JP2001248858A - 空気調和機用の水受け皿 - Google Patents

空気調和機用の水受け皿

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JP2001248858A
JP2001248858A JP2000059973A JP2000059973A JP2001248858A JP 2001248858 A JP2001248858 A JP 2001248858A JP 2000059973 A JP2000059973 A JP 2000059973A JP 2000059973 A JP2000059973 A JP 2000059973A JP 2001248858 A JP2001248858 A JP 2001248858A
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water
air conditioner
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water receiving
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English (en)
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Masaharu Ota
雅春 太田
Toshiyuki Imasaka
俊之 今坂
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、空気調和機に使用される洗浄剤や
冷房運転時の凝縮水などで起こる樹脂劣化や割れを長期
において防止し、また、本発明は樹脂劣化や割れと同時
に凝縮水中に含まれるほこりやチリなどの雑菌から繁殖
する細菌やかびとスライムを長期において防止する優れ
た水受け皿を形成することを課題とする。 【解決手段】 水受け皿を構成する合成樹脂材料に耐薬
品性のSPS樹脂用い、また水受け部の表面にPPフィ
ルム、PEフォーム、二層成形品などをラミネートした
ものである。また、本発明の技術的な手段は、水受け皿
を構成する合成樹脂材料のSPS樹脂、PPフィルム、
PEフォーム、二層成形品の樹脂などに抗菌性ゼオライ
トと2−N−オクチル−4イソチアゾリン−3オンの抗
菌、防かび、スライム化防止剤を混入するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機用の水
受け皿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の水受け皿は、たとえば特開
平08−75188号公報で知られているような構成と
なっている。図10は、本発明の引用例に示す水受け皿
の縦断面図である。すなわち図10に示すように水受け
皿8に耐薬品性の樹脂皮膜801を浸漬塗装により形成
させたものである。また、特開平10−132315号
公報で知られているように、PS(ポリスチレンの略、
以下PSと記す)系樹脂の水受け皿(ドレンパン)の表面
に耐薬品性のオイルや皮膜をスプレーや浸漬塗装などで
コーテイングしたものである。これらは熱交換器の下部
に配置した水受け皿に処理したもので、空気調和機に使
用される洗浄剤や空気調和機の冷房運転時の凝縮水など
が熱交換器を通してPS系樹脂製の水受け皿に流れて接
触したときの樹脂劣化を防止するためのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来上記のよ
うなオイルや樹脂皮膜をコーティングする構成とされて
いるが、水受け皿の構成樹脂自体がPSやABS(アク
リロニトリル・ブダジエン・スチレンの略、以下ABS
と記す)のPS系樹脂を用いたものであり、特に耐薬品
性の優れたSPS(シンジオタクチックポリスチレンの
略、以下SPSと記す)系の樹脂で構成されたものはな
い。
【0004】また、従来の上記のようなオイルや樹脂皮
膜をコーティングする構成では0.1mm以上の均等な
厚肉の皮膜が確保しにくく、場所によっては10μ以下
の薄肉部ができることがある。全体の厚肉を確保すると
塗装ムラや塗装時のタレが生じやすく、外観や密着性が
低下しやすい。従って、厚肉が確保できないために洗浄
剤や凝縮液などが浸透しやすく、また熱交換器のフィン
などで削れた場合、その個所は水受け皿の構成樹脂が出
て劣化しやすくなる。また、浸漬塗装やスプレー塗装で
オイルや樹脂皮膜をコーティング処理した後は十分な温
風乾燥をしないと、ごみが付き易くほこりやチリの管理
を十分しなければならない問題がある。以上のようなこ
とから、オイルや樹脂皮膜をコーティングする構成で
は、耐薬品性のある十分な厚肉の皮膜を形成しにくい。
【0005】本発明は、このような課題を解決するもの
で室内機の熱交換器下部に配置した水受け皿において、
空気調和機に使用される洗浄剤や空気調和機の冷房運転
時の凝縮水などが熱交換器を通してPS系樹脂製の水受
け皿に流れて接触したときに、樹脂劣化を発生させ易い
洗浄剤の成分や空気中の種々の成分を含んだ凝縮水が接
触しても、樹脂劣化や割れを長期において防止する空気
調和機用の水受皿に提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は凝縮水中に含まれるほこり
やチリなどの雑菌から繁殖する細菌やかびとスライムを
長期において防止する空気調和機用の水受皿に提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明の技術的な手段は、室内機の熱交換器下部に配置し
た水受け皿を構成する合成樹脂材料に、耐薬品性のSP
S樹脂を用いたものである。また水受け皿の合成樹脂材
料、がPS樹脂に10〜50%のSPS樹脂を混入した
耐薬品性の樹脂で構成したものである。 また、水受け
部のPS系樹脂の表面にフィルム厚を0.1mm〜1.
0mmの耐薬品性の優れたオレフィン系フィルムなどを
ラミネート加工し、加工法として、熱溶着またホットメ
ルト接着剤また真空溶着などて接合したものである。オ
レフィン系フィルムとは、ポリエチレンフィルムやポリ
プロピレンフィルムである。またPS系樹脂とは、P
S、ABS、AES(アクリロニトリル・エチレンプロ
ピレンゴム・スチレンの略、以下AES)、AAS(ア
クリロニトリル・アクリルゴム・スチレンの略、以下A
AS)樹脂などである。
【0008】また、水受け部のPS系樹脂の表面に1m
m〜3mmの耐薬品性の優れたPEフォームなどを貼り
付け加工したものである。また、溶着側がPS系樹脂で
非溶着側がPP(ポリプロピレン、以下PP)系樹脂の異
種材二層成形で加工した成形品を水受け部に溶着あるい
は接着加工したものをである。PP系樹脂とは、PE
(ポリエチレン、以下PE)、PP樹脂で、それらの樹脂
に増量・補強材を混入したものも含まれる。尚、耐薬品
性とは、特に耐酸性、耐アルカリ性、耐油性、耐溶剤性
などに優れていることを示す。
【0009】また、本発明の技術的な手段は、水受け皿
を構成する合成樹脂材料に抗菌性ゼオライトと2−N−
オクチル−4イソチアゾリン−3オンの抗菌、防かび、
スライム化防止剤を混入するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】上記の課題を解決するために請求
項1記載の発明は、室内機の熱交換器下部に配置した水
受け皿を構成する合成樹脂材料に、耐薬品性のSPS樹
脂を用いた空気調和機用の水受け皿である。この構成に
よれば、耐薬品の優れた水受け皿が得られる。
【0011】請求項2記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置した水受け皿の合成樹脂材料が、PS樹脂に
10%〜50%の耐薬品性のSPS樹脂を混入したもの
で構成した空気調和機用の水受け皿である。
【0012】請求項3記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置した水受け皿の水受け部のPS系樹脂の表面
に、耐薬品性の優れたフィルムをラミネート加工した空
気調和機用の水受け皿である。この構成によって、洗浄
剤や凝縮水が特に溜まって樹脂を劣化させやすい水受け
部の耐薬品性を向上さすことができる。
【0013】請求項4記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置した水受け皿の水受部に、熱溶着またホット
メルト接着剤また真空成形で耐薬品性の優れたフィルム
をラミネート加工した空気調和機用の水受け皿である。
【0014】請求項5記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置した水受け皿の水受部に、特に耐薬品性の優
れたオレフィン系フィルムを熱溶着またホットメルト接
着剤また真空成形で加熱溶着してラミネート加工した空
気調和機用の水受け皿である。
【0015】請求項6記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置した水受け皿の水受部に、特に耐薬品性の優
れたオレフィン系フィルムなどでフィルム厚を0.1m
m〜1.0mmとして熱溶着またホットメルト接着剤ま
た真空溶着でラミネート加工した空気調和機用の水受け
皿である。
【0016】請求項7記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置した水受け皿の水受け部のPS系樹脂の表面
に、耐薬品性のフォームを貼り付け加工した空気調和機
用の水受け皿である。
【0017】請求項8記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置した水受け皿の水受部のPS系樹脂の表面
に、厚みが1.0mm〜3mmの特に耐薬品性の優れた
PEフォームを貼り付け加工して空気調和機用の水受け
皿である。この構成によって水受け表面の形状に合わし
て任意の形状と厚みのフォームを容易に貼り付け加工す
ることができる。
【0018】請求項9記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置した水受け皿の水受部に、異種材を二層成形
で加工した二層成形品を溶着あるいは接着加工した空気
調和機用の水受け皿である。
【0019】請求項10記載の発明は、室内機の熱交換
器下部に配置した水受け皿の水受部に、溶着面側がPS
系樹脂で水受け表面側がPP系樹脂で形成した異種材の
二層成形品を溶着あるいは接着加工した空気調和機用の
水受け皿である。
【0020】請求項11記載の発明は、室内機の熱交換
器下部に配置した水受け皿において、水受け皿を構成す
る合成樹脂材料や耐薬品性の優れたフィルムやフォーム
及び二層成形品の構成樹脂材料に、抗菌性ゼオライトと
2−N−オクチル−4イソチアゾリン−3オンの抗菌、
防かび、スライム化防止剤を少なくても一種また二種を
合成樹脂材料に混入して形成された空気調和機用の水受
け皿である。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0022】図1は、本発明の実施例にかかる空気調和
機の室内機の一縦断面図。図2は、本発明の実施例にか
かる水受け皿の外観斜視図である。空気調和機1は、主
に前面グリル2、吸入グリル3、台枠4、エアフィルタ
5、熱交換器6、送風用のクロスフローファン7、吹き
出しグリル兼用の水受け皿8(以下水受け皿とする)で構
成されている。、吸入グリル3から吸入されて空気は、
エアフィルタ5を通り熱交換器6、クロスフローファン
7を通過して水受け皿と一体化した吹出し口9から出て
室内を循環する構成となっている。尚、従来使用してい
る樹脂は、公知であるPS樹脂、ABS樹脂が用いられ
ている。実施例の従来例の材料は、PS樹脂を構成材料
としている。
【0023】冷房運転時に熱交換器でのフィンで結露し
た凝縮水と、熱交換器にスプレーされた洗浄剤や洗浄水
は熱交換器5から水受けに流れドレンホース10から排
出される。水受け皿は、洗浄剤や凝縮水を適宜に一時的
に受けるためのもので熱交換器6の下部にある。
【0024】次に実施例1〜3について説明する。図1
は本発明の実施例1〜3に示す水受け皿の縦断面図であ
る。
【0025】実施例1は、図3に示すように水受け皿8
を構成する合成樹脂材料802に耐薬品性の100%の
SPS樹脂を用いた水受け皿である。
【0026】また、実施例2は水受け皿8の合成樹脂材
料802がPS樹脂に50%の耐薬品性のSPS樹脂を
混入した構成材料を用いた水受け皿である。
【0027】実施例3は水受け皿8の合成樹脂材料80
2がPS樹脂に10%の耐薬品性のSPS樹脂を混入し
た構成材料を用いた水受け皿である。
【0028】実施例1〜3に用いたSPS樹脂は、シン
ジオタクチックポリスチレンの略でベンゼン環が交互に
なった結晶性のPS樹脂である。公知であるが、耐加水
分解性、耐熱性、電気特性、寸法安定性などが一般のポ
リスチレンよりも優れ、特に耐酸性、耐アルカリ性、耐
油性、耐溶剤性などの耐薬品性に優れた樹脂である。従
って、市販のエアコン用洗浄剤や家庭でのサラダ油など
が接触しても樹脂劣化や割れを長期において防止するこ
とができる。
【0029】実施例1は、100%SPS樹脂で耐薬品
性に一番優れ、次に実施例2の50%、次に実施例3の
10%のSPS樹脂を混入した順となる。尚、SPS樹
脂の混入率は、樹脂物性と耐薬品性とコストのバランス
で決定する。SPS樹脂の混入率が10%未満では耐薬
品性が劣る。100%品は、樹脂物性と耐薬品性と優れ
ているが、コスト面では一般のPS樹脂より高くなる。
従って、10%〜50%の混入率がコスト、物性、耐薬
品性のバランス面で好まれる。
【0030】次に実施例4〜6について説明する。図4
は本発明の実施例4〜6と実施例7〜9に示す水受け皿
の縦断面図である。
【0031】実施例4〜6は、図4に示すように、PS
系樹脂の合成樹脂材料を用いたの水受け皿8の水受け部
8aの表面に、耐薬品性の優れたPPフィルム803を
ラミネート加工した空気調和機用の水受け皿である。
尚、PS系樹脂とは、PS、ABS、AES、AAS樹
脂などを示すが、本実施例ではPS樹脂を用いている。
【0032】実施例4は厚み0.5mmのPPフィルム
を熱溶着で接合したもので溶着方法は、超音波溶着によ
るものである。熱溶着として超音波溶着以外に振動溶着
や熱板プレス溶着などでも可能である。いずれにしても
接合面の樹脂が超音波振動、振動摩擦過熱や加熱によっ
て樹脂表面を溶かし接合するものである。
【0033】実施例5は厚み1.0mmのPPフィルム
をホットメルト接着剤で接合したものである。ホットメ
ルト接着剤は、住友スリーエムなどで市販されているP
P系樹脂に対して接着性の優れたタイプを使用すること
でホットガンを用いることによって容易に接着できる。
実施例6は、0.1mmのPPフィルムを真空溶着によ
って接合したものである。真空成形による加熱溶着は、
一般的で公知であるが水受け部8aのPS系樹脂の表面
にPPフィルムを貼り付けできるように、型内で真空引
きによりシートを型の上にクランプしたまま加熱軟化さ
せ、型とシートの間にある空気を型にあけた小孔から真
空ポンプで吸引して真空状態にすることによって外気圧
(1Kg/cm2)の圧力によりシートを型に密着させて
成形し、冷却後真空をきって成型品を取り出す方法であ
る。
【0034】尚、上記実施例4〜6に用いるPPフィル
ムは、予め真空成形などで成形した成形品を水受け部8
aの上にラミネート加工することで、より一体化して接
合することができる。
【0035】上記の実施例4〜6に用いるPPフィルム
は、特に耐酸性、耐アルカリ性、耐油性、耐溶剤性など
の耐薬品性に優れた樹脂であり、洗浄剤や凝縮水が流れ
る箇所に貼り付けることにより、水受け皿8を構成する
合成樹脂材料を保護し、洗浄剤や凝縮水が直接接触しな
いため、劣化や割れを長期において防止することができ
る。尚、フィルムの厚みが0.1mm以下では破れ易く
1mm以上であると硬くて接合しにくい。従って加工性
に於いて0.1mmから1mmの厚みが望ましい。
【0036】実施例7〜9は、図4に示すように、PS
系樹脂の合成樹脂材料を用いたの水受け皿8の水受け部
8aの表面に、耐薬品性の優れたフォーム804を貼り
付け加工した空気調和機用の水受け皿である。貼り付け
加工は、粘着剤付きのフォームを用いて行ない必要な場
所に選択的に貼り付けることが可能とである。
【0037】実施例7は、水受け部8aのPS系樹脂の
表面に厚みが3mmのPEフォーム、実施例8は厚みが
2mmのPPフォーム、実施例9は、厚み1mmのシリ
コンフォームを貼り付け加工した空気調和機用の水受け
皿である。
【0038】上記、実施例7〜9に用いるPEフォー
ム、PPフォーム、シリコンフォームは、特に耐酸性、
耐アルカリ性、耐油性、耐溶剤性などの耐薬品性に優れ
たフォームであり、水受け皿8を構成する合成樹脂材料
を保護し、洗浄剤や凝縮水が直接接触しないため、劣化
や割れを長期において防止することができる。
【0039】尚、フォームの厚みが1mm以下では破れ
易く3mm以上であると厚すぎて貼り付け難い。従って
加工性に於いて1mmから3mの厚みが望ましい。
【0040】次に実施例10、12について説明する。
図5は本発明の実施例10、11に示す水受け皿の縦断
面図である。
【0041】実施例10〜11は、水受け皿を構成する
合成樹脂材料であるPS系樹脂の水受け部8a表面に溶
着面側がPS系樹脂で非溶着面側がPP系樹脂で形成し
た異種材の二層成形品を溶着加工した空気調和機用の水
受け皿である。
【0042】実施例10は図5に示すように、溶着面側
がPS樹脂805aで非溶着部の水受け表面側がPP樹
脂805cで形成し、実施例11は、溶着面側がABS
樹脂805bで水受け表面側がPP樹脂805cにした
ものである。
【0043】これらは、水受け皿を構成する合成樹脂材
料がPSには二層成形品の溶着する樹脂面をPS樹脂
に、ABSには二層成形品の溶着する樹脂面をABS樹
脂にして溶着し、同じ樹脂にすることによって溶着強度
が上げることができる。
【0044】実施例10〜11の耐薬品性の優れたPP
樹脂を付けて二層成形品を溶着することによって、水受
け皿8を構成する合成樹脂材料を保護し、洗浄剤や凝縮
水が直接接触しないため、劣化や割れを長期において防
止することができる。
【0045】次に実施例12〜15について説明する。
図6は本発明の実施例12に示す水受け皿の縦断面図で
ある。また、図7は本発明の実施例13、14に示す水
受け皿の縦断面図である。また、図8は本発明の実施例
15に示す水受け皿の縦断面図である。
【0046】実施例12〜15は、水受け皿を構成する
合成樹脂材料や耐薬品性の優れたフィルムやフォーム及
び二層成形品の構成樹脂材料に、抗菌性ゼオライトと2
−N−オクチル−4イソチアゾリン−3オンの抗菌、防
かび、スライム化防止剤を合成樹脂材料に混入して形成
された空気調和機用の水受け皿である。
【0047】実施例12は、図6に示すように水受け皿
8の合成樹脂材料806がPS樹脂に10%の耐薬品性
のSPS樹脂を混入した材料に0.5%の抗菌性ゼオラ
イトと0.5%の2−N−オクチル−4イソチアゾリン
−3オンの抗菌、防かび、スライム化防止剤806aを
混入した構成材料で形成した水受け皿である。
【0048】実施例13は、図7に示すようにPS系樹
脂の合成樹脂材料を用いた水受け皿8の水受け部8aの
表面に、0.5%の抗菌性ゼオライトと1.0%の2−
N−オクチル−4イソチアゾリン−3オンの抗菌、防か
び、スライム化防止剤807aを混入した厚み1.0m
mのPPフィルム807をホットメルト接着剤で接合し
たものである。
【0049】実施例14は、図7に示すようにPS系樹
脂の合成樹脂材料を用いた水受け皿8の水受け部8aの
表面に、1.0%の抗菌性ゼオライトの抗菌、防かび、
スライム化防止剤808aを混入した厚みが2mmのP
Eフォーム808を貼り付け加工した空気調和機用の水
受け皿である。
【0050】実施例15は、図8に示すようにPS系樹
脂の合成樹脂材料を用いたの水受け皿8の水受け部8a
の表面に、溶着面側がPS樹脂809aで非溶着部の水
受け表面側が0.5%の抗菌性ゼオライトと0.5%の
2−N−オクチル−4イソチアゾリン−3オンの抗菌、
防かび、スライム化防止剤809cを混入したPP樹脂
809bで形成した二層成形品を溶着加工した空気調和
機用の水受け皿である。
【0051】実施例12〜15の806、807、80
8、809は使用する抗菌性ゼオライトまた2−N−オ
クチル−4イソチアゾリン−3オンの抗菌、防かび、ス
ライム化防止剤は、樹脂成形品、フィルム、フォームや
二層成形品の樹脂材料製造時に例えば、添加剤として一
種また二種を練り込ませることによって造ることができ
る。
【0052】尚、従来例は図10に示すように水受け皿
8を構成する合成樹脂材料810にPS樹脂を用いたも
のである。
【0053】尚、抗菌、防かび性につしては下記に示す
培養試験方法でPS樹脂やPPフィルムやPEフォーム
で調べた結果、優れた結果であり、熱交換器から流され
た種々のホコリや栄養源などを含んだ凝縮水や洗浄剤が
水受け表面に接触しても長期にかびや細菌の繁殖を防止
し、またかびや細菌の繁殖によって生じるスライムの発
生を防止する。
【0054】本発明と従来の水受け皿構成樹脂のかびや
細菌に対する抗菌および防かび効果を調べた実験結果に
ついて表−1に示し説明する。
【0055】
【表1】
【0056】培養試験は、実施例12〜15と従来例の
樹脂成形品、フィルム、フォームや二層成形品で縦50
mm、横502mm、厚さ1mmの大きさのテストピースを作
成し、かびおよび細菌に対する効果をみたもので、住宅
内で繁殖しやすいかびは黒麹かび、また細菌は黄色ぶど
う状球菌を用いて評価した。試験は菌数法で評価し、試
験片表面に初期菌数が各々105 個/ccのかびや細菌
の懸濁液を落とし、時間経過による菌数変化を測定する
ドロップ法で評価した。なお結果は24時間後の菌数か
ら判断した。
【0057】判定基準は次の通りである。
【0058】初期菌数は105 個/ccでスタートして
24時間後の菌数変化に従って判定した。
【0059】 ◎: 0 個/cc ○:10 〜103 個/cc △:103 〜104 個/cc ×:105 個/cc 以上のことから、細菌およびかびに対する培養試験の効
果は、実施例12、13、15の抗菌性ゼオライトとチ
アゾリン系抗菌剤(2−N−オクチル−4イソチアゾリ
ン−3オン)を混入したものは優れた効果を認められ
る。また実施例14では、細菌に対して優れた効果で、
かびに対して効果が認められる。尚、従来例では効果が
認められなかった。
【0060】尚、スライム防止に関しては、水受け皿か
ら外部につながるドレンホースにおいて、凝縮水や洗浄
水とともに種々のホコリや栄養源などがドレンホースに
流れ、特に折り曲げ部内側に付着してスライムが発生し
ホースを閉塞しやすい箇所でも、水受け部に溜まった凝
縮水や洗浄水に抗菌、防かび剤が溶出して、ホースに流
れるため、かびや細菌の繁殖によって生じるスライムの
発生を長期に防止することができる。
【0061】また、本発明と従来の水受け皿構成樹脂の
耐薬品性に関して調べて結果について表−2に示し説明
する。
【0062】
【表2】
【0063】試験液は、洗浄剤や凝縮水中に含まれてい
る液で、PS樹脂と接触して樹脂が割れ易くストレスク
ラックを発生しやすい、ヒノキチオール(ひば油中に約
50%のヒノキチオール配合)、オレンジオイル、サラ
ダ油の3種類の原液を使って行なった。
【0064】試験法は、テストピースでの評価で、引張
り試験片(ダンベル1号片)を用いて、中央部にガーゼを
巻き試験液を接触させて行なう方法で、引張り荷重が7
5kgf/cm2の一定荷重がかかるように試験片の下部に重
りを吊るし破断時間を計って耐薬品性を評価する。
【0065】尚、実施例4〜6のフィルムと実施例7〜
9のフォームは、簡易的に試験片中央部の全周に貼り付
けて行い、実施例10、11は試験片の表裏とも耐薬品
性の優れたPP樹脂を簡易的に貼り付けて評価した。試
験は室温(約25℃)で実施し、試験の判定基準は次の通
りである。
【0066】破断時間(h) ◎:168以上 ○〜◎:24以上 ○:12〜24 ○〜△:8〜12 △:8時間以下 以上のことから、耐薬品性は実施例1、2、4〜11は
優れた効果が認められ、実施例3は、良好な結果が認め
られた。尚、原液の試験液を用いた従来例では十分な耐
薬品性は認められなかった。
【0067】尚、本実施例は、水受け皿の構成樹脂とし
てPS系樹脂の中で、主にPS樹脂で説明したが、AB
S、AES、AAS樹脂などの樹脂でも同様の効果が得
られる。
【0068】
【発明の効果】前記実施例の説明より明らかなように、
本発明は耐薬品性の優れた空気調和機用の水受け皿が得
られる。また、本発明は耐薬品性と抗菌、防かび性の優
れた水受け皿が得られ同時に長期にスライムを防止でき
る。
【0069】請求項1記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置し、合成樹脂材料がSPS樹脂で形成したも
のである。この構成によりPS樹脂で材料統合している
空気調和機は、リサイクル時にPS樹脂とSPS樹脂が
相溶化して混入できるため、PS樹とABS樹脂のよう
な層間剥離などなくリサイクル性に優れ、耐薬品性の優
れた空気調和機用の水受け皿が得られる。
【0070】請求項2記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置し、PS樹脂に10%〜50%のSPS樹脂
を混入した合成樹脂材料で形成したものである。この構
成によれば、請求項1の100%品のSPS樹脂よりも
耐薬品性は低くなるが、コスト面で合理化ができて耐薬
品性があり、100%品のSPS樹脂よりもリサイクル
性に優れた空気調和機用の水受け皿が得られる。尚、S
PS樹脂単独よりもPS樹脂にSPS樹脂を混入したも
のの方がPS樹脂に対する相溶性は良いてめである。
【0071】請求項3記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置し、水受け部のPS系樹脂の表面に耐薬品性
のフィルムをラミネート加工したものである。この構成
によれば、ベース樹脂は従来品の低価格のPS系樹脂を
用いることができ、水受けの表面に耐薬品性の優れたフ
ィルムを選択的に使用することができる空気調和機用の
水受け皿が得られる。
【0072】請求項4記載の発明は、熱溶着またホット
メルト接着剤また真空成形でラミネート加工したもので
ある。この構成によれば、水受け面に適したフィルムを
効率よくラミネートすることができ、耐薬品性の優れた
空気調和機用の水受け皿が得られる。
【0073】請求項5記載の発明は、オレフィン系フィ
ルムをラミネート加工したものである。この構成によれ
ば、熱可塑性樹脂の中でも低コストで耐薬品性の優れた
PPフィルムなどをラミネート加工した空気調和機用の
水受け皿が得られる。
【0074】請求項6記載の発明は、フィルム厚を0.
1mm〜1.0mmでラミネート加工して構成したもの
である。フィルムの厚みが0.1mm以下では破れ易く
1mm以上であると硬くて接合しにくい。従ってこの構
成によれば、加工性が良く水受け面に適した厚みのフィ
ルムを効率よくラミネートすることができ、耐薬品性の
優れた空気調和機用の水受け皿が得られる。
【0075】請求項7記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置し、水受け部のPS系樹脂の表面に耐薬品性
のフォームを貼り付け加工したものである。この構成に
よれば、粘着剤付きのフォームを容易に貼り付け加工が
でき、水受けの表面がフォームで耐薬品性の優れた空気
調和機用の水受け皿が得られる。粘着剤付きのフォーム
は、熱融着やホットメルト系接着剤よりも加工が容易で
ある。
【0076】請求項8記載の発明は、厚みが1mm〜3
mmのPEフォームを貼り付け加工して構成したもので
ある。フォームの厚みが1mm以下では破れ易く3mm
以上であると厚すぎて貼り付け難い。特にPEフォーム
は柔軟性のあるフォームであり、やや屈曲している面で
も貼り付けすることができる。従ってこの構成によれ
ば、水受けの表面がPEフォームで耐薬品性及び特に貼
り付け性に優れた空気調和機用の水受け皿が得られる。
【0077】請求項9記載の発明は、室内機の熱交換器
下部に配置し、水受け部に異種材二層成形で加工した二
層成形品を溶着あるいは接着加工して構成したものであ
る。この構成によれば、溶着面と非溶着面の二種類の樹
脂を選択でき、水受けの表面が耐薬品性の優れた空気調
和機用の水受け皿が得られる。
【0078】請求項10記載の発明は、溶着面側がPS
系樹脂で非溶着面側がPP系樹脂で形成したものであ
る。この構成によれば、水受け皿構成樹脂のPS系樹脂
と同じPS系樹脂を使用するため溶着性が良く、水受け
の表面が熱可塑性樹脂の中でも特に耐酸性、耐アルカリ
性、耐油性、耐溶剤性などに優れたPP樹脂を用いるこ
とで、水受けの表面の二層成形品でも特に耐薬品性の優
れた空気調和機用の水受け皿が得られる。
【0079】請求項11記載の発明は、抗菌性ゼオライ
トと2−N−オクチル−4イソチアゾリン−3オンの抗
菌、防かび、スライム化防止剤を少なくても一種また二
種を合成樹脂材料に混入したものである。この構成であ
れば耐薬品性と細菌やかびの繁殖を防止することによっ
て抗菌、防かび、スライム防止に優れた空気調和機用の
水受け皿が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる空気調和機の室内機の
一縦断面図
【図2】本発明の実施例にかかる水受け皿の外観斜視図
【図3】本発明の実施例1〜3に示す水受け皿の縦断面
【図4】本発明の実施例4〜9に示す水受け皿の縦断面
【図5】本発明の実施例10、11に示す水受け皿の縦
断面図
【図6】本発明の実施例12に示す水受け皿の縦断面図
【図7】本発明の実施例13、14に示す水受け皿の縦
断面図
【図8】本発明の実施例15に示す水受け皿の縦断面図
【図9】従来例の水受け皿の縦断面図
【図10】本発明の引用例に示す水受け皿の縦断面図
【符号の説明】
1 空気調和機 2 前面グリル 3 吸入グリル 6 熱交換器 8 水受け皿 9 吹出し口

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機の熱交換器下部に配置し、合成樹
    脂材料がSPS(シンジオタクチックポリスチレン)樹
    脂で形成した空気調和機用の水受け皿。
  2. 【請求項2】 室内機の熱交換器下部に配置し、PS
    (ポリスチレン)樹脂に10%〜50%のSPS(シン
    ジオタクチックポリスチレン)樹脂を混入した合成樹脂
    材料で形成した空気調和機用の水受け皿。
  3. 【請求項3】 室内機の熱交換器下部に配置し、水受け
    部のPS(ポリスチレン)系樹脂の表面に耐薬品性のフ
    ィルムをラミネート加工した空気調和機用の水受け皿。
  4. 【請求項4】 前記フィルムを熱溶着またホットメルト
    接着剤また真空成形でラミネート加工した請求項3記載
    の空気調和機用の水受け皿。
  5. 【請求項5】 前記フィルムをオレフィン系にした請求
    項3、4記載の空気調和機用の水受け皿。
  6. 【請求項6】 前記フィルム厚を0.1mm〜1.0m
    mでラミネート加工して構成した請求項3〜5記載の空
    気調和機用の水受け皿。
  7. 【請求項7】 室内機の熱交換器下部に配置し、水受け
    部のPS系樹脂の表面に耐薬品性のフォームを貼り付け
    加工した空気調和機用の水受け皿。
  8. 【請求項8】 厚みが1mm〜3mmのPE(ポリエチ
    レン)フォームを貼り付け加工して構成した請求項7記
    載の空気調和機用の水受け皿。
  9. 【請求項9】 室内機の熱交換器下部に配置し、水受け
    部に異種材二層成形で加工した二層成形品を溶着あるい
    は接着加工した空気調和機用の水受け皿。
  10. 【請求項10】 溶着面側がPS(ポリスチレン)系樹
    脂で非溶着面側がPP(ポリプロピレン)系樹脂で形成
    した請求項10記載の空気調和機用の水受け皿。
  11. 【請求項11】 抗菌性ゼオライトと2−N−オクチル
    −4イソチアゾリン−3オンを少なくても一種また二種
    を合成樹脂材料に混入した請求項1〜10記載の空気調
    和機用の水受け皿。
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