JP2001248757A - 管の補修方法 - Google Patents

管の補修方法

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JP2001248757A
JP2001248757A JP2000059148A JP2000059148A JP2001248757A JP 2001248757 A JP2001248757 A JP 2001248757A JP 2000059148 A JP2000059148 A JP 2000059148A JP 2000059148 A JP2000059148 A JP 2000059148A JP 2001248757 A JP2001248757 A JP 2001248757A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲がりを有する管内面を平滑に補修できる管
の補修方法を提供するものである。 【解決手段】 長尺の熱可塑性樹脂のシートからなり、
一方向に配列した湾曲部101と、該湾曲部101の折
り曲げた角部102の一方に接続したヒレ部103とが
設けられ、該ヒレ部103は対向する他方の角部102
に重なるようにした帯状体10を挿入して管内面151
を補修する既設管15の補修方法であって、前記帯状体
10を湾曲部101の突出した面を既設管15の内面に
当接させ、且つ湾曲部101の配列を管軸と直交するよ
うにして、前記帯状体101を渦巻き状にして既設管1
5に挿入して、管内面151で拡径させた後、重なった
ヒレ部103を加熱融着させて、管内面151に付着さ
せることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、地中に埋設され老
朽化した管の補修方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、特公昭63−72985号公報に
は、老朽化した地下埋設管を鞘管とし、その中へ新管を
挿入することにより該老朽埋設管を更生する工法が記載
されている。 【0003】上記公報では、取付管が分岐された老朽管
の内部に更正新管を挿入し、裏込め剤を老朽管と更生新
管との間隙に充填する老朽管更生工法において、取付管
内径とほぼ同じ外径を有する可撓性のライニングチュー
ブをその内部に圧搾空気を送風することにより複形させ
て前記取付管内面に接触させる工程と前記ライニングチ
ューブ内に挿入したゴム製エアープラグを前記丸穴及び
前記取付管の分岐根元近傍にてその内部に圧搾空気を送
り込むことにより膨らませ、ライニングチューブの先端
部近傍を更生新管の丸穴周辺の内面、丸穴の開口端面及
び取付管の分岐根元内面に圧着させる工程を含み、ライ
ニングチューブを膨らませてライニングチューブの先端
部近傍を更生新管の丸穴周辺の内面、丸穴の開口端面及
び取付け管の分岐根元内面に圧着できるようになされて
いる。 【0004】又、管の補修方法として、特開昭63−1
52794号公報の記載がある。上記公報記載では、管
の口径に応じて円周方向に複数枚に分割された熱可塑性
樹脂製にして矩形状の補修板をマンホール内に搬入し、
管内において、管の内周面と間隙を存して前記各補修板
の長手方向の縁辺を連結して補修円周を組立て、該補修
円筒を直列接続して管の全長に亘り配設し、前記間隙に
時間経過により硬化する充填材を注入する。 【0005】このように、補修する管の口径に応じて円
周方向に複数枚に分割した補修板を管内で組み立てる方
法であるので、従来方法の如く開剤工事をすることな
く、中口径以上の管の補修が可能であり、又、従来方法
の如くスパイラル製管機の設置を要せず、補修施工を簡
単容易に行うことができるようになされている。 【0006】上記にように老朽化した管の内部に筒状に
なったライナー(帯状体)を挿入して管内壁に付着する
方法では、図8に示す様に、既設管30の内壁にライナ
ー25を事前にライナー30の先端部251をライナー
30の内部に裏返しておいて既設管30に挿入設置し
て、ライナー25の内部252を空気圧で膨らませなが
ら既設管30の内側に貼り付けていく反転工法が用いら
れている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記のような反転工法
では、図9に示す様に、既設管30の曲線部分では、曲
線部の曲面のライナー25の外周面253と内周面25
4ではライナー25の当接長さが相違して、外周面25
4ではライナーは延伸されて平滑な補修仕上げ面となる
が、内周面254では反対にライナー25は圧縮されて
ライナー表面にシワが生じ平滑に補修できないといった
問題があった。 【0008】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的は、曲がりを有する
管内面を平滑に補修できる管の補修方法を提供するもの
である。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の管の補修方法
は、長尺の熱可塑性樹脂のシートからなり、一方向に配
列した湾曲部と、該湾曲部の折り曲げた角部の一方に接
続したヒレ部とが設けられ、該ヒレ部は対向する他方の
角部に重なるようにした帯状体を既設管の管内面に挿入
して管内面を補修する管の補修方法であって、前記帯状
体を湾曲部の突出した面を管内面に当接させ、且つ湾曲
部の配列を管軸と直交するようにして、前記帯状体を渦
巻き状にして管に挿入して、管内面で拡径させた後、重
なったヒレ部を加熱融着させて、管内面に付着させるも
のである。 【0010】 【作用】本発明の管の補修方法は、前記帯状体を湾曲部
の突出した面を管内面に当接させ、且つ湾曲部の配列を
管軸と直交するようにして、前記帯状体を渦巻き状にし
て管に挿入して、管内面で拡径させた後、重なったヒレ
部を加熱融着させて、管内面に付着させるので、曲がり
部のある管内面でも湾曲部で当接長さが調整され、且つ
ヒレ部で帯状体が折り重なるようになされ、平滑な管内
面に補修することができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の管の補修方法を
示す断面図、図2は、本発明の管の補修方法に用いる帯
状体を示す断面図、図3は、帯状体を渦巻き状にして管
に挿入する状態を示す断面図、図4は、帯状体が管内で
拡径された状態を示す断面図、図5は、融着具を帯状体
に当接した状態を示す説明図、 図6は、融着具を示す斜
視図、図7は融着具の動作を示すに説明図である。 【0012】図1に示すように、本発明の管の補修方法
は、老朽化した既設管15の管内面151に挿入する帯
状体10を前記管内面151に付着させて既設管15の
内面を平滑に補修する既設管15の補修方法である。管
内面151は、直管部と分岐部の曲がり部等が形成され
ている。又、既設管15の内面には老朽化の為に亀裂等
により表面は、凹凸な面となっている。 【0013】既設管15は、管軸方向に曲がった部分を
示している。既設管15の内面には帯状体10を当接さ
せて、帯状体10を既設管15の内面151に張って付
着させるようになされている。 【0014】図2に示すように、管内面151に当接さ
れる帯状体10は、熱可塑性樹脂を長尺のシート状にし
て形成されている。帯状体10の表面には、一方向に配
列した湾曲部101と、湾曲部101の直線のシートが
折れ曲がった一方の屈曲部102に延伸したヒレ部10
3が設けられている。 【0015】湾曲部101は、帯状体10を形成するシ
ートの一方向に配列するように設けられている。帯状体
10は、管内面151に突起した湾曲部101を向けて
当接するようになされている。湾曲部101の配列は挿
入する既設管15の管軸方向と直交するように配列され
ている。 【0016】湾曲部101は、折れ曲がった一方の角部
102と対向する他方の角部102とは隙間が設けられ
ている。このため帯状体10は、湾曲部101によっ
て、湾曲部」101と直交する方向に伸縮自在になされ
ている。 【0017】湾曲部101の折れ曲った角部102の一
方には、延伸したヒレ部103が設けられている。ヒレ
部103は、一方の角部102から延伸して、他方の角
部102に重なるように伸ばされている。 【0018】ヒレ部103は、一方の角部102を延伸
して他方の角部に重なるようになされている。そのため
ヒレ部103によって、角部と角部に隙間空間が遮蔽さ
れるようになされている。 【0019】図3に示すように、帯状体10は、渦巻き
状に折り曲げて既設管15に挿入される。帯状体10
は、挿入して付着する既設管15の管内面151の円周
の長さよりやや長めに裁断されて、渦巻き状に巻かれて
いる。 【0020】図4に示すように、渦巻き状にして挿入さ
れた帯状体は既設管15の管内面151で拡径される。
拡径された帯状体の接合部104は重なるようになされ
て接合されている。端部を重ねあわせた接合部104
は、予め湾曲部101は切り落とし、シワにならないよ
うになされている。 【0021】図5に示すように、管内面151に当接さ
れた帯状体10は、融着具20で熱融着される。融着具
20には、帯状体を加熱して熱融着できる融着ヘッド2
01が帯状体10の内面106に当接するように取り付
けられている。 【0022】図6、図7に示すように、融着具20は、
軸203にバネ202を介して融着ヘッド201が取り
付けられている。融着具20は、軸203を搬送装置
(不図示)に取り付けられて管内面151を移動できる
ようになされている。 【0023】融着具20の先端に設けられた融着ヘッド
201は、帯状体10を管内面151に6当接できるよ
うに、湾曲した形状になされている。融着ヘッド201
は、バネ202で管内面151の方向に伸縮できるよう
になされている。融着ヘッド210は4個仕様でも1個
仕様でも適宜選択すればよい。 【0024】融着ヘッド201には、ヒーター(不図
示)が内蔵されている。融着ヘッド201に内蔵された
ヒーターによって、帯状体10を管内面151に押し付
けるようにして帯状体10を溶かして付着することがで
きる。 【0025】又、本発明の管の補修方法は、前記帯状体
10が熱融着可能な熱可塑性樹脂、例えばポリエチレン
等のポリオレフィン系の熱可塑性樹脂を押し出し型材で
成形して制作することができる。このように、押し出し
型材で形成できるので、廉価で均一な帯状体10にする
ことができる。 【0026】この様に、本発明の管の補修方法において
は、既設管15に挿入される前記帯状体10が、管軸と
直交する方向に配列した湾曲部101が設けられている
ので、湾曲されたことによって、伸縮自在の帯状体10
とすることができ、管内面151が曲がっても、曲がり
によって相違する管内面151の当接長さが相違しても
シワが生じることはない。 【0027】更に、帯状体10の湾曲部101の折り曲
げた角部102の一方を延伸したヒレ部103が設けら
れているので、湾曲部101の角部102と角部102
に隙間を覆うようになされ、帯状体10に切れ目なく張
って付着することができる。 【0028】このようにして、前記帯状体10の湾曲部
101の突起した面を管内面151に当接させ、且つ湾
曲部101の配列を管軸と直交するようにして、前記帯
状体10を渦巻き状にして既設管15に挿入して、管内
面151で拡径させた後、管内面151に張って付着さ
せるので、曲がり部のある管内面151でも湾曲部10
1で当接長さが調整され、且つヒレ部で帯状体10が折
り重なるようになされ、平滑な管内面151に補修する
ことができる。 【0029】 【発明の効果】本発明の管の補修方法は、前記帯状体を
湾曲部の突出した面を管内面に当接させ、且つ湾曲部の
配列を管軸と直交するようにして、前記帯状体を渦巻き
状にして管に挿入して、管内面で拡径させた後、重なっ
たヒレ部を加熱融着させて、管内面に付着させるので、
曲がり部のある管内面でも湾曲部で当接長さが調整さ
れ、且つヒレ部で帯状体が折り重なるようになされ、平
滑な管内面に補修することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の管の補修方法を示す断面図である。 【図2】本発明の管の補修方法に用いる帯状体を示す断
面図である。 【図3】帯状体を渦巻き状にして管に挿入する状態を示
す断面図である。 【図4】帯状体が管内で拡径された状態を示す断面図で
ある。 【図5】融着具を帯状体に当接した状態を示す説明図で
ある。 【図6】融着具を示す斜視図である。 【図7】融着具の動作を示す説明図である。 【図8】従来のライナー(帯状体)の管内面の付着方法
を示す断面図である。 【図9】従来のライナー(帯状体)が管の曲がり部に付
着した状態を示す断面図である。 【符号の説明】 10 帯状体 101 湾曲部 102 付け根 103 ヒレ部 104 接合部 105 外面 106 内面 15 既設管 151 管内面 20 融着具 201 融着ヘッド 202 バネ 203 軸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1 】 長尺の熱可塑性樹脂のシートからなり、
    一方向に配列した湾曲部と、該湾曲部の折り曲げた角部
    の一方に接続したヒレ部とが設けられ、該ヒレ部は対向
    する他方の角部に重なるようにした帯状体を既設管の管
    内面に挿入して管内面を補修する管の補修方法であっ
    て、前記帯状体を湾曲部の突出した面を管内面に当接さ
    せ、且つ湾曲部の配列を管軸と直交するようにして、前
    記帯状体を渦巻き状にして管に挿入して、管内面で拡径
    させた後、重なったヒレ部を加熱融着させて、管内面に
    付着させることを特徴とする管の補修方法。
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