JP2001250858A - セラミックスサセプターのチャンバーへの取付構造および支持構造 - Google Patents

セラミックスサセプターのチャンバーへの取付構造および支持構造

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JP2001250858A JP2000058349A JP2000058349A JP2001250858A JP 2001250858 A JP2001250858 A JP 2001250858A JP 2000058349 A JP2000058349 A JP 2000058349A JP 2000058349 A JP2000058349 A JP 2000058349A JP 2001250858 A JP2001250858 A JP 2001250858A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】支持部材のセラミックスサセプター側の端部に
おける引張応力を緩和することで、支持部材とサセプタ
ーとの接合部分の周辺における気体の漏れを防止できる
ようにし、同時にサセプターとチャンバーとの間隔を小
さくする。 【解決手段】本取付構造は、加熱されるサセプター1
と、サセプター1の接合面1bに接合されているセラミ
ックス製の支持部材2Bと、支持部材の端部6に接合さ
れている、開口12が設けられたチャンバー13とを備
えている。チャンバーの開口と支持部材の内側空間20
とが連通する。支持部材の内側空間がチャンバーの内部
空間21に対して気密に封止されている。支持部材を接
合面1bに平行な方向に見たときに、複数枚のセラミッ
クスが重ね合わされる重ね合わせ部分15が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックスサセ
プターのチャンバーへの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造用途等においては、例えば窒
化アルミニウム製のセラミックスヒーターをチャンバー
の内側壁面へと取り付ける必要がある。このため、セラ
ミックス板製の筒状の支持部材の一端をセラミックスヒ
ーターの接合面へと取り付け、この支持部材の他端をチ
ャンバーの内側壁面へと取り付けることが行われてい
る。支持部材は、アルミナ、窒化アルミニウム等の耐熱
性のセラミックス板によって形成されている。支持部材
とチャンバーとの間はOリングによって気密に封止す
る。これによって、支持部材の内側空間とチャンバーの
内部空間とを気密に封止し、チャンバーの内部空間のガ
スがチャンバーの外部へと漏れないようにする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、筒状のセラミ
ックス部材をセラミックスヒーターの接合面(背面)に
接合し、セラミックスヒーターを高温に加熱すると、次
の問題が生ずる。以下、図5を参照しつつ、説明する。
セラミックスヒーター1の半導体ウエハー設置面1aの
温度は、例えば400℃以上、時には600℃以上にも
達する。一方、Oリング11は通常は高熱には耐えられ
ず、その耐熱温度は通常200℃程度である。このた
め、チャンバー13内に冷却フランジを設けることによ
ってOリング11の周辺を冷却し、Oリング11の周辺
の温度が200℃以下となるように調節している。とこ
ろが、セラミックスヒーター1の温度が上記のように高
くなり、支持部材22の一端(セラミックスヒーターへ
の接合部分)4の温度が例えば400℃を超え、支持部
材22の他端(チャンバー13の内側壁面13aへの接
合部分)6の温度が200℃以下であると、支持部材の
内部における温度勾配は200℃以上となる。
【0004】こうなると、支持部材を伝搬する熱伝導量
が大きくなり、支持部材の接合部分4の近辺からの熱伝
導の増大によって、設置面1aにコールドスポットが生
ずるおそれがある。図5の取付構造においては、こうし
た熱伝導による問題を抑制するために、支持部材22
が、直径の大きい直筒部5Lと、直径の小さい直筒部5
Mとを備えている。直筒部5Lと5Mとは、連結部7H
によって連結されている。このように、チャンバー13
側の直筒部5Mの直径を小さくすることによって、チャ
ンバー13側への熱の逃げを抑制しようとしている。
【0005】しかし、こうしたタイプの取付構造には、
更に別の問題が残されていることが判明してきた。即
ち、セラミックスヒーター1の温度が前述のように高温
になると、ヒーター1は、直径が拡大する方向へと矢印
Aのように膨張する。一方、支持部材22の内部では冷
却フランジの作用によって大きな温度勾配が付いている
ために、支持部材22の端部4近辺に大きな引張応力が
加わり、支持部材22と接合面1bとの接合部分の周辺
に微細なクラックが生じて気体の封止特性が若干低下す
る可能性がある。
【0006】本発明者は、端部4付近での引張応力を緩
和するために、支持部材22の全長を長くすることによ
って、支持部材22の内部での温度勾配を減少させるの
と共に、支持部材22を長くして接合部分における応力
を逃がすことを検討した。しかし、チャンバー13の内
側壁面13aとヒーター1の接合面1bとの間隔aは、
半導体製造装置の仕様上、小さくすることが求められて
いるので、こうした対策をとるのには限界があった。
【0007】本発明の課題は、加熱されるセラミックス
サセプターと、サセプターの接合面に接合されているセ
ラミックス製の支持部材と、支持部材に接合されてい
る、開口が設けられたチャンバーとを備えており、チャ
ンバーの開口と支持部材の内側空間とが連通し、かつ支
持部材の内側空間がチャンバーの内部空間に対して気密
に封止されている取付構造において、支持部材のセラミ
ックスサセプター側の端部における引張応力を緩和する
ことで、支持部材とサセプターとの接合部分の周辺にお
ける気体の漏れを防止できるようにし、同時にサセプタ
ーとチャンバーとの間隔をコンパクトにできるようにす
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱されるセ
ラミックスサセプターと、サセプターの接合面に接合さ
れているセラミックス製の支持部材と、この支持部材に
接合されている、開口が設けられたチャンバーとを備え
ており、チャンバーの開口と支持部材の内側空間とが連
通し、かつ支持部材の内側空間がチャンバーの内部空間
に対して気密に封止されている取付構造であって、支持
部材が蛇腹状をなしていることを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記取付構造であって、
サセプターの支持部材への接合面に対して平行な方向に
向かって支持部材を見たときに、複数枚のセラミックス
が重ね合わされる重ね合わせ部分が設けられていること
を特徴とする。
【0010】本発明について、図1−図4を参照しつつ
更に説明する。図1−図4は、本発明の各実施形態に係
る取付構造を示す断面図である。
【0011】セラミックスサセプター1の接合面1b
が、支持部材2Aの一端4に対して接合されている。こ
の接合方法は特に限定されず、例えばろう材によって接
合できる。サセプター1の設置面1aの最高温度は、例
えば400℃以上、特には600℃以上、1200℃以
下に達する。支持部材2Aの他端6が、チャンバー13
の内側壁面13aに対して接合されており、これら両者
の間がOリング11によって封止されている。チャンバ
ー13の開口12と支持部材2Aの内側空間20とが連
通しており、チャンバー13の内部空間21とは隔離さ
れている。チャンバー13内には、図示しない冷却フラ
ンジを設けることによって、Oリング11の周辺を冷却
し、Oリング11の周辺の温度が200℃以下となるよ
うに調節している。
【0012】支持部材2Aは全体として蛇腹状をなして
いる。ここで蛇腹状とは、直径の相対的に小さい第一の
直筒部と、直径の相対的に大きい第二の直筒部と、これ
らを連結する、各直筒部と垂直に延びる連結部とが交互
に設けられている形態を言う。支持部材2Aは、相対的
に直径の小さい直筒部5B、5D、5Fと、相対的に直
径の大きい直筒部5A、5C、5Eと、これらを連結す
る連結部7A、7B、7C、7D、7Eを備えている。
【0013】こうした形態の支持部材を採用することに
よって、サセプター1が直径方向の外側へと膨張し、か
つ支持部材2Aの他端6の温度が前述のように低い場合
にも、支持部材2Aとサセプター1との接合部分の近辺
における微細な破壊やマイクロクラックを防止できる。
このような作用は、支持部材が蛇腹状をしていることか
ら応力を緩和し易いことによる。しかも、サセプター1
とチャンバー13との間隔aを大きくする必要がない。
【0014】サセプターの材質は用途に応じて選択でき
るので、特に限定されない。ただし、ハロゲン系腐食性
ガスに対して耐蝕性を有するセラミックスが好ましく、
特に窒化アルミニウムまたは緻密質アルミナが好まし
く、95%以上の相対密度を有する窒化アルミニウム質
セラミックス、アルミナが一層好ましい。サセプター中
には、抵抗発熱体、静電チャック用電極、プラズマ発生
用電極などの機能性部品を埋設することができる。
【0015】「加熱されるサセプター」の加熱源は限定
されず、外部の熱源(例えば赤外線ランプ)によって加
熱されるサセプターと、内部の熱源(例えばサセプター
内に埋設されたヒーター)によって加熱されるサセプタ
ーとの双方を含む。支持部材を構成するセラミックスの
形態は限定されないが、例えば長手方向に対して厚さ方
向が小さい板状物からなる。また、筒状であることが好
ましい。
【0016】支持部材の材質は特に限定しないが、ハロ
ゲン系腐食性ガスに対して耐蝕性を有するセラミックス
が好ましく、特に窒化アルミニウムまたは緻密質アルミ
ナが好ましい。
【0017】図2−図4の各実施形態においては、前記
の重ね合わせ部分を設けた。図2においては、サセプタ
ー1の接合面1bとチャンバー13の内側壁面13aと
の間が、支持部材2Bによって連結されている。支持部
材2Bにおいては、支持部材の一端4に直筒部5Gが連
続しており、この直筒部5Gが連結部7Fを介して別の
直筒部5Hに連続している。この直筒部5Hの一端はチ
ャンバー13内にあるが、他端はチャンバー13外に出
ている。直筒部5Hの他端が折り返し部分9Aを介して
別の直筒部8Aに連続しており、直筒部8Aにチャンバ
ー13への接合部6が連続している。この結果、サセプ
ター1の接合面1bに平行な方向に見たときに、直筒部
5Hと直筒部8Aとが重ね合わされており、即ち重複し
て存在している。15は重ね合わせ部分である。
【0018】こうした構造によれば、折り返し部分9A
を設けることによって、応力緩和作用が得られる。これ
に加えて、直筒部5G、5H、8Aの全長が長いことに
よって、更に応力緩和作用が得られる。この点を更に説
明する。一般的に言って、直筒部とは垂直な方向(接合
面と平行な方向)へと向かって支持部材2Bの一端4に
引張応力が加わったときには、この応力と平行な連結部
7Fは応力緩和に対してはほとんど寄与しない。これと
は逆に、応力と垂直に延びる直筒部5G、5H、8Aは
すべて応力緩和に寄与する。そして、直筒部による応力
緩和の度合いは、すべての直筒部5G、5H、8Aの全
長の合計に比例する。これに加えて、折り返し部分9A
も、その角度が拡大−縮小する方向への変形が容易であ
ることから、前記引張応力の緩和に有効に寄与する。
【0019】しかも、本例においては、重ね合わせ部分
15の一部がチャンバー13外に出ている。これは、サ
セプター1とチャンバー13との間隔aを一定にしたと
きに、直筒部5H、8Aの各長さを一層大きくできるこ
とを意味している。これによって、一層大きな引張応力
緩和作用が得られる。
【0020】前記重ね合わせ部分を設ける場合には、重
ね合わせ部分を構成するセラミックスの方向は、前述し
た理由から、サセプターの接合面1bに対して垂直に近
い方が好ましい。具体的には、重ね合わせ部分を構成す
るセラミックスの方向(平面)と接合面1bとがなす角
度は、70°−110°が好ましく、ほぼ垂直であるこ
とが一層好ましい。
【0021】本発明の好適な実施形態においては、サセ
プターの支持部材への接合面に対して平行な方向に支持
部材を見たときに、三枚のセラミックスが重ね合わされ
る重ね合わせ部分が設けられている。この場合には、三
枚のセラミックスによる応力緩和作用と、二つの折り返
し部分による応力緩和作用とが得られる。図3、図4
は、この実施形態に係るものである。
【0022】図3においては、支持部材2Cの一端4が
直筒部5Iに連続しており、続いて折り返し部分9A、
直筒部8B、折り返し部分9B、直筒部8Cが設けられ
ており、直筒部8Cがチャンバー13への接合部6へと
連続している。
【0023】特に好ましくは、支持部材が中心軸を有し
ており、支持部材のサセプターへの取付位置よりも、支
持部材のチャンバーへの取付位置の方が、中心軸から遠
い。図4はこの実施形態に係るものである。
【0024】図4においては、支持部材2Dの一端4が
直筒部5Jに連続しており、続いて連結部7G、直筒部
5K、折り返し部分9A、直筒部8D、折り返し部分9
B、直筒部8Eが設けられており、直筒部8Eがチャン
バー13への接合部6へと連続している。支持部材2D
が中心軸24を有している。支持部材2Dのサセプター
1への取付位置と中心軸24との間隔bよりも、支持部
材2Dのチャンバー13への取付位置と中心軸24との
間隔cの方が大きい。これによって、支持部材2Dの一
端4側に加わる引張応力は、支持部材2Dへの取付位置
が相対的に中心軸24に近いことから小さくなる。これ
に対して、支持部材2Dのチャンバー13への取付位置
が中心軸24から相対的に遠いことから、応力緩和作用
が特に大きい。
【0025】応力緩和の観点からは、bとcとの差は、
30mm以上であることが好ましい。また、支持部材を
小型化するためには、bとcとの差を50mm以下とす
ることが好ましい。
【0026】
【実施例】以下の比較例、実施例を実施した。 (比較例1)図5に示す取付構造を作製した。サセプタ
ー1としては、直径200mm、厚さ17mmの窒化ア
ルミニウム焼結体製の円盤を使用した。支持部材22
は、厚さ2.5mmのセラミックス板によって成形し
た。支持部材22の高さaは43mmとした。支持部材
22とサセプター1とを、銀63重量%:銅32.25
重量%:チタン1.75重量%のろう材によって接合し
た。この際には、850℃で、10分間、10-5Tor
rの圧力下で加熱した。支持部材22とチャンバー13
との間を溶接した。Oリング11はフッ素ゴムからな
る。
【0027】この状態で、サセプター1の設置面1aの
温度を約600°に加熱した。接合部6の温度を約15
0℃に保持したものという設定で、シュミレーションを
行った。この状態で、支持部材22の内部応力をその全
体にわたって計算したところ、最大応力は14.1kg
/mm2 であった。
【0028】また、この取付構造を、1×10-9トール
の雰囲気下で、室温と500℃との間の熱サイクルに供
した。室温および500℃における各保持時間は10分
間とし、昇温速度、降温速度は20℃/分とし、熱サイ
クルの回数は50回とした。熱サイクルを実施中に、雰
囲気圧力を1×10-9トールに保持することができなく
なり、圧力が上昇した。熱サイクル後には、支持部材2
2の端部4付近に大きな引っ張り応力がかかり、支持部
材22と接合面1bとの接合部分の周辺にクラックが入
ったため、気体の封止特性が悪くなった。この結果、雰
囲気を真空状態に保持することはできなくなっていた。
【0029】(実施例1)図1の取付構造を製造した。
具体的な製造手順は比較例1と同様である。ただし、支
持部材2Aの高さaは62mmとし、各連結部7A−7
Eの長さはそれぞれ15.2mmとした。
【0030】この取付構造について、比較例1と同様に
して最大応力をシュミレーションで計算したところ、1
0.3kg/mm2 であった。また、比較例1と同様に
して熱サイクル後のヘリウムリーク量を測定したとこ
ろ、1×10-8sccs以下であった。
【0031】(実施例2)図2の取付構造を製造した。
具体的な製造手順は比較例1と同様である。ただし、a
は31.3mmとし、重ね合わせ部分dの長さは27.
7mmとした。
【0032】この取付構造について、比較例1と同様に
して最大応力をシュミレーションで計算したところ、
7.1kg/mm2 であった。また、比較例1と同様に
して熱サイクル後のヘリウムリーク量を測定したとこ
ろ、1×10-8sccs以下であった。
【0033】(実施例3)図3の取付構造を製造した。
具体的な製造手順は比較例1と同様である。ただし、支
持部材の高さaは62mmとし、重ね合わせ部分dの長
さは42mmとした。
【0034】この取付構造について、比較例1と同様に
して最大応力をシュミレーションで計算したところ、
8.1kg/mm2 であった。また、比較例1と同様に
して熱サイクル後のヘリウムリーク量を測定したとこ
ろ、1×10-8sccs以下であった。
【0035】(実施例4)図4の取付構造を製造した。
具体的な製造手順は比較例1と同様である。ただし、支
持部材の高さaは62mmとし、重ね合わせ部分dの長
さは41mmとした。また、bは25mmとし、cは6
0mmとした。
【0036】この取付構造について、比較例1と同様に
して最大応力をシュミレーションで計算したところ、
5.7kg/mm2 であった。また、比較例1と同様に
して熱サイクル後のヘリウムリーク量を測定したとこ
ろ、1×10-8sccs以下であった。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、支
持部材のセラミックスサセプター側の端部における引張
応力を緩和することで、支持部材とサセプターとの接合
部分の周辺における気体の漏れを防止できるようにし、
同時にサセプターとチャンバーとの間隔をコンパクトに
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る取付構造の断面図で
あり、蛇腹状の支持部材2Aを備えている。
【図2】本発明の一実施形態に係る取付構造の断面図で
あり、2枚のセラミックス板の重ね合わせ部分15およ
び一つの折り返し部分9Aを備えている。
【図3】本発明の一実施形態に係る取付構造の断面図で
あり、3枚のセラミックス板の重ね合わせ部分15およ
び二つの折り返し部分9A、9Bを備えている。
【図4】本発明の一実施形態に係る取付構造の断面図で
あり、3枚のセラミックス板の重ね合わせ部分15およ
び二つの折り返し部分9A、9Bを備えている。また、
支持部材2Dのチャンバー13との接合部分6が、支持
部材2Dのサセプター1との接合部分4よりも、支持部
材2Dの中心軸24から遠い位置にある。
【図5】比較例の取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 セラミックスサセプター 1a 設置面
1bサセプターの接合面(背面) 2A、2
B、2C、2D 本発明に係る支持部材 4 支
持部材のサセプター1との接合部分(一端) 5
A、5B、5C、5D、5E、5F、5G、5H、5
G、5I、5J、5K 直筒部 6 支持部材の
チャンバー13との接合部(他端) 7A、7
B、7C、7D、7E、7F、7G 接合面1bとほぼ
平行な方向に延びる連結部 8A、8B、8C、
8D、8E 折り返された直筒部 9A、9B
折り返し部分 11 封止部材 12 チ
ャンバー13の開口 13 チャンバー
15 重ね合わせ部分 20 支持部材の内側空
間 21 チャンバー13の内部空間

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱されるセラミックスサセプターと、こ
    のセラミックスサセプターの接合面に接合されているセ
    ラミックス製の支持部材と、この支持部材に接合されて
    いる、開口が設けられたチャンバーとを備えており、前
    記チャンバーの前記開口と前記支持部材の内側空間とが
    連通し、かつ前記支持部材の内側空間が前記チャンバー
    の内部空間に対して気密に封止されている取付構造であ
    って、 前記支持部材が蛇腹状をなしていることを特徴とする、
    セラミックスサセプターのチャンバーへの取付構造。
  2. 【請求項2】加熱されるセラミックスサセプターと、こ
    のセラミックスサセプターの接合面に接合されているセ
    ラミックス製の支持部材と、この支持部材に接合されて
    いる、開口が設けられたチャンバーとを備えており、前
    記チャンバーの前記開口と前記支持部材の内側空間とが
    連通し、かつ前記支持部材の内側空間が前記チャンバー
    の内部空間に対して気密に封止されている取付構造であ
    って、 前記支持部材を前記接合面に平行な方向に見たときに、
    複数枚の前記セラミックスが重ね合わされる重ね合わせ
    部分が設けられていることを特徴とする、セラミックス
    サセプターのチャンバーへの取付構造。
  3. 【請求項3】前記接合面に対して平行な方向に前記支持
    部材を見たときに、三枚の前記セラミックスが重ね合わ
    される重ね合わせ部分が設けられていることを特徴とす
    る、請求項2記載の取付構造。
  4. 【請求項4】前記重ね合わせ部分の少なくとも一部が前
    記チャンバー外に露出していることを特徴とする、請求
    項2または3記載の取付構造。
  5. 【請求項5】前記支持部材が中心軸を有しており、前記
    支持部材の前記セラミックスサセプターへの取付位置よ
    りも、前記支持部材の前記チャンバーへの取付位置の方
    が、前記中心軸から遠いことを特徴とする、請求項2−
    4のいずれか一つの請求項に記載の取付構造。
  6. 【請求項6】前記セラミックスサセプターが窒化アルミ
    ニウムまたはアルミナからなることを特徴とする、請求
    項1−5のいずれか一つの請求項に記載の取付構造。
  7. 【請求項7】前記支持部材が前記チャンバーに対してゴ
    ム製の封止部材によって封止されていることを特徴とす
    る、請求項1−6のいずれか一つの請求項に記載の取付
    構造。
  8. 【請求項8】加熱されるセラミックスサセプターと、こ
    のセラミックスサセプターの接合面に接合されているセ
    ラミックス製の支持部材とを備えており、前記支持部材
    が蛇腹状をなしていることを特徴とする、セラミックス
    サセプターの支持構造。
  9. 【請求項9】加熱されるセラミックスサセプターと、こ
    のセラミックスサセプターの接合面に接合されているセ
    ラミックス製の支持部材とを備えており、前記支持部材
    を前記接合面に平行な方向に見たときに、複数枚の前記
    セラミックスが重ね合わされる重ね合わせ部分が設けら
    れていることを特徴とする、セラミックスサセプターの
    支持構造。
  10. 【請求項10】前記接合面に対して平行な方向に前記支
    持部材を見たときに、三枚の前記セラミックスが重ね合
    わされる重ね合わせ部分が設けられていることを特徴と
    する、請求項9記載のセラミックスサセプターの支持構
    造。
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US6979369B2 (en) 2002-03-28 2005-12-27 Ngk Insulators, Ltd. Fixing structures and supporting structures of ceramic susceptors, and supporting members thereof
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