JP2001250828A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001250828A
JP2001250828A JP2000061377A JP2000061377A JP2001250828A JP 2001250828 A JP2001250828 A JP 2001250828A JP 2000061377 A JP2000061377 A JP 2000061377A JP 2000061377 A JP2000061377 A JP 2000061377A JP 2001250828 A JP2001250828 A JP 2001250828A
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Japan
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semiconductor substrate
substrate
seal ring
layer
liquid crystal
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JP2000061377A
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Takayuki Iwasa
隆行 岩佐
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/12Structure, shape, material or disposition of the bump connectors prior to the connecting process
    • H01L2224/13Structure, shape, material or disposition of the bump connectors prior to the connecting process of an individual bump connector
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/13Discrete devices, e.g. 3 terminal devices
    • H01L2924/1304Transistor
    • H01L2924/1306Field-effect transistor [FET]
    • H01L2924/13091Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor [MOSFET]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板の周縁からの水の浸入や汚染物質
の侵入等を防止することにより電気的信頼性を向上する
ことができ、さらに半導体基板の周縁において電気的短
絡の要因を排除しつつ、半導体基板の周縁において発生
する応力を緩和することにより、電気的信頼性を向上す
ることができる半導体装置を提供する。 【解決手段】 半導体装置、例えば反射型液晶表示装置
において、半導体基板1の表面周辺部1Bにシールリン
グ60を備え、さらにシールリング60の外側の表面周
縁1Cにスクライブエリア1Sを備えている。少なくと
もシールリング60上及びスクライブエリア1S上を覆
う絶縁体(少なくとも第3層目のパッシベーション膜3
0)が配設され、この絶縁体にはシールリング60上に
おいて応力伝播遮断溝31Dが配設されている。また、
この応力伝播遮断溝31Dの内部には応力吸収充填材3
3Dが充填されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に半導体基板の表面中央部に素子領域を有し、表
面周辺部にシールリングを有する半導体装置に関する。
さらに本発明は、半導体基板上に対向基板を配設し、半
導体基板に配設された電極上の導電性ペーストを介在さ
せて半導体基板と対向基板との間で電気的接続を行う半
導体装置に関する。特に本発明は、半導体基板上に透明
電極基板を配設し、半導体基板と透明電極基板との間を
導電性ペーストを介在させて電気的接続を行う反射型液
晶表示装置に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】反射型液晶表示装置は透過型液晶表示装
置に比べて光損失が少ないことから、例えば液晶プロジ
ェクタ装置への応用が期待されている。
【0003】図5は反射型液晶表示装置の周辺部分の断
面構造図である。反射型液晶表示装置は、半導体基板1
00とこの半導体基板100上に対向配置された透明電
極基板110とを備え、半導体基板100と透明電極基
板110との間に液晶120を封入することにより構成
されている。周辺部分において半導体基板100と透明
電極基板110との間には液晶120を封入するための
密閉空間を生成するスペーサボール121が配設されて
いる。
【0004】半導体基板100は、シリコン単結晶チッ
プ(半導体チップ)であり、その製造過程において半導
体ウェハからダイシング工程によりチップ状に切り出さ
れたものである。従って、半導体基板100の表面周縁
にはスクライブエリア101の一部が残った状態になっ
ている。
【0005】半導体基板100の表面中央部から表面周
縁のスクライブエリア101に跨る周辺部分にはシール
リング102が配設されている。シールリング102
は、半導体基板100の表面中央部のアクティブマトリ
ックス領域を構築する半導体素子間を電気的に接続する
配線を利用してこの配線と同一層の金属材料で形成され
ている。すなわち、配線には例えばアルミニウム合金膜
が使用されているので、シールリング102はアルミニ
ウム合金膜により形成されている。スクライブエリア1
01において、半導体基板100上の上下配線間を電気
的に絶縁したり、配線を保護するパッシベーション膜1
03〜105はダイシング工程前に意図的に取り除か
れ、半導体基板100上にはパッシベーション膜103
〜105が形成されていない。スクライブエリア101
において、パッシベーション膜103〜105はダイシ
ング工程において割れを生じる場合や、ダイシング工程
においてパッシベーション膜103〜105に発生した
応力が半導体基板100の表面中央部に伝播され半導体
素子に損傷を及ぼす場合があるので、基本的にスクライ
ブエリア101にはパッシベーション膜103〜105
が形成されていない。シールリング102は、スクライ
ブエリア101のパッシベーション膜103〜105端
面から、上下のパッシベーション膜103と104との
界面やパッシベーション膜104と105との界面を通
じて半導体素子に至る、水の浸入や重金属等の汚染物質
の侵入を防止することができる。
【0006】透明電極基板110は、アクティブマトリ
ックス領域における共通電極板として使用され、例えば
ITO膜(インジウム錫酸化膜)により形成されてい
る。半導体基板100の表面周辺部においてはカウンタ
コンタクト部106が配設されており、このカウンタコ
ンタクト部106上に配設した金属ペースト125を通
して半導体基板100の電源配線107及び108から
透明電極基板110に電源が供給されている。
【0007】上記反射型液晶表示装置は、以下のような
製造プロセスによって製作することができる。
【0008】(1)前処理プロセスによって複数のアク
ティブマトリックス領域のパターンを有する図示しない
半導体ウェハを形成し、この半導体ウェハのアクティブ
マトリックスパターン間のスクライブエリア101にお
いてダイシング工程を行う。このダイシング工程によっ
て複数のアクティブマトリックス領域のパターンが個々
に分割されたチップ状の半導体基板100が形成され
る。
【0009】(2)図6に示すように、半導体基板10
0の表面周辺部に配設されたカウンタコンタクト部10
6上に金属ペースト125を形成する。引き続き、半導
体基板100の表面周辺部上に直径が均一なスペーサボ
ール121を形成する(図7参照。)。
【0010】(3)図7に示すように、半導体基板10
0上に透明電極基板110を張り合わせる。半導体基板
100と透明電極基板110とはスペーサボール121
により平行に張り合わせられ、半導体基板100と透明
電極基板110との間には液晶120の封入に必要な密
閉空間を形成することができる。この時、金属ペースト
125も同時に押し潰され、半導体基板100上のカウ
ンタコンタクト部106と透明電極基板110との間が
電気的にかつ機械的に接続される。
【0011】(4)そして、上記半導体基板100、透
明電極基板110及びスペーサボール121で形成され
る密閉空間内に液晶120を封入することにより、図5
に示す反射型液晶表示装置を完成させることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記反
射型液晶表示装置においては、以下の点について配慮が
なされていなかった。
【0013】反射型液晶表示装置の半導体基板100の
表面周縁、すなわちスクライブエリア101は半導体基
板100表面を露出させており、さらにカウンタコンタ
クト部106とスクライブエリア101に近接して配置
されている。このため、図7に示すように、上記製造プ
ロセスにおいて金属ペースト125を透明電極基板11
0で押し潰した時に金属ペースト125が半導体基板1
00表面上で広がり、金属ペースト125の一部がスク
ライブエリア101の半導体基板100の露出表面に達
してしまう不良が発生した。すなわち、半導体基板10
0が金属ペースト125を介在させて透明電極基板11
0と電気的に短絡してしまい、反射型液晶表示装置が不
良品になる。
【0014】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものである。従って、本発明の目的は、半導体基板の
周縁からの水の浸入や汚染物質の侵入等を防止すること
により電気的信頼性を向上することができ、さらに半導
体基板の周縁において電気的短絡の要因を排除しつつ、
半導体基板の周縁において発生する応力を緩和すること
により、電気的信頼性を向上することができる半導体装
置を提供することである。
【0015】さらに、本発明の目的は、半導体基板上に
対向基板を積層する構造において、上記目的を達成しつ
つ、半導体基板の表面周縁と対向基板との間の電気的短
絡を防止することができ、電気的信頼性を向上すること
ができる半導体装置を提供することである。特に本発明
の目的は、半導体基板の表面周縁と、半導体基板上の対
向基板である透明電極基板との間の電気的短絡を防止す
ることができ、電気的信頼性を向上することができる反
射型液晶表示装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴は、表面中央部に素子領域が配
設された半導体基板と、半導体基板の表面周辺部に配設
されたシールリングと、少なくともシールリング上及び
半導体基板の表面周縁上に配設された絶縁体と、シール
リング上において絶縁体に配設された応力伝播遮断溝と
を備えた半導体装置としたことである。
【0017】このような本発明の第1の特徴に係る半導
体装置においては、半導体基板の表面周縁のシールリン
グにより水や汚染物質等を捕獲することができるので、
外部から素子領域への水の浸入や汚染物質の侵入を防止
することができる。さらに、半導体基板の表面周縁が絶
縁体により覆われているので、この半導体基板の表面周
縁の電気的短絡を防止することができる。さらに、半導
体基板の表面周縁に配設された絶縁体に応力が加わって
も、この応力をシールリング上に配設した応力伝播遮断
溝により吸収し緩和することができるので、素子領域へ
の応力の伝播を防止することができる。
【0018】本発明の第2の特徴は、表面中央部に素子
領域が配設された半導体基板と、半導体基板の表面周辺
部に配設されたシールリングと、少なくともシールリン
グ上及び半導体基板の表面周縁上に配設された絶縁体
と、半導体基板の表面周辺部に配設された対向基板接続
用電極と、シールリング上において絶縁体に配設された
応力伝播遮断溝と、半導体基板上に対向配設され、対向
基板接続用電極に導電性ペーストを介して電気的に接続
された対向基板とを備えた半導体装置としたことであ
る。
【0019】このような本発明の第2の特徴に係る半導
体装置においては、本発明の第1の特徴に係る半導体装
置で得られる効果に加えて、半導体基板の表面周縁上に
絶縁体が配設されているので、半導体基板の表面周縁と
導電性ペーストを介した対向基板との間の電気的短絡を
防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。なお、本発明の実施の形態は
反射型液晶表示装置に本発明を適用した場合を説明する
が、この反射型液晶表示装置は本発明に係る「半導体装
置」を具現化したものであり、以下反射型液晶表示装置
を説明するとともに併せて本発明に係る「半導体装置」
を説明する。
【0021】(第1の実施の形態)図3は本発明の第1
の実施の形態に係る反射型液晶表示装置の概略的平面
図、図1は図3に示すF1−F1切断線で切った反射型
液晶表示装置の断面構造図、図2は図3に示すF2−F
2切断線で切った反射型液晶表示装置の対向基板接続用
電極部分の断面構造図である。
【0022】図1乃至図3に示すように、本発明の第1
の実施の形態に係る反射型液晶表示装置は、表面中央部
に素子領域1Aが配設された半導体基板1と、半導体基
板1の表面周辺部1Bに配設されたシールリング60
と、少なくともシールリング60上及び半導体基板1の
表面周縁1C上に配設された絶縁体(パッシベーション
膜10、20及び30)と、半導体基板1の表面周辺部
1Bに配設された対向基板接続用電極(カウンタコンタ
クト部)32Eと、シールリング60上において絶縁体
に配設された応力伝播遮断溝31Dと、半導体基板1上
に対向配設され、対向基板接続用電極32Eに導電性ペ
ースト41を介して電気的に接続された対向基板40と
を備えて構築されている。
【0023】半導体基板1は、例えばp型シリコン単結
晶チップであり、反射型液晶表示装置の製造過程におい
て半導体ウェハからダイシング工程(又はスクライビィ
ング工程)によりチップ状に切り出されたものである。
この半導体基板1の表面周縁1Cにはスクライブエリア
(又はダイシングエリア)1Sの一部が残った状態にな
っている。なお、図1乃至図3に示す半導体基板1は、
ダイシング工程が既に終了し、チップ状に切り出されて
おり、表面周縁1Cの寸法とスクライブエリア1Sの寸
法とは同一になっている。
【0024】半導体基板1の表面中央部の素子領域1A
は、液晶表示エリアであり、複数の画素を行列状に配列
したアクティブマトリックス領域となっている。図1
中、左側に示すように、1つの画素は、画素選択用トラ
ンジスタQと、電荷保持容量Cと、画素電極32と、液
晶50と、複数の画素に共通の電極すなわち透明電極基
板として使用される対向基板40とを少なくとも備えて
構成されている。
【0025】画素選択用トランジスタQは、素子間分離
領域(例えば、フィールド酸化膜)2により周囲を囲ま
れた領域内において半導体基板1の主面部に形成されて
いる。すなわち、画素選択用トランジスタQは、チャネ
ル形成領域と、チャネル形成領域上のゲート絶縁膜3
と、ゲート絶縁膜3上のゲート電極4と、ソース領域及
びドレイン領域として使用される一対の高不純物密度の
n型半導体領域5とを少なくとも備えた絶縁ゲート型電
界効果トランジスタ、例えばMOSFETで構成されて
いる。チャネル形成領域は半導体基板1、又は図示しな
いが半導体基板1の主面部に配設されたp型ウエル領域
で形成されている。ゲート絶縁膜3は例えばシリコン酸
化膜で形成されている。ゲート電極4は例えば抵抗値を
減少する適度な密度の不純物が導入されたシリコン多結
晶膜で形成されている。必ずしもこの構造に限定される
ものではないが、本発明の第1の実施の形態に係る画素
選択用トランジスタQは、チャネル形成領域側が低不純
物密度で形成されたLDD(lightly doped drain)構
造で構成されている。画素選択用トランジスタQの半導
体領域5には、第1層目のパッシベーション膜10上に
配設され、この第1層目のパッシベーション膜10に形
成された接続孔11を通して第1層目の配線12が電気
的に接続されている。第1層目のパッシベーション膜1
0には、例えばシリコン酸化膜、ボロンガラス、リンガ
ラス等の単層膜や、それらを主体とする複合膜を実用的
に使用することができる。第1層目の配線12には、例
えばアルミニウム膜、アルミニウム合金膜(Al−S
i、Al−Cu、Al−Cu−Si等)等を実用的に使
用することができる。
【0026】電荷保持容量Cは、素子間分離領域2によ
り周囲を囲まれた領域内において半導体基板1の主面部
に形成されている。すなわち、電荷保持容量Cは、第1
の電極6と、第1の電極6上の誘電体膜7と、誘電体膜
7上の第2の電極8とを少なくとも備えて構成されてい
る。本発明の第1の実施の形態において、電荷保持容量
CはMOS型構造で構成されており、従って第1の電極
6は半導体基板1の主面部に配設された比較的高不純物
密度のn型半導体領域で形成されている。誘電体膜7は
例えばシリコン酸化膜で形成されている。第2の電極8
は、本発明の第1の実施の形態において、ゲート電極4
と同一層の例えばシリコン多結晶膜で形成されている。
【0027】画素電極32は、第3層目の配線で形成さ
れており、第2層目の配線22A、第1層目の配線12
のそれぞれを通して電荷保持容量Cの第2の電極8に電
気的に接続されている。第2層目の配線22Aは、第1
層目の配線12を覆う第2層目のパッシベーション膜2
0上に配設され、第2層目のパッシベーション膜20に
形成された接続孔21を通して第1層目の配線12と電
気的に接続されている。この第2層目の配線22Aは、
遮光膜22Sと同一層に形成されている。第2層目のパ
ッシベーション膜20は、例えば第1層目のパッシベー
ション膜10と同様にシリコン酸化膜等で形成されてい
る。第2層目の配線22Aは、第1層目の配線12と同
様に、例えばアルミニウム合金膜等で形成されている。
第3層目の配線、すなわち画素電極32は、第2層目の
配線22A及び遮光膜22Sを覆う第3層目のパッシベ
ーション膜30上に配設されており、第3層目のパッシ
ベーション膜30に形成された接続孔31を通して第2
の配線22Aに電気的に接続されている。第3層目のパ
ッシベーション膜30は、例えば第1層目のパッシベー
ション膜10及び第2層目のパッシベーション膜20と
同様に例えばシリコン酸化膜で形成されている。画素電
極(第3層目の配線)32は、例えば第1層目の配線1
2及び第2層目の配線22Aと同様に、アルミニウム合
金膜等で形成されている。
【0028】なお、本発明の第1の実施の形態に係る反
射型液晶表示装置は、第1層目の配線12、第2層目の
配線22A及び第3層目の配線を含む3層配線構造で構
成されているが、本発明はこの配線層数に限定されるも
のではない。例えば、本発明は、1層、2層又は4層以
上の配線層数を有する反射型液晶表示装置に適用するこ
とができる。
【0029】液晶50は、素子領域1Aの範囲内におい
て、半導体基板1、対向基板40及びスペーサボール5
1により生成される密閉空間内に封入されている。この
液晶50は、詳細には半導体基板1の画素電極32と対
向基板40との間に封入されており、この画素電極32
と対向基板40との間に印加される電圧により光透過率
が制御されている。
【0030】図1及び図3に示すように、シールリング
60は、半導体基板1の表面周辺部1Bに、さらに詳細
には表面周辺部1Bから表面周縁1C(スクライブエリ
ア1S)に跨って配設されている。このシールリング6
0は、素子領域1Aに配設された第1層目の配線12及
び第2層目の配線22Aを有効に利用して構成されてい
る。すなわち、シールリング60は、素子領域1Aの第
1層目の配線12及び表面周辺部1Bまで引き出された
第1層目の配線12Bと同一層の第1層目のシールリン
グ12Dと、この第1層目のシールリング12D上に配
設され第2層目の配線22A及び表面周辺部1Bまで引
き出された第2層目の配線22Bと同一層の第2層目の
シールリング22Dとを積層した構造で構成されてい
る。従って、第1層目のシールリング12D、第2層目
のシールリング22Dはいずれも例えばアルミニウム合
金膜等で形成されている。第1層目のシールリング12
Dは、第1層目のパッシベーション膜10と第2層目の
パッシベーション膜20との間の界面において、水、汚
染物質、ダイシング時に発生するクラック等を捕獲する
ことができ、水の浸入、汚染物質やクラックの侵入を防
止することができる。第2層目のシールリング22D
は、第2層目のパッシベーション膜20と第3層目のパ
ッシベーション膜30との間の界面において、水、汚染
物質、ダイシング時に発生するクラック等を捕獲するこ
とができ、水の浸入、汚染物質やクラックの侵入を防止
することができる。
【0031】このように構成されるシールリング60
は、反射型液晶表示装置の製造プロセスにおいて、第1
層目の配線12等と第1層目のシールリング12Dとを
同一製造工程で形成することができ、第2層目の配線2
2A等と第2層目のシールリング22Dとを同一製造工
程で形成することができるので、製造工程数を大幅に削
減することができる。なお、スクライブエリア1Sにお
いて半導体基板1の主面部には比較的高不純物密度のn
型半導体領域9が配設されており、第1層目のシールリ
ング12Dをこのスクライブエリア1Sのn型半導体領
域9に電気的に接続し、シールリング60全体が固定電
源に印加されるようになっている。
【0032】図1に示すように、少なくともシーリング
60上及びスクライブエリア1S上に配設される絶縁体
は第3層目のパッシベーション膜30であり、素子領域
1Aの第3層目のパッシベーション膜30と同一層であ
る。このスクライブエリア1S上の第3層目のパッシベ
ーション膜30は、図2に示すように、基本的にスクラ
イブエリア1Sの半導体基板1表面(n型半導体領域
9)と導電性ペースト41との間の電気的な短絡を防止
するようになっており、この導電性ペースト41を通じ
てスクライブエリア1Sの半導体基板1表面と対向基板
(透明電極基板)40との間の電気的な短絡を防止する
ようになっている。
【0033】本発明の第1の実施の形態に係る反射型液
晶表示装置においては、スクライブエリア1Sにおいて
半導体基板1表面上には、第1層目のパッシベーション
膜10、第2層目のパッシベーション膜20、第3層目
のパッシベーション膜30の合計3層のパッシベーショ
ン膜を積層した構造で構成されている。すなわち、スク
ライブエリア1Sは複数枚のパッシベーション膜が配設
されているので、絶縁耐圧を向上することができ、半導
体基板1表面と導電性ペースト41との間の絶縁性能を
より一層向上することができる。
【0034】さらに、本発明の第1の実施の形態に係る
反射型液晶表示装置においては、第1層目のパッシベー
ション膜10上には第1層目のダミー配線12Cが配設
され、第2層目のパッシベーション膜20上には第2層
目のダミー配線22Cが配設されている。すなわち、ス
クライブエリア1Sにおいては、第1層目のパッシベー
ション膜10、第1層目のダミー配線12C、第2層目
のパッシベーション膜20、第2層目のダミー配線22
C、第3層目のパッシベーション膜30の複数の薄膜を
積層し、素子領域1Aにおける配線構造並びにパッシベ
ーション膜構造と同等の構造にしているので、半導体基
板1表面全域において平坦化を促進することができる。
スクライブエリア1Sにおけるこのような平坦化は、導
電性ペースト41を押し潰した時にこの導電性ペースト
41のスクライブエリア1Sへの広がりを抑制すること
ができる。
【0035】応力伝播遮断溝31Dは、シールリング6
0上、さらに詳細には第2層目のシールリング22D上
の第3層目のパッシベーション膜30の一部を取り除く
ことにより形成されている。応力伝播遮断溝31Dは、
対向基板接続用電極32Eが配設された領域を除き、シ
ールリング60と同様に半導体基板1の表面周辺部1B
のほぼ全周囲に配設されている。すなわち、図3(応力
伝播遮断溝31Dはハッチングを付して示している。)
に示すように、応力伝播遮断溝31Dの平面形状はほぼ
リング形状で構成されている。この応力伝播遮断溝31
Dは、基本的には、製造プロセスのダイシング工程によ
り発生する応力を吸収し、この応力を素子領域1Aに伝
播されないように機能する。本発明の第1の実施の形態
に係る反射型液晶表示装置の製造プロセスにおいて、応
力伝播遮断溝31Dは、第3のパッシベーション膜30
に配設される接続孔31を形成する製造工程と同一製造
工程によって形成されている。すなわち、製造プロセス
においては、接続孔31を形成するマスクパターンに応
力伝播遮断溝31Dのパターンを追加する変更を行うだ
けで、製造工程を増加することなく応力伝播遮断溝31
Dを形成することができる。言い換えれば、応力伝播遮
断溝31Dを形成する工程は、既に製造プロセス中に組
み込まれた接続孔31を形成する工程で兼用することが
できるので、新たに応力伝播遮断溝31Dを形成する工
程を追加する場合に比べて、製造工程数を削減すること
ができる。
【0036】図2に示すように、対向基板接続用電極3
2Eは半導体基板1の表面周辺部1Bに配設されてお
り、この対向基板接続用電極32E上には導電性ペース
ト41が配設され、この導電性ペースト41を介在させ
て対向基板接続用電極32Eと対向基板40との間が電
気的に接続されている。対向基板接続用電極32E及び
導電性ペースト41は半導体基板1表面において少なく
とも1カ所に配設されている。対向基板接続用電極32
Eは、本発明の第1の実施の形態において、画素電極
(第3層目の配線)32と同一層で形成されており、第
3層目のパッシベーション膜30上に配設されている。
対向基板接続用電極32Eは比較的大電流容量で対向基
板40に電力供給を行う必要があるために、対向基板接
続用電極32Eの下層には、対向基板接続用電極32E
と同様な平面形状を有する第1層目の配線12E及び第
2層目の配線22Eが配設されている。この対向基板接
続用電極32E、第1層目配線12E及び第2層目の配
線22Eは、断面形状が網目のようになっており、相互
に電気的に接続されている。上記のように製造プロセス
において導電性ペースト41は押し潰され広がるので、
導電性ペースト41及びシールリング60を介在させて
スクライブエリア1Sの半導体基板1表面と電気的に短
絡しないように、対向基板接続用電極32Eの配設領域
にはシールリング60上に応力伝播遮断溝31Dは配設
されない。
【0037】本発明の第1の実施の形態において、導電
性ペーストには例えば金(Au)ペーストを実用的に使
用することができる。さらに、対向基板には例えばIT
O膜等の透明電極基板を実用的に使用することができ
る。
【0038】このような本発明の第1の特徴に係る反射
型液晶表示装置においては、半導体基板1の表面周縁1
Cのシールリング60により水、汚染物質、ダイシング
時に発生するクラック等を捕獲することができるので、
外部から素子領域1Aへの水の浸入、汚染物質やクラッ
クの侵入を防止することができる。
【0039】さらに、半導体基板1の表面周縁1Cが第
3層目のパッシベーション膜30等の絶縁体により覆わ
れているので、この半導体基板1の表面周縁1Cの電気
的短絡を防止することができる。特に、半導体基板1の
表面周縁1Cと導電性ペースト41を介した対向基板4
0との間の電気的短絡を防止することができる。
【0040】さらに、半導体基板1の表面周縁1Cに配
設された絶縁体に応力(例えばダイシング工程で発生す
る応力)が加わっても、この応力をシールリング60上
に配設した応力伝播遮断溝31Dにより吸収し緩和する
ことができるので、素子領域1Aへの応力の伝播を防止
することができる。
【0041】従って、本発明の第1の実施の形態に係る
反射型液晶表示装置は、電気的信頼性を向上することが
できる。また、製造プロセスにおいては、半導体基板1
と対向基板40との間の電気的な短絡がなくなるので、
製造上の歩留まりを向上することができる。
【0042】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、本発明の第1の実施の形態に係る反射型液晶
表示装置おいて、応力伝播遮断溝31Dの構造を代えた
例を説明するものである。図4は本発明の第2の実施の
形態に係る反射型液晶表示装置の要部の断面構造図であ
る。
【0043】本発明の第2の実施の形態に係る反射型液
晶表示装置は、半導体基板1の表面周辺部1Bに配設さ
れたシールリング60上の応力伝播遮断溝31Dの内部
に応力吸収充填材33Dを充填したものである。応力吸
収充填材33Dは、基本的に第3のパッシベーション膜
30の材質に比べて柔軟な材料を使用し、例えばダイシ
ング工程により発生する応力を充分に吸収し、素子領域
1Aに応力を伝播しないように機能する。この柔軟な材
料には例えばタングステン(W)を実用的に使用するこ
とができる。タングステンは、例えば第2層目の配線2
2Aとその上層の画素電極(第3層目の配線)32との
間を電気的に接続する接続孔31内部にタングステンプ
ラグ33を形成する場合、この工程と同一製造工程によ
って形成することが好ましい。なお、応力吸収充填材3
3Dは、必ずしもタングステンに限定されるものではな
く、チタン等の高融点金属や樹脂膜等を使用してもよ
い。
【0044】本発明の第2の実施の形態に係る反射型液
晶表示装置においては、本発明の第1の実施の形態に係
る反射型液晶表示装置で得られる効果と同等の効果を得
ることができる。
【0045】(その他の実施の形態)本発明は上記複数
の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をな
す論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解
すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実
施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0046】例えば、上記実施の形態は反射型液晶表示
装置に本発明を適用した場合を説明したが、本発明は、
半導体基板とこの半導体基板上に対向配置された対向基
板とを有する半導体装置全般に適用することができる。
本発明に具体的に適用できる対向基板には、半導体基板
は勿論のこと、電源基板、金属基板、放熱基板、絶縁基
板、配線基板等を実用的に使用することができる。電源
基板や金属基板には例えば銅基板、銅合金基板、アルミ
ニウム基板、アルミニウム合金基板等の金属製基板が使
用可能である。勿論、これらの金属を基材としてその表
面にニッケル等のめっき層を形成した金属製基板も本発
明に含まれる。絶縁基板、配線基板等には例えばエポキ
シ系樹脂を基材とした基板を使用することが可能であ
る。
【0047】さらに、上記実施の形態は半導体基板と対
向基板との間を電気的に接続する導電性ペーストに金ペ
ーストを使用した場合を説明したが、本発明は、金ペー
ストに限定されるものではなく、例えば錫鉛共晶ペース
ト等の半田ペースト、銀(Au)ペースト等を実用的に
使用することができる。なお、製造プロセスにおいて、
リフローを行う必要があり、一部がスクライブエリアに
流出する可能性のある電極、例えば半田突起電極(バン
プ電極)、金突起電極等の電極が使用される半導体装置
は本発明に含まれる。
【0048】このように、本発明はここでは記載してい
ない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従っ
て、本発明の技術的範囲は上記の妥当な特許請求の範囲
に係る発明特定事項によってのみ定められるものであ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明は、半導体基板の周縁からの水の
浸入や汚染物質の侵入等を防止することにより電気的信
頼性を向上することができ、さらに半導体基板の周縁に
おいて電気的短絡の要因を排除しつつ、半導体基板の周
縁において発生する応力を緩和することにより、電気的
信頼性を向上することができる半導体装置を提供するこ
とができる。
【0050】さらに、本発明は、半導体基板上に対向基
板を積層する構造において、半導体基板の表面周縁と対
向基板との間の電気的短絡を防止することができ、電気
的信頼性を向上することができる半導体装置を提供する
ことができる。特に本発明は、半導体基板の表面周縁
と、半導体基板上の対向基板である透明電極基板との間
の電気的短絡を防止することができ、電気的信頼性を向
上することができる反射型液晶表示装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る反射型液晶表
示装置の断面構造図(F1−F1切断線で切った断面
図)である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る反射型液晶表
示装置の断面構造図(F2−F2切断線で切った断面
図)である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る反射型液晶表
示装置の概略的平面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る反射型液晶表
示装置の要部の断面構造図である。
【図5】本発明の先行技術に係る反射型液晶表示装置の
周辺部分の断面構造図である。
【図6】本発明の先行技術に係る反射型液晶表示装置の
製造工程断面図である。
【図7】図6に続く反射型液晶表示装置の製造工程断面
図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 1A 素子領域 1B 表面周辺部 1C 表面周縁 1S スクライブエリア 10 第1層目のパッシベーション膜 12,12B 第1層目の配線 12C 第1層目のダミー配線 12D 第2層目のシールリング 20 第2層目のパッシベーション膜 22A,22B 第2層目の配線 22C 第2層目のダミー配線 22D 第2層目のシールリング 30 第3層目のパッシベーション膜 31D 応力伝播遮断溝 32 画素電極(第3層目の配線) 33D 応力吸収充填材 40 対向基板 41 導電性ペースト 50 液晶 51 スペーサボール 60 シールリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H090 HA04 HA05 HC10 HD07 JB04 LA01 LA02 LA05 2H092 GA36 GA38 GA39 HA05 JA23 JA34 JA41 JB21 JB57 NA11 NA17 NA30 5F033 HH08 HH09 JJ01 JJ08 JJ09 JJ18 JJ19 KK01 KK04 KK08 KK09 RR04 RR13 RR14 RR21 VV01 VV03 VV07 XX01 XX17 XX18 XX19 XX31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面中央部に素子領域が配設された半導
    体基板と、 前記半導体基板の表面周辺部に配設されたシールリング
    と、 少なくとも前記シールリング上及び半導体基板の表面周
    縁上に配設された絶縁体と、 前記シールリング上において前記絶縁体に配設された応
    力伝播遮断溝と、 を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 表面中央部に素子領域が配設された半導
    体基板と、 前記半導体基板の表面周辺部に配設されたシールリング
    と、 少なくとも前記シールリング上及び半導体基板の表面周
    縁上に配設された絶縁体と、 前記半導体基板の表面周辺部に配設された対向基板接続
    用電極と、 前記シールリング上において絶縁体に配設された応力伝
    播遮断溝と、 前記半導体基板上に対向配設され、前記対向基板接続用
    電極に導電性ペーストを介して電気的に接続された対向
    基板とを備えたことを特徴とする半導体装置。
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