JP2001248764A - ホースリール用散水ホース - Google Patents

ホースリール用散水ホース

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホース表面の摩擦抵抗を低減させることで、
ホースリールの巻き取りおよび引き出しを快適に行える
ようにし、しかも、耐圧性およびデザイン性の良好な高
級感あるホースリール用散水ホースを提供する。 【解決手段】 散水ホース1は、ホースリールに巻いて
使用するホースであって、ホース表面に、部分架橋樹脂
を含むポリ塩化ビニル樹脂組成物またはポリオレフィン
樹脂組成物を押出成形してなる低摩擦性面が形成され
る。ポリ塩化ビニル樹脂組成物または前記ポリオレフィ
ン系樹脂組成物に、サイクリックネオペンタンテトライ
ルビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニ
ル)ホスファイト等からなる表面改質剤を添加するとよ
い。散水ホース1のホース壁には、通水路を形成するイ
ンナー層2と、インナー層2の外側に設けられる耐圧ネ
ット4と、耐圧ネット4を被覆するアウター層3とを設
けるとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホースリールに巻
いて使用するのに適したホースリール用散水ホースに関
する。
【0002】
【従来の技術】水やり、洗浄等に使用される散水ホース
は、作業時のホースの長さ調整、収納等の利便性を図る
ために、ホースリールに巻いて使用することが多い。ホ
ースリールの給水口に散水ホースの一端を接続し、他端
には散水ノズルを取り付ける。散水時には、必要な長さ
のホースをホースリールから引き出し、散水ノズルから
放水する。散水ホースのホース壁には、耐圧性を高める
ために、樹脂層の間に耐圧ネットが巻き付けられる。各
樹脂層は、軟質樹脂材料を押出成形することで、柔軟
性、デザイン性等が高められている。従来、この種のホ
ースの表面は、埃等の汚れの付着を少なくし、かつ、ホ
ースの高級感を高めるため、透明感のある滑らかな性状
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の散水ホースは、ホースリールに巻いて使用す
る場合、ホース表面の粘着性から、ホース表面の摩擦抵
抗が大きく、巻き取りおよび引き出し操作が行いにくい
場合がある。例えば、ホース同士が重なると、重なった
部分がくっついてホースの巻きムラを生じ、リールの回
転が邪魔されることもある。このため、ユーザがホース
に手を添えて巻き取りを補助しているのが現状である。
【0004】ホースの表面の摩擦抵抗を小さくする対策
としては、ホース表面に潤滑剤等を塗布することも考え
られるが、このような方法では、ホースがベタ付いて作
業がしづらくなり、また、ホースの体裁が悪くなる。
【0005】そこで、本発明は、このような現状に鑑み
なされたもので、ホース表面の粘着性および摩擦抵抗を
低減させることで、ホースリールの巻き取りおよび引き
出しを快適に行えるようにし、しかも、耐圧性およびデ
ザイン性の良好な高級感ある散水ホースを提供すること
を目的する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明のホースリール用散水ホースは、ホースリール
に巻いて使用するホースであって、ホース表面に、部分
架橋樹脂を含むポリ塩化ビニル樹脂組成物を押出成形し
てなる低摩擦性面が形成されることを特徴とする。ま
た、前記課題を解決するための本発明のホースリール用
散水ホースは、ホースリールに巻いて使用するホースで
あって、ホース表面に、部分架橋樹脂を含むポリオレフ
ィン系樹脂組成物を押出成形してなる低摩擦性面が形成
されることを特徴とする。
【0007】本発明のホースリール散水ホースによれ
ば、ホース表面に低摩擦性面が形成されるため、ホース
同士が触れたときに互いに滑り合う。このため、ホース
リールに散水ホースを巻き取るとき、リール上にホース
が均等に分散し、巻き取りおよび引き出し作業の操作性
が大幅に向上する。
【0008】前記ポリ塩化ビニル樹脂組成物に含まれる
部分架橋樹脂は、通常生産される懸濁重合法による重合
過程で「弱い架橋反応」を行うことによって生じる、部
分的な架橋粒を含んだ部分架橋特殊レジンを意味する。
架橋粒は、ゲル分17wt%程度であるのが望ましい。
【0009】前記ポリ塩化ビニル樹脂組成物の部分架橋
樹脂の含有量は、主ポリ塩化ビニル樹脂に対し、10〜
90wt%であるとよい。表面摩擦抵抗が十分に低下
し、かつ、柔軟性およびデザイン性に優れたホースが得
られるためである。前記部分架橋樹脂を10wt%以上
としたのは、部分架橋樹脂が少なすぎると、ホース表面
の形状変更による滑性効果が発現せず、表面摩擦抵抗が
大きくなるためである。また、90wt%以下としたの
は、部分架橋樹脂が多すぎると、ホース強度が不十分に
なるからである。望ましくは、主ポリ塩化ビニル樹脂に
対し、部分架橋樹脂の配合比を40〜70wt%とす
る。
【0010】前記ポリオレフィン系樹脂としては、ポリ
エチレン系、ポリプロピレン系、ポリアクリル系、ポリ
スチレン系等の樹脂が含まれる。特に、ポリプロピレン
ランダムポリマーを用いると、デザイン性に優れた良質
の低摩擦性面を得ることができる。また、前記ポリオレ
フィン系樹脂に含まれる部分架橋樹脂は、例えば、スチ
レン系樹脂を主鎖とした部分架橋アクリル樹脂グラフト
ポリマーまたは水素添加スチレン−イソプレン−スチレ
ン共重合樹脂を用いることができる。
【0011】前記ポリオレフィン系樹脂組成物の部分架
橋樹脂の含有量は、主ポリオレフィン系樹脂に対し、1
0〜50wt%であるとよい。表面摩擦抵抗が十分に低
下し、柔軟性およびデザイン性に優れたホースが得られ
るためである。前記部分架橋樹脂を10wt%以上とし
たのは、部分架橋樹脂が少なすぎると、ホース表面の形
状変更による滑性効果が発現せず、表面摩擦抵抗が大き
くなるためである。また、50wt%以下としたのは、
部分架橋樹脂が多すぎると、ホース強度が不十分になる
からである。望ましくは、主ポリオレフィン樹脂に対
し、部分架橋樹脂の配合比を20〜50wt%とする。
【0012】前記ポリ塩化ビニル樹脂組成物または前記
ポリオレフィン系樹脂組成物には、サイクリックネオペ
ンタンテトライルビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−
メチルフェニル)ホスファイト、サイクリックネオペン
タンテトライルビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニ
ル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテトライ
ルビス(2,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイ
ト、サイクリックネオペンタンテトライルビス(オクタ
デシル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテト
ライルビス(ノニルフェニル)ホスファイトから選ばれ
る少なくとも一種からなる表面改質剤を添加するのが望
ましい。前記部分架橋樹脂にこれらの表面改質剤を組み
合わせることで、ホースの表面性状がきわめて良好にな
り、ホースリールの巻き取りおよび引き出し性能が格段
に向上するためである。
【0013】なお、上記表面改質剤として挙げた化学物
質については、従来、リン酸系酸化防止剤として使用さ
れるもので、樹脂の表面改質効果は知られていない。本
発明者らの各種実験の結果、上記部分架橋樹脂と組み合
わせて使用することで、ポリ塩化ビニル系樹脂またはポ
リオレフィン系樹脂に対し、優れた改質効果を有するこ
とを見出したものである。
【0014】前記表面改質剤の添加量は、主ポリ塩化ビ
ニル樹脂または主ポリオレフィン樹脂に対し、0.1〜
1.0wt%であるとよい。0.1wt%以上としたの
は、添加量が少なすぎると、十分な表面改質効果を得る
ことができないためで、また、1.0wt%以下とした
のは、この程度の添加量で表面改質効果の発現は飽和に
なり、また、表面改質剤の添加量が多すぎると、樹脂の
着色性を促進するからである。
【0015】また、前記ポリ塩化ビニル樹脂組成物また
は前記ポリオレフィン系樹脂組成物には、必要に応じ
て、安定剤、酸化防止剤、可塑剤、充填剤、着色剤、紫
外線吸収剤等を配合するとよい。
【0016】安定剤としては、例えば、ジオクチル錫マ
レエート、ジメチル錫メルカプト、ジブチル錫マレエー
トポリマー等の有機錫系安定剤、二塩基性ステアリン酸
鉛、三塩基性硫酸鉛、ステアリン酸鉛等の鉛系安定剤、
バリウム─亜鉛、カルシウム─亜鉛等の複合安定剤、無
機安定剤等を用いることができる。
【0017】酸化防止剤としては、ビスフェノールA、
ブチルヒドロキシトルエン等を用いることができる。可
塑剤としては、例えば、リン酸トリクレジル、トリメリ
ット酸−2−エチルヘキシル、フタル酸ジ−2−エチル
ヘキシル、アジピン酸ジ−2−エチルヘキシル、セバシ
ン酸ジオクチル、アジピン酸系ポリエステル可塑剤等を
用いることができる。前記充填剤としては、例えば、炭
酸カルシウム、タルク、クレー、ケイ酸カルシウム、水
酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシ
ウム等を用いることができる。
【0018】前記着色剤としては、フタロシアニソブル
ー、縮合アゾイエロー、ジスアゾイエロー、酸化チタ
ン、カーボンブラック、フタロシアニングリーン、クロ
ムイエロー等の顔料を用いることができる。また、前記
紫外線吸収剤としては、サルシレートエステル、ベンゾ
エートエステル、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾー
ル系等を用いることができる。
【0019】また、本発明のホースリール用散水ホース
のホース壁には、通水路を形成するインナー層と、前記
インナー層の外側に設けられる耐圧ネットと、前記耐圧
ネットを被覆するアウター層とを設けるとよい。
【0020】前記ホース壁の構成によれば、給水時の散
水ホースの過大な膨張を耐圧ネットによって抑えること
ができ、ホースリール上でホース同士が押し合って巻き
取りおよび引き出し作業を邪魔するのを防止することが
できる。すなわち、ホースリールの巻き取りおよび引き
出し性能をより向上させることができる。また、アウタ
ー層を透明性の樹脂で形成し、耐圧ネットを透かして見
せると、散水ホースがさらに高級感のある仕上がりにな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、散水ホース1
は、ポリ塩化ビニル等の軟質の樹脂からなるインナー層
2とアウター層3を備える。これらの層の間に耐圧ネッ
ト4が埋め込まれる。インナー層2およびアウター層3
は、長さ方向に一定の厚さをもつように、樹脂材料を押
出形成してなる。インナー層2の内側に散水ホース1の
通水路が形成される。耐圧ネット4は、ポリエステル系
の繊維をチューブ状に編んで形成される。押出成形の際
に、耐圧ネット4が長さ方向に送られてインナー層の外
側に巻かれ、次いで、耐圧ネット4上にアウター層3が
積層される。
【0022】アウター層3の表面には低摩擦性面Hが形
成される。低摩擦性面Hは、所定の部分架橋樹脂を含む
ポリ塩化ビニル組成物またはポリオレフィン系樹脂組成
物の表面改質効果により生じるものである。散水ホース
1は、低摩擦性面Hによって、表面摩擦抵抗が小さくな
り、また、高級感のある外観に仕上がる。
【0023】図2に示すように、散水ホース1は、ホー
スリール10に巻いて用いられる。ホースリール10
は、フレーム13にドラム12が回転自在に支持され
る。ドラム12に5〜30m程度の散水ホース1が巻か
れる。給水栓から補助ホース14に水が送られると、ド
ラムの給水パイプを通して散水ホース1に水が流れる。
散水時には、必要な長さの散水ホース1をドラム12か
ら引き出し、ホース先端の散水ノズルから放水する。
【0024】散水ホース1をドラム12に巻き取る場
合、ホース同士が接触しても、低摩擦性面Hによって互
いに滑り合う。このため、ホース束が縦方向(ドラムの
径方向)に重なりにくく、横方向(ドラムの軸方向)に
分散する。これにより、散水ホース1を整列させやす
く、均等に巻き取ることができる。また、散水時には、
散水ホース1をドラム12からスムーズに引き出せる。
【0025】次に、本発明による散水ホースの製造例に
ついて説明する。 [ポリ塩化ビニル系ホース]表1に示す配合比の可塑化
ポリ塩化ビニル樹脂組成物をリボンブレンダーに仕込み
100℃で1.5時間均一混合した後、樹脂組成物を2
軸混練造粒機でペレットとし、複合押出成形機で内径7
mm、外径11mmのホースを製造した。
【表1】
【0026】主ポリ塩化ビニル樹脂60kgに対し部分
架橋樹脂40kgを加えたものを実施例1とし、また、
ポリ塩化ビニル樹脂60kgに部分架橋樹脂40kgお
よび表面改質剤:サイクリックネオペンタンテトライル
ビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)
ホスファイト0.5kgを加えたものを実施例2とし
た。なお、比較例として、部分架橋樹脂および表面改質
剤を配合しないホースについても同様な方法で製造した
(比較例1)。
【0027】前記実施例1、実施例2および比較例1に
ついて、ホース表面の静摩擦係数および動摩擦係数を測
定した結果を表2に示す。
【表2】 試験条件:摩擦係数試験 JIS K 7125準拠 試験片 :ホース表面をシート状にしたもの 測定機 :HEIDEN−14(新東科学社) 垂直荷重:200g
【0028】表2に示すように、比較例1に対し、実施
例1および実施例2は、ともに静摩擦係数および動摩擦
係数が低い値になった。これにより、実施例1および実
施例2は、表面状態が優れた低摩擦性能を有しているこ
とが判る。特に、実施例2については、比較例1に比
べ、静摩擦係数および動摩擦係数ともに大幅に低下し
た。
【0029】[ポリオレフィン系ホース]表3に示す配
合比のポリオレフィン樹脂組成物をタンブラン混合機に
仕込み、2分間均一混合した後、樹脂組成物を2軸混練
造粒機でペレットとし、複合押出成形機で内径7mm、
外径11mmの透明ホースを製造した。
【表3】
【0030】主ポリオレフィン系樹脂80kg(水添ス
チレンブタジエンラバー樹脂60kgとポリプロピレン
ランダムポリマー20kgの総和)に対し、部分架橋樹
脂20kgおよび表面改質剤:サイクリックネオペンタ
ンテトライルビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチ
ルフェニル)ホスファイト0.5kgを加えたものを実
施例3とした。なお、比較例として、部分架橋樹脂およ
び表面改質剤を配合しないホースについても同様な方法
で製造した(比較例2)。
【0031】次に、前記実施例1〜3、および比較例
1、2の各ホースについて、ホースリールの引き出し性
能および巻き取り性能を比較するための試験を行った。
引き出し試験は、小型収納ドラム(内径76mm)に各
ホース(10m)を巻き取り、23℃または50℃で2
4時間放置した後、ハンディスケールで全長(10m)
を引き出すまでに要する最大荷重を読み取った。また、
巻き取り試験は、小型収納ドラム(内径76mm)を回
転トルクメータ試験機(NIDEC-SHINPO CORPORATION)に
取り付け、各ホース(10m)をドラムより引き出して
おき、10m全長を巻き取るのに要する最大荷重を読み
取った。結果を表4に示す。
【0032】
【表4】 表4に示すように、実施例1〜3の引き出し最大荷重
は、比較例1および2よりも低い値を示した。特に、実
施例2および実施例3は、引き出し荷重が2kgf以下
に抑えられ、優れた引き出し性能を示した。また、実施
例1および実施例2の巻き取り最大荷重は、比較例1よ
りも低くなり、巻き取り性能が向上した。特に、実施例
2については、巻き取り最大荷重が比較例1に比べ大幅
に低下するものとなった。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のホースリ
ール用散水ホースによれば、次のような優れた効果を奏
する。 (a) ホースの表面摩擦抵抗を低減することができ、ホ
ースリールの巻き取りおよび引き出し操作が容易にな
る。 (b) 耐圧性およびデザイン性の高い高級感のあるホー
スに仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による散水ホースを示す部
分拡大図である。
【図2】本発明の実施の形態による散水ホースの使用状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 散水ホース 2 インナー層 3 アウター層 4 耐圧ネット H 低摩擦性面 10 ホースリール 12 ドラム 13 フレーム 14 補助ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 11/04 F16L 11/08 11/08 11/12 Z (72)発明者 宮沢 廣孝 長野県上田市大字芳田1380番地119 Fターム(参考) 3H111 AA02 BA15 BA31 CB04 CC02 DA23 DB03 DB27 EA04 4F071 AA12X AA22X AA24 AA33 AA42 AA77 AC09 AC10 AC15 AE04 AE05 AE09 AE11 AE22 AH19 BB06 BC04 4J002 BB031 BB121 BC021 BD041 BD051 BG001 BN202 BP012 EW066 FD010 FD020 FD030 FD050 FD070 FD090 FD206 GC00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースリールに巻いて使用するホースで
    あって、ホース表面に、部分架橋樹脂を含むポリ塩化ビ
    ニル樹脂組成物を押出成形してなる低摩擦性面が形成さ
    れることを特徴とするホースリール用散水ホース。
  2. 【請求項2】 ホースリールに巻いて使用するホースで
    あって、ホース表面に、部分架橋樹脂を含むポリオレフ
    ィン系樹脂組成物を押出成形してなる低摩擦性面が形成
    されることを特徴とするホースリール用散水ホース。
  3. 【請求項3】 前記ポリ塩化ビニル樹脂組成物または前
    記ポリオレフィン系樹脂組成物に、サイクリックネオペ
    ンタンテトライルビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−
    メチルフェニル)ホスファイト、サイクリックネオペン
    タンテトライルビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニ
    ル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテトライ
    ルビス(2,6−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイ
    ト、サイクリックネオペンタンテトライルビス(オクタ
    デシル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテト
    ライルビス(ノニルフェニル)ホスファイトから選ばれ
    る少なくとも一種からなる表面改質剤を添加したことを
    特徴とする請求項1または2記載のホースリール用散水
    ホース。
  4. 【請求項4】 前記ホースのホース壁は、 通水路を形成するインナー層と、 前記インナー層の外側に設けられる耐圧ネットと、 前記耐圧ネットを被覆するアウター層とを備える請求項
    1、2または3記載のホースリール用散水ホース。
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