JP2001250519A - 電池パック - Google Patents

電池パック

Info

Publication number
JP2001250519A
JP2001250519A JP2000062870A JP2000062870A JP2001250519A JP 2001250519 A JP2001250519 A JP 2001250519A JP 2000062870 A JP2000062870 A JP 2000062870A JP 2000062870 A JP2000062870 A JP 2000062870A JP 2001250519 A JP2001250519 A JP 2001250519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
battery pack
circuit board
case
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000062870A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Yokoyama
栄二 横山
Masaaki Yoshida
正明 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2000062870A priority Critical patent/JP2001250519A/ja
Publication of JP2001250519A publication Critical patent/JP2001250519A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製作が容易で、かつ携帯型電話機の本体側に
対して良好な接続状態で装着することのできる電池パッ
クを提供する。 【解決手段】 ケース2と、このケース2に内装された
電池と、外部と電気的に導通されるコネクタ7と電池に
接続される回路基板6とをフレキシブル配線板8を介し
て接続して構成された回路基板モジュール3とを備え、
コネクタ7は、板状部材からなり、かつその表面に端子
部11が露出したものであり、ケース2内の表面には、
開口4が形成されており、コネクタ7は、開口4からそ
の一端が臨むように支持機構によって支持された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、たとえば携帯型
電話機やノート型パソコン等の携帯用電子機器に用いら
れ、それらに対して電源供給が可能な電池パックに関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、たとえば、携帯型電話機やノート型パソコン等で
は、リチウムイオン電池やマンガン電池等のバッテリ用
電池を内蔵した電池パックが用意され、この電池パック
は、携帯型電話機等の本体に対して着脱可能にされた構
成とされている。上記電池パックを用いれば、商用電源
等から電源電圧を供給することなく、一定時間、上記携
帯型電話機等を使用することができる。
【0003】図12は、このような電池パックの内部構
成を示した一部切欠斜視図である。この電池パック41
は、略直方形状のケース42と、図示しないバッテリ電
池からの電力を携帯型電話機の本体(図示せず)に適正
に供給するとともに過放電や過充電を防止するための回
路を搭載した回路基板モジュール43とを備えて構成さ
れている。
【0004】回路基板モジュール43は、プリント配線
上に電子部品(図示せず)を実装した回路基板44と、
この回路基板44にハーネス45を介して接続されたコ
ネクタ46とを有している。この回路基板モジュール4
3を製作してケース42に組み込む際には、上記ハーネ
ス45の各電線の一端を、回路基板44上の配線パター
ンに半田付けして接合し(図12のA部参照)、上記ハ
ーネス45を所定の形状に引き回しながら、ケース42
表面に形成された貫通孔47から外部に引き出す。次い
で、ハーネス45を貫通孔47において固定し、ハーネ
ス45の各電線の他端を、コネクタ46の端子(図示せ
ず)に圧着等によって接合する。これにより、上記回路
基板モジュール43が電池パック41に組み込まれる。
そして、この電池パック31を携帯型電話機の本体に装
着する際に、コネクタ46を、携帯型電話機の本体側に
設けられるソケット等(図示せず)に固定する。
【0005】このように、図12に示す電池パック41
では、上記組み込み作業において、ハーネス45の端部
の処理に半田付けを行ったり、ハーネス45を所定形状
に引き回したりするので、各製品ごとにいわば手作業で
行わなければならない。そのため、非常に手間であり、
また多くの作業時間を必要とする。したがって、上記構
成の電池パック41は、量産に不向きであった。
【0006】図13は、他の電池パックの内部構成を示
した一部切欠斜視図である。この電池パック51の回路
基板モジュール52では、基板実装タイプのコネクタ5
3が回路基板54の表面に直接実装された構成とされ、
コネクタ53は、図13におけるケース55の下面に形
成された開口56から外部に臨むようにされている。そ
して、この電池パック51を携帯型電話機の本体に装着
する際に、上記コネクタ53が、携帯型電話機の本体側
に設けられるソケット等に固定される。なお、上記コネ
クタ53に代わり、端子台が設けられたものもあるが、
装置の軽量化を図るため、最近ではコネクタがより多く
用いられている。
【0007】上記電池パック51によれば、図12に示
した電池パック41に比べ、ハーネス45が省略されて
いるので、上述した回路基板モジュール43の製作、組
み込み作業の手間等を解消することができる。しかしな
がら、この電池パック51の構成では、電池パック51
を携帯型電話機の本体に装着する際、その装着の位置精
度が必要とされる。すなわち、コネクタ53は、回路基
板54に実装されたまま本体側のソケットに接合される
ため、回路基板54がケース55内の所定位置に適切に
組み込まれていないと、あるいはケース55が携帯型電
話機の本体に対して適切に装着するように製作されてい
ないと、上記コネクタ53と携帯型電話機の本体側のソ
ケットとの間で嵌合ずれが生じ、接触不良等の原因とな
るといった問題点があった。
【0008】
【発明の開示】本願発明は、上記した事情のもとで考え
出されたものであって、製作が容易で、かつ携帯型電話
機の本体側に対して良好な接続状態で装着することので
きる電池パックを提供することを、その課題とする。
【0009】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0010】本願発明に係る電池パックによれば、ケー
スと、このケースに内装された電池と、外部と電気的に
導通されるコネクタと電池に接続される回路基板とを導
線部材を介して接続して構成された回路基板モジュール
とを備え、コネクタは、板状部材からなり、かつ表面に
端子部が露出されており、ケース内の表面には、開口が
形成されており、コネクタは、開口からその一端が臨む
ようにコネクタを遊動自在に支持するように形成される
支持機構によって支持されたことを特徴とする。より具
体的には、支持機構は、一対の支持部材からなり、各支
持部材には、互いに対向する面に上記コネクタを支持す
るための溝部が形成され、溝部の中間部には、上記コネ
クタの側面に設けられた凹部に係合する係合片が設けら
れている。
【0011】本願発明によれば、回路基板モジュールの
コネクタは、ケースの開口からその一端が外部に臨むよ
うにケース内に設けられた支持機構によって支持され、
その表面に端子部が露出した板状部材からなるものであ
るので、たとえば携帯型電話機の本体に電池パックが装
着される際、上記コネクタが上記本体に設けられたソケ
ット等に容易に嵌合することができる。このように、電
池パックは、上記コネクタにより、比較的容易な構成で
上記本体に装着することができる。
【0012】また、コネクタは、支持機構によって遊動
自在に支持されているので、接触不良等の不具合を抑え
ることができる。すなわち、溝部は、その中間部に向か
って狭まるようにテーパ状に形成されている。これによ
れば、コネクタは、支持部材の係合片を支点にして、そ
の先端が表裏面と直交する方向に溝部の形状に沿って微
小な範囲で移動可能とされるので、電池パックを携帯型
電話機の本体側に装着するとき、上記本体のソケットに
位置ずれが生じていても、上記溝部の形状によってその
ずれを吸収することができる。そのため、ケースに対す
るコネクタの位置決め精度を特に必要とすることはな
く、本体側のソケットに対してコネクタを確実に嵌合さ
せることができる。したがって、接触不良等の不具合を
抑えることができ、信頼性の高い電池パックを提供する
ことができる。
【0013】また、係合片は、コネクタの凹部に対して
遊嵌するように形成されているので、電池パックを携帯
型電話機の本体側に装着するときに、本体側ソケットの
脱着方向に対してソケットに位置ずれが生じていても、
そのずれを吸収することができる。この場合も、上記と
同様に、接触不良等の不具合を抑えることができる。
【0014】本願発明の好ましい実施の形態によれば、
導線部材は、フレキシブル配線板からなる。これによれ
ば、従来の構成のように電線が一本一本別体とされたハ
ーネスに比べ、その端部の半田付けが容易に行えるの
で、回路基板モジュールの製作において、その製作時間
の短縮化を図ることができる。そのため、量産性に優れ
た電池パックを提供することができる。
【0015】本願発明の他の好ましい実施の形態によれ
ば、コネクタは、回路基板と同一の基材によって形成さ
れている。これにより、たとえば回路基板を製作すると
きに同時にコネクタを製作できるので、コネクタにたと
えば市販のものを使用しなくてもよく、部品コストの低
減化を図ることができるとともに製作時間の短縮化を図
ることができる。
【0016】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0018】図1は、本願発明に係る電池パックの内部
構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示す電池パッ
クの下面側における斜視図である。また、図3は、上記
電池パックに適用される回路基板モジュールの平面図で
あり、図4は、回路基板モジュールが電池パックに組み
込まれる際の状態を示す図である。
【0019】この電池パック1は、たとえば携帯型電話
機の本体(図示せず)に対して着脱可能とされたケース
2と、ケース2内に組み込まれ、図示しないたとえばリ
チウムイオン電池からなるバッテリ電池からの電力を携
帯型電話機等の本体側に適正に供給するとともに過放電
や過充電を防止するための回路を搭載した回路基板モジ
ュール3とを備えて構成されている。
【0020】ケース2は、樹脂等からなり、中空構造を
有する略直方形状に形成され、図2に示すように、その
背面に開口4が形成されている。この開口4からは、回
路基板モジュール3のコネクタ7(後述)が外部に臨む
ようにされ、このコネクタ7が携帯型電話機の本体側の
ソケット等に嵌合されることにより、電池パック1が上
記本体に電気的に接続される。
【0021】回路基板モジュール3は、回路基板6と、
コネクタ7と、両者6,7を電気的に接続するための導
線部材としてのフレキシブル配線板8とによって構成さ
れている。
【0022】回路基板6は、たとえばガラスエポキシ樹
脂からなる矩形状とされたリジッド型のプリント配線基
板であり、ケース2内において電池(図示せず)との接
触を回避するように、すなわち、ケース2の長手方向一
端面2aの近傍に、その一端面2aに沿って延びるよう
に配されている。回路基板6は、図3,4に示すよう
に、その表面に銅箔等からなる配線パターン11が形成
され、配線パターン11の所定箇所において、IC12
や抵抗13の電子部品が実装されている。また、配線パ
ターン11には、フレキシブル配線板8との接続部分と
しての端子部14が設けられている。
【0023】フレキシブル配線板8は、たとえばニッケ
ルまたは銅等の薄肉線状とした複数本の芯線15を平行
に配列し、たとえばポリイミド樹脂等からなる薄片状の
ベースフィルム16を被覆して一体保持した構成とさ
れ、容易に湾曲可能とされる。フレキシブル配線板8の
長さは、図4に示すように、フレキシブル配線板8を湾
曲させた場合、回路基板6およびコネクタ7が互いに対
向するような長さに予め設定されている。
【0024】上記フレキシブル配線板8の一端は、上記
芯線15がベースフィルム16から露出されており、そ
の露出部分が回路基板6上の配線パターン11の端子部
14に半田付けされて接合される。芯線15の表面は、
予め錫等のメッキが施されており、そのため、配線パタ
ーン11の端子部14に半田固定される場合、半田フィ
レット17が形成されやすいようになっている。また、
上記配線パターン11は、フレキシブル配線板8の芯線
15のピッチに対応したピッチを有している。
【0025】また、フレキシブル配線板8の他端は、そ
の一端と同様に、上記芯線15がベースフィルム16か
ら露出されており、上記コネクタ7の配線パターン21
の端子部22に半田付けにより接合される。なお、図3
では、フレキシブル配線板8の芯線15の芯数は3本と
され、各芯線15に対して半田付けされているが、芯線
15の芯数は上記に限らず、上記数以上に設けられてい
てもよく、それらの芯線15のうち所定数をまとめて半
田付けするようにしてもよい。
【0026】コネクタ7は、上記回路基板6と同様にた
とえばガラスエポキシ樹脂からなるリジッド基板をベー
スにしたものであり、矩形状とされたその表面には、銅
箔等からなる端子部としての配線パターン21が形成さ
れている。詳細には、コネクタ7の表面において、図3
に示すように、短手方向の一端から他端にわたり複数本
の配線パターン21が平行に延び、他端側において裏面
に回り込むように延びている。この配線パターン21
は、フレキシブル配線板8の芯線15のピッチに対応し
たピッチを有している。なお、このコネクタ7は、カー
ドエッジタイプのオス型コネクタとして用いられ、携帯
型電話機の本体側に設けられるカードエッジタイプのメ
ス型ソケットと接合される。
【0027】また、コネクタ7の長手方向の両側面に
は、その中間部に凹部23がそれぞれ形成されている。
この凹部23は、ケース2内に設けられたコネクタ7を
支持するための後述する一対の支持部材26に係合され
るものである。
【0028】上記のように、電池パック1の回路基板モ
ジュール3では、フレキシブル配線板8が用いられるた
め、従来の構成のように電線が一本一本別体とされたハ
ーネスに比べ、その端部における半田付けが容易に行え
得る構成とされている。そのため、回路基板モジュール
3の製作において、その製作時間の短縮化を図ることが
できる。しかも、フレキシブル配線板8の芯線15のピ
ッチは、回路基板6の配線パターン11のピッチ、コネ
クタ7の配線パターン21のピッチとそれぞれ等しくな
るように予め設定されているため、その半田付けがより
容易に行え、上記製作時間の短縮化に寄与することがで
きる。
【0029】また、コネクタ7は、上述したように、回
路基板6と同様にガラスエポキシ樹脂からなるリジッド
基板によって構成されているので、たとえば回路基板6
を製作するときに同時にコネクタ7を製作できる。その
ため、コネクタ7にたとえば一般的に高価な市販のもの
を使用しなくてもよいので、部品コストの低減化を図る
ことができる。
【0030】電池パック1のケース2内には、図1に示
すように、コネクタ7を遊動自在に支持するとともにコ
ネクタ7の一端が外部に臨むようにした一対の支持部材
26が設けられている。すなわち、一対の支持部材26
は、ケース2の一端部2aの内側に両支持部材26が互
いに対向するように立設され、両支持部材26の間に回
路基板6が挟み込むようにして支持される。詳細には、
両支持部材26の対向する面26aに、図5および図6
に示すように、コネクタ7が支持される溝部27が形成
され、この溝部27に回路基板6の両端が挟持される。
【0031】溝部27のほぼ中間部には、コネクタ7の
側面に形成された凹部23に係合するための係合片28
が形成されている。溝部27の係合片28は、コネクタ
7の凹部23に対して遊嵌するように形成されている。
このような構成によれば、電池パック1を携帯型電話機
の本体に装着するときに、本体側ソケットの脱着方向
(図6のB方向参照)に対してソケットに位置ずれが生
じていても、係合片28が凹部23に遊嵌して設けられ
ているので、そのずれを吸収することができる。そのた
め、ケース1に対するコネクタ7の位置決め精度を特に
必要とすることはなく、本体側のソケットに対してコネ
クタ7を確実に嵌合させることができる。したがって、
接触不良等の不具合を抑えることができ、信頼性の高い
電池パック1を提供することができる。
【0032】また、溝部27は、図7および図8に示す
ように、その中間部に形成された係合片28に向かって
狭まるようにテーパ状に形成されている。このように溝
部27を形成すれば、コネクタ7は、支持部材26の係
合片28を支点にして、その先端が表裏面と直交する方
向(図7のC方向参照)に溝部27の形状に沿って微小
な範囲で移動可能とされるので、電池パック1を携帯型
電話機の本体側に装着するとき、上記本体のソケットに
位置ずれが生じていても、溝部27の形状によってその
ずれを吸収することができる。そのため、ケース1に対
するコネクタ7の位置決め精度を特に必要とすることは
なく、本体側のソケットに対してコネクタ7を確実に嵌
合させることができる。したがって、接触不良等の不具
合を抑えることができ、また、上記溝部27のテーパ状
の表面は、本体側ソケットが挿入されるときの案内面と
して機能し、本体側ソケットをスムーズにケース1内に
案内することができるといった利点がある。
【0033】このように、コネクタ7は、図示しない携
帯型電話機の本体側に設けられるソケット等に対してス
ムーズにかつ容易に固定可能とされる構成とされてい
る。そのため、回路基板6がケース1内の適正な所定位
置に高精度で組み込まれる必要はなく、あるいはケース
1が携帯型電話機の本体に対して確実に装着するように
製作されていなければならないといった必要性もない。
【0034】次に、上記回路基板モジュール3の製造方
法について説明する。回路基板6およびコネクタ7は、
図9に示すように、それらに相当する基板品31,32
が互いに共通するフレーム上に形成された集合基板33
を用いて製作される。すなわち、集合基板33は、一般
的なリジッド型の原板によって構成され、基板品31,
32は、上記集合基板33の表面に公知のフォトリソグ
ラフィー法により配線パターン11,21が形成された
後、所定の金型によって打ち抜き加工して形成される。
【0035】一方、フレキシブル配線板8は、たとえば
ニッケルまたは銅等の薄肉線状とした複数本の芯線15
を平行に配列し、たとえばポリイミド樹脂等からなる薄
片状の連続したテープ状のベースフィルム16を芯線1
5に沿って、その表面側および裏面側から貼り合わせ
る。このベースフィルム16は、芯線15の長さよりも
寸法の短いものが用いられ、その両サイドから芯線15
の両端が露出した状態で連続的に貼り合わされる。
【0036】そして、図10に示すように、フレキシブ
ル配線板8が、上記集合基板33の状態のままで、回路
基板6およびコネクタ7に接合される。すなわち、フレ
キシブル配線板8の一端が回路基板6の配線パターン1
1に、フレキシブル配線板8の他端がコネクタ7の配線
パターン21に、それぞれ半田リフロー処理等によって
半田付けされることにより接続され、同時に回路基板6
の配線パターン6の所定位置に、IC12や抵抗13等
の電子部品Eが実装される。
【0037】次いで、集合基板33の連設部34を切断
することにより、図3に示す回路基板モジュール3が得
られる。このように、コネクタ7および回路基板6は、
同一の集合基板33から製作され、しかも集合基板33
のままでフレキシブル配線板8を実装して回路基板モジ
ュール3が製作されるので、その部品コストを低減する
ことができるとともに量産性を向上させることができ
る。
【0038】このようにして、回路基板6、コネクタ7
およびフレキシブル配線板8が連結された回路基板モジ
ュール3は、たとえば、図1に示したように、電池パッ
クPに組み込まれる。すなわち、回路基板6の両端を一
対の支持片29で挟み込むように取り付け、コネクタ7
を一対の支持部材26に取り付ける。この場合、フレキ
シブル配線板8は湾曲されて組み込まれるが、接合部分
は半田付けにより強固に固定されているため、芯線15
が端子部17から外れたり、電気的に接触不良を生じさ
せることを抑制することができる。
【0039】なお、コネクタ7を一対の支持部材26に
取り付ける際、たとえばコネクタ7を上方から取り付け
るようとすると、支持部材26の係合片28に引っ掛か
ることになる。この場合、たとえばケース2が上面と下
面とに分割された構成とされ、一方の支持部材26が上
面に固着され、他方の支持部材26が下面に固着されて
おれば、コネクタ7を支持部材26の係合片28に引っ
掛かることなく、図1に示す構成を容易に実現すること
ができる。
【0040】そして、回路基板モジュール3が組み込ま
れた電池パック1は、図11に示すように、たとえば携
帯型電話機Pの背面側の所定位置に装着される。この場
合、携帯型電話機Pには、電池パック1のコネクタ7に
対向する位置に、カードエッジタイプのメス型ソケット
36が設けられ、コネクタ7と嵌合される。具体的に
は、メス型ソケット36は、コネクタ7の先端部が挿入
可能なスロット部37を有し、スロット部37内にコネ
クタ7の配線パターン21に対応する導体パターン38
が設けられている。そして、コネクタ7がソケット36
のスロット部37に差し込まれて連結された状態では、
コネクタ7の配線パターン21がスロット部37の導体
パターン38に接触することにより、コネクタ7とソケ
ット36とが電気的に接続される。
【0041】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
の形態に限定されるものではない。たとえば、上記実施
形態において説明した回路基板モジュール3のコネクタ
7の位置決め構造は、上記実施形態に示した構成に限る
ものではない。また、回路基板モジュール3は、上述し
た電池パック1に組み込まれて適用されることに限定さ
れず、カメラやビデオ等の小型電子機器等に適用される
ようにしてもよい。
【0042】また、上記実施形態では、フレキシブル配
線板8を1つだけ用いて回路基板6とコネクタ7とを接
続したが、複数のフレキシブル配線板8を用いて両者
6,7を接続するようにしてもよい。また、この場合、
複数のコネクタ7が携帯型電話機に固定されるようにし
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る回路基板が適用される電池パッ
クの内部構成図である。
【図2】図1に示す電池パックの背面における斜視図で
ある。
【図3】図1に示す回路基板モジュールを示す平面図で
ある。
【図4】回路基板モジュールの側面図である。
【図5】支持部材の斜視図である。
【図6】コネクタの支持状態を示す正面図である。
【図7】コネクタの支持状態を示す側面図である。
【図8】コネクタの支持状態を示す平面図である。
【図9】回路基板モジュールの製作を説明するための図
である。
【図10】回路基板モジュールの製作を説明するための
図である。
【図11】携帯型電話機に装着されるときの電池パック
を示す斜視図である。
【図12】従来の電池パックの内部構成を示す図であ
る。
【図13】従来の他の電池パックの内部構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
2 ケース 3 回路基板モジュール 6 回路基板 7 コネクタ 8 導線部材 23 凹部 26 支持部材 27 溝部 28 係合片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケースに内装された電池
    と、外部と電気的に導通されるコネクタと上記電池に接
    続される回路基板とを導線部材を介して接続して構成さ
    れた回路基板モジュールとを備え、 上記コネクタは、板状部材からなり、かつ表面に端子部
    が形成されており、 上記ケースの表面には、開口が形成されており、 上記コネクタは、上記開口からその一端が臨むように支
    持機構によって支持されたことを特徴とする、電池パッ
    ク。
  2. 【請求項2】 上記支持機構は、上記コネクタを遊動自
    在に支持するように形成された、請求項1に記載の電池
    パック。
  3. 【請求項3】 上記支持機構は、一対の支持部材からな
    り、 上記各支持部材には、互いに対向する面に上記コネクタ
    を支持するための溝部が形成され、 上記溝部の中間部には、上記コネクタの側面に設けられ
    た凹部に係合する係合片が設けられた、請求項1または
    2に記載の電池パック。
  4. 【請求項4】 上記溝部は、その中間部に向かって狭ま
    るようにテーパ状に形成された、請求項3に記載の電池
    パック。
  5. 【請求項5】 上記係合片は、上記コネクタの凹部に対
    して遊嵌するように形成された、請求項3または4に記
    載の電池パック。
  6. 【請求項6】 上記導線部材は、フレキシブル配線板か
    らなる、請求項1ないし5のいずれかに記載の電池パッ
    ク。
  7. 【請求項7】 上記コネクタは、上記回路基板と同一の
    基材によって形成された、請求項1ないし6のいずれか
    に記載の電池パック。
JP2000062870A 2000-03-08 2000-03-08 電池パック Pending JP2001250519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000062870A JP2001250519A (ja) 2000-03-08 2000-03-08 電池パック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000062870A JP2001250519A (ja) 2000-03-08 2000-03-08 電池パック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001250519A true JP2001250519A (ja) 2001-09-14

Family

ID=18582826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000062870A Pending JP2001250519A (ja) 2000-03-08 2000-03-08 電池パック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001250519A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004093221A2 (en) * 2003-04-17 2004-10-28 Danionics International A/S Electrochemical cells
US20100151280A1 (en) * 2008-12-11 2010-06-17 Seok Koh Secondary battery
KR101075266B1 (ko) * 2004-10-19 2011-10-19 삼성에스디아이 주식회사 배터리 팩
US8632900B2 (en) 2008-09-22 2014-01-21 Samsung Sdi Co., Ltd. Secondary battery
JP2014090155A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Samsung Sdi Co Ltd バッテリーパック、回路基板および回路基板の連結方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004093221A2 (en) * 2003-04-17 2004-10-28 Danionics International A/S Electrochemical cells
WO2004093221A3 (en) * 2003-04-17 2005-08-04 Danionics Internat A S Electrochemical cells
KR101075266B1 (ko) * 2004-10-19 2011-10-19 삼성에스디아이 주식회사 배터리 팩
US8632900B2 (en) 2008-09-22 2014-01-21 Samsung Sdi Co., Ltd. Secondary battery
US20100151280A1 (en) * 2008-12-11 2010-06-17 Seok Koh Secondary battery
JP2010140903A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Samsung Sdi Co Ltd 二次電池
US8486559B2 (en) 2008-12-11 2013-07-16 Samsung Sdi Co., Ltd. Secondary battery with support member for terminal
JP2014090155A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Samsung Sdi Co Ltd バッテリーパック、回路基板および回路基板の連結方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4667652B2 (ja) 電池パック、およびその製造方法
JP3696559B2 (ja) バッテリー
KR100586124B1 (ko) 축전지의 보호회로용 기판, 축전지용 보호회로장치 및 축전지 팩
JP2937728B2 (ja) プリント配線板用コネクタ
US5066235A (en) Connector assembly for electronic devices
EP2575214B1 (en) Socket for two cameras, camera module and terminal device
KR20030041797A (ko) 표면 장착 직각 전기 커넥터
JP3674769B2 (ja) 電気的な接続装置、電気的な接続装置を有する電池、および電池を有する電子機器
JPH1187874A (ja) 一部が折り曲げられた電気回路基板およびその製法
JP2001102712A (ja) コネクタ付きの配線基板、およびその製造方法
JP2001250519A (ja) 電池パック
US20170105285A1 (en) Circuit board and power supply apparatus
KR20140048672A (ko) 휴대용 단말기의 전자 부품 접속 장치
US11929659B2 (en) Voice coil motor base, and voice coil motor and camera module comprising the same
CN113747660A (zh) 摄像装置及其连接方法
JP2000277885A (ja) 電気コネクタおよびその製造方法
JP3656032B2 (ja) バッテリーコネクタ
JP2004296294A (ja) コネクタ
JPH0973959A (ja) 低背コネクタ、その製造方法及びプリント配線板の接続方法
KR20160015122A (ko) 엘시디 모듈에 직접 접속되는 커넥터를 구비하는 피시비
US11575223B2 (en) Connector and connector apparatus
JP3753615B2 (ja) プラスチックフィルムlcd電気接続構造及び接続方法
US20240022024A1 (en) Connector and connector assembly
JP3090244B2 (ja) 接触型コネクタ
JP4541273B2 (ja) 回路モジュール