定作業は、合成樹脂製中空パネル構成体に中空部を
貫通する連結具用挿通孔を穿設し、該挿通孔に挿通した
連結具を建物躯体等の固定部に連結して行うようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の中空パ
ネル構成体では、連結具用挿通孔を穿設する手間を必要
とする。また、連結具用挿通孔の貫通する中空部を形成
する部分は、両側の表層を接近される方向の強度が弱い
ため、挿通孔に挿通した連結具を強固に取り付けること
ができない問題がある。更に、建物躯体等の固定部が適
宜間隔に配置された胴縁の場合において、穿設した連結
具用挿通孔の位置が胴縁の位置から外れているときに
は、新たに連結具用挿通孔を穿設し直す問題がある。
【0004】本発明は、上記問題を解決するために、パ
ネル構成体の中空部に連結具用挿通孔を予め穿設する必
要がないと共に取付け位置の調整が簡単にできる合成樹
脂製中空パネル構成体の取付部構造の提供を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題解決のために本
発明が採用した手段は、合成樹脂素材からなる両側の表
層の間に中空部を形成した中空パネル構成体において、
前記両側の表層を合わせて凹部とした領域が延設され、
該凹部の底面に、この延設方向に沿う筋状の薄肉部が設
けられると共に該薄肉部の両側に連結具用座面部が形成
されたことを特徴とする合成樹脂製中空パネル構成体の
取付部構造である。
【0006】本発明によれば、筋状の薄肉部にビス等の
連結具をねじ込み又は打ち込むことにより、建物躯体等
の固定部に連結具を介して凹部の領域を連結することが
できる。この凹部の底面は、両側の表層を合わせて一層
で形成された箇所であるため、連結具を強固に固定する
ことが可能となる。更に、薄肉部が凹部の延設方向に沿
う筋状に形成されているため、ビス等の連結具をねじ込
み又は打ち込む箇所を現場の状況に応じて適宜変更する
ことができる。また、合成樹脂製中空パネル構成体は、
両側の表層を合わせて凹部とした領域の内周面を形成す
る周壁が両側の表層の一方又は両方で形成されるため、
ブロー成形法で得ることも可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る合成樹脂製中
空パネル構成体の取付部構造を図面に示す実施の形態に
基づいて説明する。図1は合成樹脂製中空パネル構成体
で組立てた洗面キャビネットを示すものであって、同図
(A)は部分断面して示す正面図、同図(B)は部分断
面して示す側面図、図2は合成樹脂製中空パネル構成体
の取付部構造を拡大して示すものであって、同図(A)
は平面断面図、同図(B)は中間省略した正面図であ
る。
【0008】図1に示す洗面キャビネット1は、左右の
側板2,3、背板4、底板5、幕板6、幅木7及び左右
の扉8,9から組み立てられ、上面側に洗面器(図示
略)を配置できるようにしてある。背板4を構成するパ
ネル構成体10は、全体を合成樹脂素材(例えば、ポリ
プロピレン、アクリル樹脂等)で成形する共に、内外両
側の各表層10aの内側を中空部10bとした中空構成
部11を有している。パネル構成体10は、ブロー成形
法で成形することが可能となり、ブロー成形法で成形し
たときには製造コストの低減を図ることができる。
【0009】建物躯体等の固定部14に連結が予定され
る背板4を構成するパネル構成体10は、取付部12が
形成されている。この取付部12は、両側の表層10
a,10aを合わせて凹部12aとした領域が縦方向へ
直線状に延設され、凹部12aの底面12dに、この延
設方向に沿う筋状の薄肉部12bが設けられると共に薄
肉部12aの左右両側に連結具用座面部12c,12c
が形成されている。薄肉部12bは、ビス等の連結具1
3をねじ込み又は打ち込むことが簡単にできるように、
断面V字状や断面台形状等の適宜形状で形成されてい
る。連結具用座面部12c,12cは、ねじ込み又は打
ち込まれた連結具13の頭部13aを着座できる大きさ
に形成されている。
【0010】なお、上記取付部12は、建物躯体等の固
定部に連結が予定される側板2,3を構成するパネル構
成体10に形成されることもある。また、取付部12
は、現場の状況に応じて、凹部12a、薄肉部12b及
び連結具用座面部12c,12cを左右方向へ直線状に
延設するように形成することもある。更に、取付部12
は、凹部12aを覆蓋する蓋体(図示略)を着脱自在に
取り付けられるようにして、見栄えを良くすることもあ
る。
【0011】前記中空構成部11及び取付部12を有す
るパネル構成体10は、キャビネット用以外に、浴室等
の部屋を構築する壁パネル等に使用するように構成する
ことも可能である。
【0012】前記取付部12を備えた合成樹脂製中空パ
ネル構成体10は、筋状の薄肉部12bにビス等の連結
具13をねじ込み又は打ち込むことにより、建物躯体等
の固定部14に連結具を介して取付部12を連結するこ
とができる。この取付部12を凹部12aの領域は、両
側の表層10a,10aを合わせて一層で形成された箇
所であるため、連結具13を強固に固定することが可能
となる。更に、薄肉部12bが凹部12aの延設方向に
沿う筋状に形成されているため、連結具13をねじ込み
又は打ち込む箇所を現場の胴縁位置等の状況に応じて適
宜変更することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る合成樹脂製中空パネル構成
体の取付部構造は、薄肉部にビス等の連結具をねじ込み
又は打ち込むことが容易にできるため、従来のように中
空部を貫通する挿通孔を予め穿設する手間を省略するこ
とができ、また両側の表層を合わせて一層で形成した強
度的に強い凹部の箇所で取付けできるため、強固に取付
け固定することができ、更に薄肉部が凹部の延設方向に
沿う筋状に形成されているため、ビス等の連結具をねじ
込み又は打ち込む箇所を現場の状況に応じて適宜調整す
ることができる。その結果、合成樹脂製中空パネル構成
体の取付け固定作業が簡単にできることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る合成樹脂製中空パネル構成体の取
付部構造の実施の形態を示すものであり、同図(A)は
合成樹脂製中空パネル構成体で組立てた洗面キャビネッ
トを部分断面して示す正面図、同図(B)は洗面キャビ
ネットを部分断面して示す側面図である。
【図2】本発明に係る合成樹脂製中空パネル構成体の取
付部構造の実施の形態の要部を拡大して示すものであっ
て、同図(A)は平面断面図、同図(B)は中間省略し
た正面図である。
【符号の説明】
10…中空パネル構成体、10a…表層10a、10b
…中空部、12…取付部、12a…凹部、12b…薄肉
部、12c…連結具用座面部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月13日(2000.3.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る合成樹脂製中
空パネル構成体の取付部構造を図面に示す実施の形態に
基づいて説明する。図1は合成樹脂製中空パネル構成体
で組立てた洗面キャビネットを示すものであって、同図
(A)は部分断面して示す正面図、同図(B)は部分断
面して示す側面図、図2は合成樹脂製中空パネル構成体
の取付部構造を拡大して示すものであって、同図上方
平面断面図、同図下方は中間省略した正面図である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】本発明に係る合成樹脂製中空パネル構成体の取
付部構造の実施の形態の要部を拡大して示すものであっ
て、同図上方は平面断面図、同図下方は中間省略した正
面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂素材からなる両側の表層の間に中
    空部を形成した中空パネル構成体において、前記両側の
    表層を合わせて凹部とした領域が延設され、該凹部の底
    面に、この延設方向に沿う筋状の薄肉部が設けられると
    共に該薄肉部の両側に連結具用座面部が形成されたこと
    を特徴とする合成樹脂製中空パネル構成体の取付部構
    造。
JP2000066440A 2000-03-10 2000-03-10 合成樹脂製中空パネル構成体の取付部構造 Pending JP2001252139A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004344633A (ja) * 2003-04-30 2004-12-09 Aruze Corp 遊技機
JP2014122663A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Sanko Co Ltd 中空パネル及び断熱ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004344633A (ja) * 2003-04-30 2004-12-09 Aruze Corp 遊技機
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