JP2001248890A - 空気調和機の風向調節装置 - Google Patents

空気調和機の風向調節装置

Info

Publication number
JP2001248890A
JP2001248890A JP2000067198A JP2000067198A JP2001248890A JP 2001248890 A JP2001248890 A JP 2001248890A JP 2000067198 A JP2000067198 A JP 2000067198A JP 2000067198 A JP2000067198 A JP 2000067198A JP 2001248890 A JP2001248890 A JP 2001248890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind direction
louvers
louver
horizontal
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000067198A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Yamada
敏章 山田
Mamoru Morikawa
守 守川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000067198A priority Critical patent/JP2001248890A/ja
Publication of JP2001248890A publication Critical patent/JP2001248890A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吹出口から遠くまで送風できる範囲を広く
して速やかに快適な住環境を実現できる空気調和機の風
向調節装置を提供する。 【解決手段】 吹出口7から室内に送出される空気の上
下方向の風向を変更する回動自在な上部横ルーバ13及
び下部横ルーバ14と、これらの横ルーバ13,14間
の間隙に配設され該横ルーバ13,14によって調節さ
れる風向を更に微調整する回動自在な補助横ルーバ15
と、所定の間隔で一列に並設され前記空気の左右方向の
風向を変更する回動自在な複数の縦ルーバ19と、この
複数の縦ルーバ19間の間隙に配設され前記縦ルーバ1
9によって調節される風向を更に微調整する回動自在な
補助縦ルーバ20R,20Lとを有することを特徴とす
る空気調和機の風向調節装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の風向
調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の風向調節装置とし
て、例えば、特開平8−334255号公報に開示され
ているものがある。この従来の風向調節装置について、
図9を参照して説明する。101は、本体102に着脱
自在に被せられた前面カバー103と、この前面カバー
103の前方に開閉自在に取り付けられた正面パネル1
04とからなる筐体である。吸込口105と吹出口10
6との間の空気通路107には着脱自在なエアーフィル
タ108と、複数に分割して前後に屈曲させた熱交換器
109と、この熱交換器109により熱交換された空気
を吹出口106へと送出する送風ファン110とが配置
されている。
【0003】吹出口106の左右側壁間の上部には回転
軸111により回動自在に軸支された上部風向板112
と、この上部風向板112の裏側に所定の間隙を在して
ほぼ平行に、支持片113によって支持された第1の補
助風向板114が設けられている。一方、吹出口106
の左右側壁間の下部には回転軸115により回動自在に
軸支された下部風向板116と、この下部風向板116
の表面に所定の間隙を在して、上部風向板112が水平
方向に回動した時その上部風向板112に対して前後方
向に一直線に並ぶ支持片117によって支持された第2
の補助風向板118が設けられている。なお、上部風向
板112の回動軸111と下部風向板116の回転軸1
15はそれぞれ吹出口106の側壁の外側に配設された
ステッピングモータにより駆動されるようになってい
る。
【0004】これらの風向板の動作について説明する。
上部風向板112(及び第1の補助風向板114)と下
部風向板116(及び第2の補助風向板118)は運転
モードに対応してその位置が変わるが、例えば冷房運転
では、上部風向板112がほぼ水平方向に回動され、保
持される。その時、上部風向板112と下部風向板11
6側に設けられた第2の補助風向板118が前後方向に
ほぼ一直線に並ぶようになっている。これにより、冷風
がより遠くに送出されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の空気調和機
の風向調節装置の構成では、風向板と補助風向板とが一
体に設けられているため、これら風向板及び補助風向板
は連動して回動することとなる。従って、風向板と補助
風向板との位置関係はこれらが回動しても変わらず、送
風の強弱を吹出口において調節することができなかっ
た。即ち、送風ファンの回転数と吹出口の大きさ等によ
って定まる風速でしか送風できず、任意の方向に送風を
充分遠くまで行き届かせることができなかった。このた
め、室内の温度分布にムラができ、かえって室内の快適
性が阻害されるという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、吹出口から遠くまで送風できる範囲を広
くして速やかに快適な住環境を実現できる空気調和機の
風向調節装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、空気の吹出口から室内に送出される空気
の風向を変更する空気調和機の風向調節装置において、
前記空気の上下方向の風向を変更する複数の回動自在な
横ルーバと、この複数の横ルーバ間の間隙に配設され前
記横ルーバによって調節される風向を更に微調整する回
動自在な補助横ルーバとを有し、前記横ルーバと前記補
助横ルーバとを互いに独立して調節自在に設けたことを
特徴とする。
【0008】この構成によると、横ルーバの位置とは異
なる位置に補助横ルーバを保持でき、従って、横ルーバ
で調節された送風の風向を補助横ルーバで更に微調整で
きる。
【0009】また、本発明は、空気の吹出口から室内に
送出される空気の風向を変更する空気調和機の風向調節
装置において、所定の間隔で一列に並設され前記空気の
左右方向の風向を変更する複数の回動自在な縦ルーバ
と、この複数の縦ルーバ間の間隙に配設され前記縦ルー
バによって調節される風向を更に微調整する回動自在な
補助縦ルーバとを有することを特徴とする。
【0010】この構成によると、縦ルーバの位置とは異
なる位置に補助縦ルーバを保持でき、従って、縦ルーバ
で調節された送風の風向を補助縦ルーバで更に微調整で
きる。
【0011】また、本発明は、空気の吹出口から室内に
送出される空気の風向を変更する空気調和機の風向調節
装置において、前記空気の上下方向の風向を変更する複
数の回動自在な横ルーバと、この複数の横ルーバ間の間
隙に配設され前記横ルーバによって調節される風向を更
に微調整する回動自在な補助横ルーバと、所定の間隔で
一列に並設され前記空気の左右方向の風向を変更する複
数の回動自在な縦ルーバと、この複数の縦ルーバ間の間
隙に配設され前記縦ルーバによって調節される風向を更
に微調整する回動自在な補助縦ルーバとを有することを
特徴とする。
【0012】この場合、前記縦ルーバと前記補助縦ルー
バとを一体に形成するとともに、前記補助縦ルーバの前
記吹出口に臨む先端部を前記縦ルーバ側に屈曲すること
により、補助縦ルーバと一体の縦ルーバで送風の風向を
左右方向で調節できるとともに、縦ルーバと補助縦ルー
バとの間を通過する送風の一部を加勢して遠くまで送出
できる。
【0013】一方、前記横ルーバと前記補助横ルーバと
を互いに独立して調節自在に設けることにより、横ルー
バの位置とは異なる位置に補助横ルーバを保持でき、従
って、横ルーバで調節された送風の風向を補助横ルーバ
で更に微調整できる。
【0014】他方、前記縦ルーバと前記補助縦ルーバと
を互いに独立して調節自在に設けることにより、縦ルー
バの位置とは異なる位置に補助縦ルーバを保持でき、従
って、縦ルーバで調節された送風の風向を補助縦ルーバ
で更に微調整できる。
【0015】また、冷房運転時に前記横ルーバを略水平
方向に保持するとともに、前記補助横ルーバの前縁部を
前記横ルーバに近接させるように保持するようにしたこ
とにより、送風される冷気の一部は横ルーバと補助横ル
ーバとの間の縮小された領域を通過することになる。
【0016】また、暖房運転時に前記横ルーバを略垂直
方向に保持するとともに、前記補助横ルーバの前縁部を
前記横ルーバに近接させるように保持するようにしたこ
とにより、送風される温風の一部は横ルーバと補助横ル
ーバとの間の縮小された領域を通過することになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る空気
調和機の室内機の外観斜視図である。空気調和機の室内
機1は本体2と、この本体2に着脱可能に被せられた前
面カバー3と、この前面カバー3の前方に開閉自在に取
り付けられた正面パネル4とからなる。本体2上部及び
前方には室内空気の吸込口5(図2参照),6があり、
下部前方には吹出口7が形成されている。
【0018】室内機1の本体2の中央内部を側面から見
ると、図2に示すように、吸込口5,6と吹出口7間の
空気通路24には着脱自在のエアフィルタ8と複数に分
割して前後に屈曲させた熱交換器9と、この熱交換器9
により熱交換された空気を吹出口7から室内に送出する
送風ファン10と、吹出口7に配設されて水平に延びる
横ルーバ群11と、吹出口7の上流側に立設された縦ル
ーバ群12とが配置されている。
【0019】吹出口7に配設されて水平に延びる横ルー
バ群11は、吹出口7の左右側壁に回転軸(図示せず)
により回動自在に所定の間隙を在して配設された上部横
ルーバ13及び下部横ルーバ14と、これら上部横ルー
バ13と下部横ルーバ14との前記間隙に介在し吹出口
7の左右側壁に回転軸(図示せず)により回転自在に配
設された補助横ルーバ15とからなる。
【0020】尚、上部横ルーバ13の回転軸、下部横ル
ーバ14の回転軸、補助横ルーバ15の回転軸はそれぞ
れ吹出口7の側壁の外側に配設されたステッピングモー
タ(図示せず)により駆動されるようになっている。
【0021】図3は、図2における吹出口周辺の要部拡
大図である。尚、図3においては、縦ルーバ群12の構
成をわかりやすくするため、その一部を切り欠いて示し
ている。吹出口7の上流側に立設された縦ルーバ群12
は、吹出口7の幅方向に所定の間隔を隔ててピン16を
介して一列に本体ケーシング17に回動可能に支持され
た複数の縦ルーバ19と、この縦ルーバ19の左右にピ
ン21を介して本体ケーシング17に回動可能に支持さ
れた複数の補助縦ルーバ右20R及び複数の補助縦ルー
バ左20Lとからなる。
【0022】図4は縦ルーバ群の上面図である。図3及
び図4に示すように、複数の縦ルーバ19はその後端下
部に突設された突起部が係合する伝動板18を左右に移
動することにより、互いに平衡状態を維持しながらピン
16の回りに回動するようになっている。また、補助縦
ルーバ右20R、補助縦ルーバ20Lは、それぞれその
前端下部及び後端下部に突設された突起部が係合する第
1補助伝動板22、第2補助伝動板23を左右に移動す
ことにより、互いに平行状態を維持しながらピン21の
回りに回動するようになっている。
【0023】尚、複数の縦ルーバ19、補助縦ルーバ右
20R及び補助縦ルーバ左20Lをそれぞれ連結する伝
動板18、第1補助伝動板22及び第2補助伝動板23
は、吹出口7の側壁の外側に配設されたステッピングモ
ータ(図示せず)により駆動されるようになっている。
【0024】以上の構成において、上部横ルーバ13、
下部横ルーバ14、補助横ルーバ15、縦ルーバ19、
補助縦ルーバ右20R、補助縦ルーバ左20Lの動作に
ついて図5〜図7を参照して説明する。
【0025】上部横ルーバ13、下部横ルーバ14、補
助横ルーバ15は、運転モードに対応してその位置が変
わるが、例えば、冷房運転では、図5に示すように、上
部横ルーバ13、下部横ルーバ14が共に略水平方向に
回動され、保持される。このとき、上部横ルーバ13と
下部横ルーバ14との間に設けられた補助横ルーバ15
の前縁部が、図示の如く、吹出口7に向かって上向きの
位置にステッピングモータの駆動により保持される。こ
れにより、吹出口7から送出される冷風の一部Fは上部
横ルーバ13と補助横ルーバ15との間の縮小された領
域を通過するため、矢印F’のように、粗から密となり
流速が増した状態で送風される。従って、室内機1の前
方遠くまで冷風が到達するため、速やかに室内を冷房で
き、室内の温度分布の均一化が図られる。
【0026】また、暖房運転では、図6に示すように、
上部横ルーバ13、下部横ルーバ14が略垂直方向に回
動され、保持される。このとき、上部横ルーバ13、下
部横ルーバ14の間に設けられた補助横ルーバ15の前
縁部が、図示の如く、吹出口7に向かって後向きの位置
にステッピングモータの駆動により保持される。これに
より、吹出口7から送出される温風の一部Dは下部横ル
ーバ14と補助横ルーバ15との間の縮小された領域を
通過するため、矢印D’のように、粗から密となり流速
が増した状態で送風される。従って、室内機1の下方遠
くまで温風が到達するため、速やかに室内を暖房でき、
室内の温度分布の均一化が図られる。
【0027】一方、横ルーバ群11の上流側に設けられ
ている縦ルーバ群12は、運転モードに対応してその向
きが変更されることはほとんどなく、むしろ、温度や湿
度といった室内環境や室内機1の設置場所に応じて向き
が変わるといった制御方法が一般的である。
【0028】例えば、右方向への送風が望まれる状況で
は、図7に示すように、伝動板18、第1補助伝動板2
2及び第2補助伝動板23をステッピングモータの駆動
によってそれぞれ個別に左方向に移動させる。このと
き、それらの移動量を適切に調整することにより、縦ル
ーバ19と補助縦ルーバ右20R及び補助縦ルーバ左2
0Lと間の領域を、図示の如く、先細にすることができ
る。これにより、右方向への送風が可能となるととも
に、送風される空気の一部Hを縮小された領域で粗から
密な空気H’として、流速が増した状態で室内に送出で
きる。従って、室内の遠くまで冷風若しくは温風が到達
するため、速やかに室内を冷房若しくは暖房でき、室内
の温度分布の均一化が図られる。
【0029】尚、上述したように、上部横ルーバ13、
下部横ルーバ14、補助横ルーバ15、縦ルーバ19、
補助縦ルーバ右20R、補助縦ルーバ左20Lの位置を
運転状態によって自動的にステッピングモータを駆動し
て定める場合の他、それぞれを個別に任意の位置に保持
できるようなスイッチを別途設け、室内の状況や在室者
の好みに応じて使い勝手のよい方法を選択できるように
してもよい。
【0030】また、図8に示すように、補助縦ルーバ右
20R’及び補助縦ルーバ左20L’を縦ルーバ19と
一体的に設け、補助縦ルーバの室内に臨む先端を縦ルー
バ19側に屈曲させた形状としてもよい。この場合も、
風は縮小された領域を通過するため、密な状態となって
風速が増し、遠くまで冷風や温風を到達させることがで
きる。更に、本実施形態では、横ルーバが2枚である場
合について説明したが、3枚又はそれ以上の横ルーバを
備え、それらの間に補助横ルーバを介在させるような構
成としてもよいことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、吹
出口からの送風を上下方向で変更する複数の回動自在な
横ルーバと、該横ルーバの間隙に設けた回動自在な補助
横ルーバとを有し、それらを互いに独立して調節自在に
したことにより、横ルーバの位置とは異なる位置に補助
横ルーバを保持できる。従って、横ルーバで調節された
送風の風向を補助横ルーバで更に微調整できるため、上
下方向の広範囲にわたって空気を送風でき、これまで以
上に室内の温度分布の均一化が図られる。
【0032】そして、冷房運転時に横ルーバを略水平方
向に保持するとともに、補助横ルーバの前縁部を横ルー
バに近接するように保持したことにより、送風される冷
気の一部は横ルーバと補助横ルーバとの間の縮小された
領域を通過する際、粗から密な空気流となり風速が増す
ため、室内機の前方遠くまで冷気を送出できる。従っ
て、速やかに室内を冷房できるとともに、室内の温度分
布の早期均一化が図られるため、快適性が向上する。
【0033】また、暖房運転時に横ルーバを略垂直方向
に保持するとともに、補助横ルーバの前縁部を横ルーバ
に近接するように保持したことにより、送風される温風
の一部は横ルーバと補助横ルーバとの間の縮小された領
域を通過する際、粗から密な空気流となり風速が増すた
め、室内機の下方遠くまで温風を送出できる。従って、
速やかに室内を暖房できるとともに、室内の温度分布の
早期均一化が図られるため、快適性が向上する。
【0034】そして、所定の間隔で一列に並設され吹出
口からの送風を左右方向で変更する複数の回動自在な縦
ルーバと、該縦ルーバの間隙に設けた回動自在な補助縦
ルーバとを有し、それらを互いに独立して調節自在にし
たことにより、縦ルーバの位置とは異なる位置に補助縦
ルーバを保持できる。従って、縦ルーバで調節された送
風の風向を補助縦ルーバで更に微調整できるため、左右
方向の広範囲にわたって空気を送風でき、これまで以上
に室内の温度分布の均一化が図られる。
【0035】ところで、前記横ルーバ及び前記補助横ル
ーバ、前記縦ルーバ及び前記補助縦ルーバの全てを室内
機に搭載することにより、上下方向及び左右方向の広範
囲にわたって空気を送風でき、室内の温度分布の更なる
均一化が図られる。
【0036】また、前記縦ルーバと前記補助縦ルーバと
を一体に形成するとともに、前記補助縦ルーバの前記吹
出口に臨む先端部を前記縦ルーバ側に屈曲することによ
り、補助縦ルーバと一体の縦ルーバで送風の風向を左右
方向で調節できるとともに、縦ルーバと補助縦ルーバと
の間を通過する送風の一部を加勢して遠くまで送出でき
る。従って、速やかに室内を冷房若しくは暖房でき、室
内温度の早期均一化が図られる。
【0037】一方、前記縦ルーバと前記補助縦ルーバと
を互いに独立して調節自在に設けた場合は、縦ルーバと
補助縦ルーバとの間隙を吹出口に向かうにしたがって縮
小できる。従って、この縦ルーバ及び補助縦ルーバの間
隙を通過することによっても風速が増すため、上記横ル
ーバ及び補助横ルーバによる風速の上昇効果と相俟っ
て、空気を更に広範囲、かつ、遠くまで送風できる。従
って、速やかに室内を冷房若しくは暖房でき、室内温度
の早期均一化が図られるため、快適性が一段と向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気調和機の室内機の外観斜
視図である。
【図2】 その室内機の側面断面図である。
【図3】 図2における吹出口周辺の要部拡大図であ
る。
【図4】 その室内機の縦ルーバ群の上面図である。
【図5】 その室内機の冷房運転時における横ルーバ
群の動作説明図である。
【図6】 その室内機の暖房運転時における横ルーバ
群の動作説明図である。
【図7】 その室内機の縦ルーバ群の一例の動作説明
図である。
【図8】 その室内機の縦ルーバ群の他の例の上面図
である。
【図9】 従来の空気調和機の室内機の一例の側面断
面図である。
【符号の説明】
1 空気調和機室内機 2 本体 3 前面カバー 4 正面パネル 5,6 吸込口 7 吹出口 8 エアフィルタ 9 熱交換器 10 送風ファン 11 横ルーバ群 12 縦ルーバ群 13 上部横ルーバ 14 下部横ルーバ 15 補助横ルーバ 16,21 ピン 17 本体ケーシング 18 伝動板 19 縦ルーバ 20R 補助縦ルーバ右 20L 補助縦ルーバ左 22 第1補助伝動板 23 第2補助伝動板 24 空気通路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気の吹出口から室内に送出される空気
    の風向を変更する空気調和機の風向調節装置において、 前記空気の上下方向の風向を変更する複数の回動自在な
    横ルーバと、この複数の横ルーバ間の間隙に配設され前
    記横ルーバによって調節される風向を更に微調整する回
    動自在な補助横ルーバとを有し、前記横ルーバと前記補
    助横ルーバとを互いに独立して調節自在に設けたことを
    特徴とする空気調和機の風向調節装置。
  2. 【請求項2】 空気の吹出口から室内に送出される空気
    の風向を変更する空気調和機の風向調節装置において、 所定の間隔で一列に並設され前記空気の左右方向の風向
    を変更する複数の回動自在な縦ルーバと、この複数の縦
    ルーバ間の間隙に配設され前記縦ルーバによって調節さ
    れる風向を更に微調整する回動自在な補助縦ルーバとを
    有することを特徴とする空気調和機の風向調節装置。
  3. 【請求項3】 空気の吹出口から室内に送出される空気
    の風向を変更する空気調和機の風向調節装置において、 前記空気の上下方向の風向を変更する複数の回動自在な
    横ルーバと、この複数の横ルーバ間の間隙に配設され前
    記横ルーバによって調節される風向を更に微調整する回
    動自在な補助横ルーバと、所定の間隔で一列に並設され
    前記空気の左右方向の風向を変更する複数の回動自在な
    縦ルーバと、この複数の縦ルーバ間の間隙に配設され前
    記縦ルーバによって調節される風向を更に微調整する回
    動自在な補助縦ルーバとを有することを特徴とする空気
    調和機の風向調節装置。
  4. 【請求項4】 前記縦ルーバと前記補助縦ルーバとを一
    体に形成するとともに、前記補助縦ルーバの前記吹出口
    に臨む先端部を前記縦ルーバ側に屈曲したことを特徴と
    する請求項2又は請求項3に記載の空気調和機の風向変
    更装置。
  5. 【請求項5】 前記横ルーバと前記補助横ルーバとを互
    いに独立して調節自在に設けたことを特徴とする請求項
    3又は請求項4に記載の空気調和機の風向調節装置。
  6. 【請求項6】 前記縦ルーバと前記補助縦ルーバとを互
    いに独立して調節自在に設けたことを特徴とする請求項
    2又は請求項3に記載の空気調和機の風向調節装置。
  7. 【請求項7】 冷房運転時に前記横ルーバを略水平方向
    に保持するとともに、前記補助横ルーバの前縁部を前記
    横ルーバに近接させるように保持するようにしたことを
    特徴とする請求項1、請求項3〜請求項6のいずれかに
    記載の空気調和機の風向調節装置。
  8. 【請求項8】 暖房運転時に前記横ルーバを略垂直方向
    に保持するとともに、前記補助横ルーバの前縁部を前記
    横ルーバに近接させるように保持するようにしたことを
    特徴とする請求項1、請求項3〜請求項6のいずれかに
    記載の空気調和機の風向調節装置。
JP2000067198A 2000-03-07 2000-03-07 空気調和機の風向調節装置 Pending JP2001248890A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000067198A JP2001248890A (ja) 2000-03-07 2000-03-07 空気調和機の風向調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000067198A JP2001248890A (ja) 2000-03-07 2000-03-07 空気調和機の風向調節装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001248890A true JP2001248890A (ja) 2001-09-14

Family

ID=18586432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000067198A Pending JP2001248890A (ja) 2000-03-07 2000-03-07 空気調和機の風向調節装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001248890A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067966A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2015075309A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 シャープ株式会社 送風装置
CN105546786A (zh) * 2016-02-15 2016-05-04 珠海格力电器股份有限公司 出风调节装置及具有其的空调器
JP2021032498A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067966A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2015075309A (ja) * 2013-10-10 2015-04-20 シャープ株式会社 送風装置
CN105546786A (zh) * 2016-02-15 2016-05-04 珠海格力电器股份有限公司 出风调节装置及具有其的空调器
CN105546786B (zh) * 2016-02-15 2019-05-28 珠海格力电器股份有限公司 出风调节装置及具有其的空调器
JP2021032498A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08334255A (ja) 空気調和機の室内機
JP2828434B2 (ja) 空気調和機の吸入口開閉装置
WO2021051895A1 (zh) 室内机、空调器及空调器控制的方法
JPH08247491A (ja) 空気調和機
CN216346639U (zh) 空调器
JP2003130381A (ja) 空気調和機
WO2006022158A1 (ja) 床置き型空気調和機
JPH04356653A (ja) 空気調和機
CN106152465A (zh) 一种落地式空调室内机及其控制方法
CN209763302U (zh) 空调室内机
JP2001304674A (ja) 空気調和機の室内機
JP2001248890A (ja) 空気調和機の風向調節装置
WO1999008051A1 (fr) Procede et appareil de regulation des flux d'air dans la partie interieure aux locaux d'un conditionneur d'air
CN207622138U (zh) 室内机及空调器
CN109827243A (zh) 空调室内机和具有其的空调器
JPH0124506Y2 (ja)
JPH0828948A (ja) 空気調和機の室内機
CN220506940U (zh) 一种立式空调器室内机
JPH10267382A (ja) 空気調和機の室内機
CN214841202U (zh) 空调挂机
CN114060926B (zh) 空调柜机及其控制方法
JP3178579B2 (ja) 空気調和機
JPH05322207A (ja) 天井取付け形空気調和機
JP3263471B2 (ja) 空気調和機の吹出風制御方法
JP4487612B2 (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050614