JP2001247139A - キャップ付き中空容器 - Google Patents

キャップ付き中空容器

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JP2001247139A
JP2001247139A JP2000061353A JP2000061353A JP2001247139A JP 2001247139 A JP2001247139 A JP 2001247139A JP 2000061353 A JP2000061353 A JP 2000061353A JP 2000061353 A JP2000061353 A JP 2000061353A JP 2001247139 A JP2001247139 A JP 2001247139A
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JP
Japan
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cap
mouth
hollow container
continuous
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000061353A
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English (en)
Inventor
Jiro Noda
治郎 野田
Mari Sakakida
真理 榊田
Ryota Kodama
良太 小玉
Hideo Suzuki
英夫 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Co Ltd
QP Corp
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
QP Corp
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Publication date
Application filed by Kyoraku Co Ltd, QP Corp filed Critical Kyoraku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被収容物を充填する際にキャップ部に被収容
物が流入することがなく、かつ歩留まりの良好な安定し
た成形ができるようにする。 【解決手段】 胴部1と、胴部1に連設された略截頭円
錐筒状の口部2と、口部2に薄肉の切断部6を介して連
設されたキャップ部3とを備えている。口部2は胴部側
から切断部側へ先細りになっており、胴部側の外周面に
環状凹部9を設けることによって形成された環状突部1
0を備えている。キャップ部3は、口部側から逐次、薄
肉の切断部6に連設された連結部4と、連結部4に連設
された口部2の外面側に着脱自在に嵌合できる形状の嵌
合部5と、嵌合部5に連設された環状係合部8とを有
し、連結部4には対向壁を圧着して形成された隔壁部7
が設けられている。そして、キャップ部3における連結
部4および嵌合部5の外面には鰭状に突出する一対の板
状部11が連設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロー成形によっ
て一体成形されたものであって、胴部に連設された口部
と、前記口部に連設されたキャップ部とを備えており、
前記キャップ部を前記口部から切り離して前記口部の外
面側に嵌合することによって前記口部の開口部を閉鎖す
ることができる、キャップ付き中空容器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】キャップ付き中空容器には、口部から切
り離したキャップ部を口部の開口部内へ挿入して開口部
を閉鎖する内嵌合タイプと、キャップ部を口部の外面側
に嵌合する外嵌合タイプのものとがある。内嵌合タイプ
のものはキャップ部の外周面に被収容物が付着するのに
対し、外嵌合タイプのものはキャップ部の外周面に被収
容物が付着しないので、少量ずつ取り出して使用するよ
うな被収容物を収容する場合に適している。
【0003】従来のキャップ付き中空容器の一例につい
て説明する。図5に示すように、この従来のキャップ付
き中空容器は、容器本体101と、容器本体101の上
端に連なる嵌合部102と、嵌合部102の上端に小径
の切り取り部104を介して連なるキャップ本体103
と、下端に連なる細管部108とを有している。キャッ
プ本体103は、嵌合部102の外面側に着脱自在に嵌
合できる嵌合凹部103aを有する中空二重壁構造のも
のであって、その中空部と容器本体の中空部とが切り取
り部104の中心孔105によって連通されている。
【0004】この従来のキャップ付き中空容器は、キャ
ップ本体103を切り取り部104の部分で切り離して
中心孔105を開口させて被収容物を必要量取り出した
のち、キャップ本体103を嵌合部102の外面側に嵌
合して開口部を閉鎖して保管することができる(特開平
7−223622号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
中空二重壁構造のキャップ本体の中空部と容器本体の中
空部とが切り取り部の中心孔によって連通されているた
め、容器本体に被収容物を充填した際に、中心孔よりキ
ャップ本体の中空部に被収容物が流入してキャップ本体
が汚れてしまう。また、キャップ本体の構造が複雑であ
るため、成形時に不良品が生じ易く、歩留まりの良好な
安定した成形が困難であるという問題点がある。
【0006】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、被収容物を充填する際
にキャップ部に被収容物が流入することがなく、かつ歩
留まりの良好な安定した成形が可能な、キャップ付き中
空容器を実現することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のキャップ付き中空容器は、ブロー成形によ
って一体成形されたキャップ付き中空容器において、胴
部と、前記胴部に連設された略截頭円錐筒状の口部と、
前記口部の開口部になる薄肉の切断部を介して連設され
たキャップ部とを備えており、前記キャップ部は、前記
切断部に連設された連結部と、前記連結部に連設された
前記口部の外面側に着脱自在に嵌合できる形状の嵌合部
とを有し、前記連結部には隔壁部が設けられていること
を特徴とするものである。
【0008】また、キャップ部の連結部および嵌合部
は、外面に鰭状に突出する一対の板状部を有するものと
する。
【0009】さらに、口部における胴部側の外周面に環
状突部が設けられているとともに、前記環状突部に係合
できる環状係合部がキャップ部における嵌合部に設けら
れたものとする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のキャップ付き中空容器の
一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】図1および図2に示すように、キャップ付
き中空容器は、ブロー成形によって一体成形されたもの
であって、胴部1と、胴部1の一端に連設された略截頭
円錐筒状の口部2と、口部2に薄肉の切断部6を介して
連設されたキャップ部3とを備えている。
【0012】口部2は、胴部側から切断部側へ先細りに
なっており、胴部側の外周面に環状凹部9を設けること
によって形成された環状突部10を備えている。
【0013】キャップ部3は、口部側から逐次、薄肉の
切断部6に連設された連結部4と、連結部4に連設され
た口部2の外面側に着脱自在に嵌合できる形状の嵌合部
5と、嵌合部5に連設された上述した口部2の環状突部
10に係合できる環状係合部8とを有し、連結部4には
成形時に対向壁を圧着して形成された隔壁部7が設けら
れている。
【0014】本実施の形態において、キャップ部3にお
ける連結部4および嵌合部5の外面には鰭状に突出する
一対の板状部11が連設されている。この板状部11は
成形時にパリスンの対向壁を圧着して形成されたもので
あって、周辺の溶着部11aおよび溶着部11aに囲ま
れた中空二重壁部11bからなる。
【0015】ところで、鰭状に突出する一対の板状部1
1はキャップ部3を把持する際の把持部として設けられ
たものであり、これに限らず突条や突出部等に変更でき
ることはいうまでもない。
【0016】なお、本実施の形態において、キャップ部
3の環状係合部8に連設された膨出部12や、胴部1の
反口部側端1aに連設されたバリ部13は、成形時に吹
込手段を突き刺して加圧流体を導入するために設けられ
たものであるが、これら膨出部12およびバリ部13
は、被収容物を充填する直前に切除するようにすると、
キャップ付き中空容器内にごみ等の異物の侵入を防止で
きる。
【0017】次に、本実施の形態によるキャップ付き中
空容器の作用について説明する。
【0018】被収容物を充填する際には、胴部1よりバ
リ部13を切除して反口部側端1aを開口させ、開口さ
れた反口部側端1aより被収容物を所定量充填したの
ち、反口部側端1aに熱溶着、高周波溶着、超音波溶着
等によってシール部14(図3に示す)を形成して閉鎖
する。
【0019】被収容物を取り出して使用する際には、キ
ャップ部3を把持してねじる(回転させる)ことによっ
て、切断部6の部分で口部2よりキャップ部3をカッタ
等を用いるまでもなく切り離すことができる。その結
果、ねじ切られた切断部6の部分で口部2が開口して開
口部2a(図4に示す)が形成され、該開口部2aより
必要量の被収容物を取り出すことができる。
【0020】必要量の被収容物を取り出したのち、キャ
ップ部3を口部2の外面側に嵌合して開口部2aを閉鎖
して保管する。そして、再度被収容物を取り出す際に
は、キャップ部3を口部2から取り外して必要量の被収
容物を取り出す。この際、キャップ部3は、口部2の外
面側に嵌合する外嵌合タイプのものであるので、キャッ
プ部3の外面に被収容物が付着することがなく、取り外
したキャップ部をテーブル上等に放置したとしてもごみ
等が付着して汚染されるおそれがない。したがって、被
収容物がマヨネーズ、ケチャップ、ジャム等の粘稠性の
食品である場合でも衛生的に使用することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
【0022】口部の開口部になる薄肉の切断部に連設さ
れた連結部には隔壁部が設けられているので、被収容物
を充填する際に被収容物がキャップ部へ流入してキャッ
プ部内面に付着することがない。
【0023】他方、被収容物を取り出す際には、キャッ
プ部を把持してねじることで切断部の部分でキャップ部
を口部から切り離すことができる。
【0024】また、口部およびキャップ部にねじ部等の
高い精度が要求される結合部を設ける必要がないので、
口部を細くすることが可能になり、粘稠性を有する被収
容物を収容するのに適している。
【0025】さらに、キャップ部の形状がシンプルであ
るため、歩留まりの良好な安定した成形が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態によるキャップ付き中空容器の模
式正面図である。
【図2】図1に示すキャップ付き中空容器の主要部を示
し、(a)は模式部分正面図、(b)は模式部分側面図
である。
【図3】図1に示すキャップ付き中空容器の保管時の状
態を示す模式正面図である。
【図4】図3に示す保管時におけるキャップ付き中空容
器の主要部を一部破断して示す模式部分正面図である。
【図5】従来のキャップ付き中空容器の一例を示し、
(a)は模式正面図、(b)は主要部を示す模式部分断
面図である。
【符号の説明】
1 胴部 2 口部 3 キャップ部 4 連結部 5 嵌合部 6 切断部 7 隔壁部 8 環状係合部 9 環状凹部 10 環状突部 11 板状部 12 膨出部 13 バリ部 14 シール部
フロントページの続き (72)発明者 榊田 真理 東京都日野市南平3−11−6 グリーンヒ ルハマダ211 (72)発明者 小玉 良太 神奈川県大和市柳橋5−12−8 (72)発明者 鈴木 英夫 東京都中野区上高田3−29−10 Fターム(参考) 3E033 AA01 BA13 DB01 DD01 FA03 3E084 AA03 AA12 AA24 AB06 BA01 CA01 CB04 CC03 DA01 DB09 DB13 DC03 FA09 FC07 GA08 GB12 LA17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロー成形によって一体成形されたキャ
    ップ付き中空容器において、 胴部と、前記胴部に連設された略截頭円錐筒状の口部
    と、前記口部の開口部になる薄肉の切断部を介して連設
    されたキャップ部とを備えており、 前記キャップ部は、前記切断部に連設された連結部と、
    前記連結部に連設された前記口部の外面側に着脱自在に
    嵌合できる形状の嵌合部とを有し、前記連結部には隔壁
    部が設けられていることを特徴とするキャップ付き中空
    容器。
  2. 【請求項2】 キャップ部の連結部および嵌合部は、外
    面に鰭状に突出する一対の板状部を有することを特徴と
    する請求項1記載のキャップ付き中空容器。
  3. 【請求項3】 口部における胴部側の外周面に環状突部
    が設けられているとともに、前記環状突部に係合できる
    環状係合部がキャップ部における嵌合部に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載のキャップ付
    き中空容器。
JP2000061353A 2000-03-07 2000-03-07 キャップ付き中空容器 Pending JP2001247139A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017178406A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社フジシール 容器包装体及び容器包装体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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