JP2001247048A - 電動パワーステアリング制御装置 - Google Patents
電動パワーステアリング制御装置Info
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Abstract
補助力を適切に設定し、これにより操舵フィーリングの
向上を実現する。 【解決手段】操舵角θが所定舵角変化を示すまでの操舵
トルクTの積算値Σが、トルク積算部14によって求め
られる。この積算値Σは、所定舵角変化を生じさせるた
めにステアリングホイール1に加えられたエネルギーに
相当し、このエネルギーは、車両が走行中の路面の摩擦
係数の大小に応じて変化する。そこで、操舵トルクの積
算値Σに基づいて、アシスト特性変更部13により、ア
シスト制御部11におけるアシスト特性を変更する。こ
れにより、路面状態の変化に適応してアシスト特性を変
更できる。
Description
じて駆動制御される電動モータからの駆動力をステアリ
ング機構に与えることにより操舵補助を行う電動パワー
ステアリング装置のための制御装置に関する。
テアリング機構に伝達することによって操舵補助を行う
電動パワーステアリング装置が、車両に搭載されて用い
られている。電動モータは、ステアリングホイールに加
えられた操舵トルクおよび車速に応じて設定された目標
電流値に基づいてフィードバック制御されるようになっ
ており、これにより、操舵トルクに応じた操舵補助力
(目標電流値に相当する力)がステアリング機構に与え
られる。
きく定められ、これにより、操舵トルクの大小に応じた
操舵補助力がステアリング機構に与えられる。また、目
標電流値は、車速が大きいほど小さくされ、これにより
高速走行時における操舵補助力を弱めるとともに、低速
走行中や停車中には大きな操舵補助力をステアリング機
構に与えることができるようになっている。操舵トルク
に対する目標電流値の関係はアシスト特性と呼ばれる。
このアシスト特性を車速域に応じて変更することによっ
て、上述のような車速感応制御が行われる。
な従来の電動パワーステアリング装置においては、操舵
トルクおよび車速の情報のみに基づいて操舵補助力が決
定されており、その他の情報は考慮されていない。すな
わち、操舵補助力を決定する目標電流値は、操舵トルク
および車速の関数となっている。そのため、たとえば、
走行中の路面の状態が変化し、タイヤと路面との摩擦係
数が小さくなったときには、操舵力が不必要に軽く感じ
られるという問題があり、操舵フィーリングの悪化を招
いていた。
課題を解決し、車両が走行中の路面状態の変化に良好に
対応して、操舵補助力を適切に設定することができ、こ
れにより操舵フィーリングの向上を実現することができ
る電動パワーステアリング制御装置を提供することであ
る。
目的を達成するための請求項1記載の発明は、操作部材
(1)に加えられた操舵トルク(T)に基づいて駆動さ
れる電動モータ(20)によって操舵補助力を発生させ
る電動パワーステアリング装置のための制御装置であっ
て、電動モータによる操舵補助力の操舵トルクに対する
特性であるアシスト特性に従って、上記電動モータによ
り発生させるべき操舵補助力を定めるアシスト制御手段
(11)と、所定舵角変化(Δθ)当たりの操舵トルク
の積算値(Σ)を求めるトルク積算手段(14)と、こ
のトルク積算手段によって求められた操舵トルクの積算
値に基づいて、上記アシスト制御手段が従うべきアシス
ト特性を変更するアシスト特性変更手段(13)とを含
むことを特徴とする電動パワーステアリング制御装置で
ある。なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態におけ
る対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
されるまでの操舵トルクの積算値が求められる。この操
舵トルクの積算値は、所定舵角変化を生じさせるために
ステアリングホイールなどの操作部材に加えられたエネ
ルギーの総和に相当する。このエネルギーの総和は、車
両が走行中の路面の摩擦係数が大きい場合には大きくな
り、路面の摩擦係数が小さい場合には小さくなる。すな
わち、操舵トルクの積算値は、路面状態を反映した値と
なる。そこで、この発明においては、操舵トルクの積算
値に基づいて、アシスト特性を変更することとしてい
る。これにより、電動モータは、路面状態に適応した操
舵補助力を発生することになるので、良好な操舵フィー
リングを達成することができる。
段は、操舵角(θ)の変化が上記所定舵角変化に達する
ごとに、操舵トルクの積算を繰り返し行うものであり、
上記アシスト特性変更手段は、操舵角の変化が上記所定
舵角変化に達するごとに、上記トルク積算手段によって
求められた操舵トルクの積算値の前回値(Σold)と今
回値(Σnew)とを比較して、この比較結果に応じて操
舵補助力を増減するように上記アシスト特性を変更する
ものであることを特徴とする請求項1記載の電動パワー
ステアリング制御装置である。
は、操舵角の変化が所定舵角変化に達するごとに繰り返
し行われる。そして、操舵トルクの積算値の前回値と今
回値とが比較され、この比較結果に応じてアシスト特性
が変更される。これにより、操舵補助力が増減される。
したがって、たとえば、操舵トルクの積算値が前回と比
較して増加した場合には、操舵補助力を増加させること
によって、ステアリング機構に適切な操舵補助力を与え
ることができる。また、乾燥したアスファルトの路面か
ら濡れた路面や凍結した路面に入った場合などには、操
舵トルクの積算値が前回値と比較して小さくなるから、
このような場合には、操舵補助力を減少させることによ
って、操舵フィーリングを向上することができる。
変更手段は、操舵角の変化が上記所定舵角変化に達する
ごとに、上記トルク積算手段によって求められた操舵ト
ルクの積算値(Σnew)を予め定める基準値(Σref1,
Σref2)と比較し、この比較結果に応じて操舵補助力
を増減するように上記アシスト特性を変更するものであ
ることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリ
ング制御装置である。この発明においては、操舵角の変
化が所定舵角変化に達するまでの操舵トルクの積算値が
予め定めた基準値と比較される。そして、この比較結果
に応じてアシスト特性が変更され、これにより、走行中
の路面状態に応じて操舵補助力が適切に増減されること
になる。これにより、ステアリング機構に操舵補助力を
過不足なく与えることができるので、良好な操舵フィー
リングが達成される。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の
電気的構成を示すブロック図である。操作部材としての
ステアリングホイール1に加えられた操舵トルクは、ス
テアリングシャフト2を介して、ステアリング機構3に
伝達される。ステアリング機構3には、電動モータ20
から発生する駆動力が操舵補助力として伝達されるよう
になっている。
ホイール1側に結合された入力軸2Aと、ステアリング
機構3側に結合された出力軸2Bとに分割されていて、
これらの入力軸2Aおよび出力軸2Bは、トーションバ
ー4によって互いに連結されている。トーションバー4
は、操舵トルクTに応じてねじれを生じるものであり、
このねじれの方向および量は、トルクセンサ5によって
検出されるようになっている。このトルクセンサ5の出
力信号は、コントローラ10(ECU)に入力されてい
る。
って検出される操舵トルクTに応じた駆動電流を電動モ
ータ20に与え、操舵トルクTに応じた操舵補助力がス
テアリング機構3に与えられるように、電動モータ20
を駆動制御する。このコントローラ10には、トルクセ
ンサ5の出力信号のほかにも、ステアリングホイール1
の回転角としての操舵角θを検出する舵角センサ6と、
当該電動パワーステアリング装置が搭載された車両の車
速Vを検出する車速センサ7との各出力信号も入力され
ている。
イクロコンピュータによるプログラム処理によって、操
舵トルクTおよび車速Vに応じた目標電流値を設定する
アシスト制御部11、このアシスト制御部11によって
設定された目標電流値に基づいて電動モータ20をフィ
ードバック制御するモータ制御部12、アシスト制御部
11における操舵トルク対目標電流特性であるアシスト
特性を変更するためのアシスト特性変更部13、ならび
に操舵角θが一定の変化(所定舵角変化)Δθを示すと
きの操舵トルクTの積算値Σを演算するトルク積算部1
4の各機能を実現するようになっている。
操舵トルクTの積算値Σは、運転者が舵角変化Δθを起
こさせるためにステアリングホイール1に加えたエネル
ギーの総和に等しい。このエネルギーの総和は、車両が
走行中の路面とタイヤとの間の摩擦係数が大きい場合に
大きく、逆にこの摩擦係数が小さい場合には小さくな
る。すなわち、操舵トルクTの積算値Σは、車両が走行
中の路面の摩擦係数、すなわち路面状態を表している。
ルクTの積算値Σは、アシスト特性変更部13に与えら
れるようになっている。このアシスト特性変更部13
は、操舵トルクTの積算値Σの大小に応じて、アシスト
制御部11が従うべきアシスト特性を変更させるための
指令信号を、アシスト制御部11に与える。すなわち、
操舵トルクTの積算値Σが大きい場合には、路面の摩擦
係数が大きい場合であるから、これに応じて、目標電流
値を大きくするように、アシスト特性が変更される。こ
れに対して、操舵トルクTの積算値Σが小さな値をとる
場合には、路面の摩擦係数が小さい場合であるから、大
きな操舵補助力が不要なので、目標電流値を小さく設定
するように、アシスト特性が変更される。これにより、
路面の摩擦係数に応じた適切な操舵補助力がステアリン
グ機構3に与えられるから、車両が走行中の路面の摩擦
係数が途中で変化した場合であっても、運転者に違和感
を与えることがない。
タ20の制御を説明するためのフローチャートである。
この図2に示された処理は、一定の制御周期ごとに繰り
返し実行される。まず、車速Vおよび操舵トルクTが車
速センサ7およびトルクセンサ5からそれぞれ取り込ま
れる(ステップS1,S2)。そして、アシスト特性変
更部13において、トルク積算部14から与えられる操
舵トルクTの積算値Σに基づき、アシスト係数αが演算
される(ステップS3)。このアシスト係数αは、アシ
スト制御部11に与えられる。アシスト制御部11は、
車速V、操舵トルクTおよびアシスト係数αの関数とし
て目標電流値I(V,T,α)(たとえば、I=α・I
(V,T))を求める(ステップS4)。これにより、
操舵トルクTの積算値Σに基づいてアシスト特性が変更
されることになる。
とえばPI(比例積分)制御演算によって、電動モータ
20に印加すべき電圧指令値がモータ制御部12により
作成され(ステップS5)、この電圧指令値に基づいて
電動モータ20の駆動制御が行われる(ステップS
6)。図3は、図2のステップS3におけるアシスト係
数演算処理の詳細を説明するためのフローチャートであ
る。トルク積算部14は、トルクセンサ5が出力する操
舵トルクTを積算する(ステップS31)。
グ周期ごとにトルクセンサ5から取り込まれる操舵トル
クTの値をそのまま積算する演算(すなわち、Σ=Σ
T)であってもよいし、必要に応じて車速センサ7によ
って検出される車速Vを考慮して操舵トルクTを積算す
る演算であってもよい。車速Vを考慮する場合には、た
とえば、トルクセンサ5によって検出される操舵トルク
Tに、車速Vに依存する係数値k(V)を掛け、これを
積算するようにしてもよい。すなわち、Σ=Σk(V)T
により、積算値Σを求めてもよい。また、一定の車速域
(たとえば、時速20km〜時速50kmの範囲)において
のみ、操舵トルクTの積算を行うこととしてもよい。さ
らには、これらを組み合わせて、計数値k(V)を操舵
トルクTに乗じて積算するとともに、この積算を一定の
車速域においてのみ行うこととしてもよい。
する操舵角θを監視する(ステップS32)。そして、
操舵角θの変化が所定舵角変化Δθに達したかどうかが
判断される(ステップS33)。操舵角θの変化が所定
舵角変化Δθに達しなければ、アシスト係数演算処理を
終了する。すなわち、アシスト係数αは従前の値に保持
される。一方、操舵角θの変化が所定舵角変化Δθに達
した場合には、その時点における操舵トルク積算値Σne
wと、前回の操舵トルク積算値Σoldとの差ΔΣ=Σnew
−Σoldが求められる(ステップS34)。この後、操
舵トルク積算値の今回値Σnewが操舵トルク積算値の従
前値Σoldに代入され(ステップS35)、操舵トルク
積算値の今回値Σnewが零にリセットされる(ステップ
S36)。
トルクの積算値の今回値と前回値との差ΔΣの絶対値
が、一定の基準値ΔΣref以上かどうかが判断される
(ステップS37)。操舵トルク積算値の差ΔΣの絶対
値が基準値ΔΣref以上である場合には、操舵トルクの
積算値の差ΔΣの符号および値に応じて、アシスト係数
αが増減される(ステップS38)。すなわち、操舵ト
ルク積算値の差ΔΣの符号が正である場合には、アシス
ト係数αは、ΔΣの値の大小に応じて、従前値よりも大
きな値に変更される。つまり、ΔΣの値が大きくなるに
従い、アシスト係数αが大きな値に変更される。これに
対して、操舵トルク積算値の差ΔΣが負の値をとる場合
には、アシスト係数αは、ΔΣの値の大小に応じて、従
前値よりも小さな値に変更される。つまり、ΔΣの値の
絶対値が大きくなるに従い、アシスト係数αが小さな値
に変更される。
するたびに、操舵トルク積算値Σが繰り返し演算され、
この操舵トルク積算値Σの前回値Σoldに対する今回値
Σnewの差ΔΣが求められ、これに基づいてアシスト係
数αが増減されるので、操舵トルク積算値Σの増減に応
じて、ステアリング機構3に与えられる操舵補助力を増
減することができるようになる。これにより、路面の摩
擦係数に良好に適応した操舵補助力がステアリング機構
3に与えられるから、走行中の路面の摩擦係数が変化し
た場合であっても、運転者に違和感が与えられることが
なく、良好な操舵フィーリングを実現することができ
る。
アシスト係数演算処理を説明するためのフローチャート
である。すなわち、図3に示された処理の代わりに、こ
の図4の処理が適用されてもよい。なお、図4におい
て、上述の図3に示された各ステップと同等の処理が行
われるステップには図3の場合と同じ参照符号を付して
示し、その説明を省略する。この実施形態では、操舵ト
ルク積算値Σの前回値と今回値との比較は行わずに、操
舵角θの変化が所定舵角変化Δθに達した時点における
操舵トルク積算値Σnewが、複数の基準値Σref1,Σre
f2(ただし、Σref1<Σref2)と比較される(ステ
ップS39)。
の基準値Σref1未満であれば、アシスト係数αとし
て、予め定めた第1の値α1が設定される(ステップS
40)。また、操舵トルク積算値Σnewが、第1の基準
値Σref1以上第2の基準値Σref2未満の範囲の値をと
る場合であれば、アシスト係数αに第2の値α2(α2
>α1)が設定される(ステップS41)。そして、操
舵トルク積算値Σnewが第2の基準値Σref2以上の値を
とる場合には、アシスト係数αに第3の値α3(α3>
α2)が設定される(ステップS42)。
の値に応じた適切なアシスト係数α1,α2,α3が設
定されるので、上述の図3に示されたアシスト係数演算
処理の場合と同様に、路面状態の変化に良好に適応した
操舵補助を行える。以上、この発明の2つの実施形態に
ついて説明したが、この発明は、他の形態で実施するこ
ともできる。たとえば、図4に示された第2の実施形態
におけるアシスト係数演算処理では、2種類の基準値Σ
ref1,Σref2を用いて、3種類のアシスト係数α1,
α2,α3が設定される例について説明したが、1種類
の基準値のみを用いて2種類のアシスト係数を設定する
ようにしてもよいし、3種類以上の基準値を用いて4種
類以上のアシスト係数を設定できるようにしてもよい。
操舵トルク積算値Σに応じてアシスト係数αを求めるよ
うにしているが、操舵トルク積算値Σ、車速Vおよび操
舵トルクTに基づいて目標電流値Iを定めるテーブルを
用いることとして、アシスト係数αの演算を省くように
してもよい。これらの他にも特許請求の範囲に記載され
た事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能であ
る。
リング装置の電気的構成を示すブロック図である。
ローチャートである。
るアシスト係数演算処理を説明するためのフローチャー
トである。
演算処理を説明するためのフローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】操作部材に加えられた操舵トルクに基づい
て駆動される電動モータによって操舵補助力を発生させ
る電動パワーステアリング装置のための制御装置であっ
て、 電動モータによる操舵補助力の操舵トルクに対する特性
であるアシスト特性に従って、上記電動モータにより発
生させるべき操舵補助力を定めるアシスト制御手段と、 所定舵角変化当たりの操舵トルクの積算値を求めるトル
ク積算手段と、 このトルク積算手段によって求められた操舵トルクの積
算値に基づいて、上記アシスト制御手段が従うべきアシ
スト特性を変更するアシスト特性変更手段とを含むこと
を特徴とする電動パワーステアリング制御装置。 - 【請求項2】上記トルク積算手段は、操舵角の変化が上
記所定舵角変化に達するごとに、操舵トルクの積算を繰
り返し行うものであり、 上記アシスト特性変更手段は、操舵角の変化が上記所定
舵角変化に達するごとに、上記トルク積算手段によって
求められた操舵トルクの積算値の前回値と今回値とを比
較して、この比較結果に応じて操舵補助力を増減するよ
うに上記アシスト特性を変更するものであることを特徴
とする請求項1記載の電動パワーステアリング制御装
置。 - 【請求項3】上記アシスト特性変更手段は、操舵角の変
化が上記所定舵角変化に達するごとに、上記トルク積算
手段によって求められた操舵トルクの積算値を予め定め
る基準値と比較し、この比較結果に応じて操舵補助力を
増減するように上記アシスト特性を変更するものである
ことを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリン
グ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000060885A JP3780141B2 (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 電動パワーステアリング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000060885A JP3780141B2 (ja) | 2000-03-06 | 2000-03-06 | 電動パワーステアリング制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001247048A true JP2001247048A (ja) | 2001-09-11 |
JP3780141B2 JP3780141B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3780141B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6941207B2 (en) * | 2003-10-10 | 2005-09-06 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Steering angular velocity detecting device |
JP2007246035A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
WO2009128466A1 (ja) | 2008-04-15 | 2009-10-22 | 株式会社ジェイテクト | 電動パワーステアリング装置及びその制御方法 |
KR20150128240A (ko) * | 2014-05-09 | 2015-11-18 | 주식회사 만도 | 조향 상태에 따라 보조 조향력을 제공하는 전동식 파워 스티어링 시스템 및 방법 |
US11554762B2 (en) | 2017-08-28 | 2023-01-17 | Scania Cv Ab | Method for providing vehicle steering support by differential wheel braking, a system, a vehicle, a computer program and a computer-readable medium |
-
2000
- 2000-03-06 JP JP2000060885A patent/JP3780141B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20150128240A (ko) * | 2014-05-09 | 2015-11-18 | 주식회사 만도 | 조향 상태에 따라 보조 조향력을 제공하는 전동식 파워 스티어링 시스템 및 방법 |
KR102167456B1 (ko) | 2014-05-09 | 2020-10-19 | 주식회사 만도 | 조향 상태에 따라 보조 조향력을 제공하는 전동식 파워 스티어링 시스템 및 방법 |
US11554762B2 (en) | 2017-08-28 | 2023-01-17 | Scania Cv Ab | Method for providing vehicle steering support by differential wheel braking, a system, a vehicle, a computer program and a computer-readable medium |
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